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1 平成 29 年度ロボット関連産業創出等支援事業について 【平成 29 年度の取組】 1 栃木県ロボット産業創出推進懇談会 2 とちぎロボットフォーラム 3 実証実験フィールドの提供 4 産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修 5 国際ロボット展出展支援 6 コーディネーターの配置 7 栃木県の取組のPR 8 成果指標の状況 1 栃木県ロボット産業創出推進懇談会 日 時:平成 30 年3月 12 日(月)14:00~15:30 場 所:栃木県庁舎 北別館 会議室 402 出席者:委員9名、関東経済産業局、事務局等 内 容:①平成 29 年度ロボット関連産業創出等支援事業について ②平成 30 年度ロボット関連産業創出等支援事業について 2 とちぎロボットフォーラム 【設 立】平成 28 年7月 14 日 【会員数】173(平成 30 年3月 1 日現在)[109(平成 29 年2月末現在)] (1) セミナー・交流会 本県におけるロボット関連産業の振興に向け、ロボットの最新動向について学ぶとともに、 企業等間のネットワーク形成やマッチングを促進するため、とちぎロボットフォーラムの会員 等を対象に、以下のとおりセミナー及び交流会の開催並びにロボット等の展示を実施した。 日 時:平成 29 年7月 10 日(月)14:00~18:00 場 所:栃木県総合文化センター(特別会議室、第1会議室、特別会議室ロビー) 参加者:①セミナー 141 名(事務局除く) ②交流会(会員限定) 53 名( 内 容:①セミナー(14:00~16:45 特別会議室) ◆講演 ○「AI(人工知能)の動向及びロボット分野における活用の展望」 エヌビディア合同会社 ロボティクス&インダストリアル部 マネージャー 市浦 茂 氏 ○「ロボット革命の実現に向けて」 経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 幸物 正晃 氏 ◆その他 ○栃木県のロボット関連産業の振興について説明 ○とちぎロボットフォーラム分科会活動等について説明 資料1

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1

平成 29年度ロボット関連産業創出等支援事業について

【平成 29年度の取組】

1 栃木県ロボット産業創出推進懇談会

2 とちぎロボットフォーラム

3 実証実験フィールドの提供

4 産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

5 国際ロボット展出展支援

6 コーディネーターの配置

7 栃木県の取組のPR

8 成果指標の状況

1 栃木県ロボット産業創出推進懇談会

日 時:平成 30年3月 12日(月)14:00~15:30

場 所:栃木県庁舎 北別館 会議室 402

出席者:委員9名、関東経済産業局、事務局等

内 容:①平成 29年度ロボット関連産業創出等支援事業について

②平成 30年度ロボット関連産業創出等支援事業について

2 とちぎロボットフォーラム

【設 立】平成 28年7月 14日

【会員数】173(平成 30 年3月 1日現在)[109(平成 29年2月末現在)]

(1) セミナー・交流会

本県におけるロボット関連産業の振興に向け、ロボットの最新動向について学ぶとともに、

企業等間のネットワーク形成やマッチングを促進するため、とちぎロボットフォーラムの会員

等を対象に、以下のとおりセミナー及び交流会の開催並びにロボット等の展示を実施した。

日 時:平成 29年7月 10日(月)14:00~18:00

場 所:栃木県総合文化センター(特別会議室、第1会議室、特別会議室ロビー)

参加者:①セミナー 141名(事務局除く)

②交流会(会員限定) 53名( 〃 )

内 容:①セミナー(14:00~16:45 特別会議室)

◆講演

○「AI(人工知能)の動向及びロボット分野における活用の展望」

エヌビディア合同会社 ロボティクス&インダストリアル部

マネージャー 市浦 茂 氏

○「ロボット革命の実現に向けて」

経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 情報政策課

課長補佐 幸物 正晃 氏

◆その他

○栃木県のロボット関連産業の振興について説明

○とちぎロボットフォーラム分科会活動等について説明

資料1

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2

②交流会(17:00~18:00 第1会議室)

③ロボット等展示(13:00~17:30 特別会議室ロビー及び第1会議室)

企業・団体名 出展内容

ロボット等展示

1 ㈱アール・ティー・シー つながる見守り支援機器

2 宇都宮大学 パーソナルモビリティロボット

3 カワダロボティクス㈱ 双腕型産業用ロボット NEXTAGE

4 ㈱ソフトシーデーシー テレドロイドシステム

5 フィッシャーテクニック・エデュケーション プログラミング及びロボティクス教材

6 藤井産業㈱ オムロン製自動搬送ロボット

7 Mighty Wings 那須塩原ドローンスクール ドローンの展示、ドローンスクールの案内

8 ㈱アバールデータ、㈱システム計画研究所 食品検査装置向けの AIデモ

パンフレット等展示

9 アークテック㈱ パネル、パンフレット

10 池上通信機㈱ パンフレット

その他

11 観光交流課 デスティネーションキャンペーン

12 労働政策課 とちぎ技能五輪・アビリンピック 2017

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(参考)セミナー・交流会アンケート結果

総回答数 84

1 講演「AI(人工知能)の動向及びロボット分野における活用の展望」について

(1) 講演時間 長すぎる 9 ちょうどよい 73 短い 1

(2) 講演内容 満足 26 やや満足 31 普通 18 やや不満 5 不満 0

(3) 意見(一部抜粋)

