70
美浦村教育情報ネットワーク ICT 整備に関するガイドライン 1 美浦村教育情報ネットワーク ICT 整備に関するガイドライン (手引書) (第2版) 平成24年3月 美浦村教育委員会

美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン - …...美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン 5 1.3 美浦村教育プラン

  • Upload
    others

  • View
    5

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    1

    美浦村教育情報ネットワーク

    ICT整備に関するガイドライン

    (手引書)

    (第2版)

    平成24年3月

    美浦村教育委員会

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    2

    改版履歴

    版数 日付

    1 2012/3/26 初版作成

    2 2012/04/01 第2版

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    3

    目 次

    1 はじめに...................................................................................................................................... 4

    1.1 本ガイドラインの位置付け........................................................................................................ 4

    1.2 美浦村教育目標 .......................................................................................................................... 4

    1.3 美浦村教育プラン....................................................................................................................... 5

    1.4 教育現場における ICT活用方針について ................................................................................ 6

    1.5 美浦村の学校数/クラス数(2012年 4 月 1日 現在)......................................................... 6

    2 学校 ICT整備状況 ..................................................................................................................... 7

    2.1 ネットワーク構成....................................................................................................................... 7

    2.2 学校ネットワークの役割ごとの分割......................................................................................... 8

    2.3 学校無線LANネットワークの整備.......................................................................................... 8

    2.4 学校有線LANの整備................................................................................................................ 9

    2.5 コンピュータシステム構成...................................................................................................... 10

    2.6 コンピュータセキュリティについて....................................................................................... 12

    2.7 授業で利用するソフトウェアについて ................................................................................... 13

    2.8 校務で利用するソフトウェアについて ................................................................................... 13

    2.9 学校図書システムについて...................................................................................................... 14

    2.10 ICTサポータの配備について.................................................................................................. 15

    2.11 授業における ICTの利活用について...................................................................................... 16

    3 現在の課題と今後の整備方針(案)....................................................................................... 48

    3.1 持ち帰り教育のサポートについて........................................................................................... 48

    3.2 中学校における電子黒板/生徒タブレットPCの整備.......................................................... 48

    3.3 地域防災における学校の役割強化........................................................................................... 48

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    4

    1 はじめに

    1.1 本ガイドラインの位置付け

    本村は、PC やデジタル教材などを活用して、児童・生徒が互いに学び合い、教え合う「協働教育」の実

    現に向けて学校 ICT(Information and Communication Technology)システムの再構築を 2010 年度より推進

    しています。さらに 2011 年度には、教育システムの利活用促進、教職員の業務効率化をさらに加速させる

    ため、総務省による「ICT絆プロジェクト」に参加して、小学校4・5・6年の児童に1人1台ずつのタブレ

    ットPCを配布し、クラスに1台ずつの電子黒板を設置するなど、村内のICT教育環境の整備を実施しまし

    た。

    本書は、これらの整備事業や教育現場におけるICTを活用した教育への取り組みを 文書として取りまと

    めたうえで、今後の具体的な取り組みの参考となるようガイドライン(手引書)としてまとめたものです。

    1.2 美浦村教育目標

    1. 明るい家庭をつくりましょう

    ・家庭を大切にしましょう。

    ・しつけをきちんとしましょう。

    ・話し合いを多くしましょう。

    2. ひとりひとりの能力をのばしましょう。

    ・基礎学力を高めましょう。

    ・体力の向上をはかりましょう。

    ・豊かな心を育てましょう。

    3. ともに豊かな社会をつくりましょう。

    ・国際的な視野を持ちましょう。

    ・ふれあいの輪を広げましょう。

    ・生きがいのある生活をしましょう。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    5

    1.3 美浦村教育プラン

    創意工夫を生かした特色ある学校教育を通して、「21 世紀に生きる人づくり」を推進するために、美浦

    村教育プランを策定しました。そして、3つの柱にそって、7つのプロジェクトを推進しています。

    確かな学力育成プロジェクト 教員の資質向上プロジェクト

    ○基礎基本の定着 ○自ら考える力の育成

    ○少人数、TTの充実 ○指導と評価の一本化

    ○学習習慣の育成

    ○教師としての資質能力 ○自己課題の明確化

    ○授業力の向上 ○自主研修の充実

    ○豊かな人間性の醸成

    豊かな心育成プロジェクト 幼保小中連携プロジェクト

    ○基本的生活習慣の育成 ○温かい学年・学級運営

    ○豊かな体験活動の充実 ○生徒指導の充実

    ○読書活動の推進

    ○就学前教育の充実

    (基本的生活習慣の形成・道徳性の芽生え)

    ○幼保小連携の機会の拡大 ○小中連携の強化

    特別支援教育推進プロジェクト 健康・体力育成プロジェクト

    ○指導方法や評価の工夫

    ○個別の指導計画の作成 ○校内支援体制の充実

    ○専門機関との連携強化 ○研修の充実

    ○体育の授業の充実 ○体力向上の活動の工夫

    ○運動部活動の充実 ○学校保育、学校安全指導

    ○食に関する指導の工夫

    変化する社会対応プロジェクト

    ○国際理解教育の充実(ALTの効果的な活用)

    ○情報教育の推進(ICT 活用授業) ○環境教育の充実

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    6

    1.4 教育現場における ICT 活用方針について

    本村は PC やデジタル教材などを活用して、児童・生徒が互いに学び合い、教え合う「協働教育」の実現

    に向けて学校 ICT(Information and Communication Technology)システムの再構築を 2010 年度から推進

    しています。2011年度には、教育系システムの利活用促進、教職員の業務効率化をさらに加速させるため、

    総務省による「ICT絆プロジェクト」に参加して、小学校4・5・6年の児童に1人1台ずつのタブレットPC

    を配布し、クラスに1台ずつの電子黒板を設置するなど、村内のICT教育環境の整備を実施しました。

    1.5 美浦村の学校数/クラス数(2012 年 4 月 1 日 現在)

    (表:学校/クラス数)

    学校名 クラス数

    小学校 安中小学校 6

    木原小学校 12

    大谷小学校 18

    中学校 美浦中学校 18(うち特別支援教室1)

    合計

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    7

    2 学校 ICT 整備状況

    2.1 ネットワーク構成

    美浦村教育情報ネットワークの構成は図の通りとなっています。

    (図:美浦村教育情報ネットワーク ネットワーク構成図)

    インターネット回線、学校端末セキュリティ管理、共通サーバ資源については美浦村役場に設置され

    た機器を地域イントラネット網(KDDI 広域イーサネット)経由で利用することで、共通化/運用集

    約を図っています。

    各学校には学校用サーバセグメントに各学校で個別設置する必要のあるサーバ機器が設置されてい

    ます。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    8

    2.2 学校ネットワークの役割ごとの分割

    学校のコンピュータネットワークは下記のように分割されています。

    相互ネットワーク間の通信を制限することで、児童/生徒や来校者から、重要な校務情報を保護しています。

    (表:学校コンピュータネットワーク 分割仕様)

