名　　称 所在地

設置・運営主体学校等の種類

教育理念・設置目的

学科・コース（定員・期間）

教育・研修内容(取得可能な資格を含む。)

その他学校等の特徴

卒業後の進路

○全国初の町立の林業アカデミー○卒業後の進路については、町内のみならず、県内外どこでも選択可○鳥取大学、島根大学、鳥取県林業試験場との連携による充実した林学の講義○演習林の研修棟まで校舎から車で１０分、演習林全域がＦＳＣ認証林で、その面積は６６８ha○日南町立林業アカデミーの運営協力に関する覚書の締結（参画団体：日南町森林組合、林野庁近畿中国森林管理局鳥取森林管理署、林野庁近畿中国森林管理局森林整備部森林技術・支援センター、鳥取県、公益財団法人鳥取県林業担い手育成財団、国立大学法人鳥取大学農学部フィールドサイエンスセンター、国立大学法人島根大学、株式会社レンタルのニッケン、大建工業株式会社、国土防災技術株式会社、株式会社オロチ、日南町木材生産事業協同組合、株式会社グリーンシャイン、岡山県施業研究会）

本年４月開校のため実績なし。就職予定先：日南町森林組合、株式会社グリーンシャイン、日南町木材生産事業協同組合加盟の素材生産事業体、株式会社オロチ（ＬＶＬ生産工場）、株式会社日南大建（令和２年操業開始予定）など

林業技術、林業経営等の専門的知識及び技術の習得。

林業技術、林業経営等の専門的な知識及び技術の習得。木育をはじめとする森林保全、木の文化等の多様な分野における理解を深めるために必要な知識及び技術の普及。

各林業大学校等の概要等

日南町立林業アカデミー(呼称：にちなん中国山地林業アカデミー)

鳥取県日南町平成３１年４月開校

鳥取県日南町 専修学校/各種学校/その他

　実践的な林業現場研修により技術と知恵、専門家の講義から最新かつ必須の林学・教養の知識を習得し、わが国の林業を牽引する地域から信頼される林業技術者の養成を目的とする。また、地域及び林業に関する課題について、林業従事者に必要な短期間の技術研修の実施、地域活動への協力、山村地域のあらゆる分野の研究を通じて、地域社会及び林業の発展に貢献する。

林業専修科（10名・１年間）

林業研修科（研修別に定める）

1

にちなん中国山地林業アカデミー ～林業アカデミー開校～

1

にちなん中国山地林業アカデミーは、実践的な林業現場研修による技術と知恵、専門家の講義による最新かつ必須の林学・教養の知識を有する林業技術者の育成を目的に、日南町が設置しました。

その運営母体となるのが、一般財団法人日南町産業振興センターです。これまでは、一般財団法人エナジーにちなんとして、日南町農林業研修生制度を掌理し、平成２１年から１０年間で５３人の農林業研修生を受け入れ、うち２９人が、町内で農林業に従事しています。

新たな体制で、スタートするにちなん中国山地林業アカデミーは、わが国の林業を牽引し、地域から信頼される林業技術者を養成します。また、林業と地域が抱える諸課題について、林業従事者に必要な技術研修を短期間で実施するとともに、地域活動への協力と山村地域のあらゆる分野の研究を通じ、地域社会及び林業の発展に挑みます。

• 林業人材が減少の一途を辿る

• 持続的で健全な森林を守る

• 山村地域での雇用の創出

• 地域の担い手の確保

• 労働災害も高位で横ばいが続く

• 森林･林業に関する高度な知識・技術を有する担い手の育成が急務

2

0

5

10

15

20

25

30

35

平成12年 平成17年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年

労働災害の発生率（死傷千人年率％）

全産業 林業 木材・木製品製造業 建設業

資料：厚生労働省ホームページ 「職場のあんぜんサイト」

にちなん中国山地林業アカデミー ～設立の背景～

《林業アカデミー設立の背景》資料：総務省『国勢調査』林業作業員者数の推移

3

にちなん中国山地林業アカデミー ～全国の林業学校一覧～

③島根県立農林大学校(S54)

⑨高知県立林業大学校(H27)※平成27年に林業学校としてスタート、平成30年に本格開校

⑮和歌山県農林大学校(H29)※和歌山県農業大学校を改編し、林業研修部を新設

⑮兵庫県立森林大学校(H29)

⑦京都府立林業大学校(H24)

⑧みやざき林業青年アカデミー(H26)

⑪おおいた林業アカデミー(H28)

⑪とくしま林業アカデミー(H28)

(金沢市立金沢林業大学校(H21))

⑪山形県立農林大学校(H28)

⑤群馬県立農林大学校(S58)

③長野県林業大学校(S54)

②岐阜県立森林文化アカデミー(H13)※旧岐阜県林業短期大学校(S46)

