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The Project for Increasing Farmers Households‘ Incomes through Strengthening Domestic Rice Production in Timor-Leste 次期雨期作の準備を継続 Project News 2020年11月 成果 1: FFS準備および第1回FFS実施 成果 2: 幹線水路及び二次水路清掃支援 成果 3: チャクブ組合およびアセルダ社による メンバーシッププログラム説明会を支援 成果4: NLCによる買取りオペレーション説明会を マリアナにて開催 来月の主な活動予定 成果4: 買取と配布 (政府) 成果3: 物流と販売 (民間) 成果1: 栽培技術 成果2: 灌漑管理 1. FFSに関する聞き取り調査 FFSに既に参加した農家からFFSの感想、特 にGAPを彼らの圃場で広く実践するための 課題を聞き取るための質問票を作成した。 12月以降に農家より聞き取りを行い、今後 FFSの展開を検討するために活用していく。 2. 次期雨期作の準備 次作期FFSに参加してくれる農家を、ブル トとマリアナの両サイトで合計80名確認し た。以下の表は、前作期にFFSに参加した 農家数と次作期に参加する農家数を、サイ ト毎に示す。 1. チャクブ組合とアセルダ社による 籾購入 チャクブ組合とアセルダ社による籾購入 を支援した。11月までの累計と11月の購 入量は下表の通り。 2. チャクブ組合とアセルダ社 メンバーシッププログラム説明会 チャクブ組合とアセルダ社のメンバー シッププログラム説明会を実施した。 マリアナのチャクブ組合と、先月の全体 説明会に続き、村レベルの会合を開き、 合計105名の農家がメンバーシッププロ グラムに参加することを確認した。 ブルトのアセルダ社と、11月25日にラレ イア地区で、そして26日にベマセ地区で 全体説明会を開催した。両日で、合計約 100名の農家と地元行政官が参加した。 3. 国産米生産促進キャンペーン MAFアグロコマース局 およびとNLCと、国産 米生産促進のための キャンペーンについて 議論した。 生産促進のためのTVコマーシャルや広告 が、12月よりTV、ラジオ、新聞広告、バ ナーにより東ティモール国全体に広報さ れる予定である。 チャクブ組合 アセルダ社 11月迄 50.1トン 52.0トン 11月 4.9 トン 6.0トン 累計 55.0トン 58.0トン 1. NLCによる支払い 8月にNLCに籾を販売した8農家グループの うち、2グループのみが11月までにNLCか らの入金を確認した。今後NLCによる支払 いシステムを更に分析し、今後の改善策を 見出していく。 2. ブルト周辺地域調査 ブルト灌漑地域周辺の5つの村におけるコ メの生産や販売の状況を把握し、かつ、 NLCによる買取りについて関係者に情報共 有するため、周辺地域を訪問した。 バウカウ県の地元行政官との面談の様子 前作期 参加 農家数 次作期 参加 農家数 合計 ブルト 40 40 80 マリアナ 40 40 80 合計 80 80 160 1. 水路清掃 農家、 Kabu-we(伝統的水番人)、水利組 合(WUA)幹部が水路の清掃を行うことを支 援した。以下の表は、幹線水路の清掃に参 加した農家数を水路毎に示す。 水路清掃の様子 日付 水路番号 農家数 11月13日 4.2-5/6 62 11月16日 4-4.2 20 11月16日 5/6-7 16 11月23日 5/6-7 40 成果5: 研修と政策 4つの他灌漑地域に関する調査報告書を完 成させた。この報告書では、各灌漑地域の コメ栽培、灌漑水管理、販売などに関する 基本情報が纏められている。

202011 Project News...Title Microsoft PowerPoint - 202011 Project News.pptx Author 32039 Created Date 1/5/2021 10:10:47 AM

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  • The Project for Increasing Farmers Households‘ Incomesthrough Strengthening Domestic Rice Production in Timor-Leste

    次期雨期作の準備を継続

    Project News 2020年11月

    成果 1:FFS準備および第1回FFS実施成果 2:幹線水路及び二次水路清掃支援成果 3:チャクブ組合およびアセルダ社によるメンバーシッププログラム説明会を支援成果4:NLCによる買取りオペレーション説明会をマリアナにて開催

    来月の主な活動予定

    成果4: 買取と配布 (政府)成果3: 物流と販売 (民間)成果1: 栽培技術

    成果2: 灌漑管理

    1. FFSに関する聞き取り調査

    FFSに既に参加した農家からFFSの感想、特にGAPを彼らの圃場で広く実践するための課題を聞き取るための質問票を作成した。12月以降に農家より聞き取りを行い、今後FFSの展開を検討するために活用していく。

    2. 次期雨期作の準備

    次作期FFSに参加してくれる農家を、ブルトとマリアナの両サイトで合計80名確認した。以下の表は、前作期にFFSに参加した農家数と次作期に参加する農家数を、サイト毎に示す。

    1. チャクブ組合とアセルダ社による籾購入

    チャクブ組合とアセルダ社による籾購入を支援した。11月までの累計と11月の購入量は下表の通り。

    2. チャクブ組合とアセルダ社メンバーシッププログラム説明会

    チャクブ組合とアセルダ社のメンバーシッププログラム説明会を実施した。

    マリアナのチャクブ組合と、先月の全体説明会に続き、村レベルの会合を開き、合計105名の農家がメンバーシッププログラムに参加することを確認した。

    ブルトのアセルダ社と、11月25日にラレイア地区で、そして26日にベマセ地区で全体説明会を開催した。両日で、合計約100名の農家と地元行政官が参加した。

    3. 国産米生産促進キャンペーン

    MAFアグロコマース局およびとNLCと、国産米生産促進のためのキャンペーンについて議論した。

    生産促進のためのTVコマーシャルや広告が、12月よりTV、ラジオ、新聞広告、バナーにより東ティモール国全体に広報される予定である。

    チャクブ組合 アセルダ社

    11月迄 50.1トン 52.0トン11月 4.9 トン 6.0トン累計 55.0トン 58.0トン

    1. NLCによる支払い

    8月にNLCに籾を販売した8農家グループのうち、2グループのみが11月までにNLCからの入金を確認した。今後NLCによる支払いシステムを更に分析し、今後の改善策を見出していく。

    2. ブルト周辺地域調査

    ブルト灌漑地域周辺の5つの村におけるコメの生産や販売の状況を把握し、かつ、NLCによる買取りについて関係者に情報共有するため、周辺地域を訪問した。

    バウカウ県の地元行政官との面談の様子

    前作期参加

    農家数

    次作期参加

    農家数

    合計

    ブルト 40 40 80

    マリアナ 40 40 80

    合計 80 80 160

    1. 水路清掃

    農家、 Kabu-we(伝統的水番人)、水利組合(WUA)幹部が水路の清掃を行うことを支援した。以下の表は、幹線水路の清掃に参加した農家数を水路毎に示す。

    水路清掃の様子

    日付 水路番号 農家数

    11月13日 4.2-5/6 62

    11月16日 4-4.2 20

    11月16日 5/6-7 16

    11月23日 5/6-7 40

    成果5: 研修と政策

    4つの他灌漑地域に関する調査報告書を完成させた。この報告書では、各灌漑地域のコメ栽培、灌漑水管理、販売などに関する基本情報が纏められている。