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概要 この章の内容は、次のとおりです。 Cisco UCS Director Express for Big Data 2 ページ) Cisco UCS Integrated Infrastructure for Big Data 2 ページ) 管理Cisco UCS DirectorCisco UCS Director Express for Big Data性格 (3 ページ) Cisco UCS Director Express for Big Data Vmware vSphereへのインストール (9 ページ) VMware vSphere での ビッグデータ ベアメタル エージェント向け のインストール (12 ページ) Cisco UCS Director Express for Big Data ベアメタル エージェント上の NTP サーバ設定 (13 ページ) Oracle JDK ソフトウェアのバージョンを ベアメタル エージェント に追加する (14 ペー ジ) Hadoop ディストリビューションの Cisco サーバのサポート (15 ページ) Splunk 企業展開の Cisco サーバ サポート (17 ページ) Hadoop クラスタ用の新しい Red Hat バージョンの追加 (19 ページ) サポート対象 Hadoop ディストリビューション (20 ページ) サポート対象 Splunk ディストリビューション (20 ページ) サポート対象 Oracle JDK のソフトウェア バージョン (20 ページ) Hadoop 配信のソフトウェアをアップグレードする (23 ページ) デジタル署名されたイメージ (24 ページ) アップグレード ベアメタル エージェント (26 ページ) Cisco UCS Manager アカウントの設定 (26 ページ) インスタント Hadoop クラスタを作成するハイレベル ワークフロー (26 ページ) カスタマイズ Hadoop クラスタを作成するハイレベル ワークフロー (27 ページ) デバイス コネクタ (27 ページ) から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersight を起動する (31 ページ) コネクタ パックの管理 (33 ページ) コネクタ パックのアップグレード (34 ページ) コネクタ パックのアップグレードに関する情報を表示する (36 ページ) 概要 1

CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

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Page 1: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

概要

この章の内容は、次のとおりです。

• Cisco UCS Director Express for Big Data(2ページ)• Cisco UCS Integrated Infrastructure for Big Data(2ページ)•管理Cisco UCS DirectorとCisco UCS Director Express for Big Data性格(3ページ)• Cisco UCS Director Express for Big Dataの Vmware vSphereへのインストール(9ページ)• VMware vSphereでのビッグデータベアメタルエージェント向けのインストール(12ページ)

• Cisco UCS Director Express for Big Dataベアメタルエージェント上の NTPサーバ設定(13ページ)

• Oracle JDKソフトウェアのバージョンをベアメタルエージェントに追加する(14ページ)

• Hadoopディストリビューションの Ciscoサーバのサポート(15ページ)• Splunk企業展開の Ciscoサーバサポート(17ページ)• Hadoopクラスタ用の新しい Red Hatバージョンの追加(19ページ)•サポート対象 Hadoopディストリビューション(20ページ)•サポート対象 Splunkディストリビューション(20ページ)•サポート対象 Oracle JDKのソフトウェアバージョン(20ページ)• Hadoop配信のソフトウェアをアップグレードする (23ページ)•デジタル署名されたイメージ(24ページ)•アップグレードベアメタルエージェント(26ページ)• Cisco UCS Managerアカウントの設定(26ページ)•インスタント Hadoopクラスタを作成するハイレベルワークフロー(26ページ)•カスタマイズ Hadoopクラスタを作成するハイレベルワークフロー(27ページ)•デバイスコネクタ(27ページ)•から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersightを起動する(31ページ)•コネクタパックの管理(33ページ)•コネクタパックのアップグレード(34ページ)•コネクタパックのアップグレードに関する情報を表示する(36ページ)

概要

1

Page 2: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

Cisco UCS Director Express for Big DataCisco UCS Director Express for Big Dataは、ビッグデータインフラストラクチャの導入を自動化するCisco UCS Director内のワンタッチ操作のソリューションです。Cisco UCS Director Expressfor Big Dataは、物理インフラストラクチャと Hadoopおよび Splunk Enterpriseソフトウェアに対処する単一の管理ペインを提供します。この製品は、Cloudera、MapR、Hortonworksを含む主要な Hadoopディストリビューションをサポートしています。

Cisco UCS Director Express for Big Dataが Hadoopクラスタの導入をエンドツーエンドで自動化することによって、クラスタをオンデマンドで起動し、拡張できるようになります。物理イン

フラストラクチャの設定は、ユーザによる入力を最小限に抑えながら自動的に行われます。設

定にはコンピューティング、内部ストレージ、ネットワーク、およびオペレーティングシステ

ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、CiscoUCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャとHadoop設定の両方が Hadoopクラスタ導入プロファイルに組み込まれます。

Cisco UCS Director Express for Big Dataはまた、ユーザによる入力を最小限に抑えながら Splunkクラスタの導入をエンドツーエンドで自動化します。この自動化を実現するのは、 Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャとSplunk設定の両方が Splunkクラスタ導入プロファイルに組み込まれます。

Cisco UCS Integrated Infrastructure for Big DataCisco UCS Integrated Infrastructure for Big Dataは、さまざまなビッグデータワークロードに対応するように設計された、業界トップのアーキテクチャです。このインフラストラクチャは処理

およびストレージのニーズの増加に応じて、管理の問題を増やすことなく拡張するため、予測

可能なパフォーマンスを実現するだけでなく、総所有コスト(TCO)を削減します。

Cisco UCS Integrated Infrastructureは次のコンポーネントで構成されています。

• Cisco UCSファブリックインターコネクト

• Cisco UCSファブリックエクステンダ

• Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバ

• Cisco UCS Sシリーズストレージサーバ

• Cisco UCS仮想インターフェイスカード(VIC)

• Cisco UCS Manager

Cisco UCS Integrated Infrastructure for Big Dataの詳細については、『Data Center Designs CloudComputing - Design Zone for Big Data』を参照してください。

概要

2

概要

Cisco UCS Director Express for Big Data

Page 3: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

管理Cisco UCS DirectorとCisco UCS Director Express for BigData性格

Cisco UCS Directorは、導入後に使用できるデフォルトのパーソナリティですが、 Cisco UCSDirector Express for Big Data、または Cisco UCS Directorと Cisco UCS Director Express for Big Dataの両方を使用することを選択できます。

パーソナリティはここで管理できます。[管理(Administration)] > [ライセンス(License)] >[ライセンスキー(License Key)] > [パーソナリティの管理(Manage Personalities)]。

表 1 :パーソナリティスイッチの動作

Cisco UCS Director Express for Big Dataの機能

Cisco UCS Directorの機能パーソナリティの選択

いいえ(No)○CiscoUCSDirector (デフォルト)

対応いいえ(No)Cisco UCSDirector Expressfor Big Data

対応対応Cisco UCS DirectorおよびCisco UCSDirector Expressfor Big Data

パーソナリティに応じて、パーソナリティの選択から始めて、Cisco UCS Directorおよび CiscoUCS Director Express for Big Data機能はアプライアンスでサービスを再起動により有効または無効にされます。

(注)

ユーザロールの作成

Cisco UCS Director Express for Big Dataに固有のユーザロールを作成し、それらのユーザのメニュー設定と権限を定義できます。ロールにユーザを追加する前に、グループが作成されてい

ることを確認します。

デフォルトロールかどうかは、システムで [ユーザロール(User Roles)]ページの [デフォルトのロール(Default Role)]列に [はい(Yes)]とマークされているかどうかのみで判別できます。[Administration] > [System] > [User Roles]に移動します。

(注)

