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会社案内

www.hitachi-automotive.co.jp/

日立オートモティブシステムズ株式会社Printed in Japan 2019.07

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クルマ社会をけん引する技術力と未来を切り開く創造力で世界に貢献

プレジデント&CEO ブリス・コッホ

2

Table of Contents

ごあいさつ .................................................... 1

事業分野 ...................................................... 3

パワートレインシステム(エンジン) ............. 5

パワートレインシステム(電動) .................... 7

シャシーシステム .......................................... 9

ADAS(先進運転支援システム)...................11

コネクテッド.................................................13

アフターマーケット/応用技術・産業機器 ....15

研究・開発 ...................................................17

海外ネットワーク.........................................19

国内ネットワーク.........................................21

沿革.............................................................23

CSRへの取り組み ......................................25

会社概要 ....................................................26

現在、自動車業界は、持続可能な環境やクルマの安全性、快適性の向上に対する重点的な取り組みとともに、さらなる規制強化や技術進展によって、急激な変革に直面しています。それに伴い、自動車メーカーにおける技術革新のみならず、異業種の参入も顕在化しており、電動化や自動運転、コネクテッド、モビリティサービスの進化に向けた取り組みがさらに拡大しています。

このような変動期において自動車業界では、新興国市場の台頭をはじめとする多様な市場変化にもグローバルに対応していくため、エンドユーザーの生活向上をめざす企業のほか、ITや電機業界といった異業種企業との間で新たな戦略提携が

進められており、国境や業界の垣根を超えた競争が激しさを増しながら急拡大しています。

この厳しい競争環境の中で、私たち日立オートモティブシステムズは、革新的な進歩とともに世界をリードする製品やサービスを持続的に開発・展開し、差別化を図ってまいります。そして、ステークホルダーの皆さまに寄り添いながら、持続的に発展可能な、より力強い企業となることをめざしてまいります。

また、これまでの80年以上にわたる自動車事業の中で築き上げてきた堅固な礎に支えられた豊富なノウハウや技術をこれからの社会イノベーションに生かしていくことで、より良い社

会を実現し、世界中のステークホルダーの皆さまに価値を創出してまいります。

日立オートモティブシステムズは、2019年、おかげさまで設立10周年を迎えました。これは、われわれの事業が発展する上で重要な節目であり、これまで着実に成長できましたのは、ひとえに、お客さま、ビジネスパートナーなどの多くのステークホルダーの皆さまの支えがあってのことと存じます。

協創による技術革新を通じ、皆さまとともに持続可能なより良い明日を築いていけることを楽しみにしております。

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3 4

クルマは、人々や社会を支える移動手段であるだけでな

く、環境、安全、快適の各分野でさまざまな付加価値を

提供する乗り物として進化を続けています。

現在、日立オートモティブシステムズはメカトロニクス制

御技術の優位性を基盤に、事業領域とするパワートレイ

ンシステム、シャシーシステム、先進運転支援システム

(ADAS)の付加価値を高めるとともに、より一層、重要な

技術領域となっている電動化や自動運転を支えるシス

テムを開発・提供しています。さらに、IoTをはじめ、人工

知能、情報・通信、セキュリティ技術など日立製作所が保

有するデジタルテクノロジーを活用し、次世代モビリ

ティを支えるコネクテッドカーのシステムソリューション

を日立グループで提案するなど、人・クルマ・社会をつな

げることで可能となる新たな価値を創出し、豊かな社会

づくりをめざしています。

このように日立オートモティブシステムズは、社会イノ

ベーション事業をグローバルに強化する日立製作所と

のグループシナジーを発揮し、持続可能な社会の実現

に向けてクルマのイノベーションを加速させ、環境負荷

低減や交通事故撲滅、運転負担解消といった社会的課

題の解決に取り組むと同時に、人々のクオリティ・オブ・

ライフの向上を図っていきます。

ADAS:Advanced Driver Assistance System

IoT:Internet of Things

私たちは、「人・クルマ・社会」に新たな価値を創造し、豊かな社会の実現に貢献します。

私たちは、

パワートレイン

シャシー ADAS

日立オートモティブシステムズ日立オートモティブシステムズ

持続可能な社会の実現に向けてクルマのイノベーションを加速する持続可能な社会の実現に向けてクルマのイノベーションを加速する持持続可持続可可能能ルマのルルルルルル のののマルママママママルルクルク のののマのママクククルマの

環 境

DAS

快 適

シャ

安 全日立製作所

社会イノベーション事業

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efficiency高効率かつ低燃費で動力を伝えるために

