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使用説明書 〈コピー〉 安全に正しくお使いいただくために、操作の前には必ず『はじめにお読みください』「安全上のご注意」をお読みください。

使用説明書 - RICOHID DBH401 *1 基本的なコピーのとりかた 11 コピー用紙のサイズを選択する コピーする用紙を、給紙トレイまたは手差しトレイから選択します。操作部の[コピー]キーを押し、[

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使用説明書

〈コピー〉

安全に正しくお使いいただくために、操作の前には必ず『はじめにお読みください』「安全上のご注意」をお読みください。

目次1. 原稿の設定

給紙トレイごとに原稿サイズを指定する...............................................................................3

トレイ 1、トレイ 2 から給紙するときの原稿サイズを指定する.......................................3

手差しトレイから給紙するときの原稿サイズを指定する.................................................4

原稿のセット方向を指定する..................................................................................................5

原稿の種類を選択する..............................................................................................................7

2. 基本的なコピー機能

基本的なコピーのとりかた......................................................................................................9

組み合わせできる機能........................................................................................................10

コピー用紙のサイズを選択する.............................................................................................12

手差しトレイからコピーする................................................................................................13

手差しトレイから定形サイズの用紙にコピーする...........................................................13

手差しトレイから不定形サイズの用紙にコピーする.......................................................14

手差しトレイからさまざまな用紙にコピーする..................................................................16

薄紙にコピーする...............................................................................................................16

厚紙にコピーする...............................................................................................................17

OHP フィルムにコピーする...............................................................................................17

はがきにコピーする............................................................................................................18

封筒にコピーする...............................................................................................................19

拡大・縮小してコピーする....................................................................................................21

定形変倍..............................................................................................................................21

ズーム..................................................................................................................................22

用紙指定変倍.......................................................................................................................23

両面にコピーする...................................................................................................................24

1 枚にまとめてコピーする.....................................................................................................27

片面集約..............................................................................................................................28

両面集約..............................................................................................................................30

ID カードコピー......................................................................................................................32

分割..........................................................................................................................................34

ソート......................................................................................................................................35

コピー濃度を調整する............................................................................................................36

3. コピー初期設定

コピー初期設定.......................................................................................................................37

1

2

1. 原稿の設定コピーする原稿のサイズや方向を指定する方法を説明します。

給紙トレイごとに原稿サイズを指定する原稿サイズは給紙トレイごとに指定できます。

原稿サイズの指定方法は、トレイ 1 またはトレイ 2 を使用するときと、手差しトレイを使用するときで手順が異なります。

• 原稿サイズを指定しないときは、指定した給紙トレイにセットされている用紙のサイズで原稿が読み取られます。

トレイ 1、トレイ 2 から給紙するときの原稿サイズを指定する

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.給紙トレイを選択 [ ]

DBH389

選択したトレイの用紙サイズと種類が表示されます。

2.[定形原稿サイズ] [OK]

3.原稿のサイズを選択 [OK]

定形の原稿サイズを設定すると、 がコピー画面に表示されます。

• 選択した原稿サイズを取り消すには、[リセット]キーを押します。

3

手差しトレイから給紙するときの原稿サイズを指定する

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.手差しトレイを選択 [ ]

DBH389

手差しトレイに用紙をセットすると、自動的に手差しトレイが選択されます。

2.[原稿サイズ] [OK]

3.[定形原稿サイズ] [OK]

4.原稿のサイズを選択 [OK]

定形の原稿サイズを設定すると、 がコピー画面に表示されます。

• 選択した原稿サイズを取り消すには、[リセット]キーを押します。

1. 原稿の設定

4

原稿のセット方向を指定する原稿を原稿ガラスにセットするときは、裏返してセットします。自動原稿送り装置(ADF)にセットするときは、表向きにセットします。

原稿ガラスにセットするとき

CXC001

自動原稿送り装置(ADF)にセットするとき

CXC002

A4 の原稿をコピーするときなど、原稿の状態により (読める方向)にセットできないときは、両面コピーや集約などの機能を設定すると思いどおりの結果が得られません。このようなときは「原稿セット方向」を (読めない方向)に設定してコピーします。

