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第四回天空率実践セミナー 第四回天空率実践セミナー 生活産業研究所株式会社 生活産業研究所株式会社 平成 平成16 1610 1011 11アーバンルネッサンス アーバンルネッサンス 2004 2004

第四回天空率実践セミナー天空率にNGとなる建物を前提とした シミュレーション及びカット Ver5.2 “+αがどれだけ得られるか”を逆計算!Ver6.0

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Page 1: 第四回天空率実践セミナー天空率にNGとなる建物を前提とした シミュレーション及びカット Ver5.2 “+αがどれだけ得られるか”を逆計算!Ver6.0

第四回天空率実践セミナー第四回天空率実践セミナー

生活産業研究所株式会社生活産業研究所株式会社平成平成1616年年1010~~1111月月

アーバンルネッサンスアーバンルネッサンス20042004

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第四回 天空率実践セミナー 実施要綱

14:00~14:10 御挨拶             生活産業研究所株式会社代表取締役 石川 健

14:10~15:25 天空率審査基準最新情報   ADS-winVer6の機能紹介   天空率シミュレーションのポイント

生活産業研究所株式会社

15:25~15:45 天空率関連製品のご案内 オートデスク株式会社

株式会社構造計画研究所

15:45~15:55 新製品(3Dスキャニングショット)のご案内

15:55~16:00 質疑対応

●東京会場●大阪会場●名古屋会場

10/8(金) 10/19(火) 11/15(月)

今回の天空率実践セミナーは下記の日程及び内容で実施しました。

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審査基準最新情報審査基準最新情報

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東京都内全域における用途地域等の見直し ① 東京都内全域における用途地域等の見直し ① 

平成16年6月24日 告示

主な見直し[都市計画]○大手町・丸の内・有楽町地区における容積率1300%の指定○敷地面積の最低限度の導入○低層住宅地の容積率等の見直し※変更面積→約20,000ha(都内市街化区域面積の約2割)

[区市町が定める都市計画]○絶対高さ制限を定める高度地区の導入○新たな用途地区の指定  等

詳細は、都市整備局都市づくり政策部都市計画課又は、各区市町の都市計画担当窓口で閲覧可能

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東京都内全域における用途地域等の見直し ②東京都内全域における用途地域等の見直し ②

[都市計画の概要]1)法改正対応  ○商業1300%  千代田区大丸有地区 約71.2ha  ○一・二住500% 千代田区番町  約8.8ha  ○建蔽率80% 中央区 月島・勝どき  約54.6ha

荒川区、板橋区  約34.5ha  ○準工・一住 容積率150%  青梅市  約300ha 2)敷地面積の最低限度 5区9市で指定  ○区部:約11,000ha、多摩部:約7,000ha3)低層住宅地の容積率等の見直し  ○40/80への変更  約2,000ha 9市1町  ○50/100への変更 約560ha  6市  ○区画整理すべき区域の見直し 約395ha 足立区

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東京都内全域における用途地域等の見直し ③東京都内全域における用途地域等の見直し ③

前頁より続く

4)再開発等促進区を定める地区計画の整備完了区域における  用途地域の変更  ○約70ha(既決定面積の8%)で見直し  4区7地区で変更5)都市計画道路沿道の見直し  ○74路線、約230haの区域で見直し  13区17市で変更

[区市町決定の都市計画]1)高度地区における絶対高さ制限の導入  ○区部:約4,300ha、多摩部:約2,700ha 7区4市で指定2)特別用途地区の指定 1区1市で新規指定  ○杉並区 低層階商業業務誘導地区  ○三鷹市 特別商業活性化地区 等3)地区計画    ○都全域で58地区(約600ha)で用途地域変更(地区計画含む)

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審査基準最新状況  東京方式 隣地境界線の突出部審査基準最新状況  東京方式 隣地境界線の突出部

1m以内の突出部は適合建築物は簡略化できるが、測定ポイントは各境界線単位で考える

× ○

※解説図=“東京のまちづくり情報”より

[測定ポイントの考え方]

(東京方式以外は事前に確認が必要です)

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審査基準最新状況  東京方式 適合建築物の後退距離審査基準最新状況  東京方式 適合建築物の後退距離

※解説図=“東京のまちづくり情報”より

適合建築物は、その後退位置における斜線制限の高さとなる

○×

(ADS-winでは任意に建築物を作成しない限り、左図の形状にはなりません、また東京方式以外でも有効かと思われます)

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審査基準最新状況  JCBO方式 審査基準最新状況  JCBO方式 