たとえば、次のユーザロールを作成し、それらのロールを持つユーザを作成できます。

• HadoopUser— Hadoopユーザ

概要

3

概要

管理Cisco UCS DirectorとCisco UCS Director Express for Big Data性格

Page 4: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

• HadoopAdmin— Hadoop管理者

ユーザとグループの管理の詳細については、最新の『Cisco UCSDirector Administration Guide』を参照してください。

Hadoopの管理者権限

Hadoopの管理者が実行できるタスクは次のとおりです。

•読み取り—ファイルの読み取りのみ行う権限。

•書き込み—ファイルの読み取り、書き込み、変更を行う権限。

•読み取り/書き込み—ファイルの読み取りまたはファイルへの書き込みを行う権限

次の表は、Hadoop管理者が実行できる操作のリストを示します。

アクセス権操作

WriteRead

○(VM管理アクションのみ)Yes仮想コンピューティング

—YesVMラベル

—YesVDCへの VM割り当て

対応対応仮想ストレージ

対応対応仮想ネットワーク

対応対応物理コンピューティング

対応対応物理ストレージ

対応対応物理ネットワーク

対応対応グループのサービスリクエス

対応対応承認者のサービスリクエスト

対応対応予算

—Yesリソースアカウンティング

—Yesチャージバック

対応対応システム管理者

対応対応ユーザとグループ

対応対応仮想アカウント

概要

4

概要

Hadoopの管理者権限

Page 5: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

アクセス権操作

WriteRead

対応対応カタログ

対応対応VDC

対応対応コンピューティングポリシー

対応対応ストレージポリシー

対応対応ネットワークポリシー

対応対応サービス提供

対応対応リソース制限レポート

対応対応グループユーザ

対応対応Cloudsenseレポート

対応対応Cloudsenseアセスメントレポート

対応対応オーケストレーション

対応対応自動化モジュールを開く

対応対応CS共有レポート

対応—リモート VMアクセス

対応対応モバイルアクセス設定

—Yesエンドユーザのチャージバッ

対応対応リソースグループ

対応対応タグライブラリ

—Yesビッグデータインフラ

対応—ビッグデータアカウント

対応—ビッグデータクラスタ管理

対応—ビッグデータノード管理

対応—ビッグデータパフォーマンス

テスト

概要

5

概要

Hadoopの管理者権限

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アクセス権操作

WriteRead

対応—ビッグデータサービスの管理

対応—ビッグデータロール管理

対応—ビッグデータ UCS SPテンプレート

対応—ビッグデータHadoopプロファイルテンプレート

対応—ビッグデータHadoop導入テンプレート

対応—ビッグデータクラスタ導入

対応—ビッグデータライセンスの

アップロード

対応—ビッグデータ設定パラメータ

テンプレート

対応—ビッグデータ障害

対応—ビッグデータ設定 - QoS

対応—ビッグデータ設定 - IPプール

対応—ビッグデータ設定 - Pre_ClusterSanity

対応—ビッグデータ設定 - Hadoopソフトウェアのアップロード

対応—ビッグデータ設定 -設定チェックルール

対応対応REST APIアクセス

対応対応パスワードの変更を許可 -ユーザ

Hadoopのユーザ権限

Hadoopのユーザが実行できるタスクは次のとおりです。

•読み取り—ファイルの読み取りのみ行う権限。

•書き込み—ファイルの読み取り、書き込み、変更を行う権限。

概要

6

概要

Hadoopのユーザ権限

Page 7: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

•読み取り/書き込み—ファイルの読み取りまたはファイルへの書き込みを行う権限。

次の表は、Hadoopユーザが実行できる操作のリストを示します。

アクセス権操作

WriteRead

—Yes仮想コンピューティング

—YesVMラベル

—YesVDCへの VM割り当て

—Yes仮想ストレージ

—Yes仮想ネットワーク

—Yes物理コンピューティング

—Yes物理ストレージ

—Yes物理ネットワーク

対応対応グループのサービスリクエス

対応対応承認者のサービスリクエスト

—Yes予算

—Yesリソースアカウンティング

—Yesチャージバック

—Yesシステム管理者

—Yesユーザとグループ

—Yes仮想アカウント

—Yesカタログ

—YesVDC

—Yesコンピューティングポリシー

—Yesストレージポリシー

—Yesネットワークポリシー

—Yesサービス提供

概要

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概要

Hadoopのユーザ権限

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アクセス権操作

WriteRead

—Yesリソース制限レポート

—Yesグループユーザ

—YesCloudSenseレポート

—YesCloudSenseアセスメントレポート

——オーケストレーション

——自動化モジュールを開く

——CS共有レポート

——リモート VMアクセス

——モバイルアクセス設定

——エンドユーザのチャージバッ

——リソースグループ

——タグライブラリ

—Yesビッグデータインフラ

——ビッグデータアカウント

——ビッグデータクラスタ管理

——ビッグデータノード管理

——ビッグデータパフォーマンス

テスト

——ビッグデータサービスの管理

——ビッグデータロール管理

——ビッグデータ UCS SPテンプレート

——ビッグデータHadoopプロファイルテンプレート

概要

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概要

Hadoopのユーザ権限

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アクセス権操作

WriteRead

——ビッグデータHadoop導入テンプレート

——ビッグデータクラスタ導入

——ビッグデータライセンスの

アップロード

——ビッグデータ設定パラメータ

テンプレート

——ビッグデータ障害

——ビッグデータ設定 - QoS

——ビッグデータ設定 - IPプール

——ビッグデータ設定 - Pre_ClusterSanity

——ビッグデータ設定 - Hadoopソフトウェアのアップロード

——ビッグデータ設定 -設定チェックルール

—YesREST APIアクセス

——ユーザーのパスワードの変更

を許可します。

Cisco UCS Director Express for Big Dataの Vmware vSphereへのインストール

CiscoUCSDirector、リリース 6.5 OVFファイルにはCiscoUCSDirector Express for Big Dataリリース 3.5が含まれています。

OVF導入には VMware vCenterを使用することを推奨します。VMware vCenterのバージョン5.x以降がサポートされます。OVF導入ウィザードは、IPv4アドレスのみをサポートします。IPv6が必要な場合は、IPv4アドレスを使用して OVFを導入してから、ShellAdminを使用してIPv6アドレスを設定します。

(注)

概要

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概要

Cisco UCS Director Express for Big Dataの Vmware vSphereへのインストール

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始める前に

VMware vSphereまたは vCenterに接続するには、管理者権限が必要です。 Cisco UCS Directorでは、Cisco UCS Directorで VMware vCenterの設定を検出、管理、自動化する管理者権限を持った、ユーザアカウントが必要です。これらの操作には、VM、ESXiホストおよびクラスタ、データストアおよびデータストアクラスタ、標準/DVスイッチ、そして仮想ネットワークポートグループの作成、削除、および修正が含まれています。

DHCPを使用しない場合は、IPv4アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの情報が必要です。

(注)

ステップ 1 VMware vSphereクライアントにログインします。

ステップ 2 [Navigation]ペインで、Cisco UCS Directorを導入するデータセンターを選択します。

『Cisco UCS Director Installation on VMware vSphere』を参照してください。

ステップ 3 [File] > [Deploy OVF Template]を選択します。

ステップ 4 [Source]ペインで、次のいずれかの手順で OVFソースロケーションを選択します。

• [参照 (Browse)]をクリックし、OVFをダウンロードしたロケーションに移動してファイルを選択し、[開く (Open)]をクリックします。

• FQDN (完全修飾ドメイン名)を、ローカルエリアネットワーク上で OVFが保存されている場所のURLのパス (IPアドレスまたはドメイン名を含む)に置き換え、[次へ (Next)]をクリックします。

ステップ 5 [OVFテンプレートの詳細 (OVFTemplate Details)]ペインで、詳細情報を確認して [次へ (Next)]をクリックします。

ステップ 6 [Name and Location]ペインで、次を実行します。

a) [名前 (Name)]フィールドでデフォルトの VM名を編集します。b) [在庫場所 (Inventory Location)]領域から、ビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressが導入されている在庫場所を選択し、[次へ (Next)]をクリックします。

