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29 A0110 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目 基礎ゼミナール 神田 明延 前期 月曜日 5時限 科目ナンバリング 2018 年度以降入学生対象 GAA 101 3 :全学共通科目 授業方針・テーマ 習得できる知識・能力や 授業の目的・到達目標 授業計画・内容 授業方法 授業外学習 テキスト・参考書等 成績評価方法 質問受付方法 (オフィスアワー等) 特記事項 (他の授業科目との関連性) 【ネットの英語プレゼンテーションから学ぶ】 ネット上のプレゼンテーション動画であるTEDなどを視聴して、その英語の要点を読み解 く。 またそこに含まれた日常生活・社会おける問題等に対する視点を学び、発展的に自分自身 の視点・視野の拡大を目指す。 ・プレゼン英語の要点を理解できる。 ・情報・資料等の探求、再構成、発信のプロセスを理解する。 ・プレゼンテーション動画コンテンツ作成技術の習得。 ・コミュニケーション、ディスカッション能力の向上。 ・以上に関連するコンピュータ・リタラシーの向上。 【授業計画・内容】 第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 授業の進め方の説明。各種ツールについてハンズオンワークショップ1。自己紹介。 第3回 各種ツールについてハンズオンワークショップ2。グループ分け。 第4回 TEDプレゼン1&グループワークとその報告 第5回 TEDプレゼン2 第6回 グループワークとその報告 第7回 TEDプレゼン3 第8回 グループワークとその報告 第9回 TEDプレゼン4 第10回 グループワークとその報告 第11回 動画プレゼン5 第12回 グループワークとその報告 第13回 プレゼン動画コンテンツ作成のための動画検索・情報収集 第14回 プレゼン動画コンテンツの作成のためのワークショップ 第15回 各コンテンツ視聴とピア・レビュー及びまとめ 【授業方法】 参加者の興味関心からいくつかのグループをつくり、グループ内での役割分担を決め、 話し合いのまとめを報告してもらいます。授業では報告をもとに議論をします。 また期末レポートとして、PowerPointを使用したプレゼン動画コンテンツを作成して、 ルーブリック評価をベースにした学習者同士の相互評価(ピア・レビュー)を行います。 各回のテーマに関して、グループで十分議論し、報告をしてもらう。それに先立つ情報・ 資料等の検索は時間内に収まらい時は、事前・事後に授業外で行う。 また自分の設定したテーマに関するレポート等も同じである。特に期末のコンテンツ作成 は授業外で多くの時間を使て行うことになる。 個々のテーマにして授業内で紹介する。 h ttp s:// www.te d . c o m/ t al k s プレゼンテーションの内容、授業み(C o mmit ment)、ルーブリック評価、ピ ア・レビュー、各種レポート・プロダクツを合的に判断します。 原則として月曜3限をオィスアワーとします。事前にールでアポイントをうに してくさい。 パソコンのある教室で授業を行うので、各自のI D スワー有効状態出席する。 1 基礎ゼミナール

授業番号 A0110 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目 · 自己紹介。 第3回 各種ツールについてハンズオンワークショップ2。グループ分け。

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―29―

授 業 番 号 A0110 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 神田 明延 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【ネットの英語プレゼンテーションから学ぶ】

ネット上のプレゼンテーション動画であるTEDなどを視聴して、その英語の要点を読み解

く。

またそこに含まれた日常生活・社会おける問題等に対する視点を学び、発展的に自分自身

の視点・視野の拡大を目指す。

━・プレゼン英語の要点を理解できる。

・情報・資料等の探求、再構成、発信のプロセスを理解する。

・プレゼンテーション動画コンテンツ作成技術の習得。

・コミュニケーション、ディスカッション能力の向上。

・以上に関連するコンピュータ・リタラシーの向上。

━【授業計画・内容】

第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 授業の進め方の説明。各種ツールについてハンズオンワークショップ1。自己紹介。

第3回 各種ツールについてハンズオンワークショップ2。グループ分け。

第4回 TEDプレゼン1&グループワークとその報告

第5回 TEDプレゼン2

第6回 グループワークとその報告

第7回 TEDプレゼン3

第8回 グループワークとその報告

第9回 TEDプレゼン4

第10回 グループワークとその報告

第11回 動画プレゼン5

第12回 グループワークとその報告

第13回 プレゼン動画コンテンツ作成のための動画検索・情報収集

第14回 プレゼン動画コンテンツの作成のためのワークショップ

第15回 各コンテンツ視聴とピア・レビュー及びまとめ

【授業方法】

参加者の興味関心からいくつかのグループをつくり、グループ内での役割分担を決め、

話し合いのまとめを報告してもらいます。授業では報告をもとに議論をします。

また期末レポートとして、PowerPointを使用したプレゼン動画コンテンツを作成して、

ルーブリック評価をベースにした学習者同士の相互評価(ピア・レビュー)を行います。

━各回のテーマに関して、グループで十分議論し、報告をしてもらう。それに先立つ情報・

資料等の検索は時間内に収まらい時は、事前・事後に授業外で行う。

また自分の設定したテーマに関するレポート等も同じである。特に期末のコンテンツ作成

は授業外で多くの時間を使って行うことになる。

━個々のテーマに即して授業内で紹介する。

https://www.ted.com/talks

━プレゼンテーションの内容、授業への取り組み(Commitment)、ルーブリック評価、ピ

ア・レビュー、各種レポート・プロダクツを総合的に判断します。

━原則として月曜3限をオフィスアワーとします。事前にメールでアポイントを取るように

してください。

━パソコンのある教室で授業を行うので、各自のIDパスワードを有効な状態で出席する。

1

基礎ゼミナール

―30―

授 業 番 号 A0113 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 陳 肇斌 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【アジア太平洋戦争について考える】

この基礎ゼミは、アジア・太平洋戦争、とくに「兵士」に焦点をあてて、入門書を中心に

関係文献を取りあげ、その議論を手がかりに問題点を明確にし、同時期の政治外交史を複

眼的に認識することを試みる。

━あつかわれる当該時期の戦場における日本軍兵士の実態を中心に考察し、それに加えて、

米・中側の捕虜になった兵士のことを取り上げて日米・日中関係を考え、さらに兵士の戦

後の生活への影響なども視野に入れる。

主に以下のような三つのことの習得が予定されている。

第一に、兵士のことを中心にアジア太平洋戦争に関する基礎的知識を理解し、しかも、そ

れらを孤立した断片的なものではなく、相互に連関する総合的な知識として理解する力を

身につける。

第二に、歴史と対話しながら、今日の社会の諸問題との関連性を考える力を培う。

第三に、課題を特定し、関係する諸知識を活用しながら、論理的に説明する能力を養う。

━以下の内容に基づいて、進めていく予定である。

第1回 基礎ゼミナール・ガイダンス(共通)

第2回 本基礎ゼミについて(参加者の自己紹介、ゼミの進め方、注意事項等)

第3回~第5回 徴兵・装備・戦術

第6回~第8回 栄養・病気・精神

第9回~第11回 捕虜

第12回~第14回 兵士の戦後

第15回 まとめ

━ゼミに使う関係資料はかならず各回の前に読んでおくこと。

━吉田裕『日本軍兵士』(中公新書、2018)(生協書籍部の教材コーナーで販売されている。)

その他の関係資料は、新聞記事、資料集等が含まれ、各回の内容に応じて紹介し、または

コピーを配布する。

━全員参加型のゼミであることから、出席のみならず、発表の準備、討論への参加、課題へ

の取り組み状況などを総合的に評価する(5段階評価)。

━質問の受付方法については、第2回のゼミに説明する。

━能動的に学習に取り組んで討論することがゼミの中心になることを予定しているので、参

加者(ここに「受講生」ではなく「参加者」という表現が使われていることにご留意くだ

さい)の活発な発言を期待する。

無断欠席は、認めない。病気等の理由により欠席せざるを得ない場合は、必ずその詳細な

理由を事前に教員に連絡しておくこと。

2

―31―

基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0115 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 小林 延人 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【テーマ】歴史的な文献資料および統計データを読む