JCBO方式関連の審査基準は、昨年検討された内容で一応のFIXとなり、現在各特定行政庁単位で運用中。

大阪市 横浜市

名古屋市 仙台市

[主なJCBO方式または準ずる方式]

○細部において異なる部分がる為、注意が必要○JCBO方式を採用している特定行政庁は、窓口にて配布資料が入手可能

民間確認検査機関では東京方式と併用して扱うケースが多い

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審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 東京方式審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 東京方式

[東京方式]適合建築物及び測定ポイント両端は境界線の間口に合わせる。

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審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 JCBO①審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 JCBO①

適合建築物は両側の境界線まで延長し、測定ポイント両端は奥に広がったポイントに合わせる。

[横浜市]

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審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 JCBO②審査基準最新状況  敷地内角が鈍角時の考え方 JCBO②

[大阪市方式]適合建築物は両側の境界線まで延長し、測定ポイント両端は敷地全体の幅に合わせる合わせる。

横浜市と大阪市は、適合建築物の考え方は基本的に同じですが、測定ポイントの考え方が異なります。

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審査基準最新状況  入り隅敷地 大阪市審査基準最新状況  入り隅敷地 大阪市

右図は配布資料有り。左図と同じ解釈となる。左図は横浜市の同様。[大阪市]

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審査基準最新状況  建築物座標出力 大阪市 審査基準最新状況  建築物座標出力 大阪市 

■大阪市指定方式 建築物座標出力 ※別途添付が必要

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審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方①審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方①

A

B

[円弧による回り込み]

明確になっていないものの一つに2Aの回り込み判定がある。角度等により変わる場合があるので事前確認が必要。

2Aを基点より円弧で扱う方式。主に東京で採用されている。基点の取り方は要確認(Aは、幅広道路を境界線に対して垂直に見たポイントから円弧状に回した点が基点となり、Bは幅広道路の延長により求められた基点

■入り隅敷地の角度

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C

D

審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方②審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方②

[幅広道路の延長]

幅広道路を延長して幅狭道路境界にぶつかった点を基点にする。Cは幅狭道路境界に対して垂直に2Aを考える。Dは幅広道路と平行に2Aを考える

AorBは角度に関係ないケースが多いCorDは角度で変わるケースが多い

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E

審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方③審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方③

[組み合わせ例]

基点の取り方がAの方式で、2Aを幅狭道路境界線に対して垂直にとる方法

Eは幅狭道路境界線に幅広道路幅員分をみたもの。

Fは大阪市の測定ポイントの取り方の場合

F

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審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方④審査基準最新状況  敷地の角度による2A(回り込み)の考え方④

A B C

■敷地内角が鈍角の角度単純な2面道路でも内角が90度を越える鈍角時に、角度に応じて2Aの考え方が異なるケースがある。Aの場合は、あまり角度に依存しないケースが多い。BとCは角度に応じて考え方を変えなければならないケースが多い

※2Aの基点の違いもあり

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審査基準確認項目 適合建築物及び測定ポイント 審査基準確認項目 適合建築物及び測定ポイント 

適合建築物の幅 ○当該境界線の間口と同じ?(東京方式) 敷地境界線若しくは道路反対側から垂直判断

○当該境界線と平行に左右に延長させる(JCBO) 何処まで延長できるか?境界線の間口を超えた 範囲は、擂鉢状か?そのままか?

○一定範囲をまとめて考えることは可能か?

○入り隅・路地状敷地による違いは?

○隅切り部分の扱いは?

2Aの判断 ○2A基点及び角度によって考え方が異なるか?

測定ポイント ○境界線の幅or適合建築物の幅or敷地の幅?東京 JCBO 大阪市

現時点で、解釈が分かれたり明確に謳われていない点をまとめたものですが、適合建築物の考え方は基本的に従来の斜線制限の範囲で考えることが前提となりますが、不明な場合は事前確認が必要です。また、システム利用においても適切に処理されているかの確認も必要。

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審査機関からの指摘事項審査機関からの指摘事項

■申請(添付)図書等、申請時における注意事項

○施行規則の項目の記入漏れ(地盤の高低差等)

○屈曲した敷地を直線に置き換えてしまう

○塀を計画建築物として参入していない

○求積による天空率が安全側になっていない

○測定点の高さが道路中心の高さになっていない

○適合建築物と計画建築物のセットバック方法の関係

○一般図と天空率算定時の建物高さの不整合

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審査基準最新状況  行政及び検査機関での配布資料審査基準最新状況  行政及び検査機関での配布資料