○ 私達小さな企業でも取り組むことができるAIが少し分かった。今後のAIの動向と、

できること・できないことがあることを理解しないとダメだと分かった。

○ 少し長い時間だったが、内容が盛りだくさんで分かりやすくお話しいただいた。

○ 人工知能に関して以前より深く理解することができた。

○ 知識が不足しているため、講演の内容が理解できない部分があった。

○ AI機能の欠点まで課題がわかった

2 講演「ロボット革命の実現に向けて」について

(1) 講演時間 長すぎる 0 ちょうどよい 60 短い 14

(2) 講演内容 満足 11 やや満足 23 普通 30 やや不満 8 不満 1

(3) 意見(一部抜粋)

○ 助成金について、簡潔に教えていただいた。必要に応じて参照すべき内容がわかった。

○ 大変貴重なレポートなので、もう少し時間を使って御説明いただきたい。

○ ロボット産業の動向、なぜ今後伸びるのかがよくわかった。

長すぎる

11%

ちょうどよ

い88%

短すぎる

1%講演時間

満足

32%

やや満足

39%

普通

23%

やや

不満6%

不満

0%講演内容

長すぎる

0%

ちょうどよ

い81%

短すぎる

19%

講演時間

満足

15%

やや満足

32%普通

41%

やや不満

11%

不満

1%講演内容

Page 4: 29 年度ロボット関連産業創出等支援事業について(1) 講演時間 長すぎる 0 ちょうどよい 60 短い 14 (2) 講演内容 満足 11 やや満足 23 普通

4

3 システムインテグレーター研修について

(1) 研修への興味 興味あり 35 興味なし 14 わからない 22

(2) 参加してみたい(社員を参加させてみたい)と思う研修の内容(複数回答可)

基礎知識を幅広く 22 幅は狭いが高レベル 3 ロボット操作を体験 4

(2) 分科会

分科会 平成 29年度研究事業

ものづくり・物流分科会 ロボット導入予備調査モデル研究事業

農林・フィールド分科会 農業ロボット研究事業

生活・サービス分科会 パーソナルモビリティロボット研究事業

ロボット介護機器開発研究事業

ア ものづくり・物流分科会

(ア) ロボット導入予備調査モデル研究事業

(協力:カワダロボティクス㈱)

◆第1回研究ミーティング

日 時:平成 29年6月 22日(木)13:30~16:30

場 所:とちぎ産業交流センター第2会議室

参加者:会員 12 社/19名(事務局等除く)

内 容:■ロボット導入予備調査モデル研究事業の進め方について

■ロボット(NEXTAGE)に関する研修

講師:カワダロボティクス㈱

■意見交換・事務連絡

◆第2回研究ミーティング

日 時:平成 29年 11月6日(月)13:30~16:30

場 所:村田発條㈱清原工場

参加者:会員 7社/9名(事務局等除く)

内 容:■モデル企業現地調査

■モデル企業におけるロボット導入に係る課題の整理

講師:(公財)栃木県産業振興センター 渡邉マネージャー

■NEXTAGEによる作業試行の検討

興味あり

49%

興味なし

20%

わからな

い31%

研修への興味

0

5

10

15

20

25

基礎知識を幅広く 幅は狭いが高レベル ロボット操作を体験

回答数(複数回答可)

参加してみたいと思う研修内容

Page 5: 29 年度ロボット関連産業創出等支援事業について(1) 講演時間 長すぎる 0 ちょうどよい 60 短い 14 (2) 講演内容 満足 11 やや満足 23 普通

5

講師:カワダロボティクス㈱

■ハンド試作の検討

◆成果発表会・交流会

日 時:平成 30年3月9日(月)13:30~16:30

場 所:とちぎ産業交流センター第2会議室

参加者:会員 20 社/25名(事務局等除く)

内 容:■「ロボット導入予備調査モデル研究事業」の成果発表

■会員による事業案内、ニーズ・シーズ発表

発表者:アークテック㈱

茨城県工業技術センター

オリックス・レンテック㈱

■交流会

(イ) グローリー㈱埼玉工場見学会

人と協調作業を行うことができるロボットへの理解を深めていくことで、今後の中小企

業の製造現場へのロボット導入を促進するため、県内製造業の経営者層を対象に、人とロ

ボットの協調作業を実現しているグローリー㈱埼玉工場の見学会を開催した。

日 時:平成 29年 11月8日(水)10:00~12:00

場 所:グローリー㈱埼玉工場(埼玉県加須市古川 2-4-1)