【授業方針】参加者によるグループ発表中心の授業、4~5名で1グループを組む予定。

━・多様な文献資料や統計データに触れながら、史料から議論を組み立てる姿勢を身につけ

ます。

・図書館の資料や情報サービスを活用する能力を身につけます。

・紙媒体のレジュメや、パワーポイントによる投影資料の作成方法、およびレポートに求

められる形式など、大学生活で必要な基礎的な技能を学びます。

━【授業計画】

1.基礎ゼミナールガイダンス

2.授業ガイダンス、テーマ案内、自己紹介

3.語句・文献の調べ方、発表の仕方を学ぶ(講義・指導)

4.テーマ1:近世から近代にかけての文献資料を読む(講義)

5.テーマ1:文献資料(グループ発表)①

6.テーマ1:文献資料(グループ発表)②

7.テーマ1:文献資料(グループ発表)③

8.テーマ1:文献資料(グループ発表)④

9.テーマ2:近代から現代にかけての統計データを読む(講義)

10.テーマ2:統計データ(グループ発表)①

11.テーマ2:統計データ(グループ発表)②

12.テーマ2:統計データ(グループ発表)③

13.テーマ2:統計データ(グループ発表)④

14.効果的なレポート作成の方法を学ぶ(講義)、相互評価

15.効果的なレポート作成の方法を学ぶ(指導)

【内容】

・近世から近代にかけて、日本国内で用いられていた文体のひとつに、「候文(そうろう

ぶん)」と呼ばれるものがあります。「候文」は、漢文や古文の素養があればある程度読

むことができますが、独特の言い回しなどもあり、少し読みづらさを感じるかもしれま

せん。「候文」で書かれた文献資料を読み、その解釈を通じて議論を組み立てる訓練を

行います。

・日本では明治期以降、統計データが整備され始めます。統計データは、特に経済現象の

分析を行う上で有用です。近代から現代の統計データ(図や表)を読みながら、それぞ

れの数字や波形の持つ意味を考える訓練を行います。

・上記の課題に取り組む上で、難解な数式を用いることはありません。特別な言語能力を

求めることもありません。ただし、古い言葉遣いや数字の羅列を、情報として受け取る

姿勢をもって授業に臨んでください。

【授業方法】

・テーマ1(文献資料を読む)について講義を行ったのち、グループ発表を行います。

・テーマ2(統計データを読む)について講義を行ったのち、グループ発表を行います。

・全ての参加者にグループ発表と期末のレポート作成を課します。

━グループ発表およびレポート作成に費やす学習時間が必要です。

━幕末維新期~戦後(19世紀後半~20世紀後半)の日本語で書かれた文字資料・統計データ

━授業参加度30%,グループ発表40%,個人レポート30%

━オフィスアワー:木曜2限,3号館317室(小林研究室)

連絡先:n-kb@tmu.ac.jp

━対象者は、経済・経営・歴史に関心を持つ全分野の学生です。文系理系を問いません。

3

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授 業 番 号 A0116 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 内田 幸寛 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【数学におけるさまざまな「数」について考える】

数学には、円周率π、自然対数の底e、オイラーの定数γのような、美しい性質を持った

定数が数多くある。また、フィボナッチ数、ベルヌーイ数、スターリング数、メルセンヌ

数のように、人名を冠した、特殊な性質を持つ数も豊富に知られている。さらに、数の分

類として、自然数、整数、有理数、無理数、超越数、実数、複素数、四元数など、さまざ

まな数の集合がある。

この基礎ゼミナールでは、数人のグループに分かれ、各グループごとにテーマとなる「数」

を選び、その性質を調べる。また、調べた内容についてレポートを作成し、報告会でプレ

ゼンテーションを行う。

━・グループ討論や共同調査を通じて、豊かな人間関係を形成するために必要な力を身につ

ける。(コミュニケーション能力)

・「調査し、まとめ、発表(表現)し、討論する」ための基本的な技術・能力を習得する。

(情報活用能力)

・「自ら学び、考え、行動する」という能動的な学習姿勢を身につける。(能動的学修姿勢)

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 概要説明・グループ分け

第3回 テーマの決定

第4回-第6回 情報収集・グループ討論

第7回-第8回 中間報告会

第9回-第10回 情報収集・グループ討論

第11回-第12回 発表準備

第13回-第14回 最終報告会

第15回 まとめ・レポート提出

━情報収集、発表準備については、授業内だけでなく授業外でも必要に応じて活動が必要で

ある。また、調べた内容についてレポート提出を課す。

━参考書:

L.H.コンウェイ、R.K.ガイ著、根上生也訳『数の本』(丸善出版)

L.S.ポントリャーギン著、宮本敏雄、保坂秀正訳『数概念の拡張:実数・複素数から4

元数・多元数まで』(森北出版)

中村滋『円周率 歴史と数理』(共立出版)

これらの他に、必要に応じて参考書を紹介する。

━・プレゼンテーション40%、レポート40%、授業への関与20%の割合で評価する。

・プレゼンテーションに関しては、あらかじめ評価のための観点と達成具合(4段階)を

明示した採点基準(ルーブリック表)を受講者に対して事前に公表し、ルーブリックに

基づいた評価を実施する。(コミュニケーション能力)

・レポートについては、文章構成、テーマに対して収集した情報を適切に分析・考察して

いるか等を評価項目とする。(情報活用能力)

・授業への関与については、グループ討論、報告会等への取組状況をもとに評価する。

(能動的学修姿勢)

・原則として4回以上欠席した場合は不合格とする。

━オフィスアワーは第2回授業で周知する。

━講義に関する情報、連絡先等は担当教員のhttp://www.comp.tmu.ac.jp/y-uchida/を参照

すること。

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0117 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 田沼 肇 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【非科学的なことを科学的に考える】

科学的でないもの,科学に似たもの,そういう怪しげなものが世の中には確かに存在して

いる。なぜ,それらは非科学的と判断されるのだろうか? その理由を考えることは「科

学とは何か?」について考えることと等価である。そこで,科学リテラシーを身に付ける

ためにも「非科学,疑似科学,オカルト」とされる事柄をテーマとして調査・議論・発表

を行う。

━この授業では,担当教員も答えを知らない問題について受講者全員が考えることを通して,

科学的な見方・考え方を身に付けることを目的とする。さらに,分野にかかわらず必要な

「論理的に,客観的に,そして建設的に議論する能力」を高めることを目標とする。その

ためには,積極性と協調性が重要であり,インターネットおよび紙媒体の文献から有意義

な情報を収集する能力も欠かせない。なお,PowerPointを用いたプレゼンテーションの

ノウハウを習得することも,目的の一つである。

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回は授業の進め方に関する詳しい説明や受講者の自己紹介などを行い,それ以降はグ

