Upload
others
View
6
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
RATIONAL ServicePlus
2 / 111
その名の通り、全て込みのサービスです。弊社は、お客様が追加費用なしにその投資から最大限のメリットを得ることを願っています。ユニット設置の初日から製品の稼働期間中ずっとこのサービスをご利用いただけます。
無料です!- 現地指導当社ユニットがどのように機能し、またお客様の特別なご要望に対してどうすればベストな状態で使用できるのか、お客様の厨房にお伺いして厨房のチームに直接ご説明させていただきます。
無料です!- RATIONAL ConnectedCookingお使いのRATIONALユニットをプロ厨房のための最先端ネットワーク・ソリューションと簡単にコネクト。ConnectedCookingを利用すると、いつも全てを把握することが可能になります。ユニット管理の簡易化、スマートフォン経由の遠隔アクセス機能、自動HACCPドキュメンテーション。あるいは、RATIONALライブラリーからレシピをお使いのユニットにアップ。
ご登録はこちらです。ConnectedCooking.com
無料です!- Chef✆Line ®
使用方法やレシピに関するご質問等ございましたら、いつでも直接電話でお受けいたします。365日いつでも、迅速かつ簡単なシェフからシェフへのサポートです。こちらからChef✆Line® につながります。 電話番号: 03-6316-1199
RATIONAL ServicePlus
3 / 111
ラショナル SERVICE-PARTNERラショナルの機器は信頼性が高く耐用年数の長いユニットです。それでも万が一技術的な問題が起きた時には、ラショナル サービス・パートナーが迅速にサポートいたします。保証交換部品および週末の緊急サービスもこちらで対応いたします。電話番号:03-6316-3737
2年保証保証期間は設置日から24ヶ月です。ただし、所定の方法(保証書の返送、本体同梱のはがきの返送またはオフィシャルサイ卜から)で保証の登録を行った場合に限ります。ご連絡は www.rational-online.com/warranty からオンラインでも簡単に行っていただけます。また同封の葉書もご利用いただけます。また、ガラスの破損、庫内灯やパッキン等の消耗品の交換、故意、不適切な使用または設置によるダメージ、保守点検に関わる費用、水垢除去、保守スペースが確保されていないことによる本体の移動が必要な場合は、対象外となります。
ご登録はこちらです。www.rational-online.com/warranty
ごあいさつ(CombiMasterのご購入にあたり)お客様へ このたびはCombiMaster ® Plus(コンビマスター・プラス)をご購入いただき、誠にありがとうございます。 この製品は卓越した技術を集約しており、多様な調理を高品質に仕上げることができます。操作は誰にでもわかりやすく、また耐久性に優れていますので、長きにわたってご活用いただけることでしょう。 保証期間は設置日から24ヶ月です。ただし、所定の方法(保証書の返送、本体同梱のはがきの返送またはラショナルのオフィシャルサイト www.rational-online.jpから)で保証の登録を行った場合に限ります。また、ガラスの破損、庫内灯やパッキン等の消耗品の交換、故意、不適切な使用または設置によるダメージ、保守点検に関わる費用、水垢除去、保守スペースが確保されていないことによる本体の移動が必要な場合は、対象外となります。 安全・確実にご利用いただくため、ご使用前にはこの取扱説明書をよくお読み下さい。CombiMaster ® Plusが、みなさまの調理の楽しみをさらに広げることができますよう願っております。 株式会社 ラショナル・ジャパン
製品の仕様は、技術開発により、予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
販売店: 設置担当者:
設置日:
シリアルナンバー:
目次
アイコン説明 7
初めてのご使用 8
安全上の注意 10
保証 13
手入れ、点検、保守管理と修理 15
機能部分 18
ユニット使用に関する説明 19
芯温センサーを使った作業 22
USBポートの使用に関する説明 24
ハンドシャワーの取り扱い 25
操作エレメント 26
基本操作 28
ClimaPlus ® 30
調理モードの概観 32
調理モード『スチーム』 34
調理モード『ホットエアー』 38
調理モード『コンビスチーム』 42
調理モード Finishing ® 46
Cool Down 50
プログラムモード 51
プログラムを作成 51
プログラムのスタート 54
プログラムの確認 56
プログラムを削除 57
プログラムのダウンロード 58
プログラムのアップロード 60
HACCP 62
目次
ソフトウェアのアップデート 64
摂氏/華氏の設定 65
時刻/日付の設定 67
洗浄 CombiMaster ® Plus 69
洗浄の開始 69
洗浄プログラム 75
CleanJet ® の中断 77
洗浄 CombiMaster ® 81
スチーム発生器の水垢除去表示 85
LANケーブルの接続 86
ネットワーク設定 88
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去 90
ユニットの手入れ - スチーム発生器を空にする 96
ユニットの手入れ 97
調理スペースのパッキンの洗浄 97
ガラスの洗浄 97
LEDカバーの洗浄(XSユニット 6 2/3 GNのみ) 97
ドリップパンと排水溝のすすぎ(卓上型ユニットのみ)。 97
エアフィルターのメンテナンス 97
扉のパッキンの交換 97
照明具の交換 97
ハロゲン電球の交換 97
サービスメッセージ 103
販売店に連絡する前に 106
電気式モデルEC安全規格 108
アイコン説明
7 / 111
危険!回避されない場合、重傷や死亡事故に直接つな がる可能性のある危険な状況です。
警告!回避されない場合、重傷や死亡事故につながる可能性のある危険な状況です。
注意!回避されない場合、事故につながる可能性のある危険な状況です。
素材の腐食 火災の危険! 火傷の危険!
注意:損傷が起こる可能性
毎日のご使用にあたってのヒントとコツ
初めてご使用になる際には、本書をよく読んでからお使いください。
最上部の庫内レールの高さは最大160cmまで。
初めてのご使用
8 / 111
初めてご使用になる際には、本書をよく読んでからお使いください。
初めてご使用になる時は、自動の「自己テスト」をスタートするよう指示が出ます。この自己テストは本、ユニットを設置先の使用環境に適合させるために必要なもので、初回の一回のみ行う必要があります。所要時間は約45分です。以下の点にご注意ください。
- 自己テストを実施するには、全ての包装素材をユニットから取り除き、固定ラックおよびエアーバッファーが正しい場所に設置されていることを確認してください。
- ユニットは取付け説明に従って接続してください。- ユニットサイズ6 x 2/3、6 x 1/1、10 x 1/1、6 x 2/1、10 x 2/1 GNの機器では、平たいGN
ホテルパンを固定ラックの中央に置いてください。- ユニットサイズ20 x 1/1および 20 x 2/1 GNの機器では、2つのGNホテルパンをモービル
オーブンラックの中に置いてください。平たいGNホテルパンは、上下ファンの前部中央でその都度回転させてください。
- 詳細については、ディスプレイの説明および取付けマニュアルをご覧ください。
火災の危険!梱包材、スターターキット、グリッド、ホテルパンを取り出してください。
自己テスト中は扉を開けないでください。扉を開けると自己テストは中断されます。ユニットの電源を切って自己テストを新たに開始してください。熱くなったユニットは事前に冷ましておいてください。中断された場合は、翌日に再度自己テストをスタートするよう指示が出ます。
step インフォ/キー 説明
1ユニットの扉を開き、梱包材、スターターキット、グリッド、ホテルパンを取り出してください。
初めてのご使用
9 / 111
step インフォ/キー 説明
2空の開口部付きGNトレイをラックの後部、ファンホイールの前まで押してください。その他の詳細については設置マニュアルをご覧ください。
3 扉を閉めて、自己テストを開始してください。
4引き続きテストが自動的に開始されます。ディスプレイに「自動」、「テスト」と表示されます。
5 自己テストは45分後に終了します。
ガス式モデルの場合は、自己テスト終了後必ず排気ガス計測を実施してください!
安全上の注意
10 / 111
この説明書は、この機器の全ての使用者がいつでも手に取れるように保管してください。これらのユニットは子ども、身体・視聴覚あるいは精神機能に障害のある人または経験および/あるいは知識が不十分な人が操作することはできません。安全責任者がこれらの人たちを監督している場合はこの限りではありません。 これらの方々が、安全責任者の監督を受け、ユニットの危険についての指摘を受けている場合はこの限りではありません。表面とアクセサリーは熱くなる場合があるので、監督の際には注意してください。監督下にある場合でも、洗浄とユーザー保守は子供が行ってはいけません。運転は手でのみ行ってください。刃物など先端が尖った、あるいは鋭い物体を使用すると損傷ににつながり、保証請求権を喪失することになります。事故の危険やユニットの損傷を防ぐために、操作担当者に対する定期的な訓練や安全指導が不可欠です。事故の危険や機器の損傷を回避するため、接続ケーブルに損傷がある場合は、製造メーカー、サービス委託業者または適切な資格のある専門スタッフに交換を依頼してください。最上部の庫内レールの高さが160cmになるようにユニットを設置している場合は、同梱のステッカーでこれについて表示しなくてはいけません。
警告!運転開始・使用の前に必ずチェックしてください
- エアーバッファーの上部と下部を規定に従ってしっかり締めてください。 – 回転中のエアーバッファーで怪我をするおそれがあります!
- 庫内ラックまたはモービルオーブンラックを規定どおりに庫内にロックしてください。– 熱い液体が入っている容器が転落したり、庫内から滑り落ちて火傷をするおそれがあります!
- ユニットでの調理を始める前に、固形洗剤が庫内に残っていないか確認してください。固形洗剤の残りを取り除き、必要に応じて庫内をハンドシャワーで丹念にすすいでください。 – 化学火傷の危険!