参加者:会員 5社/8名(事務局等除く)

内 容:工場見学等

協 力:カワダロボティクス㈱

イ 農林・フィールド分科会

(ア) 農業ロボット研究事業

(協力:宇都宮大学)

◆第1回研究ミーティング

日 時:平成 29年7月 25日(火)13:30~16:45

場 所:とちぎ産業交流センター第2会議室

参加者:会員 19 社・機関/23名(事務局等除く)

内 容:■農業ロボット研究事業の進め方について

モデル企業 :村田発條㈱

ハンド等試作:機械設計中畑㈱、アークテック㈱

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■現場に導入されるロボットを開発するには

講師:日本農業ロボット協会 会長

(株)エムスクエア・ラボ 代表取締役社長 加藤百合子 氏

■農業ロボットに対するニーズについて

講師:栃木県農業法人協会 会長

(有)エフ・エフ・ヒライデ 取締役会長 平出孝司 氏

■メガソーラー管理を目的とした自律走行ロボットの開発について

講師:栃木県産業技術センター

■意見交換・事務連絡

◆第2回研究ミーティング

日 時:平成 29年 10月 30日(月)13:30~16:35

場 所:とちぎ産業交流センター第4会議室

参加者:会員 12 社・機関/12名(事務局等除く)

内 容:■自律移動ロボットの要素技術の解説

講師:宇都宮大学大学院工学研究科機械知能工学専攻 教授 尾崎功一 氏

■農業現場でのニーズの紹介

講師:栃木県農政部経営技術課

■意見交換

◆第3回研究ミーティング

日 時:平成 29年 12月 18日(月)13:30~15:20

場 所:宇都宮大学農学部附属農場

参加者:会員 4社・機関/5名(事務局等除く)

内 容:■現場視察

試作参加希望者による搬送用四輪ロボットの現場視察を実施

■収穫物搬送ロボットの試作に係る仕様等に関するディスカッション

◆第4回研究ミーティング

日 時:平成 30年2月6日(火)13:30~16:10

場 所:㈲エフ・エフ・ヒライデ圃場(現場視察)

JAうつのみや平石支所

参加者:会員 6社・機関/7名(事務局等除く)

内 容:■現場視察

ロボット導入の可能性を探る視点から、施設園芸(ユリ生産)の現場を視察

■意見交換

◆成果発表会・交流会(生活・サービス分科会と合同開催)

日 時:平成 30年3月 22日(木)10:00~12:00

場 所:とちぎ産業交流センター第2会議室

参加者:会員 社/ 名(事務局等除く)

内 容:■「農業ロボット研究事業」の成果発表

■「パーソナルモビリティロボット研究事業」の成果発表

■交流会

ロボット試作:アイ・イート㈱、㈱青木製作所

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ウ 生活・サービス分科会

(ア) パーソナルモビリティロボット研究事業

(協力:宇都宮大学)

◆第1回研究ミーティング

日 時:平成 29年8月2日(水)13:30~16:45

場 所:宇都宮大学陽東キャンパス オプティクス教育研究センター

参加者:会員 12 社・機関/12名(事務局等除く)

内 容:■パーソナルモビリティロボット研究事業の進め方について

■移動にイノベーションをもたらす!

講師:つくばモビリティロボット実証実験推進協議会 事務局長

つくば市政策イノベーション部科学技術振興課 課長 久保田靖彦 氏

■パーソナルモビリティロボットに用いられる技術や課題について

講師:宇都宮大学大学院工学研究科機械知能工学専攻 准教授 星野 智史 氏

小山工業高等専門学校電気電子創造工学科 講師 井上 一道 氏

■意見交換・事務連絡

◆第2回研究ミーティング

日 時:平成 29年9月 28日(木)13:30~16:10

場 所:とちぎ産業交流センター第4会議室

参加者:会員 7社/7名、オブザーバー 1社/1名(事務局等除く)

内 容:■パーソナルモビリティロボット研究事業の今後の進め方について

■試作に係る経費の支払について

■NENA要素部品の試作の役割分担調整

■新型機のコンセプトについて

■新型機について意見交換

■事務連絡

◆第3回研究ミーティング

日 時:平成 29年 11月 16日(木)13:00~15:00

場 所:栃木県庁本館6階 産業労働観光部会議室2

参加者:会員 8社/9名(事務局等除く)

内 容:■NENAの要素部品試作の進捗状況の確認

■新型機のコンセプトやアウトラインに関する検討

■事務連絡

◆第4回研究ミーティング

日 時:平成 30年3月8日(木)13:30~15:30

場 所:とちぎ産業交流センター第4会議室

参加者:会員 5社/7名(事務局等除く)

