4
令和元年度 マイルストーンと達成状況 全体 プラットフォーム基本機能 ロボット1台による実験実施完了 ◯達成 名古屋⼤学 NIC館 1F, 6F 知の拠点 ロビー部分で実験 を実施 5G通信 通信機能の実装完了 ◯達成 2/20 SkyExpo実証実験実施 ⾼精度地図と 位置推定技術 ロボットデータから地図⽣成と 位置推定試作ソフト実装完了 ◯達成 経路⽣成 歩⾏者認識試作ソフト実装完了 ◯達成 機械学習 プラットフォーム連携 機械学習正解値⽣成⽤データベー ス作成 ◯達成 遠隔操作 遠隔操作試作ソフト実装完了 ◯達成 ロボット プラットフォーム対応ロボット 試作1台 ◯達成 4 □研究開発テーマ 5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発 研究の概要 ⽬的地まで経路⾃動⽣成 5G Network&Cloud Computing 音声 数値 像認識, 音声認識, 数値解析処結果を フィードバック ロボットビックデータの⽣成 ⾼精度地図と位置推定 ロボットビッグデータ-SLAM 位置 リアルタイム情報を活⽤した 最適な経路⽣成 ロボットプラットフォーム 本プロジェクトではRaaSを実現するために、まずは⾃律移動型ロボットのプラット フォームの研究開発と事業化を⾏う。また合わせてプラットフォームの有効性を確 認するため、複数ロボットによる荷物の⾃動搬送実証実験を⾏う。 ロボットプラットフォームが提供する機能 ・ユーザーが抽象的なコマンドでロボットを動かせるインターフェース(API) ・ロボットが⾃律移動に必要な⾼精度の情報 5G通信を活⽤し多数のロボットから情報を集めてロボットビッグデータを⽣成 する。本プロジェクトは各参加機関のシーズ技術をベースに、以下の機能につ いて研究開発を実施する 3 □研究開発テーマ 5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発 研究テーマの目的等 解決すべき課題 ・ロボットが簡単に使えない ・複数のロボット同⼠で連携出来ない ・ロボット毎, サービス毎に専⽤のアプリを開発している たくさんのロボットと⼈を繋げるプラットフォーム Robot as a Service(RaaS)ソリューション ・ロボットが普及して, 誰もが簡単にロボットを使える ・ロボットとサービスとの連携が容易 ・ロボット協調による新しいノンストップサービスの実現 実現したいこと Web ロボット RaaS アプリ ・配送サイト ・ECサイト ・携帯アプリ ・AIスピーカー API 5G 2 先進的AI・IoT・ビッグデータ活⽤技術開発プロジェクト 分野テーマ: 「AI⾃然⾔語処理技術とロボットプラットフォームによる マン-マシン共創社会の実現」 分野リーダー:OnClouds株式会社 代表取締役 清⽔ 政⾏ 研究テーマ: 5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発 研究リーダー:OnClouds株式会社 代表取締役 清⽔ 政⾏ 事業化リーダー:新明⼯業 株式会社 城⼭ 吉隆 参加機関名:国⽴⼤学法⼈名古屋⼤学、有限会社来栖川電算 2020年3⽉24⽇ 公開セミナー 1

研究テーマの目的等 - Aichi Prefecture...研究実績(令和元年度) 域産業への波及等〇外部発表(書籍・雑誌掲載、論 投稿、学会発表、報道発表)

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Page 1: 研究テーマの目的等 - Aichi Prefecture...研究実績(令和元年度) 域産業への波及等〇外部発表(書籍・雑誌掲載、論 投稿、学会発表、報道発表)

令和元年度 マイルストーンと達成状況

全体 プラットフォーム基本機能ロボット1台による実験実施完了

◯達成名古屋⼤学 NIC館 1F, 6F知の拠点 ロビー部分で実験を実施

5G通信 通信機能の実装完了 ◯達成2/20 SkyExpo実証実験実施

⾼精度地図と位置推定技術

ロボットデータから地図⽣成と位置推定試作ソフト実装完了 ◯達成

経路⽣成 歩⾏者認識試作ソフト実装完了 ◯達成

機械学習プラットフォーム連携

機械学習正解値⽣成⽤データベース作成 ◯達成

遠隔操作 遠隔操作試作ソフト実装完了 ◯達成

ロボット プラットフォーム対応ロボット試作1台 ◯達成

4

□研究開発テーマ5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発

研究の概要

⽬的地まで経路⾃動⽣成5G Network&Cloud Computing

画像 音声 数値

画像認識, 音声認識, 数値解析処理処理結果を

フィードバック

ロボットビックデータの⽣成⾼精度地図と位置推定ロボットビッグデータ-SLAM

位置

リアルタイム情報を活⽤した最適な経路⽣成

ロボットプラットフォーム本プロジェクトではRaaSを実現するために、まずは⾃律移動型ロボットのプラットフォームの研究開発と事業化を⾏う。また合わせてプラットフォームの有効性を確認するため、複数ロボットによる荷物の⾃動搬送実証実験を⾏う。ロボットプラットフォームが提供する機能・ユーザーが抽象的なコマンドでロボットを動かせるインターフェース(API)・ロボットが⾃律移動に必要な⾼精度の情報5G通信を活⽤し多数のロボットから情報を集めてロボットビッグデータを⽣成する。本プロジェクトは各参加機関のシーズ技術をベースに、以下の機能について研究開発を実施する

