78
平成 29 年度 事 業 報 告 書 社会福祉法人 特別養護老人ホーム尚古園 サテライト特養尚古園 尚古園デイサービスセンター 緑が丘デイサービスセンター サテライト尚古園デイサービスセンター デイサービスセンター山径 尚古園指定居宅介護支援事業所

社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

平成 29 年度

事 業 報 告 書

社会福祉法人 善 隣 会

特 別 養 護 老 人 ホ ー ム 尚 古 園

サ テ ラ イ ト 特 養 尚 古 園

尚古園デイサービスセンター

緑が丘デイサービスセンター

サ テ ラ イ ト 尚 古 園 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー

グ ル ー プ ホ ー ム 山 径

デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー 山 径

尚古園指定居宅介護支援事業所

Page 2: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 3: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

目 次

法人本部

1. 善隣会の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

2. 平成 29 年度事業報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

3. 運営組織・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

4. 法人教育・研修体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

5. 組織図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

特別養護老人ホーム尚古園

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13

2. 年間行事予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

4. 施設実習受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

5. 在宅サービス受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

6. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

7. 食事と栄養・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

8. ひまわり会(利用者の会)活動状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22

9. ご家族との連携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

10. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

サテライト特養尚古園

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26

2. 年間行事予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29

4. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30

5. 施設実習受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30

6. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

7. 運営推進会議の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33

尚古園デイサービスセンター

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34

2. 会議開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37

4. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37

5. 実習受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38

6. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38

Page 4: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

緑が丘デイサービスセンター

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40

2. 会議開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42

4. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42

5. 実習受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42

6. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43

サテライト尚古園デイサービスセンター

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45

2. 会議開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

4. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

5. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

グループホーム山径

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49

2. 会議開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50

3. 年間行事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50

4. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52

5. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53

6. 実習受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53

7. 運営推進会議の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54

デイサービスセンター山径

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55

2. 会議開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56

3. ボランティア受け入れ状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56

4. 利用者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57

尚古園指定居宅介護支援事業所

1. 利用者生活支援状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59

2. 給付管理状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59

3. 職員研修状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

Page 5: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 1 -

1、善 隣 会 の 概 要

(1) 沿 革 昭和 49年 9 月 社会福祉法人設立認可申請

昭和 50 年 6 月 社会福祉法人善隣会 設立認可

昭和 50 年 10 月 特別養護老人ホーム尚古園新築工事着工

昭和 51年 6 月 特別養護老人ホーム尚古園完成 事業開始 (50床)

日本自転車振興会助成、山梨県補助

昭和 52 年 9 月 特別養護老人ホーム尚古園新館増床要望書提出

昭和 53 年 4 月 特別養護老人ホーム尚古園新館増床認可

昭和 53 年 11 月 特別養護老人ホーム尚古園新館工事着工

昭和 54 年 6 月 特別養護老人ホーム尚古園新館竣工 (30床)

事業開始 (定員 80 名) 日本自転車振興会助成、山梨県補助

平成 1 年 12 月 特別養護老人ホーム尚古園スプリンクラー設置

日本自転車振興会助成、山梨県・甲府市補助

平成 4 年 4 月 尚古園本館給湯給水設備改修、車両財団助成金 甲府市補助金

平成 12 年 3 月 特別養護老人ホーム尚古園大規模修繕・拡張工事完成

(国保・山梨県・甲府市補助金)

平成 12 年 4 月 介護保険事業者指定 事業開始

・介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム尚古園)

・短期入所生活介護 (特別養護老人ホーム尚古園)

・居宅介護支援事業 (尚古園指定居宅介護支援事業所)

平成 13 年 3 月 尚古園デイサービスセンター・グループホーム山径

整備計画書提出

平成 14 年 1 月 尚古園デイサービスセンター・グループホーム山径

創設工事着工

平成 14 年 8 月 尚古園デイサービスセンター・グループホーム山径

創設工事峻工、 国庫・山梨県補助金

平成 14 年 11 月 介護保険事業者指定 事業開始

・通所介護 (尚古園デイサービスセンター、定員 15名)

・認知症対応型共同生活介護 (グループホーム山径、定員 9名)

平成 15 年 4 月 尚古園デイサービスセンター定員 20名に変更

平成 15 年 10 月 尚古園デイサービスセンター定員 25名に変更

平成 16 年 3 月 介護保険事業者指定 事業開始

・通所介護 (緑が丘デイサービスセンター、定員 8 名)

平成 16 年 11 月 駐車場設置工事着工

平成 17 年 1 月 駐車場設置工事完成

平成 17 年 2 月 緑が丘デイサービスセンター定員 10名に変更

平成 17 年 11 月 緑が丘デイサービスセンター拡張工事完成

平成 17 年 12 月 機械浴槽を設置 平成 17年度年賀寄附配分金

Page 6: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 2 -

平成 17 年 12 月 尚古園太陽光発電システム設置

新エネルギー財団・東京電力助成

平成 18 年 2 月 尚古園エレベーター改修、設置

平成 18 年 8 月 地域密着型サテライト特養尚古園選定

平成 18 年 10 月 特養尚古園ショート居室増床工事 (8床)

平成 18 年 12 月 ボイラー地上タンク設置、ボイラー改修工事

平成 18 年 12 月 地域密着型サテライト特養尚古園施設設備費、

甲府市助成金交付内定

平成 19 年 4 月 サテライト特養尚古園事業開始

平成 19 年 7 月 尚古園中央デイサービスセンター事業申請提出

平成 19 年 8 月 尚古園中央デイサービスセンター事業開始

サテライト特養尚古園短期入所生活介護申請(空床型)

平成 19 年 9 月 サテライト特養尚古園短期入所生活介護事業開始(空床型)

平成 20 年 7 月 特別養護老人ホーム尚古園建物・設備改修工事着工

財団法人車両競技公益資金記念財団補助事業

平成 20 年 8 月 尚古園中央デイサービスセンター競輪公益金補助事業により

福祉車両を整備

平成 20 年 11 月 サテライト特養尚古園土地・建物を自己保有資産とする

平成 21 年 4 月 デイサービス山径事業開始

平成 21年 7 月 サテライト特養尚古園短期入所生活介護休止

平成 21年 8 月 特別養護老人ホーム尚古園受水槽設置工事開始

平成 22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉

車両を整備

平成 22年 8 月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

甲府市助成金交付決定

平成 22 年 9 月 特別養護老人ホーム尚古園浴室棟増築工事完成

平成 22 年 11 月 サテライト特養尚古園・尚古園中央デイサービスセンター

スプリンクラー設置工事完成

平成 23年 9 月 サテライト特養尚古園 高圧電気設備の全面更新

平成 24 年 4 月 特別養護老人ホーム尚古園 居室廊下等全面改修工事(8月終了)

照明器具省エネ改修工事(尚古園・尚古園デイ・グループホーム)

平成 24 年 9 月 尚古園ガス設備工事・業者変更

バルク及び旧配管撤去、新規ガスボンベ保管庫設置(厨房横)

平成 24 年 12 月 尚古園中央デイサービスセンター事業休止

平成 25 年 1 月 サテライト特養尚古園 併設型ショートスティ 6床開設

平成 25年 5 月 事業用敷地購入(甲府市緑が丘一丁目 158番 面積 872.79 ㎡)

平成 25年 8 月 尚古園中央デイサービスセンター事業廃止

平成 25 年 11 月 サテライト特養尚古園 併設型ショートスティ事業廃止

平成 25年 12月 特別養護老人ホーム尚古園 中央競馬馬主社会福祉財団補助事業に

より福祉車両を整備

Page 7: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 3 -

平成 26年 4 月 サテライト尚古園デイサービスセンター事業開始(定員 10名)

平成 26 年 10 月 尚古園空調設備改修

平成 27年 3 月 サテライト尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により

福祉車両を整備

平成 27年 7 月 サテライト特養尚古園エレベーター改修工事

平成 27年 10月 サテライト特養尚古園サッシ入替その他改修工事

平成 28 年 3 月 グループホーム山径エアコン改修工事

平成 28年 7 月 尚古園短期入所生活介護事業定員変更(定員 8名→定員 10名)

平成 28 年 10 月 サテライト特養尚古園多目的室設置工事

平成 29 年 4月 尚古園、サテライト特養尚古園防犯設備設置工事

平成 29年 11月 尚古園居室区分変更工事

平成 29年 12月 サテライト特養尚古園ガス給湯器交換工事

平成 29年 12月 尚古園デイサービスセンター壁紙張り替え工事

平成 30年 2月 尚古園デイサービスセンター昇温配管更新工事

平成 30年 2月 尚古園電話設備更新工事

平成 30年 2月 尚古園移動式消火設備設置及び火災通報装置連動工事

(2)規 模 敷 地 面 積

甲府市和田町 2948‐6 外 (一部借地) 7,569.98㎡

甲府市緑が丘 1 丁目 158番 2,4,11,13 872.79 ㎡

甲府市緑が丘 2 丁目 11‐2 (借地) 172.79 ㎡

甲府市中央 1丁目 446 番地 505.11㎡

延 床 面 積

特別養護老人ホーム尚古園 3,056.31 ㎡

尚古園デイサービスセンター 389.85 ㎡

グループホーム山径 473.91 ㎡

緑が丘デイサービスセンター(借家) 103.38 ㎡

サテライト特養尚古園 923.62 ㎡

サテライト尚古園デイサービスセンター 220.20 ㎡

(3)法人の概要

法人本部・事業所の所在地

本部・主たる事業所

緑が丘デイサービス

サテライト特養サテ・デイサービス他

廣 瀬 朱 實代表者名 法人認可年月日

山梨県甲府市和田町2948番地の6

山梨県甲府市緑が丘2丁目11番地2

山梨県甲府市中央1丁目16番地2

法人登記年月日昭和50年6月24日 昭和50年7月9日

Page 8: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 4 -

評 議 員 石 原 正 文 病院勤務

評 議 員 塚 田 正 郎 不動産業

評 議 員 志村 眞佐子 無職

評 議 員 上 原 雅 志 私立高等学校講師

評 議 員 土 屋 紘 一 無職

評 議 員 木 村 正 和 大学講師

評 議 員 伊 藤 洽 子 会社役員

藤 谷 真 之

備  考職 業 ・ 所 属 等

理  事 窪 田 一 郎

常勤理事

役  職 氏  名

理 事 長 廣 瀬 朱 實

佛念寺住職

会社役員

常勤理事特別養護老人ホーム尚古園施設長

デイサービスセンター山径所長 他

土 屋   直

理  事

理  事

饗 場 紀 典

理  事 無職風 間 丈 子

無職

(5)役員(理事定数6名、監事定数2名、評議員定数7名)

和田町民生委員市立小学校講師

監  事 中 込 正 巳

監  事 宮 田 洋 美

中込経理事務所所長

理  事

清水あい子

サテライト特養尚古園短期入所生活介護事業所

鮎川真司

3名

━中村晃紹

窪田一郎

10名

9名

岸泰彦

定員

介護老人福祉施設 特別養護老人ホーム尚古園 窪田一郎 80名

小川ひろみ

名称

特別養護老人ホーム尚古園 窪田一郎

(空床型)

尚古園指定居宅介護支援事業所

10名

25名

認知症対応型

共同生活介護事業

通所介護事業

(介護予防・総合事業含)サテライト尚古園デイサービスセンター

デイサービスセンター山径

居宅介護支援事業

認知症対応型

通所介護事業

緑が丘デイサービスセンター

事業の種類 施設・事業種別施設長名事業所長名

鮎川真司

短期入所生活介護事業(介護予防含)

(4)法人の実施事業

第二種社会福祉事業

社会福祉

事業

通所介護事業

(介護予防・総合事業含)

グループホーム山径

公益事業

20名

第一種社会福祉事業

短期入所生活介護事業

介護老人福祉施設 サテライト特養尚古園

尚古園デイサービスセンター通所介護事業

(介護予防・総合事業含)清水努

10名

Page 9: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 5 -

(理事会)

(評議員会)

・ 平成29年度 補正予算(案)の承認について・ 平成30年度 事業計画(案)の承認について・ 平成30年度 予算(案)の承認について

平成29年10月25日

・ 理事長の選任について・ 業務執行理事の選任について

理事 5名監事 2名

平成29年6月18日

平成29年6月18日理事 6名監事 2名

平成30年3月29日理事 6名監事 2名

出席者数

理事 6名監事 2名

開催年月日

(6)理事会・評議員会開催状況

評議員6名理事 2名監事 2名

・ 平成28年度 事業報告について・ 平成28年度 決算の承認について・ 平成28年度 監事監査報告について・ 平成29年度 定時評議員会の招集について・ 平成29年度 定時評議員会の提出議案について

・ 平成29年度補正予算(案)について・ 職員就業規則及び職員給与規程の一部改正について

平成29年5月22日

議 決 事 項

・ 定款変更について・ 理事・監事の選任について・ 役員報酬規程について・・ 平成28年度決算について・ 平成29年度事業計画について・ 平成29年度予算について

・秋の交通安全週間 ・インフルエンザ予防接種 ・経営協全国大会報告・法人経営状況報告 ・人事関係(看護体制・退職)・平成29年度補正予算の申請・自動車任意保険料 ・ストレスチェック ・光熱費使用状況報告 ・事業所連絡会議報告 他

平成29年10月27日・車両事故 ・理事会報告 ・人事関係(採用・退職) ・法人経営実績報告・賞与支給に関する勤務評価 ・特養入所申込者数等調査 ・平成30年度介護報酬改正・コンセント器具の取り扱い点検 ・光熱費使用状況報告 ・事業所連絡会議報告 他

平成29年11月24日・インフルエンザ予防接種 ・冬場の車両運転 ・介護事故について ・冬季賞与・人事関係(採用・移動・退職)・賞与支給に関する勤務評価制度の周知について・節電について ・法人経営実績報告 ・光熱費使用状況報告 ・事業所連絡会意義報告 他

平成29年6月27日

平成29年9月22日

・理事会、評議員会報告 ・夏季賞与 ・人事関係(採用・退職)・法人経営実績報告・介護職員処遇改善加算支給額 ・「ふれあい夏祭り、穐葉神社例大祭」への参加について・事業所連絡会議報告 他

平成29年7月28日・第一四半期の状況(会計事務所より)・法人経営実績報告 ・社会保障制度の変更について・尚古園、尚デイの桶修繕の状況 ・サテライト防水対策工事の状況・光熱費使用状況報告   ・事業所連絡会議報告 他

平成30年2月23日・介護職員処遇改善加算について ・平成30年度人事異動について ・ユニットケアについて・法人経営実績報告 ・平成30年度制度改正について ・平成29年度設備更新経過報告・光熱費使用状況報告 他

平成29年12月22日・指導監査の実施 ・感染予防 ・人事関係(採用・退職) ・法人経営実績報告・平成30年度介護報酬改正 ・平成30年度予算 ・全国老施協研修参加報告・光熱費使用状況報告 ・事業所連絡会議報告 他

平成30年3月23日・処遇改善とサービス提供 ・新年度に関して ・平成30年度人事異動 .法人経営状況報告・年初め式・辞令交付式 ・賞与の査定 ・昇給基準 ・平成30年度制度改正等の対応・サテライトの漏水についての報告 ・事業所連絡会議報告 ・光熱費使用状況報告 他

平成30年1月26日・人員不足について ・整理整頓について(タバコ等)・人事関係 ・法人経営実績報告・平成30年度事業計画案の策定について ・平成30年度予算要求について(設備関係)・光熱費使用状況報告 ・サービスの提供について 感染状況と対応 他

平成29年8月25日・尚古園納涼会の実施について ・実地指導の報告 ・人事関係(人員不足、看護体制・法人経営実績報告 ・オンコール手当の設置について ・経営状況と課題の報告・会議時間の短縮について ・光熱費使用状況報告 ・尚友会納涼会の開催について 他

(7)法人経営会議開催状況

開催年月日 議       事

平成29年4月28日・平成29年度について ・人事関係(異動・退職) ・運営機構のメンバーについて・地域の福祉(民生委員からの情報) ・法人経営実績報告・防犯設備の設置(尚古園、サテライト) ・業務改善報告(入浴サービス等) 他