内 容:■NENAの要素部品試作の進捗状況の確認

■パーソナルモビリティロボット研究事業の今後の進め方について

■事務連絡

◆成果発表会・交流会(農林・フィールド分科会と合同開催)

日 時:平成 30年3月 22日(木)10:00~12:00

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8

場 所:とちぎ産業交流センター第2会議室

参加者:会員 社/ 名(事務局等除く)

内 容:■「農業ロボット研究事業」の成果発表

■「パーソナルモビリティロボット研究事業」の成果発表

■交流会

(イ) ロボット介護機器開発研究事業

(「技術情報交流会 in 国際医療福祉大学」と合同開催)

主 催:栃木県、とちぎ医療機器産業振興協議会、とちぎヘルスケア産業フォーラム、

とちぎロボットフォーラム

日 時:平成 30年2月 20日(火)13:30~17:20

場 所:国際医療福祉大学大田原キャンパスO棟1階

参加者:46団体/120名(うち、とちぎロボットフォーラム会員 11団体/16名)

内 容:■医工連携事業の成果報告と本学の職務発明について

講師:国際医療福祉大学医療福祉・マネジメント学科 講師 二木恵子 氏

産学・医工連携推進室 コーディネーター 西木雅行 氏

■介護機器の開発・導入にあたっての留意点

講師:㈱福祉用具総合評価センター 代表取締役 田中繁 氏

■ロボット介護機器開発の動向について

講師:(同)アグリハート 代表社員 木村佳晶 氏

■臨床・教育ニーズ及びシーズの発表

とちぎロボットフォーラムからは㈱オガワがニーズを発表

■名刺交換・企業展示・交流会

(3) その他

ア 情報発信

(ア) 「とちぎロボットフォーラム」ニュース(メールマガジン)の配信

会員企業に対し、フォーラム事業や他機関事業の案内を行うメールマガジンを配信した。

平成 29年度配信数(平成 29年4月~平成 30年2月):47件

(イ) ホームページ

栃木県産業振興センターホームページ内に「とちぎロボットフォーラム」のページを掲

載し、事業紹介、会員募集等を行った。

NENA要素部品試作:㈱青木製作所、㈱ヴァン・クリエイト、五百部商事㈲、

㈲ハルテック那須事業所

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イ 相談業務

会員からの施策活用等に関する相談に対応した。

ウ 他協議会等との共催事業

(ア) 介護福祉機器研究部会~リハビリ施設の見学と現場ニーズの意見交換会~

主 催:栃木県、とちぎ医療機器産業振興協議会、とちぎヘルスケア産業フォーラム、

とちぎロボットフォーラム

日 時:平成 29年 10月 19日(木)13:30~15:30

場 所:栃木県立がんセンター 管理棟3階大会議室

参加者:19団体/26名(うち、とちぎロボットフォーラム会員 9団体/9名)

内 容:■がんリハビリテーションセンターの概要とがんリハビリの現状について

講師:栃木県立がんセンター リハビリテーション技術科長 伊藤貴子 氏

■がんリハビリテーションセンターの現場見学

■リハビリ現場ニーズをテーマとした意見交換

(イ) ドローンのビジネス活用セミナー

主 催:うつのみや次世代産業イノベーションセミナー、とちぎロボットフォーラム

日 時:平成 30年2月9日(金)13:30~15:30

場 所:ホテルニューイタヤ

参加者:90名(うち、とちぎロボットフォーラム会員7名)

内 容:■改正航空法の概要と最近の取組

講師:国土交通省航空局安全部安全企画課 主査 三輪田学 氏

■ドローンの活用の現状、活用アイデア、活用可能性について

講師:五百部商事㈲ 代表取締役 五百部達也 氏

(ウ) 県内大学等における「企業概要説明会」

県内大学等において、会員企業が学生に対して企業概要説明を実施した。

主催:とちぎ自動車産業振興協議会、とちぎ航空宇宙産業振興協議会、とちぎ医療機器産

業振興協議会、とちぎ光産業振興協議会、とちぎ環境産業振興協議会、フードバレ

ーとちぎ推進協議会、とちぎロボットフォーラム、とちぎヘルスケア産業フォーラ

募集を行った企業概要説明会 参加フォーラム会員

企業数

宇都宮大学/平成 30年3月1日(木)、5日(月)、6日(火) 7

帝京大学/

平成 30年3月 13 日(火)、14日(水)、15日(木)、16日(金) 8

県央産業技術専門校/平成 30年3月7日(水) 10

関東職業能力開発大学校/平成 30年3月9日(金)、12日(月) 6

小山工業高等専門学校/平成 30年3月 16日(金) 9

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エ 後援名義の使用

次の行事に対し、後援名義の使用を承認した。

行 事 名:WRO Japan 2017 栃木大会

開 催 日:平成 29 年8月 27日(日)

