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オートデスク認定販売パートナー 104-6024 東京都中央区晴海 1-8-10 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワー X 24F 532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原 3-5-36 新大阪トラストタワー 3F オートデスク株式会社 www.autodesk.co.jp Autodesk 、登録商品名 [*if/when mentioned in the pertinent material, followed by an alphabetical list of all other trademarks mentioned in the material] は、米国および/またはその他の国々における、 Autodesk, Inc. 、その子会社、関連会社の登録商標 または商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。該当製品およびサービス の提供、機能および価格は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。また、本書には誤植または図表の誤り を含む可能性がありますが、これに対して当社では責任を負いませんので予めご了承ください。 © 2014 Autodesk, Inc. All rights reserved. Autodesk Product Design Suite 2015 主な動作環境  2014 4 月現在 最新の動作環境は Web サイトでご確認ください) Autodesk ® Product Design Suite 2015 のすべてのエディションの動作環境を掲載しています。 ULTIMATE PREMIUM 競合他社に差をつける、 革新的なワークフローを実現 Autodesk ® Product Design Suite 2015 OS 32-bit Microsoft Windows 7 Ultimate, Enterprise, Professional, Home Premium)日本語 (1) 1) Autodesk ® 3ds Max ® Design, Autodesk ® Navisworks ® Manage, Autodesk Navisworks ® Simulate, および Autodesk ® ReCap ® 32^bir オペレーションシステムのサポート対象外です。 64-bit Microsoft Windows 88.1 Enterprise, Pro日本語 Microsoft Windows 7 Ultimate, Enterprise, Professional, Home Premium)日本語 CPU 最少構成 : デュアルコア x86 または x64 プロセッサ 推奨 : クアッドコア x64 プロセッサもしくはそれ以上 メモリ 最小構成8 GB 推奨(目安) 16GB (部品点数約5万点規模のアセンブリ) グラフィックスカード 最小構成Microsoft ® Direct3D 10 ® 対応、最少 256 MB 以上のメモリ 推奨Microsoft ® Direct3D 10 ® 対応、 512 MB 以上のメモリ 特記事項Autodesk ® ReCap ® をご利用の場合 : OpenGL 3.0 対応で 256MB 以上のメモリを搭載したグラフィックスカード ディスプレイ 1280 × 1024 以上 ハードディスク システムドライブ内 60GB 以上の空き領域 ブラウザ Microsoft ® Internet Explorer ® 9 以降 ソフトウェア Microsoft ® Excel 20072010、もしくは 2013 Microsoft .NET Framework 4.5 SP1 ネットワーク ライセンス登録、必須コンポーネットのダウンロード、 Subscription 対応機能の利用、ユーザ向け全ドキュメントの取得等にインターネット接続が必要 購入先 Autodesk Product Design SuiteSubscription、その他のオートデスク製品は、 下記にてご購入ください。 オートデスク認定販売パートナー www.autodesk.co.jp/reseller オートデスク オンラインストア www.autodesk.co.jp/estore Autodesk Product Design Suite に関する詳細 www.autodesk.co.jp/productdesignsuite

競合他社に差をつける、 革新的なワークフローを実 …...Autodesk® Product Design Suite 2015 のすべてのエディションの動作環境を掲載しています。ULTIMATE

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オートデスク認定販売パートナー

〒104-6024 東京都中央区晴海 1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワー X 24F〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原 3-5-36 新大阪トラストタワー 3F

オートデスク株式会社 www.autodesk.co.jp

Autodesk、登録商品名[*if/when mentioned in the pertinent material, followed by an alphabetical list of all other trademarks mentioned in the material]は、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。該当製品およびサービスの提供、機能および価格は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。また、本書には誤植または図表の誤りを含む可能性がありますが、これに対して当社では責任を負いませんので予めご了承ください。© 2014 Autodesk, Inc. All rights reserved.

Autodesk Product Design Suite 2015 主な動作環境 (2014 年 4 月現在 最新の動作環境はWebサイトでご確認ください)Autodesk® Product Design Suite 2015 のすべてのエディションの動作環境を掲載しています。 ULTIMATE

PREMIUM

競合他社に差をつける、革新的なワークフローを実現

  Autodesk® Product Design Suite 2015

OS

32-bitMicrosoft Windows 7 (Ultimate, Enterprise, Professional, Home Premium)日本語 (1)

1) Autodesk® 3ds Max® Design, Autodesk® Navisworks® Manage, Autodesk Navisworks® Simulate, および Autodesk® ReCap® は 32^bir オペレーションシステムのサポート対象外です。

64-bit Microsoft Windows 8/8.1 (Enterprise, Pro) 日本語Microsoft Windows 7 (Ultimate, Enterprise, Professional, Home Premium)日本語

CPU

最少構成 : デュアルコア x86 または x64 プロセッサ

推奨 : クアッドコア x64 プロセッサもしくはそれ以上

メモリ

最小構成 :8 GB

推奨(目安) :16GB (部品点数約5万点規模のアセンブリ)

グラフィックスカード

最小構成 :Microsoft® Direct3D 10®対応、最少 256 MB 以上のメモリ

推奨 :Microsoft® Direct3D 10®対応、512 MB 以上のメモリ

特記事項 :Autodesk® ReCap®をご利用の場合 : OpenGL 3.0 対応で 256MB 以上のメモリを搭載したグラフィックスカード

ディスプレイ 1280 × 1024 以上

ハードディスク システムドライブ内 60GB 以上の空き領域

ブラウザ Microsoft® Internet Explorer® 9 以降

ソフトウェア Microsoft® Excel 2007、2010、もしくは 2013Microsoft .NET Framework 4.5 SP1 

ネットワーク ライセンス登録、必須コンポーネットのダウンロード、Subscription 対応機能の利用、ユーザ向け全ドキュメントの取得等にインターネット接続が必要

購入先Autodesk Product Design Suite、Subscription、その他のオートデスク製品は、下記にてご購入ください。

オートデスク認定販売パートナーwww.autodesk.co.jp/reseller

オートデスク オンラインストアwww.autodesk.co.jp/estore

Autodesk Product Design Suiteに関する詳細

www.autodesk.co.jp/productdesignsuite

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完全なデジタル プロトタイプ ワークフローで卓越した製品を設計

Autodesk Product Design Suite は、優れた製品を、より速く開発することを支援するデジタル プロトタイプのための包括的なソリューションです。

Autodesk® Product Design Suite 2015 は、エンジニアリング プロセス全体をカバーする 3D 設計、ビジュアライゼーション、シミュレーション ツール一式を搭載した、デジタル プロトタイプのための包括的なソリューションです。Product Design Suiteを使用すれば、より良い製品を、より低コストで、よりスピーディーに市場に投入できます。

革新を促進統合された各種ツールを使用して情報をシームレスにやり取りし、設計からシミュレーション、ビジュアライゼーションまで、各エンジニアリング工程の要求に応えながら、より革新的な製品を開発できます。広範なツールを利用してインダストリアル デザインの美しさを製品に活かすことで、競争優位性を確立できます。

デザインと設計のスムーズな連携相互運用性に優れ、使いやすく、設計プロセスのあらゆる場面で適用できるソフトウェアをセットにした Autodesk Product Design Suite を使用することで、創造性を最大限に表現した製品設計が可能となります。アイデアがコンセプトの段階からエンジニアリングに移っても、コンセプトをはじめから作り直す必要性は最小限に抑えられます。設計者はコンセプ

