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ユーザーマネジメントツール 取扱説明書 NECプラットフォームズ株式会社

Aspire WX ユーザーマネジメントツール取扱説明書...3 2.2. LANの設定 2.2.1. Aspire WXが既存のネットワークに接続されている場合 既存のネットワークに接続するなどネットワークの設定が変更されている場合は、販売店

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  • ユーザーマネジメントツール

    取扱説明書

    NECプラットフォームズ株式会社

  • 目次

    1. はじめに .................................................................................................................. 1

    2. Aspire WX と接続する .............................................................................................. 2

    2.1. 接続形態 ............................................................ 2

    2.2. LANの設定 .......................................................... 3

    2.2.1. Aspire WX が既存のネットワークに接続されている場合 ....................... 3

    2.2.2. Aspire WX 専用のネットワークの場合 ................................................... 3

    3. アプリケーションの起動、終了............................................................................... 6

    3.1. アプリケーションの起動 .............................................. 6

    3.2. アプリケーションの終了 .............................................. 6

    4. 画面説明 .................................................................................................................. 7

    4.1. 基本画面 ............................................................ 7

    4.2. メニュー&ツールバー ................................................ 8

    4.3. ステータスバー ..................................................... 11

    4.4. ショートカットバー ................................................. 12

    5. 機能説明 ................................................................................................................ 14

    5.1. 電話番号設定 ....................................................... 14

    5.1.1. 電話帳データを設定する ...................................................................... 14

    5.1.2. 電話帳データをインポートする ........................................................... 16

    5.1.3. 電話帳データをエクスポートする ........................................................ 16

    5.1.4. 電話帳データをダウンロードする ........................................................ 17

    5.1.5. 電話帳データをアップロードする ........................................................ 19

    5.2. 短縮データ設定 ..................................................... 21

    5.2.1. 短縮データを設定する .......................................................................... 21

    5.2.2. 短縮データをインポートする ............................................................... 23

    5.2.3. 短縮データをエクスポートする ........................................................... 23

    5.2.4. 短縮データをダウンロードする ........................................................... 23

    5.2.5. 短縮データをアップロードする ........................................................... 26

    5.3. 発信規制番号設定 ................................................... 28

    5.3.1. 発信規制テーブルデータを設定する .................................................... 28

    5.3.2. 発信規制番号データをエクスポートする ............................................. 29

    5.3.3. 発信規制番号データをダウンロードする ............................................. 29

    5.3.4. 発信規制番号データをアップロードする ............................................. 31

    5.4. ボイスメール ....................................................... 33

    5.4.1. ボイスメール基本データをエクスポートする ...................................... 33

    5.4.2. ボイスメール基本データをダウンロードする ...................................... 33

    5.4.3. ボイスメール基本データを確認する .................................................... 37

    5.4.4. 録音データリストを確認する ............................................................... 39

    5.5. 音声ファイル変換 ................................................... 47

  • 5.6. UCアカウント ...................................................... 49

    5.6.1. UCアカウントのユーザ情報を設定する ................................................ 49

    5.6.2. UCアカウントのユーザ情報設定をエクスポートする .......................... 52

    5.6.3. UCアカウントのユーザ情報設定をダウンロードする .......................... 52

    5.6.4. UCアカウントのユーザ情報設定をアップロードする .......................... 54

    5.7. 発着信履歴 ......................................................... 56

    5.7.1. 発着信履歴をエクスポートする ........................................................... 56

    5.7.2. 発着信履歴をダウンロードする ........................................................... 56

    5.7.3. 発信履歴を確認する ............................................................................. 58

    5.7.4. 着信履歴を確認する ............................................................................. 60

    5.8. その他の機能 ....................................................... 62

    5.8.1. 電話帳モード切替 ................................................................................. 62

    5.8.2. ダイヤルを検索する ............................................................................. 64

    6. エクスポート ......................................................................................................... 66

    7. インポート ............................................................................................................. 68

    7.1. データインポート用の CSV ファイルを作成する ......................... 68

    7.2. ファイルをインポートする ........................................... 70

    8. 困ったときは ......................................................................................................... 75

