Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
平成28年度
関東農政局優良工事等表彰
受賞者の工事等概要
○(株)荏原実業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2笛吹川沿岸国営施設機能保全事業 太陽光発電設備製作据付工事
○(株)鶴見製作所 東京本社・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3笛吹川沿岸国営施設機能保全事業 太陽光発電設備製作据付工事
○山梨建設(株)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4那珂川沿岸農業水利事業(二期)水那幹線水路藤井その2工事
○古郡建設(株)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P5荒川中部農業水利事業 右岸幹線水路補修その1工事
○(株)今井組・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6北総中央農業水利事業 六区末端用水路整備工事
○(株)日立製作所 水・産業・流通ビジネスユニット・・・・・・・P7印旛沼二期農業水利事業 宗吾北揚排水ポンプ設備製作据付建設工事
○(株)電業社機械製作所 静岡支店・・・・・・・・・・・・・・・P8大井川用水(二期)農業水利事業 島田25号水路ポンプ設備製作据付工事
(以上 7 件、順不同)
工事の部門
-1-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
太陽光発電設備の新設・工事内容
左岸5-2分水FP 最大出力160kw 1箇所左岸6分水FP 最大出力49kw 1箇所
受益地内の左岸幹線5-2号及び6号調整池の上部に太陽光設備を設置する工事であった。
・朝夕に日陰となる箇所があり、発電効率に影響する部分があったが、日陰となる場所を考慮し太陽光モジュールの接続をすることにより、効率の良い発電施設を構築を図ることができました。・太陽光発電設備のパネルの型式が変更により申請が再度必要となり、売電開始時期が遅延する恐れがありましたが、設計及びパネル業者との契約締結を速やかに実施するとともに、東京電力、消防署等の関係機関との綿密な調整を行い 、予定していた時期での売電開始可能とさせました。
山梨県笛吹市御坂町竹居地内ほか
笛吹川沿岸国営施設機能保全事業
太陽光発電設備製作据付工事荏原実業(株)
平成27年月2日~平成28年3月25日
左岸 6 号分水 FP
160kw
左岸5-2分水 FP
49.9kw
モジュールの接続を、日影になる部
分(青色)とならない部分(赤色)
に分け、発電効率を向上させた。変更(施工)後のモジュール接続
【施工位置】
機場に近い の部分は、時期や時間帯によっては日影となる。当初設計ではこの点を考た配線計
画となっているいないため、日陰となる部分と、なりにくい部分を分けて接続し、発電効率を向上。
-2-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
笛吹川沿岸国営施設機能保全事業
右岸3号揚水機場ポンプ設備改修工事
(株)鶴見製作所 東京本店
平成27年6月27日~平成28年2月29日
山梨県山梨市江曽原地内
右岸3号揚水機場ポンプ設備の更新横軸方吸込多段渦巻ポンプ φ150mm×2台 (計画吐出量 0.2m3/s)
山梨県果樹試験所に敷地内にあることから、工事実施が可能な時間帯は、試験場の勤務時間、勤務日と制約されていた。また、常時かんがいを行っているため、連続断水は3日間と制約されていた。
・山梨果樹試験場の敷地内にあることから、残業や土日祝祭日の作業は原則しないことなど作業時間に制約がありましたが、作業時間内に確実に工事を実施し、余裕を持った施工管理及び工程管理を徹底して工事を完了させました。・ポンプ設備の配線・配管は基礎部より外に飛び出す部分を極力少なくなるよう工夫するとともに、既設のバルブ操作台や、外回りの配管の塗装等、見落としがちな点についても細部まで配慮した施工がなされました。
旧施設の撤去 設置場所まで人力で移動
台車を利用し人力据付 ジャッキにて上げる
