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182 Shinkoh Iruma, Saitama 358-0055 Japan OTE13004D ER1011 基本的な使い方 2013.10.10 1/1 1.Ontrack® EasyRecovery™ 11 の基本的な使い方 Ontrack EasyRecover 11 を起動し、 ここの画面、操作は、Ontrack EasyRecovery 11 Home for Windows を使用した例となります。 画面右下の「次へ」をクリックします。 ②下記の「メディアの種類を選択」の画面になりますので、復旧対象のディスクを選択し、 「次へ」をクリックしてください。 ◎ヒント 復旧対象のドライブがどのタイプか 不明な場合は、「HDD ディスク」 を選択します。 ③復旧対象のドライブのどの部分(例:HDD ディスクの C:など)を調べるのかを 聞いてきますので、選択してから「次へ」をクリックします。 ◎ヒント ドライブが認識されていない場合 (アクセスするとフォーマットを要 求される場合など)は「HDD ディス ク」を、区画や論理ドライブ名が分 っている場合は、それぞれのボリュ ームを選択します。

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1.Ontrack® EasyRecovery™ 11 の基本的な使い方

①Ontrack EasyRecover 11 を起動し、 ここの画面、操作は、Ontrack EasyRecovery 11 Home for Windows を使用した例となります。 画面右下の「次へ」をクリックします。

②下記の「メディアの種類を選択」の画面になりますので、復旧対象のディスクを選択し、

「次へ」をクリックしてください。

◎ヒント

復旧対象のドライブがどのタイプか

不明な場合は、「HDD ディスク」

を選択します。

③復旧対象のドライブのどの部分(例:HDD ディスクの C:など)を調べるのかを

聞いてきますので、選択してから「次へ」をクリックします。

◎ヒント

ドライブが認識されていない場合

(アクセスするとフォーマットを要

求される場合など)は「HDD ディス

ク」を、区画や論理ドライブ名が分

っている場合は、それぞれのボリュ

ームを選択します。

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④どの様な問題でデータが消失したのかを、選択します。

※ここでは誤ってファイル消した場合で説明します。

「ゴミ箱から削除」を選び、「次へ」をクリックします。

◎ヒント

ゴミ箱から削除した~のモードで見

つからない場合は、フォーマットし

た場合を試すと、ファイルが検出さ

れる可能性があります。

⑤設定確認の画面になりますので、確認して「次へ」をクリックします。

⑥指定した領域のスキャンが始まります。 ◎ヒント

途中で止める場合、「キャンセル」を

クリックします。途中で止めても、フ

ァイルが壊れる様な事はありません。

◆注意

スキャンが途中から急に遅くなった場

合は、ディスクの途中で Read Error が発生している可能性があります。

Error は進行する可能性がありますの

で、即座に作業を中止し、専門の復旧

業者にご相談下さい。

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⑦スキャンが終了しますと、見つかったファイルの一覧が左側のペインに表示されます。

必要なフォルダを選び、右側ペインにある「サムネイル」のタブをクリックしますと、

下記の様に検出したファイルのサムネイルを見ることができます。

イメージファイル(デジカメ写真

等)では、サムネイルと本体が別々

に表示されることがあります。サム

ネイルが表示できていても本体側の

イメージデータが復旧できない場合

もあります。

◆注意

⑧サムネイルにカーソルを重ねて右クリックすると、保存メニューが出てきます。

◎ヒント

保存はファイル単位以外にもフォル

ダ単位でも行えます。

左側のペインを選択後、マウスの右

クリックのメニューから保存を実行

下さい。

※ 必ず復旧対象ドライブ以外のドライブを選択してデータを保存してください。

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2.応用-1:損失ボリュームからの復旧

①ドライブにアクセスすると、「ドライブxのディスクはフォーマットされていません」の

メッセージが出て、ドライブ内が表示できない場合の復旧について説明します。

②タスク2の画面で対象ドライブの「HDD ディスク」を選択して「次へ」をクリックします。

◎ヒント

残っている論理構造を探し出すた

め、ER10 の損失ボリューム検索を実

施し、その後、その中からデータを

抽出する操作を行います。

◎ヒント

何らかの原因でディスクの論理構造

が壊れてしまうとこの様な現象にな

ります。

ディレクトリ情報等も無くなり、フ

ァイル名等も完全な復元は厳しいで

すが、データ本体は残っている可能

性があります。

③損失ボリューム検索を選択して「次へ」をクリックします。

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④設定確認の画面になりますので、確認して「次へ」をクリックします。

⑤損失ボリュームのスキャンが始まります。

◎ヒント

途中で止める場合、「キャンセル」を

クリックします。途中で止めても、フ

ァイルが壊れる様な事はありません。

◆注意

スキャンが途中から急に遅くなった場

合は、ディスクの途中で Read Error が発生している可能性があります。

Error は進行する可能性がありますの

で、即座に作業を中止し、専門の復旧

業者にご相談下さい。

⑥スキャンが完了すると、タスク2の画面に戻ります。

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⑦対象ドライブのボリュームを選択して「次へ」をクリックします。