    名称 用途 場所 相互通信

    生 校 行

    生徒

    セグメント

    生徒/児童が利用する PC を設

    置。

    普通教室、PC教室、

    生徒/児童用無線LAN、など × ×

    校務用

    セグメント

    教員PCなどを設置 職員室、校長室、

    教員用無線LAN、など● ×

    行政系

    セグメント

    役場行政系サーバと通信が必要

    な機器を設置

    図書室● ●

    2.3 学校無線 LAN ネットワークの整備

    学校ではセキュリティを十分考慮した設計のうえで、無線LANネットワークが整備されています。

    利用目的に応じたネットワークの分割が下記の通り実施されております。

    小学校ネットワークにおいては平成23年度実施の「絆プロジェクト」の整備で、生徒に無線LANネ

    ットワークを開放する運用に際して、不正な持ち込みパソコンの無線利用を防止するため、証明書埋

    め込みパソコンでのみで無線LANネットワークが利用できるようにしてあります。

    校庭や、郊外での無線LAN接続はできません。

    (表:学校無線LANネットワーク整備状況)

    学校 利用可能ネットワーク 利用PC

    中学校 校務用セグメント 教員用ノートPCのみ

    小学校 校務用セグメント 教員用ノートPC/教員用タブレット

    生徒セグメント 児童用タブレット(全校)

    図書室ノートPC(大谷小のみ)

    ※大谷小図書室のみ個別アクセスポイントあり

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    9

    2.4 学校有線 LAN の整備

    小学校内の有線 LAN ネットワークについてはネットワークの役割が固定されている(固定 VLAN)教室と、

    ログインした利用者によって、接続できるネットワークが変更される(動的認証VLAN)とに分かれています。

    動的認証 VLAN では、教員と児童が設置された同一のパソコンを共用しつつ、利用者に応じたデータ参照を

    可能としています。

    小学校4年以上の教室は、電子黒板接続用の目的でのみ整備されています。

    美浦中は現行ネットワーク機器の仕様で全て固定VLANです。

    (表:固定LAN整備状況)

    学校 対象教室

    安中小 動的認証VLAN 1~3年各教室 2F ひまわり 3F 図書室

    固定(校務用) 職員室 校長室

    固定(生徒) 4~6年各教室 PC教室

    木原小 動的認証VLAN 1~3年各教室 2F いきいき学習室 2F 図書室

    3F 音楽室

    固定(校務用) 職員室 校長室 1F 保健室

    1F 電算室

    固定(生徒) 4~6年各教室 PC教室

    大谷小 動的認証VLAN 1~3年各教室 1F ひまわり 1F たんぽぽ

    2F 少人数C 3F 少人数A 3F 少人数B

    3F 図書室(有線)

    固定(校務用) 職員室 校長室 1F 保健室

    固定(生徒) 4~6年各教室 PC教室

    中学校 固定(校務用) 職員室 校長室 印刷室

    1F 保健室 1F カウンセリングルーム 3F 図書室ノート

    固定(生徒) PC教室 3F 図書室デスクトップ その他教室

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    10

    2.5 コンピュータシステム構成

    美浦村教育情報ネットワークにおけるコンピュータシステムの構成は図の通りとなっています。

    機器の一部を行政と共用することで、コスト低減を図ったコンピュータシステムとしつつ、美浦村独自の

    ICTの教育への活用取り組みを実現しています。

    (図:コンピュータシステム構成図)

    (表:コンピュータシステム詳細説明)

    設置

    場所

    名称 用途 行政との

    共有

    役場 ファイアウォール 外部インターネットに公開するサーバ機器、及び内部ネット

    ワークを不正通信から保護。●

    プロキシ 業務に不要なインターネット参照の制限(URL フィルタリン

    グ)及び通信高速化(コンテンツキャッシュ)を行う。●

    SASTIK認証サーバ 教員自宅からインターネット経由でUSBトークン とID/パス

    ワードを用いて、教員ファイルサーバやグループウェアなど

    へアクセスできるようにする認証を行う。●

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    11

    設置

    場所

    名称 用途 行政との

    共有

    役場 ユーザ管理・

    教員ファイル共有サーバ

    ・Windows ActiveDirectory(AD)により教員、及び生徒・児童

    のWindowsへログインする際のID/パスワードを管理。

    ・教員用共有フォルダの提供。

    ・OSセキュリティパッチの自動配信管理。

    教員グループウェアサーバ

    (SKY SCHOOL AGENT)

    教育委員会と各学校間での報告連絡をブラウザ上で行うアプ

    リケーション(グループウェア)を提供。

    校務管理サーバ

    (スクールマスター)

    成績・出欠・成績表などの校務管理をブラウザ上で行う教員

    向けアプリケーションを提供。

    デジタル教材サーバ

    (学習探検ナビ)

    学習要領に対応したデジタル教材、生徒/児童向けプリント

    教材を提供。

    手書きドリルサーバ タブレット(小学校のみ配布)で利用できる児童向け手書きテ

    スト問題集を提供。

    e-lerningサーバ Office 操作基礎やセキュリティガイドラインなどのブラウザ

    上で任意の時間に学習できる教員向け教材を提供。●

    無線LAN証明書管理サーバ 無線LAN接続に必要な証明書ファイルの提供/認証を実施。

    (証明書がインストールされていない不正 PC の無線 LAN 接続

    を防止する)

    資産管理サーバ ・学校配布のPC資産情報の管理。

    ・USBなどの外部記憶媒体の制限を実施。●

    学校 生徒/児童ファイル共有・

    ウイルス管理サーバ

    ・生徒/児童用共有フォルダの提供。

    ・ウイルス対策ソフト管理。

    ・PC教室の授業支援システム(Wingnet)を管理。

    タブレット管理サーバ ・タブレット用の授業支援システム(Wingnet)を管理。

    ・手書きドリルの端末認証を管理。

    電子黒板 ・書画カメラで投影した画面や、パソコン画面を投影可能。

    ・専用ペンで画面に直接、黒板に書き込むように手書き可能。

    ・授業で生徒に教材を提示しつつ、必要な書き込みを行う際

    に利用。

    タブレットパソコン ・小学校4~6年生の児童に一人一台配布。

    ・無線 LAN ネットワークに接続でき、児童がインターネット

    での調べ物や、発表資料作成で利用。

    ・教員タブレットより児童タブレットを制御可能。(授業支援

    システム「Wingnet」を利用)

    パソコン教室 ・50台程度のパソコンが設置された教室。

    ・中学校、及び小学校低学年で利用。

    ・タブレットパソコン同様に授業支援システムで教員パソコ

    ンから生徒/児童パソコンを制御。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    12

    2.6 コンピュータセキュリティについて

    教育現場は多くの個人情報を保有する環境です。昨今の情報漏えい事件を踏まえ、美浦村教育情報ネット

    ワークにおいてもセキュリティ対策を行政ネットワークのセキュリティレベルと同様に構築しています。

    ウイルス対策

    学校設置のパソコンはすべてウイルス対策が施され、役場の管理サーバから最新ウイルス定義情報

    (パターンファイル)が毎日配信されています。

    学校代表メールは迷惑メール対策も行っており、ウイルスメール受信の可能性も低減しています。

    情報漏えい対策

    学校設置のパソコンは基本的に外部媒体へのデータ書き込みができません。

    職員室にある一部例外端末でのみ、管理教員の申請/許可の元に外部媒体へのデータ書き込みが可能

    です。また媒体への書き込み履歴は役場の管理サーバで参照することができます。

    教員が自宅などから学校の業務データにアクセスする必要がある場合は、インターネット接続可能な

    自宅パソコンから、SASTIK認証USBトークンとID/パスワードを用いて、学校へアクセスすること

    が可能です。

    なお、自宅パソコンにはSASTIK認証を利用してアクセスした学校データは保存できない仕様のため、

    万が一の情報漏えいもありません。

    不正なサイト閲覧防止(URLフィルタリング)