腐食による漏水 吐出弁・管理弁を交換
-3-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
農業用管水路の新設 管水路工 L=272m(内推進工 L=140m)DCIPφ600mm
一 級河川部及び国道部を推進工工は協議により二重管方式などの条件下で、発進工と到達工の区間長がL=l4lmと長いことから確実かつ安全な施工に配慮して、工事を行う必要があった。
・ 推進工は、 H Pφ800 の鞘管の中に、内挿管として推進用ダクタイル鋳鉄管φ600を挿入するものであり、管芯高にズレが生じてしまうという、管の施工管理及び品質管理に懸念がありました。これに対して、受注者の提案により、1管当たり1スペーサの製作・取付けを行い、良質な構造物の施工がなされました。・斜面昇降設備の設置、労働安全衛生コンサルタントによる第三者機関による安全パトロールの実施などにより、安全な施工がなされました。・国道交差点歩道部や県道歩道部に工事案内看板を設置し、一般の方にも工事内容等が分かるように、月毎に施工写真を更新したり、わかりやすいイラストの入ったフロー図を設置するなどの工夫を行うとともに、現場前の県道歩道の除雪、意見箱を設置し地域住民とのコミュニケーションを図る等の地域貢献活動に努めました。
那珂川沿岸農業水利事業(二期)
水那幹線水路藤井その2工事
高橋建設工業(株)
茨城県水戸市藤井地内及び東茨城郡城里町那珂西地内
平成27年9月7日~平成28年3月25日
【立坑構築(鋼矢板打
設)】
【推進工到達状況】 【集落センター砕石敷き均し状況】【第3者機関による安全パトロール】
【内挿管布設】
【施工位置】
【泥水式推進工(発進坑)】
【パイプライン付設】
スペーサ設置
-4-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
水路補修工 施工延長L=395.6m 水路表面被覆 1式、断面修復 1式、ひびわれ補修 1式、目地補修 1式
通年通水であることから、下流へ用水補給を行いつつ、水路補修工事を行う必要があった。
・一般的な補修工法の組合せでありますが、農業用水の供給を行いながらの施工であるため、補修材の養生時間を確保しながら、厳格な施工管理を行う必要があった。このような制約の中、丁寧な施工管理が行われ工期内に無事故で完了させた。
荒川中部農業水利事業所
右岸幹線水路補修その1工事
古郡建設(株)
埼玉県深谷市武蔵野地内
平成27年12月10日~平成28年3月25日
【水路表面被覆】【ひび割れ充填工】【ひびわれ補修状況】
【施工位置】
【既設水路施工前】【施工完了後】
-5-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
市道下において開削工法によりパイプラインを埋設、推進工到達立坑の設置を行う計画となっており、沿線に住宅が連なっていることから配慮が必要であった。また、推進工発進立坑内に供用中のガス管を吊防護にて露出させた状態での施工であったことから安全かつ確実な工事を行う必要があった。
・ 工事施工範囲周辺に住居が連なっていることから住民の出入りに支障を来たさぬよう調整を行う必要がありました。到達立坑においては当初計画にあった覆鋼板に加え表面にアスファルト仮舗装を施すことで一般車両通行時における騒音振動対策を行い、住民への配慮を最優先して工事を行った。・ 発進立坑内にガス管が露出していたことから、掘削開始~埋戻完了まで管理者との連絡を密に取り、立会いを受けながら無事故、無災害で工事を完成させた。
北総中央農業水利事業
六区末端用水路整備工事
(株)今井組
千葉県八街市八街ほ地内
平成27年10月23日~平成28年3月16日
管水路工事 L=137.4m (内推進工 2重管 L=94.12m HPφ300) VUφ200 L=137.4m
【市道下施工状況】 【推進発進立抗(ガス防護状況】
【施工位置図】 【縦断図】
【推進工標準断面図】 【推進工中詰工】
-6-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
・洪水時排水ポンプの更新に当たっては、機能診断調査を実施し、塗装厚、鋼材の劣化状況及び機器の陳腐化等から整備内容の検討を行い、部位毎に更新または補修を判断し製作を行った。
