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1 はじめに CBDオイルとフルスペクトルオイルに含まれるすべての植物性カンナビノイドのバイオアベイラビリティ(生体利用率)を理解することは、未知の川 を航行するようなものです。「生体利用率」、「吸収」、「水溶性」などの表現はあちこちで乱用されていますが、その乱用によって、ただでさえ 未知で不明な川を濁らせ、消費者は巧妙なマーケティングの仕掛けや疑わしいグラフ、表に頼ることができません。科学的なベンチマーク、定 義、研究、および直近の発見に依存することで、目に見えない砂州で立ち往生や、パドルなしでこの泥流を流される事を防ぐのに役立てる事 ができます。当社は麻の中で最も一般的な“カンナビスサティバ(ヘンプ)”に焦点を当て、同じ原則とデータは、他の大麻種や他の親油性化 合物にも当てはまるという考えのもと、以降ご案内をします。 CBDとTHC カンナビスサティバは数千年以上にわたって栽培されてきたハーブの一種です。 繊維を利用した衣服、織物、紙から、オイルや樹脂を使用し た医療および娯楽用途まで多岐にわたります。 これらのオイルと樹脂は親油性、または脂溶性です。 カンナビスサティバ、またはヘンプ植物に は100種類を超える化学物質が含まれることが確認されており、これらの化合物はカンナビノイド類として知られています。また、植物源に由 来するため、「フィトカンナビノイド」とも呼ばれます。それら多数種の中でも最も注目され、多く研究されているカンナビノイド類の一つがTHC( テトラヒドロカンナビノール)とカンナビジオール(CBD)です。 THCの中でも特にTHCΔ9は、大麻の陶酔性も備え、心理変化をもたらす 特長があり、マリファナにおいては、その高い含有率は高く主要成分でもあります。 一方、CBDはカンナビスサティバにおいては、非精神活性成分でいて、複数の分子経路を通じて多くの効果を生み出すという点で、多面的 な有効性を備えた成分です。 また、カンナビス植物はその他の植物性カンナビノイド類、テルペン類、フラボノイド類、ステロイド類、各種酵素 を含む化学物質混合物で構成されています。 これら多種成分がどの様に作用するかその仕組みは解明されていませんが、カンナビノイドと相 互作用し、アントラージュ効果(相乗効果)をもたらす事が判明しています(Gallily、2015)。そして、実際にカンナビス植物は何千年に もわたって鎮静作用、抗うつ作用、鎮痛作用、抗けいれん作用、制吐作用、および抗炎症作用を目的に、人間によって活用されてきた植 物です。 5つの内因性カンナビノイド、アナンダミド、2-アラキドニルグリセロール、ノラジンエーテル、ビロダミン、NADAが検出され、現在それらの研究が 行われています。 これまでにクローン化された2つのカンナビノイド受容体サブタイプに加えて、追加のカンナビノイド受容体サブタイプとバニロイ ド受容体が、たとえば、運動協調、記憶処理、疼痛調節、神経保護などのエンドカンナビノイドの複雑な生理学的機能に関与しているとい う証拠もあります(Grotenhermen 、2004)。 CBDオイルの物理的性質 上記のように、THCとCBDはどちらも高親油性であり、経口摂取時の非常に乏しい生体利用率という性質を備えます。 CBDとTHCの経口 摂取時の生体利用率は多くの研究で6%に留まると認識されています。経口摂取されたTHCは、さまざまな吸収を示し、広範な肝初回通 過代謝を受け、その結果、吸入に比べてピーク血漿THC濃度が低くなり、ピーク濃度に達するまでの遅延が長くなります(約120分)。 CBDにおいても、わずかに代謝経路は異なりますが、同様の薬物動態を示します。CBDの経口投与後、経口摂取したTHCと同様の血漿 中濃度-時間プロファイルが観察され発表されています(Lucas、2017; Huestis、2007)。一方、喫煙によるTHCレベルははるかに高く 、ヒトによる臨床研究では、生体利用率が30%に達し、ピーク血漿濃度が吸入の10分後に発生することが観察れています(McGilveray 、2005年)。ここ最近では、結晶CBDやその他カンナビノイド類の抽出法として、超臨界CO2抽出法もしくは、エチノールを剥離剤として活 用し、化学的に剥離する方法が活用されています。また、さらなる処理として、結晶カンナビノイド類をナノ化する事により微粒子化が施され るなどもしています。しかし、サイズや形態(結晶または液体)に関わらず、カンナビノイドは親油性または油性です。 サイズに関係なく、物 性は変わりません。 これらのカンナビノイドの形態または構造の変更は、新しい食物成分(NDI)または新規食品成分のFDA申請の対象 となります。 CBDオイルの生体利用率、代謝、 水への溶解性に関する理解