    生徒/児童、及び教員がインターネット参照する際には、ルールに基づいたURLフィルタリングによ

    り不正サイトへのアクセスができないようになっています。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    13

    2.7 授業で利用するソフトウェアについて

    授業で利用するソフトウェアのうち、全校共通で導入しているものを下記に記載しています。

    (表 : 授業支援ソフトウェア)

    ソフトウェア名称 対象パソコン 利用目的

    授業支援システム

    「Wingnet」

    ・パソコン教室

    ・小学校タブレット

    (4~6年生)

    ・先生PCから生徒/児童PCの操作

    ・先生PC画面を生徒/児童PC画面へ表示

    ・生徒/児童PC画面をプロジェクタ等へ表示

    など

    デジタル学習コンテン

    ツ「学習探検ナビ」

    ・全PC ・学習指導要領に準拠の学習補助教材(動画や画像)

    をブラウザを利用して参照する

    ・テスト問題の作成/印刷

    など

    手書きドリル ・小学校タブレット ・タブレットPC添付のペンを利用して手書きで小テス

    トの回答を入力する

    ・漢字書き取りをペンで行い、書き順/形などを自動

    判定する

    2.8 校務で利用するソフトウェアについて

    校務で利用するソフトウェアのうち、全校共通で導入しているものを下記に記載しています。

    (表 : 校務ソフトウェア)

    ソフトウェア名称 対象パソコン 利用目的

    校務支援システム

    「スクールマスター」

    ・教員PC ・生徒名簿管理

    ・指導要録/成績簿/出欠簿の作成や印刷

    など

    教員グループウェア

    「SKY SCHOOL AGENT」

    ・教員PC ・教育委員会と学校間での情報共有/連絡

    教員Webメール

    「ActiveMail」

    ・教員PC ・県より提供された、全教員用のWebメール環境

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    14

    2.9 学校図書システムについて

    図書システムの整備内容

    美浦村中央公民館図書室との連携により、各学校図書室に図書システムPCを導入しています。

    生徒/児童は図書システムの蔵書検索機能により、自分の学校の蔵書だけでなく、他の学校や公民館

    図書室にある蔵書を検索し、貸出予約を行うことができます。

    各学校の図書室には行政司書を常駐させており、貸出管理や蔵書管理などの業務において、教員運用

    負荷の低減を図っております。

    他学校からの貸出予約運用においても、蔵書の回送などを行政司書が対応しています。

    (表 : 学校図書システム)

    ソフトウェア名称 対象パソコン 利用目的

    図書システム

    「WebiLis」

    ・図書室PC

    (各学校 2 台設置し、

    司書用と生徒/児童

    図書委員用とで分けて

    運用)

    ・蔵書の貸出/返却管理

    ・貸出統計管理

    ・学校間での相互貸借

    ・公民館からの相互貸借

    ・蔵書の検索/予約

    ・蔵書棚卸業務(蔵書点検)

    導入効果

    各学校/公民館図書室での相互貸借運用の実現により、村全体で重複する蔵書を最小限にすることで

    きるようになりました。結果的に、同じコスト購入できるで新書の種類を増やすことにもつながって

    います。

    学校ごとの貸出冊数目標を定めるなど、学校間で競い合って読書数を向上できるようになりました。

    (画面 : 図書システム生徒/児童画面)

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    15

    2.10 ICT サポータの配備について

    ICTサポータ配備の目的について

    各学校にPCなどのICT機器の整備が進むと共に、教員のICTスキルに関するサポートが課題となります。

    美浦村では、教員のICT運用をサポートするため各学校に1名以上のICTサポータを配備し授業の支援を含

    め、教員のサポートを実施しています。

    ICTサポータの支援内容(例)

    ICTサポータには下記の様な作業を依頼することが可能です。

    但し、ICTサポータへの依頼については教員の指示に基づいての作業となるよう、作業内容については注意

    ください。

    支援内容 詳細

    基本的なPC操作スキル支援 WindowsパソコンやOffice/一太郎などワープロソ

    フトの基本的な操作方法のサポート

    障害発生時の調査支援(導入業者 SE との連携によ

    る対応支援)

    ドキュメント作成支援 教員の指示に基づき、ワープロソフトによる文書入

    力支援の実施

    各種アプリケーション操作支援 職員室などで、教員が利用する各種アプリケーショ

    ンの操作方法をサポート(導入業者 SE との連携に

    よる対応支援)

    校務システムなどに情報入力する際の入力支援。

    【注意】

    秘密情報を含む情報の入力が必要な場合は、職員室

    内の教員の目の届く範囲の作業場所を指示して実

    施すること

    授業におけるパソコン操作支援 授業に補助教員として参加し、教員が授業を進める

    際に、パソコン操作を行い授業進行をスムーズにす

    るための支援を行う。

    児童/生徒がパソコンを利用する授業を実施する

    際に、児童のパソコン操作サポートや操作方法の質

    問に対する支援を行う。

    ホームページ登録作業 ホームページ作成システムを利用して、文章の登録

    や画像掲載を行う。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    16

    2.11 授業における ICT の利活用について

    学校ICT環境を活用して、児童/生徒が互いに学び合い、教え合う「協働教育」の実現に向けて様々な取

    り組みを行っております。これらの取り組みのうち村全体で共有できると思われる、授業の中でのICTの利

    活用の事例を実践パターンとして幾つか紹介します。

    Ⅰ.事例目次

    教科等 単元名 活用場面

    1 算数 かたちづくり 資料提示・問題解決

    2 生活科 ありがとうのメッセージを書こう その他(メッセージの作成)

    3 算数 ながさくらべとひろさくらべ まとめ

    4 算数 時こくと時間 資料提示

    5 国語 ローマ字で自分の名前を入力しよう その他(タイピング)

    6 算数 2けたのたし算 問題解決

    7 算数 三角形と四角形 まとめ

    8 国語 ビーバーの大工事 資料提示

    9 理科 しぜんをかんさつしよう 資料提示

    10 総合 落花生を育てよう 資料提示・その他(投票)

    11 社会 昔の道具 資料提示

    12 総合 植物や生き物を調べよう プレゼン(発表)

    13 理科 すがたをかえる水 資料提示・プレゼン・まとめ・調べ学習

    14 算数 面積 資料提示・その他(自力解決支援)

    15 道徳 クリスマスカードを作ろう その他(メッセージの作成)