ループに分かれて次のように進めていく。

1.調査:受講者の興味を考慮した上でテーマを設定し,それについて各自が詳しく調べ

る。授業中にノートPCを配布してインターネットで調べてもらうが,それだけでは不十

分である。図書館を利用した文献調査も含めて,詳細な調査をして議論の準備をする。

2.議論:各自の調査結果を持ち寄って,グループ内で議論を行う。そして,最終的なグ

ループとしての意見をまとめる。少人数のグループの中でも完全に意見の一致を見る筈

はない。様々な意見を並記しても良いので,客観的に論理的にも妥当な結論をまとめて

もらう。

3.発表準備:さらに議論を深めながら,PowerPointを用いて討論結果について判りや

すく印象的に発表するための準備を行う。スライド作成の技術的な点については教員が

アドバイスをする。

4.発表:各グループの討論結果や意見の集約について全員の前で発表し,全員で議論を

行う。終了後,発表と議論の内容と感想についてレポートを書いて,一週間後に提出する。

以上のような手順を基本単位として,3回の発表会を行う予定である。テーマは「非科学

的とされているもの」あるいは「疑似科学とされているもの」とする。多様性を持たせる

ため,グループ分けは毎回変えていく。

━できるだけ調査は授業時間外に行い,授業中の議論のための時間を確保できるようにする

こと。

━菊池聡「超常現象をなぜ信じるのか」(講談社ブルーバックス,1998)

石川幹人「なぜ疑似科学が社会を動かすのか」(PHP新書,2016)

森達也「オカルト」(角川文庫,2016)

左巻健男「暮らしのなかのニセ科学」(平凡社新書,2017)

など,参考になる書籍は驚くほど多数ある。授業の最初に,私が読んだ100冊以上の中か

ら幾つかを紹介する。

━調査および議論に対する姿勢を50%,プレゼンテーションを30%,提出レポートを20%と

して,総合的に判断する。無欠席で課題を普通にこなしている場合の成績を「4」とする

予定である。なお,正当な理由なく4回以上欠席した場合は不合格とする。

━メールによる質問は随時受け付ける。直接,話がしたい場合はメールもしくは内線3355で

事前にアポイントメントを取ること。

【連絡先】tanuma@phys.se.tmu.ac.jp

━できるだけ多様な視点からの議論の方が(まとまりはつかないかも知れないが)楽しそう

なので,学部・学科を跨いで様々な興味と視点を持った人に参加してもらいたい。

5

―34―

授 業 番 号 A0118 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 セルゲイ ケトフ 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【MyPlaceintheGlobalWorld】

━Thepurposeoftheclassistohelpstudentswithorientationingeneralissuesof

economics,politics,financesandsociety,makepersonalconnectionsbetweenthe

globalissues,daily lifeand individualfuture,in truly international(global)

environment.Theclassisdesignedforthosestudentswhoareglobally-mindedand

arenotafraidoftoughquestions.

ItisopentobothJapaneseandinternationalstudents.

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 Globalizationoftheworldmarkets:whatisit?Andwhatdoesitmeanto

you?

第3回 Moneyandfinances:howdotheworldfinancesaffectyourpersonalmoney?

第4回 Internationalcommunication:howtocommunicatewithforeigners?

第5回 Politics:whatisit?Canyoulivewithoutit?

第6回 HigherEducation:howmucheducationdoyouneed?

第7回 Computersandinternet:howtodealwithfloodofinformation?

第8回 Arguewhatisbetterforyou:beabusiness-manorasalary-man(or-

woman)?

第9回 Whatisculture?TellaboutJapanesecultureanditsplaceintheworld

culture

第10回 Introduceyourcountryandyourculture(non-Japanese)

第11回 Personalstyleandpersonalappearance:isitimportantforajob?Isit

importanttoyou?

第12回 Globalchallenges:whatshouldbedone?Andwhatcouldyoudo?

第13回 Youandsociety:humanrightsandresponsibilities.

第14回 Skillsandcompetenceversusdilettantism,rumorsandbeliefs.

第15回 Conclusion:analysisandoutlook

━Allstudentswillbedividedintosmallteams(2-3people)forpreparingtogethera

jointpresentationononeofthesubjectslistedabove.Studentsshouldsearchfor

informationfrom anysource(internet,library,newspapers,etc.).Eachstudent

mustprepareanoralpresentationforabout30minutesbyusingmorethan20

slidestobepreparedwithPOWER-POINT,outsideoftheclassroom,andanswer

questionsafterthepresentation.

━Thereisnotextbook.Studentswillhavetosearchforinformationanddisclose

theirsources.

━Evaluation ofstudentsisbasedon theirpresentations(60%),attendanceand

activityduringseminars(40%).

━Officehours:Mondayfrom 13:00until14:30in8-581(emailreservationdesired):

ketov@tmu.ac.jp

━EnglishistheMAIN languageforthisclass,thoughpresentationisJapaneseare

alsoaccepted.NOspecificEnglishscore(TOEIC,TOEFL,IELTS,etc.)isrequired.

However,youractiveinvolvementindiscussionsandpresentationsisrequested.

6

―35―

基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0120 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 竹川 暢之 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【地球環境問題における科学と政治】

我々は大気汚染、水質汚染、気候変動など様々な地球環境問題に直面している。諸問題の

効果的な対策を講じる上で、科学的知見が政策に適切に反映されることが必要であるが、

その過程には様々な難しい課題が含まれている。ここでは、地球環境問題における科学、

経済、政治の関わりをテーマとして、講義および発表・討論を行う。

━・重要な地球環境問題の歴史・背景を理解する。

・地球環境問題における科学と政治の関わりについて理解する。

・異分野間の議論を通じて、環境問題の有効な解決策を模索する。

・自ら調査した結果を分かりやすく発表する能力を習得する。

・他の発表に対して積極的に意見を述べ、議論する能力を習得する。

━第1回 基礎ゼミナールのガイダンス

第2回 本ゼミナールのガイダンス、自己紹介

第3回 地球環境問題に関する講義および討論

第4回 地球環境問題に関する講義および討論

第5回 グループ分け、テーマ選択

第6回 グループ会議と発表準備

第7回 各グループによる発表および討論

第8回 各グループによる発表および討論

第9回 各グループによる発表および討論

第10回 中間まとめ、講評

第11回 グループ会議と発表内容修正

第12回 各グループによる発表および討論

第13回 各グループによる発表および討論

第14回 各グループによる発表および討論

第15回 総括、講評

━・次回の授業で議論する内容について事前に調べておくこと。

・発表資料の準備等については、必要に応じてグループ毎に話し合って進めること。

━教科書の指定はない。講義の中で参考書等を紹介する。

━発表内容、議論への参加、レポート内容により評価する。

━・オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受け付けますので、

事前にメールで連絡を取って下さい。

━・文系、理系を問わない。

・多角的な視点から環境問題を論ずることに関心のある学生の参加を期待する。

7

―36―

授 業 番 号 A0121 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 小根山 裕之 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【身近な交通問題から都市と交通のあり方を考える】

交通渋滞などの身近で見られる具体的な交通問題を題材として取り上げ,それらに対する

調査,分析,対応策の検討に取り組みながら,望ましい交通のあり方を考える.

━道路の交通渋滞など,身近で発生する交通問題を取り上げ,そのメカニズムおよび問題解

決手段を討議,調査,分析等を通じて学ぶ(能動的学修姿勢).これらの多くは表層的に

は単純に見えるが,その背後に人間行動・心理,社会経済活動,都市計画など多岐にわた

る複雑な問題であることを理解する.その上で,課題の抽出から調査,分析,対策の検討,

プレゼンテーションまでの一連の実習をグループワークにより実施する(コミュニケーショ

ン能力).実施に当たっては,資料の探索,選択,活用などの考え方や技法についても学

ぶ(情報活用能力).

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 ガイダンス.ゼミの進め方の説明.受講生の自己紹介,班分け等

第3回 南大沢キャンパス周辺で見られる交通問題の観察

第4回 身近に見られる交通問題に関する意見交換・討議

第5回 対象課題の設定

第6~7回 調査分析方法の検討

第8回 中間報告準備(発表技法の指導もこの時点で行う)

第9回 中間報告(対象課題に対する問題意識,調査分析方法の発表)

第10~11回 調査,分析の実施,対応策の提案(班毎の共同作業および討議)

第12~13回 最終発表準備

第14~15回 最終発表・討議

━各班で取り上げるテーマにもよるが,資料の収集・整理,現地観察・調査,発表準備,関

連項目に関する自己学習等を行い,授業に臨む必要がある.