ワークフロー全体で設計データを活用Autodesk Product Design Suite なら、3D で設計したデジタル プロトタイプから簡単に製造図面を生成して共有できるため、設計をすばやく正確に伝えることができます。また、設計データをもとにフォトリアルなレンダリングや映画品質のアニメーションを作成すれば、設計コンセプトを効果的に見せることができるので競争優位性を確立できます。さらに、サプライ チェーンのデータを組み込んで完全な大規模のデジタル モックアップを作成して、設計のレビューとコラボレーションを強化できます。

電気制御設計と機械設計の統合Product Design Suite には電気制御設計のためのソフトウェアも同梱されており、メカトロ設計にも威力を発揮します。開発のあらゆる工程の設計データを統合してすべての部門で使用することで、機械設計チームと電気制御設計チームがスムーズに連携できます。完成状態をデジタル モデルで検証することで、試作を行う前に設計を分かりやすくビジュアル化して最適化し、管理できます。

ト デザインを利用して作業ができるからです。関係者全員が同じツールを用いることで、開発の開始から終了まですべての段階で連携作業が可能となるのです。

より良い製品を、より低コストで実際の製造に取り掛かる前に、製品性能の最適化と検証を行うことができます。クラウドを利用したシミュレーションツールと、Inventor に統合されたシミュレーションツールを組み合わせることで、ミスを大幅に減らし、プロセス全体で設計意図を検証し、低コストかつ環境に優しい材料を選定して環境に配慮した設計を実現できます。これらシミュレーション ツールは Inventor に統合されており、設計プロセスのどの段階でも必要なときに使用できます。

共同作業をスムーズにするデータ管理Product design Suite に統合して使用できるデータ管理ソフトウェアである Autodesk Vault を使用して、排他制御しながら安全に設計データを管理できます。このツールを使用することで、作業中の設計データや関連ドキュメントを安全に保存、管理し、さらにチームメンバー間や顧客、サプライヤと共有できます。これにより、正確な設計データを流通させることができ、設計プロセス全体を加速化できます。

Autodesk Product Design Suite に含まれるソフトウェア

Autodesk Inventor幅広く支持されている 3D メカニカル設計ソフトウェア Autodesk Inventor を使用して、正確な 3D デジタル プロトタイプをすばやく作成できます。

Autodesk Inventor ProfessionalAutodesk Inventor をさらにパワーアップさせた Autodesk Inventor Professional には、機構および構造解析機能、配管・配線設計、ツーリング機能が搭載されています。

AutoCAD MechanicalAutoCAD の全機能と、機械設計の生産性向上のためのさまざまな機能を利用して、2D 機械設計図面の作成 / 変更をスピーディーに行えます。

AutoCAD Electrical 電気制御設計作図を自動化したり、多彩なシンボル ライブラリを利用して、電気制御システムの設計をスピードアップできます。

AutoCAD Raster DesignRaster Design は、強力なラスター編集ツールとラスター /ベクトル変換ツールを AutoCAD ベースのソフトウェアに追加します。

Autodesk Navisworks Autodesk Navisworks を使用すれば、複数の異なるCAD で作成した設計データを 1 つの作業環境に統合して、チームのコラボレーションの促進、組み立て手順のシミュレーション、プロジェクト レビューの強化を実現できます。

スイートに含まれるソフトウェアAutodesk® Inventor®

Autodesk® Inventor® Professional

Autodesk® AutoCAD®

Autodesk® AutoCAD® Mechanical

Autodesk® AutoCAD® Raster Design

Autodesk® ReCap™

Autodesk® Vault Basic

Autodesk® 3ds Max® Design

Autodesk® Navisworks® Simulate

Autodesk® Navisworks® Manage

Autodesk® AutoCAD® Electrical

Autodesk® Showcase®

Autodesk® Alias® Design

ULTIMATE PREMIUM

(※)Subscriptionのご契約(有料)期間のみ利用可能

Autodesk® 360(25GBの追加ストレージ容量)

Autodesk® Rendering

Optimization for Inventor®

Autodesk® Remote™

Mockup 360

Maintenance または Desktop Subscription のご契約で追加されるサービス(※)

ReCap Autodesk ReCap によるリアリティ キャプチャ ソフトウェアとサービスを使用して、撮影した写真やレーザー スキャン データからインテリジェントな 3D モデルを作成できます。

Autodesk Alias Design Autodesk Alias Design を使用すれば、世界的な大手自動車メーカーやコンシューマ製品メーカーでも利用されている柔軟なモデリング ツールを使用してプロダクション品質のサーフェスを作成し、インダストリアル デザインの美しさをそのままデジタル プロトタイプで再現できます。

Autodesk 3ds Max Design Autodesk 3ds Max Design で映画品質のレンダリングや 3D アニメーションを作成して製品のマーケティングや販売促進に利用すれば、コストのかかる試作や写真撮影の必要性を減らすことができます。

Autodesk Showcase Autodesk Showcase を使用すれば、AutoCAD や Inventor のデータをもとに説得力のある画像、ムービー、インタラクティブなプレゼンテーションをすばやく作成できるため、設計のレビュー プロセスを強化し、社内の理解を得て、競合他社に打ち勝つことができます。

Autodesk Vault Basic Autodesk Vault Basic で 3D 設計モデル、2D 図面や設計関連資料を管理して、設計プロセスでのミスを削減し、効率よく設計全体を管理できます。

Maintenace または Desktop Subscription のご契約で追加されるサービス(※)

Autodesk 360 は Autodesk が提供するクラウドサービスの総称で、ファイルの格納(5GB まで無料、Subsription にご契約頂くと 25GB に増設されます)、データ共有、各種クラウドサービスへのアクセスが可能です。

Autodesk Renderingは、クラウドでレンダリングを行えるサービスです。レンダリングをクラウドで行うことにより、プロジェクトに必要な時間とコストを削減でき、フォトリアリスティックで説得力のあるビジュアライゼーションを効率的に作成できます。

Optimization for Autodesk Inventor で、複数の候補から最適な製品性能を解析し、検証できます。これにより、より高い品質の製品やサステイナブル デザインをより低コストで実現できます。

Autodesk Remoteメインで使用するコンピュータ上にインストールされたオートデスク ソフトウェアにリモートでアクセスし、他のコンピュータや iPad から操作することができます。

Mockup 360設計の 3D デジタル モックアップに対してリアルタイムで他のユーザと共同作業することができます。特別バージョンを購入すると最大 5 つのモックアップ プロジェクトを同時に管理することができます。

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Inventor®は、3D 機械設計、ドキュメント作成、製品シミュレーションのための機能的なツールを装備した 3D CAD ソフトウェアです。Inventor でデジタル プロトタイプを作成すれば、設計した製品を製作前に検証できるため、より良い製品をより早く、より低コストで市場に投入することができます。

   :Inventor   :Inventor Professional

エンジニアリング設計の生産性

フリーフォーム モデリング機能

フリーフォーム モデリング機能により、直観的な操作で寸法などを気にすることなく自由に思い通りの形状を作成してアイディアを模索し、検討することができます。フリーフォームのモードを終了すると通常のモデリング環境に戻るので、作成する形状に応じてモデリング方法を自由に選択できます。これにより、従来以上に思い通りの形状をより簡単に作成することができます。

大規模アセンブリの設計

大規模で複雑なアセンブリの設計の作成、管理、ドキュメント作成をスピードアップできます。

アセンブリ拘束機能が改善され、従来以上に正確な組み立てモデルの作成が可能になりました。また、フレームジェネレータでは再利用の機能が改善され、繰り返し作業の低減を実現しています。また、 高速モードが改善されグラフィックスのパフォーマンスが大幅に強化されたため、処理時間が短縮され、早く結果が得られるようになりました。

スケッチ拘束のコントロール

新しい拘束ツールと設定を使って、より早くさらに簡単にスケッチを作成することができます。 新しく追加されたモードで、すでに拘束されているジオメトリを変更することができます。表示、推定配置、削除のオプションが改善され、拘束をさまざまにコントロールできます。スケッチの拘束に関連する設定も、単一の拘束設定コマンドに整理されています。