    16 算数 わり算の筆算 資料提示

    17 理科 星の明るさや色 調べ学習

    18 社会 これからの食料生産とわたしたち 資料提示・プレゼン・まとめ

    19 社会 自動車をつくる工業 まとめ

    20 算数 四角形と三角形の面積 まとめ

    21 算数 円の面積 資料提示・プレゼン・まとめ・調べ・問題解決

    22 家庭科 生活に役立つ物を作ろう その他(ポスター作成)

    23 総合 修学旅行 まとめ

    24 総合 福祉 プレゼン(発表)

    25 特活 スキー宿泊学習 その他(写真・動画撮影)

    26 英語 1年Unit7 カナダの中学校 資料提示

    27 英語 1年Unit8 はじめてのカナダ旅行 その他(ビデオレター作成)

    28 英語 1年Unit8 はじめてのカナダ旅行 プレゼン(発表)

    29 英語 1年Unit8 はじめてのカナダ旅行 調べ学習

    30 社会 2年二度の世界大戦と日本 調べ学習

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    17

    Ⅱ.事例紹介

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    1 算数 1年 木原小学校 かたちづくり 資料提示・問題解決

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    コンピューターの使い方(起動、終了)やマウス操作(クリック、ダブルクリック、ドラック)

    を練習しコンピューターの基本操作ができるようにする。

    具体物の観察や色板による形の構成などに着目して、平面図形についての関心を高め、マウス

    の操作を使うゲームで平面図形に親しみ、その理解の基礎となる経験を豊かにする。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 ■ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(学習探検ナビ ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 コンピューターの起動、終了やマウスの使い方(クリック、ダブルクリック、ドラック)などの

    基本操作を練習した。

    「にもつをつもう」

    トラックの荷台に倉庫の三角形の荷物を運び、荷台の形に合うよう置くゲームを行なっ

    た。

    「ならべておえかき」

    四角形や三角形の色板を使って下絵を図形で敷き詰める活動や、図形を自由に配置して

    絵を描く活動などを通して、平面図形に親しみ、図形を豊かに捉える力を身につけられ

    るようにした。

    図形を使って描いた絵を作品とすることで、 自分の作品だけではなく他の児童の作品を鑑賞

    しながら様々な図形の捉え方について理解を深めた。

    学習活動の成果 コンピュータの基本操作がわかり、コンピュータを使う楽しさを充分に味わうことができた。

    色板を使って図形を構成する活動を通して平面図形についての関心を高め、基本図形の特徴を

    とらえ、ものの形は基本図形の組み合わせでできていることを理解することができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    18

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    2 生活科 1年 安中小学校 ありがとうのメッセージをか

    こう

    その他(メッセージの作成)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    お世話になった2年生に対して書いたお礼のメッセージをキーボードで打ち込むことにより、

    コンピュータの操作(文字入力・漢字、かたかな変換)に親しむ。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(メッセージの作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 お礼のメッセージを書く。

    コンピュータに入力する。

    (この際,枠を作成しておき、その中に入力させる。入力後、文字色を薄い灰色に変換する)

    印刷した文章をペンでなぞる。

    台紙に貼って、飾りを貼る

    学習活動の成果 ある程度の長さの文章を入力したので、キーボードの操作が容易にできるようになった児童が

    多かった。

    (これ以前にも、コンピュータを活用した学習を実施していたので、すでにある程度の積み重

    ねがあった。)

    コンピュータの文字をなぞって仕上げたため、誰もが文字のそろったメッセージを作成するこ

    とができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    19

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    3 算数 1年 大谷小学校 ながさくらべとひろさくらべ まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    授業のまとめと適応問題の説明のために活用

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他(メッセージの作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 「ひろさ比べ」の授業の中で,比較検討場面と適応練習問題の説明時に電子黒板を活用した。

    「ひろさ」は,直接比較以外では、任意単位のタイルを使うと、とても簡単にしかも速く比べ

    られるということを学習したので、その考えが定着するように、電子黒板の画面を使い視覚的

    に確かめた。

    長方形の図に、方眼マスを入れるとあっという間に大きさを比較できて、しかも幾つ分大きい

    かまでわかるので、効果的に学習できた。

    また、適応問題の説明では、問題と同じシートを投影し、子ども達の理解する速度に合わせて

    確かめた。

    画面を見ながらやり方、答えの書き方をしっかり指導することができた。

    「ジャンケン陣取りゲーム」では、やり方を画面で実際に説明しながら、陣取りのゲームの仕

    方を示した。

    ルールを画面で見ながら確かめたので、子ども達の理解もスムーズにいき、意欲的に学習でき

    た。

    学習活動の成果 言葉だけで学習のまとめをするのではなく、映像を流したことにより、視覚的にとらえること

    ができたので、1年生の児童にもしっかりと理解できた。

    また、画面をみて指導できるので全体で一度に指導できた。

    映像が次々に出てくるので、好奇心がかき立てられ、集中して取り組みことができるので意欲

    も高まった。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    20

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    4 算数 2年 木原小学校 時こくと時間 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    「時刻と時間」で針の動きを操作することで、時計の読み方を秒針までできるようになる。

    パソコンを利用することで、ドリル感覚で多くの問題を解くことができ、またマウス操作に向

    上につながる。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(学習探検ナビ ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 学習探検ナビの2年算数「時刻と時間」を使用した。

    自分のペースで学習を進めてたり、となりの児童と問題を出し合うなどして、答えを確かめて

    いた。

    マウス操作も熱心に覚えようとして、だんだんに最初のころのたどたどしさがなくなり、スム

    ースになってきた。

    ICTサポータの補助のもと、学習探検ナビの操作や、パソコンの操作を教えてもらい、迷わず

    学習を進められた。

    学習活動の成果 児童は、マウス操作にさらなる向上がみられた。

    児童の学習の経過は明確にみることはできないが、それぞれが意欲を持って取り組むことがで

    きた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    21

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    5 国語 2年 安中小学校 ローマ字で自分の名前を入力

    しよう

    その他(タイピング)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    ローマ字によるタイピングの仕方を覚え、自分の名前の入力ができるようにすることを通し

    て、コンピュータの操作に親しむ。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(ローマ字でのタイピング )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 タイピングの仕方を知る。ローマ字での入力の仕方を知る。

    ローマ字での名前入力の仕方を覚える。

    自己紹介の文章をローマ字で入力する。

    学習活動の成果 何にでも必要な自分の名前をローマ字で入力する方法を覚えることを通して、キーボードによ

    る入力に興味をもつことができた。

    また、名前の入力ができた児童に対しては、更に、自己紹介文の入力を勧めたところ、おもし

    ろがってどんどん作業することができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    22

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    6 算数 2年 安中小学校 2けたのたし算 問題解決

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    2けたのたし算の学習の練習の段階で、学習探検ナビのたし算ふうせんやたし算ビンゴを利用

    し、習熟を図る。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 ■ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(学習探検ナビ ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 ① 「たし算ふうせん」で、2けたの

