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平成 29 年度 つくば実習 ネット型「バレーボール」班 学習指導案 メンバー:◎奥村拓朗、⼤江秀和、川津詩織、根本謙太、牧野治⼦(MC2) ⼟屋駿、中川凪(MC1) 伊藤寛太、渡辺慎太郎、猿渡裕貴、荒牧晃輔(UG3) 担当教員:宮崎明世 1. 単元名 球技 ネット型「バレーボール」 2. 対象学年 中学校第 1・2 学年 男⼥ 32 名 3. 授業場所 筑波⼤学 中央体育館バスケットボール場(⾬天時:球技体育館) 4. 単元⽬標 1)味⽅が操作しやすい位置にボールをつなぎ、空いている空間をねらう、また定位置に戻り、相⼿の打球に備え た準備姿勢をとることができるようにする。(技能) 2)バレーボールに積極的に取り組むとともにゲームや練習の際に分担した役割に取り組むことができるように する。(態度) 3)技の名称やその⾏い⽅、運動の成り⽴ちを理解し、チームの課題をみつけることができるようにする。(知識、 思考・判断) 5. 単元について 1)ネット型の⼀般的特性 ・相⼿との⾝体接触が少ないことから、安全性が⾼く全員にボールが回る機会があり誰でも楽しめるスポーツで あり、男⼥を問わず幅広い年齢の⼈に愛好されている。 ・相⼿とのボールの奪い合いがなく相⼿チームに邪魔されることがないため、チームの作戦が組み⽴てやすい。 ・ボールに触れる回数が制限されていることから連携プレーが重視されるため、⾃らの責任を果たしたり、互い に助け合ったりするなどの態度を養うことができる。 2)⽣徒からみた特性 ・相⼿チームとの⾝体接触がないため、安全⾯で優れている。 ・仲間と協⼒することによりチームワークを⾼めることができる。 ・パスがつながるようになってくると喜びを感じる。 ・パスをつなぎ相⼿にコートに返し、ラリーへと発展していくと⾯⽩みが増してくる。 ・ボールに対しての恐怖⼼や痛さを感じると意欲⾯での低下がみられる傾向がある。 ・テレビ等で観戦したことがある⽣徒が多いため、認知度が⾮常に⾼く⼤まかな知識やイメージは持っている。 3)単元構成・教材作成の意図 (1)空間をまもる・ねらう 本実践では、 空いている場所=空間をまもる・ねらうことを学習課題の中核に据えた。現⾏の学習指導要領(⽂ 部科学省,2008)では、同じ型に属する球技種⽬の戦術的課題には類似性が存在するということを前提とした球技 のゲーム分類(Almond,1986)によって3つの型に分類されており、それぞれの型ごとに技能が⽰されている。学 習指導要領解説においても、それぞれの型に含まれる「種⽬に共通する動きを⾝につけることが⼤切である」と

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平成 29 年度 つくば実習 ネット型「バレーボール」班

学習指導案 メンバー:◎奥村拓朗、⼤江秀和、川津詩織、根本謙太、牧野治⼦(MC2)

⼟屋駿、中川凪(MC1) 伊藤寛太、渡辺慎太郎、猿渡裕貴、荒牧晃輔(UG3)

担当教員:宮崎明世 1. 単元名 球技 ネット型「バレーボール」 2. 対象学年 中学校第 1・2 学年 男⼥ 32 名 3. 授業場所 筑波⼤学 中央体育館バスケットボール場(⾬天時:球技体育館) 4. 単元⽬標 1)味⽅が操作しやすい位置にボールをつなぎ、空いている空間をねらう、また定位置に戻り、相⼿の打球に備え