ステップ 2でデータセンターを選択した場合は、オプション bが使用できないことがあります。

(注)

c) [Next]をクリックします。

ステップ 7 [リソースプール (Resource Pool)]ペインで必要なホスト、クラスタ、またはリソースプールを選択して、[次へ (Next)]をクリックします。

ステップ 8 [ディスクフォーマット (Disk Format)]ペインで、次のいずれかのオプションを選択して、[次へ (Next)]をクリックします。

• [Thick Provisioned (Lazy Zeroed)]形式:シック形式で即座にストレージを割り当てます。これは推奨形式です。すべてのビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressパフォーマンスデータはこのフォーマットで検証されます。

概要

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概要

Cisco UCS Director Express for Big Dataの Vmware vSphereへのインストール

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• [シックプロビジョニング(Eager Zeroed)(Thick Provisioned (Eager Zeroed))]フォーマット:シック形式でストレージを割り当てます。このオプションを使用してディスクを作成する場合、時間が

かかることがあります。

•シンプロビジョニングフォーマット—データをディスクに書き込むときに、必要に応じてストレージを割り当てます。

[シンプロビジョニング (Thin Provisioned)]フォーマットを選択しないことが推奨されます。

(注)

ステップ 9 [Properties]ペインで、次の情報を入力し、[Next]をクリックします。

• [管理 IPアドレス (Management IP Address)]:eth0に使用する管理 IPアドレス。ネットワークでDHCPを使用している場合、デフォルト値 0.0.0.0のままにします。

• [管理 IPサブネットマスク (Management IP Subnet Mask)]:eth0に使用する管理 IPサブネットマスク。ネットワークで DHCPを使用している場合、デフォルト値 0.0.0.0のままにします。

• Gateway IP Address

ステップ 10 [終了準備の完了 (Ready to Complete)]ウィンドウで、次の操作を実行します。

a) 前のペインで選択したオプションを確認します。b) [導入後に起動 (Power on after deployment)]をオンにします。

このボックスをオンにしない場合は、導入後に VMを手動で起動する必要があります。

c) [Finish]をクリックします。

ステップ 11 アプライアンスが起動したら、表示されているビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressの管理 IPアドレスをコピーし、サポートされているWebブラウザに貼り付けて、[ログイン (Login)]ページにアクセスします。

ステップ 12 [Login]ページでは、ユーザ名の adminとログインパスワードの adminを入力します。

初回ログイン後にデフォルトの管理パスワードを変更することが推奨されます。(注)

ステップ 13 [Administration] > [License]の順に選択します。

ステップ 14 [ライセンス(License)]ページで、[ライセンスキー(License Keys)]をクリックします。

ステップ 15 [パーソナリティの管理 (Manage Personalities)]をクリックします。

ステップ 16 [パーソナリティの設定 (Personality Configuration)]画面で、必要なパーソナリティを確認します。

必要に応じて、[UCSD]または [ビッグデータ (Big Data)]、あるいはその両方のパーソナリティをオンにできます。

ステップ 17 [送信 (submit)]をクリックします。

ステップ 18 デフォルトの shelladmin資格情報 (たとえば shelladmin/changeme)を使用して Cisco UCS Director VMのコンソールにログインし、選択したパーソナリティを適用します。

a) プロンプトに従って、デフォルトパスワードを変更します。b) [Cisco UCS Director Shell]メニューから [サービスの停止 (Stop Services)]を選択し、Enterキーを押します。

概要

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概要

Cisco UCS Director Express for Big Dataの Vmware vSphereへのインストール

Page 12: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

c) Enterキーを押してメインメニューに戻ります。

d) [Cisco UCS Director Shell]メニューから [サービスの開始 (Start Services)]を選択し、Enterキーを押します。

e) Enterキーを押してメインメニューに戻ります。

f) すべてのサービスが開始していることを確認するには、[サービスのステータスを表示 (Displayservices status)] を選択します。

g) [終了 (Quit)]を選択します。

VMware vSphereでのビッグデータベアメタルエージェント向けのインストール

始める前に

• VMware vSphereまたは vCenterのシステム管理者権限を持っている必要があります。

• DHCPではなく静的 IPアドレスを使用する場合は、以下の情報が必要です。

• IPアドレス。

•サブネットマスク

•デフォルトゲートウェイ

ステップ 1 Cisco UCS Director用の Cisco.comダウンロードサイトから、Cisco UCS Directorベアメタルエージェントをダウンロードして、OVFファイルを解凍します。

ステップ 2 VMware vSphereクライアントにログインします。

ステップ 3 [ナビゲーション]ペインで、ビッグデータベアメタルエージェント向けを展開する vSphereホストをクリックします。

ステップ 4 [File] > [Deploy OVF Template]を選択します。

ステップ 5 [OVFテンプレートのデプロイ(Deploy OVF Template)]ウィンドウの [ソース(Source)]画面で、次のいずれかを実行し、OVFソースの場所を選択してから、[次へ(Next)]をクリックします。

• OVFファイルがローカルコンピュータに格納されている場合、その場所を参照し、ファイルを選択して、[開く(Open)]をクリックします。

• OVFファイルがローカルエリアネットワーク上のサーバ上に保存されている場合は、そのサーバのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名を含むファイルの場所を入力します。

ステップ 6 [OVFテンプレートの詳細(OVF Template Details)]画面で、詳細情報を確認して [次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 7 [エンドユーザライセンス契約(End User License Agreement)]画面で、ライセンス契約書を読んでから[同意する(Accept)]をクリックします。

概要

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概要

VMware vSphereでのビッグデータベアメタルエージェント向けのインストール

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ステップ 8 [名前と場所(Name and Location)]画面で、次の手順を実行します。

a) [名前(Name)]フィールドに、VMの一意の名前を入力します。b) [インベントリの場所(Inventory Location)]エリアで、VMを配置する場所を選択します。c) [Next]をクリックします。

ステップ 9 [ストレージ(Storage)]画面で、VMのストレージの場所を選択し、[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 10 [ディスクフォーマット(Disk Format)]画面で、[次へ(Next)]をクリックして、デフォルトのラジオボタン [シックプロビジョニング(LazyZeroed)(Thick Provision (LazyZeroed))]形式を受け入れます。

ステップ 11 [ネットワークマッピング(Network Mapping)]画面で、VMのネットワークを選択し、[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 12 [プロパティ(Properties)]画面で、次の手順を実行します。

a) 次のように、割り当てる NICの両方(eth0および eth1)に IPアドレスを設定します。

• DHCPを使用して IPアドレスを割り当てるには、IPアドレスフィールドをデフォルトの 0.0.0.0のままにします。

•静的 IPアドレスを使用するには、IPアドレスフィールドに必要な IPアドレスを入力します。1つの NICだけを設定する場合は、1つ目の IPアドレスのセットだけを入力して、2つ目のセットはデフォルトのままにします。

b) [Next]をクリックします。

ステップ 13 [終了準備の完了(Ready to Complete)]画面で、設定を確認し、[終了(Finish)]をクリックします。

ビッグデータベアメタルエージェント向けが展開されていることを示すメッセージが表示されます。

ステップ 14 Cisco UCS Director Express for Big Data Bare Metal Agentサーバにルート権限でログインし、Cisco UCSDirector Express for Big Data Bare Metal Agentサーバに対して pingを送信できるかどうかを確認します。