平成29年5月26日・人事関係(異動) ・職員の健康管理について ・法人経営実績報告 ・例月報告・評議員会について ・資料提供(制度改正等)・防犯カメラの設置と電子鍵の位置について ・事業所連絡会議報告 他

Page 10: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 6 -

0 0

2 3

0 1

3 1

0 1

0 0

1 1

1 0

7 7

非常勤パート

1

0 6

10

16

1

19合     計

10

異 動 (年間)

2 107

職  員  数

69 19 17

3

19

1

4

0

4 4

39

01 12 0グループホーム山径

嘱託職員正職員

法 人 本 部 2 1 0 0

0 0尚古園居宅介護支援事業所 2 0 0 0 2

緑が丘デイサービスセンター 4

異動出  入

退職採用合計

5

0

11

サテライト特養 尚古園 10 2 4 0

2尚古園デイサービスセンター 6 3 1

(8)善隣会職員数(平成30年3月31日現在)

105 5 1 50

03

事  業  所

特別養護老人ホーム 尚古園

3 1サテライト尚古園デイサービス 2 3 3 0 8

Page 11: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 7 -

2、平 成 29年 度 事 業 報 告

平成 29年 4月 1 日~平成 30年 3月 31日

平成 29年度は、社会福祉法人制度改革により、社会福祉法人に対する法的整備が強化されると

ともに、3 年前の介護報酬の大幅な減額改定や、深刻な介護職員不足、さらに民間の有料老人ホー

ム等の市場参入等の影響により、多くの社会福祉法人は経営が圧迫され、特別養護老人ホームの約

34%が赤字経営を強いられた大変厳しい状況であった。

善隣会においても、この制度改革により大幅な定款変更や、評議員会・新理事会を設置するなど

新たな法人組織へと生まれ変わる中で、持続可能な法人経営の安定化に取り組むとともに、組織の

総力を結集して介護力のアップや事務・事業の効率化と、魅力的で働き易い職場環境の構築に努め

たところである。

1、社会福祉法人制度改革の推進

新たな社会福祉法人制度による評議員会や新理事会の着実な運営を図った。

(1)定時評議員会の開催

法人運営の議決機関として 7名の評議員で構成し、①理事・監事の選任解任,②役員報酬

基準の策定,③予算・決算の承認,④事業計画・事業報告の承認,⑤定款の変更,⑥財産の処分,

⑦社会福祉充実計画の承認,⑧解散等の権限を有している。

平成 29年 6月 18日に評議員 6名の出席を得て、新たな法人組織としての定時評議員会を

開催し、①理事・監事の選任,②定款の変更,③役員報酬規程の策定,④平成 28 年度決算・事

業報告,⑤平成 29 年度予算・事業計画の承認など、社会福祉法人制度を遵守した審議と決議

を行ったところである。

(2)新理事会の開催(定時評議員会終了後)

評議員との顔合わせ後に開催した新理事会においては、理事長及び業務執行理事の選定を

行い、法人運営の意思決定機関としてのスタートが切られた。

理事会は、評議員会前を含め 4回開催し、評議員会の決議に基づいた事業運営を行ってき

たところである。

また、新たな社会福祉法人制度では、理事長及び業務執行理事は年に 2回、自己の業務執

行状況を理事会に報告する義務が生じたため、10月 25日の理事会では、補正予算・規則改

正議案のほか前期執行状況を、平成 30 年 3月 29日には、新年度予算・事業計画議案のほか

後期執行状況を報告したところである。

Page 12: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 8 -

2、持続可能な法人経営の推進

(1)経営会議及び例月事業報告制度の促進

毎月の管理職員による「経営会議」や、全事業所を対象にした「例月事業報告制度」を活

用して、組織の課題解決や業務の機能的かつ効率的な運用に努め、組織目標の達成と法人経

営の安定化が図られるよう取り組んでいる。

平成 29年度に入り介護保険料収入が、前年度と比較して減少傾向にあり看過できない状

況となった。

その主たる要因は、特養における退所・入院・外泊、デイサービスでは体調不良による利

用休止や施設入所等への利用転換が生じたため、稼働率が低下したことによる。

このような状況を法人経営の危機と受け止め、7月の経営会議や例月事業報告を通じ、全

職員が情報共有を図るとともに危機意識を高め、各事業所が稼働率増加のための対応策を検

討するよう指示したところである。

検討方針としては、①稼働率向上のための実効性ある方策,②全職員による営業活動,③人

件費の抑制,④業務の改善,⑤会議の効率化,⑥勤務評価制度の導入などを視野に、各事業所

の実態に即した実施方法をとることとした。

8月以降は、各事業所の具体的な実施方法や成果を報告し合い、緊張状態を継続して稼働

率向上のための取り組みを行ってきた。

その結果、平成 29年度末に前年度の介護保険収入とほぼ同額にまで回復したことは、経

営会議や例月事業報告制度が機能し、全職員が一体となって取り組んだ成果であると考えて

いる。

(2)職員の流動的支援体制の推進

職員の確保が困難な中、法人内の臨時的な流動的支援体制を確立することにより、組織

の協力体制と業務の機能的、かつ効率的な人員配置を促進している。

平成 29 年度については、特養尚古園看護職員の中途退職等により欠員が生じたため、尚

古園デイからの流動配置を行い、また、サテライト特養尚古園介助員の欠員にあたっても、

サテライト尚古園デイサービスセンターからの支援を受け、円滑な業務運営を推進した。

(3)業務改善について

高齢者施設として介護サービスの充実と職員不足に対処するためには、効率的業務運営に

配意する必要がある。

そのため、すべての事業所において職種ごとの再点検を行い、業務の見直しに努めている。

尚古園の看護職員が長期間入院した際は、業務の優先度や必要度を勘案しながら、現有職

員体制に則した業務運営を行ってきた。

また、各種会議等の効率化や時間の短縮化については、運営方法や議論方法の改善、会議

時間の設定、参加者の精査を行うことにより成果を上げている。

Page 13: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 9 -

3、施設整備の実施

(1)特養尚古園防犯設備設置工事

防犯対策として、玄関、職員通用口等 4 か所に防犯カメラを設置し、職員通用口、1階新会

議室への連絡通路入口に電子錠を設置した。

(2)特養尚古園の居室区分変更工事

洗面設備ある居室に間仕切りを設置し、入室者のプライバシーを保護した。

(3)サテライト特養尚古園・サテライト尚古園デイサービスセンター防犯設備設置工事

防犯対策として、玄関、職員通用口、駐車場等4か所に防犯カメラを設置し、職員通用口に

電子錠を設置した。

(4)サテライト特養尚古園ガス給湯器交換工事

耐用年数が経過し故障が頻発するため、ガス給湯器を交換した。

(5)尚古園デイサービスセンター壁紙張り替え工事

設立より 15年経過し変色や、剥がれが見られたため、張替工事を実施した。

(6)尚古園デイサービスセンター昇温配管更新工事

設置より 15年経過し修繕工事も増えてきたため、今後の整備性を考え露出配管での更新工事

を実施した。

(7)尚古園電話設備更新工事

設備の老朽化により、業務効率改善のため更新工事を実施した。

3、運 営 組 織

1、委 員 会

〈第三者委員会〉

苦情解決責任者・同受付担当者・第三者委員を選任し、介護サービスについて利用者等から

寄せられる苦情などの適切な解決を目指し対応してきた。

第三者委員会は年 2 回(8月と 2月)開催され「苦情申し立て」について報告がされた。ま

た、苦情とは別に利用者等から寄せられたニーズ等へ対応してきた状況について報告もされた。

会議では第三者委員から、より良い支援につなげられるようなアドバイスやご意見を頂いた。

2、第三者員委員会苦情報告件数

(上半期)

①特養…0件、意見として課題に上がったケース…1 件、②サテライト特養尚古園…0件、③GH

山径…0件、④尚古園デイ…0件、⑤緑が丘デイ…0件、⑥サテライトデイ…0件、⑦山径デイ

…0件、⑧尚古園居宅…0 件

(下半期)

①特養…0件、意見として課題に上がったケース…0 件、②サテライト特養尚古園…0件、③GH

山径…0件、④尚古園デイ…0件、⑤緑が丘デイ…0件、⑥サテライトデイ…0件、⑦山径デイ

…0件、⑧尚古園居宅…0 件

Page 14: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 10 -

〈教育・研修委員会〉

法人教育研修とリーダー研修を兼ね、それぞれの事業所リーダーが自事業所の研修を計画し

実践していく形も 5年目となり、すっかり定着した。

また、リーダーが担当職員を選定し任せる形が増えたことで、担当職員にとっては計画~準

備~実施~報告の一連の流れを実践し、知識を深め、人に伝える技術などの学びの機会となり、

同時に、リーダーにとっては教育的指導力の向上を図る機会となった。

内容も基礎的な知識の確認にとどまらず、自事業所の現状に引きつけた内容となり、職員に

とって理解しやすく身に付きやすいものであった。

〈リスク対応委員会〉

高齢者施設において発生しうるリスクに対応するために、総合的にリスクに対応できる委員

会として活動を行ってきた。

法人勉強会において、介護事故防止、身体拘束虐待防止、感染症対策について、より具体的

で実際的な内容とし、明日からの現場に活かせるようにした。

〈衛生委員会〉

職員の健康診断の結果に基づいた保健指導及び産業医の指導による腰痛対策などを通し、職

員の健康管理の取組み等を実施した。

メンタルヘルス対策も定着し、年間を通じてメンタルヘルスに不調をきたす職員はいなかっ

た。

また、昨年度より法令化されたストレスチェックの実施は全ての職員が実施した。

3、会 議

〈法人経営会議〉

理事長・常勤理事及び各事業所の管理者等で構成し、法人運営の最高決定機関として、法人

事業全体の適切な運営及び経営について協議を行った。

会議内容については、5 ページ記載のとおりであるが、理事長から経営状況や当面する課題

園長からは人事を中心とする組織運営状況、法人局長からは介護事業収入状況や介護情報の提

供を行っている。

また、各事業所の稼働状況(稼働率)への対応や施設整備に関する協議、また、直面してい

る各種課題についての協議・検討を行い、積極的な議論の場としての活用を図る中で重要業務

の意思決定を行っている。

〈事業所連絡会議〉

各事業所の運営者・生活相談員等で構成し、各事業所の持つ情報を共有しつつ協力し合い、

多様化する利用ニーズに合うサービス提供や、より良いケア実践を行うための検討と意見交換

の場としてきた。

Page 15: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 11 -

虐待防止

事故防止・発生時の緊急対応

感染症・食中毒の予防

認知症対応

身体拘束廃止

個人情報・職業倫理・プライバシー

褥創防止・ターミナルケアー

自主勉強会

その他の研修

4、(福)善隣会 29年度職員教育・研修体系

事業所間職員交流研修

リーダー研修

管理者養成研修

法人内研修 衛生管理

研修会

新任職員研修(現場指導)

各事業所外研修

資格取得援助

自主研修助成

自己研鑽援助(ビデオ・書籍)

外部講師による研修

自己啓発援助

研修報告会

各事業所内研修

先進施設派遣研修

各種団体派遣研修

新任職員研修

Page 16: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 12 -

事務職員・業務員・介助員

宿直員・清掃担当者(委

託)

理 事

業務

執行

理事

理事

・監

平成

29年

度社

会福

祉法

人 善

隣会

 織

 図

尚古園事務職員

事務

事務

局長

事務

局次

長法人管理職員・尚古園リーダー

リーダー

看護職員

理事

介護

士長

リーダー

介護職員

サブリーダー

施設ケアマネ

(介護支援専門員)

機能訓練指導員

(理学療法士)

施設

長(

園長

相談

室長

生活相談員

リーダー

リーダー

リーダー

看護

師長

リーダー

法 

  

委 託

 (給食管理)

管理栄養士・栄養士

医師

(嘱

託)

リーダー

介護支援専門員

所長

リーダー

看護

職員

・介

職護

員・

生活

相談

機能

訓練

指導

リーダー

リーダー

生活相談員・介護職員・

機能訓練指導員

ユニット

リーダー

所長

生活相談員・介護職員

計画作成担当・看護職員

医師

(嘱

託)

所長

リーダー

生活相談員・介護職員

所長

生活相談員・介護職員・

機能訓練指導員

* こ

の組

織図

は、

平成

29年

度の

機能

組織

図で

す。

運営

上、

年度

の途

中で

変更

する

こと

があ

りま

す。

サテ

ライ

ト特

養 

尚古

園(地域密着型介護老人福祉施設)

サテ

ライ

ト尚

古園

デイサービスセンター

(地域密着型通所介護)

所長

リーダー

デイ

サー

ビス

セン

ター

 山

径(認知症対応型通所介護)

緑が

丘デ

イサ

ービ

スセ

ンタ

ー(地域密着型通所介護)

選任スタッフ

チームリーダー

所長

リーダー

事務

員・

看護

職員

・介

護職

生活

相談

員・

介護

支援

専門

管理

栄養

士・

介助

員・

宿直

嘱託

医師

評議

員会

プロ

ジェ

クト

チー

特別

養護

老人

ホー

ム尚

古園

(介護老人福祉施設)

(短期入所生活介護)

副施

設長

(副

園長

法人

事務

所長

グル

ープ

ホー

ム 

山径

(認知症対応型共同生活介護)

所長

尚古

園指

定居

宅介

護支

援事

業所

尚古園 デイサービスセンター

(通所介護)

所長

Page 17: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 18: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 13 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1)支援方針総括