グローバルに強化される環境規制に対応するため、燃料エネルギーを無駄なく運動エネルギーに変換し、CO2などの排気を低減する必要があります。当社では、内燃機関を高効率化する筒内直接噴射エンジンシステム、バルブタイミングコントロールをはじめとする高効率エンジンシステムの開発を進めています。また、シミュレーション・解析技術の活用と各種コンポーネントの継続的な進化を通じ、熱効率向上、クリーンで環境負荷を低減するエンジンを実現します。

■ 高効率エンジンシステム熱効率を向上させることでCO2を低減させる技術を開発しています。優れたインジェクター特性に加え最適な駆動制御と燃料ポンプの高精度な燃料噴射量制御から成る筒内直接噴射(DI)技術、エンジンの回転数、温度、負荷などの運転状況に応じて吸排気バルブタイミングを連続的に変化させるバルブタイミングコントロール(VTC)などにより、エンジンの燃焼を安定化させ、NOxなどの排ガスの抑制を図ります。DI:Direct Injection VTC:Valve Timing Control system NOx:Nitrogen Oxides

■ 低排気パワートレインシステムシミュレーション・解析技術を活用し、排ガス中の粒子状物質の低減を実現しています。インジェクターから噴射された燃料噴霧と吸気管から流れ込む空気を燃焼室内で混合気を形成する過程のシミュレーション解析により混合気を均一にする技術のほか、インジェクターノズル先端や内部の燃料流れもシミュレーション解析し、燃焼を最適化することで、粒子状物質の大幅な低減をめざしています。

主要技術

5 6

高効率かつ低燃費で動力を伝えるために高効高効率効率か率かつかつつ低燃低燃費燃費でで動力動力をを伝え伝えるために

れる環境規制に対応するため、燃料エネルギーを無駄なく運動エネルギーに変換し、CO2など要があります。を高効率化する筒内直接噴射エンジンシステム、バルブタイミングコントロールをはテムの開発を進めています。また、シミュレーション・解析技術の活用と各種コンポー熱効率向上、クリーンで環境負荷を低減するエンジンを実現します。

主要コンポーネント

A DI用エンジンコントロールユニット B 高圧燃料ポンプ C インジェクター D 高エネルギーイグニションコイル E 電子制御スロットルボディ F エアフローセンサー G トランスミッション用コントロールユニット H クーリングチャンネルおよびハイブリッドコート付きピストン I 流路切替制御弁 J 小型軽量ウォーターポンプ K 電動VTC L 可変容量オイルポンプ M バランサー N 圧力センサー O 回転センサー P アイドルストップ用スターター

ンプの高精度ングを連続的す。

霧と吸気管かターノズル先

はじめとするーネントの継

主要コンポーネント

A DI用エンジンコントロールユニットB 高圧燃料ポンプ C インジェクターD 高エネルギーイグニションコイル E 電子制御スロットルボディ F エアフローセンサー G トランスミッション用コントロールユニット H クーリングチャンネルおよびハイブリッドコート付I 流路切替制御弁 J 小型軽量ウォーターポンプ K 電動VTC L 可変容量オイルポンプ M バランサーN 圧力センサー O 回転センサーP アイドルストップ用スターター

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環境性能と走行性能の最大化を

ゼロ・エミッションビークル規制への対応など、電動化の進展が顕著になっています。ハイブリッド自動車(HEV)に加え、プラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)、さらには電源を48Vとしたシステムなどが登場しています。当社は、環境規制対応に欠かせない電動システムで、電動パワートレインの主要機器であるモーター、インバーターを開発しています。これらの製品で環境性能と走行性能の最大化を実現する技術開発を進めています。

■ 高効率モーター技術電動車両における駆動用モーターの役割は、電気エネルギーを効率よく駆動するための動力に変換することであり、その変換効率が高いほど航続距離を伸ばすことが可能となります。当社では、多様な電動車両に対しても、従来技術である集中巻線のみならず角線を使用した技術を有し、小型・軽量・高効率な製品をご提供するために、磁界解析、材料開発、冷却性能分析など解析技術を活用。さらには低騒音技術を独自で開発し、さまざまな電動車両への適用を考えた開発を行っています。

■ 高出力インバーター技術インバーターは、パワー半導体内蔵のパワーモジュール、制御基板、コンデンサー、電流センサーなどから構成され、電池に蓄えられたエネルギーを交流電力へと変換し、モーターを駆動させています。当社のパワーモジュールは、直接両面冷却構造を採用することで冷却性能を向上させ、小型で高性能なインバーターを提供することが可能となりました。この技術をさらに進化させ、さまざまな電動車両へ適用していきます。

主要技術

環境性能と走行性環境環境性境性能性能と走と走行走行性行性

エミッションビークル規制への対応など、電動化の進展が顕著になっていますラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)、さらには電源を48Vとし、環境規制対応に欠かせない電動システムで、電動パワートレインの主要機しています。これらの製品で環境性能と走行性能の最大化を実現する技術開

