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CAD 図面取り扱いガイドブック <CAD 製図基準(案)での運用について> 第2版 2002 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALS/EC 特別委員会 CALS/EC 部会 図面情報標準化ワーキンググループ

CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

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Page 1: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

CAD 図面取り扱いガイドブック

<CAD 製図基準(案)での運用について>

第 2 版

2002 年 10 月

(社)日本土木工業協会

CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会

図面情報標準化ワーキンググループ

~ 目 次 ~

1 はじめに 1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート2

3 前提条件 3

4 事前協議項目の解説 4

4-1 尺度 4 4-2 CAD データ中の文字5 4-3 CAD データ交換フォーマット5 4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット 6 4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット 6

4-4 ファイル名 7 4-5 レイヤ名 9 4-6 線色 10

5 図面取り扱いの実際 12

5-1 準備事項 12 5-1-1 ソフトハード 12 5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成 13

5-2 図面の受領 14 5-2-1 図面データ受領 14 5-2-2 ファイル名レイヤ名 15 5-2-3 自社 CAD 形式への変換 15 5-2-4 変換したデータのチェック 15

5-3 事前協議 16 5-3-1 CAD 協議担当者の決定16 5-3-2 データ交換方法の決定 16 5-3-3 CAD ソフト朱書きソフトの確認16 5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担 17 5-3-5 施工中のやり取りの方法について 17 5-3-6 ファイルの命名規則 17

5-4 設計照査 17 5-5 設計変更 17 5-5-1 設計変更の手順 17 5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理 19

5-6 納品 21

5-6-1 納品図面の確認 21 5-6-2 図面番号 22 5-6-3 納品フォーマット 23 5-6-4 図面管理ファイル 23 5-6-5 電子媒体 23

6 おわりに 24

7 付録 25

7-1 事前協議事項チェックシート 25 7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案) 25 7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案) 27

7-2 特殊文字拡張文字 28 7-3 図面の種類 30 7-4 朱書きソフト 40 7-5 SXF フォーマットの概要42 7-6 用語解説 45 7-7 参考文献URL 47

1 はじめに

「CAD 製図基準(案)」は国土交通省が平成 12 年 3 月に策定し平成 13 年 2 月と同年 8

月に一部改訂が行われその後平成 14 年 7 月に更に一部改訂追加が行われた適用範囲

は「設計業務および土木工事において CAD データを納品する際に適用する」となされてい

本書は施工業者の現場作業所においてこの「CAD 製図基準(案)」に則って CAD 図面の

受領照査変更作成保管納品に関わる運用管理等のガイドブックとなることを目

的として作成されている

本書で取り上げた基準要領解説書等を以下に示す

CAD 製図基準(案) <平成 14 年 7 月 国土交通省>

工事完成図書の電子納品要領(案)

<平成 13 年 8 月 国土交通省>

現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

<平成 13 年 3 月 国土交通省>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」解説書

<平成 13 年 2 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 文書情報標準化ワーキンググループ>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」手引き書

<平成 14 年 6 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」

<平成 12 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

当ガイドブックは平成 14 年 1 月に初版を発行し平成 14 年 7 月の CAD 製図基準(案)

の改訂に伴い加筆訂正を行って第 2 版としたものである

1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート

実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである本書は図面の受領から

納品までをこの流れにそって解説している

 1準備事項

① パソコンLAN整備

② 作業所内サーバ構築

③ LAN-インターネット 接続

共有フォルダ構成を決める

全職員のPCから利用可能にする

 4設計照査 P17

① CADデータ交換

② レイヤ名チェック

 3事前協議 P16~P17

① CAD協議担当者選任

② データ交換方法の決定

③ CADソフト朱書きソフト の確認

④ 設計に疑義が生じた 場合の責任分担取り決め

⑤ 図面ファイル交換 方法決定

受発注者双方の担当者を決める

施工途中における連絡手段

双方で同一ソフト利用が望ましい

 6納品   P21~P23

① 納品図面の確認

② 図面フォーマット変換

③ 図面管理情報ファイルの 作成

⑤ 電子納品媒体作成

④ ウイルスチェック

完了

発注図完成図の確認

自社CAD形式からSXF形式へ変換

管理情報XMLファイルの作成

最新版のウイルス対策ソフトでチェック

CD-Rに納品ファイルを書き込む

 2図面の受領 P14~P15

① 図面の受領

② 受領図面チェック  (ファイル名レイヤ名)

③ ファイル変換rarr自社 CADへ

④ 変換ファイルのチェック  (変換ミスがないか)

⑤ 作業所サーバへ保管  (受領図面変換図面)

SXF形式のCAD図面をCD-Rにて入手

CAD製図基準(案)に準拠しているか

SXF形式から自社利用CAD形式へ変換

コンバータの変換ミスがないか

 5現場での図面の流れ    ①全体図面のフロー  P14    ②設計変更     P17~P21

① 全体図面のフロー

② 変更承諾図面の管理手順

発注図

協議中

旧 版

承認図

設計図

変更された

図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1K K0010xyz C1K K0020xyz  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成する フイル名は発注面と重複しないように連番を付ける<例> C1KK0380-1xyz

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る<例> C1KK0020-1xyz

(発注者と打合せ)

打合せ中に修正が入ると枝番を変更する<例>C1KK0020-1xyz  rarrC1KK0020-2xyz

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則ファイル名の改定履歴が進む<例>C1K K0021xyz

受注者の変更図を使うことも有りうる

承認図はこちら

施工図

協議開始

協議終了

納品時には発注図フォルダはD RAWIN GSへ

承認図フォルダは監督員の指示を仰いでD RAWINGFへ完成図フォルダはD RAWINGFへ

完成図

発注者

旧 版

P20 図-3

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

図-1 CAD 図面取り扱いフローチャート

2

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

hellip

hellip

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hellip

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hellip

hellip

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hellip

7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

hellip

hellip

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hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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hellip

hellip

hellip

hellip

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hellip

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hellip

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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hellip

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hellip

hellip

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hellip

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

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匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

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閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

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鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

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晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

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皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 2: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

~ 目 次 ~

1 はじめに 1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート2

3 前提条件 3

4 事前協議項目の解説 4

4-1 尺度 4 4-2 CAD データ中の文字5 4-3 CAD データ交換フォーマット5 4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット 6 4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット 6

4-4 ファイル名 7 4-5 レイヤ名 9 4-6 線色 10

5 図面取り扱いの実際 12

5-1 準備事項 12 5-1-1 ソフトハード 12 5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成 13

5-2 図面の受領 14 5-2-1 図面データ受領 14 5-2-2 ファイル名レイヤ名 15 5-2-3 自社 CAD 形式への変換 15 5-2-4 変換したデータのチェック 15

5-3 事前協議 16 5-3-1 CAD 協議担当者の決定16 5-3-2 データ交換方法の決定 16 5-3-3 CAD ソフト朱書きソフトの確認16 5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担 17 5-3-5 施工中のやり取りの方法について 17 5-3-6 ファイルの命名規則 17

5-4 設計照査 17 5-5 設計変更 17 5-5-1 設計変更の手順 17 5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理 19

5-6 納品 21

5-6-1 納品図面の確認 21 5-6-2 図面番号 22 5-6-3 納品フォーマット 23 5-6-4 図面管理ファイル 23 5-6-5 電子媒体 23

6 おわりに 24

7 付録 25

7-1 事前協議事項チェックシート 25 7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案) 25 7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案) 27

7-2 特殊文字拡張文字 28 7-3 図面の種類 30 7-4 朱書きソフト 40 7-5 SXF フォーマットの概要42 7-6 用語解説 45 7-7 参考文献URL 47

1 はじめに

「CAD 製図基準(案)」は国土交通省が平成 12 年 3 月に策定し平成 13 年 2 月と同年 8

月に一部改訂が行われその後平成 14 年 7 月に更に一部改訂追加が行われた適用範囲

は「設計業務および土木工事において CAD データを納品する際に適用する」となされてい

本書は施工業者の現場作業所においてこの「CAD 製図基準(案)」に則って CAD 図面の

受領照査変更作成保管納品に関わる運用管理等のガイドブックとなることを目

的として作成されている

本書で取り上げた基準要領解説書等を以下に示す

CAD 製図基準(案) <平成 14 年 7 月 国土交通省>

工事完成図書の電子納品要領(案)

<平成 13 年 8 月 国土交通省>

現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

<平成 13 年 3 月 国土交通省>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」解説書

<平成 13 年 2 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 文書情報標準化ワーキンググループ>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」手引き書

<平成 14 年 6 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」

<平成 12 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

当ガイドブックは平成 14 年 1 月に初版を発行し平成 14 年 7 月の CAD 製図基準(案)

の改訂に伴い加筆訂正を行って第 2 版としたものである

1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート

実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである本書は図面の受領から

納品までをこの流れにそって解説している

 1準備事項

① パソコンLAN整備

② 作業所内サーバ構築

③ LAN-インターネット 接続

共有フォルダ構成を決める

全職員のPCから利用可能にする

 4設計照査 P17

① CADデータ交換

② レイヤ名チェック

 3事前協議 P16~P17

① CAD協議担当者選任

② データ交換方法の決定

③ CADソフト朱書きソフト の確認

④ 設計に疑義が生じた 場合の責任分担取り決め

⑤ 図面ファイル交換 方法決定

受発注者双方の担当者を決める

施工途中における連絡手段

双方で同一ソフト利用が望ましい

 6納品   P21~P23

① 納品図面の確認

② 図面フォーマット変換

③ 図面管理情報ファイルの 作成

⑤ 電子納品媒体作成

④ ウイルスチェック

完了

発注図完成図の確認

自社CAD形式からSXF形式へ変換

管理情報XMLファイルの作成

最新版のウイルス対策ソフトでチェック

CD-Rに納品ファイルを書き込む

 2図面の受領 P14~P15

① 図面の受領

② 受領図面チェック  (ファイル名レイヤ名)

③ ファイル変換rarr自社 CADへ

④ 変換ファイルのチェック  (変換ミスがないか)

⑤ 作業所サーバへ保管  (受領図面変換図面)

SXF形式のCAD図面をCD-Rにて入手

CAD製図基準(案)に準拠しているか

SXF形式から自社利用CAD形式へ変換

コンバータの変換ミスがないか

 5現場での図面の流れ    ①全体図面のフロー  P14    ②設計変更     P17~P21

① 全体図面のフロー

② 変更承諾図面の管理手順

発注図

協議中

旧 版

承認図

設計図

変更された

図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1K K0010xyz C1K K0020xyz  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成する フイル名は発注面と重複しないように連番を付ける<例> C1KK0380-1xyz

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る<例> C1KK0020-1xyz

(発注者と打合せ)

打合せ中に修正が入ると枝番を変更する<例>C1KK0020-1xyz  rarrC1KK0020-2xyz

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則ファイル名の改定履歴が進む<例>C1K K0021xyz

受注者の変更図を使うことも有りうる

承認図はこちら

施工図

協議開始

協議終了

納品時には発注図フォルダはD RAWIN GSへ

承認図フォルダは監督員の指示を仰いでD RAWINGFへ完成図フォルダはD RAWINGFへ

完成図

発注者

旧 版

P20 図-3

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

図-1 CAD 図面取り扱いフローチャート

2

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

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霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 3: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

5-6-1 納品図面の確認 21 5-6-2 図面番号 22 5-6-3 納品フォーマット 23 5-6-4 図面管理ファイル 23 5-6-5 電子媒体 23

6 おわりに 24

7 付録 25

7-1 事前協議事項チェックシート 25 7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案) 25 7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案) 27

7-2 特殊文字拡張文字 28 7-3 図面の種類 30 7-4 朱書きソフト 40 7-5 SXF フォーマットの概要42 7-6 用語解説 45 7-7 参考文献URL 47

