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Android Studio インストール手順書(Windows 編) 2015.4.20 AndroidStudio によるアプリケーション開発には、下記のツールが必要です。 名称 説明 JDK Java で開発するための Java Development 開発キット。 PCの OS によってインストールファイルが異なり、64 ビット版、32 ビット 版がある。 AndroidStudio Android 用統合環境ソフトウェア。 1つのインストーラーに Android Development Tool や Android Software Development Kit が含まれています。 以下の手順に従ってインストールしてください。 1.JDK のインストール JDK のバージョン 7 以降のものが必要です.。以下の JDK サイトにアクセスします。 http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html 下の方にスクロールして、 [Java SE Develoment Kit 7u75] を表示し、 [Accept License Agreement]にチェックして、PCの Windows 環境が 64 ビットなら[Windowsx64]の Download ファイ ル、32 ビットなら[Windowsx86]の Download ファイルをダウンロードします。

Android Studio インストール手順書(Windows 編)digitalprime.sakura.ne.jp/sblo_files/digitalprime/image/Android... · Android Studio インストール手順書(Windows

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Android Studioインストール手順書(Windows 編) 2015.4.20

AndroidStudioによるアプリケーション開発には、下記のツールが必要です。

名称 説明

JDK Javaで開発するための Java Development 開発キット。

PCの OSによってインストールファイルが異なり、64ビット版、32ビット

版がある。

AndroidStudio Android 用統合環境ソフトウェア。

1つのインストーラーに Android Development Toolや Android Software

Development Kitが含まれています。

以下の手順に従ってインストールしてください。

1.JDK のインストール

JDK のバージョン 7 以降のものが必要です.。以下の JDKサイトにアクセスします。

http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html

下の方にスクロールして、 [Java SE Develoment Kit 7u75]を表示し、 [Accept License

Agreement]にチェックして、PCの Windows 環境が 64 ビットなら[Windowsx64]の Download ファイ

ル、32ビットなら[Windowsx86]の Download ファイルをダウンロードします。

ダウンロードした JDKの exeファイルをダブルクリックしてインストールします。

以下の画面が表示されますので、[次]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、[次]ボタンをクリックします。

しばらく、以下の画面が表示されます。

終了すると、以下の画面が表示されますので、[次]をクリックします。

インストールが開始され、以下の画面が表示されます。

インストールが終了すると、以下の画面が表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックします。

2.環境変数の設定

開発過程でツールを使うときのために、パソコンに以下の環境変数を設定します。

Windows の[スタート]→[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]→[システム

の詳細設定]を選択します。

[環境変数]ボタンをクリックします。

まず、JDK の環境変数の設定です。

システム環境変数の[新規]ボタンを押し、変数名と変数値を入力します。同じ変数名のものが

既に存在する場合は、既存の文字列は残して、その後に追加します。

変数名 JAVA_HOME

変数値 C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_75

次に Android の環境変数の設定です。

ユーザー環境変数の[新規]ボタンを押し、変数名と変数値を入力します。同じ変数名のものが

既に存在する場合は、既存の文字列は残して、その後に追加します。

変数名 PATH

変数値 C:\Users\YOSHI\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools;

C:\Users\YOSHI\AppData\Local\Android\sdk\tools;

3.AndroidStudio のインストール

次に AndroidStudio をインストールします。以下の AndroidStudio のサイトにアクセスします。

http://developer.android.com/sdk/index.html

AndroidStudioホームページの、[Download Android Studio]ボタンをクリックし、AndroidStudio のイ

ンストーラをダウンロードします。

ダウンロードした exe ファイルをダブルクリックします。

以下の画面が表示されますので、[Next]ボタンをクリックします。

このexeファイルには、Android Studio、Android SDKに加えて、最新のAndroidx.xのANDやSDK、

パフォーマンスを向上するコンポーネントが含まれています。[Next]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、[I Agree]ボタンをクリックします。

以下の画面が表示されますので、[I Agree]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、下段の Android SDK のインストールパスを、[C:\android_sdk]に修