ステップ 15 [ナビゲーション(Navigation)]ペインで Cisco UCS Director Express for Big Data Bare Metal Agentサーバを右クリックし、[設定の編集(Edit Settings)]を選択します。

a) [リソース(Resources)]タブを選択します。b) [リソース割り当て(Resource Allocation)]ウィンドウで、CPUとメモリの [予約(Reservation)]設定を最大に設定します。

c) [OK]をクリックします。

ステップ 16 VMの電源をオンにします。

Cisco UCS Director Express for Big Dataベアメタルエージェント上の NTPサーバ設定

CiscoUCSDirector Express for BigDataベアメタルエージェントは、クロックを外部のNTPサーバに同期させるように設定できます。こうすることで、ベアメタルエージェントの日時を常に

正しくしておくことができます。

概要

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概要

Cisco UCS Director Express for Big Dataベアメタルエージェント上の NTPサーバ設定

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Hadoopクラスタを展開する前に、Cisco UCS Director Express for Big Dataと Cisco UCS DirectorExpress for Big Dataベアメタルエージェントを同期させてください。設定済みのNTPサーバでCiscoUCSManagerとCiscoUCSDirector Express for BigDataを同期させることをお勧めします。

次の手順に従って、 ntp_server_config.shを検索します。

• /Opt/cnsaroot/bigdata_templates/ntp_server_config.shを検索します

•実行許可を追加します (chmod+x ntp_server_config.sh)

•サーバ上で以下を実行します ( ./ntp_server_config.sh <ntp_server_ip or hostname>)

Cisco UCS Director Express for Big Data Bare Metal Agent

Oracle JDKソフトウェアのバージョンをベアメタルエージェントに追加する

インスタント Hadoopクラスタおよびカスタマイズされた Hadoopクラスタの作成アクションにより、すべての Hadoopディストリビューション(Cloudera、MapR、および Hortonworks)用に Oracle JDKソフトウェアをアップロードして Oracle JDKを使用できます。また、既存のクラスタに新しいノードを追加したり、既存のクラスタのアップグレードをサポートしたりで

きます。

ステップ 1 Cisco UCS Directorベアメタルエージェントサーバにログインします。

ステップ 2 [ソリューション (Solutions)] > [ビッグデータ (Big Data)] > [設定 (Settings)]に移動し、 [ソフトウェアカタログ (Software Catalogs)]タブをクリックして、各バージョンの JDKソフトウェアバージョンフォルダ名を作成します。

ステップ 3 各バージョンのフォルダに、JDKファイルを .rpm形式か .gz形式でコピーします。

ステップ 4 メニューバーで、 [管理 (Administration)] > [統合 (Integration)]を選択して、ソフトウェアのアップロードを追跡します。

ステップ 5 進行中のソフトウェアのアップロードを追跡し、完了、失敗、タイムアウトのいずれの結果になったかを確認するには、[レコードの変更(Change Record)]タブをクリックします。

概要

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概要

Oracle JDKソフトウェアのバージョンをベアメタルエージェントに追加する

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Hadoopディストリビューションの Ciscoサーバのサポート

このテーブルは、Cisco UCS Director Express for Big Dataの Cisco UCSハードウェアとソフトエアとの互換性を示します。この表はCiscoUCSのハードウェアおよびソフトウェアの互換性については反映されていません。

Cisco UCSとの互換性のある適切なリリースについては、『Cisco UCS Hardware and Softwareinteroperability Matrices』を参照してください。

すべての Cisco UCS Director Express for Big Dataの機能がサポートされている Cisco UCSソフトウェアのすべてのバージョンで使用できない場合があります。software.特定の機能は、古いバージョンの Cisco UCSソフトウェアで使用できない場合があります。

(注)

概要

15

概要

Hadoopディストリビューションの Ciscoサーバのサポート

Page 16: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

サポート対象のソフトウェアサポートされるモデルコンポーネント

新バージョン旧バージョン

M3ラックサーバ用の、Cisco UCSインフラストラクチャバンド

ルと Cisco UCSManagerソフトウェアバンドルのリリース

3.1(2b)、リリース3.1(2f)、およびリリース 3.2(0.204a)

M4ラックサーバとストレージサーバ用の、

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 3.1(2b)、リリース 3.1(2f)、およびリリース 3.2(0.204a)

M5ラックサーバ用の、Cisco UCSインフラストラクチャバンド

ルと Cisco UCSManagerソフトウェアバンドルのリリース3.2(1)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 2.2

SoftwareCisco UCS Manager

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 3.1(2b)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 2.2

• 6248UP

• 6296UP

Cisco UCS 6200シリーズ Fabric Interconnect

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 3.1(2b)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 2.2

2232PP 10GigECisco UCS 2000シリーズ FEXモジュール

概要

16

概要

Hadoopディストリビューションの Ciscoサーバのサポート

Page 17: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

サポート対象のソフトウェアサポートされるモデルコンポーネント

新バージョン旧バージョン

Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバ

ソフトウェアバンドル

のリリース 3.2(2d)

M4ラックサーバおよびストレージサーバ用

の、Cisco UCSインフラストラクチャバンド

ルと Cisco UCSManagerソフトウェアバンドルのリリース3.1(2b)

M5ラックサーバ用の、Cisco UCSインフラストラクチャバンド

ルと Cisco UCSManagerソフトウェアバンドルのリリース3.2(1)

Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバ

ソフトウェアバンドル

のリリース 2.2

• C240 M3ラックサーバ

• C240 M4ラックサーバ

• C240 M5ラックサーバ

• C220 M3ラックサーバ

• C220 M4ラックサーバ

• C220 M5ラックサーバ

• S3260 M4ストレージサーバ

Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバ

(Cisco UCS Managerで管理)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 3.1(3b)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと

Cisco UCS Managerソフトウェアバンドルの

リリース 3.1

• 6324

• 6332

• 6332-16UP

Cisco UCS 6300シリーズファブリックイン

ターコネクト

Splunk企業展開の Ciscoサーバサポートこのテーブルは、Cisco UCS Director Express for Big Dataの Cisco UCSハードウェアとソフトエアとの互換性を示します。この表はCiscoUCSのハードウェアおよびソフトウェアの互換性については反映されていません。

Cisco UCSとの互換性のある適切なリリースについては、『Cisco UCS Hardware and Softwareinteroperability Matrices』を参照してください。

すべての Cisco UCS Director Express for Big Dataの機能がサポートされている Cisco UCSソフトウェアのすべてのバージョンで使用できない場合があります。software.特定の機能は、古いバージョンの Cisco UCSソフトウェアで使用できない場合があります。

(注)

概要

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概要

Splunk企業展開の Ciscoサーバサポート

Page 18: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

サポート対象のソフトウェアサポートされるモ

デル

コンポーネント

新バージョン旧バージョン

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドル、リリース

3.1(2b)、リリース 3.1(2f)およびM3ラックサーバのリリース 3.2(0.204a)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドル、リリース

3.1(2b)、リリース 3.1(2f)およびM4ラックサーバのリリース 3.2(0.204a)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドルのリリース 2.2

SoftwareCisco UCSManager

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドルリリース3.2(2d):

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドルリリース 2.2:

6296UP

6248UPCisco UCS 6200シリーズ FabricInterconnect

Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバソフト

ウェアバンドルのリリース3.2(2d)

M4ラックサーバおよびストレージサーバの CiscoUCSインフラストラクチャバンドルと Cisco UCSManagerソフトウェアバンドル、リリース 3.1(2b)

Cisco UCS Cシリーズラックマウントサーバソフト

ウェアバンドル、リリース2.2

•マスタノード、展開ノー

ド、および検

索ヘッドのC220 M4ラックサー

バ。

•インデクサのC240 M4ラックサー

バと S3260M4ストレージサーバ。

• C240 M5ラックサー

• C220 M5ラックサー

Cisco UCS Cシリーズラックマ

ウントサーバ(Cisco UCSManagerで管理)

