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No.1 5 月 27 日、開幕から約 1 ヶ月を経て、再び戦いの舞台となった静岡県のつま恋カートコース。午前 中に行われた第 3 戦。タイムトライアルでPPを獲得したのは開幕ラウンドで不発に終わった大湯都 史樹。それに続くのはランキング上位の高橋悠之、福住仁嶺、阪口晴南。午前 11 時、15 周の決勝が スタート。トップで 1 コーナーに入ったのは大湯。2 番手には福住。5 番グリッドから順位を上げた 小林直弘が3番手。高橋は4番手に後退。2番手の福住はオープニングラップから果敢に大湯を攻めトッ プへ。しかし 2 周目に大湯が福住を差し返しトップを奪い返すが、最終コーナーで福住が再びトップ へ上がる。さらに 3 周目に大湯が福住に仕掛けるが失敗し、佐竹航、宮澤一輝にも交わされ、6 番手 まで大きく順位を下げてしまう。4 周目、高橋が小林を交わして 2 番手に上がる。10 周目に大湯が 3 番手までポジションを戻すが、福住が逃げ切って今シーズンの初優勝を手にした。2 位高橋、3 位大湯、 以下、小林、宮澤、阪口という結果となった。 福住仁嶺「勝ててよかった。TTで失敗したのですが、調子は悪くないのでトップに逃げられないよう に早めに攻めていきました」 高橋悠之「スタートで順位を下げてしまったのですが、その後は落ち着いてレースができたので感じは 悪くなかったです」 大湯都史樹「スタートはよかったのですが、小さなミスで順位を下げてしまい残念です」 ARTA Challenge 2012 series 第 3 戦・第 4 戦 REPORT 2012.5.28 2012.5.27 つま恋カートコース(静岡県) ■左から、2 位高橋、優勝福住、3位大湯 ■#2 福住仁嶺

ARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORTARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORT 2012.5.28 2012.5.27 つま恋カートコース(静岡県) #2 福住仁嶺

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Page 1: ARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORTARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORT 2012.5.28 2012.5.27 つま恋カートコース(静岡県) #2 福住仁嶺

No.1

5月 27日、開幕から約1ヶ月を経て、再び戦いの舞台となった静岡県のつま恋カートコース。午前

中に行われた第3戦。タイムトライアルでPPを獲得したのは開幕ラウンドで不発に終わった大湯都

史樹。それに続くのはランキング上位の高橋悠之、福住仁嶺、阪口晴南。午前11時、15周の決勝が

スタート。トップで1コーナーに入ったのは大湯。2番手には福住。5番グリッドから順位を上げた

小林直弘が3番手。高橋は4番手に後退。2番手の福住はオープニングラップから果敢に大湯を攻めトッ

プへ。しかし2周目に大湯が福住を差し返しトップを奪い返すが、最終コーナーで福住が再びトップ

へ上がる。さらに3周目に大湯が福住に仕掛けるが失敗し、佐竹航、宮澤一輝にも交わされ、6番手

まで大きく順位を下げてしまう。4周目、高橋が小林を交わして2番手に上がる。10周目に大湯が3

番手までポジションを戻すが、福住が逃げ切って今シーズンの初優勝を手にした。2位高橋、3位大湯、

以下、小林、宮澤、阪口という結果となった。

福住仁嶺「勝ててよかった。TTで失敗したのですが、調子は悪くないのでトップに逃げられないよう

に早めに攻めていきました」

高橋悠之「スタートで順位を下げてしまったのですが、その後は落ち着いてレースができたので感じは

悪くなかったです」

大湯都史樹「スタートはよかったのですが、小さなミスで順位を下げてしまい残念です」

ARTA Challenge 2012 series 第 3戦・第4戦 REPORT

2012.5.28

2012.5.27 つま恋カートコース(静岡県)

■左から、2位高橋、優勝福住、3位大湯■#2 福住仁嶺

Page 2: ARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORTARTA Challenge 2012 series 第3戦・第4戦 REPORT 2012.5.28 2012.5.27 つま恋カートコース(静岡県) #2 福住仁嶺

午後から行われた第4戦。タイムトライアルでPPを獲得したのは大湯。以下、高橋、阪口、福住、小林、

宮澤と続く。決勝は20周で行われた。

決勝のスタート直後の1コーナー、進入で高橋と福住がアクシデントによりコースアウト。高橋はな

んとか復帰したが、福住はチェーンが外れてしまい、そのままリタイアとなった。

トップは大湯、2番手に順位を上げた小林、3番手には阪口。序盤、大湯は快調にラップを重ね2番

手以下を大きく引き離す。8周目、阪口が小林を交わして2番手に上がる。そこに小川貴大も加わり

3台での2番手争いに。9周目の最終セクションで小林が阪口に仕掛け2番手に。コントロールを失っ

た阪口が痛恨のスピンで大きく順位を下げてしまう。3番手には小川に上がる。レースは大湯が終始安

定した走りで後続を寄せ付けず今期初優勝。2位小林、3位小川、一時最後尾まで順位を落とした高橋

は4位でチェッカーを受けた。

大湯「前のレースの反省点を生かせていいレースが出来ました。最後までラップタイムを落とさずに走

れたこともよかったと思います」

小川「午前中のレースが終わったときにはどうしていいのか分からなかったのですが、とにかく一生懸

命走って結果を残せたのでよかったです」

2012.5.28 No.2

■#1 大湯都史樹 ■左から、2位小林、優勝大湯、3位小川