    8.1. ダウンロード/アップロード .......................................... 75

    8.2. 音声ファイル変換 ................................................... 76

    8.3. 録音データリスト ................................................... 77

  • 1

    1. はじめに

    このたびは、ユーザーマネジメントツールを利用頂き、誠にありがとうございます。本ア

    プリケーションは、主装置とパソコンを接続し電話帳データ、短縮データ、発信規制番号

    データ、ボイスメールデータ、UC アカウントのユーザ情報、および発着信履歴のやり取り

    を実現します。また、パソコン上の音声ファイルを Aspire WXにアップロード可能な形式

    に変換することができます。

    ※注意事項

    本アプリケーションで扱う電話帳データ、短縮データ、発信規制番号データ、ボイスメー

    ルデータ、UCアカウントのユーザ情報および発着信履歴にはお客様の個人情報が含まれて

    おり、誤った運用により個人情報漏洩の危険性があります。そのため、アプリケーション

    運用時には管理者による適切なデータ管理をお願いします。

  • 2

    2. Aspire WXと接続する

    Aspire WXに VOIPDBが実装されている場合は VOIPDBユニットの Ethernet(LAN)コネク

    タ、 実装されていない場合は CCPUユニットの Ethernet(LAN)コネクタに LANストレー

    トケーブルを使って HUB(ハブ)と接続します。 さらに、HUBに LAN ストレートケーブル

    を使ってパソコンを接続します。HUB に接続されたどのパソコンからでもユーザーマネジ

    メントツールを使用できます。

    但し、本製品はバージョンごとに対応する Aspire WXのメインソフトウエアバージョンが

    異なります。本製品をインストールする前に、Aspire WXのメインソフトウエアバージョ

    ンをご確認ください。指定以外の組み合わせで運用すると誤動作の可能性があります。

    ユーザーマネジメントツール 対応メインソフトウエア

    Ver. 2.10.00以上 Ver. 3.10.00以上

    Ver. 2.01.00以下 Ver. 1.00.00 ~ Ver. 3.00.00

    2.1. 接続形態

    以下の構成で、ユーザーマネジメントツールを起動したパソコンと Aspire WX主装置を

    接続します。

    ※注意事項

    ・ 主装置のカバーは、工事・保守者以外の方は開けないでください。内部に触れると、

    感電・けがの原因となります。主装置への HUB接続については、販売店にご相談く

    ださい。

    Aspire WX 主装置

    CCPUの LANコネク

    タまたは VOIPDB

    の LAN コネクタ

  • 3

    2.2. LAN の設定

    2.2.1. Aspire WX が既存のネットワークに接続されている場合

    既存のネットワークに接続するなどネットワークの設定が変更されている場合は、販売店

    にご確認ください。

    2.2.2. Aspire WX 専用のネットワークの場合

    Aspire WXの設定が初期設定から変更されていないことを想定しています。

    (設定例)Windows 10の場合、次のような画面が表示されます。

    ※手順および表示される内容は、パソコンにより異なります。

    ※本設定例では、VOIPDBユニットの Ethernetコネクタに接続する場合の内容を示しま

    す。

    1. [スタート] → [Windowsシステムツール] → [コントロールパネル] →

    [ネットワークとインターネット]の順にクリックする

    2. [アダプターの設定の変更]をクリックする

    3.「イーサネット」アイコンをダブルクリックする

  • 4

    4. [インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]をダブルクリック、または選択し

    て[プロパティ]ボタンをクリックする

    5. “次の IPアドレスを使う”を選択し、下記設定を行う

    例:IPアドレス :172.16.1.1

    サブネットマスク :255.255.0.0

    デフォルトゲートウェイ :設定しない

  • 5

    6. [OK]ボタンをクリックする

    これで、LANの設定は完了です。

  • 6

    3. アプリケーションの起動、終了

    3.1. アプリケーションの起動

    1. アプリケーションのインストール時に作成したショートカットアイコンをダブルクリ

    ックする

    アプリケーションが起動し、”4.1. 基本画面”が立ち上がります。

    3.2. アプリケーションの終了

    1. メニューバーで[ファイル] → [アプリケーションの終了]をクリックする

    アプリケーションが終了します。

  • 7

    4. 画面説明

    4.1. 基本画面

    ユーザーマネジメントツールを起動すると基本画面が立ち上がります。メニューやアイコ

    ンをクリックすることでユーザーマネジメントツールの各機能を利用できます。

    ツールバー

    メニュー

    ステータスバー

    ショートカットバー

  • 8

    4.2. メニュー&ツールバー

    ツールバーには、メニュー項目の中から使用頻度の高い項目をアイコンとして表示

    しています。

    メニュー サブメニュー アイコン 機能概要

    ファイル

    新規作成

    新規のデータファイルを表示しま

    す。

    開く

    データファイルを開きます。

    (ファイルフォーマットが正しい場

    合のみ開くことが出来ます。)

    上書き保存

    編集中のデータファイルに上書き保

    存します。

    名前を付けて保存 編集中のデータファイルに名前を付

    けて保存します。

    エクスポート

    データをファイルに出力する際の設

    定画面を表示します。

    (ファイル形式は、CSVファイル形

    式とエクセルファイル形式の 2種類

    から選択)

    インポート

    データを本アプリケーションへイン

    ポートするための設定画面を表示し

    ます。

    (ファイル形式は、CSVファイル形

    式のみ)

    アプリケーションの終了 編集中のデータファイルを終了しま

    す。

    通信 ダウンロード

    (Aspire WX->PC) 電話帳

    Aspire WX の電話帳データを本アプ

    リケーションにダウンロードしま

    す。

  • 9

    短縮データ Aspire WX の短縮データを本アプリ

    ケーションにダウンロードします。

    発信規制番号

    Aspire WX の発信規制番号データを

    本アプリケーションにダウンロード

    します。

    ボイスメール

    Aspire WX のボイスメールデータを

    本アプリケーションにダウンロード

    します。

    UC アカウント

    Aspire WXの UCアカウントユーザ情

    報を本アプリケーションにダウンロ

    ードします。

    発着信履歴

    Aspire WX の発着信履歴データを本

    アプリケーションにダウンロードし

    ます。

    アップロード

    (PC->Aspire WX)

    電話帳

    本アプリケーションで編集した電話

    帳データを Aspire WXにアップロー

    ドします。

    短縮データ

    本アプリケーションで編集した短縮

    データを Aspire WXにアップロード

    します。

    発信規制番号

    本アプリケーションで編集した発信

    規制番号データを Aspire WXにアッ

    プロードします。

    UC アカウント

    本アプリケーションで編集した UC

    アカウントユーザ情報を Aspire WX

    にアップロードします。

    プ ロ グ ラ

    ミング

    電話帳

    電話番号設定 電話番号設定画面を表示します。

    グループ名称

    設定 グループ名称設定画面を表示しま

    す。

    電話帳名称

    設定 電話帳名称設定画面を表示します。

    短縮データ設定 短縮データ設定画面を表示します。

  • 10

    発信規制番号設定 発信規制番号設定画面を表示しま

    す。

    ボイスメール基本データ ボイスメールデータ設定画面を表示

    します。

    UCアカウントのユーザ情報設定 UC アカウントのユーザ情報設定画

    面を表示します。

    発着信履歴 発信履歴 発信履歴および着信履歴情報を表示

    します。 着信履歴

    切り取り

    データ編集画面のデータを切り取り

    します。

    コピー

    データ編集画面のデータをコピーし

    ます。

    貼り付け

    データ編集画面でコピーしたデータ

    を貼り付けます。

    ダイヤル検索 ダイヤル検索画面を表示します。

    表示

    ツールバー ツールバーの表示/非表示の切替を

    します。

    ステータス バー ステータスバーの表示/非表示の切

    替をします。

    ショートカットバー ショートバーの表示/非表示の切替

    をします。

    ヘルプ

    目次

    ヘルプ画面の目次を表示します。

    バージョン情報

    本アプリケーションのバージョン情

    報を表示します。

  • 11

    4.3. ステータスバー

    ステータスバーには、アプリケーションの現在の状態やツールバーのアイコンのツールチ

    ップを表示します。ツールチップは、ツールバーのアイコンにマウスオーバーすると表示さ

    れます。

  • 12

    4.4. ショートカットバー

    ショートカットバーを利用することにより必要な機能に容易にジャンプすることが出来ま

    す。

    名称 概要

    電話番号設定 電話番号設定のショートカットメニュ

    ーを表示します。

    短縮データ設定 短縮データ設定のショートカットメニ

    ューを表示します。

    発信規制番号設定 発信規制番号設定のショートカットメ

    ニューを表示します。

    ボイスメール ボイスメールのショートカットメニュ

    ーを表示します。

    音声ファイル変換 音声ファイル変換のショートカットメ

    ニューを表示します。

    UCアカウント UCアカウントのユーザ情報設定のショ

    ートカットメニューを表示します。

    発着信履歴 発着信履歴のショートカットメニュー

    を表示します。

    ショートカットメニューには以下の項目があります。

  • 13

    <ショートカットメニュー項目>

    項目 アイコン 機能概要

    データ設定

    データ設定画面へジャンプします。

    ・電話番号設定

    ・グループ名称設定

    ・電話帳名称設定

    ・発信規制番号設定

    ・ボイスメール基本データ

    ・UC アカウントのユーザ情報設定

    エクスポート

    データをファイルに出力する際の設定画面へジャンプしま

    す。

    (ファイル形式は、CSVファイル形式とエクセルファイル形

    式の 2種類から選択)

    インポート

    データを本アプリケーションへインポートするための設定

    画面へジャンプします。

    (ファイル形式は、CSVファイル形式のみ)

    ダウンロード

    データをダウンロードするための設定画面へジャンプしま

    す。

    (Aspire WX→本アプリケーション)

    アップロード

    データをアップロードするための設定画面へジャンプしま

    す。

    (本アプリケーション→Aspire WX)

    ホーム

    ホーム画面へジャンプします。

    音声ファイル変換

    パソコンに保存してある音声ファイルを Aspire WX 音声フ

    ォーマットに変換を実行する時に使用します。

    履歴確認

    発着信履歴タブ内に存在し、履歴を確認することができま

    す。

    ・発信履歴

    ・着信履歴

  • 14

    5. 機能説明

    5.1. 電話番号設定

    5.1.1. 電話帳データを設定する

    電話帳データについて次の設定をすることができます。

    5.1.1.1. 電話番号設定

    1.ショートカットバーで[電話番号設定] → [電話番号設定]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [電話帳] → [電話番号設定]の順にクリ