概要

18

概要

Splunk企業展開の Ciscoサーバサポート

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サポート対象のソフトウェアサポートされるモ

デル

コンポーネント

新バージョン旧バージョン

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドルのリリース3.1(3b)

Cisco UCSインフラストラクチャバンドルと CiscoUCSManagerソフトウェアバンドルのリリース 3.1

• 6324

• 6332

• 6332-16UP

Cisco UCS 6300シリーズ FabricInterconnect

Hadoopクラスタ用の新しい Red Hatバージョンの追加サポートされているバージョンの Red Hat Enterprise Linuxをアップロードする方法に関する詳細は、『Cisco UCS Director Express for Big Data Management Guide』の 12章「Managing Hadoopand Splunk Clusters」を参照してください。

ステップ 1 メニューバーから、[ソリューション(Solutions)] > [ビッグデータ(Big Data)] > [設定(Settings)]の順に選択します。

ステップ 2 [ソフトウェアカタログ(Software Catalogs)]タブをクリックします。

ステップ 3 [Add]をクリックします。

ステップ 4 [Upload]をクリックします。

ステップ 5 [Target BMA]ドロップダウンリストからターゲットCisco UCSDirector Express for Big Data BareMetal Agentを選択します。

ステップ 6 必要なファイルをアップロードしてから、[Restart BMA Services]チェックボックスをオンにして CiscoUCS Director Express for Big Data Bare Metal Agentを再起動します。

ステップ 7 新しい Red Hatバージョン(オペレーティングシステムソフトウェア)が Cisco UCS Director Express forBig Dataサーバで使用できることを確認するには、次の手順を実行します:

a) Cisco UCS Director Express for Big Dataユーザインターフェイスにログインします。b) メニューバーで、[Manage] > [Physical Accounts]の順に選択します。c) [Bare Metal Agent]タブをクリックします。

[ベアメタルエージェント(Bare Metal Agent)]レポートの [イメージカタログ(Image Catalogs)]列に新しい Red Hatバージョンがリストされているのを確認できます。

新しい RHELバージョン

Red Hat Enterprise Linux 7.2

次のファイルをダウンロードします。

• rhel-server-7.2-x86_64-dvd.iso (Red Hat Enterprise Linuxから)

概要

19

概要

Hadoopクラスタ用の新しい Red Hatバージョンの追加

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サポート対象 HadoopディストリビューションCisco UCS Director Express for Big Data次の Hadoopディストリビューションをサポートしています。

• Cloudera 5.4、5.5、5.6、5.8、5.10、5.11、5.13、および 5.14

• MapR 3.1、4.0、4.1、5.0、5.1、5.2、および 6.0

• Hortonworks 2.1、2.2、2.3、2.4、2.5.3、2.6.3、および 2.6.4

サポート対象 SplunkディストリビューションCisco UCS Director Express for Big Data次の Splunkディストリビューションをサポートしています。

サポート対象 Splunkディストリビューションバージョン

Splunkディストリビューション

6.3.2、6.4.0、6.5.2、6.6.1、および 7Splunk

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードする Splunkディストリビューションバージョン

Splunk 6.5Splunk 6.4

Splunk 6.6.1Splunk 6.4

Splunk 7Splunk 6.5.2

Splunk 7Splunk 6.6.1

サポート対象 Oracle JDKのソフトウェアバージョンこの項では、サポートされている Oracle JDKのソフトウェアのバージョンを示します。

Cloudera向けサポート対象 Oracle JDKバージョンおよびアップグレードシナリオ

Oracle JDK 1.8Oracle JDK 1.7Hadoopディストリビューション

JDK 1.8.0_121—Cloudera Enterprise 5.14.0

概要

20

概要

サポート対象 Hadoopディストリビューション

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Oracle JDK 1.8Oracle JDK 1.7Hadoopディストリビューション

JDK 1.8.0_121—Cloudera Enterprise 5.13.1

JDK 1.8.0_121—Cloudera Enterprise 5.11.1

JDK 1.8.0_121—Cloudera Enterprise 5.10.0

JDK 1.8.0_60JDK 1.7.0_25Cloudera Enterprise 5.8.0

JDK 1.8.0_60JDK 1.7.0_25Cloudera Enterprise 5.6.x

JDK 1.8.0_60JDK 1.7.0_25Cloudera Enterprise 5.5.0

JDK 1.8.0_60JDK 1.7.0_25Cloudera Enterprise 5.4.x

JDK 1.8.0_11—Cloudera Enterprise 5.3.x

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードするHadoopディストリビューションバージョン

Cloudera Enterprise 5.5.0、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.4.x、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.6.x、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.4.x、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.8.x、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.4.x、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.8.x、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.6.x、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.10.0、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.8.0、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.11.1、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.8.0、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.13.1、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.8.2、JDK 1.8

Cloudera Enterprise 5.13.1、JDK 1.8Cloudera Enterprise 5.11.1、JDK 1.8

MapR向けサポート対象 Oracle JDKバージョンおよびアップグレードシナリオ

JDK 1.8JDK 1.7Hadoopディストリビューション

対応—MapR 6.0

対応—MapR 5.2.2

対応—MapR 5.2.1

概要

21

概要

MapR向けサポート対象 Oracle JDKバージョンおよびアップグレードシナリオ

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JDK 1.8JDK 1.7Hadoopディストリビューション

対応対応MapR 5.2.0

対応対応MapR 5.1.0

対応対応MapR 5.0.0

対応—MapR 4.1.0

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードするHadoopディストリビューションバージョン

MapR 6.0.0、JDK 1.8MapR 5.2.1、JDK 1.8

MapR 5.1.0、JDK 1.8MapR 5.0.0、JDK 1.8

MapR 5.2.0、JDK 1.8MapR 4.0.2、JDK 1.8

Hortonworks向けサポート対象 Oracle JDKソフトウェアバージョンおよびアップグレードシナリオ

JDK 1.8JDK 1.7Hadoopディストリビューション

対応—Hortonworks 2.6.4

対応—Hortonworks 2.6.3

対応—Hortonworks 2.5.3

対応—Hortonworks 2.4

対応—Hortonworks 2.3

対応対応Hortonworks 2.2

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードするHadoopディストリビューションバージョン

Hortonworks 2.3、JDK 1.8Hortonworks 2.2、JDK 1.7

Hortonworks 2.4、JDK 1.8Hortonworks 2.2、JDK 1.7

概要

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概要

Hortonworks向けサポート対象 Oracle JDKソフトウェアバージョンおよびアップグレードシナリオ

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Hadoop配信のソフトウェアをアップグレードする次の Hadoop配信から最新の Hadoop配信にアップグレードすることができます。

表 2 : Cloudera

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードする Hadoopディストリビューション

バージョン

Cloudera 5.4.1Cloudera 5.0.1

Cloudera 5.4.1Cloudera 5.0.6

Cloudera 5.4.1Cloudera 5.2.0

Cloudera 5.4.1Cloudera 5.2.1

Cloudera 5.4.1Cloudera 5.3.0

Cloudera 5.6.xCloudera 5.4.x

Cloudera 5.10.0Cloudera 5.8.0

Cloudera 5.11.1Cloudera 5.8.0

Cloudera 5.13.1Cloudera 5.8.2

Cloudera 5.14.0Cloudera 5.8.2

Cloudera 5.13.1Cloudera 5.11.1

Cloudera 5.14.0Cloudera 5.11.1

表 3 : MapR

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードする Hadoopディストリビューション

バージョン

MapR 4.1.0MapR 4.0.2

MapR 5.0.0MapR 4.0.2

MapR 5.0.0MapR 4.1.0

MapR 6.0.0MapR 5.2.0

概要

23

概要

Hadoop配信のソフトウェアをアップグレードする

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表 4 : Hortonworks

サポート対象アップグレードバージョンアップグレードする Hadoopディストリビューション

バージョン

Hortonworks 2.3

Ambari-2.1.1-centos6.tar.gzをダウンロードします(http://public-repo-1.hortonworks.com/ambari/centos6/2.x/updates/2.1.1から)。