技術

electrification

8

換することであり、その変換効率が高いである集中巻線のみならず角線を使用能分析など解析技術を活用。さらには

ーなどから構成され、電池に蓄えられた

高性能なインバーターを提供することが

性能の最大化を性能性能の能のの最大最大化大化を化を

す。ハイブリッド自動車(HEV)に加たシステムなどが登場しています。機器であるモーター、インバーター開発を進めています。

8

A 電動車両用モーター B 電動車両用インバーター

主要コンポーネント

HEV:Hybrid Electric Vehicle PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle EV:Electric Vehicle

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control車両運動を統合し、自動運転の実現へ

「走る」「曲がる」「止まる」というクルマにおける基本性能を左右するシャシー系製品。これをさまざまな制御技術と連携・協調させることで、安全性・快適性の向上が見込めます。当社では、より高い安全性をめざし、コアとなるブレーキ、ステアリング、サスペンションを電動・電子制御化。タイヤと路面、車両の状態変化にリアルタイムに適応させることで運動性能を高めつつ、走行制御の連携が必要となる自動運転の実現に向け、車両運動のすべてを統合するシステムを実現します。

■ セミアクティブサスペンション当社では、高いレベルでの乗り心地と車両の操縦安定性の実現をめざし、セミアクティブサスペンションの開発を進めています。高応答・小型化といったダンパー単体の進化に加えて、ECU/制御(ハード/ソフト)を含めた制御システムで拡大・多様化するニーズにお応えします。ECU:Electronic Control Unit

■ 電動パワーステアリングシステム機電一体型、小型ブラシレスモーターと、高精度なギア設計、製造技術により、滑らかな操舵フィールを実現したパワーステアリングシステムを開発。自動操舵による駐車支援など、自動運転への適用も可能となります。万が一、操舵中に故障が発生しても完全に操舵機能が喪失しないよう、センサー、駆動回路などの構成部品を複数持つ冗長機能を搭載しています。

主要技術

10

A 電動パワーステアリング B 電動アクチュエーション C 電動パーキングブレーキ D アルミキャリパー E セミアクティブサスペンション F CFRP製プロペラシャフト

主要コンポーネント

A 電動パワーステアリングB 電動アクチュエーション電動アクチ エ シ ンC 電動パーキングブレーキD アルミキャリパーE セミアクティブサスペンションF CFRP製プロペラシャフト

主要コンポーネント

CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics

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intelligenceクルマが「見て・考える」自動運転 の実現へ

事故撲滅、運転者の負荷軽減や交通渋滞の解消といったスマートなモビリティ社会の実現に向け、安全・快適で高効率な自動運転システムへの期待が高まっています。当社では、ステレオカメラ、レーダーなどの周辺認識センサーを組み合わせて周囲の状況を検知するセンサーフュージョン、その情報を基に加速、減速、車線変更などを瞬時に判断する自動運転ECUなどの開発を進め、安全で安心な自動運転システムの実現をめざします。

主要コンポーネント

A ミリ波レーダー B ステレオカメラ C マップポジショニングユニット

D セントラルゲートウェイ E 自動運転ECU

主要技術

主なアプリケーション・低速車追い越し

・経路連携自動車線変更

・渋滞運転支援

■ 自動運転の実現を視野に入れたセンシング技術自動運転の実現には前後左右の車両を同時に認識するセンシングが重要です。車載カメラとレーダーを組み合わせて車両の全方位を認識し、センサーフュージョン処理によってセンシング結果を一括管理します。高速道はもちろん、一般道における自動運転の実現も視野に入れた技術です。

■ 自動運転ECU先導車追従走行や車線維持システムなど自動運転の実現に向けたさまざまな機能を自動運転ECUが制御しています。当社の自動運転ECUは、高速なデータ処理・管理が可能なリアルタイムデータベースを実装しています。高速道での低速の先導車への追従走行、低速車の追い越し、自動車線変更など、渋滞時の走行支援を可能にするアプリケーションを開発し、テストコースでの実証などを繰り返し、自動運転の実現に貢献します。

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ECU:Electronic Control Unit

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クルマ社会は次なるステージへ

環境保全、事故撲滅、高齢者移動支援、渋滞解消、快適性向上といったクルマへの社会ニーズに対応するため、クルマのコネクテッド化が進み、自動運転の価値がさらに高まると考えられています。コネクテッド化により、クルマと社会をつなげて新たな価値を創出するため、当社が有する環境・安全・情報技術と、日立グループが有する社会インフラ・サービスを統合し、安心・安全で環境にもやさしく、快適な自動運転を実現するソリューションを提供していきます。