正し、[Next]ボタンをクリックします。

SDK のパスは、デフォルトでログインしているアカウントのフォルダが指定されますが、管理者

権限アカウントと、その他のアカウントと共通にするため変更します。ここで、デフォルトのままにし

た場合は、アカウント毎に SDKのインストール手順が必要となります。

以下の画面が表示されますので、[Next]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、[Install]ボタンをクリックします。

インストールが完了すると、以下の画面が表示されますので、[Next]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、[Finish]ボタンをクリックします。

前の画面で[Start Android Studio]にチェックしていると、以下の画面が表示され AndroidStudio が

起動します。

次の画面が表示されますので、Android Studio を初めてインストールする場合は、[I do not

have a previous version of Android Studio....]をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

再び AdroidStudio の起動画面になった後、しばらくすると以下の画面が表示され、コンポーネント

のダウンロードが始まります。

終了すると以下の画面が表示されますので、[Finish]ボタンをクリックします。

コンポーネントのダウンロードが終了すると、以下の画面が表示されます。

4.Android SDK ライブラリのインストール

次に SDK ツール、プラットフォームツール、Google Maps APIなどの Android SDK ライブラリをイ

ンストールします。

Welcome to Android Studioの画面から、[Cofigure]→[SDK Manager]をクリックします。

Android SDK マネージャーの画面を開くと、AndroidStudio のインストール時に同時に入れられ

た Android5.0などの最新 SDKがインストール済になっています。

以下のパッケージにチェックを入れ[Install xx packages...]ボタンをクリックしてください。 [Delete

xx package] をクリックすると Installedになっていた SDK が削除されますのでクリックしないでくだ

さい。

チェックするパッケージ (グレー行は Installedになっているはずのパッケージ)

フォルダ名 パッケージ名

Tools Android SDK Tools

Tools Android SDK Platform-tools

Tools Android SDK Build-tools 21.1.2

Android 5.0.1(API21) Documentation for Android SDK

Android 5.0.1(API21) Android SDK Platform

Android5.0.1(API21) Google APIs

Android5.0.1(API21) Google APIs Intel x86 Atom System Image

Android5.0.1(API21) Sources for Android SDK

Android 4.0.3(API15) SDK Platform

Android 4.0.3(API15) ARM EABI v7a System Image

Android 4.0.3(API15) Google APIs

Android 2.2(API8) SDK Platform

Android 2.2(API8) Google APIs

Extras Android Support Repository

Extras Android Support Library

Extras Google Repository

Extras Google USB Driver

Extras Intel x86 Emulator Accelerator(HEXM installer)

次の画面が表示されますので、[Accept License]にチェックを入れ、[Install]ボタンをクリックしまし

ょう。

しばらくすると、パッケージのインストールが始まります。SDK モジュールを WEB サイトからダウ

ンロードしてインストールするため、時間がかかります。

完了したら[Close]ボタンをクリックしてください。<Android SDK Manager Log>画面もウィンドウ

右上の×をクリックし、閉じます。

5.HelloWorldプロジェクトの作成

次に AVD(Android Virtual Device)の設定をしておきたいのですが、<Welocome to Android

Studio>画面から AVD の設定ができませんので、仮のプロジェクトを作成し、AndroidStudio を起

動してから AVDを設定します。

プロジェクトを作成するため、Welcome to Androd Studioの基本画面に戻り[Start a new Android

Studio project]をクリックします。

次の New Project画面で以下の設定をし、[Next]ボタンをクリックします。

項目名 設定内容

Application name HelloWorld

Company Domain android.digitalprime.co.jp

Project location C:\Users\YOSHI\AndroidStudioProjects

次の Target Android Devices 画面で[Phone and Tablet]にチェックし、Minimum SDKに[API15 :

Android 4.0.3 (IcecreamSandwitch)]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

次の画面で、[Blank Activity]を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

次の Customize the Activity 画面で以下の設定をし、[Finish]ボタンをクリックし、プロジェクトを作

成します。

項目名 設定内容

Activity Name HelloWorld

Layout Name activity_hello_world

Title HelloWorld

Menu Resource Name menu_hello_world

以下の画面が表示された場合は、[アクセスを許可する]をクリックします。

<Tip of the Day>画面が表示され、次の起動から表示が必要ない時には[Show Tips on Startup]