カスタマイズ可能な Inventor のホーム画面

Inventor の新しいホーム画面をカスタマイズして、よく使用するタスクに簡単にアクセスできるようになります。

Inventor のホーム画面は自分専用のダッシュボードとして使用でき、以下の機能があります。•テンプレートの表示(ベーシック、フル)•最近使用したファイル一覧で豊富な情報をツールチップとして表示

•最近使用したファイルを見やすく拡大表示•作業中のファイルをピン止めしておくことで仕掛かりファイルをすぐに見つけられるファイル ピン止め機能

•画面下部のタブでファイルの特定領域に切り替え•部内用 Web、ヘルプ、チュートリアルといった学習パスへすばやくアクセス

チュートリアルでの学習と検索

インタラクティブ形式のチュートリアルで、スケッチ、部品、アセンブリ、および図面の基本機能を学習することができます。チュートリアルでは、新規ユーザがワークフローを初めから終わりまで通して体験でき、自分の学習進度を把握することもできます。検索機能が強化されました。1 回クリックするだけで、コマンド、ヘルプのトピック、サポート内容、およびブログやディスカッション グループから、さらに YouTube への投稿からも、検索して結果を表示できるようになりました。

シート メタル設計

シート メタル部品の設計がシンプルになり、生産性がより向上します。Inventor のシートメタル部品は、製作の情報(パンチ ツール パラメータやカスタム曲げテーブルなど)を持ったフラットパターンモデル(展開モデル)と、完成状態を示す曲げた状態の 3Dモデルのセットでシートメタル部品が構成されています。シート メタル曲げの正確な 3D モデルと組み合わせることができます。製造部門では、このフラット パターンを利用して製造コストが最小限になるように微調整することができます。

シート メタル設計のための機能•シート メタルのスタイル、フランジ、締結部品、および製造図面•ロール形状の部品•タッチ形状•パンチ ライブラリ•フラットパターンの変更

アセンブリ設計と使いやすさ

大規模アセンブリ設計のためのデータがコントロールして、設計の一部としてコンポーネントを使用することができます。 位置の定義や、部品の動きを 1 ステップで記述できます。Inventor は、設計を速く進められるだけでなく、アセンブリ用のツールも装備しているため、アセンブリ設計内の部品とコンポーネントがすべて適切に収まることを確認できます。干渉や重量なども検証できるため、より速く仕様を満足させることができる設計を実現することが可能です。このプロセスにより、個別の部品やサブアセンブリをすばやく組み立てて、完成製品の構造を定義することができます。

レイアウトとシステムの設計

ダイナミック スケッチ ブロック機能を利用すると、複数のコンセプトをすばやく評価でき、スケッチをすべての拘束情報が設定された 3D アセンブリ モデルに変換して、より速く3D デジタル プロトタイプを作成することができます。この機能を利用すると、駆動機構、締結部品、鉄骨フレーム、油圧装置といったコンポーネントの配置検討もよりすばやく行うことができます。従来の手法では、紙に書いたりしていた初期の設計検討作業をCAD 上で実施することができるので、複数の設計概念をすばやく検討できるようになります。

プラスチック部品設計

工業デザイン用ソフトウェア Alias で設計したサーフェス モデルを Inventor のネイティブ ジオメトリと組み合わせることで、最大限の柔軟性が得られます。Alias と Inventor を組み合わせることで、製品の

市場投入までの期間を短縮できます。詳細な設計を早い段階から開始でき、工業デザイン部門からの変更依頼をスムーズに取り入れることができます。

プラスチック部品設計のための機能•高度な形状モデリング• Alias 製品からのインポート• スカルプト ツール•サーフェスの品質解析•成形品の定義•専用のプラスチック フィーチャ•ルールに基づいたフィレット作成•勾配角度と断面の解析

ルールに基づいた設計

ルールに基づいた設計を自動化するツールを使用すると、メカニカルエンジニアリングの設計時間を短縮できるため、設計の検討に集中できます。Inventor と完全に統合された iLogic テクノロジーで、ルールに基づいた設計が劇的に簡単になります。そのため、プログラミング経験の浅い、あるいはまったく経験のないユーザでも、設計や製品の情報を取り込んで、そのまま仮想モデルに組み込むことができます。iCopy 機能は、コンポーネントのコピー作業を自動化して、頻繁に使用するアセンブリを簡単にカスタマイズできます。

ハーネス & ケーブル設計

ケーブルとハーネスの配置を 3D デジタル プロトタイプに統合することで、パスの長さが正確に計算でき、小半径のベンドを回避できます。 デジタル プロトタイプを使うことで、ケーブルやハーネスが機械に収まるかを製造前に確認することができます。

新機能

新機能

新機能

機能強化

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I I Pro I I Pro

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機能強化

ケーブルおよびハーネスの設計機能の特長• AutoCAD Electrical との互換性•機能的なハーネス設計•ハーネスの検証•ハーネスの2D 図面化•配線の自動化

チューブ & パイプ設計

ルールに基づいたルーティング ツールを使用して、適切な継手を選択し、パイプ配管を確実に標準規格に適合させることができます。

チューブ & パイプ設計機能の特長•配管継手ライブラリ•チューブとパイプのスタイル設定•パイプ配管の作成•セルフドレン配管•フレキシブル ホース•リジッド管のルーティング•チューブ & パイプのドキュメント作成

アプリで Inventor をカスタマイズ

オートデスク製品をより使いやすくするためのアドオンアプリを掲載しているウェブサイト Autodesk Exchange App には、世界中の Inventorユーザが開発したアプリが多数掲載されています。これらツールを使用することで、さらに仕事の効率を向上させることが可能です。

ツーリングと金型設計

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プラスチック部品の射出成形用金型を設計するうえで重要な作業を自動化することができます。金型形状をすばやく作成して検証できるため、設計ミスが減り、金型の精度も高めることができます。Inventor の金型設計ワークフローは直観的です。経験豊富なユーザなら自然な流れで設計を進めることができ、初心者ユーザには設計支援ツールも用意されています。材料の流動速度と理想的なゲート位置の判断、収縮の評価、プロセス パラメータの設定を行う際、樹脂射出成形シミュレーション ソフトウェア Simulation Moldfl ow のテクノロジーである樹脂流動解析ツールを使って、設計した金型について機械加工前にシミュレーションを行うことで、設計を最適化することができます。

CAD ファイルの変換および互換性

ジオメトリを直接編集

外部から読み込んだソリッド モデルや Inventor のネイティブ ファイルを、パラメータを使用して移動、サイズ設定、回転、削除することができます。

直接編集機能を使用して、以下のことができます。•履歴が複雑なモデルでも、その中のパラメトリック /フィーチャ部品のジオメトリをすばやく正確に変更できます。

•読み込んだ基準ソリッド データが変更できます。•確定せずに再設計の可能性を模索することができます。親アセンブリの構成の中で部品の再設計を検討でき、アクティブな部品のジオメトリを他の関連付けられていない部品からのジオメトリと位置合わせできます。

BIM 相互運用性

Inventor は、建築および施工設計関係者と共に仕事する設計者向けに設計、強化されたツールを搭載しています。使いやすいジオメトリ簡略化ツールでモデルの複雑度が軽減され、フィーチャ認識を使用すれば、建築設計ソフトウェア Revit で認識されるネイティブ フィーチャを使って Inventor の設計を表示できます。

