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留萌書内教育研究所所報 72号 管内 総力をあげた 学力向 上の 取組 Jヒ:iヶi菫tr, i4∵ l iil tttイ ,1,サ ll it熊 jI」 Jjl,句 教イド付 lt'111お ' t' fi FIた 教イ , )/た 日向つ ‖‖ Jt''角 it,:r● :る 111ヒ '11ち itiヽ | liL iれ Lit i十 句教育 たた `と りtiナ■ (1ヽ J Jt〔 |''1:こ 11,′ ,1ヽ 計中 '|(卜 | = |‐ bt」 1年,↑ |′ |プ 11'titJ司 1マ l十1`:プ )ギ ,讐 tt 11 1 ' t Jヽ |lk l:ll=:|た li.ハ lう 1,iL I」 `Jt1 1え ,t うり (き な成‖ tが ,1'′ 1,1:l i'iif=)各 |,田 ||」 教イド賽サ if: 各十 1た. 11:● |,「 ti, k '、 )努 リカを klヒ '1,1,tr'「 t'て 各市 l下 jバ 各学 |た1:才 , II':, 1'l I「 =う (■ '11 Ё ,lk lli l′ tl ,・ tヽ Jl.I■ t ' : ', |よ 'こ |′ ,LT(‖ l■ ltJJ llキ tt'こ [it 4■ 亡七 :Lヽ itし ''そ 'I‖ リク : 電」 li't"1出 |111lⅢ ltや ∴‖ )教 il::1,tiて |〔 'ttr t i′ ,t′ L11,力 :'tt. ■七 ).‖ :,り lr, 4 1:= ' :: '| : .', | | tご t'1111′ )`` |I IJtt rr 1● ;|リ t `,卜 |「 ∫リ J見|:rり |卜,′:‖(11を '|り lt ,|〔 ,ま ' t,1 1i11・ ,り Zた ''ルtヒ ■ i :111` 1 ),tη : | .11ギ 1 4 :♯ i t ,1 11 't lliう ill‖ lJt hll rlル 311マ |卜:|卜 )た ,tり '‖ E 11 11坦 IJ場 |(|||||′ 」ヤ■‖ tit,両 rlギ 」ゃ11句 ',1た 1兄t tiヤ i_ 1:人 |‖ t tll‖ t rlt,Liti,1 11i llを |よ も しま . :|ソ JII':: |:t' 11ム lJヽ |||「 ■と「 :■ 1指 11,VIⅢ l l〔 |‐ ,「 t‖ tt サ:(`c(,1.〔 t,':′ .::Ⅲ ll it i 、■11」 |: (よしてt ′ :′ 1′,「 il :, 11‖ tr)|111,1:Iズ : i凸 十‖ 11た 'i ,1:め 1中 111ぢ ,,ム11た lL出 )(ご イ」 tt「 1占 i jI(. 11/、 〔t.' ´ riり 1 1主 .,7k`j11 lit= ;る'伐 1l i ●イⅢ , 'tit‖ 均イit t.1′ ,七 L′)〔 `',I, 1■ fili t' I. ::, lt t li t k ,は 11キ イ七 r)itilt l“ Jを |■ |′, 1ヤ 1句 iノ ll 'シ | lt´ '1 ',ル ,11↑ :や ,t.‖ 111月 fイ (■ |:ザ )「 1 11 il・ )1=':tt 111 11 1,「 ti,■ t.i llJt台 'い ':`′ ,メ ,1)句 t,|=′ ',Iヤ た対 ( 1llを ,(‖ ltてま t '′ :tヽι 'て ,II キ占 r、 1: il iな 111孝 kイ,1‖ t11)Ii tl ,1却 `0し t l l」 イキ r,1キ |ス jr,01illFrを |= . ||. 11‖ (・ ) 1む |」 .:`ち '1'L:it tt.′ : _ i :