『全利用者様を全職員で介護する』という体制から、11 月から『フロアの利用者様を担当した職員が見

る』ユニット体制に切り替え、情報量の軽減を図り、自立支援に向けた「個別ケア」の推進やケアの質の

向上、業務の効率化取り組んできた。対応するフロアを固定した事で、利用者様やご家族との関わりや情

報の共有などが行い易くなったと思われる。多職種とは協力的で連携は取れているが、介護として利用者

様一人ひとりに適した援助において、対応が遅れてしまう事があった。結果としてアクシデントや質の低

下を招く事となるので、迅速な対応、早期発見早期改善に努めていかなければならない。

(2)各部署からの報告

<事務>

・ 年間を通じて介護保険請求業務、勤怠管理等、事務局で係わる業務管理は適切に処理することが出来た。

・ 介護職員の業務が円滑に遂行できるように、事務局で係わる支援業務はタイムリーな対応ができた。

・ 事務部門としてご利用者・ご家族から信頼され満足して頂けるサービスを提供することができた。

<看護>

・ 29 年度は、施設での看取りが 16 名であった。各ケースとも、家族への説明と要望を踏まえた話し合いを

重ね、他職種との協働のもと医療専門職としての役割を果たした。

・ 健康診断として血液検査と胸部レントゲン検査を実施し、嘱託医の指示の基、専門医への受診と治療を

行った。

・ 高齢で基礎疾患を持ち、また人生の最終章にある方々をあずかる立場であることを肝に銘じ、ご利用者

の心身の管理を行っていきたい。

<管理栄養士>

・ 施設多職種・給食委託業者・法人内の複数管理栄養士との連携により、食事内容や栄養管理について情

報交換や課題についての取り組みが実施できた。

・ 栄養カンファレンスを通して、多職種で栄養管理について検討を重ね、ご利用者の栄養状態改善に繋げ

た。同時に、栄養部門からの栄養管理に関する情報発信を行った。

・ 行事食やイベント等における各事業所間のニーズに対して、調整し協力・連携を継続した。

<介護>

・ 「5S活動を通じて、施設の環境を整え、職員の介護施設の職員としての意識の向上を図る」

5S の意識については個人差があり、それが利用者様への接遇や環境の整備にも影響している。

目標を立て、向上・改善を図ってきたが、目に見えて大きな変化は感じられなかった。しかし、より良

くしていこうという意識は高まりつつあり、小さな変化はいくつか見られるようになった。

・ 「職員間の連携を強化し、タイムリーで質の高いサービスを提供する。」

ユニット化により、フロアごとの職員間の連携は向上し、徐々にそれが利用者様のケアに反映されるよ

うになってきた。しかし、介護全体としてや個別なケースでも迅速な対応が出来ない事があった。優先

順位や緊急性をしっかり理解し、速やかに実践出来るよう取り組む必要がある。

・ 「担当制を推進し、利用者様一人ひとりに合った介護サービスを提供する」

担当フロアを固定する事で、以前よりは利用者様と関わりが持てるようになり、情報収集等が行い易く

なった。サービス担当者会議に居室担当が出席し、ご家族様に生活の様子やケアについて、しっかりと

伝えられる職員も全員ではないが何名か出てきた。先に挙げたようにタイムリーさに欠けている部分は

あるが、検討しながら個別ケアの提供を行えていたケースもあった。

Page 19: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 14 -

<生活相談員>

・ 退所者数は年間 24 名であり、昨年度よりも 4名多かった。4月・5月は、入院者 7名による空床や、2か

月間で計 8名の退所者が出たことが影響し、稼働率目標値に達することが出来なかった。11 月・12 月は

入院者 5 名となったが、ロングショートステイ 5 名の安定利用や、速やかな入所調整により空床日数を

抑えることで、目標値を上回り、その結果、年間稼働率目標値を達成することが出来た。

・ 老健の看取りケアの取り組みや多様な在宅サービスの充実により、入所待機者やその家族が、タイムリ

ーな特養入所を望まないケースが多く見られ、次期待機者の入所調整にかなりの時間がかかった。

・ ボランティアの受け入れ、家族との連携、地域交流については、例年通りの実施ができた。

<機能訓練担当>

・ ADL の維持に繋げられるよう意識して訓練計画を作成し実施し、可能な利用者様には ADL 場面で訓練を

行うように配慮した。また、介護スタッフと協力をして御利用者に適した ADLが行えるよう、適時検討・

実施をした。

・ 安全な ADLや安楽な姿勢など生活の質を保てるようにするために、補助具や介護用品の必要性を検討し、

必要時には提供や変更を行った。

・ リハビリの他に利用者様の居室環境、衣類などの清潔管理の面で関わりを持った。

・ 必要に応じてリハビリ回数を増やして身体機能の維持に努めた。

<介護支援専門員>

・ 園の生活支援方針を念頭に置いて、本人とご家族の意向を汲み取り出来る限り個別性と自立支援を目指

した施設サービス計画書の作成を実施した。

・ サービス担当者会議において、入所者の状態をご家族、多職種間でしっかりと共有し具体的な課題や援

助方法を明確にし、園での生活を充足し、なお且つご家族との関係性を構築することを意識しながら開

催した。

・ 終末期の事前確認については、様々な視点を持ってご家族の意向を汲み取る工夫が必要だと感じ、今後

も多職種協働で支援を進めて行きたい。

・ 多職種と連携し、直面する課題を放置しないように都度話し合い、アドバイスを得ることを努力した。

・ 平成 27年度以降、特養への入所基準が要介護 3以上となり、ご入所後に体調を崩され短期間で退所され

るケースも増えている。施設の役割として重度の方をお受入れしていくためには、益々多職種の連携が

重要であり、各専門職とコミュニケーションを図りながら支援を進めて行きたい。

(3)委員会からの報告

<防災委員会>

・ 年間計画に沿って、計画的に防災教育や防災訓練、設備点検等を実施出来、緊急連絡網や自然災害マニ

ュアル等の整備も行えた。

・ 雪害についての教育も実施出来、降雪時の対応も円滑に行えた。

Page 20: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 15 -

<食事検討委員会>

・ 平成 29 年度は、「とろみ及び嚥下調整食の統一をしていく」を目標にした。概ね達成できたと考えてい

る。本体特養およびサテライトでは、水分のとろみの名称を学会分類 2013に基づいたものに統一できた。

嚥下調整食は統一ができなかったので、今後の課題とする。

・ 災害時の保存水の入れ替えを行った。平成 29 年度は 300 本のみ入れ替えを行った。平成 30 年度にさら

に 600本の保存水の賞味期限が切れるので、入れ替えを実施する予定である。

<介護事故防止委員会>

・ アクシデントレポートの発生件数は 96件と前年度(125 件)に比べ、30件程減少した。誤薬は、前

年度 10 件だったが、2 件減少した(介護職員による誤薬は 0 件だった。)事故防止への意識が高ま

ったからなのか、結果的は良かった。ただ、周知不足によるアクシデントが何件かあったので、そ

こを改善する事が出来たら 90件以下には抑えられたと思う。

<感染症対策委員会>

・ 感染症対策以前に必要な、生活の場として当たり前の清潔な環境づくりと、日常的な保清を徹底するた

め、多職種と連携し強化に努めた。

・ インフルエンザ、ノロウィルス、風邪等の感染症の発症はなかった。今後も持ち込みルートを確実に遮

断できないことを踏まえれば、高齢者の集団生活という様々の規制がある中で、いかに蔓延させずに最

小限の感染者で済ませられるかが課題となる。

・ ご利用者には、地域のインフルエンザ警戒レベルに合わせて外出の検討を行い、状況により外出や面会

を見合わせていただいた。

・ 感染症の知識についての勉強会は自己テスト形式にし、具体的な場面における判断や行動が正しいか否

かを問う形とし、感染症の知識と理解を深めた。またデモンストレーションは基本的な嘔吐物処理方法

と手袋エプロンマスク等の正しい扱い方について行い、基本を押さえた。

・ 感染対策についての知識や意識を現場に浸透させ、地道な日々の実践に結びつける活動が必要である。

<褥創防止対策委員会>

・ 離床時間を調整したり、臥床時体圧の分散をしたりすることで褥瘡の発症はなかった。

・ 座位による臀部の表皮剥離に対し、車椅子乗車時の臀部の徐圧や正しい姿勢保持への対策を実施した。

・ 適切で安楽なポジショニングの徹底を図るため、利用者個々人をPTが評価し、写真作成を実施した。

・ ご利用者個々人に必要な介護用品(クッション、当て物)の選択については、担当職員が判断できるよ

うに指導を行った。

・ 排泄係とも連携し、陰部洗浄を行うなど皮膚を清潔に保つ為の働きかけを行った。

<身体拘束廃止・虐待防止委員会>

・ 「身体拘束」「虐待」というテーマで人権擁護の勉強会を開催し、アクシデントを検証しながら、日々の

対応を見つめ直し、僅かながらも職員の意識を深めることが出来た。

・ 対応が困難なケースもあったが、各部署から意見や協力を得、工夫により身体拘束は無かった。

Page 21: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 16 -

<医療行為検討委員会>

・ 看護と介護の連携のもと、トラブルなく、安全に医療行為(経管栄養)の実施ができた。

・ 初任者研修で、施設における医療について、総合的な指導を実施している。

・ 今年度は、喀痰吸引等研修に 1名参加し、施設内研修を実施し、資格を取得した。

2、年 間 行 事 表

年 間 月 間 旬 間 週 間 日 課

H29.4月 花見浴 お誕生日会 歯科診察 内藤医師診察 機能訓練

5月 端午の節句 (第 1・3木曜日) (水曜日)

母の日 諏訪神社参拝

6月

父の日

創立記念日

物故者供養

7月 七夕祭り

8月 納涼会 墓参り

9月 敬老会

十五夜 理髪

10月 十三夜 運動会

紅葉浴 出張美容室

11月 焼き芋会

12月

忘年会

クリスマス会

もちつき

ひまわり会

H30.1月 新年祝賀会

お好みメニュー

2月 節分

3月 ひな祭り

物故者慰霊祭

Page 22: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 17 -

3、職員研修状況

(1)施設外研修 平成 29年 4月~平成 30年 3月

年月日 研修主催者 研修内容 参加

人数 研修場所

H29.4.26 山梨県栄養士会 山梨県栄養士会福祉事業部研修会 1 山梨県ぴゅあ総合

5.13 全国高齢者施設看護師会 食形態の選択・変更のタイミングと食事

ケア 1 ホテルクラウンパレス甲府

6.22他 山梨県看護協会 喀痰吸引等指導者養成講座 1 山梨県看護協会

6.11他 日本介護福祉士会 介護福祉士実習指導者講習会 1 山梨県立青少年センター

10.8 全国高齢者施設看護協会 食機能を引き出すアプローチ実技

セミナー 1 山梨県総合市民会館

10.12 他 介護労働安定センター 喀痰吸引等研修 1 山梨青少年センター

10.17他 全国老人福祉施設協議会 全国老人福祉施設研修会後 1 高知県立県民文化ホール

10.19 甲府市役所地域包括支援セン

ター

医療介護連携 顔の見える関係づくり

交流会 1 山梨県総合市民会館

10.25 山梨県栄養士会 山梨県栄養士会福祉事業部研修会 1 山梨県ぴゅあ総合

11.15 山梨県福祉保健部 介護職員等による医療的ケアに関する

検討会 1 山梨県自自会館

11.29 山梨県社会福祉法人経営者協議会 H29年度社会福祉法人経営セミナー 1 アピオ甲府

12.8 山梨県社会福祉協議会 高齢者権利擁護等事例報告検討会 1 山梨県自自会館

H30.2.7 山梨県福祉保健部健康長寿推進課 高齢者権利擁護研修会 1 甲斐市双葉ふれあい文化館

2.18 山梨県老人福祉協議会 第 9回山梨県老祉協研究総会 2 アピオ甲府

3.6 地域医療機能推進機構山梨病院 第 18回山梨病院地域連携研修会 2 山梨病院

(2)施設内研修

月 日 内 容 担 当

H29年

4 月 10日(月)

~13日(木)

「初任者研修」

法人事業・事業計画・就業規則・職業倫理・衛生教育

防災教育・生活支援・事故防止・機能訓練・介護保険

身体拘束廃止虐待防止・医療・感染対策・ターミナルケア

食事・介護・記録 等について

各担当責任者

5月 24日(水)

身体拘束・虐待について ~人権擁護~ サテライト

デイサービスセンター

小川所長

6月 9日(金) 感染症・食中毒蔓延防止について

吸引、蘇生法(心マッサージ・AED取扱い)

感染対策委員会

医務

7月 14日(金)

事故防止について

事故防止委員会

厚芝汐梨

Page 23: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 18 -

H29年

8月 11日(金)

個人情報・プライバシー保護・衛生管理・職業倫理に

ついて

介護サブリーダー

小田切宏樹

9月 8日(金) モニタリング・記録の書き方について

介護サブリーダー

山崎博美

10月 13日(金)

感染症・食中毒蔓延防止についてデモンストレーション 感染対策委員会

医務

11月 10日(金)

防災教育 ~自然災害マニュアルについて~

防火管理者

飯島孟雄

12月 8 日(金)

ターミナルケアについて 介護士

花田美香

H30年

1月 12日(金)

認知症ケアについて

介護士

野呂瀬理菜

2月 9日(金)

褥瘡防止について

褥瘡防止委員

野呂桂子

3月 9日(金) 事故防止について

事故防止委員長

内堀雅之

4、施設実習受け入れ状況

実習機関 実習内容 期間 実人数 延べ人数

帝京福祉専門学校

(介護福祉士養成) 施設実習

H29.9 月~11月

29 日間 5 人 64 人

計 5 人 64 人

5、在宅サービス受け入れ状況

短期生活介護(ショートステイ)

年月 H29

4 5 6 7 8 9 10 11 12

H30

1 2 3 合計

利用者

数 21 20 18 19 17 17 21 20 21 19 22 19 234

延日数 220 225 226 242 272 260 264 243 245 267 246 264 2974

年間利用実員 59 人

関連居宅支援事業所数 18 事業所(尚古園居宅含む)

甲府市 18 事業所

Page 24: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 19 -

6、ボランティア受け入れ状況 <グループ別月間集計>※ご来園順

年 月

H29 H30

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

<自治会・女性部団体>

和田町 0

西田町女性部 6 6

緑和自治会女性部 4 4

岩窪地区女性部 14 14

朝日地区女性部 10 5 5 20

緑が丘老人クラブ 0

相川地区民生委員 0

峰本女性部 2 2

上積翠寺女性部 4

4

下積翠寺女性部 0

小松町女性部 5 5

塚原女性部 0

日影女性部 7 7

相川地区老人クラブ連合会 0

桜自治会女性部 0

大手東部 1 1

<サークル・ボランティア団体>

セイビドー 1 1 1 1 1 5

テリー清水とアロハ 10 10

れんげの会 0

オカリナクローバー 10 10

さつき会 7 6 13

サリー&タケ 2 2

ハワイアンダンス 4 4

北新文教リメイク部 0

マンドリン演奏 0

<宗教団体>

甲府福音教会 11 8 19

末日聖徒イエス、キリスト教会

徒イエス,キリスト教会

20 20

<学校・保育園関係>

押原保育園 41 41

1]]]]

^

駿台高校セミナー 12 14 26

帝京福祉専門学校 0

北東中学校ブラスバンド部 0

山梨県美容専門学校 33 31 31 30 125

山梨県立大学吹奏楽 O

駿台甲府高校管弦楽部 6 6

北新小学校 17 25 42

<個 人> 2 1 2 1 1 2 2 1 1

13

<家 族>

<企業・法人・その他>

合 計 (団体) 3 3 4 7 0 10 6

58

3 6 3 0 2 47

(人) 3 46 36 47 0 75 58 34 42 32 0 26 399

グループ名

※ =雑巾、タオル寄贈の為来園

Page 25: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 20 -

7、食事と栄養

(1) 年間行事食献立

年 月 日 行 事 名 献 立 内 容

毎月 1日 誕生日会 御赤飯(栗・甘納豆)、季節感のある副食

毎月 1日 お好みメニュー 主食(御飯物、麺類等)の 2 種類からひとつ選択

毎週数回 おやつ 選択 味や種類を変えた 2種類からひとつ選択

H29年

4 月 4 日 お花見会

五目山菜ご飯、山菜の天麩羅、春野菜の煮物、わさび和え、ごま豆腐、

そば汁、フルーツ盛合、その他盛り込み料理、菓子類、甘酒、

アルコール・飲料類

5 月 4 日

5 月 5 日 端午の節句

いなり寿司、五目玉子焼き、春野菜の煮浸し、つみれ汁、マンゴー、

柏餅、新茶

6 月 24日 法人創立記念日 栗赤飯、天麩羅、冬瓜のそぼろあんかけ、白瓜の酢の物、

しば漬け、すまし汁、メロン、ねりきり

7 月 7 日 七 夕 七夕そうめん、ひつまぶし風、枝豆、茄子田楽、ぶどう

(おやつ)星ゼリー

7 月 25日

8 月 6 日 土用丑の日

うな丼、冷製茶碗蒸し、海藻サラダ、けんちん汁、マンゴー

8 月 26日 納涼会 やきそば、おでん、焼鶏、たこ焼、焼もろこし、みつ豆、アルコール、

ソフトドリンク

9 月 18日 敬老の日 栗赤飯、天麩羅盛合わせ、炊き合わせ、菊花和え、漬物、すまし汁、

ぶどう

9 月 23日 秋分の日 おはぎ 3 種、筑前煮、春菊のわさび和え、赤だし汁、バナナ

10月 4日

11月 1日 十五夜・十三夜

月見団子(ねりきり仕立)