1 はじめに

「CAD 製図基準(案)」は国土交通省が平成 12 年 3 月に策定し平成 13 年 2 月と同年 8

月に一部改訂が行われその後平成 14 年 7 月に更に一部改訂追加が行われた適用範囲

は「設計業務および土木工事において CAD データを納品する際に適用する」となされてい

本書は施工業者の現場作業所においてこの「CAD 製図基準(案)」に則って CAD 図面の

受領照査変更作成保管納品に関わる運用管理等のガイドブックとなることを目

的として作成されている

本書で取り上げた基準要領解説書等を以下に示す

CAD 製図基準(案) <平成 14 年 7 月 国土交通省>

工事完成図書の電子納品要領(案)

<平成 13 年 8 月 国土交通省>

現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

<平成 13 年 3 月 国土交通省>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」解説書

<平成 13 年 2 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 文書情報標準化ワーキンググループ>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」手引き書

<平成 14 年 6 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」

<平成 12 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

当ガイドブックは平成 14 年 1 月に初版を発行し平成 14 年 7 月の CAD 製図基準(案)

の改訂に伴い加筆訂正を行って第 2 版としたものである

1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート

実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである本書は図面の受領から

納品までをこの流れにそって解説している

 1準備事項

① パソコンLAN整備

② 作業所内サーバ構築

③ LAN-インターネット 接続

共有フォルダ構成を決める

全職員のPCから利用可能にする

 4設計照査 P17

① CADデータ交換

② レイヤ名チェック

 3事前協議 P16~P17

① CAD協議担当者選任

② データ交換方法の決定

③ CADソフト朱書きソフト の確認

④ 設計に疑義が生じた 場合の責任分担取り決め

⑤ 図面ファイル交換 方法決定

受発注者双方の担当者を決める

施工途中における連絡手段

双方で同一ソフト利用が望ましい

 6納品   P21~P23

① 納品図面の確認

② 図面フォーマット変換

③ 図面管理情報ファイルの 作成

⑤ 電子納品媒体作成

④ ウイルスチェック

完了

発注図完成図の確認

自社CAD形式からSXF形式へ変換

管理情報XMLファイルの作成

最新版のウイルス対策ソフトでチェック

CD-Rに納品ファイルを書き込む

 2図面の受領 P14~P15

① 図面の受領

② 受領図面チェック  (ファイル名レイヤ名)

③ ファイル変換rarr自社 CADへ

④ 変換ファイルのチェック  (変換ミスがないか)

⑤ 作業所サーバへ保管  (受領図面変換図面)

SXF形式のCAD図面をCD-Rにて入手

CAD製図基準(案)に準拠しているか

SXF形式から自社利用CAD形式へ変換

コンバータの変換ミスがないか

 5現場での図面の流れ    ①全体図面のフロー  P14    ②設計変更     P17~P21

① 全体図面のフロー

② 変更承諾図面の管理手順

発注図

協議中

旧 版

承認図

設計図

変更された

図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1K K0010xyz C1K K0020xyz  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成する フイル名は発注面と重複しないように連番を付ける<例> C1KK0380-1xyz

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る<例> C1KK0020-1xyz

(発注者と打合せ)

打合せ中に修正が入ると枝番を変更する<例>C1KK0020-1xyz  rarrC1KK0020-2xyz

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則ファイル名の改定履歴が進む<例>C1K K0021xyz

受注者の変更図を使うことも有りうる

承認図はこちら

施工図

協議開始

協議終了

納品時には発注図フォルダはD RAWIN GSへ

承認図フォルダは監督員の指示を仰いでD RAWINGFへ完成図フォルダはD RAWINGFへ

完成図

発注者

旧 版

P20 図-3

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

図-1 CAD 図面取り扱いフローチャート

2

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

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7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

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協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

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7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

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7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

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図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 4: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

1 はじめに

「CAD 製図基準(案)」は国土交通省が平成 12 年 3 月に策定し平成 13 年 2 月と同年 8

月に一部改訂が行われその後平成 14 年 7 月に更に一部改訂追加が行われた適用範囲

は「設計業務および土木工事において CAD データを納品する際に適用する」となされてい

本書は施工業者の現場作業所においてこの「CAD 製図基準(案)」に則って CAD 図面の

受領照査変更作成保管納品に関わる運用管理等のガイドブックとなることを目

的として作成されている

本書で取り上げた基準要領解説書等を以下に示す

CAD 製図基準(案) <平成 14 年 7 月 国土交通省>

工事完成図書の電子納品要領(案)

<平成 13 年 8 月 国土交通省>

現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

<平成 13 年 3 月 国土交通省>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」解説書

<平成 13 年 2 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 文書情報標準化ワーキンググループ>

「工事完成図書の電子納品要領(案)」手引き書

<平成 14 年 6 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」

<平成 12 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALSEC 特別委員会

CALSEC 部会 現場情報化ワーキンググループ>

当ガイドブックは平成 14 年 1 月に初版を発行し平成 14 年 7 月の CAD 製図基準(案)

の改訂に伴い加筆訂正を行って第 2 版としたものである

1

2 CAD 図面取り扱いフローチャート

実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである本書は図面の受領から

納品までをこの流れにそって解説している

 1準備事項

① パソコンLAN整備

② 作業所内サーバ構築

③ LAN-インターネット 接続

共有フォルダ構成を決める

全職員のPCから利用可能にする

 4設計照査 P17

① CADデータ交換

② レイヤ名チェック

 3事前協議 P16~P17

① CAD協議担当者選任

② データ交換方法の決定

③ CADソフト朱書きソフト の確認

④ 設計に疑義が生じた 場合の責任分担取り決め

⑤ 図面ファイル交換 方法決定

受発注者双方の担当者を決める

施工途中における連絡手段

双方で同一ソフト利用が望ましい

 6納品   P21~P23

① 納品図面の確認

② 図面フォーマット変換

③ 図面管理情報ファイルの 作成

⑤ 電子納品媒体作成

④ ウイルスチェック

完了

発注図完成図の確認

自社CAD形式からSXF形式へ変換

管理情報XMLファイルの作成

最新版のウイルス対策ソフトでチェック

CD-Rに納品ファイルを書き込む

 2図面の受領 P14~P15

① 図面の受領

② 受領図面チェック  (ファイル名レイヤ名)

③ ファイル変換rarr自社 CADへ

④ 変換ファイルのチェック  (変換ミスがないか)

⑤ 作業所サーバへ保管  (受領図面変換図面)

SXF形式のCAD図面をCD-Rにて入手

CAD製図基準(案)に準拠しているか

SXF形式から自社利用CAD形式へ変換

コンバータの変換ミスがないか

 5現場での図面の流れ    ①全体図面のフロー  P14    ②設計変更     P17~P21

① 全体図面のフロー

② 変更承諾図面の管理手順

発注図

協議中

旧 版

承認図

設計図

変更された

図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1K K0010xyz C1K K0020xyz  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成する フイル名は発注面と重複しないように連番を付ける<例> C1KK0380-1xyz

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る<例> C1KK0020-1xyz

(発注者と打合せ)

打合せ中に修正が入ると枝番を変更する<例>C1KK0020-1xyz  rarrC1KK0020-2xyz

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則ファイル名の改定履歴が進む<例>C1K K0021xyz

受注者の変更図を使うことも有りうる

承認図はこちら

施工図

協議開始

協議終了

納品時には発注図フォルダはD RAWIN GSへ

承認図フォルダは監督員の指示を仰いでD RAWINGFへ完成図フォルダはD RAWINGFへ

完成図

発注者

旧 版

P20 図-3

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

図-1 CAD 図面取り扱いフローチャート

2

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 5: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

2 CAD 図面取り扱いフローチャート

実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである本書は図面の受領から

納品までをこの流れにそって解説している

 1準備事項

① パソコンLAN整備

② 作業所内サーバ構築

③ LAN-インターネット 接続

共有フォルダ構成を決める

全職員のPCから利用可能にする

 4設計照査 P17

① CADデータ交換

② レイヤ名チェック

 3事前協議 P16~P17

① CAD協議担当者選任

② データ交換方法の決定

③ CADソフト朱書きソフト の確認

④ 設計に疑義が生じた 場合の責任分担取り決め

⑤ 図面ファイル交換 方法決定

受発注者双方の担当者を決める

施工途中における連絡手段

双方で同一ソフト利用が望ましい

 6納品   P21~P23

① 納品図面の確認

② 図面フォーマット変換

③ 図面管理情報ファイルの 作成

⑤ 電子納品媒体作成

④ ウイルスチェック

完了

発注図完成図の確認

自社CAD形式からSXF形式へ変換

管理情報XMLファイルの作成

最新版のウイルス対策ソフトでチェック

CD-Rに納品ファイルを書き込む

 2図面の受領 P14~P15

① 図面の受領

② 受領図面チェック  (ファイル名レイヤ名)

③ ファイル変換rarr自社 CADへ

④ 変換ファイルのチェック  (変換ミスがないか)

⑤ 作業所サーバへ保管  (受領図面変換図面)

SXF形式のCAD図面をCD-Rにて入手

CAD製図基準(案)に準拠しているか

SXF形式から自社利用CAD形式へ変換

コンバータの変換ミスがないか

 5現場での図面の流れ    ①全体図面のフロー  P14    ②設計変更     P17~P21

① 全体図面のフロー

② 変更承諾図面の管理手順

発注図

協議中

旧 版

承認図

設計図

変更された

図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1K K0010xyz C1K K0020xyz  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成する フイル名は発注面と重複しないように連番を付ける<例> C1KK0380-1xyz

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る<例> C1KK0020-1xyz

(発注者と打合せ)

打合せ中に修正が入ると枝番を変更する<例>C1KK0020-1xyz  rarrC1KK0020-2xyz

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則ファイル名の改定履歴が進む<例>C1K K0021xyz

受注者の変更図を使うことも有りうる

承認図はこちら

施工図

協議開始

協議終了

納品時には発注図フォルダはD RAWIN GSへ

承認図フォルダは監督員の指示を仰いでD RAWINGFへ完成図フォルダはD RAWINGFへ

完成図

発注者

旧 版

P20 図-3

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

図-1 CAD 図面取り扱いフローチャート

2

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 6: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

3 前提条件

本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定

して「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものであるしかし発注

者受注者側での IT スキルやハードソフトネットワーク等のインフラの状況により様々

な状況が考えられすべてを解説することはできないためにここでは以下に示すような

条件を想定して解説を進める

利用者 土工協会員会社の現場担当職員

発注図 発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる

CAD 市場 SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが各メーカ相互のテス

トは十分には行われていない

IT スキル 受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが本格的に CAD が使

える職員はいない発注者監督員も同様である

連絡手段 発注者受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う

サーバ 現場内は LAN が敷設されファイルサーバ機が設置されている図面類

はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている発注者側事務

所でも同様の環境ができている

発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる紙図面で提供

された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

により従来通り紙図面での納品となるSXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と

なっているが「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要

するので電子納品としないほうが良い逆に「CAD 製図基準(案)」に則って作図されてい

るがファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換

に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり変換後は本書を利用

して作業を進めることができるなお平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合

においては受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている

受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるがこの場合

フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる

しかしそれでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり今

後の研究課題と考えている

1 (Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回

線を通じてレンタルする事業者のことユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる建設 CALSEC で

は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている

3

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

hellip

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

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7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

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協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

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7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

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7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

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図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 7: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

4 事前協議項目の解説

4-1 尺度

「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面はその尺度に従って作図する

また尺度が「1200~1500適宜」などと表現されているときには1100 や 12001500

などの 1times10n2times10n5times10nで表される尺度をなるべく利用することとされており15

times10n25times10 n3times10n4times10n6times10n の利用も許しているまた 2 倍する尺度に

ついても記述されているがこちらは写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ

るためなるべく利用しない方がよい

発注者と協議が必要になるのは1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合

や縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形

式であるならば作図の方法は問題にならないのでそれぞれの CAD 固有の作図方法で対

応すればよいことになるこれはSXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図

形に対応していることによる

図面尺度は尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては図面上にそれぞ

れの尺度を記載したうえで代表的な尺度を1つ記入するまた代表的な尺度の選択の困

難なものに対しては図面表題欄に「図示」と記載し図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」

と半角英数にて記載する

timestimes作業所

図面名 年月日 尺度

小構造物構造図(1) 平成14年月日

会社名

工事名

建設株式会社 図面番号

timestimes工事

50葉の内 5

事務所名

110

尺度の異なる図形が存在する異尺度図面

S=110 S=120 縦横尺度の異なる異尺度図面

縦 S=1100 横 S=11000

代表的な尺度として代表構造物の尺度を図面表題欄

の尺度に 110 と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入しても良い

代表的な尺度として縦断距離を示す尺度の図面表題欄

の尺度に 11000 (又はV=1100 H=11000) と記入

尺度が断定できない場合は図示と記入する

年月日 縦断面図(1)

timestimes作業所

平成14年日日 尺度 会社名 事務所名

建設株式会社 50葉の内3 11000

工事名 timestimes工事 図面名

図面番号

図―2 異尺度図面の例

4

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

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桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 8: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