CAD ファイルの変換とデータ交換

Inventor は、他社製 CAD アプリケーションで作られたファイルを読み書きするネイティブ トランスレータが搭載され、CAD 変換ツールとしても使用できます。また、IGES や STEP など業界標準の形式を変換できるトランスレータも搭載しています。これらのトランスレータを使用すれば、顧客が希望するデータ形式でデータをやり取りできます。

インポート可能な他社製 CAD ファイル形式• CATIA V4• CATIA V5• NX• SolidWorks• Pro/ENGINEER• JT• Rhinoceros• Parasolid• Pro/ENGINNER Granite

AutoCAD の統合と DWG の互換性

純正 DWG ™ 形式のファイルを直接読み書きできます。Inventor で作成する 2D 図面ファイルも DWG 形式で保存ができるので、AutoCAD を使用している取引先との設計データ共有もスムーズに行えます。Inventor を使うと、エンジニアが AutoCAD の図面や 3D CAD データを単一のデジタル モデルに統合して、最終製品の仮想表示方法を作成できるようになります。

CAD ファイル相互運用のための機能• AutoCAD Mechanical との互換性• DWG の保存

• DWG を直接開く• DWG ブロック ブラウザ• Inventor のビューで表示される AutoCAD のブロック

•テンプレートの同期• AutoCAD のハッチング パターンをインポート

サブスクリプションで価値を高める

Inventor のソフトウェア ライセンスにサブスクリプションを追加すると、ご使用の Inventor がさらに強化されます。構造解析のための最適化ツールである Optimization for Inventor では、設計条件の候補を複数設定して計算を実行することで、仕様に対して最適な値がどれかを計算してくれます。この計算はオートデスクのクラウド テクノロジーを使用するため、使用中のコンピュータの CPU に負荷はかかりません。

設計ドキュメント作成

製造図面および設計図面の作成

デジタル プロトタイプの 3D モデルをもとに設計図面と製造図面を生成することにより、ミスを減らし、設計内容をすばやく伝達できます。Inventor なら、自動化された図面ビューや図面仕上げ用のさまざまなツールにより、デジタル製図機能が飛躍的に向上します。ユーザ インタフェースは AutoCAD と同等になっているため、AutoCAD の操作に慣れた方は新しい操作を覚える必要はありません。

製造図面および設計図面の作成に関する機能•主要な製図規格すべてに対応•信頼できる DWG 形式を直接読み書き可能•図面ビューの自動化•図面の自動更新•部品表(BOM)•関連付けされた部品のリスト

データ管理

同梱されているデータ管理ソフトウェア Vault を使用すると、設計プロジェクト内でデジタル プロトタイプの設計コンポーネントを管理および追跡できます。排他制御機能により、間違いのないファイルの履歴管理が可能となります。また、設計の再利用が必要な際には過去の設計データの検索をよりスムーズに実現できます。

データ共有およびデータ管理機能の特長•業界最高レベルの CAD 統合•ワークフローの効率化•高速なデータ検索•データの再利用•コンカレント設計•データ整理の自動化•簡単な管理

効果的なビジュアライゼーション

CAD レンダリングおよびビジュアライゼーションのためのツール

設計者ではない関係者に設計図に描かれた意味と設計内容を明快に理解してもらうためには、理解しやすくビジュアル化することが重要です。ビジュアライゼーション ツールを使用すれば、フォトリアルな CAD レンダリングやアニメーションをすばやく作成して、承認者にアイデアを伝えたり、設計内容を製造業者に説明したり、顧客に説得力のあるプレゼンテーションを行ってニーズに合った最高のソリューションであることを納得してもらうことができます。

CAD レンダリングとビジュアライゼーションの機能の特長•ライティング、シェーディング、材料プロパティの高度なコントロール

•すべての製品でビジュアルの忠実度を維持•複数のパブリッシュ形式• DWF マークアップ ファイル

統合された CAD シミュレーション

使いやすい解析機能

実際の製造に取り掛かる前に、製品の性能の最適化と検証を行うことができます。統合された使いやすい機構解析機能と構造解析機能を利用することで、現在の設計が実際の条件下でどのように機能するかを事前に予測できるため、設計変更の時間を節約し、試作製作のコストを削減できます。さらに、サブスクリプション契約ユーザであれば Optimization for Inventor を使用して、数とおりのバリエーションを検討するだけで設計の最適解を見つけることができます。Inventor Professional のパラメトリック解析機能を使用すると、さまざまなパラメータ値の効果を評価できます。シミュレーション ガイドは、荷重、拘束、接触といった条件の定義だけでなく、解析の実行や結果の評価を行う手助けにもなります。包括的な設計シミュレーションにより、アセンブリ全体の機構解析を行い、そこで出た応力の結果をパーツ単体の静的および固有値有限要素解析(FEA)に利用するといったことも可能です。

統合されたモーション シミュレーション

Inventor Professional に搭載されたシミュレーション ツールを使用することで、勘に頼るのではなく、根拠のある設計上の判断を下すことができます。モーション シミュレーション機能では、3D モデル内のアセンブリ拘束値を使用して関連するリジット ボディを特定し、適切なモーション ジョイントを生成して、動作を動的に検証することができます。この機能を利用すれば、可動部品の位置、速度、加速度など、設計した部品の挙動をすばやく確認できます。

Inventor の CAD シミュレーション機能•荷重の定義•ポイント トレース•グラフ作成•アニメーション化されたビジュアライゼーション•カスタム レポートの生成

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統合された有限要素解析(FEA)機能

構造解析の精度と信頼性を高めることができます。有限要素解析(FEA)機能では、シミュレーションのさまざまな時点での反力を構造解析に利用できるので、正確なピーク荷重を使って応力やたわみを予測できます。フレーム ジェネレータと完全に統合されたフレーム解析環境では、耐荷重構造モデルの性能をすばやく効率的に検証できます。解析後に、レポート生成ツールを利用して結果のプレゼンテーションを作成したり、レポートにグラフィックスやアニメーションを組み込んだりできます。

有限要素解析の機能• FEA 環境の定義•静解析•固有値解析•フレーム解析•解析の出力•アダプティブ ソルバ テクノロジー•編集可能なレポート

サステイナブルな設計

Eco Materials Adviser を使用すると、性能を考慮しつつ環境への影響やコストに基づいて最適な材料を選ぶことができます。Granta Design 社(英国)と共同で開発された Eco Materials Adviser があれば、Inventor を使用した設計の中で、材料に関連する環境情報や分析ツールおよびレポート生成ツールにアクセスし、よりよい判断を下してサステイナブル設計を推進できます。

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新機能

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スマート、フレキシブル、パワフル

Autodesk Subscription(サブスクリプション)の利用で、業務プロセスを強化できます。

最新版ソフトウェアの入手

柔軟なライセンス運用

Autodesk® 360 クラウドの特典

技術サポート Maintenance Subscription と同様のメリット

初期費用を抑えられる

ライセンスの増減が簡単

リスクを軽減 Maintenance Subscriptionと同様のメリット

実質無限な演算処理能力

コラボレーションを単純化

ワークフローを効率化

詳細は、autodesk.co.jp/subscriptionをご覧ください。

Autodesk® Maintenance Subscription の特典

Maintenance Subscription で競争力を維持常に最新のソフトウェアと機能を利用できるMaintenance Subscription では、アップグレード費用を抑え、ソフトウェアにかかる費用を計画的に管理することができます。効果的かつ経済的に、常に競争相手の一歩先を行きましょう。

賢い選択で最高の価値をMaintenance Subscription は、コスト効率よく、ソフトウェアやサービスを最新の状態に保ち、オートデスク製品への長期投資を最大化できます。

オートデスク ソフトウェアの最新リリースをいち早く入手できるので、最新のテクノロジーと時間節約機能を使って生産性を高めることができます。また、1 年契約または複数年契約を選択し、期間中にかかる費用をあらかじめ把握することができるため、ソフトウェアにかかる費用を管理しやすくなります。