安全上の注意
11 / 111
警告!業務用調理器具の設置・運転に関する各国・地域の基準・規定を遵守してください。ユニットの設置、サービス、メンテナンス、洗浄に誤りがあった場合、並びにユニットの改造は、器具の損傷、怪我、あるいは死亡事故につながる可能性があります。ユニットの運転前に、取扱説明書を入念にお読みください。このユニットは、業務用厨房における料理の調理目的にのみお使いください。それ以外の使用は目的に従わないものであり、危険です。発火性の物質を含む食材(アルコールを含む食材など)を調理することはできません。引火点の低い素材は、自動発火する可能性があります。 - および爆燃の危険!洗剤や水垢除去剤、および関連アクセサリーは、この説明書に記載された目的にのみ使用することができます。それ以外の使用は目的に従わないものであり、危険です。ガラスに損傷が生じた場合は、すぐにガラス全体を取り替えてください。
IEC 60417-6332認証によって、電気式スチームコンベクションオーブンを温く多湿の環境で設置することが許されます。
警告!ユニット内での食材の燻製についてユニット内での食材の燻製は、オリジナルRATIONAL燻製用アクセサリー「VarioSmoker」をご使用のもとでのみ行なってください。
警告!本体の天板に物を置かないでください。本体の天板に物を置かないでください。落ちると怪我をするおそれがあります。
安全上の注意
12 / 111
警告!ガス式ユニットのみ
- ユニットに換気フードが取り付けられている場合、運転中はこれを動作させてください。 - 火傷の危険!
- ユニットが煙突に接続されている場合、排気管を国ごとの規定に従って洗浄してください。 - 火災の危険!(設置業者にご相談ください)
- ユニットの排気管の上に物を置かないでください。 - 火災の危険!- ユニットの底の部分を物でふさがないでください。 - 火災の危険!- ユニットは風のない場所に設置してください。 - 火災の危険!
ガス臭がする場合の行動- ガスをすぐに止めてください!- 電気スイッチ類には触れないでください!- すぐに部屋を換気してください!- 火(覆いのない)あるいは火花を起こさないでください。- 外部の電話を使って、すぐに担当のガス会社に連絡してください!(ガス会社に連絡が
つかない場合は、管轄の消防署に連絡してください)
安全上の注意と保証
13 / 111
警告!使用中の安全上の注意
- 容器に液体を入れる場合、または調理中に液体化する食材を入れる場合は、容器がオペレーターからよく見える段のみ使用してください – 火傷の危険! 注意を記載したシールがユニットに同梱されています。
- 扉は常にゆっくり開けてください(熱い蒸気)。 – 火傷の危険!- 高温になった庫内にあるアクセサリーやその他の物体に触る際には、必ず熱保護服を着
用してください。 – 火傷の危険!- ユニットの外部温度が60℃以上になる場合があるので、操作部分以外には触れないで
ください。 – 火傷の危険!- ハンドシャワーならびにハンドシャワーから出てくる湯が高温である場合があります。
– 火傷の危険!- クールダウン・モード – クールダウン機能は、規定に従ってロックされたエアーバッ
ファーのもとでのみ起動してください。 – 怪我の危険!- ファンホイールには触れないでください。 – 怪我の危険!- 洗浄 – 強力な合成洗剤 – 化学火傷の危険! 洗浄の際には、適切な保護服、保護めがね、
手袋、顔面保護マスクを着用してください。「洗浄」の章の安全上の注意にご留意ださい。
- 発火しやすい、あるいは可燃性の物体をユニットの近くに置かないでください。 – 火災の危険!
- 移動調理仕様ユニットやモービルオーブンラックは、動かさない時は、ブレーキをかけてください。床に起伏があると、動いてしまう可能性があります。 – 怪我の危険!
- モービルオーブンラックを移動調理に使用する場合は常にホテルパンのロックをかけてください。熱い液体がこぼれ出ないよう、液体の入ったホテルパンにはカバーをかけてください。 – 火傷の危険!
- ラックトローリーは、モービルプレートラックやモービルオーブンラックの投入や取り出しの際には、しっかりとユニットに固定してください。 – 怪我の危険!
- モービルオーブンラック、モービルプレートラック、ラックトローリー、ならびにキャスターに取り付けたユニットを、平らでない床の上や敷居をまたいで動かす際には、傾く可能性があります。 – 怪我の危険!
安全上の注意と保証
14 / 111
保証設置および修理が認定技術スタッフによって実行されない場合や純正交換部品を使用していない場合、あるいは製造者が許可しない技術的変更があった場合、製造者による保証および製品責任は消滅します。
手入れ、点検、保守管理と修理
15 / 111
ステンレススチールの品質を保つため/衛生上の理由から/故障を防ぐため、ユニットは毎日、または洗浄のお知らせにしたがって洗浄しなくてはいけません。これに関しては、「洗浄」の章の指示に従ってください。高温の庫内温度(260°C以上)または高い焼き色度合い(焼き色 4/5)での、ならびに主に脂肪・ゼラチン質の食材を使った調理での連続運転は、調理スペースのパッキンの磨耗が早まる場合があります。非研磨性の洗剤を用いて調理スペースのパッキンを毎日洗浄すると、製品寿命が延びます。
警告!ユニットが洗浄されていなかったり洗浄が不十分な場合には、こびりついた油脂や食材のカスが庫内で発火する可能性があります。 ― 火災の危険!
- 蓄積した油脂や食材の残りが庫内で発火した場合、すぐにユニットを停止し、扉を閉めたままにして煙を閉じ込めてください。追加の消火作業が必要となった場合は、ユニットを無電荷状態にして、消火剤を使用してください(油脂による火災では水を使用しないこと)。
- 庫内の腐食を避けるため、水分を含んだ熱での調理(スチーム)のみおこなう場合でも毎日洗浄する必要があります。
- ユニットの洗浄には高圧洗浄器、スチームクリーナー、または直接の水噴射を用いないでください。保護等級IPx5を遵守してください。
- ユニットに酸をつけたり、酸のスチームにさらしたりしないでください。クロムニッケル鋼の不動態層が損傷し、ユニットが変色する可能性があります。
- 外部ハウジングの表面を洗浄するには、手洗い用洗剤などの家庭用一般食器洗剤を湿らせた柔らかい布につけてご使用ください。腐食性の、または刺激のある洗剤を使用しないでください。
- 弊社製の洗剤のみご使用ください。他社製の洗剤はユニットの損傷を引き起こす恐れがあります。弊社が推奨する洗剤・保護剤以外のものによってユニットに生じた損傷は保証の対象外となります。
- 研磨剤やこすり落とすタイプの洗剤は、使わないでください。
手入れ、点検、保守管理と修理
16 / 111
警告!エアフィルターのメンテナンスユニットはエアフィルターの汚れを自動的に認識します。エアフィルターが汚れると、サービス通知をおこない、エアフィルターを交換するようにお勧めします。ユニットの運転にはエアフィルターが必要です。エアフィルターの交換の際には以下の基準値にご注意ください。
ユニットサイズ 6 x 2/3 GN、6 x 1/1 GN、6 x 2/1 GN、10 x 1/1 GNならびに10 x 2/1 GNエアフィルターの品番 6 x 2/3 GN:40.04.771エアフィルターの品番6 x 1/1 GN、6 x 2/1 GN、10 x 1/1 GN、10 x 2/1 GN:40.03.461このエアフィルターはユーザー様によって取り外し、洗浄をおこなっていただけます。交換の際は、エアフィルターを正しい位置に、カチッという音がするまでしっかりとはめ込んでください。エアフィルターの交換に際しては、「ユニットの手入れ」の章にある指示に従ってください。
ユニットサイズ 20 x 1/1 GN、20 x 2/1 GNこのエアフィルターの交換は、認定サービスパートナーのみがおこなえます。
注意! ユニットの防水性能は、フィルターとカバーが完全に取り付けられた場合にのみ保証されます。
手入れ、点検、保守管理と修理
17 / 111
点検、メンテナンスおよび修理
危険 - 高電圧!- 検査・保守・修理作業は、研修を受けた専門スタッフのみ実行できます。- 洗浄(CleanJet ® 洗浄を除く)や検査、メンテナンス、修理作業の際には、ユニットの
電源供給を切ってください。- 車輪付きのユニット(移動可能)の場合、ユニットの移動によって電気ケーブルや上下
水道管が損傷することのないよう、ユニットがある程度以上動かないようにしてください。ユニットを外す場合は、電気ケーブルや上下水道管を正しく外しておく必要があります。ユニットを再び元の位置に戻す時は、ロック装置、電気ケーブル、上下水道管を規定通りに接続してください。
