社社社社社社社社団団団団団団団団法法法法法法法法人人人人人人人人 姫姫姫姫姫姫姫姫路路路路路路路路市市市市市市市市医医医医医医医医師師師師師師師師会会会会会会会会

サンタンブロージェサンタンブロージェサンタンブロージェサンタンブロージェ聖堂聖堂聖堂聖堂｛｛｛｛ミラノミラノミラノミラノ｝｝｝｝

賑賑賑賑やかなやかなやかなやかなバスバスバスバス通通通通りからりからりからりからアトリウムアトリウムアトリウムアトリウムにににに入入入入るとるとるとると前面前面前面前面にににに三角三角三角三角ののののフォフォフォフォーーーーササササーーーードドドドをををを抱抱抱抱えるようにえるようにえるようにえるように建建建建つつつつ双子双子双子双子のののの鐘鐘鐘鐘

楼楼楼楼がががが眼眼眼眼についたについたについたについた。。。。西日西日西日西日にににに照照照照らされたらされたらされたらされた右側右側右側右側のののの鐘楼鐘楼鐘楼鐘楼ににににピントピントピントピントをををを合合合合わせるわせるわせるわせる。。。。このこのこのこの聖堂聖堂聖堂聖堂はははは北北北北イタリアイタリアイタリアイタリアのののの代表的代表的代表的代表的

なななな教会教会教会教会でそのでそのでそのでその起源起源起源起源はははは西暦西暦西暦西暦３１３３１３３１３３１３年年年年にににに遡遡遡遡るるるる。。。。ミラノミラノミラノミラノのののの大聖堂大聖堂大聖堂大聖堂はははは多多多多くのくのくのくの観光観光観光観光客客客客をををを集集集集めておりめておりめておりめており、、、、またまたまたまた、、、、レオレオレオレオ

ナルドナルドナルドナルド・・・・ダダダダ・・・・ヴィンチヴィンチヴィンチヴィンチのののの「「「「最後最後最後最後のののの晩餐晩餐晩餐晩餐」」」」をををを飾飾飾飾るるるるサンタマリアサンタマリアサンタマリアサンタマリア・・・・デレグラツィエデレグラツィエデレグラツィエデレグラツィエ教会教会教会教会もももも一見一見一見一見のののの価値価値価値価値はあはあはあはあるるるる。。。。

サンタンブロージェサンタンブロージェサンタンブロージェサンタンブロージェ聖堂聖堂聖堂聖堂はははは両者両者両者両者のののの中間中間中間中間にあるのでにあるのでにあるのでにあるので、、、、ロマネスクロマネスクロマネスクロマネスク、、、、ゴシックゴシックゴシックゴシック、、、、そしてそしてそしてそして、、、、ルネッサンスルネッサンスルネッサンスルネッサンス

様式様式様式様式とととと中世中世中世中世のののの教会教会教会教会めぐりをするめぐりをするめぐりをするめぐりをする散歩散歩散歩散歩コースコースコースコースとととと言言言言えるえるえるえる。。。。 安室部安室部安室部安室部 瀧谷瀧谷瀧谷瀧谷 泰博泰博泰博泰博

平素は本会検査センターをご利用いただきありがとうございます。

平成２２年４月 1 日付の診療報酬改定に伴い、検セン委員会は検査料率について慎重に協議

いたしました。その結果、会員からご依頼の多い生化学検査Ⅰの検査料率は下げ、その他の

項目は据え置くことになりました。

本センターは会員のための検査室として、今後とも迅速かつ精度の高い検査報告に努めて

まいりますので、より一層のご利用を賜りますようお願い致します。

＊＊＊＊＊＊＊＊適適適適適適適適用用用用用用用用：：：：：：：：平平平平平平平平成成成成成成成成２２２２２２２２２２２２２２２２年年年年年年年年５５５５５５５５月月月月月月月月１１１１１１１１日日日日日日日日