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留萌書内教育研究所所報 第72号 ■

頭巻

管内の総力をあげた

学力向上の取組

Jヒ :iヶ i菫 孝tr, i4∵ l iil tttイ ,1,サ

ll it熊 谷 浩

jI」

Jjl,句 教イド付lt'111お か' t' fi FIた

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12)第72号

研究所断ロ担彙猥口 Ⅱ

授業者 :菅原研究員

活用力を向上させる学習指導の実践的研究~学習過程における場の工夫を通して~

留萌市立留輌中学校 第 2学年 3組 数学科「 5■ 三角形と四n形」

11'120‖ に留 iil市 立緑丘小学 1交 で行わオ1た 算数 割 ri´ の授業σ)成 果と課題をt,と に 2月 1‖ lに

留iザ,市 、1留 |ザ,中 学校にて 竹原研究 tlに よる提案授業が行わオ1ま した。 今回は 活用問題としてfr置付|十 らオlて いる証lll椰 1題 を 1ロ ノtを 通してどυ)よ うに指導してい|す ばよいかという視点で実践を行いました.

ノ,後の指導の参考にしていただければと思います。

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<工夫 1>。既習 `サ ijltの 11:か

',ll(拠Lな るこヒカゞ

',を,llKl・li世 夕(〔 きるノ」を身 :|」 (|き

せるために振 :,iヒ ,問 題を設,t'た

<工夫2>・ :|プしをi llし て, 1‖ l題 lt′りta)f[

|ヽ になることを籠[|り lし よう J

うり杉に続 し, 証 1り J{:触 れ き11

会を増ゃ した

本H十 の振 ,返 , こま, 12´ジσ),I rll辛1か

そ′tそ れの中,Iで 交わること を問う 1地

:I(,11′した これは 十成21年 1た め↑ }|

学ブリ 学1‖ J'(I兄 調体 教学BI出 也された

1り のである Jし 問I_に 1く ,lttこ ヒ|:よ

:, +1‖1句 容のlL着

'tr)ぃと、1111カ の仲it

:r,● :i tl・ =′ ´:

――″・い

一カ一 レ一 

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1,こり「(_た

'|11,1 3■●1・

|う :リ

■,め'`|=

授嬌の内容に■わつて

I視点 1 1旨導計画の工夫

4(11:,こ こお|サ ′311111り 4_を 角イくため 11必 性な

もザ)こ とJIレち,命メ‖白りな;ι ノバ '考 ,ノ,■ 身 ニ

るこヒI二 ある ヒιえる

11卜 11尊 【il画 び,11た ヒ)′:́

ノリは,

1サ |}

laaz zzeaar*.

ん1対 ‖;r,付L念 : 1111て サi17し たl lbl′ドか',σ

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ftt j‖ fll ・1位 角 て,ち ,L i′ ι:,び )llt習 嗜|,11を i舌

|ll ́こ11'iヴ ,ι , を1命

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り|二 llい ′ヽ:1, 1■ り1し ′:i,

できるよう1:し てい ,́メ :