    ックする

    【電話番号設定】画面が表示されます。

    電話帳は 2つあり、1つの電話帳につき 450個のメモリ番号があります。

    2.「かな・漢字名称」欄に名称を入力する

    「かな・漢字名称」欄には半角 12文字、全角 6文字まで入力することができます。

    3.「ヨミガナ」欄に手順 2.で入力した名称の読み仮名を入力する

    「ヨミガナ」欄には半角 12文字まで入力することができます。

  • 15

    4.「電話番号(ダイヤル)」欄にダイヤルデータを入力する

    「電話番号(ダイヤル)」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することが

    できます。

    5.「アイコン」欄にプルダウンメニューからアイコンを選択する

    「アイコン」欄では"無し"、"会社"、"携帯"、"ボイスメール"、"自宅"、"その他"を選

    択することができます。

    6.「グループ番号」欄に 1~40までの電話帳のグループ番号を入力する

    5.1.1.2. グループ名称設定

    1.ショートカットバーで[電話番号設定] → [グループ名称設定]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [電話帳] → [グループ名称設定]の順に

    クリックする

    【グループ名称設定】画面が表示されます。

    電話帳は 2つあり、1つの電話帳につき 40個の電話帳グループ番号があります。

  • 16

    2.「かな・漢字名称」欄に電話帳グループの名称を設定します。

    「かな・漢字名称」欄には、半角 12文字、全角 6文字のデータを設定することができ

    ます。

    5.1.1.3. 電話帳名称設定

    1.ショートカットバーで[電話番号設定] → [電話帳名称設定]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [電話帳] → [電話帳名称設定]の順にク

    リックする

    【電話帳名称設定】画面が表示されます。

    電話帳は 2つあります。

    2.「かな・漢字名称」欄に電話帳グループの名称を入力する

    「かな・漢字名称」欄には、半角 6文字、全角 3文字のデータを設定することができま

    す。

    5.1.2. 電話帳データをインポートする

    インポートについては、”7. インポート”をご参照ください。

    5.1.3. 電話帳データをエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

  • 17

    5.1.4. 電話帳データをダウンロードする

    1. ショートカットバーで[電話番号設定] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [電話帳]の順にクリックする

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

    2.「内線番号」欄に、編集したい内線番号を入力する

    3.「パスワード」欄に、手順 2.で入力した内線番号の暗証番号を入力する

    (暗証番号の変更は電話帳からできます。詳しくは、販売店にご相談下さい)

    4.Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX側で設定されたユーザ

    IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ ID/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相

    談下さい)

  • 18

    5.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    6.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    7.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でダウンロードが完了します。

    これで電話帳データのダウンロードが完了しました。

    ダウンロード完了後、内線番号に割り当てられた電話帳データが本アプリケーション

    の電話番号設定画面に表示されます。

    また、ダウンロードした電話帳の番号が"電話帳番号"に表示されます。

  • 19

    5.1.5. 電話帳データをアップロードする

    1. ショートカットバーで[電話番号設定] → [アップロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [アップロード] → [電話帳]の順にクリックする

    【アップロード(PC->Aspire WX)】画面が表示されます。

    2.「内線番号」欄に、編集したい内線番号を入力する

    3.「パスワード」欄に、手順 2.で入力した内線番号の暗証番号を入力する

    (暗証番号の変更は電話帳からできます。詳しくは、販売店にご相談下さい)

  • 20

    4.Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX側で設定されたユーザ

    IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ ID/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相

    談下さい)

    5.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    6.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポート番号を入力する

    (Aspire WXで設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さい)

    7.[実行]ボタンをクリックする

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でアップロードが完了します。

    これで電話帳データのアップロードが完了しました。

    アップロード完了後、本アプリケーションで編集したデータが Aspire WX で運用され

    ます。

    また、更新された電話帳の番号が"電話帳番号"に表示されます。

  • 21

    5.2. 短縮データ設定

    5.2.1. 短縮データを設定する

    1.ショートカットバーで[短縮データ設定] → [電話番号設定]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [短縮データ設定]の順にクリックする

    【短縮番号設定】画面が表示されます。

    10000個の短縮番号がありますが、画面には 2000個ずつ表示されます。

    短縮番号ボタンをクリックすることで、下記のように短縮データ番号に応じた画面に

    切り替えることができます。

    - "短縮番号(0000~1999)ボタン"をクリックした場合

    短縮番号:0000-1999の設定画面になります。

    - "短縮番号(2000~3999)ボタン"をクリックした場合

    短縮番号:2000-3999の設定画面になります。

    - "短縮番号(4000~5999)ボタン"をクリックした場合

    短縮番号:4000-5999の設定画面になります。

    - "短縮番号(6000~7999)ボタン"をクリックした場合

    短縮番号:6000-7999の設定画面になります。

  • 22

    - "短縮番号(8000~9999)ボタン"をクリックした場合

    短縮番号:8000-9999の設定画面になります。

    2.「かな・漢字名称」欄に名称を入力する

    「かな・漢字名称」欄には半角 12文字、全角 6文字まで入力することができます。

    3.「ヨミガナ」欄に手順 2.で入力した名称の読み仮名を入力する

    「ヨミガナ」欄には半角 12文字まで入力することができます。

    4.「ダイヤルデータ」欄にダイヤルデータを入力する

    「ダイヤルデータ」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができま

    す。

    5.「転送モード」欄にプルダウンメニューから転送モードを選択する

    「転送モード」欄では"識別着信なし"、"内線ダイヤル"、"着信グループ"を選択するこ

    とができます。

    6.「着信先番号または着信」欄に着信先番号または着信を入力する

    「着信先番号または着信」欄には手順 5.で選択した転送モードに応じて下記のように入

    力範囲が変わります。

    転送モードで内線ダイヤルを選択した場合、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力

    することができます。

    転送モードで着信グループを選択した場合、0~100の着信グループを入力することが

    できます。

  • 23

    7.「着信音パターン」欄でプルダウンメニューから着信音パターンを選択する

    手順 5.で"内線ダイヤル"、"着信グループ"を選択した場合に選択します。

    「着信音パターン」欄では"通常着信音"、"トーンパターン1"、"トーンパターン2"、

    "トーンパターン3"、"トーンパターン4"、"音階着信音1"、"音階着信音2"、"音階

    着信音3"、"音階着信音4"、"音階着信音5"、"トーンパターン5"、"トーンパターン

    6"、"トーンパターン7"、"トーンパターン8"を選択することができます。

    8.「付加情報 1、付加情報 2、付加情報 3」欄に、短縮ダイヤルの付加情報を入力する

    「付加情報 1、付加情報 2、付加情報 3」欄には各々に全角 14文字まで入力することが

    できます。

    9.「メッセージボックス番号」欄に、メッセージボックス番号を入力する

    「メッセージボックス番号」欄には、外線からボイスメールにアクセスしたときに発信

    者番号を識別して自動でログインさせるメッセージボックス番号(1-960)を入力しま

    す。

    10.「大型ランプイルミネーション設定(発信者番号毎)」欄でプルダウンメニューから外線

    着信時の多機能電話機の大型ランプの色を選択する

    「大型ランプイルミネーション設定」欄では"設定なし"、"赤"、"緑"、"青"、"黄"、

    "紫"、"水色"、"白"、"ローテーション"を選択することができます。

    5.2.2. 短縮データをインポートする

    インポートについては、”7. インポート”をご参照ください。

    5.2.3. 短縮データをエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

    5.2.4. 短縮データをダウンロードする

    1. ショートカットバーで[短縮データ設定] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [短縮データ]の順にクリックす

  • 24

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

    2.Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX側で設定されたユーザ

    IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

  • 25

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でダウンロードが完了します。

    ※短縮データのダウンロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要ありません。

    これで短縮データのダウンロードが完了しました。

  • 26

    5.2.5. 短縮データをアップロードする

    1. ショートカットバーで[短縮データ設定] → [アップロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [アップロード] → [短縮データ]の順にクリックす