⑧フォーマットした場合を選択して「次へ」をクリックします。

◎ヒント

この時、「ゴミ箱から削除した場

合」を選択してもファイルを復旧で

きますが、「フォーマットした場

合」を選択すると、ディスクの未使

用領域を含む全領域をスキャンする

ため、より多くのデータを見つけ出

すことができます。

⑨設定確認の画面になりますので、確認して「次へ」をクリックします。

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⑩指定した領域のスキャンが始まります。 ◎ヒント

途中で止める場合、「キャンセル」を

クリックします。途中で止めても、フ

ァイルが壊れる様な事はありません。

◆注意

スキャンが途中から急に遅くなった場

合は、ディスクの途中で Read Error が発生している可能性があります。

Error は進行する可能性がありますの

で、即座に作業を中止し、専門の復旧

業者にご相談下さい。

⑪スキャンが終了しますと、左側のペインに見つかったデータが種類別に表示されます。

⑫復旧対象のデータ種をクリックし、右側のペインから必要なデータ(サムネイル)

にカーソルを重ねて右クリックすると、保存メニューが出てきますので、必ず復旧

対象以外のドライブに保存してください。

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⑬ファイル種ごと全てを保存する場合は、ファイル種のフォルダを選択し、右クリック

すると、保存メニューが出てきます。

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3.応用編2:ディスクイメージ作成(Professional のみ)

①復旧対象のディスクをイメージで保存することができます。

復旧対象のボリューム単位、または、ディスク単位の場合は、イメージファイル作成で行いま

す。ディスク単位の場合は、ディスク全体を別のディスクへディスクコピーもできます。

※ 復旧対象のディスクの状態が不安定な場合や、復旧を後回しにして復旧対象媒体を再利用

したい場合などに便利な機能です。

注意:イメージファイル作成の場合には、イメージファイルはその媒体の使用容量に関わらず、

ディスク又はボリュームの総容量分のファイルが保存先に作成されますので、保存先のディス

ク等の空き容量には注意してください。

また、イメージはファイルとして保存されますので、保存先のディスク等のファイルシステム

が大容量ファイルに対応していることが必要です。たとえば、FAT32 システムの最大ファイル

サイズは4GB です。Windows をご使用される場合は、NTFS をお勧めします。

注意:ディスクコピーの場合には、保存先のディスク容量は、復旧対象のディスクより大きな容

量が必要です。

また、保存先のディスク全体が上書きされますので、元のデータがなくなることに注意してく

ださい。ディスクコピーを行う前に、保存先のディスクはバックアップしてください。

②タスク 1 画面で、HDD ディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

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③復旧対象の HDD ディスク又はボリュームを選択し、「次へ」をクリックします。

◎ヒント

タスク 2 画面のアイコンボタン「イメ

ージファイル作成」からも実行可能で

す。

④ディスクツールを選択し、「次へ」をクリックします。

⑤「イメージ作成」を選び、「次へ」をクリックします。

ディスクコピーを行う場合は、「ディ

スクコピー」のアイコンボタンをクリ

ックします。

◎ヒント

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⑥設定確認の画面になりますので、確認して「次へ」をクリックします。

⑦イメージの保存先を指定し、「保存(S)」をクリックします。

ディスクコピーの場合は、保存先のデ

ィスクを選択します。

◎ヒント

◆注意

ディスクコピーの場合は、保存先のデ

ィスクの内容は全て上書きされます。

保存先のディスクにある必要なデータ

は予めバックアップしてください。

⑧イメージの保存が始まります。 ◎ヒント

途中で止める場合、「キャンセル」を

クリックします。復旧元のメディアが

壊れる様な事はありません。

◆注意

イメージファイルの作成が途中から急

に遅くなった場合は、ディスクの途中

で Read Error が発生している可能性が

あります。Error は進行する可能性が

ありますので、即座に作業を中止し、

専門の復旧業者にご相談下さい。

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⑨イメージの保存が完了しました。「OK」をクリックし、戻るボタンで前のメニューに戻るか、

右上の×をクリックしてプログラムを終了します。

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4.応用編3:ディスクイメージからの復旧(Professional のみ)

①保存したイメージから復旧を行うことができます。

プログラムを起動し、タスク1では HDD ディスクを選択して「次へ」をクリックします。

②イメージファイルからの復旧の場合には、HDD 又はメモリを選択(アクセスできるドライブで

あれば、どこを選択してもOKです)し、「次へ」をクリックします。

ディスクコピーからの復旧の場合には、ディスクコピーの保存先のディスクを選択し、⑦へ進

みます。

◎ヒント

タスク 2 画面のアイコンボタン「イメ

ージファイルの読み込み」からも実行

可能です。

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③ディスクツールを選択し、「次へ」をクリックします。

④イメージ復旧を選択し、「次へ」をクリックします。

⑤復旧するイメージ(通常 ドライブ名_img のファイル名)を選択し、開く(O)をクリックします。

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⑥タスク2の画面に戻り、選択したイメージがディスクとしてマウントされますので、

マウントされたイメージを選択し、「次へ」をクリックします。

⑦症状によって「ゴミ箱から削除した場合」、「フォーマッとした場合」、

「損失ボリューム検索」を選択し、通常と同じように復旧作業を行います

(2ページ④からの復旧方法を参照下さい)

販売元

株式会社ワイ・イー・データ

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