4-2 CAD データ中の文字

日本工業規格(JIS)の中に日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ

るこの規格はASCIIアスキー

コードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので日本の漢字コ

ード体系の基本となっている言い換えれば「JIS X 0208」で規定されている文字は

日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる

「CAD 製図基準(案)」では「JIS X 0208」で規定されている文字のうち使用可能な文

字を制限している

「JIS X 0208」は多くの空き領域を持っておりその領域に独自に割り当てられた文

字は再現性が保証されないため基本的に電子データの交換で用いるべきではないし

かしマイクロソフト社は自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ

フト JIS において「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとしてその空

き領域に対し独自の拡張を施している

使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ

るNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている

機種依存文字は特定機種のみに存在する文字のことで他機種では文字バケが生じる

など表示不可能となるNEC 特殊文字NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも68 文字オア

シス文字果ては MSX 文字や Macintosh 文字など機種に依存する文字は多数存在してい

る(7-2 特殊文字拡張文字参照)

特殊文字拡張文字の中には一般的な文字も見受けられるが同体異文字(データと

しては別の文字)であるため注意を要する

地名など「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は代替文字や

平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど発注者と協議する

4-3 CAD データ交換フォーマット

平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則

として SXF(P21)形式と定められたしたがって電子納品の際の CAD データフォーマット

は選択の余地はないが解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず受発注者協議

となっており工事着手前にこれを決定しておく必要がある

CAD データ交換フォーマットの例としては表-1に示すものがある

2 文字コード(character code)符号化文字集合(coded character set)ともいわれコンピュータにて文字を扱う上でそれ

ぞれの文字に対して番号を付けたもの詳しくは 7-3 用語解説に掲載

5

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

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28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 9: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

表-1 CAD データ交換フォーマットの例

フォーマット 拡張子 特 徴

SXF (P21) P21 国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット

である対応できる CAD も増えており異なる CAD 間で

のデータ交換上問題も少ないと言われている

ファイルサイズが大きく入出力に時間がかかる図面

によっては極端に大きくなることもある

SXF (SFC) SFC 上記の簡易形式であるデータ表現機能は P21 形式と全

く同じだがファイルサイズが小さくなるので日常のデ

ータ交換には P21 形式より適している

AutoCAD 独自 DWG 最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき高機能 CAD

では変換精度もかなりよくなっている

AutoCAD 互換 DXF 従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている

が問題も多い

JW_CAD 独自 JWC JWW 多くの利用者が使っているがデータの精度含まれる

図形要素永続性などに不安がある

4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット

4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット

納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められているこのフォーマットは「CAD デー

タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver10 が開発されたものでその

後「建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver20 に

なっている詳細は「7-5 SXF フォーマットの概要」で解説している

数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから納品するフォーマット

としては永続性が重視され国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された

ただし平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は受発注者の協議によって他のフォ

ーマットを使用できることになっているのでsfc や dwg など次善のものを選択する

ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか

によって考え方が変わる

(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合

この場合発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下

3 CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト元の

CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータを保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを

記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できるものもある

6

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 10: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

の3つの場合がある

ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合

データ交換上の問題点は発生しない

イ) 同一 CAD ソフトだがバージョンが異なる場合

同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ

ともある大きくバージョンが違わなければ低いバージョンのフォーマットで保存

できる場合が多いので低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい

ウ) CAD ソフトが異なる場合

双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要があるこのとき

SFC を使用すればデータ交換は確実であるが交換できる図形要素や機能に制限がある

のでできれば dwg や dxf のほうが望ましい

しかし異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ

るので実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか

確かめておく必要がある事前協議では実験の内容うまく行かなかった場合の次善

の交換フォーマットなどを決めておくとよい

(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合

この場合は受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので使い慣

れた CAD フォーマットを使うことができる逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ

トを選択することになる

また一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので発注者

のみでなく施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい

4-4 ファイル名

「CAD 製図基準(案)」ではファイル名を見て図面に何が描かれているのか何回改訂

されているのかが判断できるように命名規則が決められている

ライフサイクル

施工者の立場から見れば基本的に図面ファイルの受領から納品までライフサ

7

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

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彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

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晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

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竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 11: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる

整理番号

「CAD 製図基準(案)」では整理番号の付番方法については監督員と協議すると

なっているが整理番号は図面受領時にはすでに付番されているのでこれを使用する

こととなる

図面種類

図面の種類(平面図位置図など)をアルファベット2文字で表現する「CAD 製図基

準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているがそれ以外の図面を作成す

る場合監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある

なお工種については H147 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが更

に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である

図面番号

納品時においてはファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる

とともに1 からの連番であると規定されているよって納品時にはファイル名

の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う

改訂履歴

発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており図面が改訂されると数字が

1増える(10 回目の改訂が行われた場合改訂番号は9rarrAとし以降アルファベッ

ト順に変化させる)また竣工時の納品に際してはこの改訂番号をZとし施工

段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する

この他施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた

めの命名規定がないので協議中図面の改訂履歴が分かるように協議の対象とな

る図面を協議用の別フォルダで管理しファイル名に枝番をつけて管理するなど

監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては「5-5 設計変更」

の部分を参照のこと)

8

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 12: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

C1拡張子

C0拡張子 C0-00拡張子

C0-01拡張子

C0-02拡張子

C0-0n拡張子

協議対象図面 協議中(協議用フォルダ) 協議完了

図-3 枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)

発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル

ファベット8文字で内容がわかりにくくなっているこれは長期保存を確実にするため

CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である施工中に扱う場合

は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが納品時に機械的にこの形式の

ファイル名に変換できるようにしておかなければならないまた納品時には前述したよ

うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが施工中は改定履歴を

除く発注時のファイル名を保持し1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく

4-5 レイヤ名

基本的には「CAD 製図基準(案)」を基にレイヤ4ごとの作図を行うことになるつまり

修正を行ったレイヤについて責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要

となるまた注意を要す点としては施工協議途中に受発注者間でやりとりされる指

示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる

同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合作業レイヤを分けて段階などの

区別ができるように管理する作業レイヤを複数作成すること増大する作業レイヤの

作成方法などを予め発注者と協議する必要がある

作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある削除忘れを防ぐために作業レイ

ヤを使っての協議が完了し協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ

(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく

4 画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し全ての図形は

画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する

9

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

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彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

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晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

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竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 13: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

D--

C--

D--

C--WORK

C--

D--

納品時 施工時 受注時

注)「C--WORK」は作業レイヤ(例)を示す

図-4 図面中のレイヤ管理(例)

一枚の図面に平面縦断構造図等複数の図を描く場合は代表的な図面情報を記載し

それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する

ファイル名同様レイヤ名も発注者と協議しどのファイルに該当し図面オブジェクト

作図要素はどれを使うか予め決めて作業する必要がある

ldquoその他の構造物rdquoの-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する基本的には連番

記入するが発注者との協議の上で決定する必要がある

4-6 線色

「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は監督員と協議が必要

となりその線の色も協議をして決定する必要があるこの時に「CAD 製図基準(案)」に

は色についての考え方が記述されていないので表-2を参考にして協議を行う

表-2 レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方

オブジェクト 線色

主構造物 赤

寸法文字 白

図枠など 黄

その他 赤

表-2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり他の線色と区別しに

くい色は採用しないように注意する必要がある

参考に「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)

縦断図」「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す

10

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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hellip

注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 14: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

11

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BAND 縦断図の帯 (文字を含む) 白 実線

-BGD 現況地物 白

-CRST 主な横断構造物 白

-BRG ボーリング柱状図 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線 黄 一点鎖線

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物外形線(計画高線) 赤

-STR 1 構造物 1 (トンネル) 赤

-STR 2 構造物 2 (橋梁) 赤

-STR 3 構造物 3 (擁壁特殊法面ブロック積み) 赤

-STR 4 構造物 4 (測道) 赤

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白

-HTXT 旗上げ 白

責任主体

図面オブジェクト 作図要素

-TTL 外枠 黄

-FRAM タイトル枠凡例図枠 黄

-LINE 区切り線罫線 白

-TXT 文字列 白

-BGD 現況地物 (現況地盤線) 白

-HTXT 旗上げ 白

-BMK 構造物基準線(中心線DLML等) 黄 一点鎖線

-ROW 用地境界(幅杭) 白

-HTXT 旗上げ 白

-STR 主構造物(法線)外形線 赤

-STR 1 構造物 1 (橋梁) 赤

-STR 2 構造物 2 (測道) 赤

-STR 3 構造物 3 (用排水構造物) 水

-STR n 構造物 n (その他の構造物等) 赤

-DIM 寸法線寸法値 白

-TXT 文字列 白 実線

-HTXT 旗上げ 白

-MTR 材料表タイトル 白

-FRAM 材料表図枠 白

-TXT 文字列 白

-MTXT 数量表示文字列 白

-DCR -HCH 1 ハッチ部 1(路床部分) 白

-HCH 2 ハッチ部 2(舗装部分) 橙

-HCH n ハッチ部 n 任意

表-3 縦断図

表-4 標準横断図及び横断図

線色 線種

SDCM 実線

レイヤ名

SDCM

レイヤ名

レイヤに含まれる内容

実線

線種線色レイヤに含まれる内容

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

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(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

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7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

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協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

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7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

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28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 15: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

印刷時の注意事項

CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには白黒図面で印刷する設定を行わな

いと線色によってはグレーで印刷されることがあるので黒色で印刷するように設定す

るAutoCAD LT では印刷時に「印刷スタイルテーブル(ペン割り当て)」を

「monochromectb」に設定すると黒色で印刷できる(図-5参照)

印刷スタイルを変更する

図-5 AutoCAD LT での印刷設定の例

5 図面取り扱いの実際

5-1 準備事項

5-1-1 ソフトハード

第3章の前提条件の下以下の機器を準備する

ソフト CAD ソフト(2次元交換フォーマット入出力機能付属)

朱書きソフト

ハード パソコン(CPU=700MHzメモリ=256MBHDD=6GB 以上を推奨)

ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)

プリンタ(A3 版 カラー出力が望ましい)

スキャナ(A4 版 A3 版が望ましい)

CD-R ドライブ(12 倍速以上書込保証機能付属を推奨)

MO ドライブ(640MB 以上を推奨)

LAN 設備(TCPIP プロトコル)

ルータ(インターネット接続用)

共有サーバ(ファイルサーバプリンタサーバなど)

大容量 HDD(20GB 以上を推奨共有サーバに装備)

12

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

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表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

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(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

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協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

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7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

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132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

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図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 16: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる) 発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn

納品図フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに

| した図面データ) DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-6 現場内サーバのフォルダ構成

現場内サーバのフォルダ構成は上図を参考に現場にて扱いやすい(フォルダ内の

ファイルが把握しやすい)よう構築するこのフォルダによる図面の受領から納品まで

の大まかな流れは図-7のようになるなお図面の変更追加時の詳細な流れは「5-5

設計変更」に詳述する

現場において注意すべき点は設計変更等における更新図面の取り扱い方法である

以下の2とおりの方法を参考に現場独自の更新方法をあらかじめ決め周知徹底して

おくとよい

(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し

て更新作業を行えば複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる

しかし更新時にファイル名変更作業を忘れた場合旧履歴ファイルを削除してしまい

更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する

13

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 17: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