・工事においては、水没部の調査を実施するとともに、工事実施に向けた補修整備内容の再検討を行い、検討結果から腐食が進行していた部位の更新を実施しており、非洪水期の限られた工程にもかかわらず期間内に工事を完了させました。・既設ポンプを運用しながらの施工であり、既設盤を残した状態の狭隘な作業環境であったたが、電気室内での盤据付作業時に門型架台を使用することで、効率的かつ安全な作業を行うなどの創意工夫が行われました。
印旛沼二期農業水利事業
宗吾北機場排水ポンプ設備製作据付建設工事
(株)日立製作所 水・産業・流通ビジネスユニット
千葉県成田市下方干拓地内
平成26年9月20日~平成28年2月16日
洪水時排水ポンプ設備の部分更新(口径2300㎜×1台)常時・洪水時排水ポンプ設備の更新(口径900㎜×1台)原動機、動力伝達装置、受変電・配電設備等の更新
【洪水時排水ポンプ 工事前】 【排水ポンプ 施工状況】
【洪水時排水ポンプ 完成時】【常時・洪水時 排水ポンプ】
【常時洪水時排水ポンプ 施工状況】 【常時洪水時排水ポンプ 完成時】
既設排水ポンプ
羽車据付中
更新後 排水ポンプ
既設排水ポンプ
サポート据付中
吐出エルボ据付中
更新後 排水ポンプ
-7-
【工事名】
【受賞者】
施工場所
工期
工事概要
工事等の特徴
評価のポイント
・ポンプ設備にあっては、ポンプを設置する吸水槽は、狭所、暗所で高さがあり、通年通水の大井川左岸幹線水路と連絡管で接続されていることから、吸水槽内での施工時の排水への対応が必要となる工事である。・取水ゲートは、伊太谷川からの取水設備の改修であり、河川水位の低下ができないこと、通年通水しているゲートであることから、施工に伴う断水期間を短期間とする条件下での施工が求められた。・ポンプ設置にあっては、ポンプを設置する位置である吸水槽は、狭所、暗所で高さがあり、通年通水の大井川左岸幹線水路と連絡管で接続されていることから、吸水槽内での施工時に排水への対応が必要となる工事でありましたが、大井川左岸幹線水路と接続している連絡管をムニボール(空気膨張式止水栓)を使用し完全止水を行ったことにより、吸水槽内がドライ施工が可能な状態となり、安全かつ良好な現場条件の下での施工が行われた結果、良好な出来型、品質が確保できました。・吸水槽内高所での作業時にはセーフティブロック使用及び開口部からの落下防止対策とし赤外線対応の音声発信器等の創意工夫を行い、作業員の墜落防止対策を行うなど、確実な安全対策の下、施工を行いました。
大井川用水農業水利事業(二期)
島田25号水路ポンプ設備製作据付工事
(株)電業社機械製作所 静岡支店
静岡県島田市相賀地内
平成27年8月28日~平成28年3月10日
島田25号水路ポンプ設備製作据付 水中ポンプ(着脱式) φ150mm 2台 電気設備、操作設備、計装設備 一式 島田1号・2号取水ゲート製作据付 取水ゲート φ600mm 2門 電気設備 一式
【吸水槽止水対策工事(ムニボール使用)】
【ポンプ平面図】 【ポンプ据付図】
【吸水槽内部(排水作業)】
【セーフティーガード設置】 【トークナビによる開口部からの落下防止対策 】
【架空配線状況】
-8-
○内外エンジニアリング(株) 東京支社・・・・・・・・・・・・・・P10国営施設機能保全事業 渡良瀬川沿岸地区施設耐震診断業務
○NTCコンサルタンツ (株) 東京支社・・・・・・・・・・・・・P11国営造施設応急対策事業 丹生貯水池基本設計その他業務
○(株)ジルコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12ストックマネジメント技術高度化事業 管水路の管体調査手法の診断技
術業務検証業務
○ (株)フジヤマ 千葉営業所・・・・・・・・・・・・・・・・・・P13印旛沼二期農業水利事業 宗吾西機場及び宗吾西第2号幹線用水路用地測
量業務
(以上4件、順不同)
業務の部門
-9-
【業務名】
【受賞者】
業務期間
業務概要
優良と評価された点
1. 対策工法の検討太田頭首工の対策工法耐震診断の結果、太田頭首工の現況はレベル1地震動に対応した構造物であるが、レベル2地震動に対応した構造諸元でないため、せん断耐力が不足する。対策工法の検討にあたっては、既設部材は健全であると判断されることから、既設部材を有効活用し、部分補強することによりせん断耐力の向上を図った。