(注)

Hortonworks 2.2 (ambari 1.7.0centos6.tar.gz)

デジタル署名されたイメージビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressイメージは、デジタル署名された ZIPファイルで配信されます。これらの署名された ZIPファイルは、次のものを含むコンテナ ZIPファイルにラップされます。

•デジタル署名された ZIPファイル:ビッグデータ向けCisco UCSDirector Expressのインストールまたはアップグレードイメージが含まれています。

•検証プログラム:証明書チェーンと署名を確認します。証明書チェーンの検証中に、プログラムはシスコの SubCA証明書とルート CA証明書を使用してエンドエンティティ証明書の信頼性を確認します。その後、認証されたエンドエンティティ証明書を使用して署名

を確認します。

•デジタル署名ファイル:インストールまたはアップグレード前に確認できる署名が含まれています。

•証明書ファイル:デジタル署名を確認できます。このシスコ署名x.509エンドエンティティ証明書には、署名の確認に使用できる公開キーが含まれています。この証明書は、

http://www.cisco.com/security/pki/certs/crcam2.cerに掲示された Ciscoルートにチェーンされています。

• ReadMeファイル:デジタル署名された ZIPファイルを確認するために必要な情報と手順を提供します。

イメージはオフラインで確認します。イメージを確認したら、ビッグデータ向け Cisco UCSDirector Expressのインストールまたはアップグレードを開始できます。

デジタル署名されたイメージの確認の要件

ビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressのデジタル署名されたイメージを確認する前に、ローカルマシンで次の条件が満たされていることを確認します:

•検証プロセス中に https://www.cisco.comに接続できること

• Python 2.7.4

概要

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概要

デジタル署名されたイメージ

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• OpenSSL

デジタル署名されたイメージの確認

始める前に

Cisco.comからビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressイメージをダウンロードします。

ステップ 1 Cisco.comからダウンロードしたファイルを解凍し、次のファイルが含まれていることを確認します。

• ReadMeファイル

•デジタル署名された ZIPファイル(CUCSD_6_6_0_0_66365_VMWARE_GA.zip、CUCSD_6_6_0_0_66717_HYPERV_GA.zip、cucsd_patch_6_6_0_0_66365.zipなど)

•証明書ファイル(UUCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cerなど)

•イメージ用に生成されたデジタル署名(CUCSD_6_6_0_0_66365_VMWARE_GA.zip.signature、CUCSD_6_6_0_0_66717_HYPERV_GA.zip.signature、cucsd_patch_6_6_0_0_66365.zip.signatureなど)

•署名検証プログラム(cisco_x509_verify_release.pyなど)

ステップ 2 ReadMeファイルに記されている手順を確認します。

次の手順と ReadMeの手順に違いがある場合は、ReadMeの手順に従ってください。(注)

ステップ 3 ダウンロードしたコンテンツを解凍したディレクトリから、署名の検証プログラムを実行します。

例:アップグレードパッチの署名の検証

python ./cisco_x509_verify_release.py -e UCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer-i cucsd_patch_6_6_0_0_66365.zip -s cucsd_patch_6_6_0_0_66365.zip.signature -v dgst -sha512

例:VMware OVFインストールの署名の検証python ./cisco_x509_verify_release.py -e UCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer-i CUCSD_6_6_0_0_66365_VMWARE_GA.zip -s CUCSD_6_6_0_0_66365_VMWARE_GA.zip.signature -v dgst -sha512

例:Hyper-V VHDインストールの署名の検証python ./cisco_x509_verify_release.py -e UCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer-i CUCSD_6_6_0_0_66717_HYPERV_GA.zip -s CUCSD_6_6_0_0_66717_HYPERV_GA.zip.signature -v dgst -sha512

ステップ 4 出力を確認し、検証が成功したことを確認します。

例:アップグレードの予想される出力

Downloading CA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/crcam2.cer ...Successfully downloaded and verified crcam2.cer.Downloading SubCA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/innerspace.cer ...Successfully downloaded and verified innerspace.cer.Successfully verified root, subca and end-entity certificate chain.Successfully verified the signature of cucsd_patch_6_6_0_0_66365.zip usingUCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer

概要

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概要

デジタル署名されたイメージの確認

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例:VMware OVFインストールの予想される出力Downloading CA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/crcam2.cer ...Successfully downloaded and verified crcam2.cer.Downloading SubCA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/innerspace.cer ...Successfully downloaded and verified innerspace.cer.Successfully verified root, subca and end-entity certificate chain.Successfully verified the signature of CUCSD_6_6_0_0_66365_VMWARE_GA.zip usingUCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer

例:Hyper-V VHDインストールの予想される出力Downloading CA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/crcam2.cer ...Successfully downloaded and verified crcam2.cer.Downloading SubCA certificate from http://www.cisco.com/security/pki/certs/innerspace.cer ...Successfully downloaded and verified innerspace.cer.Successfully verified root, subca and end-entity certificate chain.Successfully verified the signature of CUCSD_6_6_0_0_66717_HYPERV_GA.zip usingUCS_GENERIC_IMAGE_SIGNING-CCO_RELEASE.cer

次のタスク

ビッグデータ向け Cisco UCS Director Expressをインストールまたはアップグレードします。

アップグレードベアメタルエージェントベアメタルエージェントのアップグレードの詳細については、『Cisco UCS Director UpgradeGuide』を参照してください。

Cisco UCS Managerアカウントの設定各 Cisco UCS Managerアカウントは、Cisco UCS Director Express for Big Dataで管理される必要がある単一の Cisco UCSドメインを表します。「Cisco UCS Manager管理ガイド」を参照してください。

インスタントHadoopクラスタを作成するハイレベルワークフロー

ステップ 1 CiscoUCSManager アカウントを作成します。『CiscoUCSDirectorManagementGuide for CiscoUCSManager』を参照してください。

ステップ 2 ビッグデータ IPプールを設定します。『ビッグデータ IPプールの追加』を参照してください。

概要

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概要

アップグレードベアメタルエージェント

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ステップ 3 インスタントHadoopクラスタを作成します。『インスタントHadoopクラスタの作成』を参照してください。

カスタマイズHadoopクラスタを作成するハイレベルワークフロー

ステップ 1 ビッグデータの Cisco UCSサービスプロファイルテンプレートを設定します。詳細については、「CiscoUCS Service Profile Template for Big Dataの作成」を参照してください。

ステップ 2 Hadoopクラスタ設定パラメータテンプレートを作成します。「Hadoopクラスタ設定パラメータテンプレートの作成」を参照してください。

ステップ 3 Hadoopクラスタプロファイルテンプレートを設定します。「Hadoopクラスタテンプレートの作成」を参照してください。

ステップ 4 Hadoopクラスタ導入テンプレートを設定します。「Hadoopクラスタ展開テンプレートの作成」を参照してください。

ステップ 5 カスタマイズされたHadoopクラスタを作成します。「カスタマイズされたHadoopクラスタの作成」を参照してください。

デバイスコネクタデバイスコネクタは、 Cisco UCS Director Express for Big Dataをクラウドホスト型のサーバ管理システムである Cisco Intersightに接続します。これにより、 Cisco UCS Director Express forBig Dataを Cisco Intersightを使用して管理およびモニタできるようになります。