■ OTAによる制御ソフトウエア更新技術クルマのエレクトロニクス化に伴い、ソフトウエア比率も増加し、その重要度が高まっています。これからはセキュリティ対策のためソフトウエアの更新や、 インフラ機能拡張などと連動したクルマの新機能の追加など、車両を制御するソフトウエアを車両製造後もタイムリーに更新していくことが必要となります。日立グループでは、クルマへ適用する、無線を活用したOTAによるさまざまな制御ソフトウエア更新技術を開発し、OTAセンター配信から車載のCGWや制御ECUまでシステムソリューションを提供します。

■ セキュリティ技術コネクテッド化の課題は、クルマに対するサイバー攻撃の防御です。当社はセンターと車両間、および車両内のECU間で、お互いの真正性確認と通信路保護を実現する暗号鍵管理がセキュリティの要と考え、車両製造時から廃棄までのライフサイクル全体で鍵管理の仕組みを構築し、セキュリティ設計技術を駆使して車両内で鍵を管理するCGWを開発しています。

主要技術

OTA ClientIVI

OTA ClientTCU

キャリア網

差分復元・更新

大容量メモリECU(自動運転ECUなど)

異常時リカバリー

暗号化&署名

差分データ生成

差分復元・更新

省メモリECU(エンジンECUなど)

異常時リカバリー

車両OTAセンター

Old Ver.

Campaign管理

車両管理

ソフトウエア管理

セキュア配信

IVI更新制御

TCU更新制御

OTA ClientCGW

セキュリティ(復号&署名検証)

異常時リカバリー制御

通信管理

通信管理

ECU更新制御

持ち込み機器

Bluetooth、Wi-Fiなど

New Ver.

クルマ社会は次なるステージへクルママ社会社会は次は次な次なるステージへジへ

環境保保全、事故撲滅、高齢者移動支援、渋滞解消、快適性向上といったクルマへの社会ニーズに対応するため、クルマのココネクテッド化が進み、自動運転の価値がさらに高まると考えられています。

主な開発技術・ソフトウエアの書き込み・更新時間を短縮する差分更新技術

・多様な車種・ECUに対応できるフレキシブルな更新制御技術

・センターから車両までのセキュリティを確保するセキュア配信技術 

・ECUの特徴やコスト要件に合わせた更新異常時のリカバリー技術 

OTA:Over The Air CGW:Central Gateway ECU:Electronic Control Unit

Bluetooth®はBluetooth SIG,Inc.の登録商標です。IVI:In-Vehicle Infotainment TCU:Telematics Control Unit

日立製作所 日立オートモティブシステムズ

connected

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長年にわたる自動車機器の開発で培った技術は、私たちのすぐそばで広く生かされています。例えば自動車機器技術から生まれた制振技術、油圧技術は、家電などの生活関連製品から産業機器、さらには鉄道や建物用地震対策などの社会インフラまで広範囲に応用が広がっています。これからも多くの自動車機器技術のさまざまな可能性を追求し、より快適な社会の実現をめざしていきます。

パワーステアリングポンプ ショックアブソーバー

自動車健康診断機能搭載日立ダイアグモニター

ブレーキパッド イグニッションコイル(点火コイル)

より快適な社会の実現に自動車機器の開発技術を生かしています

15 16

車車機器技技震震対策な能能性を追

世界中の自動車ユーザーが安心して運転できるよう、当社グループ会社一丸となって、修理工場向けの自動車整備用品を開発・販売しています。地域ごとに志向や習慣、需要が大きく異なるため、グローバルに販売拠点を展開しています。

アフターマーケット製品・整備用品

長年にわたる自動車部品の製造で培ってきた高度な技術は、業界の枠を超え、さまざまな領域で活躍しています。生産現場に欠かせないプレス機や鉄道車両用製品などは、その代表例です。

応用技術・産業機器

可変減衰ダンパーシステム 自動高さ調節弁ヨーダンパーアブソー

住宅用制震ダンパー(減震くんスマート)

トグル型制震ダンパー建物用免震オイルダンパー

バッテリーチェッカー ポータブルパワーソース(12V、24V)イグニッションコイル

チェッカー

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日立グループのR&D資産をグローバルに活用し、クルマ社会の未来を築きます

安全・快適でクリーンなクルマ社会の実現をめざし、日立グループの振動、電磁場、車両運動、自動運転などのシミュレーション・解析技術を、自動車技術の開発に活用しています。