場 所:帝京大学 宇都宮キャンパス

主 催 者:㈱キープキャリエール

行事の趣旨:栃木県の子どもたちのロボットプログラミング教育の周知と意識向上を目的と

した大会

(4) 委託先

(公財)栃木県産業振興センター

3 実証実験フィールドの提供

元粟野高校(鹿沼市)において、実証実験フィールドを提供した。

◆利用日数(平成29年4月~平成30年2月) 延べ120日

◆利用企業数 4社

◆実証実験の内容 開発中の無人小型飛行機(ドローン)の飛行確認 など

4 産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

(1) 背景

・ ロボットシステムインテグレーター(SIer)にとって、ビジネスチャンスが大きく広がって

いるとともに、担うべき役割がますます重要になっている。

・ ロボット導入について、自動車以外の製造業やサービス業等の新たな分野や、中堅中小企業

等にも幅広く対応するためには、SIerが質・量ともに不足している。

(2) 目的

・ 県内事業者のロボットシステムインテグレート(ロボットSI)事業への新規参入・事業拡

大の促進

・ ユーザー企業へのロボット導入の促進

(3) 対象者

栃木県内に事業所を有し、次のいずれかに該当する企業のエンジニア又はエンジニアを目指

す者

ロボットSI事業を営んでいる又はロボットSI事業に参入しようとしている企業

自社内の生産設備に関するロボットSI業務に携わる人材を育成しようとする企業

(4) 研修期間

平成 30年 1月 17日(水)~3月 7日(水)

(上記のうち 7日間(座学 4日、実技 3日))

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11

(5) 参加者

20名(定員)

すべてのカリキュラムを研修生に受講させた事業者には、受講後、「教示・検査等の業務

に係る特別教育修了通知書」を交付するとともに、研修生にも「修了証」を発行する。

(6) 受講料

30,000円

(7) 研修構成

区分 内容

座学

「ロボットシステムインテグレータ(ロボット SIer)スキル標準」で示された技

術区分・スキル項目ごとにレベル1相当の内容を扱う講義

※経済産業省及び(一社)日本ロボット工業会において作成中の「ロボットシス

テムインテグレータスキル標準」に準拠した基礎テキストを活用

SIer業務関連の最新動向に関する講演

実技 産業用ロボットの教示、操作、保守の基礎

最新システムの勉強

(8) アンケート結果

座学についての評価

ア 研修(座学1~4)の受講で新たな知識を得られたか

すべて新しい知識を得られた 1

一部は既知だったが、多くは新しい知識を得られた 16

一部新しい知識を得られたが、多くは既知の内容だった 1

すべて既知の内容だった 0

その他 0

イ 研修(座学1~4)について期待した内容・レベルだったか

製作:詳細

設計, 4

設計:基本

計画, 4

保守点検,

2

調査:課題

設定, 1

未回答, 1

その他, 7

現在の担当業務

未経験, 8

1年未満, 6

1~3年, 4

3~5年, 1

産業用ロボットを含む生産シ

ステムを扱った経験年数

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12

期待どおり 8

一部期待外れ 11

まったく期待外れ 0

(9) 事例紹介

本研修について、SIer 育成の先進事例として次の会議で事例紹介を行った。

・第3回 SIer地域政策研究会(平成 30年2月5日(月))

・ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI) ロボット利活用推進WG(WG2)

第3回 人材育成サブWG/マッチング&事業支援機関サブWG合同会議

(平成 30年2月 21 日(水))

(10) 委託先

㈱オフィスエフエイ・コム

5 国際ロボット展出展支援

県内事業者等の製品等の域外の販路開拓・拡大を支援するため、2017 国際ロボット展への出展

を支援した。

(1) 出展した展示商談会の概要

ア 名 称 2017国際ロボット展

イ 開催時期 平成 29年 11月 29日(水)から 12月2日(土)まで

ウ 開催場所 東京ビッグサイト

エ 主 催 者 一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社

オ 来場者数 130,480名

(2) 出展内容

・ 栃木県として2小間分のブースを設置

・ 出展企業及び出展内容は次のとおり

出展企業 出展内容

(合)イーヴァ ロボットプログラミング教材【のせラジ】

五百部商事㈲ 小型量産ドローン

オグラ金属㈱ らくらく操作・遠隔探査ロボ

(3) ブースへの来場件数(3社合計)

名刺交換件数 139件

商談件数 9件

見積依頼等件数 3件

成約件数 1件

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(4) 委託先

(公財)栃木県産業振興センター

6 コーディネーターの配置

ロボット関連産業への参入や事業拡大、また、ロボットの導入に取り組む中小企業等への支援

を効果的に実施するため、ロボット関連産業の振興に係る総合的な相談窓口としてコーディネー

ターを栃木県産業振興センターに配置した。

(1) 業務内容

ア 窓口相談(相談、情報提供、情報収集・調査)、出前相談

イ 個別支援(事業提携のコーディネート 等)