12月 19日 餅つき (おやつ)お茶・粒あん・きなこ・黒胡麻餅

12月 25日 クリスマス ご飯、ツリーバーグ、ごぼう金平、シーフードサラダ、野菜スープ、

オレンジ、クリスマスケーキ

実施せず クリスマスケーキ

バイキング

苺ケーキ、抹茶ケーキ、チョコレートケーキ、オレンジケーキ、

水羊羹、フルーツポンチ、茶類

H30年

1 月 1 日 新年祝賀会

雑煮、おせち盛り合せ(伊達巻、黒豆、昆布巻、紅白蒲鉾、

栗きんとん、なます、豚の角煮、海老・筑前煮・羊羹)屠蘇、みかん

1 月 7 日 七 草 七草粥、和風さつま揚げ、長芋の煮物、菜の花のわさび和え、豚汁、

ぶどう缶

2 月 3 日 節 分

(昼食)恵方巻風巻寿司、金平ごぼう、浅漬け、かきたま汁、

いちご、(おやつ)甘酒・きりざんしょう

(夕食)松風焼き風、かぶサラダ、いわし缶、みそ汁

3 月 3 日 桃の節句 ちらし寿司、豆腐ハンバーグ、うどの酢味噌和え、

海老しんじょうの清汁、三色花ゼリー、(おやつ)甘酒・ひなあられ

3 月 21日 春分の日 おはぎ 3 種、春野菜の煮物、イタリアン和え、豚汁、いちご

Page 26: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 21 -

(2) 栄養ケア・マネジメントによる栄養リスク判定

月 人数 リスク判定別人数

低リスク 中リスク 高リスク

H29年 4月 77 28 39 10

5 月 79 27 40 12

6 月 79 25 40 14

7 月 80 26 43 11

8 月 80 22 48 10

9 月 79 24 46 9

10 月 80 22 49 9

11 月 80 22 52 6

12 月 80 23 51 6

H30年 1月 79 26 47 6

2 月 79 24 50 5

3 月 80 26 48 6

平均 79.3 24.6 46.1 7.9

全体割合 100% 31.0% 58.1% 10.0%

(3)食事内容・食形態別数

一般食 腎臓食 DM 食 胃潰

瘍食 肝臓食 膵臓食

脂質

異常

症食

貧血食 経管

栄養 合計

常菜 8 8 3 2 0 0 1 2 0 24

キザミ 7 8 4 2 1 0 0 0 0 22

超キザミ 10 8 5 0 0 0 0 1 0 24

ミキサー 1 1 0 1 0 0 1 1 0 5

経管栄養 0 0 0 0 0 0 0 0 5 5

合計 26 25 12 5 1 0 2 4 5 80

Page 27: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 22 -

8、ひまわり会(利用者の会)活動状況

日 時 参加人数 活 動 内 容

H29年

4.24

15:00~15:30

16 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・5月の予定のお知らせ

・ご利用者からの要望等 ・会議前に余暇活動実施

5.30

15:00~15:30 15 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・6月の予定のお知らせ

・ご利用者からの要望等 ・会議前に合唱や体操行う。

6.26

15:00~15:30 16 名

・新入園者、新入職員の紹介

・7月の予定のお知らせ・ご利用者からの要望等

・会議前に嚥下体操、合唱行う。

7.30

15:00~15:30 12 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・納涼会について

・8月の予定のお知らせ ・ご利用者からの要望等

・会議前に体操行う。

8.28

15:00~15:30 18 名

・新入園者・納涼会の感想・反省について

・ご利用者からの要望等 ・9月の予定のお知らせ

・今年度の慶祝訪問について ・終了後に余暇活動実施

9 月 ・担当職員体調不良の為、未開催

10.23

15:00~15:30 18 名

・新入園者、新入職員の紹介・ユニット化の説明

・感染症について医務からのお知らせ

・11月の予定のお知らせ ・ご利用者からの要望等

・会議前に体操、終了後に合唱行う。

11.29

15:00~15:30 19 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・12 月の予定のお知らせ

・ひまわり会忘年会について ・ご利用者からの要望等

・会議前に体操、終了後に合唱行う。

12.18

14:30~15:30 45 名

・忘年会

サリー&タケ 「南京玉すだれ・マジック・バルーンアート等」

H30年

1.29

15:00~15:30

20 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・感染症防止委員会からお知らせ

・2月の予定のお知らせ ・役員について

・ご利用者からの要望等 ・終了後に合唱行う。

2.26

15:00~15:30 9 名

・新入園者、新入職員の紹介 ・3月の予定のお知らせ

・ご利用者からの要望等 ・終了後に合唱行う。

3.27

15:00~15:30 19 名

・新入園者の紹介・4月の予定のお知らせ ・花見会について

・役員改選について ・ご利用者からの要望等

・終了後に余暇活動実施

※毎回、園からの情報提供、ご利用者からの要望、利用者間の話し合いを行う。

Page 28: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 23 -

9、ご家族との連携

(1) ご家族への案内

内 容

毎月

* 前月分入出金明細及び預り金残高、小遣い帳明細のお知らせ

* 諸経費・小遣等領収書の発送

* 利用料請求

* 介護保険等の情報提供

* 当月及び翌月の予定のお知らせ

該当月

4 月 … ・ お花見会のご報告

・ 介護報酬改正に伴う、料金改定について

5 月 … ・ 環境整備のお知らせ

・ 新しく入所された利用者様(1年未満)のご家族様へ

6 月 …

・ 納涼会のお知らせ

・ 介護保険各種認定証・確認証の更新時期となりました

・ 衣替えの時期となりました

7 月 …

・ 介護保険各種認定証の更新手続きはお済みですか

・ 納涼会開催日決定のお知らせ

・ ご面会の方へ~差し入れ品についてのお願い

8 月 … ・ 介護保険各種確認証の結果について

・ 納涼会 ご出席の皆様へ

9 月 …

・ 納涼会お礼

・ 平成 29年度胸部レントゲン検査のお知らせ

・ 各種減免の認定申請を有難うございました

10 月 …

・ ご長寿をお祝い申し上げます

・ 衣替えの季節となりました

・ インフルエンザ予防接種について

・ 尚古園だより(68号)をお届けします

11 月 …

・ 恒例の年末大掃除参加ご家族大募集

・ 餅つき大会開催

・ インフルエンザ予防接種について

・ ご面会について

・ 防寒衣類について

・ 医務、感染症対策委員会からのお知らせ

12 月 …

・ 面会の方へお願い

・ 環境整備にご参加ありがとうございました

・ お正月のひとこま

1 月 … ・ 感染症対策委員会からのお願い

・ 年末大掃除へのご協力、ありがとうございました

2 月 …

・ 感染症対策委員会よりお知らせ

・ マイナンバー通知のお渡しについて

・ 各種手続きについて

・ 「本日の豆知識」(サテライト尚古園デイサービスセンター)を同封致しました

3 月 … ・ お花見会のおしらせ

・ 医務より ・「尚古園だより」をお届けします

(2) ご家族との共同活動

月日 参加家族 内 容

6月10日 16 家族 18人 大掃除(ベランダの窓・網戸・サッシの桟等)、懇親会

12月 9日 16 家族 18人 大掃除(ベランダの窓・網戸・サッシの桟等)、懇親会

Page 29: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 24 -

10、利 用 者 の 状 況

(1) 年 齢 ・ 性 別

平成 30年 3 月 31日現在

年齢

性別

50

59

60

64

65

69

70

74

75

79

80

84

85

89

90

94

95

99

100

男 0 0 1 2 2 1 4 2 1 0 13 98 67 83.03

女 0 0 1 4 7 10 13 22 10 0 67 99 66 87.08

計 0 0 2 6 9 11 17 24 11 0 80 86.11

(2) 在 園 期 間

平成 30年 3 月 31日現在

期間

性別

1 年

未満

1 年

以上

3 年

未満

3 年

以上

5 年

未満

5 年

以上

10 年

未満

10 年

以上

15 年

未満

15 年

以上

20 年

未満

20 年

以上

1人当り

平均

在園

期間

男 4 6 1 2 0 0 0 13 2 年

1 ヶ月

女 16 18 18 12 4 0 0 67 3 年

5ケ月

計 20 24 19 14 4 0 0 80 3 年

2 ヶ月

(3)退 園 理 由

平成 29年度退園者

区分

性別

死亡 長期入院

見込み

ご家族

希望

その他 計 施設 病院 家庭

男 1 1 0 0 1 0 3

女 14 1 0 6 0 0 21

計 15 2 0 6 1 0 24

Page 30: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 25 -

(4) 入 園 前 居 所

平成 29年度入園者

区分

性別 在宅 病院

養護老人

ホーム

特別養護

老人ホーム

老人保健

施設

グループ

ホーム

ケア

ハウス

短期入所

施設 計

男 0 2 0 0 0 0 0 2 4

女 3 0 0 0 3 0 0 10 16

計 3 2 0 0 3 0 0 12 20

平成 30年 3 月 31日現在

区分

性別 在宅

特別養

護老人

ホーム

ショー

専門棟

病院 老人

保健

施設

グループ

ホーム

ケアハ

ウス

その

他 計

一般 療養型 リハ

ビリ

精神

男 2 0 2 0 0 0 1 1 0 0 7 13

女 15 1 3 4 2 0 1 18 2 2 19 67

計 17 1 5 4 2 0 2 19 2 2 26 80

(5)介護度別人数の変化

入園者

介護度 H29.3.31 現在 H30.3.31 現在

1 3 4

2 10 6

3 15 18

4 29 31

5 23 21

合計 80 80

平均介護度 3.74 3.74

Page 31: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 32: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 26 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1)総括

今年度も地域密着型施設サービス計画に基づき、ご利用者の立場に立ち、生活支援を勧める事を基本と

し、住み慣れた地域でこれまでの生活を継続できるよう、可能な限り配慮するとともに、ユニットケアの

利点を最大限に活用した、「個別処遇」の促進と「生活の場」の形成を勧めるという生活支援方針に基づき

取り組みを実践してきた。

また、継続的に取り組んでいるご利用者が安全に生活できるための事故防止対策は、安全な生活環境を

維持できる取組みは一定の成果として、結果を残す事が出来た。設備面においては、防犯対策のため、防

犯カメラや電子ロックなどを設置し、防犯強化に努めた。

今後も、より良い施設運営を行う上で解決すべき問題をスタッフ一同で取り組み、施設サービスの向上

を図るとともに、ご利用者が満足できる施設であり続けることが出来るよう、常に問題意識を持ち、職員

一人一人の力を合わせてサービスの質の向上と適切な事業運営に努めていきたい。

(2) 各部署からの報告

<看護>

本年度は 1 名の施設での看取りがあり例年より少なかった。ご家族様に説明と希望を踏まえて話し合

い、嘱託医、多職種と連携を図り穏やかな終末期を迎えた看取りを行う事が出来た。入院者も 3 名と少

なく全体的に落ち着いていた。

感染症については、今シーズン、インフルエンザ A 型、B 型の同時流行もあり過去最高の大流行とな

った。

1 月中旬に職員 1名インフルエンザ発症から利用者様 2 名発症あり。2名とも軽症で経過治癒した。

タミフル予防投与を嘱託医と連携し実施。感染対策施行し約 1 週間で終息できた。その後も職員、職員

家族などインフルエンザ発症者があったが、タミフル予防投与、感染対策施行し施設内蔓延なし。

今後も 1 年を通して感染対策を励行していく。

<管理栄養士>

栄養改善については多職種間での情報を踏まえ、食事内容の検討を行い栄養状態の維持に努めた。

加算対象の療養食も継続し、疾病の悪化を防ぐための食事療法も実施できており、歳時記に合わせた食

事や行事・イベント食の提供も、好評を得ており今後も継続していく。委託業者様や食材業者様とムース

食や、やわらか食材などの情報交換や、試食を行うことにより、より食べやすい料理提供に努めた。

<介護>

平成 29 年度のサテライト尚古園特養介護においては平成 28 年度から継続という形で前年度と同一の内

容を重点目標として掲げ実践した。(平成 29年度サテライト尚古園特養介護重点目標)

・「記録の充実に基づくユニットケアの推進と良質なケアの提供」

1:ご利用者の日々の生活状況が第三者にも理解出来る様より充実した内容への記載方法等の変更。

2:ケアプランとの連動性を明確にし、ニーズに基づいた個別ケアの提供。

3:ユニットケアにおける個別性の重視や自立支援に基づいたケアに対する気付きの視点・意識を高める。

Page 33: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 27 -

・「個々の利用ニーズに基づいたケアプラン作成と見直し」

1:モニタリング・アセスメントの改善による総合的なプラン作成

2:より個別性を重視した支援計画の実践

同一の目標を掲げての 2 年目という事で前年度より更なる充実した内容の物とすべく職員一丸となり年

間を通して実践した。

記録の充実という点に関しては前年度と比較し各職員が、個々の入居者様にとって「必要な記録」を見

極め「有益な情報」としても残していく事を心がける事で、その方々の個別の状況を把握し、より良いケ

アに繋げる事が前年度と比較し、より具体的に形となって表れてきた。

またこうした取り組みの先にユニットケアの命題とも言える「個別ケア」の充実にも繋がっていく事も

期待される為、来年度も継続し同一の目標に取り組み更なるレベルの向上を目指していきたい。

<介護支援専門員>

利用者様、ご家族の意向に沿い、個別性と自立支援を重視したサービス計画の作成に努めてきた。

半年定期に行われたサービス担当者会議では利用者様の状態の報告や意向を汲み取る中で支援内容を話

し合い、多職種との情報共有の場を持つことで信頼関係の構築を意識し、多様なニーズに対しても柔軟に

対応出来るよう努めた。

今年度より居室担当制をご家族にもお知らせし、細やかな個別ケアに繋げられつつあるが、個々の課題

について今後もその都度話し合う場を設け迅速に対応していくと共に、充実した園生活となるような支援

を目指す。

また、記録の充実を図ることで多角的な視点で考察し、意向に沿える個別ケアの提供へ繋げられること

を意識し、多職種からの意見をサービス計画に反映出来るよう努めていく。

(3) 各委員会・係からの報告

<防災委員会>

職員の防災意識向上に努めるべく年に 2回の緊急避難行動を想定した訓練を実施し、多くの職員が積極

的に訓練等に参加し防災意識向上を図れた。今後は防火の他に大規模震災の教訓を活かした総合的な防災

対策の検討を視野に入れ、防災設備会社や消防機関等との連携含めた対応も取り入れていきたい。

<食事検討委員会>

利用者様からの要望や意見などを話し合い、出来る限り希望に沿った食事提供ができるよう努力した。

給食業者や施設スタッフとの連携により、行事・イベント食の提供ができた。食べる楽しみの時間や自

己選択できる機会のひとつとして、お好み食の提供を継続する。

多職種間での情報交換により、衛生管理の徹底や、利用者様の身体、疾病状況に合わせた食事の提供を

行うことが出来た。

<介護事故防止委員会>

インシデント・ヒヤリハットレポートが作成された際は、即座にスタッフミーティングにて分析を行な

い、事故傾向、事故原因の追究から対策を講じ、各職員に事故再発の啓発を行なった。事故防止委員会も

毎月開催し、当月に発生した事故の再分析と防止対策の徹底を行った。また事故防止の為の研修も年度中

に 2回実施し事故防止の為の啓蒙活動を行ってきた。

Page 34: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 28 -

こうした努力は続けてきた中ではあるが、転倒、転落による骨折事故が 3 件発生している。その内 2 件

は同一入居者の事故。

転倒リスクの高い入居者に対する事故防止対策の徹底と安全確保に関してのシステムの再構築、リスク

マネジメント力の向上を図る為、教育による人材育成の必要性を感じている。

<身体拘束廃止委員会>

ベッドから転落する事故を繰り返していた入居者 2名に対してご家族の同意を得た上で平成 29年 9月か

ら片側 2 本柵を使用した。

平成 30年 1 月に実施された書面監査において、この件を行政に報告しているが、これに関連する書類等

が適切に整備されていた事から指摘事項等に挙げられる事も無く経過している。

しかしながら委員会としては拘束の解消に取り組む必要があり 2 本柵を使用することなく本人の安全を

確保する方法を模索し年度内中の拘束解消を目標に掲げ取り組んできた。その結果、平成 30 年 2月に、該

当者 2名の拘束解消を実現することが出来た。

<感染症対策委員会>

今シーズン、インフルエンザ AB同時流行もあり、過去最高の大流行となった。

1月中旬に職員1名インフルエンザ発症から利用者様 2 名発症。2 名とも軽症で経過治癒した。

感染対策施行し約1週間で終息できた。その後も職員、職員家族などインフルエンザ発症者があったが、

タミフル予防投与、感染対策施行し施設内蔓延なし。今後も 1 年を通して感染対策を励行していく。

6月食中毒発生予防、11月ノロウイルス嘔吐物処理法の勉強会を実施した。

<褥瘡防止対策委員会>

早期の皮膚トラブルの発見と処置、体位変換の徹底と適切なエアマットの使用、適正なオムツ評価によ

る浸軟対策により施設内褥瘡の発生はゼロであった。

<消耗品管理係り>

使用量の多いもの関して各スタッフ間で協議し使用方法などを工夫し統一して実践する事で、無駄を無

くす努力を行い、全体の使用量削減に向けての取り組みを行ってきた。

来年度も消耗品を大切に使用するよう啓蒙を行ない、消耗品の経費削減はもちろん、社会福祉法人とし

て環境にも優しいサテライト特養でありたいと考える。

(4) ご家族・地域との交流

今年度も年 2回開催した環境整備において、ご家族との定期的な交流会を開催。

地域との交流に関しては、中心部で開催される七夕祭りや大神祭への参加も前年度と同様に関わりが出

来、着実に地域の一員としての役割を果たす事が出来た。今後も更に地域との繋がりが得られるよう取り

組んでいきたい。

今年度も行なったサテライト、サテデイ合同納涼会に至っても、ご家族様、地域の方々などのご協力を

得て、盛大に開催することが出来た。

Page 35: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 29 -

2、年間行事予定

年 間 月 間 週 間 随 時

H29 4月

花見外出

サテライト開設記念日

(12日)