シミュレーション・解析技術

日立グループが有する交通システムなど、幅広い事業分野での基盤技術を活用することで高付加価値製品をつくり出し、さらに実車での検証を繰り返して信頼性を高めています。

モノづくり技術

モーターを駆動力とする電動車両では、静粛性が商品価値の一つであり、振動を制御することが鍵となります。パワートレインから発生する振動は、機械的な振動のし易さ(共振点)と機器動作に伴う加振力とで決まります。共振点は構造解析で設計できますが、加振力は磁気回路と制御で生じる電流脈動の影響を合成した電磁力であり、運転状態により変化します。振動を設計段階で評価するために、モーターとインバーターの電気特性をモデル化し、制御と連成して電磁力を解析し低振動化に役立てる技術を開発、さらに一次元化により、計算量を軽減でき、制御を含めた実機に近い環境での振動解析が可能になりました。

G-Vectoring Control(GVC)は、当社が保有する制御のアルゴリズムで、車両の横方向と前後方向の運動を連係することで四輪への接地荷重を最適化し、どのようなドライバーの運転でも熟練ドライバーのようなスムーズで効率的な車両運動を実現する制御技術です。神奈川工科大学との産学連携による研究を行い、応用技術を実現しました。

自動運転の安全性検証のためには膨大な走行試験が必要です。当社では仮想空間での走行試験を可能にする自動運転シミュレーター技術を開発しています。コンピューター内で仮想車両が走行し、センサー情報を自動運転ECU(実機)に送信します。自動運転ECUは、センサー情報に基づいて車両制御情報を生成し、車両の挙動を再現します。シミュレーション技術の活用で、自動運転システムの機能検証や品質向上が可能となります。※当社は、自動運転ECUに組み込み型リアルタイムデータベースを適用。これまで個別に処理・管理していたセンサーや地図のデータを、データ種別に応じて整理することで、登録・検索時間を約10マイクロ秒(自社比1/100)に短縮しました。

ローリング + ヨーイング

bowl

ピッチング ピッチング

Gx(減速度) Gx

(加速度)

Gx

Gy(コーナリング)

Gy

ball

体が左右に大きく揺れる

頭部が小さく回転する程度

横加速度Gv (G)

前後加速度Gx (G)-1

-1-0.5

-0.5

0

0

0.5

0.5

1

1

出典:dSPACEツール画面

燃費改善や運動性能向上のためには軽量化が、また、安全性確保のためには強度の向上が必要です。このような要求から、素形材技術には軽量化と強度の両立が強く求められています。例えば、金属材料加工では、鍛造から軽量化が可能なアルミダイカストなどへの置き換えが進んでいます。その中でも半凝固ダイカストはガス含有量の少ない緻密な球状組織を持ち、引張強度も伸びも大きくなります。結果として加締め固定も可能となり、従来工法である押出材に必要な後加工なしで最終形状に成形できることから、押出材の代替として有効になります。

普通ダイカスト法

スクイズダイカスト

半凝固法凝固法押出材

高↑ 強度 ↓低

多← ガス量 →少半凝固ダイカスト技術の位置付け

共晶 球状(Al)

球状組織

10μm

共晶 樹枝状(Al)

10μm

樹枝状晶組織

普通ダイカスト法普 ダ

スクイイズダイカスト

半半凝高

強強度

高↑

強強度

↓低

樹枝状晶組組織

高真空法・PF法

グローバルで安定した品質を確保していくためには、組立・検査工程の自動化が必要です。当社ではロボット協調制御による溶接・組立工程の自動化技術や自動検査技術、さらに、設計段階でロボットによる組立性を事前に評価し、組立不良率や組立コストなどの削減を可能とする組立信頼性設計技術を開発しています。製造工程全体の自動化率の向上により、高品質な部品の安定的な供給を実現します。

溶接ロボットによる自動化

製品保持用ロボット溶接用ロボット

溶接用ロボット

キャップ

製品

製品保持用ロボット

バルブケース

実証試験環境

クルマは、天候、立地条件の異なるさまざまな環境下でも、常にその性能を発揮することが求められており、実車によるテストが欠かせません。当社では、各種テストコースで日々実証試験を繰り返し、搭載部品・システムの信頼性向上に努めています。

北海道十勝テストコース佐和テストコース

厚木テストコース

山梨テストコース

自動運転シミュレーター

自動運転ECU

機械動力

電磁力

車体モデルモーターモデルトルク電流

交流電力

Electromagnetic force

Time[s]fc-3f1 fc+3f1fc

Acceleration

Motor Speed[min-1]

48th 96th

Acceleration

Motor Speed[min-1]Current

Time[s]

Torque

Time[s]

Iu[A]

Iy[A]Iw[A]

インバーターモデル

キャリア高調波成分モーター磁気回路成分

モーター振動モデル電磁振動(加速度)

