13-E-3 辰巳敬三a-lifelong-tester.cocolog-nifty.com/publications/SQuBOK...11 ((C) Keizo Tatsumi 2008C) Keizo Tatsumi 2008 辰巳敬三 SQuBOK策定部会サブリーダ富士通株式会社

(C) Keizo Tatsumi 2008(C) Keizo Tatsumi 200811

辰巳辰巳敬三敬三SQuBOKSQuBOK策定部会策定部会サブリーダサブリーダ

富士通株式会社富士通株式会社

ソフトウェア品質知識体系ガイドソフトウェア品質知識体系ガイド(SQuBOK(SQuBOK®®

GuideGuide))の読み方の読み方～目覚めよ！～目覚めよ！品質大国ニッポン～品質大国ニッポン～

13-E-3


ソフトウェア品質知識体系ガイドソフトウェア品質知識体系ガイド

SQuBOKSQuBOK®®

ガイドガイドGuide to the Guide to the SSoftware oftware QuQuality ality BBody ody oof f KKnowledgenowledge

cf. cf. PMBOKPMBOK®®ガイガイドド : : プロジェクトマネジメント知識体系ガイドプロジェクトマネジメント知識体系ガイド

A Guide to the Project Management Body of KnowledgeA Guide to the Project Management Body of Knowledge

SWEBOKSWEBOK®® : : ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系Guide to the Software Engineering Body of KnowledgeGuide to the Software Engineering Body of Knowledge


本日の発表のねらい本日の発表のねらい

SQuBOKSQuBOKガイドを知っていただくガイドを知っていただく

ソフトウェア品質に関する知識構造を紹介し、ソフトウェア品質に関する知識構造を紹介し、

SQuBOKSQuBOKガイドの理解を深めていただくガイドの理解を深めていただく

今後のエンハンスへのご協力をお願いする今後のエンハンスへのご協力をお願いする


発表内容発表内容

SQuBOKSQuBOKプロジェクトプロジェクト知識体系知識体系((BOKBOK))ととBOKBOKガイドガイド

SQuBOKSQuBOKガイドの知識構造ガイドの知識構造

知識領域概説知識領域概説

参考文献サマリ参考文献サマリ

SQuBOKSQuBOKに垣間見る日本的品質管理の特徴に垣間見る日本的品質管理の特徴

まとめまとめ


背景背景 20052005年春年春日科技連日科技連SQiPSQiP((旧旧SPCSPC))ステアリング委員会ステアリング委員会での議論での議論

ソフトウェア品質に起因するトラブルが後を立たないソフトウェア品質に起因するトラブルが後を立たない

先人の知識や経験が現場で生かしきれていない先人の知識や経験が現場で生かしきれていない

ソフトウェア品質に関する資料ソフトウェア品質に関する資料のの散財散財、、整備遅れ整備遅れ

目標目標

新時代に適したソフトウェア品質学の知識体系の構築新時代に適したソフトウェア品質学の知識体系の構築

質への動機、質に関わる思想・価値観質への動機、質に関わる思想・価値観

質を実現する技術（方法論）質を実現する技術（方法論）

技術を生かすマネジメントの方法論技術を生かすマネジメントの方法論

そのもとで業務に携わる“ひと”の意欲・知識・技能をそのもとで業務に携わる“ひと”の意欲・知識・技能を促す方法論促す方法論

SQuBOKSQuBOKプロジェプロジェクトクト


知識体系へのアクセス手段の策定知識体系へのアクセス手段の策定ソフトウェア品質知識体系ソフトウェア品質知識体系((SQuBOKSQuBOK))ガイドガイド

策定の目的策定の目的 ((第第11版は品質保証に携わる方を想定版は品質保証に携わる方を想定))