①静岡県立農林大学校(S45)※静岡県立林業講習所として開校

⑨秋田林業大学校(H27)

《全国の林業学校一覧》

⑪ふくい林業カレッジ(H28)

⑮いわて林業アカデミー(H29)

⑥熊本県林業研究指導所(H22)※平成31年くまもと林業大学校が開校予定

⑱にちなん中国山地林業アカデミー(H31)

⑱みえ森林・林業アカデミー(H31)

⑳北海道立林業大学校(R2開校予定)

㉑奈良県フォレストアカデミー(R3開校予定)

《概 要》

• 運営団体：一般財団法人日南町産業振興センター

• 所 在 地：日南町多里782-2（演習林まで車5分）

• 演 習 林：にちなん環境林(FSC認証林)668ha 日南町新屋1860-1

• 就学年数：1年（230日1,363時間）休日（土曜、日曜、祝日）

• 学校種別：各種学校（平成３１年３月１５日認可）

• 募集人数：10名

• 授 業 料：96,000円

• 給 付 金：緑の青年就業準備給付金制度

(年間：最大150万円予定)

支給要件：①研修終了後に林業就業すること

②常用雇用の雇用契約を結んでいない

③就業予定時の年齢が原則45歳未満 など

4

にちなん中国山地林業アカデミー ～概 要～

研修施設：アカデミー校舎・演習林

＜アカデミー校舎＞

• 教 室…36名(最大)

• 図書室…林業関連書籍･雑誌

• 研修室…林業関連の研究用

• その他…シャワー室、専用ロッカー、休憩室ほか

5

＜演習林：にちなん環境林＞

• 面 積…668ha(林業アカデミー日本最大)

（杉164ha,桧87ha,赤松36ha,天然林381ha）

• 建 物…事務所、実習棟

• その他…ＦＳＣ森林認証の森

にちなん中国山地林業アカデミー ～研修施設等～

6

にちなん中国山地林業アカデミー ～平面図～

《平面図》

講義室図書室

研修室

休憩室

事務室

男子シャワー室

男子ＷＣ

女子シャワー室

女子更衣室

男子更衣室

倉庫

女子ＷＣ多目的ＷＣ手洗い

7

にちなん中国山地林業アカデミー ～アカデミーの概要～

《アカデミーの概要》

■研修期間 １年間■講義時間 ８：３０～１６：３０（土・日・祝日を除く）■入 学 金 無料■研修費用 ９６，０００円/年■募集人員 １０名程度■資格取得 ①車両系建設機械（整地等）運転技能講習、②不整地運搬車運転技能講習、③小型移動式

クレーン運転技能講習、④玉掛技能講習、⑤フォークリフト運転技能講習、⑥伐木等の業務従事者に係る特別教育、⑦伐木等機械の運転の業務にかかる特別教育、⑧走行集材機械運転特別教育、⑨簡易架線集材装置運転特別教育、⑩刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育、⑪救急救命講習、⑫狩猟免許