た準備姿勢をとることができるようにする。(技能) 2)バレーボールに積極的に取り組むとともにゲームや練習の際に分担した役割に取り組むことができるように

する。(態度) 3)技の名称やその⾏い⽅、運動の成り⽴ちを理解し、チームの課題をみつけることができるようにする。(知識、

思考・判断) 5. 単元について 1)ネット型の⼀般的特性 ・相⼿との⾝体接触が少ないことから、安全性が⾼く全員にボールが回る機会があり誰でも楽しめるスポーツで

あり、男⼥を問わず幅広い年齢の⼈に愛好されている。 ・相⼿とのボールの奪い合いがなく相⼿チームに邪魔されることがないため、チームの作戦が組み⽴てやすい。 ・ボールに触れる回数が制限されていることから連携プレーが重視されるため、⾃らの責任を果たしたり、互い

に助け合ったりするなどの態度を養うことができる。 2)⽣徒からみた特性 ・相⼿チームとの⾝体接触がないため、安全⾯で優れている。 ・仲間と協⼒することによりチームワークを⾼めることができる。 ・パスがつながるようになってくると喜びを感じる。 ・パスをつなぎ相⼿にコートに返し、ラリーへと発展していくと⾯⽩みが増してくる。 ・ボールに対しての恐怖⼼や痛さを感じると意欲⾯での低下がみられる傾向がある。 ・テレビ等で観戦したことがある⽣徒が多いため、認知度が⾮常に⾼く⼤まかな知識やイメージは持っている。 3)単元構成・教材作成の意図 (1)空間をまもる・ねらう 本実践では、空いている場所=空間をまもる・ねらうことを学習課題の中核に据えた。現⾏の学習指導要領(⽂部科学省,2008)では、同じ型に属する球技種⽬の戦術的課題には類似性が存在するということを前提とした球技のゲーム分類(Almond,1986)によって3つの型に分類されており、それぞれの型ごとに技能が⽰されている。学習指導要領解説においても、それぞれの型に含まれる「種⽬に共通する動きを⾝につけることが⼤切である」と

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述べられており、そこでは型に共通する技術・戦術で系統性の構築を図っているといえる。そのため、本実践では型の系統性や学習の転移性を重要視した課題を設定した。

ネット型で例⽰されている種⽬は、バレーボール、卓球、テニス、バドミントンがあるが、それらの種⽬に共通する技能として中学 1・2 年⽣以降は「空いた場所(=空間)をめぐる攻防」が⽰されている。つまり、「相⼿が取れないような場所にボールを返球し、返せるのか返せないのか」が中⼼的な戦術的課題となる。

⼀⽅、中学 1・2 年⽣段階の指導に際しては、「空いた場所への攻撃を中⼼にラリーを続ける学習課題を追求しやすいように」とラリーを学習課題に据えることが述べられている。「空いた場所への攻撃を中⼼にラリーを続ける」というのは⼀⾒⽭盾するように考えられる。空いた場所への攻撃はラリーの中断(相⼿コートにボールを落とす)をねらう⽬的であるためである。様々な解釈があると考えられるが、本実践では「空いた場所をめぐる攻防を展開した結果として、ラリーが続く(こともある)ゲーム様相」を想定することにした。

今回の実践では、3-5 時間⽬が守備の内容、6-8 時間⽬が攻撃の内容となっている。バレーボールなどネット型のゲームは、まず、返球することが課題となり、次に相⼿の取りづらい返球をすることが課題になる。返球ができないと得点することはおろか失点しかしないため、まずは返球できるようにしようという考えになるはずである。従って、単元前半で「⾃コートの空いた場所に落とさないように」する、単元後半で「相⼿コートの空いた場所をねらって返球」する、を中⼼的な学習課題に設定した。単元前半では返球するだけで精いっぱいだが、返球が安定してきた単元後半では相⼿が取りづらいボールを返球できるようになる想定とした。