ウ 産学官の連携促進

エ とちぎロボットフォーラム活動の補助

(2) コーディネーターについて

氏 名:渡邉義人 マネージャー

専門分野:産業用生産設備機械設計

(3) 活動状況(平成 29年6月~平成 30年1月)

・ 相談対応、コーディネート(企業訪問による自動化への相談対応など)

→企業対応件数延べ 50件

・ とちぎロボットフォーラム活動補助(セミナー、分科会)

・ 補助金等情報収集(補助金説明会出席、自治体・産業支援機関の政策研究会出席)

【活動例】

◆自動化に関する相談企業に対し、ヒアリング等の後、自動化イメージを提示。相談企業の

意向を確認しつつ、当該ロボットシステムを構築可能な SIerをコーディネート。(現在 SIer

において見積作業中)

◆計装工事についての連携先を探している相談企業に対し、対応可能な事業者を紹介した。

(4) 委託先

(公財)栃木県産業振興センター

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14

7 栃木県の取組のPR

(1) 展示会等への出展

次の展示会等に出展し、とちぎロボットフォーラムなどの栃木県のロボット関連産業振興の

取組についてPRを行った。

展示会等名 開催日 会場 備考

特定非営利活動法人ロボット

ビジネス支援機構(RobiZy)

設立記念シンポジウム

平成 29年 11月 20日 東京大学弥生講

堂一条ホール

栃木県は RobiZy

に特別会員として

参画

ロボットフェスタふくしま

2017

平成 29年 11月 22日

~23日

ビッグパレット

ふくしま

会員企業の事業案

内パンフレットも

配布

とちぎ技能五輪・アビリンピ

ック 2017併催イベント

「“技と食”のおもてなしフェ

スタ in とちぎ」

平成 29年 11月 25日

~26日

宇都宮駅東公園 会員企業(フィッ

シャーテクニック

エデュケーショ

ン)によるロボッ

ト操作体験を実施

2017国際ロボット展 平成 29年 11月 29日

~12月2日

東京ビッグサイ

経済産業省ブース

における地域展示

ものづくり企業展示・商談会 平成 29年 12月 12日 マロニエプラザ 会員企業の事業案

内パンフレットも

配布

(2) 県政広報テレビ番組

ロボット関連産業及びヘルスケア関連産業に関する県の事業について、広く県民・県内企業

RobiZy設立記念シンポジウム ロボットフェスタふくしま 2017 “技と食”のおもてなしフェスタ in とちぎ

2017 国際ロボット展 ものづくり企業展示・商談会

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15

に知っていただくことで、新規参入の促進や事業拡大等産業の振興につなげていくため、県政

広報テレビ番組で施策紹介を行った。

番組名:知っトク!なるとちっ(とちぎテレビ)

放送日:平成 29年9月 10日(日)(再放送 平成 29年9月 12日(火))

8 成果指標の状況

<とちぎ産業成長戦略における成果指標>

ロボット関連産業の製造品出荷額等

現況:21億円(平成 25年)⇒目標値:84億円(平成 32年)

平成 25年 平成 26年 平成 27年

目標値

(平成 32年)

ロボット製造業(日本標準

産業分類(中分類)2694)

製造品出荷額等

21億円 14億円 28億円 84億円

(参考)ロボット製造業の製造品出荷額等、事業所数、従業者数

製造品出荷額等(百万円)

【平成 27年】

事業所数(所)

【平成 28年 6月 1日現在】

従業者数(人)

【平成 28年 6月 1日現在】

栃木県

2,770 5 128

前年値:1,351

前年比:205%

前年値:4

前年比:125%

前年値:78

前年比:164%

全国

508,953 421 13,973

前年値:495,399

前年比:103%

前年値:423

前年比:100%

前年値:14,416

前年比:97%

出典:平成 28年経済センサス-活動調査(製造業)

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とちぎロボットフォーラム

モデル企業

SIer関心企業

ロボット導入関心企業

周辺機器開発

関心企業

ロボット導入予備調査◆ロボット導入の背景・課題等の把握・検討◆導入すべきロボットシステムや導入効果の検討◆ロボット周辺機器(ハンド等)の試作

カワダロボティクス㈱

講演、助言等の協力

●ロボット導入の促進●SIerへの参入促進・事業拡大●ロボット周辺機器の開発等のロボット関連産業への参入促進

資料3

1

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とちぎロボットフォーラム

参加企業が、農業者ニーズの把握、開発に当たっての留意点の理解、ロボットの試作に向けた検討などを通して農業ロボット開発への理解を深めることで、農業ロボット関連産業への新規参入・事業拡大を促進する。