原稿セット方向の初期値は「 (読めない方向)」です。

以下の図は A4 の原稿を集約コピーするときの原稿セット方向とコピー結果の例です。

原稿のセット方向を指定する

5

CXC003

A4/Letter

• 両面、集約、分割コピーの各手順内で原稿セット方向を指定するには、[コピー初期設定]の[原稿方向設定]を[設定時に指定する]に設定します。詳しくは、P.37

「コピー初期設定」を参照してください。

1. 原稿の設定

6

原稿の種類を選択する原稿の状態や画質にあった原稿種類を選択します。

原稿種類には以下の 3 種類があります。

文字/写真

写真や絵画と文字が混じった原稿に適した設定で読み取ります。

文字

文字が主体の原稿に適した設定で読み取ります。

写真

写真や絵画原稿に適した設定で読み取ります。

1.原稿種類キーを押して原稿種類を選択

DBH306

原稿の種類を選択する

7

1. 原稿の設定

8

2. 基本的なコピー機能基本的なコピーの機能について説明します。

基本的なコピーのとりかた原稿を原稿ガラスまたは自動原稿送り装置(ADF)にセットしてコピーします。

原稿を原稿ガラスにセットするときは、先頭ページから順にセットします。自動原稿送り装置(ADF)にセットするときは、先頭ページを上にしてセットします。原稿を原稿ガラスにセットする方法は、『用紙の仕様とセット方法』「原稿ガラスにセットする」を参照してください。原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセットする方法は、『用紙の仕様とセット方法』「自動原稿送り装置(ADF)にセットする」を参照してください。

普通紙以外の用紙にコピーするときは、使用する紙の厚さに応じて[用紙設定]で用紙の種類を設定してください。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「システム初期設定」を参照してください。

1.[コピー]を押す

DBH311

2.コピーする枚数など前の設定が残っていないことを確認

前の設定が残っているときは[リセット]キーを押します。

3.原稿をセット

4.必要に応じて、その他の機能を設定

5.テンキーでコピーする枚数を入力

6.[ ]または[ ]を押して、使用する用紙がセットされているトレイを選択

9

7.[スタート]を押す

原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

8.コピー終了後は[リセット]を押して、設定を解除

DBH319

• コピーを中止するときは、[クリア/ストップ]キーを押します。

• 設定したコピー機能をすべて取り消して、電源を入れた状態に戻すときは、[リセット]キーを押します。

• コピー初期画面に表示されるキーの説明については、『本機のご利用にあたって』「コピー機能の画面の見かた」を参照してください。

• 原稿のサイズは自動的に検知されません。原稿サイズを指定しないときは、指定した給紙トレイにセットされている用紙のサイズで原稿が読み取られます。読み取る原稿のサイズが給紙トレイの用紙サイズと異なるときは、原稿サイズを指定します。詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

• 両面コピーや集約、分割などの機能を使用するときは、原稿セット方向を正しく指定してください。詳しくは、P.24「両面にコピーする」、P.27「1 枚にまとめてコピーする」、または P.34「分割」を参照してください。

• 使用する機能によっては、原稿サイズの指定が必要です。詳しくは、使用する機能の操作手順を参照してください。

•[コピー初期設定]の[コピーセット枚数制限]で、セットできるコピー枚数の上限を設定できます。詳しくは、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

組み合わせできる機能

コピー機能では、組み合わせできる機能とできない機能があります。組み合わせできない機能を選択したときは、選んだ順番によって有効になる機能が変わります。組み合わせできる機能については、P.11「機能組み合わせ一覧」を参照してください。

2. 基本的なコピー機能

10

機能組み合わせ一覧

ID

*1

*1

ID

DBH401

*1

基本的なコピーのとりかた

11

コピー用紙のサイズを選択するコピーする用紙を、給紙トレイまたは手差しトレイから選択します。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.給紙トレイを選択