(2) 記録・分析の学習活動

学習活動に記録・分析を⼊れた先⾏研究として丸⼭(2013)や近藤(2009)がある。これらはチームで課題を明確にし、作戦や考えを共有するために取り⼊れたと述べられている。本単元においても、学習課題である「空いている場所」を可視化し、共有するために分析シートによる記録・分析の活動を導⼊している。また、分析的な視点でゲームを俯瞰視することによる戦術的な観戦能⼒の向上や、スポーツアナリストの仕事を体験するといったねらいも含み、⽣涯スポーツの観点からスポーツへ多様な関わり⽅が求められていること(⽂部科学省,2016)を反映している。

(3) 課題に合わせたゲーム修正

先述した「空いている場所をまもる・ねらう」といった課題に当たらせるため、ゲーム修正を⾏っている。詳しくはメインゲームの説明で説明するため、ここでは特徴的なルールのみ紹介する。特徴的なルールは2点あり、「セカンドキャッチ」と「トスアタックで返球」である。

「セカンドキャッチ」は第2触球者がキャッチするルールである。第1触球者のアンダーハンドパスが拙くてもカバーでき、第2触球者も第3触球者が返球しやすい安定したトスを上げることができる。また、キャッチすることで時間的な余裕ができるため、第3触球者が相⼿を⾒る余裕が⽣まれ、ねらう課題が遂⾏しやすくなる。ミスで失点することを減らし、ねらうことを簡単にすることができると考えられる。

「トスアタックで返球」とは、オーバーハンドパスで相⼿コートに返球することである。スパイクを禁⽌することで速い返球によって決まらないようにし、空いた場所をねらわないとうまく得点がとれないようにした。スパイクよりも動作が易しく、特に奥の空間はねらいやすくなっている。

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6.単元計画(9 時間取り扱い、本時は 5・6 時限)

時限

12

34

56

78

9

レシーブ

第2触球者に返球トスアタックで返球

コートの隅と

ネット際

相手の間

(シーム)

相手フォーメー

ションの弱点

0分 10分

20分

30分

40分

50分

ゲーム

まとめ

トーナメント

課題練習

自チームの空いている場所に気づき、

協力して相手のコートに返球する

ボール慣れ運動

集合・準備運動

ゲーム

オリエンテー

ション

分析

ゲーム

ドリル練習

ドリル練習

ゲーム

試しのゲーム

課題

学習の流れを

つかむ

空いている

場所があるこ

とに気づく

クライマックス

ゲーム

相手チームの空いている場所に気づき、

ねらった返球ができる

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7.学習活動に即した評価規準

※参照:評価規準の作成のための参考資料、国⽴教育政策研究所(online,2017/05/11) ※今回は、模擬授業のため、評価計画については省略してある。

運動への関心・意欲・態度 運動についての思考・判断 運動の技能 運動についての理解・バレーボールの学習に積極的に取り組もうとしている。・作戦などについての話し合いに参加しようとしている。・仲間の学習を援助しようとしている。

・ボール操作やボールを持たない動きなどの技術を身に付けるための運動の行い方のポイントを見付けている。・自己やチームの課題を見付けている。・仲間と協力する場面で、分担した役割に応じた協力の仕方を見付けている。

・空いた場所をめぐる攻防を展開するためのボールや用具の操作と定位置に戻るなどの動きができる。

・バレーボールの特性や成り立ちについて、学習した具体例を挙げている。・技術の名称や行い方について、学習した具体例を挙げている。

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8. 5 時間⽬の時案(午前) (1)本時の⽬標 <5 時間⽬> ・仲間と協⼒し、練習やゲームに積極的に取り組むことができるようにする。(態度) ・3 ⼈でつないでトスアタックで返球できるようにする。(技能) ・空いている場所があることを理解し、⾃⼰やチームの課題を⾒つけることができるようにする。(知識、思考・判断) (2)準備物・資料 ソフトバレーボール、バドミントン⽤⽀柱、延⻑⽀柱、バドミントン⽤ネット、ビブス、得点板、タイマー、分析シート、バインダー、筆記⽤具 時間 学習活動・発問 指導上の留意点・評価(○評価の観点と基準)