機能と利点次の機能と特典があります。• 最新版がリリースされるとすぐに入手できるので、常に最新の状態を維持し、競争力を維持できる

• 柔軟なライセンス運用により、必要な場面で必要なツールを利用できる

• Autodesk® 360 クラウド特典により、モバイル性とコラボレーションを向上して設計を最適化できる

• 技術サポートを利用して問題を迅速に解決し、生産性を維持できる

最新版および拡張機能の入手競争で優位に立つMaintenance Subscription を契約すると、常に最新かつ最強のツールを利用できるようになります。製品リリースと拡張機能をいち早く入手できるので、年間を通じて競争力を維持できます。また、Maintenance Subscription ではアップグレード費用を抑えながら常に最新のソフトウェアと機能を利用でき、ソフトウェアにかかる費用を計画的に管理することもできます。効果的かつ経済的に、常に競争相手の一歩先を行きましょう。

柔軟なライセンス運用必要な形態で作業する社内および社外のチームとのコラボレーションでは、適切なタイミングおよび場所で適切なソフトウェアを使用できるようにしておく必要があります。次のような特徴をもったMaintenance Subscriptionの柔軟なライセンス運用*により、いっそう自由にソフトウェアを使用することができます。

前バージョンのライセンス使用権: 特定のバージョンを使ってプロジェクトを進める必要性がある場合があります。前バージョンのライセンス使用権により、デスクトップ ソフトウェアの前バージョンと最新バージョンの両方を使用してプロジェクトを遂行できます。*

自宅使用権(ホーム ユース): いつもオフィスで作業が発生するとは限りません。自宅使用権により、オフィスでも自宅でもソフトウェアを使用できます。

海外使用権: 出張で遠方に行かなければならない場合でも、海外使用権により、ライセンスの有効なソフトウェアを、購入した国以外の場所**で最大90日間使用できます。

技術サポート オプション必要なサポートを受けるMaintenance Subscription では、ニーズと予算に合わせて技術サポート レベルを選択することができます。いずれのオプションでも、インストールおよび環境設定に加えて、お使いのソフトウェアおよびクラウド サービスのトラブルシューティングに関するサポートを受けられます。

ベーシック サポート: Maintenance Subscriptionに付属のベーシック サポートでは、オートデスクのオンライン サポート サービス パッケージを利用できます。

ベーシック サポートの内容は、以下の通りです。

• サポート フォーラム コミュニティ• 1 対1 のオートデスク Web サポート• ヘルプ ドキュメントを備えたオンライン ナレッジベース、チュートリアル、トレーニング ビデオなど、オートデスク オンライン サポートを利用できます。また、オートデスク テクニカルソリューションやサポート フォーラム コミュニティに投稿された質問とその回答を検索することも可能です。

Maintenance Subscription をご契約のお客様はオプションとして、アドバンス サポートやエンタープライズ プライオリティ サポートといったアドオンサービスを購入することも可能です。これらのサービスは、よりすばやく課題を解決したり、生産性を最大化したり、ダウンタイムを最小化するのに役立ちます。

アドバンス サポート: オートデスクのシニア サポートスペシャリストによる1 対1 の電話サポートおよびWeb でのサポートを提供します。アドバンス サポートは、オートデスクのシニア サポートスペシャリストによるグローバルな電話サポート(無制限、優先対応、1 対1 での対応、時間外での対応***)、リモート デスクトップ サポート、Web サポートにおける優先対応オプションなどの特徴があります。

エンタープライズ プライオリティ サポート: オートデスクの大企業様向けプレミアム サポート サービスです。問い合わせ内容に関する最新ステータスの逐次レポート、解決策 / 回避策提供までの目標時間の設定に加え、オートデスク プロダクト サポートにおける最優先対応といった特徴があります。また、このサービスには包括的なプロアクティブサポート プログラム、およびすべての顧客ニーズを直接お聞きするサポート アカウント マネージャーによる支援など、その他のサービスも含まれます。

Autodesk Subscriptionが拡張され、Maintenance Subscription、Desktop Subscription、Cloud Service Subscriptionからなる、オートデスクが提供するすべてのSubscriptionサービスに対応するようになりました。

いずれのSubscriptionサービスを選んでも、最新のソフトウェアリリースやサービスの利用、厳選されたAutodesk® 360クラウド サービス、柔軟なライセンス運用、技術サポートといった特典をご利用いただけます。

Maintenance Subscription特徴と特典Maintenance Subscriptionは、ソフトウェアやサービスを最新の状態に保ち、オートデスク製品への長期投資を最大限に生かす最もコスト効率の高いサービスです。

• 最新版を使用し、常に最新版のソフトウェアをご利用いただけるため、競争力を維持できます。

• 柔軟なライセンス運用で、必要なときに、必要なツールをご利用いただけます。

• Autodesk® 360 クラウドで、モバイル性の向上、コラボレーションの改善、設計の最適化を可能にします。

• 問題を迅速に解決するための技術サポートで生産性を維持します。

Desktop Subscription特徴と特典Desktop Subscriptionにご登録いただくと、1ヵ月、3ヵ月、年間プランから選択して、オートデスクのDesign SuiteとCreation Suiteソフトウェアおよび指定の単体ソフトウェア製品を利用できます。

最新のソフトウェアリリースの入手、必要な Autodesk®

360 クラウドサービス、技術サポートへアクセス。• 低コストでの導入。ライセンスの初期投資や長期の使用を余儀なくされることなく、経費を調整できます。

• 短期間のプロジェクトや人材ニーズの変化に合わせて拡張や縮小を簡単に行えます。

• リスクの少ない、優れた機能。

Cloud Service Subscription特徴と特典Cloud Service Subscription を使用すると、デスクトップで行っていた作業をクラウドで行えるようになります。

• 高度なクラウドコンピューティング能力。デスクトップを占有することなく、高価な専用ハードウェアへの投資を必要とせずに、複雑でリソースに負荷のかかるタスクを実行できます。

• クラウドによる広範なチームとのコラボレーション機能。オフィスからでもモバイル端末からでも、リアルタイムに作業できます。

• 時間や場所を問わないプロジェクトファイルへのアクセス。Web やモバイル端末からアクセスでき、プロジェクトのライフサイクル全体のワークフローを効率化します。

• 最新版のサービスを利用。柔軟なライセンス運用や技術サポートを利用可能。

(※)Subscriptionのご契約(有料)期間のみ利用可能

Autodesk® 360(25GBの追加ストレージ容量)

Autodesk® 360 のレンダリング

Optimization for Inventor®

Autodesk Remote

Mockup 360

Maintenance または Desktop Subscription のご契約で追加されるサービス(※)

* Maintenance Subscription 特典には使用条件が適用されます。製品および言語によっては、ご利用いただけないMaintenance Subscription 特典もあります。クラウド サービスへのアクセスにはインターネット接続が必要であり、サービス利用規約に記載されているあらゆる地理的制約を受けます。

** 欧州経済領域/ スイスで購入されたソフトウェアは、欧州経済領域およびスイスで使用することができます。*** 時間外サポート(平日24 時間)は、3 つの地域の時間帯(南北アメリカは米国東部、欧州・中東・アフリカはヨーロッパ中央、アジア太平洋地域はシンガポール)を基準に定められており、月曜から金曜日の平日24 時間対応(当該地域