    【アップロード(PC->Aspire WX)】画面が表示されます。

    2.Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX側で設定されたユーザ

    IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

  • 27

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポート番号を入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でアップロードが完了します。

    ※短縮データのアップロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要ありません。

    これで短縮データのアップロードが完了しました。

    アップロード完了後、本アプリケーションで編集したデータが Aspire WX で運用され

    ます。

  • 28

    5.3. 発信規制番号設定

    5.3.1. 発信規制テーブルデータを設定する

    1. ショートカットバーで[発信規制番号設定] → [発信規制番号設定]の順にクリックす

    または、メニューバーで[プログラミング] → [発信規制番号設定]の順にクリックする

    【発信規制番号設定】画面が表示されます。

    2000個の発信規制テーブルがあります。

    2.「発信規制電話番号」欄に、発信規制電話番号を入力する

    「発信規制電話番号」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 16桁まで入力することができ

    ます。

  • 29

    5.3.2. 発信規制番号データをエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

    5.3.3. 発信規制番号データをダウンロードする

    1. ショートカットバーで[発信規制番号設定] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [発信規制番号]の順にクリック

    する

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

  • 30

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でダウンロードが完了します。

    ※発信規制番号データのダウンロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要あり

    ません。

    これで発信規制番号データのダウンロードが完了しました。

  • 31

    5.3.4. 発信規制番号データをアップロードする

    1. ショートカットバーで[発信規制番号設定] → [アップロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [アップロード] → [発信規制番号]の順にクリック

    する

    【アップロード(PC->Aspire WX)】画面が表示されます。

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

  • 32

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポート番号を入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でアップロードが完了します。

    ※発信規制番号データのアップロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要あり

    ません。

    これで発信規制番号データのアップロードが完了しました。

    アップロード完了後、本アプリケーションで編集したデータが Aspire WX で運用され

    ます。

  • 33

    5.4. ボイスメール

    ボイスメールでは、メールボックス毎に主装置で録音した録音データ情報の参照、録音ファ

    イルのダウンロード、削除の操作ができます。

    5.4.1. ボイスメール基本データをエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

    5.4.2. ボイスメール基本データをダウンロードする

    1. ショートカットバーで[ボイスメール] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [ボイスメール]の順にクリック

    する

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

  • 34

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    ダウンロード実行時、録音データリスト上の発信者の電話番号を表示するため、

    短縮データを一緒にダウンロードすることが可能です。

    この場合、以下の確認ダイアログでダウンロードするかどうかを選択してください。

    (選択肢)

    ○はい :ボイスメールと短縮データを一緒にダウンロードします。

    ユーザーマネジメントツール上の短縮データが Aspire WX の短縮データで

    上書きされます。

    ○いいえ:ボイスメールのデータのみダウンロード

    選択肢を選択後、数秒でダウンロードが完了します。

  • 35

    ※ボイスメールデータのダウンロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要あり

    ません。

    これでボイスメールデータのダウンロードが完了しました。

    6.ボイスメール基本データダウンロード後の画面

    Aspire WX にボイスメールデータが登録されている場合、Aspire WXからボイスメール

    データのダウンロードを実行後、以下のボイスメール情報画面が表示されます。本画面

    にて、ボイスメールの録音時間残量、メールボックス番号、録音ファイルの登録件数を

    参照できます。また、[表示]ボタンをクリックすることでメールボックス毎に、録音デ

    ータリストの表示が可能となります。

    図 短縮データダウンロード確認ダイアログ

  • 36

  • 37

    5.4.3. ボイスメール基本データを確認する

    主装置のボイスメール録音時間残量を確認することや、メールボックス毎に録音されてい

    るファイル件数を確認することができます。

    確認できる情報を以下の表に記載します。

    項目 説明

    録音時間残量 主装置に保存可能な録音時間残量を時間で表示します。

    メールボックス番号

    主装置に登録されているメールボックス番号の一覧を表

    示します。

    ※メールボックス番号の設定は、ユーザープログラミン

    グで設定することが可能です。

    登録件数 各メールボックスに保存されている録音ファイルの件数

    を表示します。(0-500)

    録音データリスト

    録音データリストを表示するためのボタンで、ボタンを

    クリックすることで、各メールボックスの録音データリ

    ストを表示します。

    検索機能 メールボックス番号、登録件数で検索ができます。

    Aspire WXからボイスメール基本データをダウンロードしてない状態では、以下の画面に

    なりボイスメールデータは表示されません。この場合は、”5.4.2.ボイスメール基本デー

    タをダウンロードする”の手順でボイスメールデータのダウンロードを実行してくださ

    い。

  • 38

    Aspire WXにボイスメールデータが設定してある状態でダウンロードを実行すると、下図

    のようにボイスメール基本データを参照することができます。

    図 ボイスメール基本データ画面(ダウンロード前)

  • 39

    5.4.4. 録音データリストを確認する

    メールボックス毎に表示される録音データリストでは、各録音ファイルの詳細情報(録音日

    時、相手の電話番号、録音時間)の確認、録音ファイルのダウンロードや削除ができます。

    確認できる情報を以下の表に記載します。

    項目 データ内容

    メールボックス番号 参照しているメールボックスの番号を表示します。

    メッセージ番号 録音ファイルのメッセージ番号を 1-500 までの範囲で表

    示します。

    録音日時

    録音ファイルが作成された日付を表示します。

    (表示形式)

    年/月/日 時間:分:秒

    電話番号

    録音メッセージ作成時の発信者の番号を表示します。最

    大 20桁

    ※発信時の発信先番号は以下の機能では記録されませ

    ん。

    図 ボイスメール基本データ画面(ダウンロード後)

  • 40

    ・リモートカンファレンス

    ・ネットワーキング

    名称

    電話番号から、短縮データを検索し、一致した場合に、ダ

    イヤル番号の短縮名称を表示します。短縮ダイヤルに、漢

    字名称がある場合は、漢字名称を表示、漢字名称がなく、

    カナ名称だけある場合は、カナ名称を表示します。名称が

    ない場合は、名称は表示しません。 最大 24桁

    録音時間

    ファイルの録音時間を表示します。

    録音時間の最大表示時間は、255 分で、255 分(4 時間超)を

    超えた場合の表示の録音時間は 255 分と表示されます。

    (表示形式)

    分:秒

    ダウンロード/削除

    チェックボックス

    メッセージファイルをダウンロード/削除する際に、ONに

    します。OFFの場合ファイルは、ダウンロード削除は実行

    されません。

    録音ファイルリスト更新ボタン 録音ファイルリストを取得、更新する際に使用します。

    ダウンロードボタン ダウンロード/削除チェックボックスにチェックが入っ

    た項目のファイルのダウンロードを実行します。

    削除ボタン ダウンロード/削除チェックボックスにチェックが入っ

    た項目のファイルの削除を実行します。

    キャンセルボタン

    ダウンロード、削除、録音ファイルリストの更新処理のキ

    ャンセル処理。キャンセル処理を行った場合、 ダウンロ

    ード、削除は、キャンセルを押した時点でキャンセルされ

    ます。録音ファイルリストは更新されません。

    全選択チェックボックス

    ダウンロード、削除チェックボックスの全チェック、全キ

    ャンセルを実行します。

    チェック ON状態:全チェックボックスを ON

    チェック OFF状態:全チェックボックスを OFF

    ファイル保存先

    ダウンロードしたファイルの保存先を指定します。初期

    状態では、以下のフォルダ名を、設定します。

    "C:\Users\ユーザ名\Documents\NEC

    \TelBookEditWX\VM"