ホームページよりDL可能。

ホームページにQ&A等を掲載。自社セミナーで配布。書籍“目からウロコの~”

窓口にて資料配布

窓口にて資料配布

窓口にて資料配布。ホームページからDL可能。

窓口にて資料配布

東京都都市整備局市街地建築部建築企画課鈴木氏主催のホームページ”東京のまちづくり情報/天空率の審査方法” 東京方式はここが基準となる。

供給方法

京都確認検査機構

日本ERI

仙台市

名古屋市

横浜市

大阪市

東京都

審査機関

※生活産業研究所による調査

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ADS-win Ver6.0新機能のご紹介

ADS-win Ver6.0新機能のご紹介

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■シミュレーションレベルに応じたコマンド群切換単純な計算から複雑なシミュレーションまでを必要に応じたコマンド配列単位で切替えが可能です。

Lev1) 自動生成ベースのみ

Lev2) Lev1+任意編集機能

Lev3) Lev2+領域編集機能

Lev4) Lev3+逆天空率計算機能

ADS-win Ver6.0 新機能  ①ADS-win Ver6.0 新機能  ①

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ADS-win Ver6.0 新機能  ②ADS-win Ver6.0 新機能  ②

■逆天空率計算機能強化

 天空率にNGとなる建物を前提とした        シミュレーション及びカット 天空率にNGとなる建物を前提とした        シミュレーション及びカット

Ver5.2

“+αがどれだけ得られるか”を逆計算!““++ααがどれだけ得られるかがどれだけ得られるか””を逆計算!を逆計算!

Ver6.0

逆計算する範囲(建物)指定が可能逆計算する範囲(建物)指定が可能逆計算する範囲(建物)指定が可能

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■位置確認指定ポイントの自動検索機能従来の任意指定方式に加え、自動検索機能を搭載。また、アイソメ図上でのポイント指定やポイント挿入及びリナンバー機能を追加

■天頂側求積計算対応

ADS-win Ver6.0 新機能  ③ADS-win Ver6.0 新機能  ③

■一括計算機能システム計算(計算1)~求積計算(計算2)~位置確認ポイント指定までの一括計算が可能

■適合建築物を元にした計画建築物生成機能任意編集された適合建築物のエリアで計画建築物を自動生成可能

■任意領域編集機能

従来の建物ブロック内の求積計算方式加え、天頂側求積計算を追加

自動生成領域の複写・任意領域の新規作成等、任意領域内での天空率シミュレーションが可能

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■仙台市指定方式 路地状敷地対応

ADS-win Ver6.0 新機能  ④ADS-win Ver6.0 新機能  ④

測定ポイントは道路幅員の1/2以内の等間隔

隣地を含まない範囲で、各測定ポイントと敷地点を結んだラインより内側を適合建築物範囲とする。(隣地斜線でも同様の扱い)(※他の行政庁でもこの方式を採用しているケースがあるようです。)

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■道路斜線における2A回り込み処理システム計算(計算1)と求積計算(計算2)の一括計算が可能。また、計算結果のみの削除にも対応

従来は、交差点設定により2A処理が固定化されていました

ADS-win Ver6.0 新機能  ⑤ADS-win Ver6.0 新機能  ⑤

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■道路斜線における2A回り込み処理境界線に対して垂直及び水平処理の切換も可能となります。

ADS-win Ver6.0 新機能  ⑥ADS-win Ver6.0 新機能  ⑥

※切換後にグループ化を行います

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ADS-win Ver6.0 新機能  ⑦ADS-win Ver6.0 新機能  ⑦

■ナビ(逆天空率)の方位角計算におけるカットラインの作図線化方位角によるカットラインを作図線化し、建物編集のガイドラインとして利用可能

■その他

■建物編集機能強化屋根面が同じ高さ(面)で構成されているブロック同士の合成が可能。複数ブロックの一括分断が可能。

○天空率システム計算と求積計算の差を確認可能○印刷用レイアウトオブジェクトの複写機能○判定基準の数値調整が可能(差の0.02%未満を×とする等)○領域削除後に自動再計算が可能○ナビ(逆天空率)の方位角計算におけるカットラインの作図線化

・・・・etc10月末リリース予定(DL方式)

■大阪市指定方式 建築物座標出力対応

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天空率計算1システム計算

○領域条件 回り込み処理・簡略化 入り隅処理…etc○測定ポイント編集○任意形状編集

○領域条件 回り込み処理・簡略化 入り隅処理…etc○測定ポイント編集○任意形状編集

出力

※敷地形状等に応じて

NG

天空率計算2求積計算

与条件・建物編集

斜線制限選択(当該建築物・測定ポイント自動生成)