のオートデスク休業日を除く)です。時間外サポートのサポート受付時間は、電話サポートの場合。Web からのサポート リクエストは常時送信可能です。

自社の長期的な成功を望むのであれば、Maintenance Subscription を契約するべきでしょう。

Ayers Saint Gross 社アソシエイト プリンシパルAndrew Watkins 氏

ULTIMATE PREMIUM

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Autodesk® 360 クラウドの特典

Autodesk 360 でさらに便利にMaintenance Subscription を購入すると、Autodesk 360で利用できるストレージ容量と機能が増え、柔軟なアクセス、コラボレーションの向上、革新的な設計の高速化により、作業のあり方が大幅に向上されます。また、クラウド サービスも利用できるので、クラウドのほぼ無限の演算処理能力によって設計をより効果的に視覚化および最適化することができます。

コラボレーションの合理化Autodesk 360 アカウントを利用すれば、Webブラウザやモバイル デバイスを使って第三者に設計を直接表示または編集してもらったり、設計についてコメントしてもらうことができます(設計ソフトウェアは必要ありません)。コラボレーション プロセス全体がクラウド上に記録され、シームレスでよく整理されたワークフローを構築し、より優れた設計を作成することができます。

クラウド ストレージの容量増加Maintenance Subscription を契約すると、Autodesk 360 アカウントで利用できるストレージ容量が1 シートあたり25GB に増加します。クラウドにファイルを保存すれば、Web やモバイル アプリケーションを通していつでも、どこからでもファイルにアクセスしたり、チームとつながることができます。一元化された360ワークスペースを活用し、常に最も効率の良い場所で作業してください。

安心、安全なクラウド ワークスペースAutodesk 360 クラウド プラットフォームは、Webサービス専用の安全で信頼性が高く、保護されたインフラストラクチャを利用しています。データおよび認証情報の保護とバックアップが行われるため、安心して作業やコラボレーションを行えます。

管理ツール特典の管理と整理契約管理者は、Autodesk Subscription センターで以下のレポートおよび管理ツールを使用して、組織のMaintenance Subscription 特典を簡単に管理することができます。

• カバレッジ レポート: ソフトウェア ライセンスとシートを追跡および管理できます。契約番号、契約開始日と終了日、グループ名、製品の詳細といった詳しい情報を確認することができます。

• 更新レポート: 90 日以内に期限が切れる契約に関する更新情報を確認できます。

• 各種ユーザ管理機能とツール: 特定のMaintenance Subscription 特典にアクセスできるユーザを管理できます。

• 使用レポート: 特定のクラウド特典を使用する際に消費されたクラウド クレジットを追跡できます。

デスクトップからクラウドへとワークフローを拡張オートデスクの単体製品またはスイート製品のMaintenance Subscription を購入すると、Autodesk 360 の豊富なクラウド サービスおよびクラウド対応ソフトウェアを利用できるようになります。クラウドのほぼ無限の演算機能により、デスクトップに縛られることも高価なハードウェアを購入することもなく、タスクを実行できます。複数の設計案の性能をテストする、ビジュアライゼーションの数を短時間で増やすなど、ワークフローの一部として活用してください。

説得力のあるレンダリングAutodesk 360 でレンダリングすれば、時間とコストをかけることなく、説得力のあるフォトリアリスティックなビジュアライゼーションやパノラマを作成することができます。デスクトップに縛られることもなければ、専用のレンダリング ハードウェアを購入する必要もありません。

最適化とコラボレーションの合理化Optimization for Autodesk® Inventor® を使って複数の製品設計案の性能をテストすることで、デスクトップの枠を超えたコンセプト開発とシミュレーションを行うことができます。

共同作業をリアルタイムで設計の 3D デジタル モックアップに対してリアルタイムで他のユーザと共同作業できます。特別バージョンでは最大 5 つのモックアップ プロジェクトを同時に管理することができます。

リモート デスクトップに接続して必要なデータにアクセスRemote™ のサービスを使えば、メインで使用するコンピュータにインストールしたオートデスク ソフトウェアをリモートの PC や iPad から操作してネイティブのデザイン データにアクセスすることができます。Inventor および Revit ソフトウェアとのみ互換性のある iPad のアプリを使えば、インターネットに接続できる場所ならどこからでも仕事ができます。

Product Design Suite 各エディションと Inventor、AutoCAD Mechanical の機能比較Product Design Suite の各エディションを比較し、用途に合った最適なエディションをお選びください Product Design Suite の 2 つのエディション(Premium、Ultimate)に含まれるソフトウェアの比較一覧表です。

Maintenance Subscription または Desktop Subscription 付き永久ライセンスのご購入で、クラウド サービスをご利用いただけます。

PRODUCT DESIGN SUITE 2015 ULTIMATE

Inventor Professional2015

PRODUCT DESIGN SUITE 2015 PREMIUM

AutoCAD Mechanical2015

エンジニアリング設計の生産性

デジタル プロトタイプ

使いやすい 3D 機械設計

3D パーツおよびアセンブリ設計

フリーフォーム モデリング

直接編集

ルールベースの設計/自動化

カタログ/購入/標準部品のライブラリ

プラスチック部品設計

3D デジタル モックアップによるリアル タイムのコラボレーション

シート メタル設計

フレームおよび溶接設計

モールド、ツーリング、ダイ

ケーブル & ハーネスの設計およびチューブ & パイプ配管

統合された電気制御設計と機械設計

電気制御設計

ビジュアライゼーションとコンセプト デザイン

AutoCAD でデザイン コンセプトを探求

フォトリアルなレンダリングおよびプレゼンテーション

リアルタイムのデザイン ビジュアライゼーション

柔軟なプロダクト モデリング

映画品質のレンダリングと 3D アニメーション

製品シミュレーションおよび設計検証

ほぼ無限の演算処理能力

クラウドベースのパラメトリックな最適化

点群ツール

コストを考慮した材料の選択

アセンブリレベルの干渉チェック

製造可能性の確認

プロフェッショナルな作図およびドキュメンテーション ツール

アセンブリレベルの設計最適化**

アセンブリレベルの有限要素解析(FEA)

アセンブリレベルのダイナミック シミュレーション

設置および解体シーケンスのシミュレーション

施設レベルの干渉チェック

ドキュメント作成およびデータ共有

DWG™ ファイルのネイティブ サポート

自動図面ビューの作成

部品表(BOM)の生成

国際標準規格に対応

DWG、DWF、PDF ファイルのマークアップ

3D 設計をモバイルとオンラインで共有

BIM との相互運用性

ネイティブ トランスレータ

製品内でのデータ管理

設定可能なデータ セキュリティ

複数ユーザ/コンカレント設計

設計データ整理の自動化

簡単な管理

スマートなパネル レイアウト図面

大規模なデザイン レビューとコラボレーション

レイアウト設計、フライスルー、ウォークスルー

プロ仕様の製図およびドキュメント作成ツール

製品

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オートデスク デジタル プロトタイプ ソリューション

Autodesk Digital Prototyping

Make Great Products~よいものをつくる~

製品設計、製造サイクルの早い段階で、さまざまな検討、検証を重ねることにより、品質の造り込み、設計の最適化が可能になります。オートデスクでは、実物を製作する前にデジタルで試作を行い、製品開発プロセスの加速を支援するソリューションを、6 つのカテゴリにわたってご提供しています。

オートデスクのデジタル プロトタイプ ソリューションは、下記web サイトでもご紹介しています。www.autodesk.co.jp/dp

コンセプト製品企画や構想設計段階で求められる様々なアイデアを素早く、正しく意図を伝達するためのデジタルスケッチやサーフェスモデルを思い通りに作成するツールを豊富に揃えています。

ビジュアライゼーション完成した製品の見た目を想像するのではなく実際に可視化することで、意思決定を促進したり、製品の販促を早い段階から開始できます。これにより、販売機会を最大化することが可能です。

設計従来のCAD の概念にとらわれることなく、2 次元 / 3 次元を問わない柔軟な設計環境を提供します。パラメトリックな設計環境で設計変更にも柔軟に対応し、正確な設計/図面作成を支援します。