電磁力

直流電力

Li+

バッテリーモデル

モデル連成シミュレーション

モーターコントローラー

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■ ■

■ 7■ 8

10

24.29.3223.33

39

20.27.28

31

13

40.41

44.45.4642

11

19.25.26

12

35

39

19 20

欧州

中国

アジア

■ 2 ザクセン工場 (ドイツ ロスヴァイン) 主要製品: エンジン制御システム

■ 3 ヴォルフスブルグ事務所 (ドイツ ヴォルフスブルグ)

■ 4 フランクフルト事務所 (ドイツ フランクフルト)

■ 5 パリ事務所 (フランス ヴェリジー)

■ 6 日立オートモティブシステムズチェコ (チェコ ジャテツ) 主要製品: サスペンション 他

■ 7 日立オートモティブシステムズ UK (英国 ボルトン) 主要製品: エンジン制御システム

■ 8 ダントン事務所 (英国 ダントン)

■ 9 日立オートモティブシステムズエスペルカンプ (ドイツ エスペルカンプ) 主要製品: 補修品

■ 10 アジア統括 日立オートモティブシステムズアジア バンコク事務所 (タイ バンコク)

■ 11 ゲートウェイ工場 (タイ チャチョエンサオ) 主要製品: パワーステアリングシステム 他

■ 12 日立オートモティブシステムズチョンブリ (タイ チョンブリ) 主要製品: 電装品 他

■ 13 日立オートモティブシステムズコラート (タイ ナコンラチャシマ) 主要製品: サスペンション、ブレーキ 他

■ 14 日立オートモティブシステムズシンガポール (シンガポール)

■ 15 PT 日立オートモティブシステムズインドネシア (インドネシア ブカシ) 主要製品: 二輪車用ブレーキ

 

■ 19 中国統括 日立汽車系統(中国) (上海市)

■ 20 広州分公司 (広東省)

■ 21 北京分公司 (北京市)

■ 22 武漢事務所 (湖北省)

■ 23 重慶事務所 (重慶市)

■ 24 日立汽車系統(蘇州) (江蘇省) 主要製品: エンジン制御機器 他

■ 25 日立汽車系統部件(上海) (上海市) 主要製品: スターター

■ 26 日立汽車系統製造(上海) (上海市) 主要製品: スターター

■ 27 日立汽車系統部件(広州) (広東省)  主要製品: VTC、ピストン 他

■ 28 日立汽車系統(広州) (広東省) 主要製品: エンジン制御システム 他

■ 29 東机工汽車部件(蘇州) (江蘇省) 主要製品: サスペンション、ブレーキ 他

■ 30 一汽東机工減振器 (吉林省) 主要製品: サスペンション

■ 31 厦門亨東制動系統 (福建省) 主要製品: ブレーキ

■ 32 日立汽車系統(常熟) (江蘇省) 主要製品: 点火コイル

■ 33 日立汽車系統(重慶)  (重慶市) 主要製品: プロペラシャフト 他

■ 16 日立オートモティブシステムズインド (インド チェンナイ) 主要製品: エンジンコンポーネント 他

■ 17 日立オートモティブシステムズプネ (インド プネ) 主要製品: 補修品

■ 18 日立オートモティブシステムズコリア (韓国 ソウル)

■ 1 欧州統括 日立オートモティブシステムズヨーロッパ (ドイツ シュバイク)

グローバルネットワークで世界中のお客さまのニーズにお応えします

■ 42 日立オートモティブシステムズメヒコ メキシコシティ事務所 (メキシコ メキシコシティ)

■ 43 ケレタロ工場 (メキシコ ケレタロ州) 主要製品: サスペンション、ブレーキ 他

■ 44 レルマ第1工場 (メキシコ メキシコ州) 主要製品: ポンプ、バランサー 他

■ 45 レルマ第2工場 (メキシコ メキシコ州) 主要製品: 点火コイル、エアフローセンサー 他

■ 46 レルマ第3工場 (メキシコ メキシコ州) 主要製品: ピストン、アルミダイキャスト 他

■ 47 日立オートモティブシステムズサンファンデルリオ (メキシコ ケレタロ州) 主要製品: エンジン制御ユニット

米州■ 37 シリコンバレー事務所 (米国 カリフォルニア州)

■ 38 オハイオ事務所 (米国 オハイオ州)

■ 39 ジョージア工場 (米国 ジョージア州) 主要製品: VTC、パワーステアリングシステム、 プロペラシャフト 他

■ 40 べレア工場 (米国 ケンタッキー州) 主要製品: サスペンション、ブレーキ 他

■ 41 べレアモーター工場 (米国 ケンタッキー州) 主要製品: HEV用モーター

■ 34 米州統括 日立オートモティブシステムズアメリカズ ファーミントンヒルズ事務所 (米国 ミシガン州)