選択したトレイの用紙サイズと種類が表示されます。

• 手差しトレイに用紙をセットすると、自動的に手差しトレイが選択されます。自動的に選択されないときは、[ ][ ]キーを押して手差しトレイを選択してください。

2. 基本的なコピー機能

12

手差しトレイからコピーする給紙トレイにセットできないサイズの用紙以外に、はがき、OHP フィルム、ラベル紙(ハクリ紙)などにコピーできます。

手差しトレイに用紙をセットする方法は、『用紙の仕様とセット方法』「手差しトレイに用紙をセットする」を参照してください。

手差しトレイの「用紙種類」に表示されない種類の用紙や、厚さが 91~105g/m2(78~90kg)の用紙にコピーするときは、[用紙設定]で用紙の種類をあらかじめ設定してください。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「システム初期設定」を参照してください。

• 両面コピーするときは手差しトレイを使用できません。

• 手差しトレイに用紙をセットすると、自動的に手差しトレイが選択されます。自動的に選択されないときは、[ ][ ]キーを押して手差しトレイを選択してください。

• 手差しトレイにセットできる用紙のサイズと種類について詳しくは、『用紙の仕様とセット方法』「セットできる用紙サイズ、種類」を参照してください。

手差しトレイから定形サイズの用紙にコピーする

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに用紙をセット

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ] [OK]

5.用紙のサイズを選択 [OK]

手差しトレイからコピーする

13

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.用紙の種類を選択 [OK]

9.原稿をセット [スタート]

コピー終了後は[リセット]キーを押して、設定を解除します。

手差しトレイから不定形サイズの用紙にコピーする

手差しコピーできる用紙サイズはタテ 60~216mm、ヨコ 127~900mm です。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに用紙をセット

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[不定形サイズ] [OK]

5.用紙のヨコのサイズをテンキーで入力 [OK]

6.用紙のタテのサイズをテンキーで入力 [OK]

7.[ ]を押す

8.[用紙種類] [OK]

9.用紙の種類を選択 [OK]

10.原稿をセット [スタート]

コピー終了後は[リセット]キーを押して、設定を解除します。

• 必要に応じて原稿サイズを指定してください。詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

2. 基本的なコピー機能

14

• 原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

手差しトレイからコピーする

15

手差しトレイからさまざまな用紙にコピーするはがき、OHP フィルム、厚紙など、さまざまな用紙にコピーできます。このような用紙にコピーするときは、用紙の種類とサイズを設定します。

• 複数枚を一度にセットするときは、用紙づまりを防止するためにパラパラとさばいてからセットします。用紙づまりが起きたときは、用紙を 1 枚ずつセットします。

• 手差しトレイに用紙をセットすると、自動的に手差しトレイが選択されます。自動的に選択されないときは、[ ][ ]キーを押して手差しトレイを選択してください。

薄紙にコピーする

使用する用紙の紙厚が 52~65g/m2(45~56kg)のときは、[薄紙]を選択してください。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに用紙をセット

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ]または[不定形サイズ]を選択 [OK]

5.用紙のサイズを指定 [OK]

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.[薄紙] [OK]

9.原稿をセット [スタート]

2. 基本的なコピー機能

16

厚紙にコピーする

使用する用紙の紙厚が 106~130g/m2(91~112kg)のときは[厚紙 1]を、131~162g/m2

(113~139kg)のときは[厚紙 2]を選択してください。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに用紙をセット

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ]または[不定形サイズ]を選択 [OK]

5.用紙のサイズを指定 [OK]

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.[厚紙 1]または[厚紙 2]を選択 [OK]

9.原稿をセット [スタート]

OHP フィルムにコピーする

• OHP フィルムはコピー面が決まっています。コピー面を確認してセットしてください。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに OHP フィルムをセット

手差しトレイからさまざまな用紙にコピーする

17

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ]または[不定形サイズ]を選択 [OK]

5.用紙のサイズを指定 [OK]

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.[OHP] [OK]

9.原稿をセット [スタート]

• OHP フィルムにコピーするときは、排出されたコピーを 1 枚ずつ取り除いてください。

• 使用できる OHP フィルムのサイズについては、『用紙の仕様とセット方法』「セットできる用紙サイズ、種類」を参照してください。

はがきにコピーする

はがきにコピーするときは、原稿を原稿ガラスにセットし、はがきを手差しトレイにセットします。

はがきの取り扱い、はがきをセットする方法、原稿とはがきのセット方向については、『用紙の仕様とセット方法』「はがき」を参照してください。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイにはがきをセット

2. 基本的なコピー機能

18

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ] [OK]

5.[郵便ハガキ ]、[往復ハガキ ]、または[往復ハガキ ]を選択 [OK]

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.[厚紙 2] [OK]

9.原稿をセット [スタート]

封筒にコピーする

定形サイズの封筒にコピーします。封筒にコピーするときは、原稿を原稿ガラスにセットし、封筒を手差しトレイにセットします。

使用する封筒の用紙厚さに合わせて設定を変更してください。それぞれの設定の用紙厚さや使用できる封筒のサイズについては、『用紙の仕様とセット方法』「セットできる用紙サイズ、種類」を参照してください。

封筒の取り扱い、使用できる封筒、封筒をセットする方法は、『用紙の仕様とセット方法』「封筒」を参照してください。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.コピーする面を上にして、手差しトレイに封筒をセット

手差しトレイからさまざまな用紙にコピーする

19

2.[ ]を押す

DBH389

3.[用紙サイズ] [OK]

4.[定形サイズ] [OK]

5.封筒のサイズを選択 [OK]

6.[ ]を押す

7.[用紙種類] [OK]

8.[厚紙 1]または[厚紙 2]を選択 [OK]

9.原稿をセット [スタート]

2. 基本的なコピー機能

20

拡大・縮小してコピーする倍率を指定する方法と、用紙サイズを指定する方法を説明します。

基点について

拡大・縮小の基点は、原稿ガラスにセットしたときと自動原稿送り装置(ADF)にセットしたときとで異なります。原稿ガラスにセットしたときは、左奥の「セット基準」に接するところが基点です。自動原稿送り装置(ADF)にセットしたときは、原稿の左手前が基点です。

• 原稿ガラスにセットするとき

CKN005

• 自動原稿送り装置(ADF)にセットするとき

CXC007

定形変倍

あらかじめ設定されている倍率を選択し、画像を拡大または縮小してコピーします。

CKN004

拡大・縮小してコピーする

21

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[変倍]を押す

2.[拡大]または[縮小]を押す

3.倍率を選択 [OK]

4.使用する用紙がセットされているトレイを選択

5.原稿をセット [スタート]

•[変倍率設定]で画面に表示される変倍率を変更できます。詳しくは、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

• 設定を解除するには、[等倍]を押します。

• 原稿や用紙サイズに関係なく倍率を選択できますが、設定や原稿の状態によっては画像が欠けることや、余白ができることがあります。

• 拡大・縮小の基点については、P.21「拡大・縮小してコピーする」を参照してください。

ズーム

1%刻みで拡大または縮小してコピーします。

CKN007

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[変倍]を押す

2.[ズーム]を押す

3.テンキーで倍率を入力 [OK]

[ ]または[ ]キーを押すと倍率が 1%ずつ変わります。押し続けると 10%ずつ変わります。

4.使用する用紙がセットされているトレイを選択

5.原稿をセット [スタート]

2. 基本的なコピー機能

22

• 倍率の範囲は 25~400%です。

• 設定を解除するには、[等倍]を押します。

• 原稿や用紙サイズに関係なく倍率を指定できますが、設定や状態によっては画像が欠けることや、余白ができることがあります。

• 拡大・縮小の基点については、P.21「拡大・縮小してコピーする」を参照してください。

用紙指定変倍

指定した用紙のサイズに合わせて、自動的に原稿を拡大または縮小してコピーします。

CKN008

•[用紙変倍]を押したあとに変倍率を設定すると、用紙指定変倍機能は解除されます。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.原稿サイズを指定

詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

2.[用紙変倍]を押す

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

4.原稿をセット [スタート]