0 分

(1)

1 分

(2)

1. 集合・整列・挨拶・点呼・健康観察・本時の流れ

の説明を行う。

<本時の流れ>

準備運動、ボール慣れ

ドリル練習①

ドリル練習②

メインゲーム

本時のまとめ

2.準備体操を行う。

・両手間隔に広がって準備体操を行う。

<内容>

①屈伸

②伸脚

③前後屈

④アキレス腱伸ばし

⑤肩回し前後

⑥腕伸ばし

・体調確認、装飾品(時計、ブレスレットなど)爪

が伸びてないか確認する。

・前回までの学習を振り返り、本時の流れを確認す

る。

・教師が準備体操の内容を指示する。

・肩など、よく使うところは特に意識して伸ばさ

せる。

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3 分

(2)

5 分

(5)

⑦指グーパー

⑧足首回し

3.主運動につながるボール慣れ運動を行う。

・各グループの場所に移動し、ボールを一人一つ持っ

ていく。

・ボール慣れ運動内容

①両手で交互にはじいてリフティング

②膝を使ったバウンド

③ワンバウンドレシーブ

・①は笛の合図で開始、次の合図で②を 10 回行う。10

回終わったら各自③に移る。

4.ドリル練習①を行う。

・練習はボール慣れ運動を行った場所で行う。

・返球目標に向かってレシーブ(間隔は 4m)。

・2 人組で投げられたボールを相手にアンダーパスで

返球する。

・その場でレシーブ(40 秒)

・左右に動いてレシーブ(40 秒)

・投げる人とレシーブする人を交代して繰り返す。

・ボール慣れ運動の内容と、場所、意識するポイン

トの確認を行う。

・①は笛の合図で一斉に始め、③は笛の合図で

終了させる。

・ボール慣れのねらいと技術的ポイントは繰り返し

言う。

・生徒の間を見て回って、個別指導を行う。

・ぶつからないように向きを統一し、隣との間隔を

あけるように声をかける。

・レシーブのポイントが出来ているか生徒の動きを

よく確認し、助言する。

・定位置に戻るように指示する。

○返球目標に正確にレシーブできている。(技能)

レシーブのポイント

・肘を伸ばす

・膝を曲げる

・当てるところは手首

<予想されるつまずき>

・①ボールの当てる場所が悪く、真上に上

がらない。

・②バウンドと体が弾むタイミングが合わ

ない。

・③手だけで打つ。

<指導のポイント>

・ボールを当てる位置は手首の少し上。

・膝の曲げでタイミングを合わせる。

・バウンドを生かして膝を緩める。

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10 分

(3)

13 分

(7)

5.ドリル練習①終了後、集合し、本時のねらい、ドリ

ル練習②の説明を聞く。

・1つのグループに見本を行わせ、コートのまわりに

移動して実際の運動について説明を聞く。

6.ドリル練習②を行う。

グループ4人でトスアタック

・チームでボールを一つにして移動する。

・一人二回ずつ行ったらローテーション

する。

・3〜5 時限目通してのねらい、3、4 時限目のねら

い(レシーブ→第2触球者に返球)の確認、本時の

ねらいを明確に説明する。

・説明しながらデモをさせた後、1回通してデモを

させる。

・移動中、メインゲームでは 3~5 時限目のねらい

「自チームの空いている場所に気づき、協力して相

手のコートに返球する」を意識するように声をかけ

る。

・ドリル練習②のねらい(3 人で繋いで相手コート

に返球できるようにする)を確認する。

<指導のポイント>

〇レシーブ ・肘を伸ばす

・膝を曲げる

・当てるところは手首

〇返球 ・返球方向におへそを向けるようにする ・おでこの上で手を“ハ”の字にするようにする ・ボールの進行方向に体重をのせる

○キャッチしやすいレシーブ、うちやすいトス、ト

スアタックで返球できている。(技能) 20 分

(3)