また 」「りjド対題を円イ(H:ll,根り処ヒなる lihlll iネ占

論を麻 ,込ん 〔 ま́うヒいうぉ呉ント1)あ ることか',,

そブしを防 (た めに以 卜のような |:た を行った

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鮨由

II哺 ■

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第72号 ③

<工夫 1>。単元を通 して,論理的に書く手だての工夫と

して,初めから分かっている事柄 (仮定)と ,

これから証明 しようとする事柄 (結論)を 確

認するようにした。

<工夫2>。どのような既習事項を根拠として用いたかを

問う場面を位置付け,筋道立てて説明できる

ようにした。

視点3表現する場の工夫

論理的な見方や考え方の確実な定着を図るために

は,根拠に基づいて書く力が必要である。しかし,

図形領城,と りわけ証明問題では,結論が成り立つ

ことが分かつていても,それを書き表すことを苦手

とする生徒が多い。

そこで以下のような工夫を行い,筋道立てた証明

の書き方を身に付けさせるようにした。

<工夫 1>・ 書き表し方を理解 し,書 くことに慣れさせる

ために,振 り返 り問題では穴埋めにした り,

徐々に記述の量を増やしたりしていくような

問題形式にした。

<工夫 2>。発表場面では実物投影機を用い,生徒の書い

た証明をそのまま映 し出,こ とによって,自

分の考えを伝えやす くし,綸理的に書かれて

いるかどうかを全員で見て確かめることがで

きるようにした。

視点 1指導計画の工夫

<成果>・ 証明の機会を意図的に増やすことは,活用力を向

Lさ せる 1つの手だてとしてイf効 であった。

く課題>・ 見通 しをもてず,出 力解決でつまずいていた生徒

に対して, どこまで支援するかということが大き

な課題になった。

<成果>。「仮定」と「結論Jを 確認することで,筋道 i/て て

演繹的に考える力を身に付けさせることができた

また, どのような既習事項を根拠にしたのかを問

う場面を位

置付けたこ

とは,根拠

を基に説明

する必要性

を意識付け

るのに有効

であった。

<課題>・ 論理的な思

考の流れな

ど,身に付

けた技能を

他の単元や教科でも意識 させ, より多様な考えで

解答ヘアプローチできるように教FI側が明確な意

図をもって指導していく必要がある。

視点3表現する場の工夫

<成果>・ 単元を通 して証明の

仕 方 をスモ ー ルス

テップにし,書 く景

を増や しながら指導

していつたことによ

り,筋道立てた説明

の仕方を理解させることができた。また,実物投

影機を用いたことは,振 り返 り問題でのヒントや

時間の確保に有効であった。

<課題>。文章に して表現する場合,ど うして も時間がか

かってしまうため,今後,他の教科も含めて書 く

力を身に付けさせていく必要がある。

縄=目

彙七●口して/ED■・協力機より

今回の授業では,ポ イントを押さえつつ 単元を通し

た 貫性のある指導の繰り返しが 生徒の活用カヘと繋

がることを実感しました。また 自力解決の方向性を示

しつつ.生徒の思考を広げたり 深めたりする難しさも

感じました。授業準備に当たられた菅原先生をはじめ研

究所所員の皆様 貴重な時間をいただき,あ りがとうご

ざいました。(増毛町立増毛中学校 大石 哺之)

自力解決の場面では すんなり結論にやった 子もいま

したが 試行錯誤を繰り返しながら, 少しずつ止解に近

付いていった 子も多かったように思います。それまでの

継続した指導があったからこそ 粘り強 く考え続ける rどもの姿が見られたのだと思いました。勉強させていた

だきありがとうございました。

(留輌市立沖見小学校 須田 創)

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④ 第72号

活用力を向上させる学習指導の実践的研究~学習過程における場の工夫を通して~

>視点 1 指導計日の工夫 く

《成 果 》

今年度の提案授業においては,数 ht関 係をとらえ

させるために公式を単/Lの終末にも ,て い ,た り,

証明の機会を増やしたりした このように,指導計

口iを はlXI的 に変えていくことは,活用力を向 Lさ せ

る つの方法として有効であることが明′,かになっ

た.