品質保証に携わる方の育成に役立つものにする品質保証に携わる方の育成に役立つものにする

ソフトウェア品質に関する日本の暗黙知を形式知ソフトウェア品質に関する日本の暗黙知を形式知化する化する

ソフトウェア品質に関する最新のテーマを整理しソフトウェア品質に関する最新のテーマを整理し体系化する体系化する

ソフトウェア品質技術の認知度向上を図るソフトウェア品質技術の認知度向上を図る

ソフトウェア品質保証プロセスを確立したい組織ソフトウェア品質保証プロセスを確立したい組織の助けとなるの助けとなる

SQuBOKSQuBOK策定部会策定部会


体制体制 ※※日本科学技術連盟と日本品質管理学会の共同研究日本科学技術連盟と日本品質管理学会の共同研究

リーダリーダ

岡崎靖子岡崎靖子日本アイ・ビー・エム株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

サブリーダサブリーダ（５０音順）（５０音順）

辰巳辰巳敬三敬三富士通株式会社富士通株式会社

西西康晴康晴電気通信大学電気通信大学

野中野中誠誠東洋大学東洋大学

メンバメンバ（５０音順）（５０音順）

飯泉飯泉紀子紀子株式会社日立ハイテクノロジーズ株式会社日立ハイテクノロジーズ

池田池田暁暁日立情報通信エンジニアリング株式会社日立情報通信エンジニアリング株式会社

大川大川鉄太郎鉄太郎日本ユニシス株式会社日本ユニシス株式会社

大西大西建児建児株式会社豆蔵株式会社豆蔵

大野大野晋晋日本光電工業株式会社日本光電工業株式会社

小川小川俶子俶子株式会社バンク・オブ・クリエティビティ株式会社バンク・オブ・クリエティビティ

河合河合一夫一夫株式会社ニルソフトウェア株式会社ニルソフトウェア

古賀古賀惠子惠子株式会社日立製作所株式会社日立製作所

榊原榊原彰彰日本アイ・ビー・エム株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社

篠沢篠沢達也達也株式会社アイネス株式会社アイネス

田淵田淵秀之秀之みずほ情報総研株式会社みずほ情報総研株式会社

奈良奈良隆正隆正ＮＡＲＡコンサルティングＮＡＲＡコンサルティング

西尾西尾桂子桂子パナソニックパナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社モバイルコミュニケーションズ株式会社

福井福井信二信二オムロン株式会社オムロン株式会社

伏見伏見諭諭株式会社情報数理研究所株式会社情報数理研究所

誉田誉田直美直美日本電気株式会社日本電気株式会社

本間本間周二周二株式会社ＣＳＫシステムズ株式会社ＣＳＫシステムズ

町田町田欣史欣史株式会社ＮＴＴデータ株式会社ＮＴＴデータ

宮城宮城幸一幸一株式会社オージス総研株式会社オージス総研

向井向井清清住商情報システム株式会社住商情報システム株式会社

山浦山浦恒央恒央東海大学東海大学

鷲崎鷲崎弘宜弘宜国立情報学研究所国立情報学研究所

渡辺渡辺喜道喜道山梨大学山梨大学

顧問顧問（５０音順）（５０音順）

大場大場充充広島市立大学広島市立大学

松尾谷松尾谷徹徹有限会社デバッグ工学研究所，法政大学有限会社デバッグ工学研究所，法政大学

保田保田勝通勝通つくば国際大学つくば国際大学



策定経過策定経過

20052005年年

春：知識体系の整備の必要性議論春：知識体系の整備の必要性議論

99月：月：SQuBOKSQuBOKプロジェクトプロジェクト((SQuBOKSQuBOK策定部会策定部会))発足発足

20062006年年

44月：月：SQuBOKSQuBOKガイドガイドαα版（識者レビュー用パイロット版）版（識者レビュー用パイロット版）

20072007年年

99月：月：SQuBOKSQuBOKガイドガイドββ版公開（パブリックコメント募集）版公開（パブリックコメント募集）

1111月：月：SQuBOKSQuBOKガイド第１版出版ガイド第１版出版




SQuBOKSQuBOKプロジェクトプロジェクト

知識体系知識体系((BOKBOK))ととBOKBOKガイドガイドSQuBOKSQuBOKガイドの知識構造ガイドの知識構造




まとめまとめ


知識体系知識体系((BOKBOK))とはとは

BOK(Body of Knowledge) BOK(Body of Knowledge) From WikipediaFrom Wikipedia““A Body of Knowledge is a term used to A Body of Knowledge is a term used to represent represent the sum total of all knowledge in the sum total of all knowledge in an area expertisean area expertise, most notably , most notably professional bodies.professional bodies.”” ((ある専門領域の知識の総和ある専門領域の知識の総和))

PMBOKPMBOK®®ガイドガイド第３版第３版 ((第第11章章序論序論))

『『プロジェクトマネジメントという職業における知識の総和であプロジェクトマネジメントという職業における知識の総和である。法律、医療、会計などの職業と同じように、る。法律、医療、会計などの職業と同じように、知識体系はそ知識体系はそれを適用し発展させる実務者や研究者が有するものれを適用し発展させる実務者や研究者が有するものである。である。』』