- ユニットを技術的に不備のない状態を保つために、最低年1回は弊社認定のサービスパートナーによるメンテナンスを受けてください。
機能部分
18 / 111
ユニット番号(扉を開くと見えます)ドラフトディバータ― (オプション)(ガス式ユニットのみ)庫内灯3重ガラスドアダブルガラスドア取っ手卓上型ユニット:スラムロック機能で片手操作床置き型ユニット:片手操作ガラス板を開くためのロック解除装置自動排水する内蔵ドアドリップパン (内側)排水管に直接接続された本体ドリップパンユニット基台本体脚部 (高さの調整可能)銘板(使用電力、ガスの種類、電圧、相数、周波数、ユニットタイプ、ユニット番号、オプション番号などの重要データ)制御パネル電気系設備スペースのカバーハンドシャワー (オプション)(自動巻取りシステム付き)投入レール (床置き型)エアフィルター(卓上型) (設置空間への流入空気)エアフィルター(床置き型) (設置空間への流入空気、ユニットの後部)
CombiMaster Plus 61 下段:サーモ棚
ユニット使用に関する説明
19 / 111
- ユニットの近くで熱源(グリルプレートやフライヤーなど)を使わないでください。- このユニットは、5 °C以上の室温のもとでのみご使用ください。周囲温度が5℃より低
い場合は、運転開始前にユニットを5℃以上に温めてください。- 扉が開くと同時に、ヒーターとファンが自動的に停止します。内蔵のファンブレーキが
起動し、ファンのスピードが少しの間落ちます。- グリルやロースト調理(鶏肉など)では、常に調理品の下に油脂受け容器をセットして
ください。- 弊社の耐熱性純正アクセサリーのみご使用ください。- アクセサリーは、使用前に必ず洗浄してください。- 長い間停止する場合(夜間など)は、扉を少し開けておいてください。- 扉にはスラムロック機能が備わっています。標準型の扉は、取っ手を縦にしないと、
しっかり閉まりません。- 長時間運転を休止する場合(休業日など)は、ユニットへの水、電気、ガスの供給を停
止してください。- このユニットは、ゴミ箱や自治体の収集所の中古機器コンテナなどには捨てられませ
ん。ユニットの廃棄処理の際には、当社がお手伝いします。
ユニットサイズごとの最大投入量6 x 2/3 GN 20 kg (ラックごとに最大10 kg)6 x 1/1 GN 30 kg (ラックごとに最大15 kg)6 x 2/1 GN 60 kg (ラックごとに最大30 kg)10 x 1/1 GN 45 kg (ラックごとに最大15 kg)10 x 2/1 GN 90 kg (ラックごとに最大30 kg)20 x 1/1 GN 90 kg (ラックごとに最大15 kg)20 x 2/1 GN 180 kg (ラックごとに最大30 kg)
ユニット使用に関する説明
20 / 111
最大投入量を超える場合は、ユニットに損傷が生じる可能性があります。また、マニュアル・クッキングブックに記載の、食材の最大積載量を守ってください。
庫内ラック付き卓上型ユニット 6 x 2/3 GN- 右側の取り外しには、上部の庫内ラックを掴んでこれ
を上に押してください。これで庫内ラックが2つのロックボルトから外れ、取り外せます。
- 取り付けの際は、庫内ラックのアイボルトをロックボルトに入れ、アイボルトがロックボルトにカチッとはまるまで、これを押します。
- 左の庫内ラックの取り外しの際は、ラックを少し持ち上げて、庫内でこれを右に回し、両ロック鉤をエアーバッファーから外します。続いて、エアーバッファーの上下の掛け金をドライバーで外し、庫内ラックをエアーバッファーと一緒に取り外します。左側の庫内ラックはエアーバッファーと一緒にしか取り外せません。
庫内ラック付き卓上型ユニット(6 x 1/1 GN、6 x 2/1 GN、10 x 1/1 GN、10 x 2/1 GN)
- 取り外しの際は、中央の庫内ラックを少し持ち上げてください。これをまず前下部のロック、次に上部のロックから外します。
- 庫内ラックを庫内の中央に向けて回します。- 庫内ラックを持ち上げて、固定具から取り外します。
取り付けは、逆の順序で行います。
ユニット使用に関する説明
21 / 111
卓上型ユニットでの、モービルオーブンラック、モービルプレートラック、ラックトローリー(オプション)を使った作業
- 庫内ラックを上記の説明に従って取り外してください。
- ユニット底部にある専用固定装置にレールを敷いてください。正確に固定するようご注意ください(4段階)。
- ユニットはラックトローリーとちょうど同じ高さにし、水準をあわせてください。
- ラックトローリーを、ストッパーに届くまでレール上で押し、ラックトローリーが規定どおりにユニットに固定されているかを確認してください。
- モービルオーブンラックまたはモービルプレートラックを、ストッパーに届くまでユニットに押し込み、ユニット内のロック機能が作動しているかを確認してください。
- モービルオーブンラックまたはモービルプレートラックを取り外すには、ロックを外し、ワゴンを庫内から引っ張り出してください。芯温センサーは事前にレールの停止位置にセットしてください。
- 移動中は、モービルオーブンラックまたはモービルプレートラックがラックトローリーにしっかりと固定されているようにしてください。
機材の使用についてのヒント
22 / 111
芯温センサーを使った作業
注意!芯温センサーは、熱くなる可能性があります ― 火傷の危険!
芯温センサーは、常に食材の最も厚みのある部分に斜めに差し込み、センサーのほとんどの部分が食材の中にある状態にしてください。焼成中に大きく膨らむ菓子類などの場合は、芯温センサーは中央部分に垂直に差すようにしてください。
最も厚い部分に差し込む 斜めに差し込む
複数の肉片に差す 斜めに差し込む
機材の使用についてのヒント
23 / 111
胸肉に差し込む 魚の最も厚い部分に差し込む
- 芯温センサーは常に説明書の通りに、指定された位置に置いてください ― 損傷の危険!- 芯温センサーを、庫内からぶら下げたままにしないでください ― 損傷の危険!- 庫内から食材を取り出す前に、食材から芯温センサーを外してください ― 損傷の危険!
USBポートの使用に関する説明
24 / 111
USBポートは、データのエクスポートとインポート、ならびにUSBスティックを用いたソフトウェア・アップデートのみを目的として設置されています。つまり、携帯電話など、他の電気機器のロードや使用のためではありません。
機材の使用についてのヒント
25 / 111
ハンドシャワーの取り扱い- ハンドシャワーは、ホースを最低でも20cm引き出して使用してください。- ハンドシャワーはレバーの握り加減で放水量を調節できます。- ハンドシャワーを停止位置に戻す場合には、常にゆっくり戻してください。
注意!ハンドシャワーやハンドシャワーから出る水は、高温になることがあります – 火傷の危険!
ハンドシャワーにはストッパーがついていません。強く引きすぎるとホースが損傷します。ハンドシャワーの使用後にはホースを必ず完全に巻き取るようにしてください。ハンドシャワーは庫内の冷却には使えません -庫内、エアーバッファー、ドアガラスなどが損傷する危険性があります。
操作エレメント
26 / 111
調理モードスイッチ
スチーム(30 °C~130 °C)
ホットエアー(30 °C~300 °C)
スチームとホットエアーのコンビネーション(30 °C~300 °C)
Finishing (30 °C~300 °C)
クールダウン
プログラミング/プログラムの開始と洗浄
プログラミング/プログラムの開始(CombiMaster(R) 61Eのみ)
湿度の設定/固形洗剤と固形クリアリンスの数の表示
庫内温度の設定
庫内温度の選択スイッチ
基本操作
28 / 111
操作
ご希望の運転モードを選択してください。
ご希望の庫内温度を選択してください。
ご希望の調理時間/芯温を選択してください。 調理時間は、0~2時間は1分間隔で、2~3時間は5分間隔で、3~6時間は15分間隔で、6~24時間は30分間隔で設定できます。
矢印キーで、ご希望の庫内環境を選択してください。
ご希望のファンスピードを選択してください。
選択ダイヤルを、端まで(手ごたえがあるまで)右に回してください。
基本操作
29 / 111
注意:
庫内の温度が高すぎると、運転モードの表示が点滅します。(庫内を冷却するには、『Cool Down』の章をご確認ください。)
加熱中はキーが点灯します。
調理終了は、ブザー音で通知されます。
エラー表示:
水不足 ― 蛇口を開いてください。 水が一杯になったら、表示が消えます。
ガスリセット-『調理時間』キーを押すと再点火されます。 表示が繰り返される場合は、販売店にご連絡ください!
