オリジナル問題1：新生児を見たらこんな事を考えてしまうよねー。次の内、誤っている物を選べ。

a.在胎36週5日で出生した児は早産児である。b.正期産児とは、37週から42週までに出生した児を指す。c. Apgarスコアは心拍数、努力呼吸、筋緊張、刺激の反応、皮膚色で判断する。d.乳児死亡の内、約半数は新生児死亡である。e.極低出生時体重児は2,000g未満の児を指す。

オリジナル問題2：Apgarスコアを確認しよう！Apgarスコアについて誤っている物を選べ。

a. Apgarスコア5分値は神経学的予後と関係する。b.心拍数80回/分で1点を与えた。c. 活発ではないが、手足を曲げたので、1点を与えた。d.刺激に対して、顔をしかめたので、2点を与えた。e.体幹がピンクであるが、四肢末梢にチアノーゼを認めたので、1点を与えた。

オリジナル問題3：Ballard scoreをぼんやり押さえる。新生児の身体的成熟度について正しい物を選べ。

a.皮膚がゼリー状であるので未熟である。b.陰唇が陰核を覆っていないので、未熟である。c. 産毛が認められないので、成熟している。d.開眼しているので、成熟している。e.足の裏にしわを認めたので、成熟している。

オリジナル問題4：新生児の正常所見を確認しよう！次の内、誤っている物を選べ。

a.新生児では30～40g/日の体重増加が見られるのが正常である。b.生理的体重減少は15%程度に至る事があっても良い。c. 呼吸数70回は頻呼吸であると判断できる。d. Moro反射で左右差を認める場合、鎖骨骨折や腕神経損傷を疑う。e.肝臓を3cm触知したが、正常範囲内と考えた。

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担当：松田

オリジナル問題5：正常発育の目安を確認しよう！次の内、正しい物を選べ。

a.抱き上げて体幹を支えても、下肢を床につけようとしない1歳は異常である。b.パラシュート反射は6ヶ月頃に消失する。c. 3歳で三角形を真似て描く事ができないのは異常である。d. 1歳児の身長は通常、出生時の3倍程度である。e.手根骨の化骨数は通常「年齢」ないし「年齢+1」個である。

オリジナル問題6：栄養状態を把握する。次の内、正しい物を選べ。

a. 6ヶ月で離乳を開始するのは時期尚早である。b.離乳開始時には1日3回の離乳食を与える。c. 母乳はタンパク質と飽和脂肪酸が多く、ビタミンCが欠乏し易い。d.牛乳は乳頭と不飽和脂肪酸が多い。e.ビタミンDは母乳・牛乳共に不足し易い。

オリジナル問題7：性的発達を考える。次の内、正しい物を選べ。

a.女児の第二次性徴は恥毛の発生から始まる。b.女児では初経を迎える前に妊娠能力を獲得する。c. 二次性徴時の身長増加率は一生の内で最大である。d. Tarnner分類は、乳房や恥毛の状態に対して1期から5期までを定める。e.女児は男児に対して1～2年遅く思春期を迎える。

オリジナル問題8：痙攣って困るよね、実際。次の内、誤っている物を選べ。

a.熱性痙攣の場合、通常は数分以内に発作が収まる。b.側頭葉てんかんでは、口唇の異常感覚や自動運動などが見られる。c. 再発する痙攣の場合、先ず熱性痙攣ではない。d. West症候群は6ヶ月前後に発症ピークがある神経予後不良のてんかんである。e. Lennoux-Gasteaut症候群は、治療難治性である。

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担当：松田

オリジナル問題9：遺伝形式を把握する。常染色体優性遺伝でない物を選べ。

a. Apert症候群b. Alport症候群c. Huntington舞踏病d.高コレステロール血症e. Marfan症候群

オリジナル問題10：一度まとめるParkinsonism

疾患と鑑別点の対応で誤っている物を選べ。a.薬剤性Parkinsonismー緩慢な経過で発症し、左右差を認める。b.線条体黒質変性症ーT2WI・PDWIで線条体が高信号を呈する。c. びまん性Lewy小体型認知症ー幻視や動揺性の認知障害が顕われる。d.進行性核上性麻痺ー下方注視麻痺が特徴的で、Humming bird signを認める。e.皮質基底核変性症ーalien hand徴候が特徴的で、大脳皮質の萎縮を認める。

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担当：松田

答え：順番にe→d→b→c→a→e→d→b→c→a

新生児・乳児田島察のアプローチ

Apgarスコア 1分値 Apgarスコア 5分値8- 10 正常 8- 10 正常5- 7 神経系機能のある程度の低下 0- 7 中枢神経系あるいは他の臆器問。- 4 すぐ蘇生が必要忽高度の神経機 密がやがて起こるハイリスヲの

能低下 状態

在胎週数と出生時体重新生児が出生後，肝1外環境に適応したら， 11¥生l時体重と在胎迎数で分類し，成以l止を判定することがA 必である これによって，その迎数に応じて起こるであろう医学的問題と疾病を予怨することができる /.l¥生時休並と在JJ古迎数が標準以下の児への対応について記したガイドラインもいくつか刊成されている

干EJJfij且数は，迎数に応じたJlfi児のやl'経筋の発途状況 (1，11 凶肢の筋緊張は成熟度が上がると I骨L ，肝1IIIIf立となる) と身体的特徴 (例 成熟するにつれl主刷の鍛がl円え 行部や凹l肢の体毛が減少する)が変化するので. これに基づいて決定する.これらの特徴に基づいた多くの許制システムが考案されており，在胎迎数は生後