23 分

(20)

7.集合し、ドリル練習②とゲームの繋がり、メインゲ

ームのルール、対戦相手を確認する。

・対戦相手は、別紙を参照する。

8.メインゲームを行う。

・ゲームをする前にチーム内のポジションについて話

す。

・対戦相手とボールは一つにする。

・得点板を持って移動する。

・ゲーム(3 分)→※作戦会議(2分)→ゲーム(3分)

・1 チーム 1 枚分析シートを配る。

・メインゲームのねらい(3 人で繋いで、確実に相手のコートに返球する)を再確認させる。

・セカンドキャッチやローテ―ションについてルー

ルとねらいを再度確認させる。

・分析する意図を説明する。

・3人で繋いで、返球するように指導する。

・作戦会議が活発に行われていないグループには積

極的に関与する。

3~5時限目のねらい:自チームの空いている場所に気づき、協力して相手のコートに返球する 本時のねらい:3人で繋いで、確実に相手のコートに返球する

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を 2試合行う。

・分析は、自陣コートのどこに返球してきたかを分析

シートに記録する。

・作戦会議では、分析シートを基にポジションを変更

する。

・コートの場所は掲示物で確認する。

<分析で予想される問題点と手立て>

回数が少なく傾向が出せない

⇒ポジションや声かけをほめ、後半のゲームも継続

するようにアドバイスする。

・コートの移動は試合の反省をさせつつ、速やかに

行うように声をかける。

○分析から自チームの空いている場所を見つけ、ポ

ジションを変更して対策することができる。(思

考・判断)

○相手コートに 3 回(3 人が触って)返球できてい

る。(技能) 43 分

(7)

9.集合し、整理体操を行う。

・ボールを片付けて、代表者に対戦表に得点を記入さ

せる。

・整理体操ができる広さに集合し、整理体操を行う。

<整理体操>

①屈伸

②伸脚

③アキレス腱伸ばし

④肩回し前後

⑤手足ブラブラ

・集合隊形で集合する。

・メインゲームでの得点や勝敗の確認を行う。

<予想される答え>

・3 人で繋いで返球することができた

・ネット際やコートの隅、人の間で失点することが

多かった

・本時のまとめ、次回の目標を聞く。

・挨拶を行う。

・怪我、体調不良がいないか確認する。

・速やかに集合するように声をかける。

・ボールが全て片付いているか確認する。

・本時で使った体の箇所を入念にストレッチするよ

うにさせる。

・得点や勝敗の確認、課題の確認について発問を通

して行う。

・ポジションの事例を発展させ、空いている場所が

変わることを理解させる。

・本時のねらいを確認し、3~5 限を総括して、次の

時間からの目標である「コートの隅とネット際をね

らってトスアタックを決めるようにする」ことを伝

える。

・分析カードを回収する。

発問 ①「3人で繋いで相手コートに返球することができたか(失点を減らすことができたか)」 ②「どのような分析結果を基にしてポジショ

ン変更をしたか」

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9.6時間⽬の時案(午後) (1)本時の⽬標 <6 時間⽬> ・作戦会議において積極的に参加し、チームに貢献しようとする。(態度) ・コートの⾓とネット際にボールを落とすことができるようにする。(技能) ・分析シートの結果からチームの課題や作戦を⾒つけることができるようにする。(知識、思考・判断) (2)準備物・資料 ソフトバレーボール、バドミントン⽤⽀柱、延⻑⽀柱、バドミントン⽤ネット、ビブス、得点板、タイマー、分析シート、バインダー、筆記⽤具 時間 学習活動・発問 指導上の留意点・評価(○評価の観点と基準)

0 分

(1)

1 分

(2)