2. 水路の耐震診断(開水路)開水路(鉄道横断部)の耐震照査は、代表断面で耐震照査を行い、その照査結果から東部伊勢崎線の横断箇所及び鉄道路線に近接する区間(矢場幹線)の耐震性能の評価を行う。代表断面の選定においては、地震時に最も不利となる条件の断面で解析を行い、地震力の影響を把握した。
国営施設機能保全事業渡良瀬川沿岸地区施設耐震診断業務
内外エンジニアリング(株) 東京支社
平成27年9月14日~平成28年3月18日
国営かんがい排水事業渡良瀬川沿岸地区で造成された、頭首工、国道・鉄道横断等の重要な施設について、レベル1及びレベル2地震動に対する施設の耐震診断(耐震性能照査)等を行うものである。
・頭首工の各堰柱の固有値解析に基づき構造物の振動特性を把握した上で適切な解析手法を選定しました。また、解析結果においては、3次元的な作図により、どの部分負荷が生じるのかを第3者に説明する資料としてもわかりやすく整理した。・複数箇所存在する暗渠部分の解析において、地震時に最も危険となる位置を解析断面として選定し耐震性能の照査を行い、この結果、レベル2地震時においても所定の耐震性能を有することを確認しました。このため、これより条件の良い部分についても耐震性能を有するものと判断でき、地区全体の長大な施設の耐震性能を効率的かつ合理的に判定することができました。
-10-
【業務名】
【受賞者】
業務期間
業務概要
優良と評価された点
1.堤体変位測量の整理、分析 1)中心線測量の水平変位水平変位は、上流側では最大6mm、下流側では最大6mm であった。変位ベクトル方向は、昨年度、No.9を境界に上下流方向に相反した変位になる不可解な挙動を示したが、その後、上流側の測線では回帰的な挙動を示し、上下流方向の相反する変位は解消されていた。
2。貯水池及び堤体規模の検討 1)貯水容量が減少した場合の堤体規模 ・丹生貯水池の必要貯水量を約400 千m3 とした場合、貯水位を現状と同じF.W.L.208.467m の条件では、堤体軸は現況堤体軸よりも227m 程度上流側に移動させたレイアウトが可能になる。この時の堤体規模を概算で算出した結果、堤長は357m、堤高は16.1m、堤体積は130 千m3 となる。
・堤体基礎地盤線の確認、堤体盛土の非健全箇所(締固め度等)の特定及び堤体変位測量精度の向上を図るため、通常中心線測量を1回行うところを2回行う計画の立案により確実に指摘事項に対応し、その中で右岸基礎地盤付近の漏水の懸念を示し次年度以降の調査計画の方針を定める重要な要素とすることができました。・設計においては、既設ダム造成時点から今日までの地域営農形態の変化に伴う貯水容量等の基礎諸元を他業務で検討している中、多数の設計実績を生かし、幅をもった基礎諸元に対応するための堤体規模やレイアウト等について現況ダム軸の移動も含めた複数案の提示がなされ、今後の方針検討に期待されこととなりました。
国営施設応急対策事業
丹生貯水池基本設計その他業務
NTCコンサルタンツ (株) 東京支社
平成27年8月28日~平成28年3月28日
旧国営鏑川農業水利事業の一環として建設された丹生貯水池改修のための地質調査、測量、設計を行うものである。
-11-
【業務名】
【受賞者】
業務期間
業務概要
優良と評価された点
・管内調査に必要な調査孔設置にあたり、事前に道路管理者へ丁寧な説明を行い、効率的な調査の進捗に努力するとともに、調査実施では、熟達したオペレーターにより変状箇所などについて明確に整理されるなど積極的な姿勢が見られた。・診断技術の有効性の検証と今後の課題の整理においても、作業条件、測定結果、視認性及び操作性等について具体的な分析がなされており、本業務の成果は、ストックマネジメント技術向上に期待される。
ストックマネジメント技術高度化事業
管水路の管体調査手法の診断技術検証業務機能診断技術評価検討業務
(株)ジルコ
平成27年10月28日~平成28年3月23日
国営芳賀台地農業水利事業で造成された管水路のうち、管内近接目視が不可能なφ600mm以下の小口径の管水路を対象とし、管内カメラ調査を行うことにより、管内カメラの視認性(カメラ画像、計測等), 管内カメラの作業性(操作性、走行性能(曲がり部及び勾配等))を把握し、管内カメラ診断技術の有効性の検証及び今後の課題等を取りまとめるものです。