ClimaPlus ®
30 / 111
ClimaPlus®は、庫内の湿度を計測・制御します。 それぞれの食材に対して、その食材に合わせた最高の調理環境を環境ウィンドウで設定できます。
スチーム:ClimaPlus ® は、出荷時には湿度100%に設定されています。
ホットエアー:ClimaPlus ® により、庫内の湿度を制限することができます。赤い棒とそれに付随するパーセント数により、庫内の最大許容湿度が表示されます。 ディスプレイに表示される赤の部分が増えると、それだけ庫内が乾燥し、湿度が下がっていることになります。
コンビスチーム:スチームとホットエアーの混合の度合いを設定できます。環境ウィンドウに表示される青い棒の数が増えれば、それだけ庫内の湿度が上がっていることになります。
矢印が上向きに点灯 -庫内の湿度を上昇させます。
矢印が下向きに点灯 ― 庫内が除湿されます。
ClimaPlus ®
31 / 111
調理時間もしくは芯温キーを押して、現在の庫内湿度を表示してください。
連続運転の場合は、出来るだけ資源を大切にするために、標準庫内湿度のご利用(例えば、ドライヒートの場合:100%)をお勧めします。
調理モードの概観
32 / 111
調理モード「スチーム」(30 °C~130 °C)新しいスチーム制御機能付きの高性能フレッシュスチーム発生器が、常に衛生的で新鮮なスチームを発生させます。水を加える必要も、沸騰までの時間を待つ必要もありません。安定した庫内温度、最高のスチーム密度でむらなくやさしく調理します。野菜の調理においては、色合いや歯ごたえを保ち、ビタミン等の栄養素の損失を防ぎます。調理モード「スチーム」は、炒め煮、ポーチ、スチーム、火通し、煮立て、湯通し、ゆがきに適しています。
調理モード「ホットエアー」(30 °C~300 °C)高速で循環するホットエアーが食材を均等に包み込みます。肉の調理においては、たんぱく質が素早く固まるため、中の肉汁を閉じ込め、非常にジューシーな仕上がりとなります。最高300℃のドライヒートで連続運転することができ、全段投入時にもパワーを発揮します。薄切り肉もジューシーに仕上がるほか、パンや焼き菓子の焼成にも最適です。
調理モード「スチームとホットエアーのコンビネーション」(30 °C~300 °C)スチームとホットエアーのコンビネーションでは、歩留まりの良さや調理時間の短縮、ジューシーな仕上がりといったスチームの利点と、風味の良さ、表面の香ばしさといったホットエアーの利点を組み合わせることができます。食材を裏返す手間もいらず、短い調理時間で、最大50%まで歩留まりを向上させることができます。
調理モード「Finishing」(30 °C~300 °C)Finishingでは、調理と配膳を完全に切り離すことができます。アラカルト調理においてもバンケット調理においても、最高の庫内環境と最短の時間で、事前に調理・冷蔵しておいた料理を配膳に最適な温度にまで仕上げることができます。プレート、皿、あるいはホテルパンの上でも実行可能です。これにより調理の柔軟性が増すと同時に、保温の必要がなくなるので、料理の品質劣化を防ぐこともできます。
調理モードの概観
33 / 111
「クールダウン」クールダウン機能によって、高温の庫内を迅速かつやさしく冷却して、低温調理やマニュアル洗浄を実行できます。
「プログラミング/プログラムの開始/洗浄」プログラミング機能により、プログラムをマニュアルで作成、保存できます。頻繁に繰り返す調理プロセスのためには、最大6ステップのプログラムを100件まで保存できます。こうすれば補助スタッフに任せても常時一定の品質が確保できます。自動洗浄*を利用すれば、スタッフを追加投入することなく、ユニットの基本衛生状態を再び元の状態に戻すことができます。* CombiMaster® 61 E:マニュアル洗浄
調理モード『スチーム』
34 / 111
調理モード『スチーム』では、スチーム発生器が衛生的で新鮮な蒸気を発生させます。庫内温度は30℃~130℃で設定できます。調理方法: 蒸し、ボイル、湯通し、真空調理、解凍、熱処理
step インフォ/キー 説明
1 調理モード『スチーム』を選択してください。
2
選択ダイヤルを、端まで(手ごたえがあるまで)左に回し、予熱してください。ディスプレイに『PreEH』と表示されます。 予熱が完了すると、ブザー音で通知され、ディスプレイに『LoAd』と表示されます。
3 ご希望の調理温度を設定してください。 標準値は沸点です。
4 キーを押して、調理時間を設定してください。
5ご希望の調理時間を設定してください(例:1時間6分)。連続運転の場合は、選択ダイヤルを時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
4 もしくは『芯温』キーを押して、ご希望の芯温を設定してください。
5 ご希望の芯温を選択してください。
調理モード『スチーム』
35 / 111
- 予熱と投入が終了すると、ブザー音が鳴って、ディスプレイに00:00と表示され、ご希望の調理時間または芯温を設定するようにリクエストされます。
- 予熱温度に達した後、何もしないと、10分後にヒーターがオフになります。
- 調理時間または調理温度の設定は、10秒後に確定されます。 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
- 庫内温度の現在値は、調理モード『スチーム』の場合、0%または100%と表示されます。スチームが十分に発生するまで、庫内湿度100%と表示されません。
- ご希望の調理時間を設定してください。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
調理モード『スチーム』
36 / 111
調理例 仕込み野菜・キノコ類・ベーコン・ハムなどの湯通し、玉ねぎ・栗などの皮むき、コンカッセ・詰め物などの下処理、スープ、ソース、フォン、フュメ、殺菌処理など。 前菜スクランブルエッグ、ポーチドエッグ、ゆで卵、野菜のフラン、野菜の詰め物料理、ガランティン、ダンプリング、テリーヌ、真空調理など。 スープの具ラビオリ、野菜のロワイヤル、すり身団子、クノーデル、ファルセ、ダンプリングなど。 主菜ボイルドビーフ、ボイルドハム、ボイルドソーセージ、アイスバイン、ゼリー寄せ、各種肉・魚料理、真空調理など。 副菜リゾットなどの米料理、蒸し野菜、各種ポテト料理、パスタ、麺料理、フラン、ポレンタなど。 デザートフルーツのコンポート、プリン、ライスプディングなど。
調理モード『スチーム』
37 / 111
調理方法が同一であれば、肉や魚、野菜、果物等を同時に調理することができます。根菜類は穴あきホテルパンで調理してください。スチームが穴から浸透することにより、調理時間が短縮されます。点心などの生地もの、団子類は平たいふた付きホテルパンに間隔をあけて並べてください。トマトの皮むきが簡単にできます。約1分間「スチーム」で調理し、その後冷水で急速冷却します。庫内温度の目安スープの具: 75-90℃魚介類: 65-90℃肉・ソーセージ類: 72-75℃ホワイトミート: 75-85℃鳥肉: 80℃デザート: 65-90℃真空調理の際は出汁、調味液の正確な用量と煮詰まりに注意してください。
調理モード『ホットエアー』
38 / 111
調理モード『ホットエアー』では、高性能加熱器が乾燥した空気を加熱します。庫内温度は30℃~300℃で設定できます。必要に応じて、庫内の湿度を制御することができます。調理方法: ベイク、ロースト、グリル、フライ、グラタン、グラッセ
step インフォ/キー 説明
1 調理モード『ホットエアー」を選択してください。
2
選択ダイヤルを、端まで(手ごたえがあるまで)左に回し、予熱してください。ディスプレイに『PreEH』と表示されます。 予熱が完了すると、ブザー音で通知され、ディスプレイに『LoAd』と表示されます。
3 ご希望の調理温度を設定してください。
4 ご希望の庫内湿度を選択するか、標準設定のまま調理してください。
5 キーを押して、調理時間を設定してください。
6ご希望の調理時間を設定してください(例:35分)。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
5 もしくは『芯温』キーを押して、ご希望の芯温を設定してください。
6 ご希望の芯温を選択してください。
調理モード『ホットエアー』
39 / 111
- 予熱と投入が終了すると、ブザー音が鳴って、ディスプレイに00:00と表示され、ご希望の調理時間または芯温を設定するようにリクエストされます。
- 予熱温度に達した後、何もしないと、10分後にヒーターがオフになります。
- 調理時間または調理温度の設定は、10秒後に確定されます。 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
- ご希望の調理時間を設定してください。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
調理モード『ホットエアー』
40 / 111
調理アイテム例 仕込みフォンドボー用骨のロースト、ベーコンの乾燥、発酵。 前菜ミートボール、スフレ、野菜のオーブン焼き、野菜のパイ、パイ、ローストビーフ、チキン・ウィングス、フィンガー・フード、鴨胸肉、キッシュ、クッキー、タルトレット。 スープの具ビスキュイ・シェーベルル(オーストリア風スープの浮き実)、ハムシェーベルル、チーズクルトン。 主菜ステーキ、ランプステーキ、Tボーンステーキ、レバー、ハンバーグ、鶏胸肉、鶏もも肉、ローストチキン(一羽/半羽)、七面鳥、鴨胸肉、ウズラ、揚げ物、冷凍揚げ物、カツレツ、ピザ。 副菜ポテトパンケーキ、ベイクドポテト、ポテトグラタン、ジャガイモのホイル焼き、ポテトスフレ。 デザートスポンジケーキ、パウンドケーキ、ビスケット、パイ生地、クロワッサン、パン、プチパン、バゲット、クッキー、アプフェルシュトルーデル、冷凍(焼成済)ベイクアイテム。
調理モード『ホットエアー』
41 / 111
調理時間調理時間は、食材の大きさ、量、状態によって異なります。食材は熱風が均一に回るよう、グリッドやホテルパンに間隔をあけて並べるようにしてください。 ショートグリルの一般的ヒント- 予熱 はなるべく高温(300 °C)で実施し、庫内温度を保つようにしてください。- なるべく 迅速に投入し、 庫内温度の低下を回避してください。 衣揚げさまざまな種類の衣をつけて調理することができます。衣に軽く油脂を染み込ませると、しっかりとした揚げ色が付きます。調理時間の目安:肉の厚さ1cmごとに約8~10分最適な厚さ: 1.5~2 cmアクセサリ: ベーキングトレイまたはエナメルトレイ。両面の揚げ色を均一にするため、食材の厚さや大きさをそろえてください。 グラタン肉類、魚介類、野菜、パンなど。アクセサリ: 20mmのホテルパンなど。 ベイク焼成温度: 従来のオーブンより約20~25℃低い温度。冷凍のベイクアイテムの場合、300℃で予熱してください。また、焼成の少し前に冷凍庫から出し、室温になじませてください。アクセサリ: 穴あきベーキングトレイ、ベーキングトレイ、またはエナメルトレイ。
