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l▲江東区
澤・ ∴.・・摘嘩革弓
一変ギ粛窄1
歌川広重画「中川口之図」(部分)/太田記念美術館蔵
中川船番所略史
江東区大島9丁目1番地は、『江戸名所図会』や各種
の江戸図から、中川番所跡地として推定されていました。
平成7年、同地において土壌処理作業が行われた際、
多数の瓦片が出土したため、土地所有者の日本化学工業
(株)が主体となって、江東区中川船番所遺跡発掘調査
団が組織され、番所の礎石の一部や柱材・硯や下駄など
を発掘しました。
中川番所は、寛文元年(1661)に小名木川の隅田川口
にあった幕府の「深川口人改之御番所」が移転したもの
です。
番所では、小名木川のそばに番小屋が建てられ、川を
通行する船を見張っていました。主に夜間の通船、女性
の通行、武器・武具の取り締まり、船で運ばれる荷物を
検査しました。
中川番所が置かれた場所は、中川と、番所の手前を流
れる小名木川、そして行徳へとつながる船堀川が交差す
る地で、利根川や江戸川などの河川を通じて江戸と関東
を結ぶ重要な場所でした。
「通ります通れ葛西のあうむ石」と川柳に詠まれたよ
うに、通船の増加により
通関手続きは形式化して
いったようですが、幕府
の流通統制政策に基づき、
江戸に入る物資の改めを
厳しく執り行っていました。
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◎旺素区中期船台再
中川船番所関係年泉
徳川家康、わ二戸に入る。このころ小名木川が開削される。
深川八郎右衛門が深川を開拓する。
徳川家康が江戸幕府を閃く。
仙台藩の江戸廻米が開始される。
海辺大工町(清澄・白河)に奥川船積問屋組合が設立、奥川筋の輸送が始まる。
水野忠保ほか3名が深川番に任命される。深川番所に弓5張・足軽5人・小者3人・侍3人を装備するよう‡旨示される。
利根川本流を銚子口に放流する土木工事が完成し、銚子から関宿、船堀川、小名木川、江戸湊という航路が開ける。
明暦の大火で江戸の大半が焼失する。
隅田川に両国橋が架けられる。
小名木川から関宿へ至る水路が開削される。
北十間川・竪川・横十閤川・大横川ができる。
深川番所が中川ロへ移転する。この日、番所に高札が掲示される。
松尾芭蕉、深川に住む。
隅阻川に新大橋が架けられる。
隅田川に永代橋が架けられる。
海辺新田(白河)に干鰯荷揚場(銚子場)を設ける。このころ猿江に船改番所が設置される(元禄~享保=1688~1736ころ)。
8代将軍徳川吉宗、幕政の改革を始める(享保の改革)。
江戸から出る鉛の査枝を開始する。
江戸への米の出入り量を把握するため、米を萱検対象とする。
銭相場の高腰により、浦賀・中川番所で銭荷物の査横を開始する。
南部領から江戸へ入る鉛の萱榛を開始する(責保2=1742停止)。
江戸へ入る鍋の査操を開始する(延享1=1744停止)。
浦賀・中川番所での銭荷物の萱榛を停止する。
浦賀番所、関宿、中川番所の硫黄荷物適職量を調・巨する。
解(はしけ)による陸揚賃につき、海辺大工町と日本橋小網町の業者が争う。
松平定信、老中となり、幕政の改革を始める(寛政の改革)。
小林一茶力甲〒徳より江戸へ戻る途中で中川番所を通過する。
浦賀・中川番所と橋場番所で酒荷物を童検対象とする。
江戸の古嗣吹所開設にともない、中川番所で古銅類の査横を開始する。
小名木川の川渡いを行う。
F遊歴雑記』の著者十方庵主が行徳から中川番所を通り、本所-ツ日まで船遊山を楽しむ。
江戸へ入る上州硫黄を御規定荷物とする。
小名木村中川屋清武が、酒荷物について仮送状を発行することを願出る。
国学者石川雅望J成閏紀行』の中で中川番所前を通過する情景を記す。
老中水野忠邦、幕政の改革を始める(天保の改革)。滝沢馬琴のF南紀里見八犬伝』が完成する。
ペリー、艦隊を率いて浦賀に来航。
桜田門外の変。
中川番所近辺で船手方が通船改めをする。
坂下門外の変。
大名妻子帰国許可令により、中川番所に女子の通行方法が指示される。武器の通行制限が大幅に緩和される。
交代寄合3名を中川番に任命する。中川香を解任し、建物・地所を勘定所に引き渡し、国産会所の設置を決定する。大政奉還、江戸幕府が滅びる。
中川番所、明治政府に引き継がれ、水戸藩士が詰めて童横を行う。
全国の開所を廃止する。中川番所を廃止する。
施設内密
常設・企画展示室、展望室
郷土の歴史文化紹介展示室
利用案内□開館時間 午前9時から午後5時まで
□観覧時間 午前9時30分から午後5時まで
(但し、入館は午後4時30分まで)
□休館日 月曜日(月曜日が祝日及び振替休日のときはその翌日)
12月29日から1月3日まで
但し、展示替え等のため臨時に休館することがあります。
□観覧料 一般・高校生以上 200円(150円)
小中学生 50円(30円)
(カッコ内は20人以上の団体料金です)
身体障害者手帳などを提示された方及び介護者1名は
割引となります。
交通案内ロ地下鉄(都営新宿線) 乗大島駅下車徒歩5分
ロバ ス(都営バス)「第五大島小」下車徒歩2分・亀24(亀戸駅~葛西橋)
・門21(門前仲町/東陽町~乗大島駅)・錦28(錦糸町駅~棄大島駅)
「乗大島駅前」下車徒歩5分・華24(浅草寿町~乗大島駅)
・平28(平井駅~棄大島駅)
案内園
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公益財団法人
江東区文化コミュニティ財団
◎江東区中凹船金持資料飴〒136-0072 江東区大島9-1-15TEL.03-3636-9091~2 FAX.03-3636-9094
http://www.kcl=.or.jp/nakagawa/