SWEBOKSWEBOK®® 2004 2004 ((第第11章章ガイドへの序説ガイドへの序説))

『『本書を知識体系そのものである、と誤って考えてはならない。本書を知識体系そのものである、と誤って考えてはならない。知識体系は、これまで発行された文献中にすでに存在してい知識体系は、これまで発行された文献中にすでに存在している。る。本書の目的は、知識体系として一般的に認められたもの本書の目的は、知識体系として一般的に認められたものはなにかを示すことにあり、さらにそれらを組織化し、トピックスはなにかを示すことにあり、さらにそれらを組織化し、トピックスに従ってアクセスできるようにすることである。に従ってアクセスできるようにすることである。』』


SQuBOKSQuBOKととSQuBOKSQuBOKガイドガイド

SQuBOKSQuBOKソフトウェア品質に関わるソフトウェア品質に関わる

実務者や研究者が有する知識体系実務者や研究者が有する知識体系

SQuBOKSQuBOKガイドガイド

SQuBOKSQuBOK

品質の概念品質の概念マネジメントマネジメント品質技術品質技術

推奨書籍推奨論文

推奨書籍推奨論文

参考文献関連文献

参考文献関連文献

規格(標準)

規格(標準)

知識領域・トピックの解説知識領域・トピックの解説

知識の

構造化

・可視化

知識の知識の

構造化構造化

・可視化・可視化


PMBOK,SWEBOKPMBOK,SWEBOKとの関係との関係

Prj統合Mng

PrjスコープMng PrjタイムMng PrjコストMng

Prj品質Mng Prj人的資源Mng

PrjコミュニケーションMng

PrjリスクMng Prj調達Mng

SW要求 SW設計 SW構築 SWテスティング SW保守

SW構成管理 SWEマネジメント SWEプロセス SWEのためのツールおよび手法

SW品質 SWEに関連するディシプリン

PMBOKPMBOK

SWEBOKSWEBOK

SQuBOKSQuBOK

プロジェクトマネジメント

ソフトウェアエンジニアリング

品質の概念品質マネジメント品質技術

品質


ガイドガイドの作成プロセスの作成プロセス

知識体系の構造化知識体系の構造化((樹形図樹形図))カテゴリカテゴリ((・副・副))→→知識領域知識領域((・副・副))→→トピックトピック

知識領域、トピックの解説の執筆知識領域、トピックの解説の執筆知識領域の歴史的背景や意義、個々のトピックの知識領域の歴史的背景や意義、個々のトピックの適用方法や留意点適用方法や留意点、参考文献の提示、参考文献の提示

参考参考文献は日本語のものに重点文献は日本語のものに重点

文献文献((知識体系の実体知識体系の実体))リストの作成リストの作成推奨書籍推奨書籍//論文論文：：策定部会メンバー策定部会メンバーの推薦文献の推薦文献

参考参考//関連文献関連文献：：解説の参考文献、推奨文献解説の参考文献、推奨文献

規格規格((標準標準)) ：：解説の参考規格解説の参考規格

表彰論文表彰論文：：シンポジウムなどで表彰された論文シンポジウムなどで表彰された論文




知識体系知識体系((BOKBOK))ととBOKBOKガイドガイド

SQuBOKSQuBOKガイドの知識構造ガイドの知識構造知識領域概説知識領域概説



まとめまとめ



３つのカテゴリ（章）３つのカテゴリ（章）

2. 2. ソフトウェアソフトウェア品質マネジメント品質マネジメント

3. 3. ソフトウェアソフトウェア品質技術品質技術

1. 1. ソフトウェア品質の基本概念ソフトウェア品質の基本概念

目指すべき品質の考え方目指すべき品質の考え方


組織


プロジェクト

プロジェクト

プロジェクト

組織レベルのマネジメント組織レベルのマネジメント

計画工程

保守工程

・・・・・・

プロジェクトレベルのマネジメント（工程共通）

プロジェクトレベルのマネジメント（工程共通）

プロジェクトレベルのプロジェクトレベルのマネジメント（工程共通）マネジメント（工程共通）

プロジェクトレベルのプロジェクトレベルのマネジメント（個別工程）マネジメント（個別工程）

各工程各工程固有の固有の知識領域知識領域（例：テスト工程のテスト計画（例：テスト工程のテスト計画／テスト環境マネジメント）／テスト環境マネジメント）

工程共通工程共通のの知識領域、知識領域、プロプロジェクト単位で管理・実施すジェクト単位で管理・実施することが多いることが多い（例：リスクマネジメント）（例：リスクマネジメント）