1.集合・整列・挨拶・点呼・健康観察・本時の流れの

説明を行う。

<本時の流れ>

準備運動、ボール慣れ

前半のゲーム

課題練習

後半のゲーム

本時のまとめ

2.準備体操を行う。

・両手間隔に広がって準備体操を行う。

<内容>

①屈伸

②伸脚

③前後屈

④アキレス腱伸ばし

⑤肩回し前後

⑥腕伸ばし

⑦指グーパー

・体調確認、装飾品(時計、ブレスレットなど)

爪が伸びてないか確認する。

・前回までの学習を振り返り、本時の流れを確認

する。

・本時は攻撃がテーマであり、ゲームで課題練習

を挟むことを簡潔に伝える。

・教師が準備体操の内容を指示する。

・肩など、よく使うところは特に意識して伸ばさ

せる。

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3 分

(2)

5 分

(3)

⑧足首回し

3.主運動につながるボール慣れ運動をおこなう。

・各グループの場所に移動し、ボールを一人一つ持っ

ていく。

・ボール慣れ運動内容

①両手で交互にはじいてリフティング

②膝を使ったバウンド

③ワンバウンドレシーブ

・①は笛の合図で開始、次の合図で②を 10 回行う。

10 回終わったら各自③に移る。

4.集合、整列し、メインゲームのルール・対戦相手の

確認、本時のねらいについて説明する。

・本時からは攻撃を中心に考え練習していくことを再

度確認し、ゲームの課題を理解する。

・説明後、分析シートをチームに 1枚もらう。

・ルール、対戦表とコート(分析シートの裏に記

載)、役割を確認する。

・分析シートの記入方法を理解する。

・ボール慣れ運動の内容と、場所、意識するポイ

ントの確認を行う。

・①は笛の合図で一斉に始め、③は笛の合図で終

了させる。

・ボール慣れのねらいと技術的ポイントは繰り返

し言う。

・生徒の間を見て回って、個別指導を行う。

・素早くチームごとに集合するように声をかける。

・前回までは、守備(自コート)を中心に考えて

練習してきたが、本時からは攻撃(相手コート)

を中心に考えていくこと、前半のゲームではどこ

が空いていてボールが落ちやすいかを意識しなが

ら行うことを説明し、理解させる。

・対戦表を出しながら、対戦相手の確認、分析な

どの役割、ルールの確認を行う。

・ローテーションについて確認する。

・チームに1枚分析シートを配付し、ホワイトボ

ードを用いて図示しながら、分析の仕方の説明を

行う。(相手のポジションを書くことや、相手の

コートに落ちたボールの位置を記入するなど)

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前半のゲーム課題 「相手チームのどこをねらうとポイント

を取りやすいか、考えながらゲームしてみ

よう」

<6~8時限目のねらい> 相手チームの空いているところに気付き、ねらったところに返球できる。

<予想されるつまずき>

・①ボールの当てる場所が悪く、真上に上

がらない。

・②バウンドと体が弾むタイミングが合わ

ない。

・③手だけで打つ。

<指導のポイント>

・ボールを当てる位置は手首の少し上。

・膝の曲げでタイミングを合わせる。

・バウンドを生かして膝を緩める。

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8 分

(7)

15 分

(3)

18 分

(15)