Ballard (バラー ド)スコアでは超低出生体llt児においても 生後 2 週間まではその柿胎i ¥ l ! 数を評価することができる. 神経筋の発迷状況と身体的特徴を許fllIiするための説明をつけて. その先企版を表 18- 1に示す[IOJ

| 出生時体重と在胎週数tよる分類 | 出生時体重分類 体重- 超低出生体重児 く1，000 9- 極低出生体重児 く 1，500 9- 低出生体重児 < 2，500 9 - 正常出生体重児 孟 2，500 9

在胎週盤分頚 在胎週敵- 早産児 く37週(く 259日)- 正期産児 37- 42週- 週間産児 > 42週( > 294日)

また， JI古内成K lllii曜にJLづく在l胎迎数に比しての/H生時の大きさの定義も示した.

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E岡町冒冒冒置市圏 第 1S !il 小児新生児かう青年期まで

新生児・乳児の髭察のアプローチ

新生児は町I i 乳後 ]- 2 11寺Jlljが肢も反応がよい l I i 1 i 乳直後ではないためおなかいっぱいで反応が鈍くなることもなく，おなかがすきすぎて激しく泣いて興脅しているわけでもないので診察に適している. まず新生児をおくるみでくるみ‘安心させる そして診察を進めていくにつれ，次第に削L51iをとって刺激を年え，覚躍させていく. 新生児がむずかり始めたら，おしゃぶりか， 1将L栄養でなければIliIi乳版の乳析を似って吸綴させたり，手袋をした診然者の桁，また事IroU ¥l自身の手をしゃぶりせるる場合には，再度おくるみでくるんでその診然の111]，おとなしくしていてもらっ

生直後の評価: 胎外環焼への適応生直後の新生児を診祭することは，児の全身状態. 発行状況. tE胎迎数に! ' 日らしての成熟状況の診祭で'L、波止: 呼吸器狭山，神経疾fどを発比することがあるをl馳診 L ，服部を触診し，頭部， iJj'!而，仁川叶IkJ. I山l主，外性w . - f，会除古1;を視診する

A p g ar ( アブガー) スコア1¥ pg，rr スコアは生直後の新生児を初めて計官lIi1¥p品川 スコアは新生児が山生のストレスから引1I級学的に IITI彼 L ，JJfi外E;lmに腕時に適応していく徹子を分野iし許制するための 5つの製談からなる 以下のスコア

1. 2 総点数は 0- 10 山となる. 総点数が 7 を越えるまで 5分おきにJr価する 5分他が8 占以ー|よなら .

Apgarスコア

点数臨床徴候 。 z 心拍数 r..し く100回 > 100回努力呼限 なし 緩慢で不規則 有効で強い筋緊強 弛緩 四殴のある程度の屈曲 活発に動く刺激への反応・ 反応悲し 顔をしかめる 大告な声で泣く，く

しやみや殴をする皮膚の色 チアノーゼI 蒼白 体幹はピン' 7 . 四肢末 体全体がピンヲ

梢のチアノーゼ

'aJlllをバルブシリンジで取引したときの直応

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担当：松田

未熟 途中 成熟

皮膚

産毛

乳房

眼

耳

男性器

女性器

ゼリー状 赤→白 しわ

なし 多い ほぼ無毛

認めない 乳輪・乳房あり

眼瞼融合 開眼

耳介が平坦 軟骨が硬い

陰嚢平坦、滑らか 精巣懸垂、しわ

陰唇平坦、陰核突出 陰唇が陰核覆う

＜新生児の正常所見＞　・体重増加 30～40g/日　　cf.）生理的体重減少は10%以内　　cf.）生後6～9ヶ月：15～20g/日　・呼吸数 ≦ 60回／分　・Moro反射は4ヶ月までに消失（定頸と同時期）　　→左右差から鎖骨骨折・腕神経叢損傷を疑う　・幼児期までは肝臓4cm程度の触知は正常

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担当：松田

＜新生児反射＞

把握反射

吸啜反射

緊張性頸反射

Moro反射

Landau反射

パラシュート反射

手掌：生後～6ヶ月足底：生後～9ヶ月

生後～2, 3ヶ月

1, 2ヶ月～6ヶ月

生後～4ヶ月

3ヶ月～2歳

6ヶ月～一生

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担当：松田

＜3歳小児について＞　・粗大運動：片足で立ち、両足でジャンプ　・微細運動：積み木10個の塔を作る事ができる、大人のようにクレヨンを持てる　・適応行動：積み木3個で橋を作る事ができる、○を真似て描く　・言語行動：文章を話し、簡単な質問に答える　・個人・社会行動：上手にスプーンを使う、靴が履ける、順番を待てる

＜手根骨の化骨数＞　・女児の方が骨年齢は高い　・［年齢］ or ［年齢＋1］個

＜母乳栄養の利点と禁忌＞・利点：特に低出生体重児では重要 (1)タンパク質・脂肪の代謝負荷が軽く、高カロリー。 (2)液性免疫成分（IgA）が高く、免疫系を調整する。 (3)アレルギー性疾患を惹起しない禁忌：垂直感染、向精神病薬、悪性疾患 etc...

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担当：松田

生理的体重減少　ー出生後3～4日で↓（通常5%以下で10%を越えない）　ー出生後5～7日で回復

3kgで出生3ヶ月で6kg12ヶ月で9kg

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担当：松田

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