《募集条件と入学試験等》

■平成３１年４月１日時点で１８歳以上の方■入学試験は、教養試験、体力試験、面接により選考■研修終了後、林業（関連企業を含む）に就業される方

8

《教育課程》

にちなん中国山地林業アカデミー ～教育課程～

林業実習

現場で実践的な林業を体験

林学

各種資格

林業講義

社会人教育

仕事に必要な教養と自己管理

森林林業に必要な専門知識

プロの林業人に必要な林業ノウハウ

林業現場で必要な資格の取得

実践訓練期 4～11月 就業準備期 11～3月

林業事業体でのインターンシップ

林業ゼミ：進路指導・林業研究

複数の林業事業体、製材工場等での林業・木材業体験→林業職場を経験

進路指導及び研修生が設定した課題に関する研究→林業を深く理解する

科目 講師 実施場所

入門（18） ｵﾘｴﾝﾃｰｼｮﾝ・林業入門 小菅、森林組合ほか アカデミー校舎

社会人育成ほか（42）

英会話 ALT アカデミー校舎

現代社会論 小菅 アカデミー校舎

地域理解・日南学 町・町協 日南町内

社会人基礎・情報処理 外部講師 アカデミー校舎

救急救命・健康管理 消防署ほか アカデミー校舎

林学（90）

造林学（座学・実習） 高橋絵里奈（島根大） 環境林・校舎

森林計画学（座学・実習） 米 康充（島根大） 環境林・島根大学

森林環境・生態学 鳥取大学複数教員 鳥取大学蒜山演習林

森林土壌学（座学・実習） 山下多聞（島根大） 環境林・校舎

野生動物管理学 木下卓也（鳥獣協）ほか アカデミー校舎

林政学 伊藤勝久（島根大） アカデミー校舎

木材利用学（座学・実習） 川上敬介（鳥取林試場） アカデミー校舎ほか

苗木生産概論（座学・実習） 池本省吾（鳥取林試場） アカデミー校舎ほか

林業講義・林業実習（83）

林業労働安全 小菅 アカデミー校舎

林業人講話 オムニバス アカデミー校舎ほか

林業の道づくり 矢部浩（鳥取林試場） アカデミー校舎ほか

林業事業体経営論 小菅 アカデミー校舎

実践林業（589）

育林（4月～7月） 小菅,坪倉 にちなん環境林

林業機械基礎 レンタルのニッケン にちなん環境林

素材生産（9月～10月） 小菅、坪倉 にちなん環境林

林業現場管理 日南町森林組合、小菅 施業現場

新しい森づくり 小菅ほか にちなん環境林

林業実務視察 小菅 特殊伐採現場ほか

インターン（354）

インターンシップ(11月～) 協力企業 町内外

インターンシップ製材 オロチ オロチ

林業機械展研修（11月） 小菅 開催地

研究（52） 林業ゼミ 小菅 アカデミー校舎

資格（135） 各種(仮) にちなん環境林ほか 9

優良林業事業体での実践力の習得

研究機関･行政との連携による専門知識

の習得

経験豊富な講師による林業技術指導

《カリキュラム》

にちなん中国山地林業アカデミー ～カリキュラム～

1,363時間/年

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《運営協力団体》

にちなん中国山地林業アカデミー ～運営協力団体～

《特徴的な教育》

○林業現場での実践重視のカリキュラム○労働災害対策としての徹底した安全作業の指導○リーダー教育として作業班長制度を導入○複数の優良事業体への視察とインターンシップ○専任熟練技術指導員による丁寧な指導

＜運営協力サポートチーム＞

○林業事業体、企業等日南町森林組合(代表）、日南町木材生産事業協同組合、㈱オロチ、㈱グリーンシャイン、大建工業㈱、国土防災技術㈱、㈱レンタルのニッケン、岡山県施業研究会

○研究機関等鳥取大学農学部フィールドサイエンスセンター、島根大学、公益財団法人鳥取県林業担い手育成財団、林野庁森林技術・支援センター

○行政鳥取県、林野庁鳥取森林管理署

（以上１４団体）

林業事業体・企業等

研究機関等

行政

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

林業入門

社会人育成

林学

林業講義

実践林業 育林 育林 育林 育林 素材生産素材生産素材生産 素材生産

インターン日南町内 日南町内 岡山県 岡山県 内定先

研究

資格ﾁｪｰﾝｿｰ刈払い

機械系7月～8月

11

《年間スケジュール》

にちなん中国山地林業アカデミー ～年間スケジュール～

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にちなん中国山地林業アカデミー ～一期生名簿～

氏 名 性別 生年月日 年齢 前住所 就職希望地 特記事項

A 男 S57. 1. 2 37 京都府京都市 京都・愛知・岐阜

B 男 H 4. 3.24 27 鳥取県日南町 日南町内父親が経営される事業体への就職を希望

C 男 H12. 5.18 18 鳥取県米子市 日南町内

D 男 S51. 4.15 43 岡山県岡山市 未定岡山県内の建設企業に在職されたまま入校

E 女 H 9. 7. 3 21 鳥取県鳥取市 日南町内

F 男 S56.10.10 37 千葉県柏市鳥取県内・日南町・中国地方

元国家公務員（３月に退職）

G 男 S62. 5.21 31 鳥取県米子市 日南町内 日南町出身

平成31年5月1日現在

※取り扱いにご注意ください。

13

にちなん中国山地林業アカデミー ～4月のカリキュラムより～

小型車両系建設機械運転特別教育 伐木等の業務従事者に係る特別教育

林学「森林土壌学」（島大・山下教授） 林業実習「新植」

名　　称 所在地

設置・運営主体学校等の種類

教育理念・設置目的

学科・コース（定員・期間）

教育・研修内容(取得可能な資格を含む。)

その他学校等の特徴

卒業後の進路

・即戦力に繋がるカリキュラムの編成、資格の取得・実習フィールドにおける少人数教育・多様な外部講師（県の研究員等）による直接指導や最新技術の提供・県所有の機械を活用しての実習の実施　　　　（ハーベスタ・タワーヤーダ・スイングヤーダ・機械集材装置・林内作業車・自走式搬器等）