シミュレーション不具合の可能性を事前に検証した上で設計をすることは重要です。線形/非線形を問わない構造および機構解析をはじめ、さまざまなメカニカル解析および樹脂流動解析ツールを提供しています。

ファクトリ/製造製造プロセスでも設計データを共有してプロセスを加速できます。ファクトリ レイアウト検討において、検証、シミュレーション、コラボレーションを行うプロジェクトレビュー ソリューションを提供します。

サービス&サポート製品納品後のアフター サービスやサポートにおいても製品の設計情報があればすばやく対応することができます。さまざまなテクニカル ドキュメント作成等でもオートデスクのソリューションが役立ちます。

デスクトップ

ソリューション

クラウド&モバイル

Autodesk Product Design Suite ファミリー

設 計 シミュレーション ビジュアライゼーション ファクトリ/製造 サービス&サポートコンセプト

Autodesk Alias Design高品質なサーフェス モデルでコンセプトデザインを作成。Inventorとの連携もスムーズ

Autodesk ReCap既に存在する製品や建物、地域などのスキャンデータや写真を取り込み3D デザインを行えるデータを生成3D CAD と連携して設計をよりスムーズに

Autodesk Inventor をメイン製品として、メカニカル設計、ビジュアライゼーション、シミュレーションが可能な各ソフトウェアを1 つにまとめたパッケージ。初期のコンセプトデザインから詳細設計、シミュレーションまで、製品設計ワークフロー全体を通じて利用可能 Autodesk Factory Design Suite ファミリー

AutoCAD

工場レイアウト設計に特化した機能とワークフローを追加したツール

AutoCADMechanical

AutoCADArchitecture

3D 設計データを利用して工場レイアウト設計を効率化

Autodesk Inventor メカニカル設計および解析のための3D CAD初めて3D 設計を導入する方からエキスパートまであらゆるニーズに対応マルチCAD インタフェース、AutoCAD DWG 図面とスムーズに連携

AutoCAD2D&3D オールインワンCAD のAutoCAD プロフェッショナルのための2D CAD、AutoCAD LT

AutoCAD Mechanical製造業向け機械設計のためのAutoCAD

AutoCAD Electrical電気制御設計に特化したAutoCAD

AutodeskInventor ProfessionalInventor の基本機能に加え、配管・配線設計、機構および構造解析、金型設計の機能を搭載。より高精度な設計が可能

Autodesk VRED効果的なワークフローと驚きの描画速度で圧倒的にリアリスティックなビジュアルプロトタイプを実現

AutodeskInventor Publisherさまざまな目的に対応できる2D/3D テクニカル ドキュメントを作成

Autodesk Showcase実在するかのようにリアルで高品質な表現で、デザインレビューを効率化

Autodesk3ds Max Designビジュアライゼーションスペシャリストのための包括的な統合型レンダリング、3D モデリング、アニメーションソリューション

Autodesk Navisworks検証、シミュレーション、コミュニケーションを行うプロジェクトレビューソリューション

Autodesk Inventor

AutodeskFactory Design Utility

Autodesk ReCapAutodesk Inventor Engineer-to-Order受託開発案件における見積や手配などのビジネスプロセスを自動化、統合するアプリケーションの開発用プラットフォーム。デザイン・セールスオートメーションを実現

Autodesk Simulation MechanicalマルチCAD 対応で、設計者から解析専任者までのあらゆるニーズに対応可能な各種メカニカル解析ツール

Autodesk Simulation CFD流体流れおよび熱シミュレーションのためのソリューション

Autodesk Simulation Moldflow射出成形用金型設計、プラスチック部品設計、および射出成形設計のための各種シミュレーション

Autodesk Vault ファミリー

Autodesk Factory Design Utility

ReCap 360写真データから3Dメッシュを作成

Autodesk 360クラウド ベースのソリューションで、情報共有、共同作業をスムーズに

Autodesk ForceEffect/Motion/Flow

Configurator 360Webベースのコンフィグレータ

Mockup 360遠隔地とのデザインレビュー

SIM 360小規模プロジェクト&低予算でも容易に導入可能な製造業向け解析ソリューション

Autodesk Fusion 360小規模プロジェクト&低予算でも容易に導入可能な製造業向け3D設計ソリューション

Autodesk Inventor Publisher Mobile Viewer

Autodesk PLM 360小規模プロジェクト&低予算でも容易に導入可能なデータ管理ソリューション

AutoCAD 360クラウド上のAutoCADで、より緊密なコミュニケーション

Configurator 360Webベースのコンフィグレータ

Mockup 360遠隔地とのデザインレビュー

AutoCAD Electrical Mobile

作業中の設計データ管理からリビジョン管  理まで、さまざまなデータを管理

Autodesk Factory Design Mobile

Process Analysis 360

オートデスク デジタル プロトタイプ製品ポートフォリオ

※Autodesk、AutoCAD、Inventor、Alias、Showcase、3ds Max、Navisworks、Moldfl ow、Mockup 360、Confi gurator 360、VRED、ForceEffect、Fusion 360、ReCap、Sim 360 は、米国および /またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。 その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。該当製品およびサービスの提供、機能および価格は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。 また、本書には誤植または図表の誤りを含む可能性がありますが、これに対して当 社では責任を負いませんので予めご了承ください。 © 2014 Autodesk, Inc. All rights reserved.

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私たちのフィールドとしては、機械構造や昇降機関係、電力関係がありますが、だからといってこれににこだわってはいませんし、自由に動ける立場なんですね。私たちは今やっていることにけっして満足することなく、Product Design Suite にせよ 3D プリンタにせよ、それをどのように活用できるか、新しいシチュエーションで何か展開できないか、について常に考え続けています。

テスコ株式会社 府中事務所 エンジニアリング事務所次長丸山英樹 氏

皆さんが家やマンション、車などを購入する時は、モデルルームなどへ行き現物を確認しますよね。プラント設備も同じで、施工前にメンテナンス性や完成した現物を確認したいということです。従来は、2D 図面などから完成形状を完全には把握できないため、施工途中などで設計変更を行うことなどもありました。Product Design Suite によって設計モデルをあらゆる観点から現物に近いリアルな 3D 環境で早期にお客様へご説明することが出来るようになりました。

構造解析と設計の 3D 化がもたらす気づきと理解自動車の溶接治具の設計で、自動車のボディデータをいただいたときに、2 次元 CADでは図面を描くことができなかったことがきっかけで、本格的に 3D CAD を使い始めました。AutoCAD を使っていましたので、連携や親和性を重視して、Inventor を使い始めました。構造解析を使って強度の計算もしています。3D 化は、見た目のわかりやすさが一番のメリットです。可視化できるのでイメージしやすく、検討していなかった部分に気付くことができて頼もしいですね。

30% の設計時間短縮と、10% の軽量化を実現 斜面地における昇降機の設計・製造に、もともと AutoCAD および AutoCAD Mechanical を使用していました。機器の干渉等の問題で、工程の出戻りがあったため、設計の段階ですべての不具合をつぶしていこうということで、Inventor を導入しました。従来と比べて約 30% の設計時間短縮ができました。工程の出戻りはほぼゼロにまでもっていくことができています。Inventor を使ってモデリングし、Showcase でビジュアライズした「デジタル プロトタイプ」で、仕上がった状態を視覚的にアピールすることができるのが大きな利点です。

梱包に見せる達人技

すべての部品を組み合わせる様子を 3D でテストできたため、組み立て時の問題を事前に特定できました。そのおかげで、製造時間を少なくとも 66% 短縮することができました。コンピューター上で問題を見つけることで現場での問題発生を最小限に抑え、時間もコストも削減できたのです。