クラウド内の Cisco Intersightにデバイスを登録するには、次の手順を実行します。

1. デバイスコネクタプロキシ設定を行い、を Cisco Intersightに接続します。

これは、プロキシ設定が有効な場合にのみ必要です。

2. デバイスのシリアル番号とセキュリティコードを使用して、Cisco Intersightからデバイスへのアクセスを検証し、デバイスを要求します。

Cisco UCS Director Express for Big Dataを実行中のシステムが Cisco Intersightで要求された後、[デバイスコネクタ]画面で表示される画面を更新する必要があります。[管理 >デバイスコネクタ]を選択して更新情報を表示します。

(注)

概要

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概要

カスタマイズ Hadoopクラスタを作成するハイレベルワークフロー

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デバイスコネクタの設定

ステップ 1 Choose [管理(Administration)] > [デバイスコネクタ(Device Connector)]を選択します。

ステップ 2 [All] > [Device Connector]の順に展開します。

ステップ 3 (任意) [HTTPS Proxy Settings]をクリックします。

[HTTPS Proxy Settings]ウィンドウが表示されます。デフォルト設定は、オフです。

ステップ 4 (任意) HTTPSプロキシ設定を有効にして設定するには、[Manual]をクリックし、次の情報を入力します。

a) [Proxy Hostname/IP]フィールドに、プロキシホスト名または IPアドレスを入力します。b) [Proxy Port]フィールドにプロキシポート番号を入力します。c) プロキシサーバへのアクセスを認証するには、[Authentication]モードをオンにし、[Username] と

[Password]に入力します。d) [Save(保存)]をクリックします。

Cisco Intersightへの接続に基づき、 [ステータス]フィールドでは、次のメッセージのいずれかが表示されます。

• Cisco Intersightへの接続が成功すると、ステータスメッセージでしたが、次のいずれかになります。

•要求元不明:接続が成功したが、デバイスの要求されていないことを意味します。要求していない接続は、Cisco Intersightを使用して要求できます。

デバイスの要求についての詳細は、Cisco Intersightユーザインターフェイスの [オンラインヘルプ]メニューにある、「デバイスを要求するには?」というタイトルの統合ガイド付きチュートリアルを参照してください。

•要求済み:Cisco Intersightへの接続に成功すると、デバイスを要求したことを意味します。

• Cisco Intersightへの接続が失敗すると、ステータスメッセージは次のいずれかとなる可能性があります。

•管理者によって無効化:管理者が Cisco Intersightからデバイスを管理する機能を無効にしたことを意味します。

•証明書の検証エラー:システムに無効な証明書が存在することを意味します。

•要求なし:デバイスが登録されましたが、Cisco Intersightで要求されていないことを意味します。

• DNSが設定されていませんまたは DNSが設定が誤っていません。

•サービスのDNS名を解決できません:DNSが設定されているが、Cisco Intersightプラットフォームの DNS名を解決することができないことを意味します。

• NTPが設定されていない

概要

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概要

デバイスコネクタの設定

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•ネットワーク接続を確立できません:Cisco UCS Directorが Cisco Intersightに接続できないことを意味します。

デバイスコネクタのプロパティの表示

ステップ 1 Choose [管理(Administration)] > [デバイスコネクタ(Device Connector)]を選択します。

ステップ 2 続く次の画面で、次の情報を確認します。

説明名前

[Intersight Management]領域

Cisco Intersight管理プラットフォームへの接続が有効になっているかどうかを表示します。次のいずれ

かになります:

•イネーブル

• Disabled

現在の状態インジケータ

Cisco Intersight管理プラットフォームへの接続の現在のアクセスモードを表示します。次のいずれかに

なります:

• [Read-only]—レポートの表示のみが許可されます。

• [AllowControl]—管理者としてすべての操作を実行できます。

アクセスモード

[Connection]領域

概要

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概要

デバイスコネクタのプロパティの表示

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説明名前

HTTPSプロキシ設定が無効か、または手動で設定されているかどうかを示します。次のいずれかになり

ます。

• [Off]:HTTPSプロキシ設定を無効にする場合に、このオプションを選択します。

これがデフォルトのHTTPSプロキシ設定です。

• [Manual]:HTTPSプロキシ設定を有効にする場合に、このオプションを選択します。

• [Proxy Hostname/IP]:プロキシのホスト名または IPアドレスを入力します。

• [ProxyPort]:プロキシポート番号を入力します。

• [Authentication]:プロキシサーバへのアクセスを認証するには、このオプションを有

効にします。

アクセスを認証するユーザー名とパスワー

ドを入力します。

[HTTPS Proxy Settings]ボタン

概要

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概要

デバイスコネクタのプロパティの表示

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説明名前

Cisco Intersight管理プラットフォームへの接続の現在のステータスです。次のいずれかになります:

•管理者によって無効化:管理者がCisco Intersightからデバイスを管理する機能を無効にしたこと

を意味します。

•証明書の検証エラー:システムに無効な証明書が存在することを意味します。

•要求中—デバイスがCisco Intersightで要求されていることを示します。

•要求なし:デバイスが登録されましたが、CiscoIntersightで要求されていないことを意味します。

• DNSが設定されていませんまたは DNSが設定が誤っていません。

•サービスの DNS名を解決できません:DNSが設定されているが、Cisco Intersightプラットフォームの DNS名を解決することができないことを意味します。

• NTPが設定されていない

•ネットワーク接続を確立できません:CiscoUCSDirectorがCisco Intersightに接続できないことを意味します。

接続が失敗した理由について確認するには、[Details&Recommendations]ドロップダウンリストをクリックし、[Retry connection]をクリックします。

Status(ステータス)

デバイス固有のシリアル番号です。デバイス ID

から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersightを起動する

デバイスコネクタが設定されデバイスが供給された後、からCiscoUCSDirector Express for BigDataCisco Intersightユーザインターフェイスを起動できます。。

概要

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概要

から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersightを起動する

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Cisco UCS Director Express for Big Dataサービスのいずれかがダウンした場合、から Cisco UCSDirector Express for Big DataCisco Intersightを起動できません。

サービスがないことを示すメッセージが表示されます。

重要

から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersightを起動できますが、以下のように注意する必要のある制限がいくつかあります。

•ユーザプロファイルは編集できません。

•任意のインポートとエクスポートのアクションを実行できません。

•メインメニューとダッシュボードが無効になっています。

• [デバイスコネクタ]タブは表示されません。

•起動操作を実行することはできません。

•コネクタパックをアップグレードすることはできません。

•サマリレポートを生成することはできません。

• Cisco Intersightを起動するときに、CiscoUCSDirector Express for BigDataユーザとしてユーザ名が表示されます。

•すべてのサービス要求と監査の詳細については、管理ユーザとして記録されます。

ステップ 1 Cisco Intersightユーザインターフェイスにログインします。

ステップ 2 [デバイス]を選択します。[デバイス]画面が表示され、利用可能な Cisco UCS Director Express for Big Dataシステムのリストを示します。

ステップ 3 リストから Cisco UCS Director Express for Big Dataデバイスを選択し [....]をクリックします。.