また,振 り,Lり ‖l題 を充実させて 1単位時間の中

で必ず取 り栞1ま せていくことは,その時‖lで学んだ

ことを定着 させるのに有効であることもりj′,か に

なった,

《課 題 》

提案授業は,活用‖l題の自力解決を‖指 し,見 jlrl

しを全体で確認せずにrl題解決をさせた.解決 した

児童・生徒にとっては,自 分の力で解決 したという

成就感がある ‐方.白 力解決の場山iでつまずいてい

る児Ⅲ 生徒にどこまで支援をするかということが

lll要 な課題になった

レ視点2 考える場の工夫 く

《成 果 》

算数千[では,解決までの流れを繰りjLし 行うこ

で,筋道 iFて た考え方の流れを身に付けさせるこ

ができるということが分かった ,

数学科では,何 を訂:りjし たいのかという「結論J

と初めか′)分 かっている11柄 (llK定 )を確認 し繰 り

,と し証りlを してい くことで,筋道 立てて,び〔繹的に孝

える力を身に付けさせることができると分かった=

また, どのような既i●l`,1項 を根拠 としたのかを問う

場面を位置付けていくことは,根拠をもとに説り1す

る必要性を意識付けるのに有効であった。

《課 題 》

今回.筋道立てた考え方の流れを身にf・lけ させる

ために, つの思考の流れを繰り,[し 行ってきた

それは,イ「効な手段であると考える ‐方, 多様な孝

えで解棒ヘアプローチする児童 410tの 姿が見′,れ

なくな ,́た ことも.:`実 であり,課題とな ,́た 。

>視点3 表現する場の工夫 く

《成 果》

算数flで は,数 r〔線国か。,■式を行い,そのi充 れ

を筋,こ 立てて文中化することを繰り返し行ってきた

数学ケIで は,証りlを させるために,ス モールステ ソ

プで少しずつ証明の書 く量を増や しながら筋道 立て

た証りjの仕方を指導 していった。繰 り返し文章で表

現 していくことで, どのように書いたらよoヽ のかと

いうことが分かり,筋道 i7て た説りlの 仕方を理解さ

せることができた。

《課 題 》

文章による表現を繰りl14し 行っていくことで,説りjし ていく力が身に付いていくことは分かった力

',

それには時間がかかる.他の教|卜 も合めて書く力を

身にイ|け てさせていく必要がある。

レ」

レヽ

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第72号 ⑤

●第19回 教育展望ホL幌セミナーに参加して●

岐路に立つ教育の未来を考える~北海道の教育の未来を拓く~

平成25年 1月 12日 (上 )に ,「岐路に立つ教育の米来を考えるヽ北海道の教育の未来を拓くヽ」と題し,第 19

回教育展望札幌セミナーが開催されました。

今回のセミナーは,新学習指導要領が示す改善の方向とはどのようなことか,どのような点に留意して学校

改革を進めるとよいのか,授業力をどのように向上させるとよいのか,な どについて,理論提案,実践提案,

研究協議を通して理解を深める機会となりました。

《理論提案 I》

日立教育政策研究所初等中等教育研究部長の工藤文三氏が,「変化する社会と今後の学校教育の在 I)方 」と題

し,新学習指導要領の積み残した課題や社会の変化と学校教育の在り方についてお話しされていました。特に,

目指す子ども像 (どんな能力を身に付けていくのか)力 '言語活動とリンクしていないことが多いことを指摘さ

れていました。そのため,言語活動を充実させることで,子 どもたちはどのように変化したのかを見ることが

大切だと話されていました。

《理論提案 Ⅱ》

兵庫教育大学大学院教授の佐藤真氏が,「新学習指導要領実施 1年の検証と今後の課題,及 び来年度に向け

て」と題し,新学習指導要領が求めるものや言語活動の重要性などについてお話しされていました。教師が解

答を問い,児童・生徒が正解を言うだけの授業から脱却し,児童 生徒が理由や根拠をもとに説明 (説得)す

る力を付けることが必要だと話されていました。そのためには,以下のような授業を目指してほしいと提案さ

れていました。

・「なぜ,そのようになるのな」という理由を問う

・「なぜなのか」という解釈を問う

・「どのように老えるのな」という批評を問う

・「他にどのような解法があるのか」という新規を問う

・「あなたならどうするのか」という意見を問う

かつ,根拠 (デ ータ等)を明確に示しながら,丁寧に言わせたり,丁寧に●かせたりする授業。

《理論提案Ⅲ》

京都大学客員准教授で投資家でもある瀧本哲史氏が,「資本主義の高度化から見た質の高い教育の展望」と題

し,求められる初等中等教育の姿や新しい教育を支える教師の姿などについてお話しされていました。質の高

い教育とは,産業構造や学習者の置かれている状況に1き して複線的に実質的なニーズに合わせて分化していく

ことなのではないかと話されていました。

《実践提案》

札幌市立向陵中学校教論の金田昭孝氏が,「『学ぶ喜びJのある授業実践を求めて」と題して,研究の概要や

実践を紹介してくださいました。“対話"を テーマに,見通し・自力解決・交流の3つの場面でどのような指導