CBDオイルの生体利用率、代謝、 水への溶解性に関 … › wp-content › uploads › 2020 › 05 › 2020...1 はじめに CBDオイルとフルスペクトルオイルに含まれるすべての植物性カンナビノイドのバイオアベイラビリティ(生体利用率)を理解することは、未知の川

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はじめにCBDオイルとフルスペクトルオイルに含まれるすべての植物性カンナビノイドのバイオアベイラビリティ(生体利用率)を理解することは、未知の川を航行するようなものです。「生体利用率」、「吸収」、「水溶性」などの表現はあちこちで乱用されていますが、その乱用によって、ただでさえ未知で不明な川を濁らせ、消費者は巧妙なマーケティングの仕掛けや疑わしいグラフ、表に頼ることができません。科学的なベンチマーク、定義、研究、および直近の発見に依存することで、目に見えない砂州で立ち往生や、パドルなしでこの泥流を流される事を防ぐのに役立てる事ができます。当社は麻の中で最も一般的な“カンナビスサティバ(ヘンプ)”に焦点を当て、同じ原則とデータは、他の大麻種や他の親油性化合物にも当てはまるという考えのもと、以降ご案内をします。

CBDとTHCカンナビスサティバは数千年以上にわたって栽培されてきたハーブの一種です。 繊維を利用した衣服、織物、紙から、オイルや樹脂を使用した医療および娯楽用途まで多岐にわたります。 これらのオイルと樹脂は親油性、または脂溶性です。 カンナビスサティバ、またはヘンプ植物には100種類を超える化学物質が含まれることが確認されており、これらの化合物はカンナビノイド類として知られています。また、植物源に由来するため、「フィトカンナビノイド」とも呼ばれます。それら多数種の中でも最も注目され、多く研究されているカンナビノイド類の一つがTHC(テトラヒドロカンナビノール)とカンナビジオール(CBD)です。 THCの中でも特にTHCΔ9は、大麻の陶酔性も備え、心理変化をもたらす特長があり、マリファナにおいては、その高い含有率は高く主要成分でもあります。

一方、CBDはカンナビスサティバにおいては、非精神活性成分でいて、複数の分子経路を通じて多くの効果を生み出すという点で、多面的な有効性を備えた成分です。 また、カンナビス植物はその他の植物性カンナビノイド類、テルペン類、フラボノイド類、ステロイド類、各種酵素を含む化学物質混合物で構成されています。 これら多種成分がどの様に作用するかその仕組みは解明されていませんが、カンナビノイドと相互作用し、アントラージュ効果(相乗効果)をもたらす事が判明しています(Gallily、2015)。そして、実際にカンナビス植物は何千年にもわたって鎮静作用、抗うつ作用、鎮痛作用、抗けいれん作用、制吐作用、および抗炎症作用を目的に、人間によって活用されてきた植物です。

5つの内因性カンナビノイド、アナンダミド、2-アラキドニルグリセロール、ノラジンエーテル、ビロダミン、NADAが検出され、現在それらの研究が行われています。 これまでにクローン化された2つのカンナビノイド受容体サブタイプに加えて、追加のカンナビノイド受容体サブタイプとバニロイド受容体が、たとえば、運動協調、記憶処理、疼痛調節、神経保護などのエンドカンナビノイドの複雑な生理学的機能に関与しているという証拠もあります(Grotenhermen 、2004)。