位置確認ポイント指定

NG

ADS-win 天空率計算 作業フロー Ver5.2ADS-win 天空率計算 作業フロー Ver5.2

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与条件・建物編集

斜線制限選択(当該建築物・測定ポイント自動生成)

天空率計算システム計算・求積計算・位置確認

一括計算

○領域条件 回り込み処理・簡略化 入り隅処理…etc○測定ポイント編集○任意形状編集○任意領域編集

○領域条件 回り込み処理・簡略化 入り隅処理…etc○測定ポイント編集○任意形状編集○任意領域編集

出力

※敷地形状等に応じて

NG

ADS-win 天空率計算 作業フロー Ver6.0ADS-win 天空率計算 作業フロー Ver6.0

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天空率利用 or ADS-win のツボ  ①天空率利用 or ADS-win のツボ  ①

●求積計算が必要な場合は、予めシステム計算との差を把握●求積計算が必要な場合は、予めシステム計算との差を把握  求積計算は、天空図投影建物に対して適合及び計画建築物をそれ  ぞれ安全側に計算するので、計算結果の逆転現象が起きるケース  を未然に防ぐためには事前に把握しておく必要があります。

●天空率計算に必要となる計画建築物●天空率計算に必要となる計画建築物  従来の斜線制限には考慮しなくてもよかったものでも、建築物は  原則として全て計画建築物に含めなければいけません。

●建物を変更したのに計算結果が変わらない  ADS-winは、原則として適合建築物に影響を及ぼさない範囲の  変更では計算結果を破棄しません。(建物高さのみの変更等)

●領域が表示されない  ADS-winは、建築物の自動生成機能は、道路斜線で適用距離内に  計画建築物が存在しない場合は、領域表示を行いません。

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天空率利用 or ADS-win のツボ  ②天空率利用 or ADS-win のツボ  ②

●同一形状なのに、天空率の差がマイナスになってしまう  道路斜線の場合、適用距離内に地盤のみしか存在しない場合は、  同一形状であっても適合建築物と計画建築物の天空率の端数を  をそれぞれ安全側に処理してるため、マイナス表示になります。

●道路の高低差と地盤の設定方法  与条件編集内の“境界線条件”及び“地盤高”で設定することに  より、測定ポイントの高さも自動計算します。条例等で緩和高さ  が指定されている場合は、“測定点編集”で調整可能です。

●測定ポイントの確認  適合建築物の延長処理(回り込み)やグループ化する際は、測定  ポイントを必ず確認してください

●総合設計等での利用  与条件編集内の“用途地域”において、斜線勾配等の変更又は  適合建築物の任意編集で代用可能です。

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天空率計算における高低差の考え方天空率計算における高低差の考え方

[道路斜線]

測定ポイントが地盤より低い場合は、地盤も擁壁扱いとして両建築物に参入します。測定ポイントの高さは、通常従来の斜線制限における緩和高さを用いることができますが、平面位置は道路の反対側に固定です。ADS-winは、道路の高さ及び地盤の高さを条件設定で指定しておくことにより、緩和高さ計算も含め自動的に処理します。

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CADデータの有効利用CADデータの有効利用

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ADXコンバータの有効性ADXコンバータの有効性

ADXファイル=ADS-winで利用可能なオリジナル中間ファイル

★印は生活産業のWebよりDL可能

インポート機能を利用することにより、条件データはそのままで建物データの置換等が可能になります。

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ADXコンバータの有効性  AutoCADADXコンバータの有効性  AutoCAD

AutoCAD(LT/ADT含む)

ADS-win

自動切換

ADXファイルADXファイル

敷地・建物をポリラインでの入力が前提。“高さ”がADS-winでそのまま利用可能。

並列起動

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JWWIN

ADS-win

ADXファイルADXファイル

ADXコンバータの有効性  JWWINADXコンバータの有効性  JWWIN

JWで高さ情報が設定されていることが条件。唯一双方向のコンバートが可能(敷地は単独レイヤ)

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3DCADからのDXF利用3DCADからのDXF利用

閉ポリラインのオブジェクトに対して、           “プロパティ/高さ”を設定

ADS-win

DXFファイルDXFファイル

CAD側で高さを与えておくとADS-winで利用可能

[AutoCAD]

“柱状体・3D多角形”

[VectorWorks]※VectorWorksの場合は、中空ブロック(上面及び下面が同一高さ)となります