調理モード『コンビスチーム』
42 / 111
『スチーム』と「ホットエアー』のコンビネーションです。この調理モードは高温の庫内で早く火を通す調理に適しています。庫内温度は30℃~300℃で設定できます。必要に応じて庫内の湿度を制御することができます。調理方法: ロースト、ベイク、Finishing®
step インフォ/キー 説明
1 調理モード『コンビスチーム』を選択してください。
2
選択ダイヤルを、端まで(手ごたえがあるまで)左に回し、予熱してください。ディスプレイに『PreEH』と表示されます。 予熱が完了すると、ブザー音で通知され、ディスプレイに『LoAd』と表示されます。
3 ご希望の調理温度を設定してください。
4 ご希望の庫内湿度を選択するか、標準設定のまま調理してください。
5 キーを押して、調理時間を設定してください。
6ご希望の調理時間を設定してください。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
5 もしくは『芯温』キーを押して、ご希望の芯温を設定してください。
6 ご希望の芯温を選択してください。
調理モード『コンビスチーム』
43 / 111
- 予熱と投入が終了すると、ブザー音が鳴って、ディスプレイに00:00と表示され、ご希望の調理時間または芯温を設定するようにリクエストされます。
- 予熱温度に達した後、何もしないと、10分後にヒーターがオフになります。
- 調理時間または調理温度の設定は、10秒後に確定されます。 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
- ご希望の調理時間を設定してください。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
調理モード『コンビスチーム』
44 / 111
調理アイテム例 仕込みフォンドボー用骨のロースト 前菜キッシュ・ロレーヌ、野菜のグラタン、フラン、ムサカ、ラザーニャ、カネロニ、パエリヤ、マカロニグラタン。 主菜ロースト各種(牛、仔牛、豚、ラム、鳥、ジビエ)、詰め野菜(ピーマン、なす、キャベツ、たまねぎ)、野菜のオーブン焼き、ファルシー、穀物入りフラン、オムレツ。 副菜ポテトグラタン、煮物、炒め物、冷凍食品。 その他パン、プレッツェル(冷凍生地、生の生地)。
調理モード『コンビスチーム』
45 / 111
均一に火が通るよう、食材は間隔をあけて並べてください。皮付き肉や大きめのローストの場合、調理時間の約1/3を目安にスチームをあててください。肉汁をローストした骨を入れたホテルパンで受けて集めると美味しいソースになります。ソースの調理:- ホテルパンを肉を投入した下の段に入れます。- 骨、ミルポア(たまねぎ、人参、セロリ)、香辛料をホテルパンに入れ、肉の下で同時にローストします。- ワインや水を加えます。- 肉を調理している間、ゆっくりと煮込みます。- 濃厚なソースのベースになります。肉のロール巻きホテルパンに巻いた肉を入れ、熱いソースを流し入れ、ふたをして調理してください。
調理モード Finishing ®
46 / 111
『スチーム』と『ホットエアー』の2つの調理モードを相互に組み合わせます。食材の乾燥やベタつきを防ぎ、最適な庫内環境を調整します。庫内温度は30℃~300℃で 設定できます。
step インフォ/キー 説明
1 調理モード『Finishing® 』を選択してください。
2
選択ダイヤルを、端まで(手ごたえがあるまで)左に回し、予熱してください。ディスプレイに『PreEH』と表示されます。 予熱が完了すると、ブザー音で通知され、ディスプレイに『LoAd』と表示されます。
3 推奨庫内温度は140 °Cですが、庫内温度は調理アイテムに合わせて変更できます。
4 ご希望の庫内湿度を選択するか、標準設定のまま調理してください。
5 キーを押して、調理時間を設定してください。
6
ご希望の調理時間を設定してください。皿に盛りつけられた料理のフィ二シング時間は、通常約8分です。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
5 もしくは『芯温』キーを押して、ご希望の芯温を設定してください。
6 ご希望の芯温を選択してください。
調理モード Finishing ®
47 / 111
- 予熱と投入が終了すると、ブザー音が鳴って、ディスプレイに00:00と表示され、ご希望の調理時間または芯温を設定するようにリクエストされます。
- 予熱温度に達した後、何もしないと、10分後にヒーターがオフになります。
- 調理時間または調理温度の設定は、10秒後に確定されます。 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
- Finishing® の時間は、料理、食材の種類、状態、数、提供温度によって異なります。
- ご希望の調理時間を設定してください。 連続運転の場合は、選択ダイヤルを、時計回りに端まで(手ごたえがあるまで)回してください。
調理モード Finishing ®
48 / 111
調理アイテム例 前菜ラザニア、キッシュ・ロレーヌ、野菜料理など。 主菜ロースト肉各種、ミートローフ、キャセロール料理、冷凍メニュー、ロール肉料理、野菜の詰め物。 副菜煮物、炒め物、グラタン。 デザートシュトルーデル、果物のコンポートなど。
調理モード Finishing ®
49 / 111
宴会調理/大量調理モービルプレートラックでのFinishing®- 大量を短時間で- 庫内への投入、取り出しがスムーズ- 配膳までの時間短縮により、回転率やサービス量、キャパシティが向上- モービルプレートラックには直径31cmのお皿まで搭載可能お皿に盛りつけた状態でFinishing® しますので、熱い料理を熱いまま提供できます。サーモカバー:短時間の待機や運搬中の保温にお皿の上の料理はできるだけ均等に、隙間をあけて盛り付けてください。食材には少量のバターまたはオイルを含ませておいてください。ソース:ソースは基本的にFinishing® の後にかけてください。大きめの食材は、調理時間が長くかかります。
Cool Down
50 / 111
高温での調理の後に、続けて低めの温度での調理を行う場合には、『Cool Down』機能ををお使いください。庫内が素早くかつ本体に負担をかけずに冷却されます。
警告!- 『Cool Down』はエアーバッファーが完全に止まったのを確認してからスタートさせてくださ
い。- 『Cool Down』の最中は、ドアを開けてもファンは止まりません。- ファンには決して手を触れないでください ― 怪我の危険!- 『Cool Down』の最中は、庫内から高温の蒸気が排出します ― 火傷の危険###
step インフォ/キー 説明
1 ドアを閉めてください。
2 Cool Down を選択してください。
3 ドアを開けてください。
プログラムモード
51 / 111
プログラミング機能を使って、調理プログラムを作成・保存することができます。日常よく使う調理プロセス用に、最大6ステップ2x50プログラムをプログラミングすることができます。これにより、誰でも常に同じクオリティでの調理を行うことができるのです。
プログラムを作成
step インフォ/キー 説明
1 選択ダイヤルで『Prog/Clean | Start』を設定してください。
2保存しているプログラムは、温度用の設定ボタンを使って「1~50」と「51~100」に切り替えできます。
3 空いているプログラムを選択してください(例: P4)。
4 ディスプレイが点滅するので、プログラムが空いていることが確認できます。
5 キーを押してください。
6ディスプレーに『S1』(ステップ1の意)と表示され、『Prog/Clean | Start』キーが点滅します。
7 調理モード(例:『スチーム』)を選択してください。
8 ご希望の調理温度を設定するか、標準設定のまま調理してください。
プログラムモード
52 / 111
step インフォ/キー 説明
9 キーを押して、調理時間を設定してください。
10 ご希望の調理時間を設定してください。
11 キーを押してください。
12次の調理モード(例:『ホットエアー』)を選択してください。ディスプレイに『S2』と表示され、確定します。
13 ご希望の調理温度を設定してください。
14 ご希望の庫内湿度を選択するか、標準設定のまま調理してください。
15 キーを押して、調理時間を設定してください。
16 ご希望の調理時間を設定してください。
17 または、『芯温』キーを押してください。
プログラムモード
53 / 111
step インフォ/キー 説明
18 ご希望の芯温を選択してください。
19 キーを押してください。
20 選択ダイヤルで『Prog/Clean | Start』を設定し、プログラムを保存してください。
- プラグラミングのための『Prog/Clean | Start』キーが消えた場合は、もう一度押してください。
- 次のプログラムステップも同じ調理モードで調理する場合は、一度別の調理モードを選択してから本来の調理モードを選択するようにしてください。
- プログラムは予熱で始めてください(選択ダイヤル『調理時間』を手ごたえがあるまで左に回す)。
- 最高ステップ数に到達した場合は、ディスプレイに『----』と表示されます。 『Prog/Clean |Start』を押して、終了してください。
- 調理時間または調理温度の設定は、10秒後に確定されます。 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
プログラムモード
54 / 111
プログラムのスタート
step インフォ/キー 説明
1 選択ダイヤルで『Prog/Clean | Start』を設定してください。
2 ご希望のプログラムを選択してください。
3 『Prog/Clean | Start』を押して、スタートしてください。
プログラムモード
55 / 111
- 空いているプログラムは、ディスプレイ上で点滅します。
- 調理中、『調理時間/芯温』のディスプレイ画面に、残り調理時間が表示されます。 プログラムに芯温計測を必要とするステップが含まれている場合、残り時間はこのステップの後に表示されます。
- 芯温から調理時間への変更、またこの逆も不可能です。
- プログラムを中断するには、庫内ドアを開けてください。 プログラムの選択を取り消すには、他の運転モードを選択するか、ユニットの電源をオフにしてください。
- 設定を変更したい場合は、選択ダイヤルをまず0に回し(時計の12時の位置)、それからご希望の時間または温度を設定してください。
運転中にキーを押して、現在のステップの調理時間を変更することができます。 新しい数値は保存されません!
運転中にキーを押して、現在のステップの芯温を変更することができます。 新しい数値は保存されません!