■ 35 ハロッズバーグ工場 (米国 ケンタッキー州) 主要製品: エンジン制御システム 他

■ 36 ロサンゼルス事務所 (米国 カリフォルニア州)

■ 43.47

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日立オートモティブシステムズ株式会社

グループ会社

21 22

独自の専門性やノウハウを各拠点で発揮し、新たな価値を創造しています

■ 25 日立オートパーツ&サービス

■ 26 日立オートモティブ電動機システムズ 主要製品: 電動車両用モーター

■ 27 日立オートモティブシステムズ阪神 主要製品: 点火コイル

 

■ 28 日立オートモティブシステムズハイキャスト 主要製品: ウォーターポンプ、オイルポンプ 他

■ 29 日立オートモティブシステムズビジネスサービス

■ 30 秋田昭和産業 主要製品: バルブリフター

■ 31 日立オートモティブシステムズ&ナガノ

■ 1 日立オートモティブシステムズ 本社/日本統括

■ 2 佐和工場 主要製品: エンジン制御システム、 HEVシステム、外界認識システム 他

■ 3 群馬工場(第一地区) 主要製品: エンジン制御システム 他

■ 4 群馬工場(第二地区) 主要製品: フューエルインジェクター 他

■ ■ 20

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■ 8.9

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■ 7

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■ 3.4■ 19

17

■ 27

■ 28■ 30

■ 26

■ 15 十勝分室

■ 16 東雲事業所

■ 17 海老名事業所

営業拠点 ■ 18 宇都宮支店 ■ 19 太田支店 ■ 20 三鷹営業所 ■ 21 浜松支店 ■ 22 名古屋支店 ■ 23 関西支店 ■ 24 広島支店

■ 12 新潟工場 主要製品: パワーステアリングシステム

■ 7 九州工場 主要製品: プロペラシャフト、 ピストン 他

■ 14 相模工場 主要製品: サスペンションシステム

■ 13 福島工場 主要製品: サスペンションシステム

■ 5 厚木工場(第一地区) 主要製品: ピストン、プロペラシャフト、 VEL 他

■ 11 埼玉工場 主要製品: パワーステアリングシステム

■ 10 秋田工場 主要製品: パワーステアリングシステム

■ 6 厚木工場(第二地区) 主要製品: ABS、 バルブタイミングコントロールシステム 他

161

5.629 25

■ ■

■ ■

14

31■

2

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■ 8 山梨工場(第一地区) 主要製品: ブレーキシステム