• 倍率の範囲は 25~400%です。

• 設定を解除するには、[用紙変倍]をもう一度押します。

• 拡大・縮小の基点については、P.21「拡大・縮小してコピーする」を参照してください。

拡大・縮小してコピーする

23

両面にコピーする2 枚の片面原稿または 1 枚の両面原稿を、用紙の両面にコピーします。

• 両面コピーするときは手差しトレイは使用できません。

CKN009

両面コピーには以下の 2 種類があります。

片面原稿→両面コピー

2 枚の片面原稿を用紙の両面にコピーします。

両面原稿→両面コピー

両面原稿を用紙の両面にコピーします。

タテ長の原稿とヨコ長の原稿では、原稿のセット方向によってコピーの結果が異なります。

原稿のセット方向とコピー結果

両面コピーをするときは、セットする原稿に合わせて原稿セット方向や原稿のひらき方向を設定します。また、希望の仕上がり状態に合わせてコピーのひらき方向を設定します。

原稿セットする原稿の

向き原稿セット

方向ひらき方向 コピー

左右ひらき

上下ひらき

2. 基本的なコピー機能

24

原稿セットする原稿の

向き原稿セット

方向ひらき方向 コピー

左右ひらき

上下ひらき

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[両面/集約/分割]を押す

DBH308

2.両面コピーの種類を選択 [OK]

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

4.原稿をセット [スタート]

• 原稿のサイズが給紙トレイの用紙サイズと異なるときは、原稿サイズを指定してください。詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

• 以下の用紙には両面コピーできません。

• ラベル紙(ハクリ紙)

• OHP フィルム

• はがき

• 封筒

• 特殊紙 2

• 色紙

両面にコピーする

25

• 印刷済み紙

• 原稿セット方向とひらき方向の初期値はそれぞれ「読めない方向( )」「左右ひらき」です。変更するには、[コピー初期設定]の[原稿方向設定]を[設定時に指定する]に設定し、手順 2 のあとに以下の設定をします。

1. 原稿セット方向を選択 [OK]

2. ひらき方向を選択 [OK]

設定項目については、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

• 自動原稿送り装置(ADF)に奇数枚の原稿をセットしたときは、最後にコピーされた用紙の片面は白紙のままです。

• 原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

• 両面コピーできる用紙のサイズ、方向、紙厚については、『保守/仕様』「本体仕様」を参照してください。

• 両面コピーを解除するには、[両面/集約/分割]キーを 2 回押します。

•[コピー初期設定]の[両面コピー優先設定]で、[リセット]キーを押したときに両面コピーが有効になるように設定できます。詳しくは、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

2. 基本的なコピー機能

26

1 枚にまとめてコピーする用紙サイズと集約数に合わせて自動的に倍率を設定し、1 枚の用紙にコピーします。

設定される倍率は 25~400%です。

原稿の方向と集約の画像位置

集約したときの画像位置は、原稿の方向と集約する枚数によって異なります。

• タテ長( )原稿のとき

CNU005

• ヨコ長( )原稿のとき

CNU006

原稿のセット方向とコピー結果

自動原稿送り装置(ADF)に原稿をセットして集約するときは、縦書きか横書きかによって、原稿をセットする方向が異なります。縦書き原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセットするときは、原稿の上下を逆にしてセットします。

• 横書き原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセットするとき

CKN010

• 縦書き原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセットするとき

1 枚にまとめてコピーする

27

CKN017

• 原稿のサイズが給紙トレイの用紙サイズと異なるときは、原稿サイズを指定してください。詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

• 集約コピーでは用紙サイズと原稿枚数から自動的に縮小率を計算し、用紙指定変倍が設定されますが、集約モードを解除しても用紙指定変倍は解除されません。用紙指定変倍を解除するには、[等倍]を押してください。

• 計算された縮小率が指定できる最小倍率以下のときは、最小倍率に補正されます。このとき画像が欠けることがあります。

• 原稿枚数が設定した集約数より少ないときは、以下のように空白でコピーされます。

CKN013

片面集約

複数枚の原稿を用紙の片面 1 枚にまとめてコピーします。

CKN014

片面集約には以下の 4 種類があります。

2. 基本的なコピー機能

28

片面 2 枚→片面集約

2 枚の片面原稿を用紙の片面にまとめてコピーします。

片面 4 枚→片面集約

4 枚の片面原稿を用紙の片面にまとめてコピーします。

両面 1 枚→片面集約

2 ページ分の両面原稿を用紙の片面にまとめてコピーします。

両面 2 枚→片面集約

4 ページ分の両面原稿を用紙の片面にまとめてコピーします。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[両面/集約/分割]を押す

DBH308

2.集約の種類を選択 [OK]