プログラムモード
56 / 111
プログラムの確認
step インフォ/キー 説明
1 選択ダイヤルで『Prog/Start』を設定してください。
2 ご希望のプログラムを選択してください。
3『Prog/Start』を押して、プログラムの最初のステップを表示させてください。もう一度押すと、次のステップが表示されます。ドアは開けたままにしてください。
- 空いているプログラムは、ディスプレイ上で点滅します。
- 『調理時間/芯温』のディスプレイ画面で、プログラムの残り調理時間が表示されます。 プログラムに芯温計測を必要とするステップが含まれている場合、残り時間はこのステップの後に表示されます。
- プログラムステップを呼び出した後は、『Prog/Start』キーを押すと、再び最初からスタートできます。
プログラムモード
57 / 111
プログラムを削除
step インフォ/キー 説明
1 選択ダイヤルで『Prog/Start』を設定してください。
2 プログラムを選択してください(例:P4)。
4 『Prog/Start』キーを5秒間押し続けてください。
5 削除に成功すると、プログラムが点滅します。
個々のプログラムステップを削除・変更することは不可能です。
プログラムのダウンロード
58 / 111
ダウンロード機能を利用して、お客様個別のプログラムをUSBスティックに保存することができます。
USBスティックは、本体の電源を切ってから差し込んでください。
step インフォ/キー 説明
1本体の電源を切って、USBスティックを操作パネル下のインターフェースに差し込んでください。
2 選択ダイヤルで『Prog/Start』を設定してください。
3 選択ダイヤルを右に回してください。
4 ディスプレイが左のように表示されます。
5 キーを押して、プログラムをUSBスティックに保存してください。
プログラムのアップロード
60 / 111
アップロード機能を利用して、お客様個別のプログラムをUSBスティックから本体に移行して保存することができます。
USBスティックは、本体の電源を切ってから差し込んでください。
step インフォ/キー 説明
1本体の電源を切って、USBスティックを操作パネル下のインターフェースに差し込んでください。
2 選択ダイヤルで『Prog/Start』を設定してください。
3 選択ダイヤルを右に回してください。
4 ディスプレイが左のように表示されます。
5 キーを押して、プログラムを本体に移行させてください。
プログラムのアップロード
61 / 111
step インフォ/キー 説明
6プロセスが終了すると、ディスプレイに『End』と表示されます。 USBスティックを抜いてください。
プログラムをアップデートすると、保存されていた既存のプログラムは上書きされます。既存のプログラムは、USBスティックにバックアップとして保存してください
HACCP
62 / 111
HACCPデータは自動的に10日間保存され、本体のインターフェースから出力することができます。
USBスティックは、本体の電源を切ってから差し込んでください。
step インフォ/キー 説明
1本体の電源を切って、USBスティックを操作パネル下のインターフェースに差し込んでください。
2 選択ダイヤルで『Prog/Start』を設定してください。
3 選択ダイヤルを右に回してください。
4 ディスプレイが左のように表示されます。
5 キーを押して、HACCPデータをUSBスティックに移行してください。
HACCP
63 / 111
step インフォ/キー 説明
6プロセスが終了すると、ディスプレイに『End』と表示されます。 USBスティックを抜いてください。
以下のデータが記録されます:- 投入量‐ 時刻- 調理ブログラム名- 庫内温度- 芯温- ドア開 / ドア閉- 運転モード変更- エネルギー最適化装置接続- 1/2エネルギー
ソフトウェアのアップデート
64 / 111
USBスティックを利用して、ソフトウェアのアップデートを実施することが可能です。
USBスティックは、本体の電源を切ってから差し込んでください。
step インフォ/キー 説明
1本体の電源を切って、USBスティックを操作パネル下のインターフェースに差し込んでください。
2 『ClimaPlus®』キーと『Prog/Start』キーを、同時に押してください。
3本体の電源をオンにしてください。アップデートのプロセスが終了すると、選択した調理モードの標準値(庫内温度など)が表示されます。
摂氏/華氏の設定
65 / 111
本体の調理温度は摂氏または華氏で表示できます。表示を変更するには、次のように行ってください。
step インフォ/キー 説明
1 『Prog/Start』を選択してください。
2 選択ダイヤルを右に回してください。
3 ディスプレイが左のように表示されます。
4 キーを押してください。
5 調理時間/芯温のディスプレイ画面に、『°C』(摂氏)が表示されます。
6 選択ダイヤルを回してください。
7 表示が摂氏から華氏に変わります。
時刻/日付の設定
67 / 111
本体の時刻/日付は下記の方法で設定してください。HACCPデータの正確な分析を行うためには、正しい時刻と日付の設定が必要です。
step インフォ/キー 説明
1 『Prog/Start』を選択してください。
2 選択ダイヤルを右に回してください。
3 ディスプレイが左のように表示されます。
4 キーを押してください。
8上部ディスプレイに、時刻(~時)が表示されます。 下部ディスプレイに現在時刻(~時)が表示されます。
9下部の選択ダイヤルを回して、時刻(~時)を設定し、『Prog/Start』キーを押して保存してください。
10上部ディスプレイに、時刻(~分)が表示されます。 下部ディスプレイに現在時刻(~分)が表示されます。
時刻/日付の設定
68 / 111
step インフォ/キー 説明
11下部の選択ダイヤルを回して、時刻(~分)を設定し、『Prog/Start』キーを押して保存してください。
12上部ディスプレイに、日付が表示されます。 下部ディスプレイに今日の日付(~日)が表示されます。
13下部の選択ダイヤルを回して、日付(~日)を設定し、『Prog/Start』キーを押して保存してください。
14上部ディスプレイに、日付(~月)が表示されます。 下部ディスプレイに今日の日付(~月)が表示されます。
15下部の選択ダイヤルを回して、日付(~月)を設定し、『Prog/Start』キーを押して保存してください。
16上部ディスプレイに、日付(~年)が表示されます。 下部ディスプレイに今日の日付(~年)が表示されます。
17下部の選択ダイヤルを回して、日付(~年)を設定し、『Prog/Start』キーを押して保存してください。
洗浄 CombiMaster ® Plus
69 / 111
洗浄の開始
CleanJet ® は、庫内洗浄のための自動洗浄システムです。3つのクリーニングプログラムがあるので、汚れの状態に応じて洗浄することができます。自動洗浄はユニットタイプCombiMaster ® Plusでのみご利用いただけます。CombiMaster® タイプのユニットではマニュアル操作での洗浄となります(「マニュアル洗浄」の項を参照)。
注意!- 衛生上の理由から、そして故障を避けるため、ユニットは毎日洗浄する必要があります。 – 火
災の危険!- ユニットを「スチーム」モードでのみ運転する際でも毎日の洗浄は不可欠です。- 弊社製の固形洗剤と固形クリアリンスのみご使用ください。他社製の洗剤を使用すると、ユ
ニットに損傷をもたらすおそれがあります。二次損害についての保証は負いかねます。- 洗剤を入れすぎると、泡が立ってしまうことがあります。- 熱い庫内(50 °C)には絶対に固形洗剤を入れないでください。- 長い間停止する場合(夜間など)は、扉を少し開けておいてください。- 調理スペースのパッキンを毎日洗浄すると、製品寿命が延びます。調理スペースのパッキンの
洗浄には、柔らかい布と刺激の少ない洗剤を使用してください(研磨剤は使わないでください)。
- 内側・外側のガラスならびにユニットの外部ハウジングの洗浄には、柔らかく、湿った布が最適です。研磨性や侵食性の洗剤は使用しないでください。洗浄には刺激の少ない、世帯一般用食器用洗剤をご使用になり、ステンレスは専用お手入れ剤で定期的に洗浄してください。
洗浄を実行する際には、庫内温度は50℃以下でなくてはいけません(「クールダウン」の章を参照)。洗浄では、CLE1(強度の汚れ)、CLE2(軽度の汚れ)、CLE3(簡単洗浄 )。
step インフォ/キー 説明
1最上部の回転スイッチを「プログラム/クリーン| 開始(Prog/Clean | Start)」キーにあわせます。
洗浄 CombiMaster ® Plus
70 / 111
step インフォ/キー 説明
2温度選択スイッチを右に回して「CLE1」、「CLE2」または「CLE3」をご希望に応じて選択してください。
3選択した洗浄プログラムに応じて「CLE1」、「CLE2」、または「CLE3」がディスプレイに表示されます。
4 キーを押してください。
5_1
すると、各洗浄プログラムに必要な固形洗剤または固形クリアリンスの数が交互に表示されます。例えば、「CL 3」と「rl 2」が交互に表示されている場合、固形洗剤が3個と固形クリアランスが2個必要となります。
5_2
すると、各洗浄プログラムに必要な固形洗剤または固形クリアリンスの数が交互に表示されます。例えば、「CL 3」と「rl 2」が交互に表示されている場合、固形洗剤が3個と固形クリアリンスが2個必要となります。
6_1
この表示に加え、湿度バーが固形剤の色にあわせて点滅します。点灯している部分は、固形剤を何個挿入しなくてはいけないかを示します。例:赤が3つ点いていれば、固形洗剤が3個。または、青が2つ点いていれば、固形クリアリンスが2個。
6_2
この表示に加え、湿度バーが固形剤の色にあわせて点滅します。点灯している部分は、固形剤が何個挿入されなくてはいけないかを示します。例:赤が3つ点いていれば、固形洗剤が3個。または、青が2つ点いていれば、固形クリアリンスが2個。
洗浄 CombiMaster ® Plus
71 / 111
step インフォ/キー 説明
7 扉を開けて下さい 扉を開けて固形洗剤または固形クリアリンスを挿入します。
8警告!固形洗剤に触れるときは保護手袋を着用してください。 – 化学火傷の危険。
9表示された数の固形クリアリンスを袋から出して、固形剤用のバスケットに入れてください。以下のページの図を参照してください。
10表示された数の固形洗剤を袋から出して、固形剤用のバスケットに入れてください。以下のページの図を参照してください。
11 扉を閉めてください
扉を閉めると、自動的に洗浄が始まります。時間表示のコロンが点滅します。これは、洗浄プログラムが進行しているという意味です。時間のカウントダウンが進行しています。
12洗浄が終わると、時間表示が「00:00」から「End」へと替わります。ブザーが、10秒間、または扉を開けるまで鳴ります。
洗浄 CombiMaster ® Plus
72 / 111
警告!- 洗浄中は扉を開けないでください。洗剤や熱湯が漏れてくる可能性があります。-化学
火傷および熱湯熱傷の危険!洗浄中に扉が開くと、「プー」という号音がなります。- CleanJet ® 洗浄の中断または終了後、庫内(エアーバッファーの後ろも)をくまなく
チェックしてください。残りかすを取り除き、庫内(エアーバッファーの後ろも)を、ハンドシャワーを用いて丹念にすすいでください。 – 化学火傷の危険!
- 庫内洗浄の際、外付けの芯温センサーのケーブルが扉から庫内に入らないようにしてください。このセンサーは一緒に洗浄できません。洗浄中の水漏れの原因になります。-化学火傷および熱湯熱傷の危険!
洗浄 CombiMaster ® Plus
73 / 111
洗剤取扱いの説明
警告!固形洗剤ならびに固形クリアリンスは適切な安全策を施した上でのみ使用してください。例えば、これらは手袋を用いて触れてください。 – 化学火傷の危険!
固形クリアリンス:外側の保護フィルムのみ取り外してください。透明の保護フィルムには傷をつけないでください。
固形クリアリンスを透明の保護フィルムごと固形剤バスケットに挿入します。
固形洗剤:袋から取り出します。
固形洗剤を固形クリアリンスに載せます。 固形洗剤を庫内に入れな
いでください。 - 損傷の危険!