3

□研究開発テーマ5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発

研究テーマの目的等

解決すべき課題 ・ロボットが簡単に使えない・複数のロボット同⼠で連携出来ない・ロボット毎, サービス毎に専⽤のアプリを開発している

たくさんのロボットと⼈を繋げるプラットフォーム“Robot as a Service(RaaS)”

ソリューション

・ロボットが普及して, 誰もが簡単にロボットを使える・ロボットとサービスとの連携が容易・ロボット協調による新しいノンストップサービスの実現

実現したいこと

Web ロボットRaaS

アプリ

・配送サイト・ECサイト

・携帯アプリ・AIスピーカー

API 5G

2

先進的AI・IoT・ビッグデータ活⽤技術開発プロジェクト分野テーマ:「AI⾃然⾔語処理技術とロボットプラットフォームによるマン-マシン共創社会の実現」

分野リーダー:OnClouds株式会社 代表取締役清⽔政⾏

研究テーマ:5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発

研究リーダー:OnClouds株式会社 代表取締役清⽔政⾏事業化リーダー:新明⼯業株式会社城⼭吉隆参加機関名:国⽴⼤学法⼈名古屋⼤学、有限会社来栖川電算

2020年3⽉24⽇ 公開セミナー

1

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経路⽣成

( ) cost( ) ( ) ( )f p p h p v p

Optimization

Voronoi diagram

経路⽣成する試作ソフトウェアの実装完了歩⾏者認識ソフト実装完了

8

⾼精度地図と位置推定技術ロボットデータから地図⽣成と位置推定を⾏う試作ソフトウェア実装完了

7

5G通信

Computer 5GスマホAndroid

基地局

USBテザリング

5GInternet

SkyExpo にて 5G通信の実証実験を実施

5GスマホAndroid

5G

RaaS

6

全体

RaaSロボット配送システム

RaaSプラットフォームを活⽤したロボット配送システムを試作し実験実施完了

5

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事業化に向けての取組ロボットプラットフォーム中間マイルストーン後にβ版のリリースし、プロジェクト終了時に正式リリースすることを⽬標とする。プロジェクト終了後は警備や掃除ロボットなどの他サービス向けの機能を追加し事業を拡⼤していく

⾃律移動ロボットによる⾃動搬送サービスプロジェクト終了後にプラットフォーム対応ロボットの販売と⾃動搬送サービスの事業化を⽬標とする。

展⽰会等に参加し市場ニーズ調査ロボット活⽤のニーズは⾮常に⾼く, ロボット活⽤を検討している企業も多数のロボットを管理することが課題と述べており, プラットフォームに⾼い関⼼を持っていた. ロボットプラットフォームのニーズは⾼いと考えられる.

研究実績フランス オクシタニー地域圏政府 プレゼンテーション名古屋⼤学 とんがりベンチャーズトークTechBiz ロボットシンポジウム地図⽣成/位置推定に関する論⽂投稿( 次年度発表予定 ) 12

知の拠点 活⽤状況 ロボット実験実験内容・ロボット 1台で⽬的地をセットし⾃律移動する

・研究室からリモート操作

安全の対応リスクアセスメントであがった項⽬を対応

11

ロボットRaaS プラットフォーム対応ロボット試作完了

10

機械学習プラットフォーム連携

RaaS – AIaaS の連携

ロボット

アノテータ

ANNOFAB

動画サンプリング

画像アノテーション

教師データ

対象画像

元動画

学習済モデル 機械学習

RaaS

歩⾏者認識⽤アノテーションデータベース作成完了

9

動画 動画

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研究実績(令和元年度)域産業への波及等〇外部発表(書籍・雑誌掲載、論⽂投稿、学会発表、報道発表)

〇情報発信(展⽰会出展、セミナー開催)・フランス オクシタニー地域圏政府 プレゼンテーション・名古屋⼤学 とんがりベンチャーズトーク・「知の拠点重点研究プロジェクトⅢ期」キックオフセミナー・メッセナゴヤ2019・TechBiz ロボットシンポジウム・「知の拠点重点研究プロジェクトⅢ期」公開セミナー

〇会議の開催件数研究開発会議 2回

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地域産業への波及等

□研究開発テーマ5G/AIを活⽤したロボットプラットフォームとロボットサービスの研究開発

□⼈材育成の取り組みプラン研究員: ロボティクス, 情報分野でリーダシップを発揮できる⼈材の育成研究補助員:名古屋⼤学 学⽣, 留学⽣の雇⽤

学⽣のレベルアップおよび企業活動に関わることで愛知県を⽀えていく⼈材の育成。グローバル⼈材の育成, OnClouds株式会社内の標準⾔語は英語

令和元年度実績名古屋⼤学 研究補助員 3名雇⽤参画企業との研究打ち合わせや実験を通じてソフトウェア、ロボティクスの⾼度な技術を学習.

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