CBDオイルの物理的性質上記のように、THCとCBDはどちらも高親油性であり、経口摂取時の非常に乏しい生体利用率という性質を備えます。 CBDとTHCの経口摂取時の生体利用率は多くの研究で6%に留まると認識されています。経口摂取されたTHCは、さまざまな吸収を示し、広範な肝初回通過代謝を受け、その結果、吸入に比べてピーク血漿THC濃度が低くなり、ピーク濃度に達するまでの遅延が長くなります(約120分)。CBDにおいても、わずかに代謝経路は異なりますが、同様の薬物動態を示します。CBDの経口投与後、経口摂取したTHCと同様の血漿中濃度-時間プロファイルが観察され発表されています(Lucas、2017; Huestis、2007)。一方、喫煙によるTHCレベルははるかに高く、ヒトによる臨床研究では、生体利用率が30%に達し、ピーク血漿濃度が吸入の10分後に発生することが観察れています(McGilveray、2005年)。ここ最近では、結晶CBDやその他カンナビノイド類の抽出法として、超臨界CO2抽出法もしくは、エチノールを剥離剤として活用し、化学的に剥離する方法が活用されています。また、さらなる処理として、結晶カンナビノイド類をナノ化する事により微粒子化が施されるなどもしています。しかし、サイズや形態(結晶または液体)に関わらず、カンナビノイドは親油性または油性です。 サイズに関係なく、物性は変わりません。 これらのカンナビノイドの形態または構造の変更は、新しい食物成分(NDI)または新規食品成分のFDA申請の対象となります。

CBDオイルの生体利用率、代謝、水への溶解性に関する理解

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薬物動態薬物動態とは、物質が体内に入ってすべてその物質が出るまでに何が起こるかを指します。 薬物とサプリメントは、主に口から(経口的に)皮膚に(局所的に)、直腸(肛門に)、および静脈内(IV)から体内に導入されます。 煙、ベープ、吸入器、またはネブライザーによる吸入も、ヘンプオイルの摂取方法として人気があります。 この資料で焦点を置く方法は、経口および吸入投与経路です。

吸収吸収とは、使用される文脈に応じて複数の意味を持つことができる用語です。1)細胞壁層を通過する化合物の吸収は、単にその層を通過する化合物の量または測定を意味します。

2)吸収とは、皮膚や身体の他の粘膜層を通して測定することもできます。 これらの研究は、一般的に生体外(体外)または実験室モデルで行われます。 吸収モデルは、化合物が理想的な条件で細胞層をどれだけうまく通過するかを示す良い指標となりますが、これらのモデルでは、体外、口内、胃酸、または消化器内でどのように分解されるかの安定性は考慮されていません。 つまり、このデータは、単に化合物が理想的な状況で地点Aから地点Bまで通過できるという事を示していますだけです。図1は、CBDオイルのシンプルな吸収モデルです。

バイオアベイラビリティ(生体利用率)薬やサプリメントを摂取し、それらが血中に入り、実際に身体機能によって実際に活用され事をバイオアベイラビリティ(生体利用率)と表現されます。生体利用率とは、体内に摂り入れられた化合物や物質の測定値の事を指します。例)カンナビスの体内における生体利用率は血中で測定する必要があります。特定の最終臓器におけるカンナビスの生体利用率を測定するには、経口、吸入、直腸、または局所的に摂取された量と比較した、最終臓器におけるカンナビスの量の測定が必要です。仮にカンナビスが静脈へ投与されたら、全てのカンナビスは血中へ挿入されるため、生体利用率は100%と表現されます。これらは、製薬および栄養学/食品科学の両方において、普遍的で確立された慣行です。