をしてきたのかを話されていました。

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⑥ 第72号

「教 育 と 私」

人した′メ[メえもしていないのに,

こうしてメ}く 機 Fゃ に忠まれたこと

に素rIに 感謝しております

1可 lf:教 師を.よ したとき 11‖ )の 1中 かr, 1可 1吉 を教

えるのだから.え ′Fを ltく ことを決して怠ってはい

けない.rl分が絆卜くこヒで学べるこヒがたくさんあ

るから 」と強く指導されました

11徒指導に占:慮 してtヽ た暉i,騒 かしい教事の中で

私の‖に,ヽ び込んできたの11.真剣li学 〕́1「 ヒもた

ちの 何とかしてください |と JFえ る‖てした 1真

籠illな「 と.も

か嫌な思いをする。り1ま 教育てはなt' 1

ことを改めて感じ,1先′liが変われは117′ Lが変わる |

という先輩力の11葉 をllllみ に,現`:|二

11,支 ; そ

の‖の 11も ,今はこ派な入学生 来イトtilよ 教育メ〔習

に行くのだそうです 何 ヒ〈,1喜 しいけti,で す

教イrに ついてιえると 1教イメヒは「今日行く た

留萌市■山打II「 ′|え 教諭 明 石 貴

りl‖ 行かないで今日行け ノlと か li菫 徳をどう説

く?|な んて駄 i西 洛も思い,,か びましたが,そんな

tl葉 の中 |二 も学ぶことはあるのだな, とも思います/i111,こ うして,1く 機会をも

')えたことで、新た

な学ひがあ りました あ りがとうごさ、ヽました

宙一

ヽ ヽ動 と 教 育 ヽ 、

「やる気があればすぐできそうなこと」

留萌市■1〔 光小ブチ|え 教諭 菅 原 直

・ 11を lllき まヽヽ孝えをまねてみ

。先入観をもたす.情 餃をもつ

。|あ の 1,今 日実 り́ていたかな |ヒ

|`Jす る

。1何 か起こって当た 1,前 |ヒ・し、の準llilを する

。「

と'も と同じ|:場 にな‐,て学んだこヒを指導 1二 11

か |

。ll々 ,・ ともヒ共に振 |,i14る こ との 〔きる‖枠をお1

定 し,計山i的 に学級率

`||に取 り常[む

。今学 191の1果 題を次学 lulの 成外tと して f1ll人 におこせ

るような学習 ‖li[1指'単

をする

。11徒指導後 11は ,その指導1勺 容 を必す振 1,lLる

。 ,・ ともや保l護 者σ)'t,十 ナ,を 1「 しLIる

。教11で も職 11本 でも集I‖ 意識をもつ

"jt L(,た す′や先′卜方.保護者.地域の方々かr,

′アんたこ生は。 ここには りきき′しないほどたくさん

あ ,ま す ィ(器りllな ので,で きそうなことか′,少 し

ずつメ〔ダヽ しているヒころです これからも,「 まず

やってみよう1と ぃうll l向 きなit持 ちとともに進ん

ていきたいと思いま■

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第72号 0

||||| ||||| | | | |,

所 内ゼ ミナール|||||||||| || |‐| ||||| | ||| | ||||||

31■1ち 1教イ「′'′た目的.‖ 43.|::つ い 〔."iitl:

.11). ‖′|ご )'′:1(向 IL交

it対 る ,|1的 のもヒ.

た'一

‐、′|:つ いてキ|イ 介し, `見 交 rtを 行 ,́て いま |

イFt二 十fl年 ´ま`

i´LI‖ 1り 」)iヽ

`:を

'「

11か 各々選た

ビll i二 行 ッた 句

2月 活用力を身に付けるために~日常の算数の実践から~

○理由や根拠を明確にさせるワークシートの工夫00ん 0ヽ―

r lt4● ●え碑 しo)●― 2ヽ '人″り0ヽ ,びoこあり

``

○自分の考えをまとめるノートづくり

○…文章題カルタ

…の活用

211■ ′〉り[メ をヽ1'111, |1分 ′〉ι力をよ七′,た 11 1屯

りl´ た ,;る こヒう■〔卜る「 ヒもび)イ,成 1二 向:)た 日常

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く谷越研究員 担当>

◇ 1'′こを Fiく :IIイi'活 動の授来展 |‖

71N I'■:修 治・輻 北九州|‖ 語教rilllttf■ 杵 丼t,1山1出 版‖

◇授業における 思 考力・ 判断 力・ 表現 力|~学 ′Jを 仲ばす :111活動~

'り|“上 編綺 水,'部修Fi・ 編綺 ヴ、前大学教f,ヤ‖;fJ I(小 学1交・編潟 't洋館||1版 社

◇教科調査lfが 1イiる これからの授業 小学校

ヽ`1語

活動を生かし 1思 考力・判断 ′J・ 表現 ノJ を育む授業とは~

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◇ I)ヽ l)版 教えて考えさせる授業小学校 実践編 :国 :::・ 算数 1