(2) 端末でファイルを更新する方法

サーバ内の協議中フォルダ等の共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ

ーしファイル名更新後そのファイルを使用して作業を行う作業終了後所定フォ

ルダ内へ更新ファイルを Upload するこの場合同一更新で異なる作業を行っている

場合があるため現場内で確認しておく必要がある

図-7 全体図面フロー図

5-2 図面の受領

電子納品対象工事の場合発注図を CAD データで入手する必要がある入手する CAD デ

5-2-1 図面データ受領

発注者からSXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら「図-6 現場内

発注図

完成図

納品図

DRAWINGS DRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面

監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

発注図発注図

完成図完成図

納品図

DRAWINGSDRAWINGS DRAWINGFDRAWINGF

納品P21

発注図

旧 版

承認図

設計図

施工図

旧 版

変換

発注図

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

施工図施工図

旧 版旧 版

変換変換

完成構造物に関する図面

設計変更追加図面設計変更追加図面

監督員が指示した図面監督員が指示した図面

ファイル名図面番号の付替ファイル名図面番号の付替

変換

発注時媒体

コピー

納品媒体

電子納品ソフトなどで作成

タの形式には様々な種類があるがここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ

トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし受領時の手順に沿って記述する

ーバのフォルダ構成」の納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ

ピーし原図として保存するCD-R はバックアップとして大切に保管する基本的に原

14

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 18: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

図は直接修正しないのでDRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく受領した図面

の過不足などをチェックするためにも図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ

せて受領するただし発注者側から提供されない場合も考えられるのでその場合に

は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ施工者側

で図面管理ファイルを作成することになる

5-2-2 ファイル名レイヤ名

受領したデータが「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名レイヤ名となってい

5-2-3 自社 CAD 形式への変換

受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので自社 CAD 形式のデータに

5-2-4 変換したデータのチェック

SXF(P21)形式対応の CAD であっても異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい

XF ブラウザなどを使って発注者から入

かどうかをチェックする必要がある受領時のファイル名は「C0拡張子」

(ライフサイクルC(施工)改訂履歴番号0)となっているはずなのでその部分を

チェックするとともにCAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて欠落してい

る図面がないかまた図面管理ファイルなどをみて図面の種類を表す記号が間違って

いないかなどもチェックするレイヤ名レイヤ構成についてもチェックする方が望ま

しいが1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので施工中に

「CAD 製図基準(案)」と異なるレイヤ名レイヤ構成があった場合にその都度変更でき

るよう事前に監督員と協議し納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある

なお現在 SXF(P21)形式ファイルを対象としてレイヤや線色などをチェックするソ

トが民間会社や国交省で整備されようとしているので近い将来これを使ってチェッ

クすることとなるであろう

換するSXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は複数ファイルを一括変換できる

機能があればすべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル

ダに収めておく施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する

い現状を考慮し自社 CAD で扱える形式に変換した場合に正確に変換できているか

どうかを利用者側でチェックする必要がある

チェック方法としては無償配布されている S

した SXF(P21)形式のファイルを閲覧印刷しさらに変換後の自社 CAD 形式のデータ

を全数印刷して文字バケや線図形の欠落変形など原図と比較しながら目視で行

15

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

hellip

hellip

hellip

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hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

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hellip

hellip

7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

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hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 19: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

5-3 事前協議

5-3-1

5-3-2

5-3-3

CAD 協議担当者の決定

CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので工事期間

中発注者との協議を行うために専任の担当者を定める担当者はある程度 CAD 製図が

できることかつ「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を

理解していることが必要である

データ交換方法の決定

基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共

有サーバ」を利用する方法の 2 種類がありどちらを利用するかを選定するいずれの

場合も電子メールの利用は必須でありデータ送受信を行うメールアドレスを確認する

メールアドレスには個人アドレス5代表アドレス6メーリングリスト7等が考えられ

るがデータの一元性を確保する必要性から1カ所に絞ることが望ましいCAD データ

はファイル容量が大きくなる場合があるので添付ファイルの最大容量を定めておく

またデータの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ

とも重要である

詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」

または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと

CAD ソフト朱書きソフトの確認

CAD ソフトは発注者受注者がデータを交換できることを前提に選定するデータ交換

に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと

CAD 図面の承認確認を電子的に行うにはSXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方

法があるSXF ブラウザはSXF(P21SFC)専用ブラウザでありJACIC のホームページ

(httpwwwcalsjacicorjp)からダウンロードすることができる

朱書きソフトは現時点では種類が少なくまたソフト間のファイルの互換性がな

いため使用する場合には発注者受注者間でソフトを統一する必要があるなおSXF

ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるのでデータ交

5 個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合があるま

たその人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある

6 発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレスで行う組織内ではメール担当を決

め来たメールを担当者に振り分け転送する場合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に

する場合がある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要

があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

7 同報転送の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに保存する機能があり後で取り出すこ

とも可能であるメーリングリストでも保存機能がないシステムもあるメーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる

プロバイダを選ぶ必要がある

16

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

hellip

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hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

hellip

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hellip

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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hellip

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hellip

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hellip

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

hellip

hellip

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hellip

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hellip

hellip

注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

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霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 20: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

換に利用しない場合でも現場で導入しておくと便利なツールである

5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担

5-3-5 施工中のやり取りの方法について

5-3-6 ファイルの命名規則

5-5-1 設計変更の手順

設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく設

計時の疑義が生じるケースとしては発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図

面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される発注者側

が修正を行うのか受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある

施工中のデータ受け渡しの際には受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す

る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)実際に施工中

の図面のやり取りをする場面としてはデータの変更修正や新規図面作成の場合があ

り「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる電子

メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため

ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく

メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定

めておくと後の整理が容易になる事前協議で命名規則を決めた場合にはその命名規

則に従ってファイル名をつける(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参

照)

メールでやりとりした添付ファイルは必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う

ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更承認図面の現場サーバの

フォルダを使った管理」に詳述する

5-4 設計照査

設計照査では設計図や数量の照査に加え入手した CAD データの確認を行うCAD デー

タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等受領時に行う確認項目と同様であるが設計

照査の段階ではより詳細なチェックを行う

なお当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する

5-5 設計変更

ここでは工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく金額変更を伴わない施工承認

として扱う図面の変更追加も含めてその際の図面の流れを解説する一般的なフロー

は以下のようになる

17

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 21: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

変更承認事由の発生

現場で図面が作れるか

設計部門に依頼図面の変更作成

協議書承諾願と共に図面を提出し打合せを行う

OK

協議or承諾

承認図面を保管変更図面を入手

監督員の指示があればDRAWINGFへ

DRAWINGSへ

NO

YES

NO

YES

変更 承諾

受注者が作成することもある

図-8 設計変更のフロー

受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ

設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう

より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう

設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう

指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう

その他

いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と本支店等の技術部門に依頼する場

合があるがあくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない

打合せの結果設計変更が認められた場合本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に

基づいた図面が提供されることになり発注図として扱うしかし現場施工を中断さ

18

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 22: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり納品時

には DRAWINGS フォルダに入れる図面となるしたがって図面作成にあたっては「CAD

製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある

図面の変更が承認されても金額変更すなわち設計変更として処理されるかどうか

が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずありこのような場合の図面

の管理も考慮しておかなければならない

承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者

が作成した図面が正本となり納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ

ルダに入れることになる納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必

要があるので結局受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い

ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある

5-5-2 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理

設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため

現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる

設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)

発注図フォルダ当初発注図設計変更図全て納品 旧版フォルダ設計変更で旧版となった図面 | | 全て納品 承認図フォルダ承認を得た図面一部納品 旧版フォルダ | ―施工図フォルダ協力業者用等施工のみに使う図面 協議中フォルダ設計変更承認作業中の図面 協議中フォルダ 1 協議中フォルダ 2

| 協議中フォルダ 3

| | helliphelliphelliphelliphelliphelliphelliphellip

| 協議中フォルダ mn 納品用フォルダ(納品の前段階自社 CAD フォーマット | | の図面) | 発注図フォルダ | ―完成図フォルダ 納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに | | した図面データ)

DRAWINGF フォルダ完成図および承認図の中で監督員 | と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)

DRAWINGS フォルダ発注図およびその旧版フォルダ内 の図面全て(5-6-1(1)参照)

図-9 現場内サーバのフォルダ構成

(1) 新しい協議フォルダの作成

協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し一連のやりとりの準備をする一般

的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多

19

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

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甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

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鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

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霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 23: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

くある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出

することが多いしたがってこの時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ

(2) 図面ファイルのコピー作成

まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーするこのとき

協議中に何度か修正を求められることがあるので最初にrdquo-01rdquoなどの枝番をつける

(図-10 の A)なお打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)

発注図面にないものは新規に図面を作成することになるがあとで納品対象となるこ

とが考えられるので発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)

を付けさらに枝番を付したものにする(図-10 の C)

(3) 工事打合せ簿の提出

下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で工事打合せ簿数量計算書などと共に図

面データを提出する「現場における電子情報蓄積管理実践ガイド」によれば工事

打合せ簿は別のフォルダで管理されているのでこのときに図面ファイルも打合せ簿フ

ォルダにコピーする

工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり従来は「図面の差替え」で

対応している電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないのでくれぐれも間

違いのないように分かり易いメールを送付することが肝要であるまた打合せ簿フ

ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない

(4) 協議承認願の終了

ア) 変更協議で変更が認められた場合

正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供されこれ

を発注図フォルダに入れ旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する

発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが

納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため直下に旧版サブフォ

ルダを作成して保存する

イ) 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合

施工承認となった図面は承認図フォルダに格納するここでも該当する旧版図面が

ある場合は直下の旧版フォルダに保存するが承認図面の旧版は納品の必要はない

承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので工事の最

後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う

ウ) 設計変更協議が決定しない場合

設計変更協議において変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める

か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合があるこのような場合でも工事を進め

20

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

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(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

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表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

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7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

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協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

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7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

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7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

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28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 24: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

る必用があるので一旦承認図フォルダに入れ設計変更が確定した場合はその時

点で発注図フォルダに移動させる

発注図発注図

協議中協議中

旧 版旧 版

承認図承認図

設計図

変更された図面の旧版はこちらに移す

当初発注図面から C1KK0010XYZ C1KK0020XYZ  

新規図面

発注図面にないものは新規に作成するファイル名は発注図面と重複しないように連番を付ける   (C)<例> C1KK0380-01XYZ

協議中に何度か修正することを考えて枝番を振る (A)<例> C1KK0020-01XYZ

(発注者と打合せ)打合せ中に修正が入ると枝番を変更する(B)<例>C1KK0020-01XYZ  rarrC1KK0020-02XYZ

設計変更図面は発注者から提供されるのが原則 (D)ファイル名の改定履歴が進む<例>C1KK0021XYZ

施工図施工図

協議開始協議開始

発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ

発注者

旧 版旧 版

受注者の変更図を使うことも有りうる

未決が設計変更になったら

承認図未決はこちら

協議終了

協議終了

図-10 現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理

5-6 納品

「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従いCAD データは DRAWINGS フォルダと

DRAWINGF フォルダに収めそれぞれに図面管理ファイルを作成して納品する

納品に際しては(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更(2)変更等により図面に増減が

あった場合図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更(3)自社

CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換(4)施工中にファイル名を使用しやすいも

のに変更して作業をしていた場合元に戻す

これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納しそこで作業を行い完了後

DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める

5-6-1 納品図面の確認

(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ

発注者から受領したすべてのデータを格納する具体的には以下のファイルを格納す

ることになる

ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ

イ) 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格

納する)

ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ

21

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡 鋻 﨨 錞 鋿 錝

錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 25: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ

DRAWINGF フォルダに収める図面データは発注者との協議によるが基本的には完成

図面つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する内容に変更がな

い図面については改訂履歴番号を 0rarrZ に変え改訂履歴のあるものについては最新

版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル

ダに格納することになる

5-6-2 図面番号

ファイル名 5~7 桁目の図面番号は施工途中では発注時の図面番号を保持し新規に

追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合はそれらの図面につ

ける図面番号は発注者と協議して決める一方納品時にはファイル名の図面番号と図

面表題欄の図面番号とは一致させかつ1 からの連番に変更することから発注時と納

品時では図面番号が異なるよって1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため

に別途図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある図面改訂履

歴簿と図面管理簿の例を以下に示す

表-5 図面改訂履歴簿(例)