組織で管理・実施すること組織で管理・実施することがが多い知識領域多い知識領域（例：教育・育成）（例：教育・育成）

ソフトウェア品質マネジメントの副カテゴリソフトウェア品質マネジメントの副カテゴリ



SQuBOKSQuBOKガイドガイド((書籍書籍))の構成の構成

カテゴリカテゴリ (3)(3)└副カテゴリ└副カテゴリ (3)(3)

└知識└知識領域領域 (26(26))└副知識└副知識領域領域 ((48)48)

└トピックス└トピックス ((201201))付録付録AA 推奨書籍／論文一覧推奨書籍／論文一覧付録付録BB 参考文献／関連文献参考文献／関連文献付録付録CC 規格一覧規格一覧付録付録DD 表彰論文一覧表彰論文一覧付録付録EE 索引索引


SQuBOKSQuBOK樹形図樹形図

2. 2. ソフトウェア品質マネジメントソフトウェア品質マネジメント

組織レベル組織レベル

2.2 2.2 ライフサイクル・プロセスのマネジメントライフサイクル・プロセスのマネジメント

2.4 2.4 検査のマネジメント検査のマネジメント

2.5 2.5 監査のマネジメント監査のマネジメント

2.6 2.6 教育・育成のマネジメント教育・育成のマネジメント

2.7 2.7 法的権利・法的責任のマネジメント法的権利・法的責任のマネジメント

2.1 2.1 ソフトウェア品質マネジメントシステムソフトウェア品質マネジメントシステム

の構築と運用の構築と運用

2.3 2.3 プロセスアセスメント・プロセス改善プロセスアセスメント・プロセス改善

のマネジメントのマネジメント

プロジェクトレベルプロジェクトレベル((共通共通))2.8 2.8 意思決定のマネジメント意思決定のマネジメント

2.9 2.9 調達マネジメント調達マネジメント

2.10 2.10 構成管理構成管理

2.11 2.11 リスクマネジメントリスクマネジメント

2.12 2.12 プロジェクトマネジメント全般プロジェクトマネジメント全般

プロジェクトレベルプロジェクトレベル((個別個別))

2.13 2.13 品質計画のマネジメント品質計画のマネジメント

2.14 2.14 レビューのマネジメントレビューのマネジメント

2.15 2.15 テストのマネジメントテストのマネジメント

2.16 2.16 品質分析・評価のマネジメント品質分析・評価のマネジメント

2.17 2.17 運用・保守のマネジメント運用・保守のマネジメント

SQuBOKSQuBOK

1. 1. ソフトウェア品質の基本概念ソフトウェア品質の基本概念

1.1 1.1 品質の概念品質の概念

1.2 1.2 品質のマネジメント品質のマネジメント

3. 3. ソフトウェア品質技術ソフトウェア品質技術

3.1 3.1 メトリクスメトリクス

3.2 3.2 品質計画の技法品質計画の技法

3.3 3.3 要求分析の技法要求分析の技法

3.4 3.4 レビューの技法レビューの技法

3.5 3.5 テストの技法テストの技法

3.6 3.6 品質分析・評価の技法品質分析・評価の技法

3.7 3.7 運用・保守の技法運用・保守の技法






知識領域概説知識領域概説参考文献サマリ参考文献サマリ


まとめまとめ


ソフトウェア品質の基本概念ソフトウェア品質の基本概念

品質の概念品質の概念

品質の定義（先人の洞察）品質の定義（先人の洞察）

ソフトウェア品質モデル（歴史、標準化）ソフトウェア品質モデル（歴史、標準化）

更にシステムとしての品質へ更にシステムとしての品質へディペンダビリティ、セキュリティ、ユーザビリティ、セーフティディペンダビリティ、セキュリティ、ユーザビリティ、セーフティ