【カメラSV-250】 【調査孔からカメラ搬入状況 】 【調査診断イメージ】
【距離計測状況】 【傾斜率調査状況】 【滞水深計測状況】
【継目間隔計測状況】 【たわみ量計測状況】 【水中調査状況】
-12-
【業務名】
【受賞者】
業務期間
業務概要
優良と評価された点
・用地測量においては、作業班を3班に区間分けし、同時並行で作業を進める体制により効率的な業務を遂行しました。調査車両の駐車は地域の方々の通行や農作業の支障となる場所を避けるとともに、調査車両であることを明示する等、地元住民とのトラブルを未然に防ぐ対策が十分配慮がされていました。・境界確認においては、地権者集合場所の駐車場整理員や現地誘導員の配置、状況に応じて集合場所、駅や地権者宅からの送迎を行う等、それぞれの地権者の状況に応じて適切な配慮がなされました。・立会進捗状況を本部で常に把握し、権利者等を現地に長く待たせることなく円滑な対応を実施しました。
業務内容(1) 作業計画 作業方法、使用機器の選定、作業工程等について作業計画を立案する。(2) 現地踏査 土地等の状況把握、既存基準点の有無等を確認する。(3) 地図の転写、転写連続図の作成、土地の登記記録の調査 管轄法務局等において、公図等を複写又は透写し、「転写連続図」を作成する。また、登記記録等を調査し、「土地の登記記録調査表」を作成する。(4) 権利者確認調査 関係地権者の住民票、戸籍簿謄本等を調査し、「権利者の確認調査表」を作成する。(5) 公共用地管理者との打合せ 関係する公共用地管理者と協議を行い、「打合せ簿」を作成する。(6) 依頼書の作成、協議書の作成 公用用地管理者に立会等を求める「依頼書」を作成する。また、境界確定図に押印を求める必要書類を作成する。(7) 境界の確認 現地において、一筆ごとに関係地権者立会のうえ、境界点の確認を行う。(8)土地境界立会確認書の作成 土地境界確認書を作成し、関係者地権者から署名及び押印を得る。(8) 境界測量現地の基準点(4級以上)から放射法により測定する。(10)用地境界仮杭の設置 土地取得及び土地使用する用地について用地境界仮杭を設置する。(11)境界点間測量隣接する境界点間の距離を現地で測定し、「精度管理表」に取りまとめる。(12)面積計算土地取得及び土地使用する用地の面積計算を行う。(13)用地実測図の作成境界測量等の結果に基づき、「用地実測図」を作成する。(14)用地平面図等の作成用地実測図を基に「土地取得図」、「土地使用図」等を作成する。(15)所有権移転登記資料収集整理取得する土地について、「所有権移転登記嘱託書(案)」を作成する。
印旛沼二期農業水利事業所
宗吾西機場及び宗吾西第2号幹線用水路用地測量業務
(株)フジヤマ 千葉営業所
平成27年7月30日~平成27年12月14日
宗吾西機場及び宗吾西第2号幹線用水路(2.6km)の工事施行に係る用地測量を行うものである。
-13-
○(株)フジタ 東京支店・・・・・・・・・・・・・・・・・・P15 農業用水の保全活動
(以上1件、順不同)
地域貢献活動の部
-14-
【活動名】
【受賞者】
業務概要
優良と評価された点
(芳賀台地地区)小宅幹線用水路、菅又幹線用水路における農業用水の保全活動
(株)フジタ 東京支店
小宅幹線用水路、菅又幹線用水路の施設管理者である芳賀台地土地改良区とボランティア活動に関する協定を締結し、平成19年から小宅幹線用水路、菅又幹線用水路の漏水事故の復旧や点検活動等の適切な保全活動を実施している。
・国営芳)賀台地農業水利事業において、平成12~14年度に工事を行った菅又)調整池に接続している小宅幹線用水路、菅又幹線用水路の施設管理者である芳賀台地土地改良区とボランティア活動に関する協定を締結し、平成19年度から、漏水事故に伴う復旧工事、充水作業及び漏水の有無チェックへの支援、空気弁工・排泥工のマンホールの水抜き、清掃、点検を行い、造成施設の適切な保全活動に貢献しています。・平成21年度、平成24年度、平成25年度、平成27年度には貢献活動に対して芳賀台地土地改良区より感謝状を授与されています。
排水・清掃状況
活動状況
点検作業状況マンホール内水が溜まった状
小宅幹線破損状況 復旧工事の状況(配管完了) 復旧工事の状況(埋戻状況)
ボランティア協定書 平成27年度感謝状
-15-