お誕生日会

お好みメニュー

美容院の日

買い物の日

甲府市介護相談員

訪問

内藤 Dr.回診

余暇の日

(日曜日)

居室掃除

歯科往診

防災訓練

サービス担当者会議

レクリエーション

外出・散歩

地域行事への参加

5 月 端午の節句・母の日・

バイキング食

6 月 父の日

7 月 七夕・土用の丑の日

8 月 うら盆、合同納涼会

9 月 十五夜・サテライト祭り

敬老会

1 0月 十三夜・紅葉狩り

11 月 バイキング食

12 月 クリスマス会

H30 1月 新年祝賀会 七草

2 月 節分

3 月 ひな祭り

3、職員研修状況

(1) 施設外研修

日 時 開催主体 内 容

開 催 地

H29.5.20 山梨県介護福祉士会 防災研修 1 山梨県青少年センター

7.5 山梨県社会福祉協議会 食中毒の予防と衛生管理 1 山梨県福祉プラザ

10.8 全国高齢者施設看護師会 最期まで口から食べられる

食機能を引き出すアプローチ 1 甲府市総合市民会館

10.28 山梨県介護福祉士会 関東甲信越ブロック研修会 1 桃源文化会館

11.11 共立病院 在宅での緩和ケア 1 山梨勤労者医療協会

駅前ビル

H30.2.7 健康長寿社会課 高齢者権利擁護 1 甲斐市ふれあい文化会館

Page 36: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 30 -

(2) 施設内研修

期 間 内 容 発表・講師等

H29 5月 身体拘束・虐待防止・人権擁護について 教育研修委員会

6 月 衛生管理食中毒の予防 野呂瀬管理栄養士

8 月 防災教育 防火管理者/高橋

9 月 事故防止について 事故防止委員会

10 月 ターミナルケアと褥瘡の予防 石井/藤森

11 月 感染症予防対策 三科看護師

12 月 認知症高齢者への対応 坂本ケアマネ

H30 2月 事故防止対策 遠藤/有賀

3 月 職業倫理・個人情報・プライバシー保護 鮎川所長

4、ボランティア受け入れ状況

個人・グループ数 年間延べ人数 内 容

4 組 38 人 話し相手 納涼会の手伝い 等

5、施設実習受け入れ状況

実習機関 実習内容 期間 実人数 延べ人数

山梨学院大学 教職介護体験 H29.6~H29.7 2 人 10 人

Page 37: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 31 -

6、利用者の状況

(1)年齢・性別

平成 29年 4 月 1日

年齢

性別

60 70 75 80 85 90 95 100

最高年齢

最低年齢

平均年齢

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 以

70 74 79 84 89 94 99 上

男 0 0 0 1 1 0 0 0 2 88 84 86.00

女 0 0 3 2 6 4 0 3 18 100 77 87.77

計 0 0 3 3 7 4 0 3 20 88.40

平成 30年 3 月 31日

年齢

性別

60 70 75 80 85 90 95 100

最高年齢

最低年齢

平均年齢

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 以

70 74 79 84 89 94 99 上

男 0 1 0 0 2 0 0 0 3 89 73 82.33

女 0 0 1 3 6 4 0 2 16 101 83 88.44

計 0 1 1 3 8 4 0 2 19 87.48

(2)在所期間

平均在所年数:3年 6ヶ月(H30年 3月 31日現在)

(3)平成 29年度入退所状況

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月 1 月 2 月 3 月 計

入所

男 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

女 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

退所

男 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

女 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

病院で死亡 0 長期入院見込み 0

施設で死亡(看取り介護) 2 ご家族の希望 0

家庭で死亡 0 本体への移動 0

・平成 29年度 :退所者 2名

入所者 1 名

・入所者数 19 名(平成 30 年 3月 31日現在)

*地域密着型特養のため入所者は甲府市在住の方を対象とする。

Page 38: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 32 -

(4)入所前居所 平成 29年度入所者

在宅 1 病院 0

(短期入所生活介護専門施設) 0 老人保健施設 0

(小規模多機能型施設) 0 養護老人ホーム 0

(5)外出・外泊状況

外出先

年月

自宅/親族宅 外泊 買い物・交遊 その他 月別計

人数 回数 人数 回数 人数 回数 人数 回数 人数 回数

H29.4 月 0 0 0 0 17 23 3 3 20 26

5 月 0 0 0 0 5 9 2 2 7 11

6 月 1 1 0 0 6 14 2 2 9 17

7 月 0 0 0 0 7 14 1 1 8 15

8 月 1 1 0 0 3 5 3 3 7 9

9 月 1 1 0 0 7 10 3 3 11 14

10 月 0 0 0 0 7 12 1 1 8 13

11 月 0 0 0 0 12 17 3 3 15 20

12 月 0 0 0 0 1 1 2 3 3 4

H30.1月 2 2 0 0 0 0 1 1 3 3

2 月 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

3 月 0 0 0 0 7 7 1 1 8 8

計 5 5 0 0 72 112 22 23 99 140

(6)入退院状況

No 性別 年齢 入院日 退院日 日数 入院先 病名 備考

1 女 92 4 月 25日 5 月 23日 27 山梨病院 胸腰椎骨折

2 女 101 6 月 16日 7 月 8 日 21 中央病院 丹毒

3 女 86 12月 26日 1 月 7 日 11 甲府共立病院 尿路感染症

合計 59 日

(7)介護度別人数の変化

介護度 H29.4.1現在 H30.3.31 現在

要介護 1 0 0

要介護 2 3 3

要介護 3 7 8

要介護 4 8 7

要介護 5 2 1

合計 20 19

平均介護度 3.45 3.32

Page 39: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 33 -

7、運営推進会議の開催

指定地域密着型サービス事業者として定期的に「サテライト特養尚古園運営推進会議」を開催。

運営推進委員:ご利用者代表、ご家族代表、地域包括支援センター、民生委員、地域代表、学識経験者

施 設 参 加 :施設長、ユニットリーダー、生活相談員、ケアマネージャー、管理栄養士 等

第一回 運営推進会議(平成 29 年 5月 29 日 14:30~)

1. 新年度推進委員への委嘱状交付

2. 平成 28 年度事業報告

3. ご利用者の状況

4. 主な行事の報告

5. 苦情要望窓口より

第二回 運営推進会議(平成 29 年 7月 31 日 14:30~)

1. 異動職員の紹介

2. 実地指導の結果報告

3. 施設内行事活動報告

4. 感染症・熱中症対策について

5. ご利用者の状況について

6. 苦情要望窓口より

第三回 運営推進会議(平成 29 年 9月 25 日 14:30~)

1. 設備関係の報告について

2. 感染症・熱中症対策について

3. 施設内行事活動報告

4. ご利用者の状況

5. 苦情要望窓口より

第四回 運営推進会議(平成 29 年 11月 27日 14:30~)

1. 設備関係の報告について

2. 感染症対策について

3. 施設行事活動報告

4. ご利用者の状況

5. ご家族様との懇親会やご家族様アンケートでの意見

6. 白根聖明園での食事事故を受けて

7. 苦情要望窓口より

第五回 運営推進会議(平成 30 年 1月 29 日 14:30~)

1. 感染症対策実施報告

2. 行事活動報告

3. ご利用者の状況

4. 苦情要望窓口より

第六回 運営推進会議(平成 30 年 3月 26 日 14:30~)

1. 平成 30年度組織体制について

2. 新年度事業計画について

3. 感染症対策について

4. 入居者の状況について

5. 行事活動報告

6. 苦情要望窓口より

Page 40: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 41: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 42: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 34 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1)総括

29 年度は運営稼働率の向上と、よりご利用者一人一人に合った支援の実施、余裕を持った入浴

サービスの提供、季節を感じでいただく外出サービスの提供、関係機関及び事業所との連携を強化

することにより、サービスの質の向上を図ることを目標として 1年間活動を行ってきた。

年間の稼働率はおよそ 63.55%であり、目標の 73%を上回ることは出来なかった、昨年度(70.92)

との比較では 7 パーセント以上の減少であった。主な要因は利用者の ADL低下や家庭環境による

利用中止などであった。

また、平均介護度においては、全体とすると上昇傾向であり、ハード面の活用とともにソフト面

での対応ができる環境とケアによって、適切な通所介護サービスを提供することができた。

レクリエーションや訓練、運動等の要素においても、提案・検討・実施・評価を繰り返し、マン

ネリ化防止に努め、ボランティアや地域との交流機会をはかりながらコミュニケーションや客観的

な刺激を受けつつ、運営向上に活かした。

日曜日に開催した忘年会では、より近い距離感の中でご利用者・ご家族とゆっくりコミュニケー

ションを図り、好評をいただいたイベントを行うことができた。

1 年を通し、安定した体制の中で育成やケアの向上を行いながら、ご利用者にとって安心・安全・

快適な空間の場を提供し、ADLや QOLの維持・拡大につながる関わりを行うことができた。

(2)利用者生活支援

① 入浴サービス(一般浴・リフト浴・機械浴・展望浴)

ご利用者一人一人の健康状態を把握しつつ、身体状態に合わせた介助の方法や設備を活かした入

浴サービスを提供している。入浴中は十分な見守りのもと、安全に安心して入浴をしていただける

よう観察と配慮をし、全身状態の把握や清潔の保持に加え、動作一つ一つに生活リハの観点から入

浴に係る行為やマッサージ等、意欲を引き出しながら、ご利用者の能力に沿って入浴サービスを実

施した。

また、入浴サービスの提供時間や場所においても「ゆっくり温まり、くつろげるようなお風呂を

目指し、午後の時間やイベントの一環としての考え方だけではなく展望浴の使用を毎月行うことで、

よりご利用者から好評をいただいた。ラジウム効果のある温水や週 2 回の変わり風呂も継続評価を

いただいている。

② 給食サービス

管理栄養士の献立のもとバラエティーに富んだメニューと、高齢者向けの味付けが大変好評であ

る。食器は陶器を使用し、嗜好や摂取量、療養食の提供、ご利用者の状態に合わせた食事提供に対

応し、ご飯と汁物はデイのキッチンで盛り付けのパフォーマンスを行なっている。

また食事中の見守りを図り、食事介助が必要なご利用者への適切な援助と共に、食の楽しみを感

じられるようにしている。

食前の嚥下体操の実施は目的と効果を説明しつつ、アレンジを重ねながら自宅での活動に繋がる

ようご利用者へ働きかけを継続している。

Page 43: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 35 -

また、年間の手作りおやつはバラエティーさを増し、担当スタッフが毎回工夫を凝らしながら季

節を感じられる内容や、楽しみを感じられる作業を工夫し、「自分達で作る」楽しさを提供すること

ができた。クオリティの追究をしながら懐かしさや美味しさを感じられるよう工夫した。

③ 介護サービス

在宅の生活が継続できることをベースの考えに置き、ご利用者の心身の状態・生活の状況に応じ

たニーズを適切に把握するように努め、一人一人に合った介護サービスを提供した。

在宅で生活をするための必要な動作やニーズに合わせたデイでの過ごし方を考えながら、QOL を

意識したケアの実践や、併せた目線として安全を前提とした関わりの中で、結果としてはフロアで

の事故は未然に防ぐことができ、アクシデント件数の減少も図れた。

ご利用者一人一人の状態や性質の理解から、できること、できていること、できるであろうこと

の観察や対応を図り、在宅生活が継続できるようアプローチを展開した。

④ 日常動作訓練

送迎から始まり、デイサービスセンター内でのご利用者の動作全てを生活上のリハビリと捉え、

移動・食事・入浴・排泄等の行為の際もご利用者の残存能力を引き出すようアプローチし、自立の

重要性、生活意欲の向上に繋がるようサポートした。

個々のニーズに合わせたリハビリの内容としては、集団体操をベースにし、車椅子から椅子への

移乗や、ベッド上の体操や姿勢保持、平行棒を使用した歩行訓練等を行い、多目的室を活用しなが

ら、座り立ち運動やマッサージ器、滑車機器、エアロバイクを使用した個別場面を設け、運動機能

向上へのサポートを行った。

また、新たな取り組みとして、医務・介護が軽度のマッサージを行う事で、コミュニケーション

の構築や意欲向上に繋げられた。

⑤ 健康状態の確認

看護職員を中心にバイタルチェック(毎回)・体重測定(月 1 回)、ご利用者への問診を行い、普

段と状態に変化がある場合や急変の際に、迅速にご家族や担当のケアマネジャーとの情報共有や受

診等のアドバイスを得る中で、タイムリーな連携を図ることができた。

また生活上の指導や・助言を行うことで、通常の健康状態を把握したり、内服薬の情報を得たり

することで、ご利用者からの相談にも応じられ、必要に応じ主治医等からの助言を得るなど仲介的

なサポートを行った。

⑥ 送迎サービス

ご利用者の身体状態や特性に合わせた車両選定と、送迎ルート、自宅周辺の土地環境を把握しな

がら、常に安全運転を心がけ、快適に乗車し、安心して来所していただくよう送迎を実施した。

車両の点検・整備は月 1 回に行い、車内・車外の清潔に努め、特に感染症対策の一環として車内

の消毒清拭は通年対応とした。送迎はご利用者・ご家族との直接コミュニケ―ションを図れる場面

でもあり、情報の共有や生活のアドバイス等を行うことで共通理解を持つことができた。

Page 44: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 36 -

⑦ レクリエーション・余暇活動

季節の移り変わりを感じられるよう工夫しながら、ADL の向上を目指し、ご利用者間の交流によ

る社会性の向上、生活の活性化を目指し創意工夫した。

年間行事に実施している外出以外にも、ご利用者へアンケートを募り、要望のあった「外出」の

計画を立案し実施することにより個々のニーズに合わせた対応を行う事ができた。

また、余暇活動の一環では、浴室の壁画作成やフロア内に飾る装飾物などをご利用者と共同で行

い仕上げることで、個々の役割や作業的要素を含め、心身や認知機能の活性化を活発に行うことが

できた。

⑧ 生活相談・援助

常に明るく何でも話せる雰囲気作りを心がけ、ご利用者間の問題にも早期に対応し、話し合うこ

と、職員がじっくり話を聞く事で問題解決に望んでいく事が定着した。

ご利用者の生活状況に応じ、家庭訪問を行い話し合うことや、電話をすることで安心感を持って

いただけるよう対応することで継続的な利用や都合に合わせた追加利用などの相談を受け、より信

頼を築ける関係を作る取り組みができた。

他事業所の介護支援専門員、関係専門職との情報の共有を深める為に、毎月のご利用者の状況や

課題点、介護計画変更の提案などを文書にまとめ、各事業所へ直接相談員が訪問する形をとってい

る。また訪問することでタイムリーな相談や信頼関係を築くことができ、新規利用の相談受注や並

行した情報収集をすることができ、事業間の窓口同士での顔が見える関係の構築ができた。

新規の事業所との関わりも増え、地域交流の場を設けたり、包括支援センターとの連携や調整を図

りながら PR 活動を行った。

⑨ その他日常生活全般にわたる介護

ご利用者の生活状況から、ご家族やケアマネジャーより依頼のあった場合は、送迎時に戸締り、電

気、火の元の確認などを行い、可能な日常生活のサポートを実施することにより、ご利用者及びご家

族との信頼関係の向上さらには在宅生活の維持につながり、充実した内容の介護を実践することがで

きた。

また、認知症等何等かの事情においてご家族と協働する場面についても、継続した対応を図ること

で、安定したご利用に繋がっているケースもあった。

2、会議開催状況

会議名 開催時期 内容

スタッフ会議・ケ―ス会議 毎月 1 回 ・行事確認

・利用者の変動、利用状況

サービス担当者会議 随 時 ・数回実施(状態変化等)