    検索 メッセージ番号、録音日時、電話番号、名称、録音時間の

    検索ができます。

  • 41

    5.4.4.1. 録音データリスト画面

    【ボイスメール基本データ】画面で 「録音データリスト」欄の[表示]ボタンをクリックす

    ると、メールボックス毎の録音データリストを参照できます。

    Aspire WXから録音データリストをダウンロードしていない状態では、以下の画面になりボ

    イスメール録音データリストは表示されません。この場合は、”5.4.4.2. メールボックス

    へのログイン”を参考にログインを実行後、録音データリストのダウンロードを実行して

    ください。

    録音データリストダウンロード後、以下の画面になり録音データリストの参照ができま

    す。また、本画面上で録音ファイルのダウンロードや削除が実行できます

    図 録音データリスト(ダウンロード前)

  • 42

    5.4.4.2. メールボックスへのログイン

    録音ファイルのダウンロードや削除を実行するためには、最初に Aspire WX のメールボッ

    クスにログインする必要があります。

    手順を以下に記載します。

    1.[録音ファイルリスト更新]ボタンクリックする

    ※注意事項

    録音ファイルリストの更新は、[ボイスメール]->[ダウンロード]でダウンロードを実行

    後に実施してください。

    [録音ファイルリスト更新]ボタンをクリックするとメールボックスにログインするた

    めの認証ダイアログが表示されます。

    ここで Aspire WXで設定したパスワードを入力後、OKボタンを押します。

    ※ボイスメールにログインするためのパスワードはユーザープログラミングで設定が

    可能です。(詳しくは、販売店にご相談下さい)

    図 録音データリスト(ダウンロード後)

  • 43

    2.【ボイスメールパスワード認証】画面でパスワードを入力し[OK]をクリックする

    認証に成功すると、Aspire WX より録音データリストのダウンロードが実行され、録音

    データリストが更新されます。また、ダウンロード完了後、画面上の”ログイン状態”

    の状態がログイン中に移行し、[ダウンロード]ボタン、[削除]ボタンが有効化され録音

    ファイルのダウンロード、削除が可能となります。

    図 録音データリスト(ログイン状態)

    図.ボイスメール録音データリスト画面(パスワード認証ダイアログ)

  • 44

    パスワードの認証に失敗すると、以下のエラーダイアログが表示されログインに失敗しま

    す。この場合には、録音データリストの更新はされず録音ファイルのダウンロード、削除を

    実行することができません。

    (詳しくは、販売店にご相談下さい)

    図 認証失敗時のエラー

  • 45

    5.4.4.3. 録音ファイルのダウンロード

    “5.4.4.2. メールボックスへのログイン”の操作でログイン成功後、録音ファイルのダウ

    ンロードができます。

    手順を以下に記載します。

    1.ダウンロードファイルの保存先の選択

    ファイルの保存する場所を選択します。

    2.ダウンロードファイルの選択

    “ダウンロード/削除”列からダウンロードするファイルを選択します。

    ※60 分程度の録音ファイル 1 件につき、ダウンロードには 3 分程度の時間を要します。

    3.ダウンロードの実行

    [ダウンロード]ボタンをクリックしてファイルのダウンロードを実行します。

    ダウンロード完了後の、ファイル名は、以下の名称になります。

    保存される

    ファイル名

    “メールボックス番号”-“メッセージ番号”_“作成日付_”作成時間”

    例)

    メールボックス番号:100

    メッセージ番号:10

    作成日付:2018/08/31

    作成時間:13:59:20

    の場合のファイル名は、以下の通りとなります。

    100-010_20180831_135920.WAV

  • 46

    5.4.4.4. 録音ファイルの削除

    “5.4.4.2. メールボックスへのログイン”の操作でログイン成功後、録音ファイルの削除

    ができます。

    手順を以下に記載します。

    1.削除ファイルの選択

    “ダウンロード/削除”列から削除するファイルを選択します。

    2.削除の実行

    [削除]ボタンをクリックしてファイルの削除を実行します。

    5.4.4.5. メールボックスからのログアウト

    メールボックスからのログアウトは、録音データリストダイアログを閉じると自動でログ

    アウトします。ネットワークの通信異常等でログアウトに失敗した場合、あらかじめ Aspire

    WXで設定した時間(初期値:30分)を経過後メールボックスからのログアウトが自動で実行

    されます。

    (詳しくは、販売店にご相談下さい)

  • 47

    5.5. 音声ファイル変換

    パソコン上に保存されている音声ファイルを Aspire WX で再生できる音声ファイルの形式

    に変換することができます。変換した音声ファイルデータは、ユーザープログラミングを使

    用して、Aspire WXへアップロードすることができます。

    [変換可能なファイルの条件]

    項目 内容

    ① 変換元ファイル 変換対象となるファイルを指定します。

    ファイルの形式は以下の形式のみサポートします。

    -CCITT A-Law

    -CCITT μ-Law

    -IMA ADPCM

    -Microsoft ADPCM

    -PCM

    ※ファイルの拡張子は”.WAV”のみ選択可能

    ※ボイスメールにアップロードできる音声ファイルの変換元ファ

    イルの再生時間は 4分以下です。変換元ファイルの再生時間が 4

    分以下でないと、ユーザープログラミングを使用して Aspire WX

    へアップロードすることができません。

    ※保留音としてアップロードできる音声ファイルの変換元ファイ

    ルの再生時間は 4分 20秒以下です。変換元ファイルの再生時間

    が 4分 20 秒以下でないと、ユーザープログラミングを使用して

    Aspire WX へアップロードすることができません。

    ② 変換後ファイル

    の保存先

    変換後ファイル名を指定する。変換後のファイルのフォーマットは以

    下のフォーマットに変換されます。

    [フォーマット]

    ・ビットレート :64kbps

    ・オーディオサンプルサイズ :8 ビット

    ・チャンネル :1(モノラル)