■ 9 山梨工場(第二地区) 主要製品: ブレーキキャリパー

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事業軸

技術軸

1930日立が自動車用電装品の国産化に進出

1985米国ケンタッキー州に自動車部品会社 日立オートモティブプロダクツ(USA)を設立

1993アツギユニシアと日本電子機器が合併し、ユニシアジェックスを設立

1999ITS走行制御系技術の共同開発を中心とした連携強化のため、ユ二シアジェックスへ16.7%出資

1997ガソリン直噴エンジンシステムを生産開始

1998セミアクティブサスペンション生産開始

2009日立製作所からオートモティブシステムグループを分社し、日立オートモティブシステムズを設立

2002ユニシアジェックスへ追加出資、完全子会社とし日立ユニシアオートモティブへ商号変更

2004日立製作所/トキコ/日立ユニシアオートモティブが合併

1986米国ミシガン州に日立ファーミントンヒルズテクニカルセンターを設立

1994タイにサイアム・オートパーツと合弁で自動車部品生産会社 サイアム日立オートモティブプロダクツを設立

1995中国湖南省長沙市に自動車部品製造会社 長沙日立汽車電器を設立

1997英国ボルトン市に自動車部品製造会社 日立オートモティブプロダクツヨーロッパを設立

1990ABS(Anti-lock Brake System)量産開始

1989厚木自動車部品がアツギユニシアに商号変更

1965東京機器工業がトキコに商号変更

1968佐和工場を設立

1934日本で初めてインペラ式レバー型ショックアブソーバーを製作

1938東京瓦斯電気工業が所有する東京機器工業の全株式を譲り受け、日立製作所の関連会社となる

1935日本で初めてブレーキシリンダーを製作、本格生産

1937筒型ショックアブソーバーを納入

1956日産自動車厚木工場が分離独立し、厚木自動車部品工業を設立

1956ピストン、ウォータポンプ、プロペラシャフト、クラッチなどを生産

1986バルブタイミングコントロール生産開始

1979世界初のエンジン集中制御コントロールユニットを生産

1973日本電子機器、設立

1981世界初のホットワイヤー式エアフローセンサーを生産 2005

北海道十勝テストコース竣工

2008ステレオカメラ納入開始

2010電動アクチュエーション量産開始

2015北米で自動運転車やコネクテッドカーの走行実験プロジェクト「Mcity」において、市街地を想定した走行試験を開始

2016茨城県内の高速道において自動走行システムの走行実証試験を実施

2000ハイブリッドカーシステム納入開始

2012欧州市場自動車補修部品事業の強化のためドイツの H U E C O Automotiveの株式を取得し子会社化

2012インドに日立オートモティブシステムズインドを設立

2016高度安全走行システム事業の強化に向け、情報安全システム事業部を設立

2017電動車両用モーター事業の合弁会社日立オートモティブ電動機システムズを設立

2017日立オートモティブシステムズメヒコにラテンアメリカ地域統括機能を設置

2018茨城県内の一般道において自動運転の実現に向けた走行実証試験を実施

2011米州、欧州、中国、アジアの海外4極に地域統括機能を設置

御産

1930 1950 1970 1990 2000 2010

1937東京瓦斯電気工業の計器部が分社独立し、東京機器工業を設立

ガス

1964日立が自動車機器事業部を設立

長年にわたる積み重ねで未来への礎を築いています

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日立グループは経営とCSRを統合し、組織全体および日々の事業慣行にCSRを組み込み、PDCAサイクルを通じて経営品質の改善を図っています。またステークホルダーとのコミュニケーションを通じて社会との信頼関係を構築し、価値観を共有することにより、社会の持続可能な発展とグローバル企業としての経済的成長の両立をめざしています。

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社会の一員として直面する基本課題に取り組み持続可能な社会の実現に貢献します

コンプライアンスの徹底グローバルレベルで企業倫理を確立し、法令遵守を徹底します。

・ グループ一体となったコンプライアンス推進体制の運営・ グローバル・コンプライアンス・プログラムの改定強化・ コンプライアンス通報制度の拡充

グローバルな人財戦略の推進世界の国・地域のニーズに対応すべく、グローバルな人財戦略を強化しています。

・ ダイバーシティの強化・ 働き方改革の推進

環境地球環境保護への行動で、環境と調和した持続可能な社会の実現に貢献します。

◆資源の循環的な利用による地球温暖化防止への取り組みグローバルなモノづくりの過程で排出する廃棄物の約93%を再生利用しています。また国内15拠点でゼロエミッションを達成しています。

・ ISO14001の取得

品質[品質方針]私たちはグローバルトップレベルの「企業品質」を達成し、     「品質の日立オートモティブシステムズ」をめざします。品質マネジメントシステムの運用管理の充実と品質プロセスにのっとったモノづくりにより、各事業所や地域で生産された製品のグローバルで均一な品質の実現に努めています。

・ IATF16949、ISO9001の取得

取引先との相互コミュニケーション向上のため定期的に説明会を開催。当社の事業活動に特段のご協力をいただいた取引先を表彰し感謝の意を表すとともに、CSR意識と情報の共有をしています。

ビジネスパートナーとの社会的責任意識の共有化

・ グリーン調達の推進 ・ 取引先説明会を通じた情報共有・ 健康経営優良法人2019(ホワイト500)認定を取得

[労働安全衛生方針]日立オートモティブシステムズグループは、グローバルに、全グループ一体となって『安全と健康を守ることは全てに優先する』という不変の理念の下、『安全に妥協なし』の信念で、誰もがイキイキと安心して働くことができる『安全で快適な職場』をつくります。

健康経営

ISO14001認証

IATF16949認証

当社の取り組み(サマリー) 

■ 商号日立オートモティブシステムズ株式会社

■ 代表取締役プレジデント&CEO ブリス・コッホ (Brice Koch)

■ 事業部パワートレイン&セーフティシステム事業部シャシー事業部ソフトウェア事業部アフターマーケット事業部

■ 本社所在地〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル

■ 本店所在地〒312-8503 茨城県ひたちなか市高場2520番地

■ 自動車機器事業を開始した年1930年

■ 調整後営業利益※

380億円

■ 従業員数※

30,100 人 ※2019年3月期、連結ベース

■ 海外売上比率※

約60%

■ 売上収益※

9,710億円

合計 36社 90拠点 (内、製造拠点49)

(国内拠点・関連会社含む)

■ グローバルフットプリント(2019年4月1日現在)

欧 州4社9拠点

拠点4

アジア他8社9拠点

拠点6

中 国12社16拠点拠点11

日 本9社

42拠点拠点19

米州3社

14拠点

拠点9

内 製造拠点数

日立リヴァーレ

コミュニティへの参画およびコミュニティの発展◆女子バレーボール「日立リヴァーレ」の後援 ◆モータースポーツへの協賛

チームペンスキー

・ インディカー (チームペンスキー)・ スーパーフォーミュラ・ 鈴鹿サーキット