ファイル名 CAD 図面

No 年月日 事由 処理 ライフ

サイク

整理

番号

図面

種類

図面

番号

改訂

履歴 拡張子 図面名

発注時図

面番号

格納

フォルダ

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7 修正 C 0 RB 011 1 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

8 削除 C 0 RB 012 0 拡張子 支保工詳細図(2) 009 発注図yen旧版

9

yymmdd 支保工変更

追加 C 0 RB 123 0 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図 hellip

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14 修正 C 0 RB 011 2 拡張子 支保工詳細図(1) 008 発注図

15 yymmdd 支保工変更

修正 C 0 RB 123 1 拡張子 支保工詳細図(2) - 発注図

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22 yymmdd 支保工変更 追加 C 0 RB 126 0 拡張子 支保工詳細図(3) - 承認図

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注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルはそれぞれの旧版フォルダに移動する

ことを前提として管理する

Ex No7 で「C0RB0110拡張子」は「C0RB0111拡張子」格納時に「発注図yen旧

版」に移動する

注2)ファイル名の図面番号は追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番

号と同一であり最後まで変わることはない

Ex No714 の「011」

注3)追加図面のファイル名の図面番号は発注者と協議して決定する

Ex No9 の「123」No22 の「126」

22

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

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009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

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注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

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弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

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彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

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桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 26: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

表-6 図面管理簿(例)

区分 CAD 図面 ファイル名 納品時

図面番号 発注図

承認図

発注時

図面番号 図面名

ライフ

サイクル

整理

番号

図面

種類

発注時

図面番号

改訂

履歴 拡張子

備考

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

009 発注図 8 支保工詳細図(1) C 0 RB 011 2 拡張子 の修正

010 発注図 - 支保工詳細図(2) C 0 RB 123 1 拡張子 に伴う新規追加

011 承認図 - 支保工詳細図(3) C 0 RB 126 0 拡張子 の施工承認

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

hellip

注1)承認図を完成時に納品するか否かは発注者との協議事項である

納品しないのであれば本表には記載しない

注2)納品時にCAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させかつ1から

の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する

注3)納品時にファイル名の改訂履歴を「Z」に変えてDRAWINGF フォルダに格納する

5-6-3 納品フォーマット

5-6-4 図面管理ファイル

5-6-5 電子媒体

受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品するただし平成 14 年

度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合受発注者で協議して納品フォーマットを決定

することが出来る

納品する DRAWINGS フォルダDRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す

る必要がある図面管理ファイルには図面名称図面ファイル名図面を作成したソフ

ト名などの他場所情報や基準点情報なども含まれるこの図面管理ファイルは XML 形

式で記述することになっているが市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する

ことができる

ウイルスチェックをすませた後電子媒体の作成を行う納品のための電子媒体は

受発注者の機器整備状況により協議が必要であるがCD-R もしくは MO が妥当であるし

かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる

23

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

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髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 27: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

6 おわりに

今回「CAD 製図基準(案)」の改訂に伴い本ガイドブックも改訂し第 2 版とすること

となりました今回の「CAD 製図基準(案)」改訂におけるポイントは新たに 10 工種の基

準が追加されたことといままでは規定が無く受発注者双方で協議となっていた CAD デ

ータ交換フォーマットがSXF(P21)と明記されたことです本ガイドブックの第 1 版を作

成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなくある程度想像を交えながらの記述もせ

ざるを得ない状況でしたが今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま

したそれに伴いガイドブックの内容も一部変更追記しました

電子納品は今やっと始まったばかりで受発注者共に手探りの状態です今後本格的に

運用が始まれば様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません本ガイ

ドブックは「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための最新のガ

イドブックとなるように改訂を行っていく所存です

最後に本書は図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバーメンバー各社内で協力い

ただいた方など多くの方々のご協力を得てできあがったものです本紙面を借りてご

協力いただいた皆様に深く感謝いたします

図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)

楠 達夫((株)間組) 中山 亮(東洋建設(株))

樋浦 祥人(東洋建設(株)) 村井 重雄 (西松建設(株))

吉田 隆也(勝村建設(株))

商標について

AutoCADAutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標登録商

標です

Windows は米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における

登録商標です

その他の製品名会社名は各社の商標または登録商標です

無断で転載することを禁じます

本書に関する問い合わせ先

(社)日本土木工業協会 mailtodokokyomxlalpha-webnejp

httpwwwdokokyoorjp

httpcalsdokokyocom

24

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

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28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 28: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7 付録

7-1 事前協議事項チェックシート

7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)

協議内容 決定事項

(ガ)34 受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者監督員受注者主任とする

(ガ)4 双方で利用可能な手段を採用する電子メールを利用する メールアドレス監督員ooooxxgojp 工事主任bbbbnnnncojp

発注図面が「CAD製図基準(案)」に基づいて作図されていない場合の取り扱いについて

発注者とする

(ガ)412 双方で利用可能なフォーマットを選択する AutoCAD LT 2000のDWG形式で受け渡しを行う

(ガ)32(ガ)412

CADソフトが双方で利用可能なことからCADソフトのみで行うようにする

を利用する

(ガ)412 設計変更時のCAD図面の流れについて 発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける

(ガ)412 変更図面の発行方法について 発注者からFDまたはMOCD-Rにて受注者へ渡す

(ガ)412 承諾図面の取り扱いについて受注者からメールにより発注者へ送付する発注者から承諾されたならば受注者が承諾図として保管する

(ガ)412(ガ)422

協議途中のCAD図面ファイル名の付け方で最新版のファイルが識別できる方法を決める

追加修正した図面の図面番号とファイル名について

受発注者間で打ち合わせ後納品直前に番号を振り直す

どの時点で決めるか 検査前に協議により決定する

(図)1-8 SXF独自形式かを決める SXF(P21)形式とする

納品時の電子媒体を決定する 納品全体の媒体に従う

CAD図面納品フォーマット

納品時の媒体

施工承諾

ファイル名の付け方

図面番号

完成図面の選別手順

施工中の図面ファイルの受け渡し方法(CAD図面の交換フォーマット)

CADソフト朱書きソフトの決定

設計変更の手順

設計変更

協議項目

CAD協議担当者の選任

受発注者連絡手段の決定(電子メール情報共有サーバ)

設計に疑義が生じたときの責任分担(発注者または受注者どちらが修正するか)

25

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑 鈹 鉧 銧 鉷 鉸

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錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 29: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

協議内容 決定事項

図面の大きさ (図)1-2-1 標準(A1)以外の紙を使うか 全てA1に統一する

異尺度機能を使うか (図)1-31枚の図面に複数図を作図するとき異尺度機能を使うか

双方のCADが対応しているので使う

縦横異尺度を使うか (図)1-3 JISに無い文字単位記号をどうするか受注者のCADが対応していないので使わない縦の長さは横尺度に合わせて調整する

特殊文字 (図)1-5-1 具体事例が出たときに再協議する

基準にない図面種類のファイル名 (図)1-9 具体事例が出たときに再協議する

基準にないレイヤ名 (図)1-10 具体事例が出たときに再協議する

線色

(図)2-1-2(2)5)(図 )2-2-2(4)(図 )2-3-2(2)5)(図 )2-5-3 等

具体事例が出たときに再協議する

線の太さ 極太太細線以外の線の太さ 具体事例が出たときに再協議する

工種ごとに発生する協議項目

(図)2-1-1(図 )2-4-1(図 )2-5-3(3)等

凡例図CAD製図基準(案)ガ現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]

その他の詳細項目

協議項目

26

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

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匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

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甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

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渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

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鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

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晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 30: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)

検討内容 決定事項

現場内LANの構築ファイルサーバを中心としたネットワークを構築し各自のPCからメールの送受信が行えるようにする

社外の業者へ依頼する

ファイルサーバ共有フォルダ構成 いつまでにフォルダ構成をきめるか 工事着手前に保存用作業用フォルダを決める

発注図面の入手(図面ファイル形式属性情報ファイルの有無)

入手した図面のファイル形式属性情報ファイルのチェックをする

CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるかを調べ読み込めないときには本支店へ相談する属性情報が提供されないときには監督員へ入手出来ないかを問い合わせる

図面の保管方法(最新版管理)

最新版と旧版の管理方法及び担当者を決める

主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図フォルダにて管理する

設計図面の照査(ファイル名レイヤ名のチェック)

発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠した図面になっているかを確認する

SXFブラウザを利用して図面をチェックする

CAD図面フォーマット変換(自社CADへの変換とチェック)

チェック用図面はSXFブラウザで印刷する発注図面が自社CADの形式でないときには変換プログラムで変換し変換ミスがないかを確認する

本支店へ依頼するときの手順 作業所で対応できないときの手順を決める双方の担当者を決め最新版のCAD図面をメールにて本社設計部へ送付する

作業所内で変更するときの手順 作業所で対応するときの手順を決める保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発注図をコピーし作業する

図面を変更するときのファイルの管理方法設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決める

設計変更の時には設計図フォルダの発注図フォルダへ発注者から渡された変更図面を保存し旧版のファイルは旧版フォルダへ移動する施工承諾の時は設計図フォルダの承認図フォルダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する

発注図面フォルダの内容 - 契約変更後のCAD図面ファイルも含める

完成図面フォルダの内容 - 監督員と協議して決めた完成図面

属性情報(xml)ファイルの作成 - 電子納品用ソフトを利用して作成する

ウィルスチェック方法 -ウィルス対策ソフト「」のパターンファイル「」を利用してチェックする

着手前

図面の変更

納品

項目

27

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛 竑 竧 靖 竫 箞 精

絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶 﨣 軏 﨤 逸 遧 郞

都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

鋻 﨨 錞 鋿 錝 錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈

閒 隆 﨩 隝 隯 霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯

飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

湜 渧 渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜

煆 煇 132625 燁 燾 犱 犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒

琇 珵 琦 琪 琩 琮 瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛

皦 益 睆 劯 砡 硎 硤 硺 礰 礼 神 祥 禔 福 禛

竑 竧 靖 竫 箞 精 絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽

茁 荢 荿 菇 菶 葈 蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇

裵 訒 訷 詹 誧 誾 諟 諸 諶 譓 譿 賰 賴 贒 赶

﨣 軏 﨤 逸 遧 郞 都 鄕 鄧 釚 釗 釞 釭 釮 釤

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錂 鍰 鍗 鎤 鏆 鏞 鏸 鐱 鑅 鑈 閒 隆 﨩 隝 隯

霳 霻 靃 靍 靏 靑 靕 顗 顥 飯 飼 餧 館 馞 驎

髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫 鶴 鸙 黑

29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 31: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7-2 特殊文字拡張文字

NEC 特殊文字(「JIS X 0208」シフト JIS)8740~879C

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ

〝 〟

≒ equiv int ∮ sum radic perp ang ∟ ⊿ ∵ cap cup

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 89 区)ED40~ED9E

纊 褜 鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼

伀 伃 伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰

偂 傔 僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀

匇 匤 卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬

埈 埇 﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀

甯 寘 寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐

弡 弴 彧 德

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 90 区)ED9F~EDFC

忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓 抦 揵

摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗 晙 晴

晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁 桄 棏

﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖 氿 汜

沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹 湜 渧

渼 溿 澈 澵 濵 瀅 瀇 瀨 炅 炫 焏 焄 煜 煆 煇

132625 燁 燾 犱

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 91 区)EE40~EE9E

犾 猤 猪 獷 玽 珉 珖 珣 珒 琇 珵 琦 琪 琩 琮

瑢 璉 璟 甁 畯 皂 皜 皞 皛 皦 益 睆 劯 砡 硎

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絈 絜 綷 綠 緖 繒 罇 羡 羽 茁 荢 荿 菇 菶 葈