━説明,実習等に必要な資料は適宜配布する.必要に応じて参考書を紹介する.

━欠席せず,課題を普通にこなしている場合,4を基本とする.

これに,発表・質疑内容(A),グループワークおよび発表会における取組姿勢(B),提

出課題の内容(C)を均等に評価し,加点・減点する.(コミュニケーション能力:Aお

よびB,能動的学修姿勢:BおよびC,情報活用能力:AおよびCで評価)

正当な理由なく,4回以上欠席した場合、不合格とする.

━本ゼミナールについての質問,担当教員への連絡は,電子メールoneyama@tmu.ac.jpま

で.

━受講生が交通問題についての基礎知識を持っていることを前提とはしない.これらの問題

に興味を持っている者の積極的な参加を期待する.実施形態は,「資料の収集・整理(Web

や図書館等)」「現地観察・調査(必要に応じて)」「グループディスカッション」「PCによ

る発表・討議」である.

8

―37―

基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0122 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 酒井 宏治 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【水インフラの問題を考える】

高度経済成長期に大都市に整備されたインフラは、徐々にその更新時期を迎えつつありま

す。このゼミナールでは、特に上下水道関係の水インフラに注目し、現在のインフラの状

況を調べ、その課題について学ぶとともに、今後取るべき対策などについて考えます。

━都市基盤を支える上下水道インフラについて、概説的に学ぶことができます(情報活用能

力)。

習得した知識をもとに、能動的に問題解決を行うための基礎的能力を身につけることがで

きます(能動的学習姿勢)。

グループワークを通じて、物事の多面的な見方や共同作業を行っていく能力を身につける

ことができます(コミュニケーション能力)。

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 授業ガイダンス(テーマ紹介、自己紹介など)

第3回 個人課題「自分の町の水インフラを紹介する(予定)」説明及び作業

第4回 個人課題作業

第5回 個人課題発表

第6回 グループ課題1「水インフラの問題を調べる(予定)」説明及び作業

第7回 グループ課題1 作業

第8回 グループ課題1 作業

第9回 グループ課題1 発表

第10回 グループ課題2「水インフラ問題の対策を考える(予定)」説明及び作業

第11回 グループ課題2 作業

第12回 グループ課題2 作業

第13回 グループ課題2 作業

第14回 グループ課題2 発表

第15回 まとめ

※なお、テーマや各回の内容の詳細は、受講人数や課題の進み具合等によって変更する場

合があります。

━該当するテーマについて情報収集などを行うとともに、発表の準備等を行う。

━必要な場合には適宜プリントを配布する。

━授業態度、発表、レポート等から総合的に判断する。

・授業態度では、グループ作業における貢献度や学習態度について評価する(コミュニケー

ション能力、能動的学習姿勢)

・発表では、情報をまとめて発表する能力について評価する(情報活用能力、能動的学習

姿)

・レポートでは、得られた情報を、論理的かつ分かりやすく伝える能力について評価する

(情報活用能力、コミュニケーション能力)

━メールで連絡を取ること

h_sakai@tmu.ac.jp

━個人調査、グループ調査、プレゼンテーション

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授 業 番 号 A0123 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 金村 聖志 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【電気自動車を考える】電気自動車がガソリン車に取って代わる時期がいつか来ます。電気自動車にはクリーンなイメージがありますが、本当にそうでしょうか。このようなことを議論する上で重要となるのが二酸化炭素の排出量です。ここでは、二酸化炭素の排出に関する各国で規制について調査・解析します。また、電気自動車からの排出される二酸化炭素量を調査・解析します。これらの結果から、どのように電気自動車を利用するとクリーンな状態になるのかを検討します。これらの調査・解析・考察を通じて課題発見と解決をはかる能力を身に着けることを目標とします。━習得できる専門知識・二酸化炭素排出に関するライフサイクルアセスメント・エネルギー変換に関する基礎知識・産業、環境とエネルギーの関係習得できるスキル・プレゼンテーション資料の作成(パワーポイントファイル)と使用方法。・特定のテーマに関する課題の設定、問題を解決する能力の向上・討論の進め方・書籍・雑誌からほしい情報を得る手法━第1回 基礎ゼミナールガイダンス第2回 本基礎ゼミナールの進め方・授業説明。自己紹介(グループ分けの参考にします。)第3回 講義・概要説明(電気自動車に関する概略と最近の話題を紹介する。)第4回 ライフサイクルアセスメントに関する簡単な説明 テーマ設定とグループ分け第5回 テーマ設定とグループ分け第6回 研究テーマの決定と報告、パワーポイントの使用方法。第7回 調査、グループ内討論、発表準備第8回 調査、グループ内討論、発表準備(第5回から8回の間に図書の情報検索に関する講義を図書館で実施します。論文を含む文献検索の方法、書庫の配置などを演習も含め行います。)第9回 中間報告 テーマの進捗状況や問題点をグループごとに発表します。質疑応答、

コメントなどの発言を期待します。発表について相互に評価して点数を付ける。第10~12回 調査、グループ内討論、発表準備(グループのメンバー、教員、TAと議論

を繰り返しながら発表の準備を進めてください。)第13回 最終研究発表会・討論(発表について相互に評価して点数を付ける。)第14回 最終研究発表会・討論(発表について相互に評価して点数を付ける。)第15回 総括,レポート作成━図書館およびネットワークでのデータ収取を毎回指示する。━特に指定しない。最初の講義で資料を配布する。━出席と授業態度(討論、調査への参加姿勢、貢献度)を重視します。発表における質疑応答を含め総合的に評価します。良い発表を行うためには、発表の準備を授業時間外に十分に行うことが必要となります。資料の調査、整理ならびに発表資料の作成、また、パワーポイントなど発表ツールの使用方法の取得など、課題の進捗状況によって、時間外学習の支持をその都度行います。━随時受け付けるが前もってメールで連絡すること。kanamura@tmu.ac.jp━受講する学生の皆さんとともに電気自動車の本当の意味について学んでいきたいと思います。これらのテーマについて好奇心を持って参加する人の受講を期待します。客観的な視点で問題を捉えることやプレゼンテーションの練習を行います。オフィスアワー(火)4限 kanamura@tmu.ac.jpあらかじめメールにて連絡をすること。(連絡を頂ければ基本的にはいつでも大丈夫です。)

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0127 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 會田 雅樹 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【錯視立体からモノの見方を考える】

人は,本人が意識しているかどうかは別にして,それぞれ独自の価値観や基準に基づいて

物事を見ているはずである.そのような状況で,誰にとっても受け入れ可能な普遍的な法

則を表現するにはどうすればよいであろうか.また,逆に観測する立場によって同じもの

が全く異って観測される現象にはどのようなものがあるだろうか.本授業では,同じ対象

が見方によって見え方が大きく変わる現象として「錯視立体」を取り上げ,その仕組の考

察を通じて,多様なモノの見方の重要性について議論する.

━1.大学生として必要な「専門書をじっくり読んで自由に思考する」という能動的な学習

姿勢を身につける.

2.グループ討論や共同作業を通じて,豊かな人間関係を形成するコミュニケーション能

力を向上させる.

3.発表と質疑応答を通して,効果的な発表資料の作成能力,及びプレゼンテーションの

スキルを向上させる.

4.多様なモノの見方の重要性を知る.