のチェックをはずし、[Close]ボタンをクリックします。

ビルドに時間がかかりますが、しばらくすると作成したHelloWorldプロジェクトの画面が表示され

ます。この時デフォルトの状態では、起動時に表示される layout/activity_hello_world.xml のレイア

ウトファイルが表示されます。

6.AVD(Android Virtual Device)の立ち上げ

次に、Android の端末エミュレータを設定します。

6.1 AVDの作成

AndroidStudioのメニューの[Tools]→[Android]→[AVD Manager]を選択すると、AVDマネージャ

画面が表示されます。[+Create Virtual Device]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、3.2” QVGA (ADP2)を選択し、[Next]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、[IceCreamSandwich 15 armeabi-v7a Google APIs]を選択し、

[Next]ボタンをクリックします。

次の画面が表示されますので、AVD Name を[3.2 QVGA(ADP2) API15]に編集し、[FInish]ボタンを

クリックします。

画面に AVDが追加されました。

6.2 AVDの起動

作成した AVD3.2 QVGA(ADP2) API15の Action 欄の アイコンをクリックし、AVDを起動しま

す。

しばらく待つと端末エミュレータの画面が立ち上がります。

次の画面になったら、鍵マークを右方向にフリックしてください。ホーム画面が表示されましたらA

VDの起動確認は終了です。

6.3 エミュレータの表示言語設定

次にエミュレータの表示を、日本語に設定します。

ホーム画面の[アプリ一覧]アイコン をタップし、2画面目の[Settings] をタップし

ます。

設定項目一覧から、[Language & input]を表示し、タップします。

設定項目の中の[Language]をタップします。

表示される言語一覧を上にフリックして、一番下の[日本語]をタップします。

これで、画面に日本語が表示されるようになります。

次に、PCの[Esc]キーを押して、1階層戻ります。

6.4 エミュレータの時刻の設定

デバッグで使用する LogCat に表示される時刻がずれる場合があります。この場合は、タイムゾ

ーンを設定しましょう。

[Menu]ボタン→[Setting]項目の中の[日付と時刻]をタップします。

表示される設定項目の中から、[日付と時刻の自動設定]のチェックをはずします。

[タイムゾーンを自動選択]のチェックをはずします。

タイムゾーンの選択をタップします。

[日本標準時(東京)]をタップします。これで正しい時間が表示される様になります。

PCの[Esc]キーを3回押すとホーム画面に戻ります。

7. ショートカットの作成

[スタート]→[すべてのプログラム]→[Android Studio]→右クリック→[送る]→[デスクトップ(ショー

トカットの作成)]を選択し、デスクトップに AndroidStudio のショートカットを作成します。

8. バージョン確認

AndroidStudio 環境インストールに最後に ADTのバージョン確認をします。

Eclipse の[Help]→[About]を選択します。表示される画面を見て AndroidStudio と JDK のバージョ

ンを確認します。

今回の使用するバージョン

ツール 使用バージョン 表示例

AndroidStudio 1.1.0

135.1740770

AndroidStudio 1.1.0

Build #AI.135.1740770 built on February 18,2015

JDK 1.7.0_75 JRE 1.7.0_75-b13 x86

9.受講生のための準備

9.2 ユーザーアカウント毎の設定

ユーザーアカウント毎に必要な AVDやショートカットの作成などの設定をします。

受講生の使用するDB554-01等のアカウントにログインし、AndroidStudioを起動すると、以下の

画面が表示されますので、[Next]ボタンをクリックします。

以下の画面が表示されますので、[Standard]を選択し、[Finish]ボタンをクリックします。

以下の Welcome to Android Studio 画面が表示されます。

次に、「5.HelloWorld プロジェクトの作成」の手順から「7.ショートカットの作成」までを行います。

9.2 削除

確認用に作ったプロジェクトファイル(確認用に作成した HelloWorld など)を削除します。

アカウントごとに削除します。

C:\Users\ユーザ名\AndroidStudioProjects 下のフォルダを削除。

以上