CCCCCCCCCCCCLLLLLLLLLLLLIIIIIIIIIIIINNNNNNNNNNNNIIIIIIIIIIIICCCCCCCCCCCCAAAAAAAAAAAALLLLLLLLLLLL LLLLLLLLLLLLAAAAAAAAAAAABBBBBBBBBBBBOOOOOOOOOOOORRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAATTTTTTTTTTTTOOOOOOOOOOOORRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYY NNNNNNNNNNNNEEEEEEEEEEEEWWWWWWWWWWWWSSSSSSSSSSSS

HHHHHHHHiiiiiiiimmmmmmmmeeeeeeeejjjjjjjjiiiiiiii MMMMMMMMeeeeeeeeddddddddiiiiiiiiccccccccaaaaaaaallllllll AAAAAAAAssssssssssssssssoooooooocccccccciiiiiiiiaaaaaaaattttttttiiiiiiiioooooooonnnnnnnn 第第第第第第第第 66666666 号号号号号号号号 2010201020102010 年年年年 ９９９９月発行月発行月発行月発行

血球凝集血球凝集血球凝集血球凝集とととと血液凝固血液凝固血液凝固血液凝固のののの違違違違いいいい　　　　血球凝集血球凝集血球凝集血球凝集とはとはとはとは・・・・・・・・・・・・ 　（1）血小板凝集：抗凝固剤の影響により採血管内で血小板血小板血小板血小板がががが凝集凝集凝集凝集した状態（検鏡確認）

　（2）赤血球凝集：自己免疫の関与により採血管内で赤血球赤血球赤血球赤血球がががが凝集凝集凝集凝集した状態（検鏡確認）

　　　　血液凝固血液凝固血液凝固血液凝固とはとはとはとは・・・・・・・・・・・・ 　（1）採血管内で血液血液血液血液のののの一部一部一部一部がががが凝固凝固凝固凝固した状態（肉眼確認）

　（２）採血管内の血液中にフィブリンフィブリンフィブリンフィブリンがががが析出析出析出析出した状態（検鏡確認）

* * * * 対 策対 策対 策対 策

採血管を他の抗凝固剤入のものに変更する 血球細胞（白血球等）に変性をきたす

採血直後に測定する 外部委託検査では不可能

抗凝固剤を使わず検体を希釈（５倍以上）する 希釈率が高いため測定誤差が大きい

採血後に硫酸Mｇを添加する 有効時間が短い

採血後、更にEDTA塩を過剰添加する 効果を認めるケースが少ない

採血後に抗生剤（カナマイシン等）を添加する 高価であり、薬剤常備が困難

* * * * 本会本会本会本会のののの対応対応対応対応（（（（血小板凝集血小板凝集血小板凝集血小板凝集がががが継続継続継続継続するするするする患者患者患者患者のののの場合場合場合場合））））　従来の血液学検査用採血管（EDTA2K・紫シール）と凝固検査用採血管（クエン酸Na・黒キャップ）の同時採血をおこなう。