図1. シンプルな吸収モデル。物質が層や細胞を通過して地点Aから地点Bへ到達。

Point A

Point B

シンプルな吸収モデル物質

物質

層もしくは細胞

3

水溶性水溶性という表現は、カンナビスの分野では非常に勘違いする表現です。水に溶解および分散するように製造されたカンナビス製品は、必ずしも水溶性であるとは限りません。実際、全てではないにしても、ほとんどが水溶性ではありません。 それらは水分散性であり、水溶性ではありません。 これは、カンナビスの結晶(分離物または留出物)が水に均一に分散して非常に水分散性になるような小さな粒子に還元できるナノ空間で非常に明白です。

親油性化合物を可溶化する方法と実践は、医薬品や栄養剤のデリバリーにおける聖杯であり続けています。 製薬会社は数十億ドルを費やして親油性送達方法を開発してきました。 20年以上前に、製薬業界によってリポソームと呼ばれるプロセスが開発され、親油性化合物を分解する体の方法を模倣しています。 私たちの身体は、ミセル化というシステムを利用して親油性の合成物質を分解して体内に摂り入れ、活用しています。リポソームは、当初は非常に有望であるように見えましたが、非常に不安定であり、製薬業界では実際に製品化に至る事はありませんでした。 CBD製品開発の初期に、いくつかの企業がリポソーム化されたカンナビス製品を発売しましたが、リポソームに不随する短い保存期間と耐熱性の低さ(リポソームは26.7℃を超えるとバラバラになる)は致命的として問題視されました。

ミセル化は、身体の天然の水溶化様相を模倣する古くから確率されている方法です。ミセル化は、単離された化合物を扱う場合にうまく機能しますが、複数の異なる構成要素や特性を持つ植物オイルの複雑な性質を扱う場合、油の複雑な性質が原因で問題となりました。

体に有害であることが知られるポリソルベート80などの賦形剤を使用しようとすると、賦形剤も問題になる可能性があります。 多くの企業がカンナビスミセルのベンチトップサンプルを生産できますが、フルスペクトルオイルを使用したミセルの大規模生産は、初期段階ではPurhealthRX社の1社に限られていました。

PurhealthRX社とその科学者たちは、2011年に商業的にミセル化を開始、2014 Farms Billに続いて2014年にカンナビススペースに参入、セクション7606の開放で産業用ヘンプ化合物の研究と開発の道が開かれました。

臨床試験生体利用率を実証できる有効な方法とは、研究結果につきます。Caco-2やFranz Diffusionなどの細胞モデルは、経口投与された薬物や栄養素の吸収を測定するために、製薬や栄養科学の分野で世界的に広く使用されているモデルです。PurhealthRX社では、フルスペクトラムヘンプオイルのミセル化開発の早期段階からFranz Diffusionによる試験を行い、ミセル単体と一般的なフルスペクトラムヘンプオイルを比較してきました。ヒトを被験者としたBioAbsorb™の生体利用率を測定する試験を2件実施しました。2019年の後期には、米国内で最も古い医学研究の拠点機関であるアメリカ国立衛生研究所(NIH)の協力を得て、大規模な研究が完了し、安全性と幾つかの臨床転帰が測定されました。この研究は、計50人の被験者が60日間摂取し続けた際のBioAbsorb™の血中レベルを測定しています。

ヒト臨床研究

高速液体クロマトグラフィー測定高速液体クロマトグラフィー(HPLC、以前は高圧液体クロマトグラフィーと呼ばれていました)は、混合物中の各成分を分離、識別、および定量するために使用される分析化学の手法です。 サンプル中の各成分は吸着剤とわずかに異なって相互作用し、異なる成分に対して異なる流速を引き起こし、成分の分離をもたらします。

ヒトを対象として行われる臨床研究

PurhealthRXは、ヒトの被験者に12時間にわたって経口投与されたBioAbsorb™の血中濃度を評価する臨床試験を2例完了させました。 セットごとに、3の小瓶に動脈血を採取し、HPLCを使用して測定されました。 レポートは、各時点で各被験者から抜き取られ、測定された3つの血液の平均を示しています。 サンプルは、15分、30分、45分、1時間45分、2時間45分、3時間45分、4時間45分、5時間45分、6時間45分でのベースラインおよび摂取後 、7時間45分、8時間45分、9時間45分、10時間45分、11時間45分。