フルストーリーは Web でwww.autodesk.co.jp/PrDS

新潟原動機株式会社( IHI グループ) 技術センター プラントエンジニアリンググループ 製作・施工設計チーム シニアアシスタントマネージャー 福岡和彦 氏

三友工業株式会社産機システム事業部 音響システム課 二村和宏 氏

株式会社嘉穂製作所技術部 開発設計課 坪根伸也 氏

Autodesk Product Design Suite をご利用のお客様の声

Product Design Suite をトータルに活用し3D データを社内全体で使い尽くす

Product Design Suite や 3D プリンタで新たな3次元設計ビジネスの世界を開拓

Autodesk Inventor の 3D データを活かしてプラント設計における生産性の大幅改善を目指す

設計そのものに加えて 3D プリンタの出力を提供していくことで自分たちの3次元設計に新しい付加価値を加えていく

「プラント設計において非常に大きな比重を占める作業に、パイピング設計があります。実際、私たちの実務の8割は、このパイピングで占められていると言っても過言ではありません。しかし従来から使用していた3次元 CAD ではこのパイピング設計が難しく、効率化を阻害する大きなボトルネックとなっていました。」厳しい市場環境のもと、プラント設計もより高い生産性と品質が求められるようになっていくなか、このパイピング設計の効率化が急務となったのは当然である。そこで福岡氏が注目したのが Autodesk Inventor と、これをパッケージしたエンジニアリング設計の包括的ソリューション Autodesk Product Design Suite だった。「世の中には多くの3次元 CAD がありますが、パイピングやワイヤリングの機能は CAD により大きな差があります。Inventor は、このパイピングの機能が非常に優れていました。」従来、同社が使っていた3次元 CAD では3次元上でダイレクトにパイピングすることができなかったため、従来の CAD システムは2次元で考えた上で合成投影しながら配管ルートを導き出して行くという大変な手間をかけていた。しかし、Inventor を使えば、この面倒なパイピングを3次元でダイレクトに引くことができたのである。「言わば、3次元上で直感的にパイピングをできるのです。設計者自身がこれを使いこなせば、パイピング設計の作業負担は、現状の10分の1以下に抑えられると確信

「最近では、たとえばある施設の建物で、お客様の要望に応えて室内の装置の配置を企画するといった仕事も行っています。そこで建物の 3D モデルを作りウォークスルーで室内をお見せするということも必要になるわけです。実際、ウォークスルーをお見せしたお客様からは“これがやりたかった!”と言っていただけました。」また昇降機の施工設計では、その昇降機を入れる建物の施工側との連携も重要になる。つまり建設業界で話題となっている BIM の流れにも Autodesk Revit を使って対応していく必要があるのだ。そうなってくると、従来は、Inventor とは別に、 Autodesk 3ds Max といった CG ソフトなど、決して安くない専用ソフト群を買い揃えていくしかなかった。「しかし Product Design Suite を買えば Inventor はもちろん、3ds Max もパッケージされています。また建築設計用のBuilding Design Suite であればRevit とInventor がパッケージされたものもあります。これさえ買っておけば、やりたいことはだいたい何でもできるわけです。いや、逆にこれを活かすことで、仕事を広げていくことも狙えるでしょう。たとえばパッケージされているシミュレーションツール等も、私たちの作った3次元データと組合せれば、発想次第でいろんなことに転用できる気がしています。」このように Product Design Suite を核とする3次元設計のパワーで新たな市場開拓を続けるテスコが、3D プリンタに続く新アイテムとして注目してい

しました。」まさにそれは、福岡氏らにとって大きなターニングポイントだった。同社のプラント設計効率化を阻害していた課題が一気にクリアされ、生産性の飛躍的向上が可能となったのである。だが、福岡氏が Product Design Suite を選んだ理由は、実はそれだけではない。Product Design Suite に一緒にパッケージされているAutodesk 3ds Max や Autodesk Showcase 等のCG製品との連携による新たなビジュアライゼーションへの展開が、もう一つの重要な選定ポイントとなったのである。

設計の生データを、 Autodesk 3ds Max でビジュアライゼーションすることで、作り物のCGではない、本物の強さが表現され、説得力に繋がる

フルストーリーは Web でwww.autodesk.co.jp/PrDS

るのが 3D スキャナである。同氏によれば、それはたとえば既存の昇降機のリニューアル工事などで大きな戦力になるのだという。

Autodesk Inventor のデータを元に 3D プリンタで建物モデルを造形

フルストーリーは Web でwww.autodesk.co.jp/PrDS

新潟原動機株式会社( IHI グループ)所在地

東京都千代田区

ソフトウェアAutodesk® Product Design Suite

三友工業株式会社所在地

愛知県小牧市

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株式会社嘉穂製作所所在地

福岡県飯塚市

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Sunkist Research 社所在地

アメリカ カルフォルニア

ソフトウェアAutodesk® Product Design SuiteAutodesk® Vault

テスコ株式会社 府中事務所所在地

東京都府中市

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フルストーリー、およびその他の事例映像を下記でご紹介しています:www.youtube.com/autodeskmfgonline1

解析専門の部署を設けるのはなかなか難しく、かといって外注コストは掛けられないため、精度の高い結果を出す上で設計者自ら解析する方が効率が良いわけです。しかし高度な解析ソフトは設計者が使うにはハードルが高く、やはり Inventorや Simulation Mechanical といったツールが最適の選択でした。これならば、設計者でも簡単に、思いついたらいつでもパッと使えるので、設計者が実務の中で縦横に活用できるのです。

斎藤遠心機工業株式会社 技術部 設計二課課長岡本幸夫 氏

斎藤遠心機工業株式会社 技術部 設計二課朱國源 氏

世界と戦う遠心分離機メーカーの武器は設計者みずから解析を活用する3次元設計Inventor による干渉チェックや解析を応用し不具合を事前に潰せば厳しい納期短縮やコストダウン要求にも対応できる

「勘と経験ばかりでなく、干渉チェックや解析を応用して不具合を事前に潰しておけば、納期短縮やコストダウンにも繋げられます。当社も設計3次元化に着手していたので、そこで生成される3次元モデルを活かそうと考えたのです。」その言葉通り、それまで AutoCAD Mechanical を使っていた同社も Autodesk Product Design Suite への切替を進めていた。長年の AutoCAD ユーザだけに2D図面を中心とする膨大な情報資産を生かす必要もあり Inventor を選んだのである。岡本氏の下、実際に3次元化に取組んだ朱氏は語る。「初めて Inventor に触れた時は非常に驚きました。とにかく使いやすいんです。だから3次元設計への切替は、きわめてスムーズに進みました。実際、頭の中にあるモノをそのまま形にできるので、間違いも減るし、チェックも簡単です。ミスによる手戻りは以前の半分以下でしょう。そうして3次元に慣れていくうち、より高度な解析も自分たちでできないか、考え始めたのです。」「解析部門を持たない当社では、解析をアウトソーシングするなどしていましたが、どうしても時間と費用がかかっていました。」「機械を一番分かっているのは設計者自身です。ですから設計しながら“ここの構造を解析したい”とか“ちょっと確認したい”といった時、設計者自身が解析ツールを使った方がずっと早いわけです。 Inventor がスムーズに馴染んだのを見て、すぐに解析もやってみようと提案

しました。」(岡本氏)そのためのツールは Inventor による 3D モデルを活用するため、同じオートデスクの Simulation Mechanical が選ばれた。

解析を使えば応力分布をすぐに確認できる

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斎藤遠心機工業株式会社所在地

東京都大田区

ソフトウェアAutodesk® Product Design SuiteAutodesk® Simulation Mechanical