━【授業計画・内容】

第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 イントロダクション:テーマの説明・受講者の自己紹介,班分け

第3~14回 班ごとの調査・検討.班ごとのプレゼンテーション,及び全員参加のディ

スカッション

・関連資料を精読し,必要に応じて教員から解説を加える

・錯視立体の作成,仕組みの理解,錯視立体の創作など

・班ごとに課題を決めて検討結果をプレゼンテーション

・全員参加のディスカッション

第15回 まとめ,レポート提出

【授業方法】

・全員で教科書を章ごとに輪講して内容を理解する.

・その後,班ごとに担当箇所を決めて教科書の内容及びその考察に関するプレゼンを行う.

・プレゼンに関して全員参加の討論を行う.

━・班ごとのプレゼンテーションのための準備や資料作成の作業が必要です.

・錯視立体を実際に作成したり,効果的に見せるためのビデオ撮影を行う可能性がありま

す.

━テキストは指定せず,必要な資料は配布します.参考資料は授業中に指示します.

━1.欠席せず,課題への取り組みが標準的な場合の成績は「4」とします.これに,プレ

ゼンテーションの内容,質疑応答への参加,レポートの内容,出席状況等により,加点・

減点を行います.

2.正当な理由なく,4回以上欠席した場合は「1」とします。.

3.クラスの平均が「4」程度になる目安で加点・減点を行います.

━キャンパスが異なるのでオフィスアワーは設定しませんが,質問等があれば下記への連絡

してください.

電話:042-585-8627,日野キャンパス1号館226室

メール:aida@tmu.ac.jp

━・錯視立体を実際に作って検討するので,紙や糊などを各自で用意して貰う可能性があり

ます.

・班ごとの作業やPCを用いたプレゼンテーションを行います.

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授 業 番 号 A0129 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 小方 聡 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【生物や植物に学ぶ工学】

身近な生物や植物の持つ優れた性質をヒントに様々な新しい機能を持つ製品が開発されて

いる.本ゼミナールでは,自然界に存在する生物や植物に潜む優れた性質について工学の

立場で考え,その性質がどのような工業製品に応用可能か議論・検討する.受講生には調

査への積極的参加さらには活発なグループ討論を期待する.

━工学の知識が身近な生物や植物の機能を観察する上でどのように役に立つのかを習得出来

る.さらに,調査方法や効果的な発表方法などの技法,レポートの効果的な書き方を取得

できる.

━第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 概要説明,グループ分け

第3回 テーマ決定

第4回 テーマ発表・グループ討論・調査

第5回 グループ討論・調査

第6回 グループ討論・調査

第7回 中間発表会資料準備

第8回 中間発表会(質疑応答)

第9回 中間レポート提出,グループ討論・調査

第10回 グループ討論・調査

第11回 グループ討論・調査

第12回 最終発表会資料準備

第13回 最終発表会,学生による相互評価,質疑応答

第14回 最終発表会,学生による相互評価,質疑応答,レポート提出

第15回 学生による相互評価,質疑応答,講評

【授業方法】:グループ討論・調査が中心となるので,積極的に参加すること.

━毎回の授業後,グループ討論・調査内容をまとめるとともに,次回のグループ討論・調査

のための資料準備をしておくこと.発表前には,資料の準備および発表の練習を十分行っ

ておくこと.

━必要に応じて資料を配布する.

━・欠席せず,課題を普通にこなしている場合,4を基本とする.これに,発表内容・提出

課題・参加態度等により,加点・減点をする.

・正当な理由なく,4回以上欠席した場合,不合格とする.

━【オフィスアワー】:原則として火曜日3時限目としますので,質問等があれば研究室

(9-463)に来てください.メールによる質問も随時受け付けます.

【連絡先】:ogata-satoshi@tmu.ac.jp

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0130 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 新田 收 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

日常生活の中にある様々なバリアについて考える

━様々な視点からバリアの事例に触れることでバリアとは何か,バリアフリーとは何を考え

る基礎を作る.バリアフリーがテーマということで,医療関係,建築関係の学生さんが身

近なテーマと感じられるかもしれません.しかし本ゼミではバリアフリーの定義を上記し

ました狭義に捉えることなく,あらゆる意味のバリアに対するものとしてとらえたいと考

えています.様々な専門家性の視点からみたバリアをとらえることで,その本質をみなさ

んと考察したいと思います.

━最終的に「日常で見つけたバリア」といったプレゼンテーションをして頂きます.昨年ま

でのプレゼンテーション内容を紹介しますと以下のように大変バリエーションに富んでい

ます.

①公園のバリアフリー

②点字ブロックとデザイン

③視覚障害者に対する美術館のバリアフリー

④裁判制度のバリア

⑤心のバリア

様々な視点でバリアについて考えたいと思いますので,様々な専門の学生が受講されるこ

とを希望します.

授業日程

①:基礎ゼミナールガイダンス(南大沢キャンパス講堂大ホール)

②:オリエンテーション

③:車いす体験

④:発表テーマ発表

⑤:障がい者スポーツ体験

⑥:杖の使い方

⑦:映像作品に見るバリア1

⑧:映像作品に見るバリア2

⑨:本学における取組み

⑩:高齢者体験

⑪⑮:最終プレゼンテーション

【授業外学習】最終プレゼンテーションの準備を各自計画的に行うこと.

━各自が選んだテーマに関する,データ収集

━特になし

━最終発表(100%)および授業

━原則として月曜日,授業開始前30分をオフィスアワーとしますので,質問等があれば1号

館荒川キャンパス教員控室に来てください.また.メールによる質問も随時受け付けます.

【連絡先】nittaosm@tmu.ac.jp

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授 業 番 号 A0131 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 古川 顕、白川 崇子 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

医療に用いられる画像診断を理解し、提示症例の診断に挑戦する

━・さまざまな画像検査の原理を理解する

・さまざまな画像検査の特徴と臨床応用の実際を学ぶ

・さまざまな疾患について医学的に学ぶ

・提示する症例に対して、検査データや画像から診断に挑戦する

・上記を調査・学習する過程で、1)問題の発見、2)情報の検索法、3)情報の収集と

整理、4)発表手法、を学ぶ

・情報収集はインターネットを多用し、発表はパワーポイントを使用する

━聴講生を2名ずつのグループに分け、さまざまなテーマについて、調査、情報収集、発表、

レポート作成を行う。

テーマ

1)医療に用いられる画像診断には、どのようなものがあるか

2)それぞれの画像診断の原理はどのようなものか

3)さまざまな疾患について、病理と画像所見を対比する

4)挑戦問題1の診断に挑戦する

5)挑戦問題2の診断に挑戦する

「授業外学習」

授業中に出す課題につき調査、考察し、期日までにレポートや口述発表(パワーポイント

スライド作成)が行えるよう、準備、学習する。

━課題レポート提出

━医学雑誌、医学電子ジャーナル、インターネット情報

━発表内容、レポート内容

━「質問受付方法」

担当教授が荒川キャンパス所属であるため、質問は授業時間中に受け付ける。

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0132 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 明上山 温 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【放射線利用の今と未来】

目にも見えず、臭いもせず、感じることもできない放射線は、時として不安を増大させ客

観的な理解を困難にする。本講義では、この放射線に関わる科学的なデータを基にして、

放射線の本質に迫る。放射線を利用する装置は数多くあり、それぞれに得意,不得意など

の特徴を持っている。医療で用いられる装置、環境測定に用いられる装置,工業で製品検

査に用いられる装置、犯罪捜査に用いられる装置など、様々な分野で放射線は用いられて

いる。これらの測定原理の理解を深め、放射線利用の現在と将来を考察する。

━放射線による測定装置の原理を調べ,「何を見ているのか」を知ることで,なぜ多種類の

装置が必要なのかを理解する。最新の測定装置について書籍やWebなどで調べ,それをパ

ワーポイントで発表し、その内容について討論する。

この授業により、情報活用能力が得られ、発表することによりコミュニケーション能力が

得られる。

━第1回 ガイダンス

第2回 放射線の種類と性質

第3回 放射線の利用

第4回 パワーポイントによる発表原稿の作成法

第5回 グループ分けと課題決定

第6回 グループごとの調査(1)