　同一依頼書のバーコードを採血管に添付する。

　　①EDTA2K・・・血液学検査用（紫）のバーコード

　　②クエン酸Na・・・その他（白）のバーコードに赤字で「血小板数用」と記入

EDTA・2K クエン酸Na

　EDTA2Kおよびクエン酸Na入検体を同時測定する。 （血液学検査） （凝固検査）

　　①EDTA2K・・・血小板以外の血液学検査（WBC、RBC、Hb、Ht等）

　　②クエン酸Na・・・血小板数（血液が抗凝固剤により希釈されるため、希釈率を双方のHb値から求め算定する）

* * * * 対 策対 策対 策対 策

　 赤血球凝集については検体の加温により概ね改善し、全国的にも統一された方法といえます。しかし、血小板凝集は

上記いずれの方法にも問題があり、改善しない場合があります。検査環境や患者個々に合わせて方法を選択することが

重要と考えます。

＋＋＋＋

方 法方 法方 法方 法 問 題 点問 題 点問 題 点問 題 点

『 『 『 『 血球凝集血球凝集血球凝集血球凝集』』』』

１１１１　　　　血小板凝集血小板凝集血小板凝集血小板凝集

２２２２　　　　赤血球凝集赤血球凝集赤血球凝集赤血球凝集

血液学検査データに影響を及ぼす因子は幾つか知られていますが、特に血液凝固や血球凝集は日常私たちが遭遇する機会も多く、その取り扱いには検査・臨床側ともに注意が必要です。血液凝固については、本誌（第４号）にて記載しましたので、今回は「血球凝集」についてお話します。

* * * * 概 要概 要概 要概 要　●適切な手技で採血したにも関らず採血管内で血小板が凝集した状態　●抗凝固剤であるEDTA塩存在下で起こり、見かけ上の血小板減少（EDTA依存性偽性血小板減少症）を呈する。　●発生機序は、患者の免疫グロブリンがEDTA存在下で生じる血小板のエピトープと反応して起こると考えられている。　●エピトープはGPⅡb/Ⅲaであることが多いが、エピトープとEDTAの関与についての詳細は不明である。　●発生頻度は文献によって異なるが概ね0.05％～0.30％　●一過性の症状である場合が多いが、なかには数年も継続する場合がある。　●肝疾患患者や抗生剤服用者に多いとの報告もあるが、一般的には疾患特異性はないとされる。

* * * * 概 要概 要概 要概 要　●採血管内の血液が低温（３１℃以下）時に冷式抗体存在下で赤血球が凝集した状態　●血球算定では赤血球数およびヘマトクリット値が偽性低値を、MCHおよびMCHCが偽性高値を呈する。　●ウイルス感染症、リンパ系腫瘍、亜急性心内膜症等により二次的に産生される寒冷赤血球凝集素（冷式抗体）が原因

検体を３７℃に加温し、測定することにより改善する

血血血血血血血血液液液液液液液液学学学学学学学学検検検検検検検検査査査査査査査査ににににににににおおおおおおおおけけけけけけけけるるるるるるるる血血血血血血血血球球球球球球球球凝凝凝凝凝凝凝凝集集集集集集集集ににににににににつつつつつつつついいいいいいいいててててててててのののののののの原原原原原原原原因因因因因因因因とととととととと対対対対対対対対策策策策策策策策

「「「「若年者若年者若年者若年者のののの子宮頸部細胞診子宮頸部細胞診子宮頸部細胞診子宮頸部細胞診のののの成績成績成績成績についてについてについてについて」」」」 細胞検査士 高原 多加代

兵庫県臨床検査技師会第 28 回西播地区発表会が平成 22 年 7

月４日に太子町のあすかホールにおいて開催され、上記の演題を

発表しました。

近年若年女性に子宮頸がん発症率の増加が見られ、妊娠、出産

に直接影響するため、少子化問題とあわせて重大な社会問題とな

っています。このような課題を含め、厚生労働省は、2004 年度

から子宮頸がん検診の対象年齢を 30 歳から 20 歳に引下げまし

たが、当施設では若年女性の子宮頸部細胞診受診者数はほぼ横ば

い状態です。５年間の有所見率（がんではなく、HPV 関連病変

および軽度異形成以上の病変）の推移は、1％から 5％に増加し、

20 歳代前半が後半より高い確率を示しました。2009 年度の統計

において、高度扁平上皮内病変の割合は、20 歳代前半の 9％に対

し、後半は 23％を示し、20 歳代前半の検診がいかに重要である

かわかりました。子宮頸がんは、HPV ウイルスが原因であると

解明されているがんで、予防が可能な病気です。従って検診によ

る早期発見及び経過観察により、がんになる前に処置することが

可能です。細胞検査士として適切な判定が行えるよう、又検査部

全体としてより高い検査報告につなげたいと感じました。

１１１１ 平成平成平成平成 22222222 年年年年 6666 月月月月 24242424 日日日日（（（（木木木木））））からからからから、、、、甲状腺甲状腺甲状腺甲状腺セットセットセットセット検査検査検査検査のののの受託受託受託受託をををを中止致中止致中止致中止致しましたしましたしましたしました。。。。

