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現在使用しているアドレス帳を
OWA(Office365のWebメール)へ取り込む方法
1.はじめに
現在ご使用のアドレス帳をOWA(Office365のWebメール)で使用する場合、
OWAにインポートする必要があります。
他のメールクライアントから、OWAのアドレス帳に移行する場合、csv形式(Windowsカ
ンマ区切り)でエクスポートして取り込みますが、アドレス帳の入力項目が異なるため、
そのままでは移行できません。この手順書では、その移行手順についてご説明します。
なお、OWAを使用してアドレス帳を使用しない(Outlookやサンダーバードなど)のメー
ルクライアントでメールを送受信する場合は、この作業は必要ありません。
(注意)Outlookをご使用の方は、旧メールデータにアドレス帳が紐付いて保存されている
ため、このデータを削除しますとアドレス帳も消えてしまう場合がございます。
以下の「Outlookのエクスポート手順」を参照して、最新のアドレス帳を保存することをお
勧めいたします。
2.アドレス帳のエクスポートについて
Windows版の OutlookとWindows Liveメールの手順について記載しております。
その他、Macの場合や、サンダーバード等これ以外のソフトにつきましては、
別途ソフトのヘルプなどをご参照ください。
2-1.Outlook2010・Outlook2013
「ファイル」-「オプション」を選択し、「Outlookのオプション」画面にて、
左より「詳細設定」を選択、右側の項目より「エクスポート」の項目を探し、
「エクスポート」ボタンを押します。
「インポート/エクスポートウィザード」画面が出るので、以下のようにします。
2-2.Outlook2007
「ファイル」-「インポートとエクスポート」を選ぶと、以下の画面が出ます。
(Outlook共通画面)
「ファイルにエクスポート」を選択し、「次へ」
「テキストファイル(Windows、カンマ区切り)を選択し「次へ」
①にて現在使用中のアカウント名(旧メール)を選び、
その中から「連絡先」を選択し②、「次へ」③
(注意)複数のメール設定している場合は、「連絡先」も複数存在することがあります。
選び間違えないようにご注意ください。
「エクスポート先のファイル名」の欄でファイルの保存先を確認し、「次へ」
エクスポートのゲージが表示され、しばらくすると以下の画面になります。
「完了」をしてください。
エクスポートされたファイルを Excel等で表示し、内容を確認してください。
2-3.Windows Live メール
メールソフトを起動し、画面左下の「アドレス帳」アイコンを選択します。
アドレス帳に切り替わったら、右側の「エクスポート▼」を選択します。
「エクスポート▼」の下に以下の画面が出るので、「カンマ区切り(.csv)」を選びます。
「参照」を押し、デスクトップなどわかりやすいところにファイル名を付けて指定します。
「次へ」を押します。
このまま「完了」を押します。
エクスポートの進捗画面が表示され消えると終了です。
エクスポートされたファイルを Excel等で表示し、内容を確認してください。
以下、その他のエクスポートした csvファイルで Excelで確認時に、文字化け等ありました
ら、以下の手順もご確認ください。
お使いのメールクライアントからデータをエクスポートする際のご注意
一部のメールクライアントにつきましては、csv の形式が異なるため、Excel で直接表示す
ると文字化けする場合があります。
その場合は、エクスポートした csvファイルを、一度メモ帳で開きなおして(*1)、
再度保存する際に、「ファイル」①-「名前を付けて保存」②を選択後、文字コードを「ANSI」
に変更③して保存すると正常に表示します。
また、csvファイルは階層表示のアドレス帳(例えばサンダーバードなど)の場合、
一度に出力できませんので、各階層ごとの csvファイルを作成する必要があります。
なお、各メールクライアントからの csv形式のエクスポート手順は、各メールクライアント
のヘルプをご参照ください。
(*1)メモ帳で開く方法は、対象のファイルを「右クリック」-「プログラムから開く」より、「メモ帳」
を選択してください。
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3.エクスポートした csvファイルの編集方法
(OutlookおよびWindows Live Mailの方は、手順4にお進みください)
3-1.あらかじめ、以下のファイルを取得して、デスクトップなどに保存しておいてください。
【ファイル名:Office365_addressimport.csv】
(ファイルの入手先は、http://www.osaka-med.ac.jp/deps/omchis/index.html をご参照ください。)
3-2. 取り込み用のひな形になる csvファイルを開きます。
1行目の赤枠部分(AI列まであります)は、修正や削除をしないでください。
この項目を書き換えると、インポート時にエラーになります。
また、2行目のデータはサンプルデータですので、削除してください。
3-3.メールクライアントからエクスポートした csvファイルを開き、該当する項目にデータを貼り付けていきます。
貼り付け先は、ひな形ファイルの1行目の項目名を参照して、貼り付けていきます。各メールクライアントからエクスポートした csvファイ
ルでの項目名や項目の場所は、メールクライアントにより異なりますのでご注意ください。また、項目自体が存在しない場合や、項目のデー
タを修正して貼り付けなくてはならない場合もありますので、ひな形の2行目のデータを参考に貼り付けてください。
3-4.編集した csvファイルの保存
作成した Office365用のファイルを保存します。保存する際は、「ファイル」①-
「名前を付けて保存」を選択②後、保存先を「デスクトップ」などのわかりやすい場所を
選択③し、ファイルの種類を「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」④を選択して任意の名前を
付けて⑤保存します。
以下の画面が出た場合は、「はい」を選択してください。
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4.OWAに編集した csvファイルを取り込む
4-1.OWAにログイン後(https://outlook.office.com )、「歯車のアイコン」①
-「オプション」②を選択します。
4-2.「連絡先」①-「連絡先のインポート」②と選択し、該当する項目③を選びます。
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Outlookの方、および
手順3の csv編集された方はこちら
Windows Live Mail の方はこちら
4-3.この画面で「参照」ボタンを押します。(以下画面は Outlookを選んだ場合の画面です)
4-4.手順2でエクスポートした csvファイル、または手順3で作成した csvファイルを取り
こみます。
4-5.以下の画面になります。ファイル名を確認後「アップロード」を選択します。
4-6.正常に取り込まれると以下の画面になります。取り込む件数と○の数字が一致している
ことを確認します。
この数字が異なる場合は、取り込みに失敗したファイルがあります。
手順 4-7 以降で取り込まれたファイルを確認後、取り込みできていないアドレスを手順 3
の手順を参考に再作成してください。
4-7.インポートされたファイルを確認します。
左上のマーク①を選び、「連絡先」②を選びます。
4-8.インポートしたデータを確認します。
特に、表示されている名前やメールアドレスが正常に表示されているか確認してください。
個々のデータを修正する場合は、上記画面の「編集」を押すと、編集できます。
以上