    たし算が速くできるように練習

    する。

    ② チーム戦で「たし算ビンゴ」をす

    る。

    5~6人のグループを

    4グループつくり、1回戦を

    行う。

    勝った方と負けた方のそれ

    ぞれが競争し、順位を決定

    する。

    学習活動の成果 個人によるたし算の練習だけでは、速さのタイム更新が難しくなると飽きてしまいがちになる

    ので、「たし算ビンゴ」を取り入れたことにより、最後まで、意欲を持続させることができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    23

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    7 算数 2年 安中小学校 三角形と四角形 まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    三角形や四角形の敷き詰め活動を通して、平面をすきまなく敷き詰める方法を考え、敷き詰め

    た図形の中に他の図形を見つけたり、図形についての見方や感覚を豊かにすることができる。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(学習探検ナビ ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 学習探検ナビの中の「三角形と四角形のしきつめ」を使用し、いろいろな模様を作る。

    出来上がった敷きつめや三角形や四角形を使った描いた絵を見せ合い、よいところを見つけ、

    話し合う。

    学習活動の成果 三角形や四角形を描いて色を選んで染めたり切ったりする時間を短縮でき、短時間で工夫して

    いろいろな敷きつめの作品に仕上げ、見せ合うことができた。

    三角形と四角形の混合の敷きつめができるようになれば、さらに学習効果が上がるであろう。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    24

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    8 国語 2年 大谷小学校 ビーバーの大工事 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    興味・関心を高め、説明文の読み取りの理解を深めるための移動式電子黒板の活用

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 「ビーバーの大工事」の説明文 ⑯ ~ ⑲ 段落の場面を読み取った後、まとめで電子黒板を

    活用した。

    映像を流すと、児童全員が食い入るように画面を見はじめた。

    児童が興味をもち、教材に惹きつけられた瞬間である。

    また、説明文で書かれているところが映像として現れると、「これ、ここに書いてあったこと

    だ!」「これってもしかして、さっきのことじゃない?」などの、歓声やつぶやきが聞こえて

    きた。

    自分の知っていることが映像として見られると、とても嬉しいようである。

    さらに、読み取ったものを、実際に視覚的に捉えられたので、実感の伴った理解を深めること

    ができた。

    普段から多くの電子機器類に触れながら生活している現代の子どもたちであるので、教材に親

    しみをもつことができたように感じる。

    今回は映像として流す目的で電子黒板を活用したが、次回は、黒板という側面を活用しながら、

    さらなるICT授業の実践を図りたい。

    学習活動の成果 大画面を使い実際の映像を見ることで、児童の興味をもたせることができた。

    また、説明文と映像を照らし合わせながら指し示すことで、説明文の読み取りが苦手な児童に

    も、理解しやすいものとなった。

    頭だけでの理解でなく、実感を伴った理解に繋がったように思う。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    25

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    9 理科 3年 木原小学校 しぜんをかんさつしよう 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    植物や昆虫の中には、児童の身近な場所だけでは見つけられないものもある。

    また植物や昆虫の成長の様子を早送りや拡大などの編集を使って見るととてもわかりやすい。

    そこでビデオ視聴を通して、児童の理解度の向上をはかる。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) ■ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) ■ Webサイト名(NHK放送用教材サイト )

    学習活動の様子 NHK 放送用教材のインターネット用ストリーミング映像を使って学習した。

    NHK放送用教材は各単元ごとに15分の長編映像といくつかのクリップ映像からなっている。

    長編映像を使って、体系的に植物や昆虫についての基礎的事項を学習し、その後発展的、応用

    的な学習としてクリップ映像を視聴した。

    映像を見ながら、わかったことをノートにまとめることができていた。

    また発展的な学習を通して、さらに観察してみたいことが増え、次の学習につなげることがで

    きた。

    NHK のウェブサイトには映像だけでなく、ワークシートも用意されているので、それを活用す

    ることもできた。

    【NHK のサイト】

    http://www.nhk.or.jp/school/bangumi.html

    学習活動の成果 普段は見ることのできない植物や昆虫の映像を見て、学習内容の理解が深まり、植物や昆虫に

    対する関心も高めることができた。

    またワークシートを活用することにより、学習内容を体系的にまとめることができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    26

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    10 総合 3年 安中小学校 落花生を育てよう 資料提示・その他(投票)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    落花生の育て方、収穫の仕方、落花生料理について、インターネットを活用して、情報を収集

    し、実践に生かす。

    落花生販売の収益金を募金する機関の働きを調べる。

    そしてコンピューター投票を使って、募金機関を決定する。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    ■ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(投票 )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(Excel ) ■ Webサイト名(日本赤十字社/ユニセフ、等)

    学習活動の様子 ① ローマ字学習を生かし、検索文字をローマ字入力して、インターネット検索をする。

    落花生の育て方について

    落花生の収穫の仕方

    落花生料理について

    ② PDFリンク集から、インターネットで、日本赤十字社とユニセフについて、どういった活動を

    しているのかを調べる。

    ③ 児童一人一人が投票用のExcelファイルを開いて、どちらの機関に募金をするか投票し、保存

    する。

    ④ 投票集計用のExcelファイルにグラフを開き、開票する。

    学習活動の成果 ローマ字入力をすることで、国語のローマ字学習への意欲がより高まると共に、学んだことを

    生かす場面を作れた。

    インターネット検索の方法を学んだことで、自分の調べたいことがらについて、インターネッ

    トという便利なもので詳しく学べることを知り、活用できた。

    パソコン上での投票により、意見を集約する方法があることを体験できた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    27

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    11 社会 3年 大谷小学校 昔の道具 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    昔の道具を説明し、学習を効率よく、理解を高めるためのパソコンの活用

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 社会「昔のくらしについて調べよう」の学習で,昔の道具について調べるとき、なかなか実際

    の道具を用意することは難しいので、写真と動画のデータをまとめておき、実際に使っている

    ときの様子を見せた。

    子どもたちは教科書で名前は理解していたが、どう使うかは想像できなかった。

    実物を実際に触らせることが何よりだが、難しかったため、デジタル教材(写真・動画)として

    として提示し、授業を展開した。

    子どもたちはじっと見いっていた。

    授業では、まず目の前にあるパソコンに写真を写し、画像を見てクイズ形式で名前と使い方を

    児童一人一人に予想させた。

    そして、大きなスクリーンに使い方の動画を写して、学習を進めた。

    事前にICTサポーターにリンク集を作成してもらった。

    また、ICTサポーターにはパソコンの操作や動画の提示をしてもらい、児童が効率よく学習に

    取り組めるようにした。

    学習活動の成果 昔の道具については、実物を用意したり、実際に使用しているようすを体験したりすることは

    なかなか難しい。

    そのため、動画で見せることができたことは、興味関を高め、理解を深めるためにはとても有

    効だった。

    また、一度、デジタルデータとして資料を用意しておけば、資料として毎年使えるので、とて

    も貴重な物となった。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    28

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    12 総合 3年 大谷小学校 植物や生き物を調べよう プレゼン(発表)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    生き物新聞の発表会をスムーズに行うための電子黒板及びプロジェクターの活用

    ICT活用場面 □ 資料提示 ■ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC ■ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(Word ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 総合的な学習で「生き物と友達になろう」