(1)中止するセット項目

セット番号 セット項目 測定項目

P43 甲状腺Ⅰ T3、T4、TSH

P44 甲状腺Ⅱ FT3、FT4、TSH

(2)検査依頼方法

甲状腺関連検査のご依頼は、総合検査依頼書に記載の項目ごとに印をつけてください。

２２２２ 平成平成平成平成 22222222 年年年年 4444 月月月月 1111 日付診療報酬改定日付診療報酬改定日付診療報酬改定日付診療報酬改定にににに伴伴伴伴うううう HBHBHBHBｓｓｓｓ抗体価抗体価抗体価抗体価のののの検査対応検査対応検査対応検査対応についてについてについてについて

次のとおり平成 22 年 6 月 1 日から実施しています。。。。

旧収載名 新収載名 点数 検査法 検査日数 備 考

HBｓ抗体価（定性） HBｓ抗体価（半定量） 32 PA 2 日～4 日 外部委託

HBｓ抗体価（精密） HBｓ抗体価 90 CLIA 1 日

※ 精度確保の上からも「HBｓ抗体価検査」をおすすめします。

（（（（おおおお詫詫詫詫びびびび)))) 検査依頼書検査依頼書検査依頼書検査依頼書のののの医師会医師会医師会医師会セットセットセットセット検査点数検査点数検査点数検査点数についてについてについてについて

総合検査依頼書(2010 年 5 月作成版)に表示の医師会セット検査点数が事務局の確認ミスにより誤りがありました旨、深くお詫び

申し上げます。次回印刷時に訂正させていただきます。正しくは本年 5 月 1 日ご案内の「セット検査一覧表」または「2010 総合検査

案内の 9～10 頁」をご参照ください。 なお、報告書に印字の検査点数並びに請求等は正しく処理されていることを申し添えます。

西播地区研究会西播地区研究会西播地区研究会西播地区研究会にににに発表発表発表発表しましたしましたしましたしました

検検検検検検検検査査査査査査査査内内内内内内内内容容容容容容容容のののののののの変変変変変変変変更更更更更更更更ににににににににつつつつつつつついいいいいいいいてててててててて

検検検検検検検検査査査査査査査査セセセセセセセセンンンンンンンンタタタタタタタターーーーーーーー紹紹紹紹紹紹紹紹介介介介介介介介シシシシシシシシリリリリリリリリーーーーーーーーズズズズズズズズ⑥⑥⑥⑥⑥⑥⑥⑥ 病病病病病病病病理理理理理理理理・・・・・・・・細細細細細細細細胞胞胞胞胞胞胞胞診診診診診診診診部部部部部部部部門門門門門門門門

病理組織薄切中病理組織薄切中病理組織薄切中病理組織薄切中 検体処理中検体処理中検体処理中検体処理中 検検検検 鏡鏡鏡鏡 中中中中

０

姫路市医師会臨床検査部 検センだよりに対するご意見・ご要望をお寄せください。お寄せいただいたご意見・

ご要望は、今後の参考にさせていただきます。

お問い合わせ：〒670-0061 住所：姫路市西今宿三丁目 7番 21 号 TEL 079-295-3355 FAX 079-295-3359

編編編編編編編編集集集集集集集集後後後後後後後後記記記記記記記記

ＱＱＱＱＱＱＱＱ＆＆＆＆＆＆＆＆ＡＡＡＡＡＡＡＡココココココココーーーーーーーーナナナナナナナナーーーーーーーー

ＱＱＱＱ 糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病のののの診断基準診断基準診断基準診断基準のののの変更変更変更変更にににに伴伴伴伴いいいい、ＨｂＡ、ＨｂＡ、ＨｂＡ、ＨｂＡ1111ｃｃｃｃのののの基準値基準値基準値基準値をををを変変変変えるえるえるえる動動動動きがきがきがきが出出出出ていますがていますがていますがていますが、、、、医師会医師会医師会医師会もそのもそのもそのもその動動動動きにきにきにきに合合合合わせるのでしょうかわせるのでしょうかわせるのでしょうかわせるのでしょうか？？？？