デバイスのリストを右にスクロールし、[....]オプションを表示する必要があります。

のCiscoUCSDirector Express for BigDataCisco Intersightデバイスに表示される IPアドレスは、CiscoUCS Director Express for Big Dataの発信メールサーバを設定している際に、[サーバの IPアドレス]フィールドに入力した IPアドレスによってけっちされます。

デバイスコネクタプロセスが起動した後にサーバーの IPアドレスを変更する場合は、デバイスコネクタプロセスを再起動する必要があります。これを行うには、Cisco UCS Director Express forBig Dataデバイスにログインし、次のコマンドを実行します。/opt/infra/bin/stopdc.sh/opt/infra/bin/startdc.sh

Cisco Intersightの [デバイス]画面を更新して、更新されたサーバの IPアドレスを表示します。

(注)

ステップ 4 [UCSDの起動]を選択します。

概要

32

概要

から Cisco UCS Director Express for Big DataCisco Intersightを起動する

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Cisco Intersightは Cisco UCS Director Express for Big Dataシステムに接続され、Cisco UCS Director Express forBig Dataユーザインターフェイスを新しいタブで開きます。

Cisco Intersightで作成された読み取り専用権限を持つユーザはアクションを実行できません。これらのユーザは、レポートのみ表示できます。

(注)

コネクタパックの管理コネクタパックは、他のコネクタに影響を与えることなく、CiscoUCSDirectorCiscoUCSDirectorExpress forBigDataのコネクタレベルアップグレードを実行することをサポートします。CiscoUCS DirectorCisco UCS Director Express for Big Dataを実行中のシステムが Cisco Intersightで要求された後、システム管理者として、アップグレードに利用可能なコネクタパックの新しい

バージョンの情報を表示できます。ユーザインターフェイスの上部のヘッダーウィンドウに

は、新しいコネクタパックバージョンが利用可能であることを示す通知が表示されます。シ

ステムのコネクタパックを選択しアップグレードできます。詳細については、コネクタパッ

クのアップグレード(34ページ)を参照してください。

以下は、本リリースで利用可能なコネクタです。

• Cisco UCS Centralおよび Cisco UCS Managerを含む Cisco UCS

• ACI APIC

• ACIマルチサイトコントローラ

• F5ロードバランサ

•ネットワークデバイス

• EMC Isilon

• EMC RecoverPoint

• EMC VMAX

• EMC VNX

• EMC VNXe

• EMC VPLEX

• EMC Unity

• EMC XtremIO

• IBM

• NetApp ONTAP

• VCE VisionIO

• Microsoft Hyper-V

概要

33

概要

コネクタパックの管理

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• RedHat KVM

• Vmware

•ベアメタルエージェント

• Cisco IMC

• Cisco BigData Express

• Cisco HyperFlex

これらのコネクタの最新バージョンは、Cisco Intersightを通してのみ Cisco UCS DirectorCiscoUCS Director Express for Big Dataで利用可能になります。したがって Cisco UCS DirectorCiscoUCS Director Express for Big Dataを Cisco Intersightで要求する必要があります。

重要

コネクタパックのアップグレードシステム管理者として、 Cisco UCS Director Express for Big Dataグラフィカルユーザインターフェイスを使用して、コネクタパックをアップグレードできます。新しいコネクタパックバー

ジョンが利用可能な場合は、ユーザインターフェイスのヘッダーウィンドウには、下向き矢

印のイメージと番号とともにアラートが表示されます。この番号は、アップグレードに利用可

能なコネクタパックの数を示します。ヘッダーウィンドウのこの通知は、 Cisco UCS DirectorExpress for Big Dataが Cisco Intersightで主張されたときのみ表示されます。Cisco Intersightとの接続の確立に関する情報は、デバイスコネクタの設定(28ページ)を参照してください。

スタンドアロン設定でのみコネクタパックバージョンをアップグレードできます。複数のノー

ドのセットアップでコネクタパックバージョンにアップグレードできません。

(注)

始める前に

•システム管理者権限があります。

• Cisco UCS Director Express for Big Dataが Cisco Intersightで要求されました。

• Cisco UCS Director Express for Big Dataは正常に Cisco Intersightへ接続しました。

ステップ 1 ヘッダーで、[アップグレードに利用可能なコネクタパック]をクリックします。

[アップグレードの利用可能なコネクタパック]画面に、バージョン情報とともにアップグレードに利用可能なコネクタパックのリストが表示されます。

[アップグレードに利用可能なコネクタパック]アイコンが、現在の実行中のコネクタパックの新しいバージョンがアップグレードに利用可能な場合にのみ、ヘッダーに表示されます。

(注)

概要

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概要

コネクタパックのアップグレード

Page 35: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

ステップ 2 リストからコネクタパックのチェックボックスをオンにします。

複数のコネクタパックのチェックボックスをオンにできます。

ステップ 3 [Upgrade]をクリックします。

ステップ 4 [Confirm Upgrade]ダイアログボックスで、[Yes]をクリックします。

コネクタのバージョンをアップグレードする必要があることを確認した後、検証プロセスが開始されます。

検証プロセスが正常に完了した場合、アップグレードプロセスが開始され、[ConnectorPackUpgradeStatus]画面にアップグレードのステータスが表示されます。アップグレードプロセスが成功した後、[Logout]オプションが有効になっています。ステップ 5に進みます。

以下は、いくつかの検証およびアップグレードプロセスの可能な成果です。

•コネクタパックの問題により検証プロセスが失敗した場合、[ConnectorPackValidation]画面にエラーの詳細と是正措置が表示されます。

情報を確認し、[Close]をクリックします。

•コネクタパックのアップグレードプロセスが失敗した場合、[Close]をクリックします。

コネクタパックのいずれかのアップグレードに失敗した場合、コネクタパックは以前のバー

ジョンにロールバックされます。

(注)

•他のユーザがシステムにログインした場合、もしくはワークフローが実行中の場合、検証プロセスに失敗します。適切な是正措置とともにアップグレード失敗のエラーメッセージが表示されます。

是正措置を確認し、[Force Upgrade]をクリックして、コネクタパックのアップグレードを続行します。

[Connector Pack Upgrade Status]画面には、コネクタパックアップグレード要求の現在のステータスが表示されます。その他のユーザは、アップグレードに関するシステムブロードキャストメッセージ

とともにシステムから自動的にログアウトされ、ログインページにリダイレクトされます。

コネクタパックアップグレードが進行中のときに、およびシステム管理者権限を持つ別の

ユーザがシステムにログインする場合、[Connector Pack Upgrade Status]画面にはアップグレードプロセスのステータスが表示されます。コネクタパックアップグレードが進行中の

とき、およびエンドユーザがシステムにログインする場合、システムの起動ページが表示さ

れます。

(注)

ステップ 5 [Logout]をクリックします。アップグレードの完了後に Cisco UCS Director Express for Big Dataにログインできます。

次のタスク

[Administration] > [System] > [Connector Pack Upgrades]を選択して、アップグレードレポートを表示できます。この画面から、レポートをダブルクリックして、アップグレードプロセス

についての詳細を表示できます。詳細については、コネクタパックのアップグレードに関する

情報を表示する(36ページ)を参照してください。

概要

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概要

コネクタパックのアップグレード

Page 36: CiscoUCSDirector Express forBigData...ム、Javaパッケージ、Hadoopのインストールがあります。この自動化を実現するのは、Cisco UCSサービスプロファイルです。このプロファイルに含まれる物理インフラストラクチャと

コネクタパックのアップグレードに関する情報を表示す

ステップ 1 [Administration] > [System]を選択します。

ステップ 2 [System]ページで、[Connector Pack Upgrades]をクリックします。アップグレードのリクエスト ID、アップグレードを開始したユーザ、アップグレードの開始時刻と終了時刻、およびアップグレードのステータスといった情報が表示されます。

ステップ 3 コネクタパックの名前、アップグレードされたバージョン、および以前のバージョンといった詳細を表示するには、コネクタパックを選択して [View Details]を選択します。

ステップ 4 コネクタパックのアップグレードプロセスのさまざまな状態を表示するには、[State History]をクリックします。たとえば、アップグレードリクエストを受信、アップグレードプロセスを開始、またはアップグ

レードプロセスを完了などです。

ステップ 5 コネクタパックのアップグレードリクエストのライフサイクル全体を表示するには、 [Stages]をクリックします。

概要

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概要

コネクタパックのアップグレードに関する情報を表示する