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Page 8: 留萌管内教育研究所ホームページruken.hs.plala.or.jp/pdf/sh/72.pdfCreated Date 2/17/2016 11:35:46 AM

③ 第72号 日輌管内教育研究所所報

真説

鰐表解 心を一つに全校合唱 ~沖見小学校の思い出を胸に~ 日晴市立沖見小学校

留萌市立沖見小学校は,平成25年 3月末Bを もつて

30年の歴史に薔を下ろします。

夏は胃くきらめく日本海を望み.冬は新雪の薔寒別岳

を仰ざ見て育った沖見小の子どもたち。この 1年は,閉校E向けて,これまでの伝統を継承しつつ新たな思い出

を重ねろ i年でした。

10月 14日 Eほ 『笑顔暉くラストステージ~思い出を

永遠に~』というテーマの下 沖見小最後の学三会が行

われました。写真は, ラストを飾ろ演日として披露した

全校合唱「気球に乗ってどこまでも」と「沖見小学校校

歌」の様子です。□を大き<開け綺いっばい歌う子ども

たちの姿ガ観害の涙を誘い 愚IIの働が広がりました。

3月 2日 (土)に 行われた閉校式においても,多くの同

窓生や教育関係者と惜別の思いを分なち合うべ<,全校

児童 100名の歌戸を体育館いつばいE口ゎせました。

そして,4月からは,元の鞘に収まる形で留萌小学校

と統合します。「希望の行<手 眉あげて みなぎる力

内に秘め」という校歌の歌詞を胸E.新たな出会いに向

かつて,さあ.飛び立て !沖見つ子たち 1

>■ ■

“新 3カ 年研究の初年度となった今年度は,全国学力 学習状況調査のB問題の分析や所員による

提案授業を2本実施 しました。現

`:,そ

力Lを もとに,研究紀要第18り 「活用力を向 Lさ せる学習指

導の実践的研究Jの成果と課題をまとめ‐こいます。問もなく皆様のお千元におル|け できるかと思い

ますので,校内研究にお役 立てください.

>薔 ●●今年度は,当研究所の研修講座に多数のご参加をいただき,あ りがとうごさ

・いました。来年度は,

「ミニ道研」を21111,研究'7L催

の研修講座を211開催するF定です。第 1[」 ‖は,6月 中旬頃を予定しております。日々の教育活動に役 i7つ講座を‖指していきますので,多 くの方のご参加をお待ちしております。

>広 報

“研究ll■ では.今年度も・il内 各学校の研究紀要を収集し,研究資料として役 i7て たいと考えてお り

ます。お手数をおかけしますが,完成 したものを ‐部研究所に寄贈 していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

田研ガらのお知らせ

)rrt

・14成2年度の最後の所報「留:"Jを おな:け いたしま

す。所報の発行にあたりましては,各学校の先'L方や

教育機関の皆様方に多大なるご理解とご協力をいただ

きました。今年度も1年 間,所報「留萌」を発行する

ことができ,心より感謝中し11げ ます。

今年度は,新 しい研究の i7ち 11げの年として /「 EIl

学力 学習状況調査のB問題の分析,理論研究に力を

入れて取 り組んでまいりました。分析結果から課題を

洗い出し,理論を構築して,算数・数学「 }の提案授業を2つ行うことができました。研究協議では,研究協

力員 研究協力校の先生方からたくさんご意見をいた

だき,次年度への指針が明確になってまいりました。

来年度からは,算散 数学科だけではなく,理ll,卜 |

語i「 についても分析を深め,検証授業を行っていきたいと考えています。今年度の研究については,研究紀

要にまとめておりますので,是非‖々の研修にお役 i/

ていただければと思っております。

今後も皆様に読みやすく,税 しまれる所報をお届け

したいと考えておりますので, どうぞよろしくお願い

します., 1年間のご愛読,あ りがとうございました。

(翻諾鷲」)

発行/平成25年 3月 14HTEl・ FAX/0164-42-2635表紙題

′″/所長 中 村 延

編集′′留萌管内教育研究所 (留萌市見晴町 2「日)

スールアドレス/rukcn Ocducct plala or jp広 印刷所/1」鴫印刷株式会社