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

4.原稿をセット [スタート]

• 手差しトレイでは 356 mm を超える長さの用紙には集約コピーできません。

• 原稿セット方向の初期値は「読めない方向( )」です。変更するには、[コピー初期設定]の[原稿方向設定]を[設定時に指定する]に設定し、手順 2 のあとに以下の設定をします。

1. 原稿セット方向を選択 [OK]

設定項目については、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

• 原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

• 片面集約を解除するには、[両面/集約/分割]キーを 2 回押します。

1 枚にまとめてコピーする

29

両面集約

複数枚の原稿を用紙の両面 1 枚にまとめてコピーします。

• 両面集約するときは手差しトレイは使用できません。

CKN074

両面集約には、以下の 4 種類があります。

片面 4 枚→両面集約

4 枚の片面原稿を用紙の両面にまとめてコピーします。

片面 8 枚→両面集約

8 枚の片面原稿を用紙の両面にまとめてコピーします。

両面 2 枚→両面集約

4 ページ分の両面原稿を用紙の両面にまとめてコピーします。

両面 4 枚→両面集約

8 ページ分の両面原稿を用紙の両面にまとめてコピーします。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[両面/集約/分割]を押す

DBH308

2.集約の種類を選択 [OK]

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

2. 基本的なコピー機能

30

4.原稿をセット [スタート]

• 原稿セット方向とひらき方向の初期値はそれぞれ「読めない方向( )」「左右ひらき」です。変更するには、[コピー初期設定]の[原稿方向設定]を[設定時に指定する]に設定し、手順 2 のあとに以下の設定をします。

1. 原稿セット方向を選択 [OK]

2. 両面原稿のときは、原稿ひらき方向を選択 [OK]

3. コピーひらき方向を選択 [OK]

• 設定項目については、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

• 原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

• 両面集約を解除するには、[両面/集約/分割]キーを 2 回押します。

1 枚にまとめてコピーする

31

ID カードコピーID カードのような、小さな原稿のおもて面とうら面を用紙の片面にコピーします。

1

2

CTA002

1. おもて面

2. うら面

• 両面コピーとの組み合わせはできません。両面コピーが設定されているときは、[両面/集約/分割]キーを 2 回押して設定を解除してください。

• 自動原稿送り装置(ADF)に原稿がセットされていないことを確認してください。

この機能では、用紙の上半分と下半分に原稿の両面を片面ずつコピーします。たとえば、A4 の用紙にコピーするときは、原稿のおもて面を A5 サイズで読み取り、用紙の上半分にコピーします。原稿のうら面も同じように読み取り、用紙の下半分にコピーします。

原稿は原稿ガラスにセットし、読み取り範囲の中央に置いてコピーしてください。

使用する用紙サイズは A4 をお勧めします。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[ID カードコピー]を押す

DBH302

操作画面に「ID コピーできます」と表示されます。

2.使用する用紙がセットされているトレイを選択

2. 基本的なコピー機能

32

3.原稿のおもて面を下にして原稿ガラスにセット

原稿を にして、A5 の読み取り範囲の中央にセットしてください。

A5A5(51/2 81/2 )

CXC008

4.[スタート]を押す

5.原稿のうら面を下にして原稿ガラスにセット

手順 3 と同じ場所に同じ向きで原稿をセットしてください。

6.[スタート]を押す

• 変倍率を設定したあとに[ID カードコピー]キーを押すと、設定した変倍率が取り消されます。

• ID カードコピーを解除するには、[ID カードコピー]キーをもう一度押します。

ID カードコピー

33

分割両面原稿の表裏を 1 枚ずつコピーします。

DBH214

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[両面/集約/分割]を押す

DBH308

2.[両面原稿分割 ]を選択 [OK]

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

4.原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセット [スタート]

• 原稿のサイズが給紙トレイの用紙サイズと異なるときは、原稿サイズを指定してください。詳しくは、P.3「給紙トレイごとに原稿サイズを指定する」を参照してください。

• 原稿セット方向とひらき方向の初期値はそれぞれ「読めない方向( )」「左右ひらき」です。変更するには、[コピー初期設定]の[原稿方向設定]を[設定時に指定する]に設定し、手順 2 のあとに以下の設定をします。