    というテーマのもと、自然体験や図書室で

    の調べ学習をくり返した。

    その成果を「生き物新聞」という形でまと

    めた。

    そして、PTA授業参観の折、まとめた新聞

    をもとにして学級の児童全員や保護者に

    紹介するようにした。

    このとき、自分の作った新聞を見ながら説

    明できるように、新聞を写真に撮り電子デ

    ータとして保存して、プロジェクターや電

    子黒板を活用し提示した。

    一人一人の発表に合わせて、各自の新聞を

    掲示し、大きく拡大して見やすくし、内容

    をさしながら説明できた。

    学習活動の成果 資料として全員文印刷したりする必要がなく、細かい文字も拡大して見せることができた。

    また、印刷では白黒になってしまうのだが、カラーのままで新聞のできばえを示すことができ

    たため、興味を引くことができた。

    さらに、発表の際に下を向いて原稿を読むことをせず、スクリーンやスマートボードを指さし

    ながらの説明ができた。

    発表中も姿勢良く、相手の方を見て発表する態度が身についた。

    発表者の意欲の向上と聞く方の感心を高めることができた。

    ただ、課題としてはずっと提示しておくことができず、その場で読まなければならなかったの

    で時間が必要だった。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    29

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    13 理科 4年 木原小学校 すがたをかえる水 資料提示・プレゼン・まとめ・調

    べ学習

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    実験結果を入力・選択することで簡単に正確なグラフを完成することができる。

    表計算ソフトを使って実験結果の整理をすることにより、かんべんに正確なグラフを作成する

    ことができるようになる

    ICT活用場面 ■ 資料提示 ■ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    ■ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ ■ 書画カメラ ■ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 理科の「水のかわり方」で実験結果をグラフに表す活動を行った。

    実験結果入力シート【原本】を作成し、子どもたちがそれぞれコピーし自分の名前に変えて保

    存することから始まる。

    実験結果を入力する(時間、水温、水)。

    入力内容を選択し、表・グラフのボタンから折れ線グラフを作成するツールを選択する。

    折れ線グラフを選択し、実験結果が正しく反映されているか確認し、題名や項目軸の入力をす

    る。

    グラフ作成時は、電子黒板でグラフボタンの位置や、入力場所の確認をした。

    完成した折れ線グラフや入力した表は印刷し、実験のまとめとしてノートに貼り付けた。

    学習活動の成果 実験結果の入力シートには、水のようすを書き込む枠もあり、入力に時間のかかる児童もいた

    が、回数を重ねるごとに入力が短時間でできるようになってきた。

    理科で初めてグラフを作成する作業を行ったが、その後、国語のアンケートを集計する授業で

    は、それを生かして作業ができていた。

    今後、発表ツールを活用しまとめや話し合い活動にも取り入れていきたい。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    30

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    14 算数 4年 安中小学校 面積 資料提示・その他(自力解決支援)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    等積変形を利用して、いろいろな図形の面積が 1 ㎠のいくつ分であるかを考えることができ

    る。

    ICT機器を利用したシミュレーションを通して、半端である部分を既習である1㎠の正方形に

    等積変形をすることが困難な児童への支援や、全体への共通理解をはかっていく。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(自力解決の支援 )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    ■ ソフト名(PowerPoint ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 自力解決は、OHP シートを使っての作業を行った。

    あらかじめヒントコーナーとしてタブレットパソコンを準備してく。

    その作業が滞っている児童に対して、ヒントコーナーに行くように指示し、準備しておいたタ

    ブレットパソコンを操作させ、解決への支援を行った。

    また、比較検討を行った後の全体への共通理解をはかるために、電子黒板を利用してシミュレ

    ーションを行った。

    学習活動の成果 作業になかなか取り組み始められない児童も、パソコンの操作をもとに作業の見通しを持つこ

    とができ、自力解決を進めることができた。

    また、全体への共通理解を視覚にとらえさせたことで、理解が深まった。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    31

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    15 道徳 4年 安中小学校 クリスマスカードを作ろう その他(メッセージの作成)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    一年をふり返り、お世話になった人へのメッセージを書くことで、感謝の気持ちを伝えること

    ができる。

    また、それをローマ字入力することで、キーボード操作に慣れる。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(メッセージカード作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    ■ ソフト名(ジャストスマイル ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 道徳の時間で、「ありがとうの言葉」を取

    り上げた後の活動として、クリスマスカー

    ドを作成した。

    ジャストスマイルの「作ってみよう」を選

    択する。

    そこで、「ありがとうカード」や「はがき

    の裏」からフレームを選び、そこに文字を

    ローマ字入力していく。

    文字の装飾やイラストの貼り付け方も教

    え、自分だけの作品にしあげる。

    学習活動の成果 ただ、感謝の文章を書くだけでなく、フレームやイラストを自分たちで選ぶことができたため、

    意欲的にメッセージ作成を行うことができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    32

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    16 算数 4年 大谷小学校 わり算の筆算 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    自力解決の見通しをもたせるための電子黒板の活用

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(Word ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 「わり算の筆算」の自力解決の場面で電子黒板を活用した。

    学習課題は「72枚の折り紙を3人で同じ数ずつ

    分けます。1 人分は何まいになるでしょう。」

    である。

    導入の場面で折り紙の具体物を準備したが、そ

    れを実際に操作できるのは1人であり、10枚ず

    つ束にして枚数を数えたり、磁石を使って黒板

    に貼るなど、みんなに分かりやすい形で黒板に

    掲示したりするのに時間がかかることから、電

    子黒板を使って簡単に 10 枚の束の折り紙を操

    作できる教材を準備した。

    電子黒板のタッチパネルの機能を活用し画面の

    折り紙の10枚の束を3人に同じ数ずつ分けてい

    く様子を視覚的に確認させるとともに、10枚の

    束をばらの10枚にすることで同じ数ずつ3人に

    分けられることが理解できるようにした。

    学習活動の成果 この教材によって解決の見通しをもつことができ、これを実際に操作して3人に72枚の折り

    紙を同じ数ずつ分けて1人分の折り紙の枚数を数える児童もいるなど、児童の主体的な活動に

    つながった。

    また、実物の折り紙を 1 枚 1 枚数えたり、10 枚ずつ束にしたりするのにかかる時間が省略で

    きた。

    そこで、その時間を使って児童に意見交換をさせたり、授業のまとめとしてもう一度電子黒板

    で確認したりする時間に使うことができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    33

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    17 理科 4年 大谷小学校 星の明るさや色 調べ学習

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    調べ学習を効率よく行うためのタブレットパソコンの活用(一人一台)

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    ■ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 「星の明るさや色」の学習では、実際に夜