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血漿中のBioAbsorb™CBD%(平均)

図2血液量の調整前の血漿血中濃度

図3.異なる時間間隔における一般的なフルスペクトラムヘンプオイル(FSHO)とBioAbsorb™FSHOの血漿血中濃度

100%

90%

80%

70%

60%

50%

40%

30%

20%

10%

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フルスペクトラムヘンプオイル(FSHO)の人体における生体利用率

Standard FSHO12 hours

BioAbsorb™12 hours

BioAbsorb™60 Day

NIHによる共同研究BioAbsorb™の安全性及び効率性を確認するためにNIHと行った共同ですすめた研究では、最終的には50人もの被験者が動脈採血に起用されました。評価方法として、血流に含まれるCBDレベルをHPLC法を活用して測定されました。各被験者は、1日あたり10 mgのCBD(168.75 mgのBioAbsorb™フルスペクトルヘンプオイル)を服用し続けました。 図4は、60日目においては、ほぼ完全な生体利用率を示しています。これは、ヒトにおけるBioAbsorb™の生体利用率をさらに実証しています(CHONG、2019)。

これら連続して2回実施された臨床検査は、それぞれ14人の検体で12時間かけて遂行されました。検査の開始時に、被験者は動脈血を採取して体内のCBDの基準値の設定を行いました。なお、全被験者の基準値は0.0 mgにて設定されました。各被験者には、8.95 mgのCBDが経口投与されました。 投与されたCBDはPurhealthRXによって当該臨床検査のために準備された試料が使用されました。 各被験者には試料が渡され、液体を舌下にスプレーし、飲み込む前に30秒間保持するよう指示されました。 同席した看護師が30秒の経過を通知してから被験者は飲み込むという流れとなります。

サマリーBioAbsorb™は発現まで素早く、血流内でCBDが持続する持続期間があることが確認されました。 全ての被験者は、最初の15分間の時点で、利用可能とされるCBDの50%が血中内に確認されました。この数値は吸入や吸引による摂取の数値を上回ります。つまり、BioAbsorb™フルスペクトラムヘンプオイルの血中濃度は一般的なCBDオイルやその他可溶化処理されたCBDオイルより著しく高い結果が測定されました。BioAbsorb™フルスペクトルヘンプオイルの体内へ摂り入れらる量は、一般的に市場で売られているCBD製品の生体利用能をはるかに超えると結論付けられます。

Gallily, R; et al. Overcoming the Bell-Shaped Dose-Response of Cannabidiol by Using Cannabis Extract Enriched in Cannabidiol. Pharmacology & Pharmacy, 2015, 6, 75-85

McGilveray, IA. Pharmacokinetics of cannabinoids. Pain Res Management (2005) 10 Suppl A: 15A-22APertwee, R G. The diverse CB1 and CB2 receptor pharmacology of three plant cannabinoids: Δ9-tetrahydrocannabinol, cannabidiol and Δ9-tetrahydrocannabivarin. Br J Pharmacology (2008) 153 (2): 199-215.

Grotenhermen F1. Pharmacokinetics and pharmacodynamics of cannabinoids. Clin Pharmacokinet. (2003) 42(4):327-60

Lucas, CJ; et al. The Pharmacokinetics and the Pharmacodynamics of Cannabinoids, Br J Clin Pharmacol (2018) 84 2477–2482.

Huestis, MA. Human Cannabinoid Pharmacokinetics, National Institute of Health Manuscript (2007) 4(8); 1770-1804.

Chong C; et al. Human Clinical Trial Evaluating the Safety and Efficacy of Purzorb®(BioAbsorb™) Full Spectrum Hemp Oil (2019) Unpublished Manuscript.

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