1. 原稿セット方向を選択 [OK]

2. ひらき方向を選択 [OK]

設定項目については、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

• 分割コピーを解除するには、[両面/集約/分割]キーを 2 回押します。

2. 基本的なコピー機能

34

ソート1 セットずつページ順にそろえてコピーします。

CKN018

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.[ソート]を押す

DBH309

2.テンキーでコピーする部数を入力 [OK]

3.使用する用紙がセットされているトレイを選択

4.原稿をセット [スタート]

• 原稿ガラスに原稿をセットしたときは、すべての原稿の読み取り終了後に[ ]キーを押します。

• ソートを解除するには、もう一度[ソート]キーを押します。

•[コピー初期設定]の[ソート優先]を[する]に設定すると、[リセット]キーを押したときにソート機能が有効になります。詳しくは、P.37「コピー初期設定」を参照してください。

ソート

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コピー濃度を調整する原稿全体の濃度を 5 段階で調整します。

操作部の[コピー]キーを押し、[ ][ ]キーを使用して操作してください。

1.濃度選択キーを押して濃度を選択

DBH310

2.使用する用紙がセットされているトレイを選択

3.原稿をセット [スタート]

2. 基本的なコピー機能

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3. コピー初期設定本機にある[コピー初期設定]の各種項目について説明します。

コピー初期設定両面コピー優先設定

電源を入れた直後、オートクリアされたとき、リセットしたときに、両面コピーが設定されるようにするかしないかを設定します。

• 片面→片面 OFF

• 片面→両面

• 両面→両面

工場出荷時の設定:片面→片面 OFF

原稿方向設定

両面、集約、分割機能を設定するときに原稿セット方向とひらき方向を設定するかしないかを設定します。

• 指定しない

原稿セット方向は「読めない方向」、ひらき方向は「左右ひらき」となります。

• 設定時に指定する

両面、集約、分割機能を設定するときに原稿セット方向とひらき方向を設定できます。

工場出荷時の設定:指定しない

コピーセット枚数制限

セットできるコピー枚数の上限を設定します。

1~999 枚(1 枚単位)の範囲で枚数をテンキーで入力します。

工場出荷時の設定:99 枚

変倍率設定

コピー初期画面で[変倍]を押したときに表示される変倍率を、以下の固定倍率または任意倍率から 6 つまで設定できます。

• 50% A4→A6

• 71% A4→A5

• 93%

• 100%

• 141% A5→A4

• 200% A6→A4

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• 任意設定

任意倍率は 25~400%の範囲で数値をテンキーで入力します。

工場出荷時の設定:倍率 1 50% A4→A6、倍率 2 71% A4→A5、倍率 3 93%、倍率 4 100%、倍率 5 141% A5→A4、倍率 6 200% A6→A4

優先変倍率設定

コピー初期画面で[変倍]を押したときに優先される変倍率をテンキーで設定します。

工場出荷時の設定:71%

ソート優先

電源を入れた直後、オートクリアされたとき、リセットしたときに、ソートが設定されるようにするかしないかを設定します。

• する

• しない

工場出荷時の設定:しない

画質・速度優先設定

原稿を読み取るときの解像度を設定します。

• 速度優先

自動原稿送り装置(ADF)にセットした原稿は 300 × 300 dpi、原稿ガラスにセットした原稿は 300 × 600 dpi で読み取ります。

• 画質優先

ADF にセットした原稿は 300 × 600 dpi、原稿ガラスにセットした原稿は 600 ×600 dpi で読み取ります。

• 階調優先

自動原稿送り装置(ADF)にセットした原稿は 300×300 dpi、原稿ガラスにセットした原稿は 300×600 dpi で読み取ります。カラー原稿をコピーするときに設定すると、色調をよりきれいに白黒の階調で表現します。ただし、[速度優先]よりも読み取り速度が遅くなります。

工場出荷時の設定:速度優先

• 初期設定の変更方法は、『ネットワークの接続/システム初期設定』「初期設定を変更する」を参照してください。

3. コピー初期設定

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40 JA JP M173-7509A

JA JP 2015年5月 M173-7509A © 2014,2015 Ricoh Co., Ltd.