5.前半のメインゲーム(3対 3)を 1 試合行う。

・1 コート1つボールを持って移動する。

・試合時間は 5分とする。

※ルール、対戦表については別紙参照

・試合終了後、得点は分析シートに記入する。

6.試合終了後、集合し、話を聞く。

・発問に答えながら本時のねらいを理解する。

<予想される答え> ①「前 2人、後ろ 1人のポジション、前 1人、後ろ 2人のポジション」 ②「人の間に落としやすかった」「ネット際や角に落と

しやすかった」

・コートの四隅、ネット際、人と人の間に決まりやす

いことがわかる。

→本時はコートの四隅、ネット際をねらって返球する

ことを目標とする

6.課題練習を行う。

・課題練習のルール、ローテーションを理解し、

練習場所を確認する。

・常に空いているところはどこが見つけながらゲ

ームを行うように声を掛ける。

・発問をしながら、本時の攻撃のねらいについて

説明をおこなう。

・空いている場所の中でも、本時ではコートの隅

とネット際に焦点を置くことを理解させる。

・課題練習のねらい、ルール、練習場所を説明す

る。

・課題練習の方法と技術的ポイントの理解を深め

るため、デモンストレーションを行う。

・デモンストレーションで、①アタッカーとネッ

トの距離②指先でのコントロール③目印の把握に

ついて教師がいい例と悪い例を実際に行い、生徒

にどちらの方が良いか、どうすれば良いかを問

しながらポイントを伝える。

<発問>

①「相手チームのプレーヤーはどの位置に

立っていましたか」

②「どこが空いていてボールを落としやす

かったですか」

<本時のねらい> コートの隅とネット際をねらってトスアタックを決めよう

<課題練習のねらい> コートの隅やネット際にある目印にトス

アタックを決めよう

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33 分

(10)

<課題練習のルール>

・チームコートに移動し練習を行う。

・1 チーム、ボールは 1個とし、ボールは 1番が持っ

ていく。目標とするマーカー(ロープ)は〇番が 2つ

持っていきセットする。

・ボールは拾った人がコートを挟んで下手で投げ入れ

てスタートする。

・投げられたボールをレシーブ、キャッチとつなぎ、

アタッカーはコートにある目印をねらってトスアタッ

クを打つ。

・2回同じ人がトスアタックをしたら、ローテーショ

ンをする。

・5 分経過したら、笛の合図で左右を変える。

・各チームで印の位置も移動させる。

7.後半のメインゲームを行う。

・一度集合し、対戦相手(分析シートの裏に記載)な

どを確認する。

・合図でコートに移動し 4分-1 分-4 分のゲームを行

う。

・セット間は分析シートに基づいて作戦会議を行う。

・試合終了後、得点を分析シートに記入する。

○空いている場所にボールを落とすことができる

(技能:観察)

・ボールが転がっていないかなど、安全に注意す

るよう声をかける。

・生徒のプレーに対して観察、フィードバックを

行う。

・課題練習でコートの隅、ネット際をねらったこ

と、ねらう際にはどこが空いているかを打つ前に

見て把握すること、指先でコントロールすること

などを確認し、意識して試合にのぞませる。

○コートの隅やネット際にボールを落とすことが

できる。(技能:観察)

○作戦会議で、自己やチームの課題を指摘して

いる。(思考・判断:観察)

・特に話し合いが進んでいなさそうなところは、

発問しながら促す。

<予想されるつまずき>

・的に入らない。

・ネットにかかる。

<指導のポイント>

・指先でコントロールすることを意識させる。

・打つ前にマーカーの位置を把握する。

・ネットから少し離れる。

・直線的な球を打つ。

・トスアタックの緩急を調整する。

<作戦会議のポイント>

・ボールをどこに落とすことが出来たか。

・いいトスがあげられたかなどの技能。

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43 分

(7) 8.集合し、試合結果の確認、本時のまとめ、整理体操、

挨拶を行う。

・ボールを片付けて、代表者に対戦表に得点を記入さ

せる。

・整理体操ができる広さに集合し、整理体操を行う。

<整理体操>

①屈伸

②伸脚

③アキレス腱伸ばし

④肩回し前後

⑤手足ブラブラ

・集合隊形で集合する。

・得点、各班の分析シートをホワイトボードに貼り、

前半と後半のメインゲームで比較する。

<予想される答え>

・後半の方がコートの隅やネット際に落とすことがで

きた。

・逆に予想されて守られてしまった。

・コートの隅やネット際に落とされて、動き回ること

が多くなり、守りにくくなった。

・本時のまとめを聞く。

・次時の流れの確認を行う。

・チームごとにビブスを返却する。

・挨拶を行い、終了。

・怪我、体調不良がいないか確認する。

・速やかに集合するように声をかける。

・ボールが全て片付いているか確認する。

・本時で使った体の箇所を入念にストレッチする

ようにさせる。

・ねらった場所に攻撃ができたか、前半と後半の

ゲームで分析シートの黒丸の位置がどう変わった

かを確認する。

・次時の流れを説明する。

・ビブスはチームごとに回収させる。

発問 ①「前半のゲームと後半のゲームを比較し て、分析シートの黒丸の位置はどのよう に変化しましたか」 ②「守備をしていて、コートの隅やネット 際を攻められてどうでしたか」