洗浄 CombiMaster ® Plus
74 / 111
CleanJet ® 洗浄の前には庫内ラックまたはモービルオーブンラックを規定どおりに庫内に設置する必要があります。軟水処理された水をお使いの場合は、固形洗剤の推薦量の約半分で足ります。正しい量を入れたにもかかわらず泡が立つ場合は、固形洗剤の量を減らしてください。量を減らしてもさらに強く泡が立つ場合は、サービスパートナー/カスタマーサービスまでご連絡いただき、消泡剤など他の対策についてお尋ねください。
洗浄 CombiMaster ® Plus
75 / 111
洗浄プログラム
洗浄ステップ 用途 固形剤
CLE1「強度の洗浄」チキンやステーキを複数回投入してローストやグリルした場合などでの強度の汚れに。所要時間約3時間45分。
固形洗剤と固形クリアリンス
CLE2節約洗浄 - 「Eco」軽度の汚れ(200°Cまで)では洗剤と水をなるべく節約します。所要時間約2時間30分。
固形洗剤と固形クリアリンス
CLE3簡単洗浄 - 「短い洗浄時間」全ての汚れに。ただし、乾燥とリンスはおこないません。所要時間約40分。
固形洗剤
CLE1
軟水ではない 軟水ユニット
固形洗剤 固形クリアリンス
固形洗剤 固形クリアリンス
稼働時間
6x 2/3 GN 2 1 2 1 3:30 h:mm
6x 1/1 GN 4 1 3 1 3:30 h:mm
10x 1/1 GN 4 1 3 1 3:30 h:mm
6x 2/1 GN 5 2 3 1 3:30 h:mm
10x 2/1 GN 5 2 3 1 3:30 h:mm
20x 1/1 GN 5 2 3 1 3:30 h:mm
20x 2/1 GN 6 2 3 1 3:30 h:mm
洗浄 CombiMaster ® Plus
76 / 111
CLE2
軟水ではない 軟水ユニット
固形洗剤 固形クリアリンス
固形洗剤 固形クリアリンス
稼働時間
6x 2/3 GN 1 1 1 1 2:30 h:mm
6x 1/1 GN 2 1 1 1 2:30 h:mm
10x 1/1 GN 2 1 1 1 2:30 h:mm
6x 2/1 GN 3 2 2 1 2:30 h:mm
10x 2/1 GN 3 2 2 1 2:30 h:mm
20x 1/1 GN 3 2 2 1 2:30 h:mm
20x 2/1 GN 3 2 2 1 2:30 h:mm
CLE3
軟水ではない 軟水ユニット
固形洗剤 固形クリアリンス
固形洗剤 固形クリアリンス
稼働時間
6x 2/3 GN 1 0 1 0 0:40 h:mm
6x 1/1 GN 1 0 1 0 0:40 h:mm
10x 1/1 GN 1 0 1 0 0:40 h:mm
6x 2/1 GN 2 0 1 0 0:40 h:mm
10x 2/1 GN 2 0 1 0 0:40 h:mm
20x 1/1 GN 2 0 1 0 0:40 h:mm
20x 2/1 GN 2 0 1 0 0:40 h:mm
洗浄 CombiMaster ® Plus
77 / 111
CleanJet ® の中断停電やユニットの電源を切った際に、温度表示に「StOP」と表示され、「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」キーが点滅します。「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」を押さないと、洗浄は30秒後に続行します。中断するには「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」を押してください。中断には2つの種類があります。
固形洗剤または固形クリアリンスがまだ水に触れていない場合の中断固形洗剤または固形クリアリンスが水に触れている場合の中断
固形洗剤または固形クリアリンスがまだ水に触れていない場合の中断
step インフォ/キー 説明
1 温度表示に「STOP」と表示されます。
2 中断するには「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」を押してください。
3_1中断が確認されると、「tAb」と「out」が上下に表示されます。先ほど挿入した固形剤の数が湿度のバーに交互に表示されます。
3_2中断が確認されると、「tAb」と「out」が上下に表示されます。先ほど挿入した固形剤の数が湿度のバーに交互に表示されます。
4 扉を開けて下さい扉を開いて、固形剤を取り出します。全ての固形剤を庫内から取ったら、再び扉を閉めます。
5 もう一度「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」キーを押してください。
洗浄 CombiMaster ® Plus
78 / 111
step インフォ/キー 説明
6_1 続いて、温度表示に「rInS」と表示され、湿度表示全体が青く点滅します。
6_2 さらに、時間表示に「cAb」と表示されます。
7 扉を開けて下さい 扉を開けます。
8 庫内を水ですすぎます(エアーバッファーの後ろも)。
9 扉を閉めてください 扉を閉めます。
10 もう一度「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」キーを押してください。
11すると表示が、選択されたモードに替わり、ユニットは調理に使用できるようになります。
洗浄 CombiMaster ® Plus
79 / 111
固形洗剤または固形クリアランスが水に触れている場合の中断
step インフォ/キー 説明
1 温度表示に「STOP」と表示されます。
2 中断するには「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」を押してください。
3_1中断が確認されると、「tAb」と「out」が上下に表示されます。先ほど挿入した固形剤の数が湿度のバーに交互に表示されます。
3_2中断が確認されると、「tAb」と「out」が上下に表示されます。先ほど挿入した固形剤の数が湿度のバーに交互に表示されます。
4 扉を開けて下さい扉を開いて、固形剤を取り出します。全ての固形剤を庫内から取ったら、再び扉を閉めます。
5もう一度「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」キーを押して、中断プログラムを開始します。
6
続いて、温度表示に「rInS」と表示され、中断プログラムの残り時間(約20分)が時間表示に表示されます。中断プログラムが終了すると、通常の洗浄の終了と同様ブザーが鳴ります。
7 「End」と表示されます。中断プログラムが正常に終了しました。
洗浄 CombiMaster ® Plus
80 / 111
中断する時点でまだ庫内に水が注入されていない、あるいは決定した時間がまだ経過していない場合は、中断プログラムは実行されません。つまり、庫内のすすぎは自動的にはおこなわれません。固形剤をバスケットから取り出し、扉を再び閉めると、表示が選択されたモードに替わります。
洗浄 CombiMaster ®
81 / 111
注意:- 衛生上、また運転トラブルを防ぐため洗浄は毎日行ってください。-火災につながる危険性!- スチームのみのご使用でも、毎日の洗浄をお勧めします。- スプレーガンと洗剤容器に記載されている安全のための表記をご確認ください。- ラショナル純正の洗剤およびスプレーガン(商品番号:6004.0100)を使用してください。- スプレーガンを使用しないときには、圧力をかけたままにしないでください。- 人体、動物、そのたの事物にむけて噴霧しないでください。
洗浄を行うには、庫内の温度が60℃以下である必要があります。(『Cool Down』の章をご確認ください。)洗浄モードは「CLE」(汚れ:大)または「CLES」(汚れ:小)からお選びください。
step インフォ/キー 説明
1 本体の電源をオフにしてください。
2 固定ラックを中央に向けて外し、エアーバッファーも取り外します。
3
警告!洗剤は刺激性の強い化学薬品です。ご使用の際は、保護服、保護メガネ、保護手袋、保護マスクを着用し、ラショナル純正のスプレーガンをご使用ください。
洗浄 CombiMaster ®
82 / 111
step インフォ/キー 説明
4
エアーバッファーの後ろの部分、庫内、ドアの内側、ドアパッキン部分に洗剤をスプレーします。エアーバッファーと固定ラックをもとの位置に戻し、ロックをしてからドアを閉めてください。
5警告!洗浄中、庫内ドアは開けないでください ― 化学洗剤や高温の蒸気が流出する可能性があります ― 腐食や火傷の危険!