1 趣旨・目的

2 活動内容

1. 農業者ニーズの把握、開発に当たっての留意点の理解【内容】 農業ロボットに係る有識者講演 農業者からのニーズ発表 意見交換

2. ロボット試作

【内容】 参画企業の協同により収穫物搬送ロボットを試作《協力:宇都宮大学》

2

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とちぎロボットフォーラム

参加企業が、パーソナルモビリティロボットに係る現状や今後の動向、必要となる技術等への理解を深めることで、パーソナルモビリティロボット関連産業への新規参入・事業拡大を促進する。

1 趣旨・目的

2 活動内容

1. パーソナルモビリティロボットの現状把握【内容】 パーソナルモビリティロボットの現状や今後の動向に係る有識者講演 宇都宮大学のパーソナルモビリティロボットの技術、課題の解説 意見交換

2. ロボット試作

【内容】 宇都宮大学のロボットNENAをプラットフォームとして、参画企業が協同

でロボットの要素部品を試作《協力:宇都宮大学》

車名 型式 乗車定員 長さ 幅 高さ

nena N201210/01 1人 1300mm 700mm 700mm

車両重量 原動機の種類 燃料の種類 定格出力 最高速度 輪距

98kg DCモータ 電気 400W 6km/h 600mm

■NENA改良及び2号機開発に当たっての主な課題・現行機は大きくて重い(軽量小型なバッテリー、モーター、タイヤが必要。折りたたみや簡単な組み立て式シャーシはできないか)・キャスタによる蛇行がある・現行機にはサスペンションがない・屋外使用に耐えられ、フィットする形状のシートが必要・コンパクトで屋外でも見やすいインターフェース

パーソナルモビリティロボット NENA(ニーナ)について

Q パーソナルモビリティロボットとは?

A 自律移動などのロボット技術を活用した搭乗型移動支援機器です。

3

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産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

スケジュール研修No.開催日

時間 内容 講師

座学11月17日水曜日

9:00~9:30 「開講式」「オリエンテーション」

9:30~11:00■国の施策の動向と産業用ロボットSIerへの期待

小林寛 氏(経済産業省製造産業局産業機械課ロボット政策室)

11:00~12:00 ■ロボット・IoT最前線金谷智昭 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

13:00~16:00■ロボットSIer業務の全体像、スキル標準の位置付け

飯野英城 氏(㈱オフィスエフエイ・コム代表取締役)天野眞也 氏(㈱ロボコム代表取締役)

16:00~17:00 ■ロボット導入実績・活用事例紹介金谷智昭 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

座学21月24日水曜日

10:00~15:00 ■【ロボット制御】五十畑淳 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

15:15~18:00 ■【画像処理】森下雄太 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

座学31月31日水曜日

10:00~12:00 ■【システム制御】森下雄太 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

13:00~15:20 ■【機械設計】【機械組立】堀越隼 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

15:30~18:00 ■【電気設計】【電気配線】田口明広 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

【 】はスキル標準で規定する技術区分を表す

4

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産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

スケジュール研修No.開催日

時間 内容 講師

座学42月7日水曜日

10:00~12:00 ■AI・画像処理最前線駿河直也 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

13:00~15:20 ■【組織体制】【営業技術】【品質保証】青木伸輔 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

15:30~18:00■【生産技術】■RIPS(ロボットSI導入プロセス標準)とは

金谷智昭 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)

実技13月5日月曜日

9:00~12:0013:00~18:00

■安全衛生特別教育規定に基づいた産業用ロボットの基礎的な動作とプログラミング

田口明広 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)三菱電機㈱

実技23月6日火曜日

9:00~12:0013:00~18:00

■安全衛生特別教育規定に基づいた産業用ロボットの基礎的な動作とプログラミング

田口明広 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)三菱電機㈱

実技33月7日水曜日

9:00~12:00■安全衛生特別教育規定に基づいた産業用ロボットの基礎的な動作とプログラミング

田口明広 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)三菱電機㈱

13:00~17:30■協働ロボット活用講座■ビジョン応用講座■その他最新システムの勉強

田口明広 氏(㈱オフィスエフエイ・コム)三菱電機㈱

17:30~18:00 「閉講式」「今後のネットワーク形成について」

【 】はスキル標準で規定する技術区分を表す

5

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研修の様子

参加者募集チラシ

6

Page 22: 29 年度ロボット関連産業創出等支援事業について(1) 講演時間 長すぎる 0 ちょうどよい 60 短い 14 (2) 講演内容 満足 11 やや満足 23 普通

研修の様子

7

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1

平成 30年度ロボット関連産業創出等支援事業について

1 栃木県ロボット産業創出推進懇談会

日 時:平成 31年3月予定

場 所:栃木県庁会議室

内 容:ロボット関連産業の振興の取組について(平成 30年度事業の実施報告、平成 31年度事

業計画の検討など)