    空を観察することになっていたが、梅雨の

    時期と重なっていたり、夏至の直後である

    ために観察は夜 8 時以降にならざるを得

    なかったり、観察の機会を設定することが

    難しかった。

    そこで、星に関するデジタル教材やインタ

    ーネットを活用した授業を展開した。

    授業では、児童一人一人がタブレットパソ

    コンを活用して調べ学習を行うため、調べ

    たい内容をすぐに検索できるよう事前に

    ICTサポーターにリンク集を作成してもら

    った。

    また、ICTサポーターにはパソコンの操作

    に戸惑っている児童への支援をしてもら

    い、児童が効率よく学習に取り組めるよう

    にした。

    また、調べ学習にどのように取り組んだら

    よいのか分からず、調べたいことがなかな

    か見つからなかったり、ただ資料を写すだ

    けになってしまったりする児童も見られ

    たので、ICTサポーターにインターネットでの検索の仕方を支援してもらうとともに、資料の

    まとめ方や発表の仕方について個別に指導するようにした。

    学習活動の成果 一人一台タブレットパソコンを使うことで、児童一人一人が興味をもった内容について詳しく

    調べることができた。

    字を書いたり絵を描いたりすることが苦手な児童も、ワープロソフトやペイントソフトを使

    い、分かりやすくまとめることができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    34

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    18 社会 5年 木原小学校 これからの食料生産とわたし

    たち

    資料提示・プレゼン・まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    統計などの資料を活用して我が国の食料生産をめぐる問題を読み取り,まとめる。

    画像ファイルとして取り込んだ複数のグラフを児童が自分の発表ページに貼り付けながら、気

    づいたことや考えたことをまとめ、発表できるようにする。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 ■ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 食料品の消費量の変化、輸入量の変化、食料自給率の変化、土地利用の変化などのグラフを画

    像として取り込み、ジャストスマイルのみんなのフォルダから、児童のページに貼り付けられ

    るようにした。

    児童は自分で選んだグラフについて検討し、それぞれのページを工夫しながら、気づいたこと

    や考えたことを打ち込み、まとめていった。

    まとめたページはスライドにしプレゼンテーションを行った。

    学習活動の成果 児童は主体的に学習活動に取り組み、食料自給率の低下などの問題に気づくことができた。

    また、友達の発表を聞くことで、内容に併せて、プレゼンテーションの仕方についても学習す

    ることができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    35

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    19 社会 5年 安中小学校 自動車をつくる工業 まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の

    視点

    自動車のできるまでを新聞形式でまとめるのに、エクセルを利用することによってパソコンの基本

    操作を身につけさせる。

    ICT 活用場

    □ 資料提示 □ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    ■ ソフト名(Excel ) □ Webサイト名( )

    学習活動の

    様子

    まず、手書きによる新聞を下書きで作成させ、パソコンによる文書作成の基本を文書の保存、文章

    の作成、図形の添付など段階的に進めた。

    レイアウトが自由に変えられるので、ポイントを押さえた見やすい新聞作りに取り組めた。

    パソコンの基本操作を実践的に利用したので意欲的に活動し、互いに教え合う姿も見られた。

    学習活動の

    成果

    新聞作成のため文章、写真、図形など総合的に利用するため、パソコンによる文書作成能力が飛躍

    的に向上した。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    36

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    20 算数 5年 大谷小学校 四角形と三角形の面積 まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    授業のまとめにおいて、児童が視覚的に確認するために活用

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 「四角形と三角形の面積」のまとめの場面において

    電子黒板を活用した。

    学習課題は「平行四辺形の面積を求めましょう」(高

    さが底辺の延長線上にある場合)である。

    自力解決・グループでの話し合い・比較検討を行っ

    た後、比較検討場面で練り上げた児童の考えをまと

    めて整理する際に用いた。

    グループでの話し合いでは児童が解法を紙にかい

    て比較検討を行ったが、まとめの段階で指導用デジ

    タル教科書を電子黒板を用いた。

    電子黒板のタッチパネルの機能を活用して、高さが

    平行四辺形の底辺の延長線上にある平行四辺形を、

    対角線に沿って切り取って移動したり、底辺と平行

    な線で切り取って移動したり、倍積変形したりする

    ことにより、高さが底辺の上に取れることを視覚的

    に確認した。

    学習活動の成果 比較検討場面においては児童は手書きのもので発表したため、理解しにくい児童もいた。

    しかしデジタル教材を用いることによって、切り取った部分が移動する様子や底辺や高さが視

    覚的に表されたため、比較検討場面の児童の考えと関連づけて理解することができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    37

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    21 算数 6年 木原小学校 円の面積 資料提示・プレゼン・まとめ・調

    べ・問題解決

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    平行四辺形に変形したり、内接正多角形を考えたりして、円の求積公式を導くことができる。

    タブレットPCを使って、アニメーションを見ながら、円の面積の公式の導き方を知り、それ

    をタブレットPCでまとめ、発表できるようにする。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 ■ プレゼン(発表) ■ まとめ ■ 話合い(会議)

    ■ 調べ学習 ■ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    □ ソフト名( ) ■ Webサイト名( 東京書籍デジタルコンテンツ、等 )

    学習活動の様子 円の面積の公式の導き方を知るため、WEBサイトのアニメーションを見て、3つの求め方があ

    ることを知る。(インターネットで検索するとたくさん出てきます。)

    アニメーションを見ながら、自分にとってわかりやすい求め方を決め、タブレットPCにその

    方法をまとめる。(活用の際には、ジャストスマイルのお絵かきツールを使い、タッチペンな

    どでまとめていった。)

    まとめたものを、同じ考え方のグループごとに集まり、求め方について話し合う。

    グループの代表者が、自分のグループの円の面積の導き方を電子黒板に写し出し、発表する。

    (画面を4 分割にし、比較検討しながら発表する。)

    授業の振り返り(きらきら)をタブレットに書き、 画面を分割し、全員で確認した。

    学習活動の成果 教科書の展開図を見るだけでなく、アニメーションで動く図を見せることで、わかりやすくな

    り、児童の興味関心も高まった。

    また、それを基に自分の言葉で導き方を様々なツールを使ってまとめることにより、思考を深

    めることができた。

    その他にも、画面を分割し、比較検討することで、他の求め方との違いを比べながら学ぶこと

    ができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    38

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    22 家庭科 6年 安中小学校 生活に役立つ物を作ろう その他(ポスター作成)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    写真の取り込みや文字の配色、レイアウトを工夫することにより、 安中っ子祭りで販売する

    「ペットボトルカバー」のポスターを作成する。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(ポスター作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子

    自分の作品を写真に撮り、画像をポスターに取り込む。その際、写真の枠を工夫する。

    ワードアートを使って、文字のスタイルや色づけをする。

    みんなの目を引くようなレイアウトを考える。

    学習活動の成果 写真を取り込む際に、枠を工夫することで印象がだいぶ違ってくることに気づくことが出来

    た。

    また、ワードアートを使用することでレイアウトを工夫したポスターを作成することができ

    た。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    39

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    23 総合 6年 安中小学校 修学旅行 まとめ

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    思い出の写真を取り込みながら、修学旅行の目標にそって報告文を書く。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) ■ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(ポスター作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子

    題名をワードアートを使用して色やフォントを工夫して書く。

    修学旅行の目標に沿って、自分の行動を振り返る。

    報告文に合った写真を取り込む。

    レイアウトを工夫する。

    学習活動の成果 今まで情報教育で習ってきたことを活用して、報告文を書くことが出来た。

    写真を選んだり、配列を工夫することで自分らしい報告文を作成することが出来た。

    また、目標に沿ってまとめることにより、自分の行動を振り返ることが出来た。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    40