ＡＡＡＡ 2010年5月「第53回日本糖尿病学会年次学術集会」においてHbA1c運用に関する方針が次のとおり発表されました。

① 日常診療において、当面従来のJDS*値で報告を行い、NGSP*相当値（JDS値に0.4％を加えた値）の併記は行わない。

② 日本糖尿病学会が別途指定する日時に全国一律にNGSP相当値に移行する。（移行日は未定）

以上により、本会の対応は「日本糖尿病学会の指針」に従い、当面は現行どおりJDS値で報告する予定です。

＊ JDS ：Japan Diabetes Society（日本糖尿病学会）

＊ NGSP：National Glycohemoglobin Standardization Program

◇◇◇

病病病病病病病病病病病病理理理理理理理理理理理理・・・・・・・・・・・・細細細細細細細細細細細細胞胞胞胞胞胞胞胞胞胞胞胞診診診診診診診診診診診診部部部部部部部部部部部部門門門門門門門門門門門門紹紹紹紹紹紹紹紹紹紹紹紹介介介介介介介介介介介介

病理部門は７名の技師と３

名の病理医と細胞診専門医

で業務を担当しています。

組織診と細胞診からな

り、病態の把握や悪性腫瘍

の早期発見のために検査を

行っています。組織診では

胃や大腸などの生検から婦

人科や外科材料まで幅広

く、細胞診では婦人科スメ

アを中心に、喀痰、尿及び

体腔液などを扱っていま

す。担当技師は細胞検査士

や２級病理技術士(

病理学)

など、より専門性の高い資

格を習得しています。先生

方のお役に立てるように

日々知識と技術の向上に努

めておりますので、お気軽

にお声をかけてください。

高高高高 校校校校 野野野野 球球球球 かかかか らららら 学学学学 ぶぶぶぶ ここここ とととと

第９２回全国高等学校野球選手権大会は、興南高校（沖縄県）の優勝で幕を閉じた。史上６校目となる春夏連覇を遂げた興南高校の偉業を

祝福したい。振り返れば、沖縄県が初めて甲子園の土を踏んだのは1958年(昭和33年)の首里高校であり、あれから５０年が経過した。当時

は本土の高校との野球レベルの格差は歴然だったが、今や逆転したと言っても過言ではない。決勝戦の東海大相模高校（神奈川県）とは大差

がついたが、実力は伯仲していたと思う。某番組で興南高校 我喜屋監督のインタビューを見て感銘を受けたので一部を紹介する。監督のモ

ットーは「「「「脱脱脱脱なんくるないさなんくるないさなんくるないさなんくるないさ」」」」とのこと。監督は日々 の練習において選手に考えさせ、常に非常時を想定したマニュアルに則った方法で鍛え

上げ、実力が拮抗しておれば精神力の強い方が勝ち、いかなるときも選手を信じるとのこと。準決勝で報徳学園（兵庫県）に先制されたとき

も、監督は選手に何ら指示を出さず選手の判断を信じたとのこと。何とスケールの大きな監督だろう。今大会は沖縄が優勝したが、昨年は東

北勢の健闘が光り、いまやいずれの地域も高い野球レベルで観客を楽しませてくれる選手たちに感謝したい。白球を追いかける選手はまぶし

いし、筆者はいくつになっても夏が楽しみである。 注：「なんくるないさ」とは、「一所懸命したので結果は何とかなるさ」（人事を尽くして

天命を待つ）という沖縄方言です。 （努力の甲斐なしメタボマン）