本時は攻撃を中心に練習し、空いている場所の一つにコートの隅やネット際があり、攻撃のポ

イントである。

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チームエリアの図

ピンク 水色

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対戦表(第5校時)

Aコート 第1試合 赤-青 第2試合 赤-ピ

Bコート 第1試合 ピ―水 第2試合 青-水

Cコート 第1試合 緑-白 第2試合 緑-黄

Dコート 第1試合 黄―黒 第2試合 白-黒

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対戦表(第 6校時)

Aコート 第1試合 赤-青 第2試合 赤-ピ

Bコート 第1試合 ピ―水 第2試合 青-水

Cコート 第1試合 緑-白 第2試合 緑-黄

Dコート 第1試合 黄―黒 第2試合 白-黒

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5 時間目 ドリル練習②

課題:3 人でつないで相手のコートに返球しよう!

1:第 1 触球者、拾:拾う人

2:第 2 触球者

3:第 3 触球者

拾う人がレシーバーにボールを投げ入れる 1人 2回返球したら、矢印の順番でローテーションする

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6 時間目 課題練習

課題:マーカーをねらってトスアタックを打とう!

1:第1触球者 拾う人

2:第2触球者

3:第3触球者

コートの反対側からレシーバーにボールを投げ入れる

返球者(第 3 触球者)は、相手コートの空きやすいコートの隅、ネット

際の場所に置いてあるマーカーをねらって返球する

1人3回アタックしたら、矢印の順番でローテーションする

5分でコートの左右を入れ替え(マーカーも各チームで移動させる。)

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分析シート(守備)

相手チームからの返球の位置を記録しよう!どこを守れば決められにくいだろうか?

① 相手のチームが立っている位置→△で記入② 相手の第 1触球者がボールに触れた場所→〇で記入③ ボールが触られず直接コートに落ちた場所→●で記入

1試合目(前半)

2試合目(後半)

自チーム 相手チーム

自チーム 相手チーム

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記入例

分析シート(守備)

相手チームからの返球の位置を記録しよう!どこを守れば決められにくいだろうか?

①相手のチームが立っている位置→△で記入

②相手の第 1触球者がボールに触れた場所→〇で記入

③ボールが触られず直接コートに落ちた場所→●で記入

1試合目(前半)

2試合目(後半)

自チーム 相手チーム

自チーム 相手チーム

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分析シート(攻撃)

相手コートのどこに返球したか(第 1触球者がボールに触れた、または返球したボールが直接コー

トに落下した位置)を記録し、フォーメーション変更の資料にしよう!※サーブは記録しない

①相手のチームが立っている位置→△で記入

②相手の第 1触球者がボールに触れた場所→〇で記入

③ボールが触られず直接コートに落ちた場所→●で記入

1試合目(前半)

2試合目(後半)

自チーム 相手チーム

自チーム 相手チーム

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記入例

分析シート(攻撃)

相手コートのどこに返球したか(第 1触球者がボールに触れた、または返球したボールが直接コー

トに落下した位置)を記録し、フォーメーション変更の資料にしよう!※サーブは記録しない

①相手のチームが立っている位置→△で記入

②相手の第 1触球者がボールに触れた場所→〇で記入

③ボールが触られず直接コートに落ちた場所→●で記入

1試合目(前半)

2試合目(後半)

自チーム 相手チーム

自チーム 相手チーム

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