業務改善会議 毎月 1 回 ・業務改善事項の検討

・サービス向上の検討

食事検討委員会 年 3 回 ・嗜好状況の報告、検討

・行事食等の検討

Page 45: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 37 -

3、職員研修状況

(1)事業所外研修

期間 主催 参加 研修名 場所

H29.5.15 甲府防火協会 1 平成 29年度

第 51回甲府防火協会会員研修 ホテルクラウンパレス 2階

7.4 山梨県老人福祉施設協議会 1 山梨県老施協

21 世紀委員会 甲府市中道公民館

10.26 山梨県公安委員会 1 安全運転管理者等講習会 敷島総合文化会館

10.28 (公)日本介護福祉士会 1 第 24回

公益社団法人日本介護福祉士会

関東・甲信越ブロック研修会 桃源文化ホール

11.21 社会福祉法人山梨県社会福祉協議会

社会福祉法人山梨県共同募金会 1

第65回山梨県社会福祉大会

民生委員制度創設 100周年 コラニ-文化ホール

(2)事業所内研修(法人研修含む)

実施日 研修内容 担当・講師等

H29.5.24 身体拘束・虐待防止について

~人権擁護の観点から~ 法人教育研修委員会

6.9 感染症・食中毒蔓延防止について(講義)

吸引・蘇生法(心臓マッサージ・AED 取り扱い)

尚古園医務

法人感染症対策委員会

6.20 個人情報取り扱い・プライバシー保護・衛生管理・職業倫理について 尚古園デイリーダー

7.18 デイサービスにおける事故防止・事故発生時の緊急対応 尚古園デイ介護職員

8.22 認知症ケアについて 尚古園デイ介護職員

9.19 防災教育 尚古園デイリーダー

10.24 薬剤の取り扱いと対応、健康状態を把握するための観察 尚古園デイ看護職員

〃 リーダー

11.21 デイサービスにおける感染症・食中毒蔓延防止

(デモンストレーション)

尚古園デイ看護職員

〃 リーダー

12.19 褥瘡防止に関する知識と取り組み・ターミナルケアの考え方 尚古園デイ介護職員

H30.1.23 デイサービスにおける介護の専門的視点と実践 尚古園デイ介護職員

2.20 デイサービスにおける身体拘束、虐待防止に関する考え方の復習と

これまでの取り組みを振り返る 尚古園デイ介護職員

3.20 介護福祉士として自己覚知しておくこと 尚古園デイリーダー

4、ボランティア受け入れ状況

個人・グループ数 年間延べ人数 内容

7 組 96 人

清掃(屋内外、車両)、行事手伝い、

散歩付き添い、レクリエーション補助

利用者とのコミュニケーション等

Page 46: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 38 -

5、実習受け入れ状況

実習者 実習内容 期間 実人数 延べ人数

帝京福祉専門学校 介護福祉士実習 12 月 3 名 18 名

6、利用者の状況

(1)行事状況

実施月 内 容 日程・場所 参加人数 手作りおやつ 実施日 参加人数

H29年

4 月

花見会

(花見入浴)

5 日~7日

デイサービス前

5 日 17名

6 日 19名

7 日 18名

さつまいもと林檎

のおやき

17 日

18 日

18 名

18 名

5 月

母の日

16 日~20日 40 名 柏餅風蒸し菓子 17 日

18 日

20 名

18 名

6 月 父の日 15 日~17日 40 名 水無月 16 日

17 日

16 名

20 名

7 月

七夕

5 日~7日

デイサービス内・外 28 名

もちもちそうめん

ポテト

17 日

18 日

18 名

15 名

8 月

納涼行事 (夏祭り、スイカ割り)

16 日.22 日

デイサービス内・外

9 日 16名

21日 17名 ナスのおやき

16 日

17 日

17 名

18 名

9 月 敬老会 18 日

デイサービス内 18 名 葡萄ゼリー

15 日

16 日

14 名

18 名

10 月 運動会

9 日

デイサービス

玄関前

19 名 お豆腐でかぼちゃ

白玉団子

24 日

25 日

17 名

18 名

11 月 創立 15周年

記念パーティ

4 日※日曜日開催

デイサービス内 33 名 黒糖蒸しパン

15 日

16 日

17 名

16 名

12 月 クリスマス会 22 日~23日

デイサービス内

22日 15名

23日 15名 クリスマスケーキ

22 日

23 日

15 名

15 名

H30年

1 月 新年祝賀会

4 日~5日

デイサービス内

4 日 17名

5 日 15名 浮島

22 日

23 日

17 名

14 名

2 月 節分 3 日

デイサービス内 17 名 ニラ入りチヂミ

21 日

22 日

18 名

18 名

3 月 桃の節句 3 日

デイサービス内・外 14 名 上用まんじゅう 23 日

24 日

18 名

15 名

※レクリエ―ション(みそ汁作り、俳句作り、カラオケ等)~毎日日替わりで実施。

※外出行事に関しては、春・秋以外に希望を踏まえた個別対応(少人数)を随時実施。

※誕生日会~当月利用日が近い日に実施。

※手作りカレンダー~毎月実施

※体重測定~月の前半に実施。

※防災訓練~年 2 回実施。

※展望浴~毎月 3~4 日実施。

Page 47: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 39 -

(2)要介護度別利用状況

年月日 要支援

1

要支援

2

要介護

1

要介護

2

要介護

3

要介護

4

要介護

5 その他 合 計

平均

要介護度

H29.4 月 8 17 43 155 73 73 71 0 440 2.8

5 月 9 15 45 185 72 64 81 0 471 2.8

6 月 9 21 35 161 70 53 58 0 407 2.7

7 月 8 18 51 159 73 58 58 0 425 2.6

8 月 9 14 34 162 81 51 42 0 393 2.6

9 月 3 21 35 165 85 60 33 0 402 2.8

10 月 3 23 33 163 86 45 50 0 403 2.6

11 月 10 17 44 139 109 42 54 0 415 2.6

12 月 8 18 48 136 113 40 50 0 413 2.6

H30.1 月 8 16 39 128 99 42 39 0 371 2.6

2 月 10 16 33 140 95 52 32 0 378 2.6

3 月 12 21 42 114 100 84 33 0 406 2.7

合計 97 217 482 1,807 1,056 664 601 0 4,924 2.66

Page 48: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 49: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 50: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 40 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1)総括

29 年度は、所長が交代して間もなく、手探りの状況からのスタートとなった。現利用者様やご家族様と

の信頼関係、各居宅支援事業所、包括支援センターとの関係性の構築に力を入れて活動してきた。

結果として、年間を通して 6 名の新規ご利用者様と契約に至った。また、既にご利用されていた方も、ご

利用回数を増やしていただけたりしたが、他施設への入所・長期入院・ご逝去等があり、年間稼働実績が

61.1%と大きく低下してしまった。

小規模の特性を活かし、1 人 1 人に合った細かなケアを継続しつつ、新たな特色を構築していくことが、

今後の課題といえる。

洗濯物たたみや洗濯物干し、料理の盛り付け、料理の下ごしらえ、配膳、下膳、テーブル拭き等、自宅

で継続して行ってきた家事動作をレクリエーションとして取り入れて実施してきた。

今年度は、居宅支援事業所や包括支援センターとの、より強い関係性を築けていける様にアプローチし

ていく。また、現在ご利用されているご利用者様並びにご家族様との信頼関係を、より強固なものとなる

様努力していく。

(2)利用者生活支援

① 入浴サービス(-船浴)

「完全個浴」という大きな特色を活かし、1 人 1 人に合った支援・ペースを大切に関わってきた。

1 対 1 での関わりの中で、身体の動きや皮膚の状態等、こまかな状態変化にも気付くことができ、

ご家族様との情報共有を行うことができた。入浴中のみでなく、前後の健康チェックや水分補給に

心掛け、体調不良を引き起こすこともなく、安全で快適な入浴を提供できた。

② 給食サービス

手作り料理を提供している事業所として、そのメリットを最大限に生かせるように、事前にメニ

ューは敢えて決めず、当日の気候やご利用者様に希望を聞いて決定する等のスタイルを、例年通り

継続して行った。また行事食にも力を入れ、大変ご好評いただいている。

食事の時間を長めに設定することで、慌てることなく、ご自分なりのペースでゆっくりと召し上

がれる雰囲気も提供することができたと感じている。

③ 介護サービス

在宅生活を継続できることを念頭に、ご自宅の環境等を考慮しながら関わる様に心掛けた。過度

な関わりにならない様に注意する中でも、安全面に配慮しながら関わってきた。また、機能低下や

より生活動作をスムーズに行える様なアドバイスも行うように心がけた。

1 人 1 人にあった身体介護を提供することは勿論であるが、ご利用者様にとって社会交流の場とし

ても重要な空間であることを念頭に入れたサービスの提供を、今後も継続して行っていきたい。

④ 健康状態の確認

ご利用時は、健康状態の確認を毎回行っている。体重測定は毎月 1 回実施。状態の変化があった

時には、ご家族に報告し受診等の対応の依頼やアドバイスを行った。また、ご自宅での服薬管理が

難しい場合には、飲み忘れの確認などのサポートも行った。

Page 51: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 41 -

⑤ 送迎サービス

常に安全運転を最優先に送迎を行った。ご家族の不在など都合に合わせ送迎時間の調整や、身支

度・戸締り・火の元の確認などもしている。

また送迎時にご家族とのコミュニケーションをとる事で情報の共有を行い、ご家族様の悩みの払

拭やご自宅での生活においてのアドバイス等も随時行えた。

⑥ レクリエーション・アクティビティ活動

洗濯物たたみや食器拭き、テーブル拭き等、ご自宅で長年やってきたと思われる家事作業を行っ

ていただいた。黙々と行う方、リーダーシップを執る方等、個々の性格を活かして役割を持ちなが

ら行えた。

外出レクやボランティアとの繋がりもより充実させ、レクリエーションがマンネリ化しない様に

努力していきたい。

⑦ 生活相談・援助

送迎時等でのご家族様とのコミュニケーションを基本に、連絡ノートの活用と、なかなかお会い

できないご家族様には、お手紙等で細かな情報提供やアドバイスを随時行った。各居宅支援事業所

とは、電話連絡や訪問して情報の共有を行った。

⑧ その他日常生活全般にわたる介護

ご利用者様の生活状況から、送迎時の戸締り・火の元の確認等の他に身支度や、衣類の管理、洗

濯等を必要に応じて行う事で、何らかの事情のあるご利用者の安全、安心した生活が送れるような

サポートも行った。

2、会議開催状況

会 議 名 開 催 時 期 内 容

スタッフ会議 毎月 1 回 ・ご利用者の変動、利用状況

・業務改善等 ・ADL 状況の変動、対策等

ケース会議 随時 ・ご利用者の支援方法の検討および確認等

勉強会 随時 ・介護保険制度に関すること

・介護、福祉、医療に関すること

献立検討会 毎週土曜日 ・献立内容や食材の検討、確認

Page 52: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 42 -

3、職員研修状況 (1)事業所外研修

期間 主催 研修名 参加人

数 場所

H29.5 月 山梨県中北保健福祉部

長寿社会課

介護保険事業所説明会 1 名 山梨県立文学館

H29.4 月~

H30.3 月

社会福祉法人

全国社会福祉協議会

平成 29 年度

社会福祉主事資格認定通信課程

1 名 通信

ロフォス湘南

H29.11 月

全国老人福祉協議会 第 74 回全国老人福祉施設大会

(福島大会)

1 名 ビッグパレットふくしま

(2)事業所内研修(法人研修含む)

期間 内容 発表・講師等

H29.5.9 職業倫理・個人情報・プライバシー保護について 緑デイ・所長

5.24 身体拘束解消・虐待防止~人権擁護~ サテデイ・所長

6.12 食中毒予防・衛生管理について 緑デイ・介護スタッフ

7.18 デイサービスにおける事故防止への考え方 尚デイ・介護スタッフ

9.4 感染症対策・ノロウイルスについて 緑デイ・介護スタッフ

10.2 防災教育について 緑デイ・介護スタッフ

10.24 薬剤の取り扱いと基本知識、健康状態の観察について 尚デイ・介護スタッフ

12.4 認知症について 緑デイ・介護サブリーダー

12.10 デイサービスにおけるケアの考え方や実践を再学習する 尚デイ・介護スタッフ

H30.2.9 ターミナルケア・褥瘡予防について 緑デイ・所長

3.1 モニタリング・記録の書き方について 緑デイ・介護サブリーダー

4、ボランティア受け入れ状況

個人・グループ数 年間延べ人数 内容

6 組 187 人 清掃、調理、行事、散歩

レクリエーション等

5、実習受け入れ状況

実習者 実習内容 期間 実人数 延べ日数

介護福祉士 生活・介護支援 H29年 8月 31日~9月 7日

(土曜、日曜除く) 2 名 12 日

教職介護体験 生活・介護支援 H29年 6月~H30年 2月

各 5日間 27 名 135日

Page 53: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 43 -

6、利用者の状況

(1)行事状況一覧

月 内 容 場 所 利用者

参加人数

ボランティア

及び実習生

H29年.4 月 花見会 ・緑が丘公園 当日の

ご利用者 1 名

5 月 鉄板パーティー ・緑が丘デイ内 8 名 2 名

5 月 お茶会 ・緑が丘デイ内 8 名 1 名

6 月 お茶会 ・緑が丘デイ内 8 名 1 名

7 月 七夕 ・甲府銀座通り。 7 名 1 名

7 月 餃子パーティー ・緑が丘デイ内 5 名

9 月 秋祭り ・緑が丘デイ内 5 名 2 名

9 月 敬老会 ・緑が丘デイ内 5 名

9 月 オカリナ演奏会 ・緑が丘デイ内 7 名 7名

10 月 ハロウィン ・緑が丘デイ内 7 名 1 名

11 月 お茶会 ・緑が丘デイ内 6 名

12 月 紅葉狩り ・矢木羽湖 7 名

12 月 オカリナ演奏会 ・緑が丘デイ内 7 名 6 名

12 月 クリスマス会 ・緑が丘デイ内 計 18 名 1 名

H30年.1 月 新年祝賀会 ・緑が丘デイ内 計 15 名 1 名

1 月 初詣 ・護国神社 計 11 名 1 名

2 月 節分 ・緑が丘デイ内 6 名 1 名

3 月 雛祭り ・緑が丘デイ内 5 名

*上記は主だった行事のみ記載。野外レクは随時実施。

*ご利用者参加の昼食作り、おやつ作り随時実施。

*誕生日会~毎月(行事食メニュー)

*防災訓練~年 2 回

Page 54: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 44 -

(2)介護度別利用状況

要支援

1

要支援

2

要介護

1

要介護

2

要介護

3

要介護

4

要介護

5 合 計

平均

要介護度

H29.4 月 0 8 50 19 13 59 5 154 2.53

5 月 0 9 52 18 16 58 9 162 2.57

6 月 0 9 48 21 15 59 9 161 2.60

7 月 0 8 48 28 16 62 9 171 3.08

8 月 0 8 47 29 15 62 9 170 3.09

9 月 0 7 45 36 13 57 8 166 2.57

10 月 0 9 36 22 35 54 9 165 2.72

11 月 0 6 22 20 16 62 31 157 3.28

12 月 0 9 21 19 17 59 30 155 3.22

H30.1 月 0 7 17 21 14 55 29 143 3.27

2 月 0 12 16 21 16 54 26 145 3.14

3 月 0 13 19 22 19 55 25 153 3.72

合計 0 105 421 276 205 696 199 1902 2.98

Page 55: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 56: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 45 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1)総括