蒴 蕓 蕙 蕫 﨟 薰 蘒 﨡 蠇 裵 訒 訷 詹 誧 誾

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都 鄕 鄧 釚

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 92 区)EE9F~EEEC

釗 釞 釭 釮 釤 釥 鈆 鈐 鈊 鈺 鉀 鈼 鉎 鉙 鉑

鈹 鉧 銧 鉷 鉸 鋧 鋗 鋙 鋐 﨧 鋕 鋠 鋓 錥 錡

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飼 餧 館 馞 驎 髙 髜 魵 魲 鮏 鮱 鮻 鰀 鵰 鵫

鶴 鸙 黑

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS 93 区)EEEF~EEFC

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ not

28

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

鍈 銈 蓜 俉 炻 昱 棈 鋹 曻 彅 丨 仡 仼 伀 伃

伹 佖 侒 侊 侚 侔 俍 偀 倢 俿 倞 偆 偰 偂 傔

僴 僘 兊 兤 冝 冾 凬 刕 劜 劦 勀 勛 匀 匇 匤

卲 厓 厲 叝 﨎 咜 咊 咩 哿 喆 坙 坥 垬 埈 埇

﨏 塚 增 墲 夋 奓 奛 奝 奣 妤 妺 孖 寀 甯 寘

寛 尞 岦 岺 峵 崧 嵓 﨑 嵂 嵭 嶸 嶹 巐 弡 弴

彧 德 忞 恝 悅 悊 惞 惕 愠 惲 愑 愷 愰 憘 戓

抦 揵 摠 撝 擎 敎 昀 昕 昂 昉 昮 昞 昤 晥 晗

晙 晴 晳 暙 暠 暲 暿 曺 朎 朗 杦 枻 桒 柀 栁

桄 棏 﨓 楨 﨔 榘 槢 樰 橫 橆 橳 橾 櫢 櫤 毖

氿 汜 沆 汯 泚 洄 涇 浯 涖 涬 淏 淸 淲 淼 渹

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 32: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

NEC 選定 IBM 拡張文字(「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)FA40~FC4B

ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ not ∵ 纊 褜

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29

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 33: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

30

7-3 図面の種類

図面名順

図面名 図面種類 工種

セグメント一般図 General view of Segment ring GS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring RS 5-2 シールドトンネル詳細設計

セグメント配置図 Layout of segment Ring LR 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 2-1 道路詳細設計

位置図 LoCation LC 2-2 平面交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-3 立体交差点詳細設計

位置図 LoCation LC 2-5 電線共同溝詳細設計

位置図 LoCation LC 3-1 橋梁詳細設計

位置図 LoCation LC 4-1 樋門樋管設計

位置図 LoCation LC 4-2 築堤護岸詳細設計

位置図 LoCation LC 5-1 山岳トンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 5-2 シールドトンネル詳細設計

位置図 LoCation LC 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

位置図 LoCation LC 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

位置図 LoCation LC 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

位置図 LoCation LC 9-1 管路詳細設計

一般縦断図 ProFile PF 2-4 共同溝詳細設計

一般図 General View GV 3-1 橋梁詳細設計

一般図 General View GV 4-1 樋門樋管設計

一般平面図 PLan PL 2-4 共同溝詳細設計

応力図 Stress Table ST 3-1 橋梁詳細設計

横げた図(構造図) Cross Beam CB 3-1 橋梁詳細設計

横構図(構造図) LaTeral bracing LT 3-1 橋梁詳細設計

横断(面)図 Cross Section CS 4-2 築堤護岸詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-1 道路詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-2 平面交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 2-3 立体交差点詳細設計

横断図 Cross Section CS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

横断図 Cross Section CS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

横断図 Cross Section CS 9-1 管路詳細設計

仮設横断図 Temporally Cross section TC 2-4 共同溝詳細設計

仮設工詳細図 Temporally Structure TS 5-2 シールドトンネル詳細設計

仮設構造図 Temporally Structure TS 2-4 共同溝詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-1 樋門樋管設計

仮設図 Temporally Structure TS 4-2 築堤護岸詳細設計

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 34: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

31

図面名 図面種類 工種

仮設図 Temporally Structure TS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

仮設図 Temporally Structure TS 9-1 管路詳細設計

仮設全体縦断図 Temporally pRofile TF 2-4 共同溝詳細設計

仮設全体平面図 Temporally pLlan TL 2-4 共同溝詳細設計

各種構造図 View of Super Structure VS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

各種付属物設計図 Accessory Structure AS 2-4 共同溝詳細設計

管理用施設図 Adminiser Facility AF 4-1 樋門樋管設計

管路部構造図 Pipe Structure PS 2-5 電線共同溝詳細設計

基礎工一般図 General view of Foundation GF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

基礎構造一般図 General view of Foundation GF 3-1 橋梁詳細設計

基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Fo RF 3-1 橋梁詳細設計

橋脚構造一般図 General view of Pier GP 3-1 橋梁詳細設計

橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Pi RP 3-1 橋梁詳細設計

橋台構造一般図 General view of Abutment GA 3-1 橋梁詳細設計

橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of Ab RA 3-1 橋梁詳細設計

掘削横断図 Cross Section of Excavation CE 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

系統図 Systematic Location SL 9-1 管路詳細設計

継手詳細図 JoiNt JN 2-4 共同溝詳細設計

検査路図(構造図) Inspection Way IW 3-1 橋梁詳細設計

護岸工標準図 Reinforcement Structure RS 4-1 樋門樋管設計

坑門工一般図 general View of Portal VP 5-1 山岳トンネル詳細設計

坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal RP 5-1 山岳トンネル詳細設計

構造一般図 Genera l view of Super Structure GS 4-1 樋門樋管設計

構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure GS 3-1 橋梁詳細設計

構造詳細図 View of Super Structure VS 4-2 築堤護岸詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 4-1 樋門樋管設計

構造図 View of Super Structure VS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

構造図 View of Super Structure VS 9-1 管路詳細設計

構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure VS 2-4 共同溝詳細設計

構造物詳細図 Detail of Structure DS 5-2 シールドトンネル詳細設計

高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail HR 3-1 橋梁詳細設計

支承図(構造図) BeaRing BR 3-1 橋梁詳細設計

支保工詳細図 Rock Bolt RB 5-1 山岳トンネル詳細設計

施工計画図 Construction Planning CP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

施工要領図 Working Plans WP 3-1 橋梁詳細設計

遮音壁図(構造図) Noise Barrier NB 3-1 橋梁詳細設計

主げた図(構造図) Main Girder MG 3-1 橋梁詳細設計

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 35: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

32

図面名 図面種類 工種

主構図(構造図) Main Member MM 3-1 橋梁詳細設計

縦断(面)図 ProFile PF 4-2 築堤護岸詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-1 道路詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-2 平面交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-3 立体交差点詳細設計

縦断図 ProFile PF 2-5 電線共同溝詳細設計

縦断図 ProFile PF 5-1 山岳トンネル詳細設計

縦断図 ProFile PF 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

縦断図 ProFile PF 9-1 管路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-1 道路詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-2 平面交差点詳細設計

小構造物図 Little Structure LS 2-3 立体交差点詳細設計

床組図(構造図) Floor Beam FB 3-1 橋梁詳細設計

床板図(構造図) Slab SL 3-1 橋梁詳細設計

詳細図 Detailed Plan DP 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

詳細図 Details Structure DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

伸縮装置図(構造図) Expantion Joint EJ 3-1 橋梁詳細設計

水替え工法図 Diversion Work DW 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

製作キャンバー図 CaMber CM 3-1 橋梁詳細設計

線形図 Alignments AL 3-1 橋梁詳細設計

全体一般図 General View GV 5-2 シールドトンネル詳細設計

全体図 Total Plan TP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

打設順序図 Lift Schedule LS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir CR 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

対傾構図(構造図) LittleStructure SW 3-1 橋梁詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-1 山岳トンネル詳細設計

地質縦断図 Geological proFile GF 5-2 シールドトンネル詳細設計

地質平面図 Geological Plan GP 5-1 山岳トンネル詳細設計

堤体横断面図 Dam pRofile DR 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体下流面図 Dam Down streem corss section DD 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体上流面図 Dam Up streem corss section DU 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体標準横断図 Dam Standard profile DS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

堤体平面図 Dam Plan DP 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

展開図 DeVelopment DV 4-2 築堤護岸詳細設計

土工横断図 Earth Work EW 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

土工図 Earth Work EW 4-1 樋門樋管設計

土工図 Earth Work EW 4-2 築堤護岸詳細設計

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 36: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

33

図面名 図面種類 工種

土積図 Mass Curve MC 2-1 道路詳細設計

道路線形図 Alignments of Road AR 5-2 シールドトンネル詳細設計

特殊部構造図 General view of Super Structure GS 2-5 電線共同溝詳細設計

二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining RL 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水系統図 Drainage DP 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-1 山岳トンネル詳細設計

排水工詳細図 Drainage Facilities DF 5-2 シールドトンネル詳細設計

排水設備詳細図 Drainage Facilities DF 2-4 共同溝詳細設計

排水装置図(構造図) DRainage DR 3-1 橋梁詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 2-5 電線共同溝詳細設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 4-1 樋門樋管設計

配筋図 Reinforcing Bar RB 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement RA 2-4 共同溝詳細設計

配置図 Arrangement AR 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

標準横断図 Cross Section CS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-1 道路詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-2 平面交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-3 立体交差点詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-4 共同溝詳細設計

標準横断図 Standard cross Section SS 2-5 電線共同溝詳細設計

標準図 Standard Structure SS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 4-2 築堤護岸詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-1 山岳トンネル詳細設計

標準断面図 Standard cross Section SS 5-2 シールドトンネル詳細設計

標準断面図 Standard Cross Section SS 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

付属構造物詳細図 Additional Structure AS 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-1 樋門樋管設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 4-2 築堤護岸詳細設計

付帯構造物図 Additional Structure AS 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

付帯設備図 Additional Equipment AE 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

平面図 PLan PL 2-1 道路詳細設計

平面図 PLan PL 2-2 平面交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-3 立体交差点詳細設計

平面図 PLan PL 2-5 電線共同溝詳細設計

平面図 PLan PL 4-1 樋門樋管設計

平面図 PLan PL 4-2 築堤護岸詳細設計

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 37: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

34

図面名 図面種類 工種

平面図 PLan PL 5-1 山岳トンネル詳細設計

平面図 Plan PL 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

平面図 PLan PL 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

平面図 PLan PL 9-1 管路詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-1 山岳トンネル詳細設計

舗装工詳細図 PaVement PV 5-2 シールドトンネル詳細設計

防水工詳細図 WaterProofing WP 2-4 共同溝詳細設計

防水工等図 WaterProofing WP 5-1 山岳トンネル詳細設計

本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure RS 5-1 山岳トンネル詳細設計

埋設平面図 Present PR 2-5 電線共同溝詳細設計

用排水系統図 Drainage DP 2-1 道路詳細設計

立坑位置図 Location of Shaft LS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu GT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s DT 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造一般図 Structure of sHaft SH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑構造詳細図 Detail of sHaft DH 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑全体一般図 general View of Shaft VS 5-2 シールドトンネル詳細設計

立坑配筋図 Reinforcement of sHaft RH 5-2 シールドトンネル詳細設計

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 38: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

35

図面種類 図面名 工種

AE 付帯設備図 Additional Equipment 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

AF 管理用施設図 Adminiser Facility 4-1 樋門樋管設計

AL 線形図 Alignments 3-1 橋梁詳細設計

AR 道路線形図 Alignments of Road 5-2 シールドトンネル詳細設計

AR 配置図 Arrangement 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

AS 各種付属物設計図 Accessory Structure 2-4 共同溝詳細設計

AS 付属構造物詳細図 Additional Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-1 樋門樋管設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

AS 付帯構造物図 Additional Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

BR 支承図(構造図) BeaRing 3-1 橋梁詳細設計

CB 横げた図(構造図) Cross Beam 3-1 橋梁詳細設計

CE 掘削横断図 Cross Section of Excavation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CM 製作キャンバー図 CaMber 3-1 橋梁詳細設計

CP 施工計画図 Construction Planning 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

CR 堆砂地横断図 Cross Section of Reservoir 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断(面)図 Cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-1 道路詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

CS 横断図 Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

CS 横断図 Cross Section 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

CS 横断図 Cross Section 9-1 管路詳細設計

CS 標準横断図 Cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

DD 堤体下流面図 Dam Down streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-1 山岳トンネル詳細設計