    ・オーディオサンプルレート :8KHz

    ・オーディオ形式 :CCITT μ-Law

    ※ファイルの拡張子は”.WAV”のみ選択可能

    ③ 変換開始 変換を実行する時に、クリックします。

    ④ 閉じる 音声ファイル変換を終了し、音声ファイル変換ダイアログを閉じる場

    合にクリックします。

  • 48

    音声ファイル変換の操作を以下に記載します。

    1.ショートカットバーで[音声ファイル変換] → [音声ファイル変換]の順にクリックする

    下図の音声ファイル変換ダイアログが表示されます。

    2.変換元ファイルのファイル選択アイコンをクリック後、変換元のファイルを選択する

    選択後、変換後ファイル保存先には、変換元ファイルと同じファイル名が自動で入力さ

    れます。

    3.変換後ファイル保存先のファイル選択アイコンをクリックして、ファイルを選択する

    手順 2.で自動更新のファイル名を使用した場合、ファイルは変換後ファイルで上書きさ

    れます。

    4.変換開始ボタンをクリックする

    変換が実行され、変換されたファイルが変換後ファイルの保存先に指定したフォルダに

    保存されます。

    図.音声変換ダイアログ 図.ショートカットバー

  • 49

    5.6. UC アカウント

    5.6.1. UC アカウントのユーザ情報を設定する

    1. ショートカットバーで[UCアカウント] → [UCアカウントのユーザ情報設定]の順にク

    リックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [UCアカウントのユーザ情報設定]の順に

    クリックする

    【UCアカウントのユーザ情報設定】画面が表示されます。

    256までの UCアカウント番号があります。

    2.「ユーザ ID」欄に UCサーバにログインするための認証 IDを入力する

    「ユーザ ID」欄には、半角 16文字まで入力することができます。他のユーザ IDと重複

    しない値を設定する必要があります。

    3.「パスワード」欄に UCサーバにログインするためのパスワードを入力する

    「パスワード」欄には、半角 16 文字まで入力することができます。

    メインソフト Ver.2.00.00以降は英大小数字を含む 8桁以上を設定してください。

    4.「姓」欄にユーザの姓を入力する

    「姓」欄には、全角 10文字まで入力することができます。

    5.「名」欄にユーザの名を入力する

  • 50

    「名」欄には、全角 10文字まで入力することができます。

    6.「フリガナ(姓)」欄にユーザの姓を入力する

    「フリガナ(姓)」欄には、半角 20文字まで入力することができます。

    7.「フリガナ(名)」欄にユーザの名を入力する

    「フリガナ(名)」欄には、半角 20文字まで入力することができます。

    8.「電話番号 1」欄にユーザの電話番号 1を入力する

    「電話番号 1」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができます。

    9.「電話番号 2」欄にユーザの電話番号 2を入力する

    「電話番号 2」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができます。

    10.「電話番号 3」欄にユーザの電話番号 3を入力する

    「電話番号 3」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができます。

    11.「携帯電話 1」欄にユーザの携帯電話 1を入力する

    「携帯電話 1」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができます。

    12.「携帯電話 2」欄にユーザの携帯電話 2を入力する

    「携帯電話 2」欄には、0-9,*,#,P,R,@のデータを 24桁まで入力することができます。

    13.「Eメール 1」欄にユーザの Eメール 1を入力する

    「Eメール 1」欄には、半角 128 文字まで入力することができます。

    14.「Eメール 2」欄にユーザの Eメール 2を入力する

    「Eメール 2」欄には、半角 128 文字まで入力することができます。

    15.「グループ名」欄にユーザのグループ名を入力する

    「グループ名」欄には、全角 64 文字まで入力することができます。

  • 51

    16.「表示言語」欄で表示言語を選択する

    「表示言語」欄には、以下のいずれかを設定することができます。

    0 = Japanese(日本語):初期値

    1 = English(英語)

    2 = German(ドイツ語)

    3 = French(フランス語)

    4 = Italian(イタリア語)

    5 = Spanish(スペイン語)

    6 = Dutch(オランダ語)

    7 = Portuguese(ポルトガル語)

    8 = Norwegian(ノルウェー語)

    9 = Danish(デンマーク語)

    10 = Swedish(スウェーデン語)

    11 = Turkish(トルコ語)

    12 = Romanian(ルーマニア語)

    13 = Polish(ポーランド語)

    14 = Russian(ロシア語)

    15 = Simplified Chinese(中国語 簡体字)

    16 = Traditional Chinese(中国語 繁体字)

    17 = Thai(タイ語 )

    18 = Vietnamese(ベトナム語)

    19 = Bahasa Indonesia(インドネシア語)

    20 = Bahasa Malaysia(マレーシア語)

    21 = Latin America Spanish(南米スペイン語)

    22 = Brazilian Portuguese(ブラジルポルトガル語)

    23 = Language23

    24 = Language24

    25 = Language25

    26 = Language26

    27 = Language27

    28 = Language28

    29 = Language29

    30 = Language30

    ※注意事項

    Language23~30は作成した言語ファイルを追加するために使用します。

    Language23~30は表示言語として設定しないでください。

  • 52

    メインソフトウェア Ver.1.00.00 および Ver.2.00.00 で、表示言語としてサポートされて

    いる言語は以下です。

    それ以外の言語を設定した場合には 0(初期値:Japanese)で表示されます。

    ■Ver.1.00.00~

    0 = Japanese(日本語):初期値

    1 = English(英語)

    2 = German(ドイツ語)

    3 = French(フランス語)

    5 = Spanish(スペイン語)

    6 = Dutch(オランダ語)

    8 = Norwegian(ノルウェー語)

    14 = Russian(ロシア語)

    15 = Simplified Chinese(中国語 簡体字)

    16 = Traditional Chinese(中国語 繁体字)

    17 = Thai(タイ語 )

    18 = Vietnamese(ベトナム語)

    19 = Bahasa Indonesia(インドネシア語)

    ■Ver.2.00.00~

    20 = Bahasa Malaysia(マレーシア語)

    21 = Latin America Spanish(南米スペイン語)

    22 = Brazilian Portuguese(ブラジルポルトガル語)

    17.「ブラウザフォン内線番号」欄に UCアカウントに関連付けるブラウザフォンの内線番号

    を入力する

    「ブラウザフォン内線番号」欄には、0-9,*,#のデータを 8桁まで入力することができ

    ます。

    5.6.2. UC アカウントのユーザ情報設定をエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

    5.6.3. UC アカウントのユーザ情報設定をダウンロードする

    1.ショートカットバーで[UCアカウント] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [UCアカウント]の順にクリック

    する

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

  • 53

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

  • 54

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でダウンロードが完了します。

    ※UC アカウントのユーザ情報のダウンロードでは内線番号および暗証番号の設定は必

    要ありません。

    これで UCアカウントのユーザ情報のダウンロードが完了しました。

    5.6.4. UC アカウントのユーザ情報設定をアップロードする

    1. ショートカットバーで[UCアカウント] → [アップロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [アップロード] → [UCアカウント]の順にクリック

    する

    【アップロード(PC->Aspire WX)】画面が表示されます。

  • 55

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポート番号を入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でアップロードが完了します。

    ※UC アカウントのユーザ情報設定のアップロードでは内線番号および暗証番号の設定

    は必要ありません。

    これで UCアカウントのユーザ情報設定のアップロードが完了しました。

    アップロード完了後、本アプリケーションで編集したデータが Aspire WX で運用され

    ます。

  • 56

    5.7. 発着信履歴

    5.7.1. 発着信履歴をエクスポートする

    エクスポートについては、”6. エクスポート”をご参照ください。

    5.7.2. 発着信履歴をダウンロードする

    発着信履歴がダウンロードできる内線端末は、多機能電話機(レガシー電話機・IP電話機)

    です。

    1.ショートカットバーで[発着信履歴] → [ダウンロード]の順にクリックする

    または、メニューバーで[通信] → [ダウンロード] → [発着信履歴]の順にクリックす

    【ダウンロード(Aspire WX->PC)】画面が表示されます。

  • 57

    2. Aspire WX接続設定のユーザ名およびパスワード欄に、Aspire WX 側で設定されたユー

    ザ IDとパスワードを入力する

    (Aspire WX で設定されているユーザ名/パスワードに関して詳しくは、販売店にご相談

    下さい)

    3.「ドメイン名/IPアドレス」欄に、Aspire WXで設定されているドメイン名/IPアドレス

    を入力する

    (Aspire WX で設定されているドメイン名/IPアドレスに関して詳しくは、販売店にご

    相談下さい)

    4.「TCP/IP ポート」欄に、Aspire WX で設定されている TCP/IPポートを入力する

    (Aspire WX で設定されている TCP/IPポートに関して詳しくは、販売店にご相談下さ

    い)