第7回 グループごとの調査(2)

第8回 調査の報告会と討論(1)

第9回 グループごとの調査(3)

第10回 グループごとの調査(4)

第11回 調査の報告会と討論(2)

第12回 再調査とまとめ

第13回 再調査とまとめ

第14回 最終報告会(1)

第15回 最終報告会(2)

グループ分け後、発表原稿の作成等で授業内にできなかったことは、時間外に行いグルー

プ発表前に完成させ授業に臨むこと。

放射線についての基礎と応用について図書館やWebによる調査をあらかじめ行っておくこ

と。

━特に指定しない。

━発表内容(40%)、質問・討論(40%)、平常点(20%)により評価する。

━月曜日16:20~18:00、またはメールによりすること。

━【連絡先】atusi@tmu.ac.jp

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授 業 番 号 A0297 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 沼崎 誠 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【テキストマイニングを用いた社会的現象の解明】

社会的現象を理解するための方法の1つである「テキスト分析」を実際に行ってみる.質

的な日本語テキスト型データ(Webへ書き込み/新聞記事/雑誌記事/歌詞/質問紙の自由記

述など)をテキストマイニング(KH coder:計量テキスト分析のフリーソフトウエア)

を用いて分析をして,社会的現象捉えるアプローチについての理解を深める.

━・テキストマイニングの手法の知識を付け,質的データを量的に理解する方法を体得する

ことにより,情報活用能力を身につける.

・グループ討論や共同調査やその成果発表の中で,コミュニケーション能力を身につける.

・自らテーマや問題を設定して,問題に対する答えを見付け出す方法を試行錯誤の中で見

付けるという能動的な学習姿勢を身につける.

━[授業計画]

第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 本演習のガイダンス

第3回 内容分析・テキストマイニングの手法についての(講義形式)

第4回 テキストマイニングの具体例の検討

第5回 テキストマイニングの具体例の発表

第6回 研究テーマの設定

第7回 分析するテキストの選定

第8回 テキストの収集方法の検討

第9回 テキストデータの加工

第10回 テキストデータの分析1

第11回 テキストデータの分析2

第12回 テキストデータの分析3

第13回 発表の準備

第14回 分析データの発表会

第15回 まとめ

[授業方法]

第2回までは講義形式で進めるが,第3回~第13回まではグループ・ワークによって実

施する.第6回以降は4~6名の固定したグループを組み,研究を実施する.第14回は

全体での成果発表会となる.

━・先行研究を自分で調べレジュメを作る,データの収集,データの分析など,複数回課題

を出すので,授業外学習が必要となる.

━テキスト:樋口耕一(著)社会調査のためのテキスト分析(ナカニシヤ出版2014年)定価

2800円

参考書:適宜紹介する

━○平常点(グループ・ワークへの関与・課題の実施)40%○レポート 40%○発表会でのプレゼンテーション 20%

━原則として隔週火曜日の5,6限.研究室(5-206)の扉に予約表が貼ってあり(オフィス

アワーの正確な日時も予約表で確認できる),そこに記入することに予約ができる.予約

者を優先するが,予約無しでもその時間帯は学生の相談を受ける.

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0300 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 森 治憲 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【調べ、考え、そして伝える】

この授業では、参加者は用意された課題のリストの中から一つを選び、グループで調査・

発表をしなければなりません。発表で重視することはテーマに掲げた「調べ、考え、そし

て伝える」ことです。自宅に居てもネットを使えば「調べる」ことはできますが、図書館

に行かなければ調べられないこともあるはずです。「伝える」ときはMicrosoft社のPower

Pointで作成した資料を使います。最も重要なことは「考える」ことで、これには二つの

意味があります。一つは調べてきたことを筋道立てて、つまり論理的にまとめること。も

う一つは課題の問いに対して自分なりの答えを見つけることです。

経済経営学部の3、4年生を対象とした私のゼミでは、本来のテーマとは別に、30分ほど

時間を割いて同じこと行っています。そこでの課題は専門分野である経済経営や政治、社

会のことが半分で残りは歴史や文化、芸術に関することです。残念ながら自然科学の課題

は不評なのでごく僅かです。参考までに課題のタイトルをいくつか紹介しておきます。

信用されないGDP、進む渋谷再開発、電気自動車の開発競争、岐路に立つ宅配サービス、

揺れるシェンゲン協定、官能評価と食文化、停滞する再生可能エネルギー、遺伝子改変技

術の不安、平城京の闇、岩瀬忠震の悲運、行蔵は我にあり、桂離宮の美、マルローの見た

永遠の日本、ベルニーニのローマ、世紀末とファム・ファタル、パンクの嵐、商品として

のBABYMETAL

この授業ではゼミで用いた課題の中からあまり専門的でないものを選んで使うことにしま

す。課題によっては、発表後に参考としてゼミ生が作成した資料を紹介します。

この授業はプレゼンのノウハウを学習する場ではありません。半分実践、半分教養くらい

に考えて下さい。

━グループでの調査、資料作成、発表を通してコミュニケーション能力、情報活用能力、能

動テク学習姿勢を習得する。

━課題に対してどのように資料を作ればいいのかは、一般論として説明されても実感がわか

ないと思います。そこで、第4回と第5回では既に発表を何度か経験している4年生にど

のように資料を完成させたのかについて報告してもらいます。

グループ発表は二回行います。一回目は作成した資料の問題点を指摘する場とします。二

回目が完成した資料を用いての発表となります。

第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 授業の説明

第3回 グループ分け

第4回、第5回 4年生による報告(どのように資料を作成したか)

第6回~第14回 グループ発表

第15回 予備・総括

━授業中には資料を作成する時間を設けないので、授業外の時間で使う必要があります。

━課題のリストは第2回に配布します。

━授業中の発言と発表50%、作成した発表用資料50%

━月曜日4時限をオフィスアワーとする。

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授 業 番 号 A0307 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 角田 誠 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【これからの公共施設のあり方を建築ストックの利活用から考える】学校・病院・図書館・博物館など、我々が生活する周辺にはたくさんの公共施設が存在する。戦後の経済成長、人口増加に伴い建設され続けてきた結果、有り余るほどとなった公共施設は、施設の老朽化や利用頻度の低下、保有機能の陳腐化など多くの問題を抱えている。一方で、各自治体の財政状態や資源・エネルギーの環境問題などから、建替という解決方法も簡単には選択できない。これらの施設を今後どのように使用/廃棄し、公共としての施設の所有と利用のあり方については、サービスを享受する我々住民にとっても身近に考えるべき問題といえる。このゼミナールでは、このような社会的背景を踏まえて、公共施設の所有と利用に関する様々な課題を、既存建築ストックの利活用の方法から解決することを目的として、施設見学や施設利用度のデータ収集等からフィージブルな計画を練ることで、これからの時代の公共施設のあり方を提案し、プレゼンテーションを行う。━a)既存資料や実地調査などに基づいて課題を発見するとともに、その課題を自らで解決方法を見い出す能力b)自らの考えや提案を他者に正確に判りやすく伝える、プレゼンテーション能力c)情様な情報を収集・分析し、効果的かつ正しく活用する能力━第1回 基礎ゼミナールガイダンス第2回 ゼミナール趣旨説明 今後の予定 受講生自己紹介第3回 公共施設のリノベーション・コンバージョン事例紹介と討論第4回 身近にある公共施設、使ったことのある公共施設の特徴分析 現地調査第5回 身近にある公共施設、使ったことのある公共施設の調査レポート作成 グループ