29 年度は地域密着型通所介護事業所として、いっそう地域に密着した施設をめざしサービス提供内容の

充実に努めるとともに、相談員を中心として近隣の居宅支援事業所や包括支援センターなどの関連事業所

との連携にも力を入れた。

これまでに積み重ねた個々のケアの充実をめざしてきたと同時に、地域密着型の特養との協働により合

同納涼祭を開催し、ご利用者やご家族からも好評をいただくことが出来た。

季節ごとに地域の社会資源である祭事の参加や、近隣の学校のボランティア受入れなど多くの方とのコ

ミュニケーション構築にも積極的に取組むことで、地域社会との交流活動にも成果をあげることが出来た。

年間を通じて安全で安心して楽しめる安らぎの場を提供し、少人数ならではのきめ細かいケアと、一人

ひとりにあった関わりを行うことと、原則、同性介護を実施できたことで、ご利用者の人権・人間性を尊

重する基本理念に基づいた通所介護サービスの提供を行うことが出来た。

(2)利用者生活支援

① 入浴サービス(一般浴・機械浴)

健康状態のチェックを行い、身体状況やご本人に合った入浴方法を考え 1対 1で関わることを重視

しながら、ゆったりした入浴時間を提供出来た。

特に同性介護を実施できたことで、ご利用者のプライバシーへの配慮が徹底できた。またご利用者

自身ができる限り、自身のことができるような働きかけを行ってきた。

また身体状況に応じ、特養に併設されている機械浴を利用することで、ご利用者が安全にゆっくり

と入浴できることが出来、ご利用者からも好評だった。

② 給食サービス

管理栄養士の作成した献立で、季節感や目で楽しめるように工夫されたメニューを提供している。

行事食が多く、食事もレクリエーションや活動に繋がるケアのひとつとして活用することが出来る

ように、自立支援を念頭にサポートしてきた。

結果として、9割のご利用者が常食提供のまま状態が低下していない。食事制限のあるご利用者に

対する献立にも対応することが出来ており、栄養管理面でのサポートも充実して取り組むことが出来

た。

③ 介護サービス

在宅生活が維持できることを念頭に、ご利用者の身体的、精神的状況に応じた介護サービスを提供

した。ご利用者が在宅で生活するために欠かせないことは、デイで継続出来るようなアプローチを展

開した。

過度の介護とならないように状態を的確に把握することに努め、ご家族やケアマネ、協力事業者へ

の情報提供もした。

④ 健康状態の確認

健康状態の確認を毎回実施した。状態に変化がみられる場合はご家族へ連絡・報告、受診等の対応

をお願いしている。また、ご利用者、ご家族、ケアマネからの相談により、個人持ちの薬の管理や手

当てのサポートをできる範囲で実施した。

Page 57: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 46 -

⑤ 送迎サービス

送迎サービスの基本である安全を第一に、個々の状態に合わせた送迎時間等を調整。

また独居の方や送迎時にご家族が不在な場合など、個々に対応が違うので生活状況に合わせ、柔軟

性のあるサービスで対応してきた。ご利用者の身体能力を把握し、状態に合った送迎方法を確実にす

ることで、事故のない安全な送迎を行うことが出来た。

また、送迎時のご家族との情報交換を積極的にすすめて、ご利用者の生活支援につなげている。

⑥ レクリエーション・アクティビティ活動

ご利用者が積極的に参加でき楽しみに繋がるとともに、心身機能の活性化を図れるように活動性

が高まる活動を実施した。街中散歩や地域の行事や祭りに参加するなど、施設を出ての活動も活発

に行い、地域社会との交流をはかることも行った。

今年度は予防介護の観点から、特に運動機能の維持、向上を目標とした運動や体操を積極的に実

施し活発な活動を展開してきた。ご利用者の個別の嗜好やニーズに添うような支援も実施した。

⑦ 生活相談・援助

ご利用者、ご家族から常に話を聞きやすい、話しやすいと感じられるような態勢で生活相談・援助

を行っている。

またスタッフ全員で情報共有し、ご利用者が自宅での生活が継続でき、ご家族の不安を軽減出来る

よう努めた。ご家族との連携も密にして、ケアする人をケアする役割も果たしつつある。

⑧ 機能訓練

機能訓練指導員の配置により、ご利用者一人ひとりの身体状態に応じたリハビリの実施と、リハ

ビリ効果のあるレクリエーションを多く取り入れ、身体機能の低下を防止する援助を行うことが出

来た。

⑨ その他日常生活全般にわたる介護

ご利用者の生活状況から、送迎時に戸締り、電気、火の元の確認などを行い、可能な日常生活のサ

ポートを実施することにより、ご利用者及びご家族との信頼関係の向上につながり、充実した内容の

介護を実践することが出来た。

2、会議開催状況

会 議 名 開 催 時 期 内 容

スタッフ会議 毎月 1 回 ・ご利用者の変動、利用状況

・業務改善等 ・ADL 状況の変動、対策等

サービス担当者会議 随時

・ご利用者のアセスメントとケアプラン作成、

及び作成したプランの評価・検討・確認の

ため、家族・本人・関係職員で協議した。

食事検討委員会 毎月 1 回

・ご利用者の希望に沿った、より質の高い食の

提供を目的とし、献立内容やイベント食等の

検討を行い、提供した。

Page 58: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 47 -

3、職員研修状況

事業所内研修(法人研修含む)

期間 内容 発表・講師等

H29.5.13 個人情報・プライバシー保護・職業倫理 所長

5.24 人権擁護(法人) サテデイ所長

6.9 終末期の介護・褥瘡防止 管理栄養士

7.31 事故防止・緊急時の対応 担当スタッフ

8.31 防災教育 防災担当者(特養)

11.22 感染症対策・ノロウイルス対策 看護師

12.14 記録の書き方 外部研修・全労済

H30.1.13 ターミナルケア・褥瘡予防 介護サブリーダー

2.10 高齢者支援計画に関する学習会 外部研修・甲府介護

3.9 認知症高齢者の対応等 介護サブリーダー

3.14 摂食嚥下障害の評価と訓練の実際 外部研修・歯科医師会

4、ボランティア受け入れ状況

個人・グループ数 年間延べ人数 内 容

4 組 20 人 レクリエーション等

5、利用者の状況

(1)行事状況一覧

実施日 内 容 場 所

H29年 4月~5月 お花見等、外出レク 近隣の公園(散歩等)

6月~7月 地域行事への参加(七夕作り等) 銀座通りなど

8月 サテライト特養合同納涼祭 サテライト尚古園

9 月 敬老会 デイホール

10 月 地域行事等への参加(ハロウィン等) 銀座通りなど

11月(4月開所記念) お楽しみ食(握り寿司パフォーマンス) デイホール

12 月 クリスマス会 デイホール

H30年 1月 新年祝賀会 デイホール

2 月~3月 地域行事への参加(節分繭玉つくり等) デイホール

*上記は主だった行事のみ記載。街中散歩、屋外レクは随時実施

*誕生日会~毎月 1 日(誕生日食メニュー) おやつ作り~毎月 1 回

*防災訓練~年 2 回

Page 59: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 48 -

(2)要介護度別利用状況

要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 合 計 平均要介護度

H29.4 月 0 9 34 53 70 23 16 205 2.66

5 月 0 9 39 70 82 26 18 244 2.63

6 月 0 8 40 30 107 25 17 227 2.77

7 月 0 5 37 30 105 29 18 224 2.82

8 月 0 6 28 42 108 28 18 231 2.84

9 月 0 9 25 47 111 24 16 232 2.82

10 月 0 8 25 47 95 27 16 218 2.82

11 月 0 8 27 46 101 30 18 230 2.85

12 月 0 9 26 42 88 19 15 199 2.76

H30.1 月 0 6 4 71 61 4 15 161 2.71

2 月 0 8 4 51 70 9 17 159 2.89

3 月 0 7 5 67 66 6 18 162 2.78

合計 0 92 294 597 1,064 250 202 2,499 2.78

Page 60: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 61: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 62: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 49 -

1、利用者生活支援状況(報告)

☆ 笑顔で助け合いながら楽しく過ごせるよう支援する。

認知症の程度や身体レベルの状態から、入居者様によって出来る事、出来ない事があるが、日頃か

らお互いが気遣い助け合い、協力し生活する事が出来ている。また、日々の体調管理を充分に行う為

に、嘱託医と連携し行ってきたが、3月に入り 1名入院者が出てしまった事は残念であった。

身体レベルの差や車椅子利用の方が増えた為、外出やレクリエーション活動を円滑に進める事が難

しくなっている中で、スタッフの創意工夫、事前準備を行い,計画性を持って取り組み、笑顔で楽しく

過ごせる環境を今後も作っていきたい。

☆ 通所の方々と交流が持て、日常生活の活性化に繋げる。

通所ご利用者と隔てなく交流が出来、良い関係性が築けている。洗濯たたみや洗濯干し、調理補助

や食事の片付け等分担して行い、交流・活性化に繋げる事が出来た。仲間意識を持った関係性が出来

ており、和気あいあいと雰囲気もとても良い。今後も生活の場として皆が生き生きと過ごせるようサ

ポートしていきたい。

☆ 地域の一員であることを自覚し、積極的に交流の場へ参加していく。

地域の方の御協力もあり行事への参加ができている。自治会の「秋のスポレク祭」への参加は、地

域の方から声を掛けていただき活動する場面もあり、一緒に楽しめる良い機会となっている。

又、近隣のスーパーへ買い物に出掛け、併設施設のご利用者との交流、実習生の受け入れにより、

より多くの方と関わり交流を持つ事が出来た。定期的に来所して下さるボランティアの方もおり、良

い関係がつくれているが、立地的に外出が容易ではない為、新たなボランティアの招致を積極的に行

っていきたい。

隔月で開催している運営推進会議においては、地域の方との情報交換を進め、来年度は避難訓練に

も参加しより一層交流しやすい環境を作っていきたい。

総括

29 年度は、1 名入院者が出てしまった事は残念であった。体調管理において、日々のちょっとした変

化に気づき観察する視点や、入居者に合わせた対応、状態把握に努め、早期発見・早期対応を行う事で

重度化しないよう、引き続き嘱託医とも連携し不自由の無い暮らしに結びつけていく。

年間行事を行う中で、車椅子利用の方が増えたが、個別に関わる事で昨年度に比べ外出する機会が多

く持てた。個人外出では、ご家族と一緒にファミレスでお茶を飲む事が出来た方、大好きな寿司を食べ

に行く人、ステーキを食べに行く人、石和の足湯に浸かる方など希望に添えた外出が実施出来た。毎年

恒例となっているバーベキュー会では、3組 8 名のご家族の参加が得られた。今後もご家族との信頼関係

を築きながら、生活の場として入居者様が生き生きと暮らし、地域の一員として社会交流できるよう努め

ていきたい。

運営推進会議の活用により、より一層地域交流の機会を増やしていくと共に、ご家族・入居者様のニ

ーズに応えられる様、知識・技術・資質の向上がより出来るよう努めていく。

創立 15周年を迎える事が出来た。通所ご利用者や入居者様と隔たりなく共有の場で過ごす事で、笑顔

に溢れた仲間づくりが出来ている。今後も「笑顔で助け合い楽しく過ごせるホーム」を目指し取り組ん

でいきたい。

今年度 6 月からは、デイサービスの無い日曜日の自宅での過ごし方に問題を抱えているご家族からの

相談を受け、CMと共に考え、慣れた環境で通常のデイサービスと同様のサービスの提供を行い、生活の

リズムを整える援助も開始した。

Page 63: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 50 -

2、会議開催状況

3、年間行事

会議名 開催時期 備 考

リーダー会議 毎月 1 回 利用状況、業務改善等

スタッフ・ケース会議 毎月 1 回 利用状況、業務改善等

ご利用者・スタッフの話し合い 随 時 数回実施(状態変化等)

6.27 ドライブ 武田の杜 2 名 0

6.30 七夕飾り見物 甲府銀座商店街 5 名 0

7.3,6 七夕飾り見物 甲府銀座商店街 3 名 0

7.20 夏祭り 山径ホール 9 名 0

8.6 バーベキュー会 山径ホール/玄関先 9 名 8 名

8.29 個人外出 明野ひまわり畑~寿司屋 1 名 0

9.11 個人外出 夢庵~オギノ湯村店 1 名 0

9.12 個人外出 はま寿司 2 名 0

9.18 敬老祝賀会 山径ホール 9 名 0

9.21 個人外出 夢庵~石和温泉足湯 2 名 0

9.22 個人外出 ステーキガスト~ドライブ 1 名 0

9.25 個人外出 緑が丘公園~はま寿司 1 名 0

年 月 日 内 容 場 所 利用者数 ご家族数

H29.4.3,4 桜の花見浴(展望風呂) 特養新浴室 8 名 0

4.6 桜のお花見会/尚デイ合同 玄関前 9 名 1 名

4.7 桜の花見ドライブ 武田神社~護国神社 2 名 0

4.9 桜の花見ドライブ 緑が丘~武田神社~愛宕山 4 名 0

4.13,14 桃の花見ドライブ 金桜園(一宮) 8 名 0

4.27,29 藤の花見 緑が丘公園 3 名 0

5.4 ツツジの花見 緑が丘公園 6 名 0

5.8 花見ドライブ 金桜神社 2 名 0

5.9 オカリナ演奏会 山径ホール 9 名 0

5.15,16 ポピー畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 4 名 0

5.18 公園でお弁当&バラの花見 緑が丘公園~TDK 跡地 9 名 0

5.20,21 ポピー畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 4 名 0

6.16 ランチバイキング 山径ホール 9 名 0

Page 64: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 51 -

9.28 個人外出 ジョナサン湯村店 1 名 1 名

10.6 ぶどう狩り 金桜園(一宮) 8 名 0

10.12 コスモス畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 5 名 0

10.17 秋刀魚会 山径ベランダ 9 名 0

10.18 コスモス畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 2 名 0

10.21 相川保育園運動会 緑ヶ丘小体育館 1 名 0

11.3 創立 15 周年記念式典 山径ホール 9 名 0

11.4,7 紅葉狩り 緑が丘公園 5 名 0

11.5 和田町「秋のスポレク祭」 和田堀公園運動場 2 名 0

11.9 豚汁会 山径ホール 9 名 0

11.14 紅葉狩りドライブ 和田紅葉街道~千代田湖

~荒川ダム 8 名 0

12.15 オカリナ演奏会 山径ホール 9 名 0

12.23 忘年会 山径ホール 9 名 5 名

12.28 餅つき会 山径ベランダ 9 名 0

H30.1.1 新年祝賀会 山径ホール 8 名 0

1.10,11 初詣 武田神社 2 名 0

1.13 繭玉作り 山径ホール 8 名 0

1.14 獅子舞 山径ホール 9 名 0

1.15,16 初詣 武田神社 6 名 0

1.26 お楽しみランチ 山径ホール 9 名 0

2.3 節分(豆まき) 山径ホール 9 名 0

2.26 パンバイキング 山径ホール 9 名 0

3.12,13,14 梅の花見ドライブ 敷島総合公園(梅園) 6 名 0

3.24,27 梅の花見ドライブ 敷島総合公園(梅園) 2 名 0

3.28 花見ドライブ 武田神社~護国神社~愛宕山 3 名 0

3.30 桜のお花見会 玄関前 9 名 0

Page 65: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 52 -

4、職員研修状況

(1)施設外研修 :デイサービス山径共通

年月日 主 催 研 修 名 参加者 場所

H29.8.3 山梨県グループホーム協会 施設見学

地域との連携について 1 グループホームらくえん

9.7 山梨県社会福祉協議会 キャリアパス支援研修

「モチベーションアップ研修」 1 山梨県地場産業センター

11.18 日本認知症グループホーム協会

山梨県支部

「命を考える」

~生まれ・生き・死に逝く命に寄り添うプロの力~ 1 ぴゅあ総合 2F 中研修室

12.16 富士見高原病院 感染管理室

地域の感染対策あらいぐま

高齢者介護施設における

インフルエンザと嘔吐下痢症状の感染症対策

1 甲府市総合市民会館

H30.1.17 山梨県福祉保健部

健康長寿推進課 認知症介護基礎研修 1 山梨県青少年センター

2.7 山梨県福祉保健部

健康長寿推進課

高齢者の尊厳を守るケアを行うための

管理者としての役割 1 双葉ふれあい文化館

(2)施設内研修(法人研修含む) :デイサービス山径共通

年月日 内 容 発表・講師等

H29.5.24 「人権擁護等に関する基本的理解」

~高齢者の思いに寄り添うケアを実践するために~ サテライトデイ所長

6.28 感染症・食中毒蔓延防止について(講義)