DF 排水工詳細図 Drainage Facilities 5-2 シールドトンネル詳細設計

DF 排水設備詳細図 Drainage Facilities 2-4 共同溝詳細設計

DH 立坑構造詳細図 Detail of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 詳細図 Detailed Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

DP 堤体平面図 Dam Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-1 山岳トンネル詳細設計

DP 排水系統図 Drainage 5-2 シールドトンネル詳細設計

DP 用排水系統図 Drainage 2-1 道路詳細設計

DR 堤体横断面図 Dam pRofile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

図面種類(アルファベット)順

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図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

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出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 39: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

36

図面種類 図面名 工種

DR 排水装置図(構造図) DRainage 3-1 橋梁詳細設計

DS 構造物詳細図 Detail of Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

DS 詳細図 Details Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DS 堤体標準横断図 Dam Standard profile 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DT 立坑仮設構造物詳細図 Detail of Temporally structure for s 5-2 シールドトンネル詳細設計

DU 堤体上流面図 Dam Up streem corss section 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

DV 展開図 DeVelopment 4-2 築堤護岸詳細設計

DW 水替え工法図 Diversion Work 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

EJ 伸縮装置図(構造図) Expantion Joint 3-1 橋梁詳細設計

EW 土工横断図 Earth Work 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

EW 土工図 Earth Work 4-1 樋門樋管設計

EW 土工図 Earth Work 4-2 築堤護岸詳細設計

FB 床組図(構造図) Floor Beam 3-1 橋梁詳細設計

GA 橋台構造一般図 General view of Abutment 3-1 橋梁詳細設計

GF 基礎工一般図 General view of Foundation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

GF 基礎構造一般図 General view of Foundation 3-1 橋梁詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

GF 地質縦断図 Geological proFile 5-2 シールドトンネル詳細設計

GP 橋脚構造一般図 General view of Pier 3-1 橋梁詳細設計

GP 地質平面図 Geological Plan 5-1 山岳トンネル詳細設計

GS セグメント一般図 General view of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

GS 構造一般図 Genera l view of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

GS 構造一般図(上部工) Genera l view of Super Structure 3-1 橋梁詳細設計

GS 特殊部構造図 General view of Super Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

GT 立坑仮設構造物一般図 General view of Temporally structu 5-2 シールドトンネル詳細設計

GV 一般図 General View 3-1 橋梁詳細設計

GV 一般図 General View 4-1 樋門樋管設計

GV 全体一般図 General View 5-2 シールドトンネル詳細設計

HR 高欄防護柵図 (構造図) Hand Rail 3-1 橋梁詳細設計

IW 検査路図(構造図) Inspection Way 3-1 橋梁詳細設計

JN 継手詳細図 JoiNt 2-4 共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-1 道路詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-2 平面交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-3 立体交差点詳細設計

LC 位置図 LoCation 2-5 電線共同溝詳細設計

LC 位置図 LoCation 3-1 橋梁詳細設計

LC 位置図 LoCation 4-1 樋門樋管設計

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 40: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

37

図面種類 図面名 工種

LC 位置図 LoCation 4-2 築堤護岸詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-1 山岳トンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 5-2 シールドトンネル詳細設計

LC 位置図 LoCation 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

LC 位置図 LoCation 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LC 位置図 LoCation 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

LC 位置図 LoCation 9-1 管路詳細設計

LR セグメント配置図 Layout of segment Ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-1 道路詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-2 平面交差点詳細設計

LS 小構造物図 Little Structure 2-3 立体交差点詳細設計

LS 打設順序図 Lift Schedule 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

LS 立坑位置図 Location of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

LT 横構図(構造図) LaTeral bracing 3-1 橋梁詳細設計

MC 土積図 Mass Curve 2-1 道路詳細設計

MG 主げた図(構造図) Main Girder 3-1 橋梁詳細設計

MM 主構図(構造図) Main Member 3-1 橋梁詳細設計

NB 遮音壁図(構造図) Noise Barrier 3-1 橋梁詳細設計

PF 一般縦断図 ProFile 2-4 共同溝詳細設計

PF 縦断(面)図 ProFile 4-2 築堤護岸詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-1 道路詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-2 平面交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-3 立体交差点詳細設計

PF 縦断図 ProFile 2-5 電線共同溝詳細設計

PF 縦断図 ProFile 5-1 山岳トンネル詳細設計

PF 縦断図 ProFile 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

PF 縦断図 ProFile 9-1 管路詳細設計

PL 一般平面図 PLan 2-4 共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 2-1 道路詳細設計

PL 平面図 PLan 2-2 平面交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-3 立体交差点詳細設計

PL 平面図 PLan 2-5 電線共同溝詳細設計

PL 平面図 PLan 4-1 樋門樋管設計

PL 平面図 PLan 4-2 築堤護岸詳細設計

PL 平面図 PLan 5-1 山岳トンネル詳細設計

PL 平面図 Plan 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

PL 平面図 PLan 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 41: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

38

図面種類 図面名 工種

PL 平面図 PLan 9-1 管路詳細設計

PR 埋設平面図 Present 2-5 電線共同溝詳細設計

PS 管路部構造図 Pipe Structure 2-5 電線共同溝詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-1 山岳トンネル詳細設計

PV 舗装工詳細図 PaVement 5-2 シールドトンネル詳細設計

RA 橋台配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of A 3-1 橋梁詳細設計

RA 配筋図(一般部特殊部換気口部) Reinforcement Arrangement 2-4 共同溝詳細設計

RB 支保工詳細図 Rock Bolt 5-1 山岳トンネル詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 2-5 電線共同溝詳細設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 4-1 樋門樋管設計

RB 配筋図 Reinforcing Bar 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

RF 基礎配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of F 3-1 橋梁詳細設計

RH 立坑配筋図 Reinforcement of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

RL 二次覆工配筋図 Reinforcement of inner Lining 5-2 シールドトンネル詳細設計

RP 橋脚配筋図(構造図) Reinforcement of arrangement of P 3-1 橋梁詳細設計

RP 坑門工構造詳細図 Reinforcement of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

RS セグメント配筋図 Reinforcement of Segment ring 5-2 シールドトンネル詳細設計

RS 護岸工標準図 Reinforcement Structure 4-1 樋門樋管設計

RS 本体工補強鉄筋図 Reinforcement Structure 5-1 山岳トンネル詳細設計

SH 立坑構造一般図 Structure of sHaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

SL 系統図 Systematic Location 9-1 管路詳細設計

SL 床板図(構造図) Slab 3-1 橋梁詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-1 道路詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-2 平面交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-3 立体交差点詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-4 共同溝詳細設計

SS 標準横断図 Standard cross Section 2-5 電線共同溝詳細設計

SS 標準図 Standard Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 4-2 築堤護岸詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-1 山岳トンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard cross Section 5-2 シールドトンネル詳細設計

SS 標準断面図 Standard Cross Section 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

ST 応力図 Stress Table 3-1 橋梁詳細設計

SW 対傾構図(構造図) LittleStructure 3-1 橋梁詳細設計

TC 仮設横断図 Temporally Cross section 2-4 共同溝詳細設計

TF 仮設全体縦断図 Temporally pRofile 2-4 共同溝詳細設計

TL 仮設全体平面図 Temporally pLlan 2-4 共同溝詳細設計

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 42: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

39

出典(社)建設コンサルタンツ協会

図面種類 図面名 工種

TP 全体図 Total Plan 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

TS 仮設工詳細図 Temporally Structure 5-2 シールドトンネル詳細設計

TS 仮設構造図 Temporally Structure 2-4 共同溝詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-1 樋門樋管設計

TS 仮設図 Temporally Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 6-1 離岸堤人工リーフ詳細設計

TS 仮設図 Temporally Structure 9-1 管路詳細設計

VP 坑門工一般図 general View of Portal 5-1 山岳トンネル詳細設計

VS 各種構造図 View of Super Structure 8-1 重力式コンクリートダム詳細設計

VS 構造詳細図 View of Super Structure 4-2 築堤護岸詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 4-1 樋門樋管設計

VS 構造図 View of Super Structure 7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計

VS 構造図 View of Super Structure 9-1 管路詳細設計

VS 構造図(一般部特殊部換気口部) View of Super Structure 2-4 共同溝詳細設計

VS 立坑全体一般図 general View of Shaft 5-2 シールドトンネル詳細設計

WP 施工要領図 Working Plans 3-1 橋梁詳細設計

WP 防水工詳細図 WaterProofing 2-4 共同溝詳細設計

WP 防水工等図 WaterProofing 5-1 山岳トンネル詳細設計

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 43: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

Voloview2

Autodesk

40

CadWersquoll 朱書きビューワ

ダイテック

込み

CAD データ以外に文書ワープロ表計算 ワーポイン

ト等読み込みのできるファイル数が多いため図面以外のデー

タの修正閲覧にも利用できる

対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降

各種ラスターデータの読み込みが可能である

7-4 朱書きソフト

評価項目

ファイル読み

朱書き編集 文字は編集可能図形は拡大縮小線種色 矢印等の変

更は可能であるが図形の変形はできない 簡易作図機能を有するため変形等は自由にできる

朱書き保存 保存形式は dvwdwm の2種類であり汎用性は いが閲覧

するための無償ビューワが用意されている

保存形式はdxfであり汎用性は高いただし保存されるの

は朱書き部分だけである

XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能

データ交換

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

上書き保存を行うと元図ファイルの拡張子が変わるので注

意が必要である

元図は絶対パスで参照され朱書き部分だけが保存される

ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル

共有する環境が必要である

元図の場所(パス)を変えた場合場所の再設定が必要である

ファイル送信 送信機能があり作成したファイルを添付ファイルとして送

信できる

送信機能があり作成した朱書きファイルを添付ファイルとし

て送信できる

ファイル確認

受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる

-CadWell 土木

-CadWell 朱書きビューワ

-ザビューワ(無償ソフト)

受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる

-AutoCAD2002(LT)

-Voloview2

-Voloview Express2(無償ソフト)

-dxf の読み込み可能な CAD

特徴

読み込んだファイルの部分コピー貼り付け機能があるため

施工計画書作成ツールとして利用できる

OCF 検定認証ソフト

簡易作図機能を有するため作図を伴う詳細な指示を行う場合

に適する

距離や面積の計測機能を有する

価格 18000 円 (オンライン販売 wwwdaiteccojp) 30000 円 (オンライン販売 wwwautodeskcojp)

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

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7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

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社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

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httpwwwsankaidocojp

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47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 44: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

評価項目 SXF ブラウザ Ver211

JACIC

V-nas Viewer(200β)

川田テクノシステム

ファ み SXF(P21SFC)ファイル読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり

-redbfotfop21sfcdwgdxfjwc イル読み込

朱書き機能 なし 連続線スプライン楕円引出線吹出線文字

保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は

元図も読み込まれ朱書き部分と共に保存される

朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる

ファイル送信 り なし ファイル添付による送信機能あ

当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと

のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである

朱書き機能はない

フィーチャー

読み込んだファイルのエ

無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い

距離や面積の

httpwwwcadjacicorjp httpwwwktscojp

入力

朱書き編集 不可 変形不可(移動コピーは可能)

朱書き保存 不可 red)である

データ交換 不可

ファイル確認 閲覧専用のためデータ保存機能はない

特徴

SXF(P21SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト

要素確認機能を有する

ラーログ表示機能を有する

計測機能を有する

ダウンロード先

41

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 45: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7-5 SXF