分け第6回 グループワーク 公共施設のソフト面/ハード面の実態調査 実際に公共施設を訪

ねてみよう第7回 グループワーク 公共施設のソフト面/ハード面の実態調査に基づく討議第8回 グループワーク 現在の公共施設 課題発見レポート作成第9回 中間発表第10回 グループワーク これからの公共施設/今までとは違う公共施設のあり方の考察第11回 グループワーク これからの公共施設/自治体としての所有価値・住民としての

利用価値の討議第12回 グループワーク これからの公共施設/建築物としての存在価値の討議第13回 提案資料作成 プレゼンテーション準備第14回 最終成果発表 全体討論第15回 個人成果報告書の作成と提出

【授業方法】必要に応じて講義を行うが、学生諸君が実施する作業(文献調査、現地調査、討論、資料作成など)が基本となる。━個人による実地調査やグループワークの議論を取りまとめて考察し、レポートを作成する。また、それらの成果をビジュアルに発表するための成果物を発表会までに作成して準備する。━資料を適宜配布する━欠席せず、課題を普通にこなしている場合、4を基本とする。これに、授業中の参加状況・発表内容・個人の成果報告書等により、加点・減点をする。正当な理由なく4回以上欠席した場合は不合格とする。━原則として、水曜2限をオフィスアワーとするので、質問等がある場合は研究室(9号館7階767室)に来室のこと。その場合には、メールであらかじめ連絡すること。メールアドレス:mtsunoda@tmu.ac.jp━実態調査が学外での活動になる可能性があるので、学生保険への加入を確認すること。建築は使用されて初めてその価値を発揮します。そして、その使われ方は建築が存在し続ける間にいろいろと変化していきます。公共施設という建築における、持続的な利用に興味があれば、文系・理系は問わず受講できます。

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0427 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 金 侖貞 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【多文化共生社会における教育のあり方を考える】

日本社会で外国人や外国ルーツの人々が増えている中で、本ゼミナールでは、日本社会の

多文化化の現状を捉え、いかなる教育の課題があるのかを確認しつつ、どのような教育の

あり方が求められるのかを考える。

━・多文化社会の日本における教育の課題を理解するための基本的な視点の形成を通して、

必要な資料の収集とそれらを考察する基礎的な能力を習得する。

・グループワークを通して、他者と問題意識をすり合わせながら、協働して論理的な思考

の過程を構築するための基礎的は能力を習得する。

・プレゼンテーションで必要とされる基礎的な能力を習得する。

━第1回:基礎ゼミナールガイダンス

第2回:多文化社会日本の現状

第3回:映像学習‐学校における在日外国人の子どもたち①

第4回:映像学習‐学校における在日外国人の子どもたち②

第5回:文献講読『移民から教育を考える』①

第6回:文献講読『移民から教育を考える』②

第7回:地域の多文化マップ

第8回:文献講読『移民から教育を考える』③

第9回:地域における多文化共生の取組みの実態

第10回:作業課題及びスケジュールの確認

第11回:映像学習‐映像から考える差別と偏見

第12回:差別と偏見はどのように生まれるのか(文献講読:『アイデンティティ/他者性』

ほか)

第13回:映像学習‐日本に生きる外国ルーツの若者たちの現状

第14回:最終報告①‐どのような多文化教育が必要なのか

第15回:最終報告②‐どのような多文化教育が必要なのか

授業方法:映像学習や文献講読とともに、グループに分かれ、多文化マップの作成や発表

などを行い、その成果を報告する。

━文献は事前に読んでくる必要があるとともに、報告などがグループワークを基本とするた

め、グループ内での役割分担を決めて、課題や作業の進捗状況を確認し合いながら、各自

で進めるようにしてもらいたい。

━テキストとして『移民から教育を考える』(ナカニシヤ出版、2019年)を使用する。ほか

の文献は、授業中に案内する予定である。

━成績は、欠席せず、定められた課題をこなしている場合、「4」を基本とする。これに、

グループワークへの参加態度、プレゼンテーションの内容をふまえて、加点・減点し、

「習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標」にある3つの目標をどの程度達成した

かを評価する。なお、正当な理由なく4回以上欠席した場合、成績は「1」とする。

━授業後に随時受け付ける。オフィスアワーでの対応については、メールにてアポイントを

とること。メールアドレスは初回の授業でお知らせする。

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―48―

授 業 番 号 A0428 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 園田 みどり 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【ドイツ語圏の世界文化遺産】ユネスコの世界遺産、なかでも特に世界文化遺産として登録されたドイツ語圏の文化財について調べることをとおして、ドイツやオーストリアの具体的な街や地域とその文化について知識を深めます。また、文化財を守るという意識が芽生えた歴史的背景や世界遺産保護が直面する今日的な問題などについても考えながら、世界文化遺産の意義を問い直します。「世界遺産検定」なる検定試験まで存在し、ここ何年か毎年のように文化財が新たな世界文化遺産として登録され話題に上るなどして熱い視線が不断に注がれる日本に対して、ドイツ語圏においては世界文化遺産はどのような存在なのでしょうか。そのような疑問への答えを模索しながら、調査から発表までのプロセスを体験する授業です。具体的には、世界文化遺産として登録された文化財の中から一件を選び、特定のテーマや視点を設定し、文献や資料を調べ、パワーポイントで作成したスライドを用いて口頭で発表し、レポートにまとめるという手順をふみます。━・関連文献(書物)を探したり、Webサイトを閲覧したりすることによって様々な種類の適切で正確な情報を収集し、的確に分析し、かつそれを正しく活用することができる。・新たに獲得した知識をもとに、自ら解決すべき課題を見つけ、それに積極的に取り組む姿勢をみにつけることができる。・口頭発表やスライドおよびレポート作成の効果的な方法をみにつけることができる。・ディスカッションのスキルを獲得できる。自らの考えや疑問を相手にわかりやすく伝えるとともに、相手の意見や疑問を的確に理解し、協調して活動することができる。━【授業計画・内容】第1回:基礎ゼミナールガイダンス第2回:本ゼミナールのオリエンテーション:授業概要および授業の進め方の説明、自己紹介、世界文

化遺産登録例の紹介。第3回:関連文献や資料の説明。テーマの設定、割振り。第4回:ドイツの文化についての基礎知識。第5回:オーストリアの文化についての基礎知識。第6回:発表とディスカッション。第7回:発表とディスカッション。第8回:発表とディスカッション。第9回:発表とディスカッション。第10回:発表とディスカッション。第11回:発表とディスカッション。第12回:発表とディスカッション。第13回:発表とディスカッション。第14回:発表とディスカッション。第15回:まとめと総合評価。

【授業方法】始めは講義のかたちをとりますが、発表の回からは各自の口頭発表とディスカッションから成る演習形式が主体となります。発表後は、質疑応答からディスカッションに移り、最後に、発表者は自己採点や反省点を、発表者以外の受講生は発表への疑問や意見などをリアクションペーパーに記述し、提出します。━テーマ選定にあたっては、ユネスコの公式サイトなどで現在登録されているドイツおよびオーストリアの世界文化遺産(40件以上)にどのようなものがあるかを下調べし、事前に選択肢を複数準備しておくこと。テーマが決定したら、口頭発表の内容や構想を練りながら、書物やWebなどから得た知識や関連情報をじゅうぶん検討したうえでスライドを作成し、それと並行して提出する書面のレポートを執筆すること。https://whc.unesco.org/https://www.unesco.or.jp/activities/isan/https://worldheritagesite.xyz/europe/germany/https://worldheritagesite.xyz/europe/austria/━【参考書】西村幸夫・本中眞(編)『世界文化遺産の思想』東京大学出版会、2017年。ペーター・エンダーライン『ペーターのドイツ世界遺産全踏破』平凡社、2014年。その他の参考文献は、授業でそのつど紹介します。━プレゼンテーションおよび授業中の発言内容:40%、発表用資料(主としてスライド):40%、提出レポートおよび毎回のリアクションペーパー:20%の割合で評価します。・プレゼンテーションについては、事前に説明する採点基準に基づいて評価します。・発表用資料(主としてスライド)については、与えられた課題に対して収集した正確な情報を適切に分析・考察しているか、その結果が文章や図像などを用いたスライドに反映され、読みやすく見やすいレイアウトにより理解可能な分量で的確に伝えられているか等を評価項目とします。・提出レポートについては、課題、取組内容、提出状況を評価します。━質問は授業中および授業後、またはメールで随時受け付けます。メールアドレスは初回授業でお伝えします。