品質のマネジメント品質のマネジメント品質のよい製品・サービスを提供するために組織を品質のよい製品・サービスを提供するために組織を

指揮し、管理すること指揮し、管理すること

品質コントロール、品質保証、改善、測定・評価品質コントロール、品質保証、改善、測定・評価

ソフトウェアの品質マネジメントの特徴ソフトウェアの品質マネジメントの特徴

Ｖ＆ＶＶ＆Ｖ (Verification & Validation)(Verification & Validation)、検査、検査


ソフトウェア品質マネジメントソフトウェア品質マネジメント<<組織レベル組織レベル>>

組織内で共通，あるいは組織全体を対象とした組織内で共通，あるいは組織全体を対象とした

活動のマネジメント活動のマネジメント

品質マネジメントシステムの構築と運用品質マネジメントシステムの構築と運用ISO9000ISO9000、、TQC/TQMTQC/TQM、、JIS Q 9005JIS Q 9005、品質推進活動、品質推進活動

ライフサイクルプロセスのマネジメントライフサイクルプロセスのマネジメントライフサイクルモデル、プロセスモデルライフサイクルモデル、プロセスモデル

プロセスアセスメント・プロセス改善プロセスアセスメント・プロセス改善CMMICMMI、、PSPPSP、、TPITPI((テストプロセス改善テストプロセス改善))などなど

組織全体を対象とした活動のマネジメント組織全体を対象とした活動のマネジメント検査、監査、教育・育成、法的権利検査、監査、教育・育成、法的権利//責任責任


ソフトウェア品質マネジメントソフトウェア品質マネジメント<<プロジェクトレベルプロジェクトレベル((共通共通)>)>

プロジェクトの活動のうちライフサイクルを通してプロジェクトの活動のうちライフサイクルを通して

遂行される活動のマネジメント遂行される活動のマネジメント

意思決定のマネジメント意思決定のマネジメント

調達マネジメント調達マネジメント外部委託、オフショア開発、ブリッジ外部委託、オフショア開発、ブリッジSESE

構成管理構成管理

リスクマネジメントリスクマネジメント

プロジェクトマネジメント全般プロジェクトマネジメント全般PMBOKPMBOK、、P2MP2M((Project & Program Management)Project & Program Management)、、ISO 10006ISO 10006


ソフトウェア品質マネジメントソフトウェア品質マネジメント<<プロジェクトレベルプロジェクトレベル((個別個別)>)>

プロジェクトの活動のうち工程に応じて遂行さプロジェクトの活動のうち工程に応じて遂行される活動のマネジメントれる活動のマネジメント (*)(*)第第11版では版では設計、実装はスコープ外設計、実装はスコープ外

品質計画のマネジメント品質計画のマネジメント

要求分析のマネジメント要求分析のマネジメント

レビューのマネジメントレビューのマネジメント

テストのマネジメントテストのマネジメント

品質分析・評価品質分析・評価((製品、プロセス製品、プロセス))のマネジメントのマネジメント

運用・保守のマネジメント運用・保守のマネジメントサービスマネジメントサービスマネジメント(ISO/IEC 20000)(ISO/IEC 20000)、保守、保守(ISO/IEC 14764)(ISO/IEC 14764)


ソフトウェア品質技術ソフトウェア品質技術

品質の作り込みや確認の技術を工程に沿って品質の作り込みや確認の技術を工程に沿って

知識領域知識領域化化 (*)(*)第第11版では版では設計、実装の技法はスコープ外設計、実装の技法はスコープ外

メトリクスメトリクス

品質計画の技法品質計画の技法

要求分析の技要求分析の技法法 (*)(*)第第11版では品質要求の範囲版では品質要求の範囲

レビューの技法レビューの技法レビュー方法の解説に加え、テスト技法と同様の分類で整理レビュー方法の解説に加え、テスト技法と同様の分類で整理

テストの技法テストの技法SWEBOKSWEBOKの分類をベースにテスト技法を整理（＋の分類をベースにテスト技法を整理（＋αα，－，－ββ））

品質分析・評価の技法品質分析・評価の技法

運用・保守の技法運用・保守の技法







参考文献サマリ参考文献サマリSQuBOKSQuBOKに垣間見る日本的品質管理の特徴に垣間見る日本的品質管理の特徴

まとめまとめ



付録付録A: A: 推奨書籍推奨書籍//論文論文 107 107 点点付録付録B: B: 参考参考//関連文献関連文献 221221 点点

付録付録C: C: 規格規格((標準標準)) 112525 点点

付録付録D: D: 表彰論文表彰論文 69 69 点点合合計計 522522 点点

<<参考参考> > SWEBOKSWEBOK®® 20042004推奨文献推奨文献：： 184 184 点点関連文献関連文献：： 374 374 点点標準標準：： 98 98 点点合計合計：： 656 656 点点 ((重複除くと重複除くと509509点点))