2 とちぎロボットフォーラム

(1) セミナー・交流会

日 時:平成 30年7月 11日(水)14:00~18:00(予定)

場 所:栃木県庁(東館4階講堂、本館1階県民ロビー ほか)

内 容:講演、事例発表、分科会取組紹介、交流会、ロボット展示

(2) 分科会

特定テーマに関する調査・研究(活動イメージは p3のとおり)

・研究ミーティング回数:テーマごとに年3回程度

・内容:ロボットの現状・課題等の研修、開発に向けた研究(機器の試作) 等

・講師:ロボット関連の大学講師、先進的取組企業 等

3 実証実験フィールドの提供

・元粟野高校の活用

・宇都宮大学「イノベーションファーム」及び「ロボティクス・工農技術研究所」の活用

※いずれも、利用対象はとちぎロボットフォーラム会員企業とする

4 産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

産業用ロボットをシステムとして活用するために鍵となるシステムインテグレーターの育成

に向けて、産業用ロボットの基礎やシステム設計などに関する研修を実施

5 販路開拓支援

近隣県におけるロボット関連の展示商談会(「ロボットフェスタふくしま」を想定)について、

出展する会員企業を募り、「とちぎロボットフォーラム」として共同出展する。

6 コーディネーターの配置

ロボット関連産業への参入や事業拡大、また、ロボットの導入に取り組む中小企業等への支援

を効果的に実施するため、ロボット関連産業の振興に係る総合的な相談窓口としてコーディネー

ターを栃木県産業振興センターに配置する。

資料4

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2

7 その他の支援

(1) 「とちぎ未来チャレンジファンド」による助成(募集2月~3月、事業4月~12月)

県産業振興センターが基金の運用益を活用し、会員である中小企業等に対して助成を行う。

・技術高度化助成事業(技術の高度化、新技術・新製品・新役務の開発事業)

【助成限度額:500万円、助成率:2/3、助成期間:9ヶ月】

・販路開拓助成事業(展示会への出展等)

【助成限度額:150万円、助成率:2/3、助成期間:9ヶ月】

(2) 県制度融資による支援(通年)

研究開発・製造・販路開拓等の事業実施に必要な運転資金及び設備資金

【融資限度額:1億円(うち、運転資金 3,000万円)、融資利率:1.7%~2.2%以内、

融資期間:運転5年以内、設備 10年以内】

(3) 他機関との共催事業

関連機関との事業を合同で実施

<備考>

上記取組の一部については、厚生労働省補助事業「地域活性化雇用創造プロジェクト」の活用・

連携により実施する。

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とちぎロボットフォーラム各分科会 平成 30年度活動イメージ

分科会 テーマ 活動内容

ものづくり・物流 ロボット導入研究

事業

○ユーザー企業向けにロボット導入への理解を深めるセミナー等を開催

・9月 ロボットセンターにおけるセミナー開催

・12月 講演(ロボット導入時の注意事項)、SIer・商社とユーザー企業のマッチング会

〔協力者の想定:ロボットメーカー、SIer〕

農林・フィールド 農業ロボット研究

事業

○ロボット技術を活用した収穫物(切り花を想定)の搬送システムの開発(試作)

・5月 講演(農業ロボットの一般的な内容)

上記システム開発(試作)の構想説明・参画企業募集

・6月~3月 上記システム開発(試作)の推進

アイデア出し→とりまとめ→設計→試作

〔協力:宇都宮大学、農業法人〕

生活・サービス

パーソナルモビリ

ティロボット研究

事業

○パーソナルモビリティロボットの開発(試作)

・4月 参画企業の募集

・5月~3月 開発(試作)の推進

〔協力:宇都宮大学、小山高専〕

ロボット介護機器

開発研究事業

○ロボット介護機器の開発や導入の現状について知識を習得するとともに、介護施設の現場における課題を把握

する研究を実施

・10月 講演(ロボット介護機器の一般的な内容)、ニーズ・シーズ発表によるマッチング会

〔協力者の想定:介護施設等〕

3

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ロボット関連産業振興施策の整理

区分 H28 H29 H30 H31 H32

参入促進普及促進

ネットワーク形成

研究開発支援

人材育成

販路開拓支援

資金調達支援

包括的な支援

栃木県ロボット産業創出推進懇談会

とちぎロボットフォーラム(セミナー・交流会、分科会)

とちぎロボットフォーラム分科会における調査・研究

とちぎ未来チャレンジファンド

産業用ロボットシステムインテグレーター基礎研修

とちぎ未来チャレンジファンド

国際ロボット展出展支援

コーディネーター配置

県制度融資による支援

近隣県における展示会への共同出展

実証実験フィールドの提供

4