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0434 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 松本 淳 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【テーマ】地球温暖化を学ぶ

【授業方針】「気候危機」とも言われる地球温暖化についての基礎を学ぶと共に、英語文

献の輪読により現代社会が抱えている焦眉の国際的課題についての理解を深める。

━前世紀以来、地球温暖化が進行しており、その原因の大部分は人間活動によるものと考え

られている。昨今の世界政治は本問題を抜きには、理解できない。1988年に発足した国連

のIPCCは、過去に5回報告書を刊行し、COPなどでの政策決定に大きな役割を果たして

きた。第3回以降の報告書は全て英語でWeb上で公開され、世界中の人たちが参照してい

る。本ゼミナールでは、地球温暖化についての基礎的知識を日本語の文献で習得すると共

に、IPCC報告書の一部を英語で読み、受講生による内容紹介発表とその後の討論により、

地球規模や地域規模での具体的な問題や、それに対する対処についても学ぶ。

━【授業計画・内容・授業方法】

第1回 基礎ゼミナールガイダンス

第2回 ゼミナールの内容紹介、受講生の自己紹介など

第3回~第8回 「異常気象と地球温暖化」をテキストとし、各回の担当者がパワーポ

イントを用いた発表で内容紹介を行い、それに対する討論を実施する。

これににより、異常気象および地球温暖化に関する基礎的な知識を学

ぶ。

第9回~第14回 「ClimateChange2014SynthesisReportSummaryforPolicymakers」

を輪読する。内容を理解すると共に、現代世界が抱えている課題等に

ついて討論を行う。

第15回 まとめ 各自が学んだことに関してレポートにまとめ、内容に関して発表を行

い、それについて討論する。

━各回の授業前に授業で取り上げるテキストの関係部分を全員が必ず読んでおくこと。

━鬼頭昭雄(2015)「異常気象と地球温暖化」岩波新書をテキストとして使用する。履修者

は必ず購入すること。

英語文献としてIPCC(2014)「ClimateChange2014SynthesisReportSummaryfor

Policymakers」を使用する。本文献の入手方法については、第2回の授業時に紹介する。

━担当回の発表内容、発表後の質問や討論への参加状況、レポート内容によって総合的に評

価する(5段階評価)。

━初回に紹介するメールアドレスでの質問を随時受付る。

━英語文献を輪読するので、英語力をつける努力が必要である。

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授 業 番 号 A0438 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 小澤 啓伺 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

【身の回りの日常に疑問をもち,あるべき姿を提案する】

本基礎ゼミナールでは,理科系・文科系を問わず,あらゆる学部・系の受講生を対象にす

る.我々は,生活の中に存在する“日常”に対し疑問をもち,その理由や意義を考えるた

めの時間・機会をもつことは多くはない.また,その疑問に対し,自身の考えや回答を表

現する機会は少ない.この“疑問”に対する解答は存在しない.本講義では,身の回りに

存在する日常に問いを立て,あるべき姿を提案することを到達目標とする.

━本講義では,身の回りの“日常”に自ら疑問をもち,情報収集とその分析を通して問題点

を抽出し課題を設定するという活動を個人・グループで行うことで,自ら考え行動する姿

勢を身に付けることを目指す.

━第1回 基礎ゼミナール全体ガイダンス,クラス決定

第2回 ガイダンス,履修生の自己紹介,およびグループ分け

第3回 あるべき姿の提案-具体例を紹介-

第4回 身の回りの疑問について考える

第5回 グループワーク(問題点の抽出,調査,討論)

第6回 グループワーク(問題点の抽出,調査,討論)

第7回 グループワーク(問題点の抽出,調査,討論)

第8回 グループワーク(中間発表準備)

第9回 中間発表

第10回 グループワーク(課題設定,調査,討論)

第11回 グループワーク(課題設定,調査,討論)

第12回 グループワーク(課題設定,調査,討論)

第13回 グループワーク(最終発表準備)

第14回 最終発表1

第15回 最終発表2

━グループ活動において,適宜,情報収集することが必要となる.また,グループ発表では,

全員が発表する形態をとるため,個人・グループで発表準備をすること.

━指定しない.

━全員参加型の授業であることから,討論・グループワークへの積極的な参加を重視する.

正当な理由なく4回以上欠席の場合は,不合格とする.

グループワーク,討論への参加,調査・発表内容などにより,加点・減点をする.グルー

プワーク参加の積極性(50%),討論参加の積極性(30%),口頭発表(20%)によって総

合的に評価する.(5段階評価)

━オフィスアワーは特に設定しない.直接質問したい場合は,事前にメールにて連絡するこ

と.

連絡先:hozawa@tmu.ac.jp

━グループワークを主とする授業であることから,積極的な参加を期待する.

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基礎ゼミナール

授 業 番 号 A0440 科目種別 基礎科目群 単位数 2 特別申請科目

授 業 科 目 基礎ゼミナール

担 当 教 員 古川 順光 前期 月曜日 5時限

科目ナンバリング※2018年度以降入学生対象

GAA-101-3:全学共通科目

授業方針・テーマ

習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標

授業計画・内容授業方法

授業外学習

テキスト・参考書等

成績評価方法

質問受付方法(オフィスアワー等)

特記事項(他の授業科目との関連性)

テーマ【身体活動・運動・移動について考える】

本ゼミナールのテーマは上に示すとおりです。これら3つの語をヒントに学生諸氏が何を

考えていきたいかが重要と考えています。人によっては運動に重きを置くかもしれないし、

一方ではそれは移動なのかもしれません。

これらのキーワードから導き出される何かをそれぞれの立場で考察していきたいと思いま

す。

━・個人のテーマとグループのテーマを設定して、討論や調査を実施し、人間関係を形成す

るために必要な力を身につけることができる。

・調査し、まとめ、発表し、討論するための基本的な情報を活用する能力を身につけるこ

とができる。

・テーマ設定から自ら考え、行動しなければならないため、能動的な学習姿勢を身につけ

ることができる。

━第1回:基礎ゼミナールガイダンス

第2回:オリエンテーション

第3回:テーマ発表・グループ分け

第4回:テーマ決定・グループ討論

第5回:グループ討論・調査

第6回:グループ討論・調査

第7回:グループ討論・調査

第8回:中間発表会(PCによるプレゼンテーションの実践)

第9回:中間レポート提出・グループ討論(最終発表へ向けての計画)

第10回:グループ討論・調査

第11回:グループ討論・調査

第12回:グループ討論・調査

第13回:最終発表会(PCによるプレゼンテーションの実践)

第14回:最終発表会(PCによるプレゼンテーションの実践)

第15回:最終発表会(PCによるプレゼンテーションの実践)

━各自のテーマに関する調査・データ収集

━とくに指定しない。

━プレゼンテーション 30%、発表用資料 30%、提出レポート 40%の割合で評価する。

━質問・連絡等がある場合は、yfuru@tmu.ac.jpまでメールで連絡を取ってください。その

際は、件名に「学修番号・氏名・学科・基礎ゼミナールの質問・連絡」と記すこと。

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