((重複除くと重複除くと161699点点))

((重複除くと重複除くと470470点点))

SQuBOKSQuBOKガイドで紹介している文献数ガイドで紹介している文献数


参照数トップ参照数トップ1010参照数参照数文献文献出版出版知識領域知識領域 (KA : Knowledge Area)(KA : Knowledge Area)

8 KA(15箇所)

保田勝通，ソフトウェア品質保証の考え方と実際

1995品質のマネジメント、検査のマネジメント、構成管理、レビューのマネジメント、要求分析の技法、レビューの技法、テストの技法、品質分析・評価の技法

6 KA(15箇所)

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系(SWEBOK) 2005 構成管理、テストのマネジメント、要求分析の技法、レビューの技法、テ

ストの技法、運用・保守の技法

5 KA(10箇所)

ロジャーS.プレスマン，

実践ソフトウェアエンジニアリング2005 品質の概念、品質のマネジメント、メトリクス、レビューの技法、テストの

技法

4 KA(7箇所)

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK) 2004 リスクマネジメント、プロジェクトマネジメント全般、品質計画のマネジメン

ト、品質計画の技法

4 KA(6箇所)

森口繁一(編)，

ソフトウェア品質管理ガイドブック1990 メトリクス、要求分析の技法、レビューの技法、品質分析・評価の技法

4 KA(4箇所)

石井康雄(編)，

ソフトウェアの検査と品質保証1986 品質のマネジメント、検査のマネジメント、レビューの技法、テストの技法

3 KA(6箇所)

東基衞（編），ソフトウェア品質評価ガイドブック

1994 品質の概念、品質分析・評価のマネジメント、メトリクス

3 KA(4箇所)

菅野文友・吉澤正(監修)，21世紀へのソフトウェア品質保証技術

1994 メトリクス、要求分析の技法、品質分析・評価の技法

3 KA(4箇所)

石川馨，日本的品質管理～TQCとは何か

1981 品質の概念、品質のマネジメント、ソフトウェア品質マネジメントシステムの構築と運用

3 KA(4箇所)

CMMI 1.2版 (CMMI-DEV, V1.2) 2007 品質のマネジメント、プロセスアセスメント・プロセス改善のマネジメント、メトリクス


参考文献の分析参考文献の分析

文献文献((書籍・論文書籍・論文))作成国の分布作成国の分布

第第11章章ソフトウェア品質の基本概念ソフトウェア品質の基本概念

第第22章章ソフトウェア品質ソフトウェア品質マネジメントマネジメント

第第33章章ソフトウェア品質ソフトウェア品質技術技術

翻訳書、洋書が翻訳書、洋書が50%50%を占めるを占める((品質技術は品質技術は50%50%以上以上))日本のソフトウェア品質技術力のバロメータ日本のソフトウェア品質技術力のバロメータ ????知識領域ごとに日本の得手不得手も見えてくる知識領域ごとに日本の得手不得手も見えてくる

日翻訳洋

日翻訳洋

日翻訳洋

日翻訳洋

0% 20% 40% 60% 80% 100%

SQuBOKSQuBOKガイド全体ガイド全体


参考文献の分析参考文献の分析

文献文献((書籍・論文書籍・論文))のの発表年代の分布発表年代の分布

品質の基本概念は品質の基本概念は7070年～年～8080年代に形成され現在も有効年代に形成され現在も有効

品質マネジメント分野は品質マネジメント分野は9090年代以降に年代以降にISOISOややCMMCMMなどのなどの

展開により発展展開により発展

品質技術、特にテスト技術は品質技術、特にテスト技術は7070年代には基本的な技法が年代には基本的な技法が

提案され提案されておりており、各種文献は現在も有効、各種文献は現在も有効

SQuBOKSQuBOKガイド全体ガイド全体

第第11章章ソフトウェア品質の基本概念ソフトウェア品質の基本概念

第第22章章ソフトウェア品質ソフトウェア品質マネジメントマネジメント

第第33章章ソフトウェア品質ソフトウェア品質技術技術 '90前半 '90後半 2000～

'90後半 2000～

'80前半 '80後半 '90前半 '90後半 2000～～'79

'80後半 '90前半 '90後半 2000～

0% 20% 40% 60% 80% 100%








SQuBOKSQuBOKに垣間見るに垣間見る日本的品質管理の特徴日本的品質管理の特徴

まとめまとめ



「品質」「品質」

仕事の質，サービスの質，情報の質，工程の質，部門の質，人の質仕事の質，サービスの質，情報の質，工程の質，部門の質，人の質，，シシステムの質，会社の質など，これら全てを含めた「質」ステムの質，会社の質など，これら全てを含めた「質」