(1) STE

42

フォーマットの概要

P AP20 SXF の関係

STEP は 10303 国際規格になっているもので製品データの記述とデータ交換方式に

つい のである多 れてお 分野別に分かれた 200 番台の

分冊を通称 ol) でいる の図形の表し方などを定め

た 番 分冊 イル形式など実際 20 番台の分冊が

ある 題されており3 次元

図形の 次 は のでCAD ソフトウ

ェアへの実装が困難なことから10 種類の実装区分(CCConformance class)を設けている

建 CALSEC 推進には CAD 図面データの流 必 あり 定めた非関税障壁

に関する協 準拠 ばならないことから CAD にも実装でき

る STEP 規 SXF の 1998 開始された当初は JACIC

が事務局とな 学識経験者 ベ 構成された「CAD デ

ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 12 の ョン 10 が開発されコ

ンソーシアムは解散したその後開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ仕様の維持更新が

行われ現在はバージョン 20 になっている

SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている

(2 SXF のレベルとバージョン

SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が えら 開発済み

である

CAD 準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみでレベルやバー

ジョンの 定はないが多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから実運

用で レベル バージョン 20 で納品することになると思われる

表-7 SXF レベル概要

レベル 内 容

2 と

として

台の

したデータ交換仕様として

ISO

たも

AP(Application Protoc

50

元製図表現の

定を守るために

格に

100

AP202

定め

番台

2

くの分冊で

ファ

持った製図表現」(Associat

である

格に

発注者

構成

規格書

受注

呼ん

しなけ

者IT

り特定産業

この他に

のデータ表現形式を定めた

ive Draughing)と

ジにお

須で

開発が

ンダなど

共通

よぶ膨大な

またWTO

100

バージ

「関連付

準拠

けを

規格

国際規

数百ペー

通が

国内

社以上で

考 れておりレベル12が

製図基

レベル1 画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル線や文字が正しく表示されるが異尺度混

在や寸法などといった構造要素は持たない

レベル2 2 元 製図データの 満たし再 手が確保されるレ

ベル ル 1 加えて 法 ハッ 構造的な要素をも

ち異尺度の図を含むことができる

次 CAD

レベ

要求を十分

利用時

チング

の使い勝

といったに 引出し線

レベル3 STEPAP202 の機能のうちレベル 2までで実現されていない 雑な寸法や曲線

ビューの概念などを取り込んだ

2 次元製図情報の最高レベル策定中

レベル4 STEPAP202 にこだわらず 電子 性情報や構造 り込むレベル

図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち「自動数量拾い」が可能な機能が含

まれる予定策定中

納品に必要な属 を取

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 46: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式

STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されておりP21 形式はテキスト

形式の一般ファイルとして扱えるものであるこの他にソフトウェアが直接データベースとやり

図 -12 SFC 形式と P21 形式の比較

(4) SXF の作図要素

構造図形

取りする形式やほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもあるSFC は SETP が定めている形式で

はなくSXF が扱うデータを簡略に表現したものである図-12 に線分 1 本の例を示すがこれに

より P21 形式が重いデータであることがわかると思う

SFC 形式の場合

490 = line_feature(128141000000200000020000002000000)

10 = PRE_DEFINED_COLOUR(green)

430 = VECTOR(420100)

450 = LINE(440430)

480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((470)) ION_OCCURRENCE()

DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()

P21 形式の場合

20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT(continuous) 420 = DIRECTION((1000))

440 = CARTESIAN_POINT((100200))

460 = TRIMMED_CURVE(450(PARAMETER_VALUE(0))(PARAMETER_VALUE(1))TPARAMETER) 470 = CURVE_STYLE(20POSITIVE_LENGTH_MEASURE(015)10)

490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTAT

REPRESENTATION_ITEM()STYLED_ITEM((480)460))

レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある

表-8 SXF レベル 2 の図面データ要素

分類 図面構造 基本図形

説明 部品やグループといった図面構造を構成する素

の要素 部品やグループといった図面構造を構成する要素

線や文字など単純な図形

要素名 用紙

部分図

作図

点マーカ 線分折れ線

自由曲線

シンボル 寸法

ハッチング

作 グループ

部品

円円弧 楕円楕円弧 文字

引出し線バルーン 複合曲線

要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である

作図

43

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 47: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

2次元CADデータの図面構造

用紙

作図部品

文字寸法

2500 線分

全要素は図面構造の上に乗る

部分図

作図グループ

分解方法フィーチャ

図-13 SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)

いと思われるので以下に少し解説する

イメージしたもの左下隅が原点の用紙座標を持つ

されXY 方向独立に拡大縮小でき回転もできる部分図上

ることで構造物を実寸法で作図することができる複数の部分

図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで

回転でき一度定義したものを

何度でも配置できる

(5) ラスタ図と等高線

バージョン 10 の開発後関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えることま

た等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かったSTEP AP202 ではその

ような属性を付与する仕組みがないがSXF 実用化への重要なポイントと考えSTEP 規格違反に

ならないよう運用規則で対応することになった

ラスタ図 外枠にあたる長方 ープ

としてデータに含めこれとラスタ図のファイル名を関連付ける

等高線等高線を折れ線で作図し として定義し 情報をもたせる

上記の操作は SXF 仕様を実装している ウェアが行う するこ

とはない

図面構造要素は一般にはなじみが薄

用紙文字通り図面用紙を

部分図用紙上に配置

に作図す

きる

作図グループ複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの

作図部品作図グループと同様だが拡大縮小

配置できるラスタ図は1枚だけ 形の折れ線図形を作図グル

作図グループ これに高さ

CAD ソフト ので利用者が特に意識

44

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 48: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7-6 用語解説

「SXF 仕様」

SXF はScadec data eXchange Format の略でSXF 仕様はCAD データ交換標準開

発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである

SXF 仕様に基づくファイル形式には次の 2 種類がある

STEP ファイル(拡張子p21)

STEP のルールに準拠したファイル形式であり国際的に通用する

正式な納品用フォーマットとされているが現状では対応 CAD が普及してい

ないまたファイルのサイズが大きく入出力に時間が掛かる

STEP ファイ

「個人アドレス」

個人が通常使うアドレスである工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると

きに相手を選ぶ時に困る場合があるまたその人が不在の場合に他の人が代われな

い欠点もある

【関連用語】代表アドレスメーリングリスト

「朱書きソフト」

CAD データの閲覧や印刷が行え閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱

「代表アドレス」

発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決めすべての連絡をこのアドレス

で行う組織内ではメール担当を決め来たメールを担当者に振り分け転送する場

合とメールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が

ある前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる後者はその機能を持

つプロバイダを選ぶ必要があり自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である

【関連用語】個人アドレスメーリングリスト

「ファイルと拡張子」

ファイルには拡張子が付いている拡張子は通常ldquoドット+半角英数 3 文字rdquoとさ

フィーチャコメントファイル(拡張子sfc)

コメントの形で書かれたSTEP ファイルの簡易ファイル形式で

ル形式での交換を補うもの

比較的多くの CAD が扱え交換上の問題は少ないといわれている

書き)を加筆できるソフト元の CAD データは変更できず朱書き部分のみのデータ

を保存して交換する従来紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作

業を電子化するソフトと考えると分かりやすいCAD データ以外のデータが閲覧できる

ものもある

45

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 49: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

れておりAutoCAD LT であればldquodwgrdquoワープロソフトの Word であればldquodocrdquo表

計算ソフトの Excel であればldquoxlsrdquoとなっている

「フォント」

フォントは文字をコンピュータにて表示印刷するための文字の形

CAD においては大きさを自由に拡大縮小することが必要であることからベクタ

ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる

「メーリングリスト

同報転送

保存する も保存機

能 ソフトが必要なので利用できる

プロバイダ

【関連用語】個人アドレス代表アドレス

「文字コード」

ード(character code)は符号化文字集合(coded character set)ともい

フト JISunicode など様々な文字コードが存在するがコンピュ

ー ードを使用しないと文字バケを起

こす

それぞれの国団体ではASCII コードとの互換性を考慮し自国の言語を扱うこと

ができる文字コード(JISシフト JIS など)へ独自に拡張している

以下に様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる

BeOSunicode

DOS 系(DOSOS2Windows など)シフト JIS の独自拡張

Javaunicode

系(漢字 TalkMacOS など)シフト JIS の独自拡張

「レイヤ」

画層をレイヤと呼びCAD ではよく使われる画層は手書き製図の透明なトレーシン

グペーパーに該当しすべての図形は画層上に描かれCAD は複数枚の画層に描いた図

形を重ねて表示する

の代表アドレス方式と同じだが送られたメールに番号を付けサーバに

機能があり後で取り出すことも可能であるメーリングリストで

がないシステムもあるメーリングリストのサーバ

を選ぶ必要がある

文字コ

れコンピュータにて文字を扱う上でそれぞれの文字に対して番号を付けたもの

のことをいう

ASCIIJISシ

タ間にてデータを受け渡す場合には同一文字コ

Mac

UNIX 系(BSDLinuxSystemV など)EUC-JP やシフト JIS など

46

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

httpwwwsankaidocojp

(株)秀和システム

httpwwwshuwasystemcojp

httpwwwtaisei-shuppancojp

(株)大成出版社

47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL
Page 50: CAD図面取り扱いガイドブック2 CAD図面取り扱いフローチャート 実際のCAD図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から

7-7 参考文献URL

文献 使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)

RL 国土交通省「電子納品に関する要領基準」

httpwwwnilimgojpjapanesedenshicalsechtm

社団法人日本土木工業協会

httpcalsdokokyocom

日経 BP 社(KenPLATZ)

httpkenplatznikkeibpcojp

オートデスク社

httpwwwautodeskcojp

ダイテック

httpwwwdaiteccojp

川田テクノシステム

httpwwwktscojp

ビッグバン

h

ttpwwwbigvancojp

社団法人土木学会

httpwwwjsceorjp

JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)

httpwwwcadjacicorjp

JH 試験研究所(建設 CALS について)

httpwwwjhrijhnetgojpCals

(株)山海堂

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(株)秀和システム

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47

  • はじめに
  • CAD図面取り扱いフローチャート
  • 前提条件
  • 事前協議項目の解説
    • 尺度
    • CADデータ中の文字
    • CADデータ交換フォーマット
      • 竣工時納品図面のフォーマット
      • 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
        • 発注者がCADソフトを直接扱う場合
          • 同一CADソフトの同一バージョンを使う場合
          • 同一CADソフトだがバージョンが異なる場合
          • CADソフトが異なる場合
            • 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
                • ファイル名
                • レイヤ名
                • 線色
                  • 図面取り扱いの実際
                    • 準備事項
                      • ソフトハード
                      • 現場内サーバのフォルダ構成
                        • サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
                        • 端末でファイルを更新する方法
                            • 図面の受領
                              • 図面データ受領
                              • ファイル名レイヤ名
                              • 自社CAD形式への変換
                              • 変換したデータのチェック
                                • 事前協議
                                  • CAD協議担当者の決定
                                  • データ交換方法の決定
                                  • CADソフト朱書きソフトの確認
                                  • 設計に疑義が生じた場合の責任分担
                                  • 施工中のやり取りの方法について
                                  • ファイルの命名規則
                                    • 設計照査
                                    • 設計変更
                                      • 設計変更の手順
                                      • 変更承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
                                        • 新しい協議フォルダの作成
                                        • 図面ファイルのコピー作成
                                        • 工事打合せ簿の提出
                                        • 協議承認願の終了
                                          • 変更協議で変更が認められた場合
                                          • 施工承認が認められた場合変更協議が[承諾]で終了した場合
                                          • 設計変更協議が決定しない場合
                                            • 納品
                                              • 納品図面の確認
                                                • DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
                                                  • 着工時に受領したCD-Rに収められているデータ
                                                  • 施工途中に変更があり改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格納する)
                                                  • 施工途中に新規に追加された図面データ
                                                    • DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
                                                      • 図面番号
                                                      • 納品フォーマット
                                                      • 図面管理ファイル
                                                      • 電子媒体
                                                          • おわりに
                                                          • 付録
                                                            • 事前協議事項チェックシート
                                                              • 発注者とのCADに関する協議事項チェックシート(案)
                                                              • 作業所でのCAD図面取り扱いに関するチェックシート(案)
                                                                • 特殊文字拡張文字
                                                                • 図面の種類
                                                                • 朱書きソフト
                                                                • SXFフォーマットの概要
                                                                  • STEP AP202とSXFの関係
                                                                  • SXFのレベルとバージョン
                                                                  • SXF仕様のSFC形式とP21形式
                                                                  • SXFの作図要素
                                                                  • ラスタ図と等高線
                                                                      • 用語解説
                                                                      • 参考文献URL