吸引・蘇生法(心マッサージ・AED 取扱い) 法人感染対策委員会

7.20 個人情報・プライバシー保護・衛生管理・職業倫理について

GH 山径所長

8.17 QOL 向上への関わり

GH 山径介護職員

9.21 防災教育

GH 山径防火管理者

10.19 認知症高齢者への対応

GH 山径介護職員

11.21 感染症対策「ノロウイルス等のデモンストレーション」

GH 山径リーダー

H30.1.18 事故防止・事故発生時の緊急対応について

GH 山径生活相談員

2.15 ターミナルケアと褥瘡予防について

GH 山径計画作成担当

3.27 法人教育研修(リーダー研修)

法人教育研修委員会

Page 66: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 53 -

5、利用者の状況

(1) 年齢

最高年齢・・・98歳 最低年齢・・・82歳

平均年齢・・・89.6歳

(2) 要介護度 平均介護度・・・2.89

要介護度 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5

人数 2 0 5 1 1

(3) 要介護度の変化状況

介護度の変化状況 人数

2 → 3 1

4 → 5 1

(4) 入退所の状況

男 女 計

入所者数 0 1 1

退居者数 0 1 1

入所前状況 在宅 1名

退所理由 特別養護老人ホームへ入所

(5) 外泊状況 (6)入院状況

平成 29 年度は外泊者 2 名(計 10 日) 平成 29 年度は入院者 1 名(23 日)

(7) 面会状況

年 月 面 会 件 数 年 月 面 会 件 数 年 月 面 会 件 数

H29.4 月 25 8 月 20 12 月 17

5 月 21 9 月 17 H30.1 月 17

6 月 19 10 月 13 2 月 11

7 月 20 11 月 15 3 月 15

6、実習受け入れ状況

実習者 実習内容 期間 実人数 延べ人数

山梨県立大学(人間福祉学部) 介護実習 8 月 17日~8月 30 日 1 人 11 人

山梨県立大学(人間福祉学部) 介護実習 9 月 1 日~9 月 14日 1 人 11 人

教職員介護実習 介護実習 8 月 16日 3 人 3 人

年齢 70~79歳 80~89歳 90~99歳

人数 0 4 5

Page 67: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 54 -

7、運営推進会議の開催

第一回 運営推進会議 平成 29 年 5 月 25 日(木) 14:00~

参加:入居者代表 1 名・通所利用者代表 1 名・入居者家族 1 名・和田町自治会 1 名

北東包括支援センター2 名・尚古園居宅介護支援事業所 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③グループワークの関わりについて ④その他

第二回 運営推進会議 平成 29 年 7 月 27 日(木) 14:00~

参加:入居者代表 1 名・通所利用者代表 1 名・入居者家族 1 名

北東包括支援センター1 名・元居宅介護支援専門員 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③地域への参加について ④その他

第三回 運営推進会議 平成 29 年 9 月 28 日(木) 14:00~

参加 入居者代表 2 名・通所利用者代表 1 名・入居者家族 1 名・和田町自治会 1 名

北東包括支援センター1 名・元居宅介護支援専門員 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③自然災害への備えについて ④その他

第四回 運営推進会議 平成 29 年 11 月 30 日(木) 14:00~

参加 入居者代表 1 名・通所利用者代表 1 名・入居者家族 1 名・和田町自治会 1 名

北東包括支援センター1 名・元居宅介護支援専門員 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③スタッフのスキルアップと研修について ④その他

第五回 運営推進会議 平成 30 年 1 月 25 日(木) 14:00~

参加 入居者代表 1 名・通所利用者代表 1 名・入居者家族 1 名・和田町自冶会 1 名

北東包括支援センター1 名・元居宅介護支援専門員 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③外部評価の報告と意見交換 ④その他

第六回 運営推進会議 平成 30 年 3 月 29 日(木) 14:00~

参加 入居者代表 1 名・通所利用代表 1 名・入居者家族 1 名・和田町自治会 1 名

北東包括支援センター1 名・元居宅介護支援専門員 1 名・所長・生活相談員

議題 ①入居者の生活状況と ADL・サービスの状況 ②通所の状況

③29 年度のまとめ ④その他

Page 68: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 69: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 70: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 55 -

1、利用者生活支援状況(報告)

(1) 総括

29 年度は、共用型デイの特徴でもある、GHへの入所に繋がった方や、在宅での生活が困難となり他施

設へ入所した方がいた為、上半期の稼働率は 33.33%まで落ち込んだが、下半期になり、2 名の新規ご利

用者と契約を結ぶ事が出来たが、年間月平均 56.55%であり稼働目標値の達成は出来なかった。

共用型デイの特徴である、家庭的な雰囲気の中で、ご利用者それぞれのできる事、調理や洗濯物干し

洗濯物たたみ、裁縫等得意な事を積極的にアプローチし、役割として構築出来、一人ひとりに寄り添い

個別に提供する事が出来た。ご利用者によっては、「働きに来ている」と生活意欲を持ち利用されている

方もいた。又、個別の計画書にも取り入れ、きめ細かなケアを行うと共に、様々な行事を計画し参加し

ていただく事で活性化にも繋がった。個別の通信も作成し、ご家族には利用中の様子等を、写真を通し

て知ってもらう良い機会にもなっている。筋力維持として、日課の甲州弁ラジオ体操や散歩を取り入れ

実施してきた。

入居者の方と交流する事により、自ら歩み寄り会話を楽しみ、仲間意識を持ち良好な関係を築く事が

出来た。日々の活動やグループワーク、運営推進会議への参加も行い、皆で協力し合い良い雰囲気の中

過ごす事ができ、一人ひとりに合った関わりを行う事で、安全で安心した利用提供が行えた。

今後も、ご家族・ご利用者のニーズに応えられる様、知識・技術・資質の向上が図れるよう努めてい

く。

(2)利用者生活支援

⑨ 入浴サービス(-船浴)

健康状態をチェックし、ご利用者の状態を把握。ご利用者の残存機能を活かしつつ、ゆっくりと個々

のペースでの入浴が実施できた。皮膚の状態等、こまかな状態変化にも気付くことができ、ご家族と

情報を共有し、早期に対応実施する事が出来た。

桜の咲く時期には、新浴室にて花見浴を実施しとても喜んで頂けた。

⑩ 給食サービス

バラエティーに富んだ献立作り、適温適時の昼食が提供できた。特別食として、誕生日にはその方

の好きな物を提供し喜んで頂けた。

バイキングや仕出し弁当等、普段とは違った雰囲気での食事を楽しんで頂き、また、季節を感じて

頂けるような旬の物を使用した献立も好評であった。

⑪ 介護サービス

グループホームの特性を生かして、「通所介護計画書」を作成。家庭での延長と位置付け、介護計

画書に添って日常生活動作の中でサービスを提供した。ご利用者、ご家族のニーズにも随時対応でき

た。

⑫ 健康状態の確認

バイタルチェック、体重測定(月 1回)、週 2回の看護師による身体チェックを実施。普段と状態

に変化がある場合はご家族へ連絡、報告し受診等の対応をお願いしている。

ご利用者、ご家族、ケアマネからの相談により、個人持ちの薬の管理や手当てをサポートした。

また,できる範囲でアドバイス等も実施した。

Page 71: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 56 -

⑬ 送迎サービス

ご利用者が安心して乗車できるよう、定期的に車の清掃や点検を行い、安全運転に努め事故を起こ

す事なく実施できた。送迎の時間を利用して、ご家族との情報交換に努め信頼関係等を深めることが

できた。

⑭ レクリエーション・余暇活動

年間行事予定・月間行事予定に添って実施した。ドライブ、散歩、お弁当を持って野外での食事な

ど、季節の移り変わりを感じることができるように企画を工夫した。お弁当を持っての外出は好評で

あった。また、食器の片づけ、洗濯物を干す、たたむ等の作業を実施し、役割を持つ意識を高め、自

宅で行えている事が継続できように努めた。

ご利用者によっては、働きに来ていると生活意欲を持って利用されている方もおり、一人一人の持

てる力を見極め、具体的な計画を組み込み実施出来た。

⑮ 生活相談・援助

日頃の会話の中やケアマネからの情報提供、連絡ノートの書き込みなどから、ご利用者やご家族の

不安や心配ごとを読み取れるように留意し、気を配るようにした。

担当ケアマネとの情報の共有を行うことで、一体的な生活のサポートを行えるように、毎月ご利用

者の状況や生活に支障があることなどを報告していることで、より充実したサポートを実施している。

⑯ その他日常生活全般にわたる介護

ご利用者の生活状況から、必要に応じて戸締りや衣類の管理、洗濯等を行い、生活へのサポートも

行った。

2、会議開催状況

3、ボランティア受け入れ状況 (グループホーム山径共通)

個人・グループ数 年間延べ人数 内容

8 組 20 人 調理、行事、清掃

レクリエーション等

会議名 開催時期 備 考

リーダー会議 毎月 1 回 利用状況、業務改善等

スタッフ・ケース会議 毎月 1 回 利用状況、業務改善等

ご利用者・スタッフの話し合い 随 時 数回実施(状態変化等)

Page 72: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 57 -

4、利用者の状況

(1)行事状況一覧

年 月 日 内 容 場 所 利用者数

H29.4.3 お花見浴(展望) 特養新浴室 2名

4.6 桜のお花見会 玄関前 2名

4.7 桜の花見ドライブ 武田神社~護国神社 1名

4.13 桃の花見ドライブ 一宮~金桜園 2名

4.27,29 藤の花見 緑が丘公園 2名

5.8 花見ドライブ 金桜神社 1名

5.9 オカリナ演奏会 山径ホール 2名

5.16 ポピー畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 1名

5.18 公園でお弁当&バラの花見 緑が丘公園~TDK 跡地 1名

6.16 ランチバイキング 山径ホール 1名

6.27 紫陽花ドライブ 武田の杜 1名

7.6 七夕飾り見物 甲府銀座商店街 1名

7.20 夏祭り 山径ホール 1名

8.6 バーベキュー会 山径ホール&玄関前 1名

9.18 敬老祝賀会 山径ホール 1名

10.6 ぶどう狩り 金桜園 1名

10.11 コスモス畑花見ドライブ 甲斐市(岩森) 2名

10.17 秋刀魚会 山径ベランダ 2名

10.21 相川保育園運動会 緑ヶ丘小体育館 1名

11.3 創立 15 周年記念式典 山径ホール 2名

11.4 紅葉狩り 緑が丘公園 2名

11.9 豚汁会 山径ホール 2名

11.14 紅葉狩り 和田紅葉街道~千代田湖~荒川ダム 2名

12.15 オカリナ演奏会 山径ホール 2名

12.28 餅つき会 山径ベランダ 2名

H30.1.10 初詣 武田神社 1名

1.11 初詣 武田神社 1名

1.13 繭玉作り 山径ホール 2名

1.14 獅子舞 山径ホール 1名

1.26 お楽しみランチ 山径ホール 2名

2.3 節分/豆まき 山径ホール 2名

2.26 パンバイキング 山径ホール 3名

3.13,14 梅の花見ドライブ 敷島総合公園(梅園) 2名

3.24 梅の花見ドライブ 敷島総合公園(梅園) 1名

3.30 桜のお花見会 玄関前 3名

*誕生日会~月ごと(行事食メニュー) *防災訓練~年 2 回

Page 73: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 58 -

(2)要介護度別利用状況

要支援

要支援

要介護

要介護

要介護

要介護

要介護

5 合計

平均要

介護度

H29.4月 0 0 0 24 19 0 0 43 2.6

5月 0 0 0 24 5 0 0 29 2.5

6月 0 0 0 26 12 0 0 38 2.5

7月 0 0 0 25 1 0 0 26 2.6

8月 0 0 0 27 0 0 0 27 2.0

9月 0 0 0 26 0 0 0 26 2.0

10月 0 0 20 25 0 0 0 45 1.5

11月 0 0 26 25 0 0 0 51 1.5

12月 0 0 0 26 26 0 0 52 2.5

H30.1月 0 0 0 24 24 0 0 48 2.5

2月 0 0 0 41 24 0 0 65 2.3

3月 0 0 0 46 27 0 0 73 2.3

合 計 0 0 46 339 138 0 0 523 2.2

Page 74: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 75: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、
Page 76: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 59 -

1、利用者生活支援状況

①ご利用者やご家族の介護上のニーズ(必要性や要望)に幅広く応えられるように実践力を高めていく。

ご利用者・ご家族関係者の個々のニーズやその必要性を判断し、それぞれの状況に沿った介護支援

方向を検討し課題解決能力の向上に努めることができた。

②介護保険制度や介護支援に必要な各種制度の知識・理解を深めていく。

更新研修や介護支援専門員協会の活動に参加しながら知識の充実に努めてきた。また、各課題解決

にあたり、障害者制度、高齢者福祉、成年後見人制度、生活保護制度など各種制度等を状況に応じて

活用してきた。

③地域や行政など関連機関と協力しあい地域福祉に貢献していく。

各地域包括支援センターとの連携や協力関係を重視した活動を行い、地域の集まりにも参加しつつ

関係づくりを図ってきた。また、関係者からの様々な介護相談に対応し、より良い解決方向に向かえ

るよう調整を図ってきた。

④委託された認定調査を適確に実践していく。

依頼された認定調査は滞りなく実施できた。

総括

平成29年度は、更新研修への参加や甲府市介護支援専門員協会の活動への協力などを通して新しく変

化する介護保険制度の知識充実などを図ってきた。

日々の活動では、地域の包括支援センターとの連携や地元の方々との協力関係を図り、より良い課題

解決方法を模索してきた。

相談者の状況では、経済的に生活保護受給者やその境界層の方の増加や社会的に頼れる親族関係者が

居ない方が増えている。

そのニーズに如何に応えて行けるかは課題であり、そのためにも包括支援センターや行政やなど関係

機関のご支援やご協力を得ながら介護保険制度以外に福祉や医療や保健制度など有効に活用しながら課

題解決を進めていこうと考えている。

2、給付管理状況

月 H29

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

H30

1月 2月 3月 計

給付

管理 53 50 47 46 47 46 45 42 42 43 42 45 548

Page 77: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

- 60 -

3、職員研修等の状況

年 日 主な研修会や説明会等への出席状況ほか

H29.4.12 在宅多職種連携研修会:口から食べるを多職種で支援する。

甲府市総合市民会館

5.13 甲府市主催:認知症予防普及啓発講演会及びパネルディスカッション

甲府市総合市民会館

5.20

山梨県介護支援専門員協会総会

講師:厚生労働省老健局振興課長、三浦明氏

甲州市民文化会館

8.23

甲府市主催:医療介護連携顔の見える関係づくり交流会

北東地域包括支援センターコーディネート

甲府市総合市民会館

9.27 甲府市医師会主催:認知症の在宅医療介護に関わる多職種の会

甲府市総合市民会館

11.20

北西包括事例検討会

民生委員とつながる連携するを考える

シルバーカレッジ奥湯村

11.16

北東地域ケアマネ交流会

相川地区民生委員と合同開催

北東公民館

12.8

介護支援専門員スキルアップ研修

①緩和チームの活動や役割の理解

②財産を守るには、任意後見制度の活用

甲府市総合市民会館

12.13

民生委員と介護支援専門員との意見交流会

甲府市北西地域包括支援センター主催

甲府市北公民館

H30.2.21

顔の見える関係づくり交流会

甲府市北西地域包括支援センターコーディネート

山梨県立大学 池田キャンパス

Page 78: 社会福祉法人 善 隣 会2018/09/14  · 平成22年 3 月 尚古園デイサービスセンター日本財団補助事業により福祉 車両を整備 平成22年8月 サテライト特養尚古園スプリンクラー設備費、

平成 29 年度事業報告書

社会福祉法人 善 隣 会

理事長 廣 瀬 朱 實

〒400-0001 山梨県甲府市和田町 2948 番地の 6

TEL 055-253-7231 FAX 055-253-7228

https://www.zenrinkai.or.jp

E-mail [email protected]

平成 30 年 5 月発行