「品質保証」「品質保証」お客様に安心して使って頂けるような製品を提供するための全ての活動お客様に安心して使って頂けるような製品を提供するための全ての活動

※※プロダクトとプロセスが、特定された要求に合致しているかどうかという観点の十プロダクトとプロセスが、特定された要求に合致しているかどうかという観点の十分な確信を提供する活動ではない分な確信を提供する活動ではない

「改善」「改善」不十分でもとにかく動き出して全員が今より高いところを不十分でもとにかく動き出して全員が今より高いところを目指して目指してプロセプロセスそのものを改善しながら進めるスそのものを改善しながら進める

※※欧米流の欧米流の,,プロセスを定義してその通りに実行しているプロセスを定義してその通りに実行していることことを確認することではないを確認することではない

「品質第一」「品質第一」

品質を高めることによって手戻りや作業のムダを省き，継続的な納期の品質を高めることによって手戻りや作業のムダを省き，継続的な納期の短縮やコストダウンにつなげていく短縮やコストダウンにつなげていく

※※納期を厳守するために必要な作業を省くのではない納期を厳守するために必要な作業を省くのではない



「品質の作り込み」「品質の作り込み」より上流でより上流で““悪さ悪さ””の知識を子細に活用し障害を排除していくの知識を子細に活用し障害を排除していく

※※ただ単にきちんと作る、という意味ではないただ単にきちんと作る、という意味ではない

「次工程はお客様」「次工程はお客様」他の工程を助けるような改善を進め，全体最適へと向かっていく他の工程を助けるような改善を進め，全体最適へと向かっていく

「人間性尊重」「組織活性化」「人間性尊重」「組織活性化」「小集団活動」「小集団活動」

「「55ゲン主義」ゲン主義」

現場・現物・現実現場・現物・現実＋＋原理・原則原理・原則

「全員参加」「全員参加」

品質管理はスタッフだけではなく、現場も経営陣も一丸となって進めなけ品質管理はスタッフだけではなく、現場も経営陣も一丸となって進めなければならないればならない

関係者全員が納得してベクトルをあわせ，目標達成のために取り組む関係者全員が納得してベクトルをあわせ，目標達成のために取り組む

現場中心のため隅々まで改善が行き届くとともに，全員が自ら考えて行現場中心のため隅々まで改善が行き届くとともに，全員が自ら考えて行動する組織を構築できる動する組織を構築できる









まとめまとめ


まとめまとめ

SQuBOKSQuBOKガイドはガイドは知識体系へのアクセスハブ知識体系へのアクセスハブ

全体把握のための解説書全体把握のための解説書

分からないことがあったときの辞書分からないことがあったときの辞書

より深く知りたくなったら参考文献へより深く知りたくなったら参考文献へ

knowledgeknowledge((知識知識))からからwisdomwisdom((知恵知恵))へへ

SQuBOKSQuBOKガイドをソフトウェア開発現場の知恵のガイドをソフトウェア開発現場の知恵の

源泉にしてください源泉にしてください

そそれらの知恵や実践結果れらの知恵や実践結果は是非は是非SQuBOKSQuBOKガイドガイド

にフィードバックしてにフィードバックしてくださいください

SQuBOKSQuBOKガイドも継続的に発展させていきますガイドも継続的に発展させていきます


SSQuQuBOKBOK®®

Guide to theGuide to the

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Documents

13-E-3 辰巳敬三a-lifelong-tester.cocolog-nifty.com/publications/SQuBOK...11 ((C) Keizo Tatsumi 2008C) Keizo Tatsumi 2008 辰巳敬三 SQuBOK策定部会サブリーダ 富士通株式会社

13-E-3 辰巳敬三a-lifelong-tester.cocolog-nifty.com/publications/SQuBOK...11 ((C) Keizo Tatsumi 2008C) Keizo Tatsumi 2008 辰巳敬三 SQuBOK策定部会サブリーダ富士通株式会社