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    24 総合 6年 大谷小学校 福祉 プレゼン(発表)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    プレゼンを充実させるための電子黒板の活用

    ICT活用場面 □ 資料提示 ■ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC □ プロジェクター ■ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ ■ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 6年生の総合的な学習の時間において、タブレットPC、電子黒板を利用し学習を進めた。

    1 学期はタブレット PC を利用し、自分たちの追

    求したい課題の方向性を決めたり、課題について

    インターネットを中心に調べ学習を行った。

    検索する際に「1マス空けて絞ったキーワードを

    入れる」「似たようなキーワードを入れてみる」

    などの助言を行った。

    『盲導犬』について調べたグループは、盲導犬協

    会の公式 HP だけでなく、民間団体や関係者のブ

    ログなど、多様な媒体から情報を得ていた。

    また、情報を収集する際、それが正しい情報なの

    かを十分に注意して収集するよう指導した。

    2学期には、その調べた内容をもとにジャストス

    マイルにまとめ授業参観では保護者の前で、総合

    の時間には5年生の前で発表を行った。

    グラフや写真、背景の色や文字の形、大きさを工

    夫することで、各グループ特色ある発表を行って

    いた。

    その際、内蔵のプレゼンテーションソフトを使用

    したが、発表している画面に出ている文言をその

    まま読むのではなく、大切なポイントのみを掻い

    摘んで発表するよう指導した。

    学習活動の成果 一人一人に持ち運び可能なタブレットPC が行き渡るので、パソコン室への移動の時間も短縮

    され、限れらた時間を有効に使うことが出来た。

    また、プレゼンテーションソフトを使用することで、グラフや写真など発表する際の表現の幅

    も格段に広がり、伝えたいことをダイレクトに、またわかりやすくプレゼンすることができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    41

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    25 特活 1年 美浦中学校 スキー宿泊学習 その他(写真・動画撮影)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    ICT機器を利用して、スキー学習の指導の充実を図る。

    また,タブレットPCを実際に利用することで、ICT機器の利用に慣れさせる。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(写真・動画撮影 )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) ■その他(DocomoタブレットPC )

    学習活動の様子 【タブレットPC を利用した写真撮影】

    生徒のほとんどが初めて体験するスキー学習だが、自分たちが体験している姿を確認させるこ

    とで、自分のどこが悪いのか理解が深まる。

    そこで、タブレットPC を利用しその場で写真・動画を撮影し、指導の充実を図った。

    また、スキー学習をするとき以外にも生徒にタブレットPCを預ける時間を設け、スキー宿泊

    学習全体の様子を記録写真として残させた。

    生徒が自分たちで撮影した写真を活用し、スキー宿泊学習中は毎日学校HPを更新した。

    この際、メールを使って先生と写真を共有するなど、ICT機器の基礎的な利用方法を学ぶこと

    ができた。

    学習活動の成果 自分の姿を確認しながら練習をすることでスキー技能の向上につながった。

    また、タブレットPCの利用方法、メールなどのICT機器の基礎的な利用方法を実際にタブレ

    ットPCを利用することで、体験的に学ぶことができた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    42

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    26 英語 1年 美浦中学校 1年Unit7 カナダの中学校 資料提示

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    プロジェクタにてパワーポイントを利用したスライドを活用し、視覚効果を高め、生徒の集中

    力を上げる。

    教科書の例文を読む場合も、大きな画面で生徒が読みやすい環境をつくる。

    ICT活用場面 ■ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    ■ PC ■ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 【スライドを活用した授業】

    パワーポイントで作成したスライドを活用し、生徒が理解しやすい教材で授業を行う。

    教科書だけではなく、画面上で絵や図を挿入することで生徒の興味をひかせる。

    教科書の内容を読ませる際、スライドショーの機能を利用し、例文中の単語を一単語一単語浮

    かび上がらせて単語を読む訓練からはじめる。

    これにより、英語を読む基礎的な能力を身につけさせることができる。

    また、単語を読ませる際に、単語の意味と同様の絵を画面で見せることで、イメージで単語を

    覚えさせる。

    学習活動の成果 教科書のみを利用した授業では、生徒が周囲の目を気にして例文を読む声が小さくなりがちで

    あるが、スライドを利用することで集中力が増し大きな声を出して読むことができている。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    43

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    27 英語 1年 美浦中学校 1年Unit8 はじめてのカナダ

    旅行

    その他(ビデオレター作成)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    単元を通じて、グループで学び合いながら英語を使ったコミュニケーション活動を行う。

    ビデオカメラを利用し、自分自身の英語を使っている姿を客観的にとらえ、相手に伝わる話し

    方を意識させる。

    ICT活用場面 □ 資料提示 □ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 ■ その他(英語でのビデオレター作成 )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC □ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ ■ デジタルビデオ □ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 【ビデオレターの作成】

    生徒が作成した英語スキットに沿ってビデオレターを作成し、英語を利用したコミュニケーシ

    ョン活動を行う。

    デジタルビデオで実際に自分自身が英語を話している姿を撮影し、相手に伝える表現の方法を

    学ぶこと

    ができる。

    ビデオレターを作成するために、デジタルビデオを利用した。

    英語を話す際、ただ言葉を述べるだけでなく、ボディーランゲージを利用するなど、相手に伝

    わる表現の方法を理解させた。

    学習活動の成果 ビデオレターの作成を通じ、仲の良い友人以外に向けた英語でのコミュニケーション活動を体

    験した。

    その中で、話をする際に下を向いてしまうなど、自分たちの欠点を確認し、相手に伝える表現

    について理解を深めた。

  • 美浦村教育情報ネットワーク ICT整備に関するガイドライン

    44

    № 教科 学年 学校名 単元名 活用場面

    28 英語 1年 美浦中学校 1年Unit8 はじめてのカナダ

    旅行

    プレゼン(発表)

    学習の狙い

    ・ICT活用の視点

    疑問詞を用いた英語でコミュニケーション活動の中で相手に伝わる表現を自ら工夫し、グルー

    プの仲間と学び合いながら英語を聴く力、読む力、話す力、書く力を総合的に育成する。

    実物投影機を利用し視覚で確認することで生徒が授業の理解を深める。

    ICT活用場面 □ 資料提示 ■ プレゼン(発表) □ まとめ □ 話合い(会議)

    □ 調べ学習 □ 問題解決 □ その他( )

    活用機器

    ・ソフト等

    □ PC ■ プロジェクター □ 電子黒板(スマートボード) □ テレビ

    □ デジタルカメラ □ デジタルビデオ ■ 書画カメラ □ タブレットPC

    □ ソフト名( ) □ Webサイト名( )

    学習活動の様子 【書画カメラを利用した発表】

    作成物を発表する際、音声だけでなく実物を目で確認することで生徒の理解力が深まる。

    そこで、書画カメラを利用した作成物の発表を実施した。

    書画カメラは、手書きで作成した英語寸劇用スキットを発表する際に利用した。

    特に、生徒の作成物の良かった点をプロジェクタに映しながら説明し、生徒が自分達の