    5.[実行]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    [実行]ボタンをクリック後、数秒でダウンロードが完了します。

    ※発着信履歴データのダウンロードでは内線番号および暗証番号の設定は必要ありま

    せん。

    ※発着信履歴データの内、発信履歴データと着信履歴データのどちらか一方を選んで

    ダウンロードすることはできません。

    ※発着信履歴データは CSVファイルおよびエクセルファイル形式に出力することがで

    きます。

    これで発着信履歴データのダウンロードが完了しました。

  • 58

    5.7.3. 発信履歴を確認する

    発信履歴に表示される内線端末は、多機能電話機(レガシー電話機・IP 電話機)です。

    1. ショートカットバーで[発着信履歴] → [発信履歴]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [発着信履歴] → [発信履歴]の順にクリ

    ックする

    Aspire WXから発着信履歴データをダウンロードしていない状態では、発信履歴は表示

    されません。この場合は、“5.7.2 発着信履歴をダウンロードする”の手順で発着信履歴

    のダウンロードを実行してください。

    内線 1台につき最大 50件の発信履歴が表示されます。

    1ページごとに最大 4800件の発信履歴を表示します。

    多機能電話機(レガシー電話機・IP 電話機)が合計 97 台以上ある場合は発信履歴データ

    リストの上部分にページ切り替えボタンが表示されます。

  • 59

    内線番号毎に表示される発信履歴データリストにて、各履歴の詳細情報(内線番号、相

    手の電話番号、名称、発信した日時)を参照することができます。

    発信履歴データリストは参照のみが可能です。

    内線発信を履歴に残すには、Aspire WX の設定が必要です。

    参照できる情報を以下の表に記載します。

    項目 データ内容

    内線番号 発信した電話機の内線番号を表示します。

    発信履歴番号 発信履歴に記憶されている新しい番号から順に番号が割り振られま

    す。

    漢字名称

    電話番号が共通短縮またはセンター電話帳に登録されている場合

    に、漢字名称が表示されます。最大 12文字

    内線番号の内線名称設定に漢字名称が登録されている場合に表示さ

    れます。最大 6文字

    カナ名称

    電話番号が共通短縮またはセンター電話帳に登録されている場合

    に、カナ名称が表示されます。最大 12文字

    内線番号の内線名称設定にカナ名称が登録されている場合に表示さ

    れます。最大 12文字

    ダイヤル 発信した相手の電話番号を表示します。最大 24桁

    日時 発信した日時を表示します。(表示形式)月/日 分:秒

    検索機能 内線番号、発信履歴番号、漢字名称、カナ名称、ダイヤル、日時で検索

    ができます。

  • 60

    5.7.4. 着信履歴を確認する

    着信履歴に表示される内線端末は、多機能電話機(レガシー電話機・IP 電話機)です。

    1. ショートカットバーで[発着信履歴] → [着信履歴]の順にクリックする

    または、メニューバーで[プログラミング] → [発着信履歴] → [着信履歴]の順にクリ

    ックする

    Aspire WXから発着信履歴データをダウンロードしていない状態では、着信履歴は表示

    されません。この場合は、“5.7.2. 発着信履歴をダウンロードする”の手順で発着信履

    歴のダウンロードを実行してください。

    内線 1台につき 50件の着信履歴が表示されます。

    1ページごとに最大 4800件の着信履歴を表示します。

    多機能電話機(レガシー電話機・IP 電話機)が合計 97 台以上ある場合は着信履歴データ

    リストの上部分にページ切り替えボタンが表示されます。

    内線番号毎に表示される着信履歴データリストにて、各履歴の詳細情報(内線番号、相

    手の電話番号、名称、着信した日時、着信種別)を参照することができます。

    着信履歴データリストでは参照のみが可能です。

    内線着信履歴を残すには、Aspire WX の設定が必要です。

    参照できる情報を以下の表に記載します。

  • 61

    項目 データ内容

    内線番号 発信した電話機の内線番号を表示します。

    着信履歴番号 内線番号ごとに新しい着信から順に番号が割り振られます。

    漢字名称

    電話番号が共通短縮またはセンター電話帳に登録されている場合に、漢

    字名称が表示されます。最大 12文字

    内線番号の内線名称設定に漢字名称が登録されている場合に表示されま

    す。最大 6文字

    カナ名称

    電話番号が共通短縮またはセンター電話帳に登録されている場合に、カ

    ナ名称が表示されます。最大 12文字

    内線番号の内線名称設定にカナ名称が登録されている場合に表示されま

    す。最大 12文字

    ダイヤル 着信した相手の電話番号を表示します。最大 20桁

    日時 着信した日時を表示します。(表示形式) 月/日 分:秒

    着信種別

    着信の種類ごとに種別を表示します。

    表示される種別と概要を以下に記載します。

    着信種別 概要

    “応答” 着信に応答した場合に表示されます。

    “不在” 着信に応答せず不在着信になった場合に表示されます。

    “話中” 着信時話し中で応答しなかった場合に表示されます。

    “他応” 着信に対し他の人が応答した場合に表示されます。

    “話中”、“他応”を着信履歴に残すには、Aspire WX の設定が必要で

    す。

    検索機能 内線番号、着信履歴番号、漢字名称、カナ名称、ダイヤル、日時、着信種別

    で検索ができます。

  • 62

    5.8. その他の機能

    5.8.1. 電話帳モード切替

    電話番号設定の電話帳モード切替について説明します。本設定により、電話帳 1件当たり

    の件数を 450件、900件の 2つのモードに変更して電話帳を使用できます。データ編集画

    面上の[電話帳モード切替(メモリ番号 450900)]をクリックして電話帳画面設定をする

    ことで、【電話番号設定】画面の表示が以下のように変わります。

    -"メモリ番号 450 件"の場合

    メモリ番号:0-449の設定画面になる。

    -"メモリ番号 900 件"の場合

    メモリ番号:0-899の設定画面になる。

  • 63

    ※注意事項

    (1) 電話帳データのアップロード(PC->Aspire WX)について

    ユーザーマネジメントツールの電話帳モードが" 450件"となっていますが、Aspire

    WX の電話帳モードが"900件"の場合、パソコンから Aspire WX へ電話帳データをア

    ップロードできません。

    逆の場合もパソコンから Aspire WXへ電話帳データをアップロードできません。ユー

    ザーマネジメントツール、Aspire WX で電話帳のモードが同じ場合のみアップロード

    が可能です。

    (2) 電話帳モード

    ユーザーマネジメントツールで、Aspire WXからパソコンへ電話帳データダウンロー

    ド時、ユーザーマネジメントツールの電話帳のモードは Aspire WX で設定されている

    モードへ自動的に切り換わります。

    Aspire WX: "メモリ番号 450件"モード

    ユーザーマネジメントツール:"メモリ番号 900件"モード

    Aspire WX->PCへ電話帳データダウンロード後設定は以下のようになります。

    Aspire WX: "メモリ番号 450件"モード

    ユーザーマネジメントツール:"メモリ番号 450件"モード

  • 64

    5.8.2. ダイヤルを検索する

    ダイヤルの検索方法について説明します。

    電話番号設定でのダイヤルデータ、短縮データ設定のダイヤルデータおよび発信規制番号

    設定での発信規制電話番号でダイヤル検索を使用することができます。

    1.メニューバーで[プログラミング] → [ダイヤル検索]の順にクリックする

    または、ツールバーのダイヤル検索アイコンをクリックする

    ("電話番号設定"、"短縮データ設定"、"発信規制番号設定"がユーザーマネジメントツー

    ルで開かれている時のみ)