近年10年間の卒業生の就職先

林業概論、森林マネッジメント、森林計画、樹木、森林測樹、測量、林業経理、林業機械、路網、育苗、育林、保護、木材利用・流通販売、森林土壌、木造建築

効率的な作業システムの導入・運用に必要な専門的かつ高度な知識・技術の習得、林業架線作業技術の習得（林業架線・高性能林業機械・路網開設）

各林業大学校等の概要等

島根県立農林大学校島根県飯南町

昭和５４年　林業課程（１年課程）設置平成６年～２年課程（現名称　林業科）

島根県 専修学校/各種学校/その他

次世代の島根県の林業をリードする森林管理技術者の養成。森林に関する実践的な技術と知識を身に付けた即戦力となる人材の育成。

養成部門　林業科（10名・２年間）

研修部門林業エンジニア研修

（２～10日間）

しし

森林組合 林業事業体 林業団体 公務員 その他産業 進学 合計

38 20 2 1 1 0 62

森林管理、伐採・搬出、利活用を中心としたカリキュラムにより、中核となる林業技術者として必要な最新の知識・技術の習得を目指します。２年生の専攻実習では「森林プランナーコース」と「森林エンジニアコース」２コースからいずれかを選択し、専門的な技術を習得します

◆取得できる資格・免許 （在学中に取得できるよう指導、便宜を図っています）

来たれ! 林業科へ ～島根県立農林大学校～

も り

◆教育内容・カリキュラム

情報処理、林業概論、森林マネージメント、森林計画、樹木、森林測樹、林業経理、野外活動

基本測量、応用測量、林業機械、森林作業システム、育林技術、育苗技術、森林保護、森林機能

木材利用、木材流通・販売、森林資源活用、森林路網、森林土壌、木造建築、専攻実習、

平成３１年度 ２年平成３１年度 １年

林業科の一番の魅力は、実践を想定した

実習です。

立木の伐倒や架線集材、高性能林業機械の

操作など、すがすがしい青空の下で仲間と楽

しく実習をすることは大きな魅力の一つです。

　　　　　　＊給付金 ： 緑の青年就業準備給付金（金額はH30実績）　　＊無利子貸付金 ： 林業就業促進資金

室内（勉強机・椅子･ベッド･エアコン） 室内（ミニキッチン） 　　　　　室内（整理棚） 室内（押し入れ）

島根県立農林大学校林業科の学生は

“年間１１８万円の給付金の受給”

と

“年間６０万円の無利子貸付金の利用”

が可能！

保護者の金銭的負担も少なく、

２年間の学校生活を送ることができます。

初任給並みの収入を得ながら、

林業の専門知識や技術、

各種資格等を習得できます。

島根県立農林大学校

林業科をよろしく

みーなちゃん みーもくん

◆入学者数推移

年度 人数

H２７ 6

H２８ 8

H２９ 7

H３０（２年生）

10

H３１（１年生）

11

◆在校生の出身地

学生数

県内 8

県外 3

県内 7

県外 2

区　分 出　　身　　地

１年生

　松江市２、出雲市２、大田市２、江津市、浜田市

　愛知県西尾市、兵庫県篠山市、山口県山口市

２年生

　松江市４、邑南町、隠岐の島町、西ノ島町

　山口県山口市、大分県臼杵市

◆卒業後の進路

卒業年度 卒業者数 就　　　職　　　先

２８年度 ６名 飯石森林組合、出雲地区森林組合、大田市森林組合（２）　／ 山興緑化（有）、

（株）浜田樹苗園（広島県）

２９年度 ８名 松江森林組合、飯石森林組合、邑智郡森林組合、石央森林組合、高津川森林組合　／

須佐チップ工業(有)／千歳林業株式会社（北海道）、樋口造園株式会社（京都府）

３０年度 ７名 飯石森林組合、大田市森林組合、石央森林組合　／　須佐チップ工業(有)、山興緑化有限会社

伸共木材協同組合、株式会社　赤松産業

◆主な修学等経費

入学検定料 入学料 授業料教材費・

資格検定料等寮費（家賃）

2,200円 5,650円 9,900円/月 45万円程度/２年 9,000円/月

2020には大田市で

全国植樹祭が

開催されるよ！

◆寮完備 　島根県立農林大学校　飯南寮 【所在地】 〒690-3513 飯石郡飯南町下赤名913

　平成23年度に改装した鉄筋コンクリート２階建ての学生寮です。部屋は全室個室（全17室：洋室）で、机・椅子・ベット・ミニキッチン・エアコン等が備え付 けられています。

【部屋の広さ 及び 主な設備】

●約16m2(約10畳)［ﾐﾆｷｯﾁﾝ等のスペースを含む］

●冷暖房用エアコン

●勉強机・椅子・ベット・整理棚(本棚)・押し入れ

●ミニキッチン・ＩＨコンロ(１口) ・ 電気給湯器

●インターネット接続(接続料無料)

【共同利用の設備等】

■トイレ（１・２階）

■浴室・脱衣室（１階）

■洗濯室［全自動洗濯機・乾燥機］（１・２階）

■暗証番号式電子錠（共用玄関扉）

◎家賃 月額 9,000円 （光熱水費等は別途必要）