    【ダイヤル検索】ダイアログが表示されます。

  • 65

    2.「検索ダイヤル」欄に検索するダイヤルを入力する

    3.[検索開始]ボタンをクリックする

    検索ダイヤルがデータ内にある場合、「検索結果」欄に該当メモリ番号、短縮番号また

    は発信規制テーブル番号とダイヤルデータを表示します。ダイヤルデータは前方一致で

    検索されます。

    検索データがデータ内にない場合、「検索結果」欄に"検索データはありません。"と表

    示されます。

    4.「検索結果」欄でジャンプしたいデータを選択する

    5.[ジャンプ]ボタンをクリックする

    該当データにジャンプします。検索をやめたいときは、[閉じる]ボタンをクリックして

    ください。

  • 66

    6. エクスポート

    本アプリケーションで編集したデータをファイルに出力する方法について説明します。

    データは CSVファイルおよびエクセルファイル形式に出力することが出来ます。

    1.メニューバーで[ファイル] → [エクスポート]の順にクリックする。

    【エクスポート】画面が表示されます。

    2.「ファイル形式」欄で、出力したいファイル形式をチェックする

    ・CSVファイル…カンマ区切りのフォーマットで出力します。

    ・XLSファイル…データ出力後、Microsoft Excelが起動し、出力データを表示し

    ます。

    (Microsoft Excelがインストールされている PCのみ)

    3.「エクスポートデータ」欄で、出力したいデータをチェックする

    4.「CSVファイル詳細」欄は、ファイル形式で CSVファイルを選択した場合のみ設定する

    ファイルの上書きが必要な場合はチェックし、出力するファイルの格納先を入力する

    ファイルの上書きは、出力するファイルが既に存在する場合の設定です。

  • 67

    5.[エクスポート]ボタンをクリックする

    設定をやめたい場合は[閉じる]ボタンをクリックして下さい。

    これで、エクスポートが終わりました。

    ※こんなときは

    エクスポートした CSVファイルを参照や編集のために開く際、そのまま開くとダイヤ

    ルデータ等の先頭ダイヤル“0”が削除されます。このため、以下手順で開くと便利

    です。

    ・CSVファイルをテキストファイルで開き、全データをコピーする。

    ・XLSに張り付ける際にオプションの[テキストファイルウィザードを使用]を選択す

    る。

    ・[区切文字]-[カンマ]にチェックを入れ、[データのプレビュー]にてダイヤルデー

    タを選択した状態で、[列のデータ形式]を[文字列]とし、[完了]し張り付ける。

    ※注意事項

    ボイスメールデータは、CSVファイルのみエクスポートできます。

    XLSファイルを選択し、ボイスメールデータを含むエクスポートを実行した場合、

    ボイスメールデータはエクスポートされません。

    また、登録されているボイスメールデータが 0件の場合は、録音データリストファイ

    ルの出力は行いません。

    着信履歴データは、着信履歴と発信履歴両方がエクスポートされます。どちらか一方

    のみを選択して、エクスポートすることはできません。

    発信履歴データは、CSVファイルおよびエクセルファイル形式に出力することができ

    ます。

    発着信履歴データでエクスポートできる内線端末は、多機能電話機(レガシー電話

    機・IP電話機)です。

  • 68

    7. インポート

    7.1. データインポート用の CSV ファイルを作成する

    “6.エクスポート”にて電話帳・短縮データのいずれかを XLSファイルもしくは CSVファ

    イルでエクスポートします。

    エクスポートしたファイルを開き、各項目のデータを編集します。

    ※注意事項

    ユーザーマネジメントツールで CSV ファイルへ出力したファイルは、先頭行にヘッダーが

    出力されます。そのため、インポート機能で CSVのデータをユーザーマネジメントツールに

    インポートする場合は不要なヘッダーを削除した”図 2 不要なヘッダー情報を削除した

    CSVファイル”のフォーマットにしてからインポートを実行してください。

    行の削除をしない場合は、対応行数の最大値を超えた行数のデータはインポートされませ

    ん。

    ○短縮データの場合、ファイルの先頭行から最大 1万行までのデータをインポートしま

    す。

    ○電話番号設定の場合、メモリ番号 450件の場合ファイルの先頭行から最大 450行まで

    のデータをインポートします。メモリ番号 900件の場合はファイルの先頭行から最大

    900行までのデータをインポートします。

    また、CSVファイルの 1行目をヘッダーとして扱うかデータとして扱うかによりインポート

    される行数は以下の通り変わります。

    ○"ファイルの 1行目は読み込まない"を ONに選択した場合

    CSVファイルのデータ部 1万行でヘッダー1行の場合、ヘッダー1 行、データ 1万

    行(短縮テーブル:0-9999)で合計 1万 1行をインポートします。

    ○"ファイルの 1行目は読み込まない"を OFFに選択した場合

    CSVファイルのデータ部 1万行でヘッダー1行の場合、ヘッダー、データで合計 1万

    行(短縮テーブル:0-9998)をインポートします。

  • 69

    不要なヘッダー情

    図 1 不要なヘッダー情報がある CSVファイル

    図 2 不要なヘッダー情報を削除した CSVファイル

  • 70

    7.2. ファイルをインポートする

    テキスト形式で保存されたデータを本アプリケーションにインポートする方法について説

    明します。

    1.メニューバーで[ファイル]→[インポート]の順にクリックする

    【ファイルを開く】画面が表示されます。

    2.開きたいファイルを選択する

    3.[開く]ボタンをクリックする

    ファイルを開くのをやめたい場合は[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

    これで、ファイルから設定データが読み込めました。

    【インポート列選択】画面が表示されます。

  • 71

    4.「インポートデータ」欄でインポートデータを選択する

    インポート機能は、電話帳データ、短縮データで実行することができます。

    この時、インポートしたいデータが適切にチェックされていることを確認して下さ

    い。

    5.「ファイルフォーマット」-「区切り記号」欄で区切り記号を選択する

    カンマ(,)、セミコロン(;)、タブの中から選択することができます。初期ではカンマ

    (,)が指定されています。

    6.「ファイルフォーマット」-「文字列の引用符」欄で文字列引用符を選択する

    ("")、('')、なしの中から選択することができます。初期ではなしが指定されていま

    す。

    7.「ファイルフォーマット」-「書き込み種別」欄で書込み種別を選択する

    上書き、未設定データに追加の中から選択することができます。初期では上書きが指

    定されています。

    ・上書き…すべての項目をインポートする場合に選択します。

  • 72

    ・未設定データに追加…Aspire WX の設定データ上、未設定の項目のみインポートす

    る場合に選択します。

    8.「詳細設定」-「インポートデータ」欄でインポートしたいデータを選択する

    電話帳は 1または 2から選択することができます。

    「CSVファイル項目一覧」欄には、CSVファイル項目一覧を表示しています。

    CSVファイル内の 1行目の列名を表示します。初期起動時先頭から 4列は、自動的に選

    択項目一覧に移動します。

    「インポート可能小項目」欄には、読み込み可能なデータの一覧を表示しています。

    「選択項目一覧」欄には、選択項目一覧を表示しています。

    初期起動時先頭から 4列は、自動的に選択項目一覧に移動します。また、各列はイン

    ポート可能小項目のデータと対応します。

    9.「選択項目一覧」欄のデータを指定する

    ・追加…「CSVファイル項目一覧」欄で選択し、[追加]ボタンをクリックすると「選択

    項目一覧」に追加します。

    ・削除