6 『Prog/Start』を選択してください。
7 セレクタースイッチを右に回して洗浄プログラムCLEまたはCLESを選択してください。
8 選択した洗浄モード(CLEまたはCLES)がディスプレイに表示されます。
9 キーを押してください。
10洗浄がスタートします。CLES:20分間CLES:40分間
11警告!洗剤は刺激性の強い化学薬品です。ご使用の際は、保護服、保護メガネ、保護手袋、保護マスクを着用してください。
12 洗浄時間が終了すると、ドアを開けるようリクエストされます。
洗浄 CombiMaster ®
83 / 111
step インフォ/キー 説明
13
洗浄プログラム終了後は、庫内(エアーバッファーの後ろ側も)をよくすすいでください。庫内とドアガスケットを濡れた布で拭き、必要であればドアガラスの内側も同様に拭いてください。
14庫内を乾燥するため、扉を閉めると自動的に「ホットエアー」モードがスタートします(CLE:約10分間、CLES:約5分間)。
15 洗浄終了後、「End」と現在温度が交互に表示されます。
1616
洗浄終了後には「Cool」とともに庫内温度が交互に表示されます。調理モードを選択して調理が再開できます。調理モードを選択されない場合には「Cool Down」によって庫内が室温まで下げられます。
洗浄 CombiMaster ®
84 / 111
洗浄中に停電等で電源が落ちた場合は下記の警告画面が表示されます。「『prog/Start』ボタンを押して洗浄プログラムをキャンセルしてください。手動ですすぎを行ってください。」
警告!洗剤は刺激性の強い化学薬品です。ご使用の際は、保護服、保護メガネ、保護手袋、保護マスクを着用してください。スプレーガンのノズルと延長ノズルは、使用後に必ず水で洗ってください。スプレーガンの洗剤容器は使用後お湯で洗ってください。洗浄を中断したい場合には、本体の電源をオフにしてください。ドアはゆっくりと開けるようにしてください(高温の蒸気が噴き出す可能性があり、危険です)。洗浄終了後は、庫内(エアーバッファーの後ろ側も)をよくすすいでください。調理を開始する前に、洗剤の残りがないか、点検してください。洗剤の残留があった場合には、丁寧に洗い流して完全に除去してください。
- 耐用年数を延ばすため、ドアガスケット(パッキン)の汚れは毎日拭き取ってください。- 洗浄には研磨剤を使用しないでください。- ドアガラスの内側、外側、本体の外側は、濡らした柔らかい布で拭いてください。洗剤を使用する際には、研磨剤の入っていない中性洗剤を使用してください。- 汚れがひどい場合には、洗浄開始前に調理モード『スチーム』を10分ほど運転させ、汚れを浮かせてください。- スプレーガンのポンプのピストンが重くなってきた時には、食用油を数滴たらしてください。
スチーム発生器の水垢除去表示
85 / 111
お使いのユニットには、CleanJet®自動洗浄システムが装備されています。それでもなお、ユニットのスチーム発生器は、水の硬度や使用状況に応じて定期的に水垢除去する必要があります。
「Calc Info」によってスチーム発生器の水垢の度合いが検出されます。問題のある水垢付着状態になると、ユニットのディスプレイに、スチーム発生器の水垢除去が必要であると表示されます。スチーム発生器の水垢除去はサービス技術者に依頼されるようお勧めします。
CleanJet®自動洗浄システムを用いたユニット洗浄の終了後に、以下の表示によって、スチーム発生器の水垢除去が必要であることが示されます。両表示に、「CALC InFo」と「CALL tECH」が交互に表示されます。
「プログラム | 開始 | クリーン(Prog | Start | Clean)」キーを押すと、洗浄を完全に終了できます。
LANケーブルの接続
86 / 111
以下では、LANケーブルをユニットのLANポートに接続する方法についてご説明します(CombiMaster ® Plusオプション)。
LANポートはユニットの左側の底板(モデルXSでは後板の右後ろ)にあります。
飛沫保護カバーを取り外します。
図で示されているように、各部分を全てケーブルにつなぎます。続いてLANケーブルをソケットに挿入します。
飛沫保護カバーの各部分を全て取り付けます。
全てのコンポーネントを再び(ユニットの側から始める)取り付けます。コンポーネントと密閉用部品に損傷が生じないよう、コンポーネントはしっかりと取り付けます。工具は必要ありません。
注意:密閉用部品に損傷が生じると、飛沫保護が機能しない場合があります。
火傷の危険。LANケーブルをユニットの底部の下に敷設する際は、高熱の部品に触れないようご注意ください。LANケーブルは高熱になる部分には巻かないでください。
LANケーブルの接続
87 / 111
取り付け、または飛沫保護は、以下の要件を満たすイーサネットケーブルを使用した場合にのみ、保証されます。
イーサネットコネクタのコネクタの長さが45 mm以下コネクタの対角線の口径が18.5 mm以下ケーブルの直径が5.5~7.5mmまた、ポートが正しく機能するには、CAT-6のネットワークケーブルの使用が必要です。
Combi-Duoの設置の際は、両方のLANケーブルの設置をサービス技術者に依頼されるようお勧めします。
ネットワーク設定
88 / 111
以下では、ユニットでネットワーク設定をおこなう方法をご説明します。設定できること:
IPアドレスサブネットマスクゲートウェイ
step インフォ/キー 説明
1最上部の回転スイッチを「プログラム/クリーン| 開始(Prog/Clean | Start)」キーにあわせます。
2 温度選択スイッチを、「IP」と表示されるまで右に回します。
3 ディスプレイに「IP」と表示されます。
4 キーを押してください。
5 続いて温度選択スイッチを、ディスプレイに「IP 1」と表示されるまで左に回します。
6時間表示(最下部のディスプレイ)に数字が表示されます。これが、IPアドレスの4つのブロックうち最初のブロックです。例:10.x.x.x.この数字を時間選択スイッチで変更します。
7 「芯温」キーでこの数字を確認します。
ネットワーク設定
89 / 111
step インフォ/キー 説明
8次に、温度表示に「IP 2」と表示されるまで、温度選択スイッチを少し右に回します。ここで、IPアドレスの2番目の箇所を設定できます。例:10.10.x.x.
9 次にサブネットマスクを入力します。IPアドレスの入力と同じように実行してください。
10最後にゲートウェイ・アドレスを入力します。IPアドレスやサブネットマスクの入力と同じように実行してください。
11「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean |Start)」キーを押すと再び上部メニューに戻ります。ネットワーク設定が保存されました。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
90 / 111
スチーム発生器は定期的にマニュアルで水垢除去する必要があります。水垢除去をおこなう間隔として、以下をお勧めします。(スチーム運転8時間/日に基づく)- 硬度18 °dH(3.2 mmol/リットル以下)以下の場合、少なくとも年1回- 硬度24 °dH(4.3 mmol/リットル以下)以下の場合、少なくとも年2回- 硬度24 °dH(4.3 mmol/リットル以下)以上の場合、少なくとも年3回
ここでお勧めする水垢除去の間隔は、水の成分に応じて(ミネラル分など)上記の基準値から逸脱する場合があります。
以下が必要となります。水垢除去用フットポンプ – 品番:6004.0203水垢除去剤、10リットル容器 – 品番:6006.0110
スチーム発生器の水垢付着度合いが強い場合は、サービス技術者のみこれを除去できます。スチーム発生器に水垢が強く付着している場合は、CleanJet ® 洗浄プログラムの終了の際に「Calc Info」機能を介して表示されます。これに関する詳細は、取扱説明書の水垢の表示の節でご確認ください。
step インフォ/キー 説明
1 「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean |Start)」を選択します。
2 扉を閉めてください。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
91 / 111
step インフォ/キー 説明
3 選択スイッチを右に回してください。
4 ディスプレイに表示されます。
5 キーを押してください。水垢除去プロセスが開始します。
水垢除去プロセス開始の際に庫内温度が40 °Cを超えている場合、自動的に「Cool Down」がスタートします(「Cool Down」の章を参照)。
6 スチーム発生器が空になります。汲み出しプロセスが終了すると「CALC」が表示されます。
7 水垢除去液を注入するよう求められます。
8 扉を開けてください。
9 左の庫内ラックとエアーバッファーを取り出してください。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
92 / 111
step インフォ/キー 説明
10
ホースを、スチーム発生開口部の、マークされた部分まで入れます。 注:各ユニットサイズに応じたマークは、水垢除去ポンプに関する注にて記載されています。
警告!刺激の強い液状化学薬品 – 化学火傷の危険!必ず以下を用いてください:保護服、安全めがね、保護手袋、顔面保護マスク、弊社製水垢除去ポンプ
11 庫内ラックをセットし、ホースをワイヤーフックで固定してください。
警告!刺激の強い液状化学薬品 – 化学火傷の危険!水垢除去液がホースに残っている可能性があります。水垢除去用のアクセサリーは水でしっかり洗ってください。以下を装着してください。保護服、安全めがね、保護手袋、顔面保護マスク
12
水垢除去液の容器を庫内に置き、ホースを容器に入れてください。 注:水垢除去用の液体は石灰分に反応するので、強く泡が立つ場合があります。 水垢除去剤を、弊社製の水垢除去ポンプでゆっくりと注入します。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
93 / 111
水垢除去剤の量(電気式)6 x 2/3 GN1.8リットル 6 x 1/1 GN3.5リットル 6 x 2/1 GN6リットル
10 x 1/1 GN6リットル 10 x 2/1 GN8.5リットル
20 x 1/1 GN9リットル 20 x 2/1 GN11.5リットル
水垢除去剤の量(ガス式)6 x 1/1 GN4リットル 6 x 2/1 GN6.5リットル
10 x 1/1 GN7リットル 10 x 2/1 GN9リットル
20 x 1/1 GN8リットル 20 x 2/1 GN11リットル
step インフォ/キー 説明
15
水垢除去用のアクセサリーを庫内から取り出してください。 庫内と水垢除去用のアクセサリーについている水垢除去用の液体を水でしっかり洗い流してください。 エアーバッファーと左側の庫内ラックを取り付けて、ロックしてください。
16 ディスプレイに表示されます。
17 扉を閉めてください。水垢除去の時間が表示されます。
18スチーム発生器は自動的に何度もすすがれ、続いてユニットは自動的に「スチーム/ボイル」にスイッチされます。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
94 / 111
step インフォ/キー 説明
19 水垢除去が終了すると、ディスプレイに「終了」と表示されます。
20いずれかの調理モードを選択すると、水垢除去プロセスを閉じることができます。これで再びユニットを調理にお使いいただけます。
水垢除去プロセスの中断必要に応じて水垢除去プロセスを中断できます。 水垢除去液を注入する前
step インフォ/キー 説明
1 「芯温」キーを10秒間押し続けてください。
2「調理時間/芯温」ディスプレイに「終了」と表示されます。これで再びユニットを調理にお使いいただけます。
水垢除去液を注入した後中断プログラムは約20分続きます。
step インフォ/キー 説明
1 ユニットをオフにして、4秒間待ちます。
ユニットの手入れ - スチーム発生器の水垢除去
95 / 111
step インフォ/キー 説明
2 ユニットをオンにします。
330秒以内に「芯温」キーを押すと、水垢除去プロセスが中断されます。「芯温」キーを30秒以内に押さないと、水垢除去プロセスはそのまま続行します。
4 スチーム発生器は自動的に空にされ、しっかりとすすがれます。
5「調理時間/芯温」ディスプレイに「終了」と表示されます。これで再びユニットを調理にお使いいただけます。
ユニットの手入れ - スチーム発生器を空にする
96 / 111
スチーム発生器は、輸送前や凍結防止のために空にすることができます。
step インフォ/キー 説明
1 蛇口を閉めて、扉を開けてください。
2 選択スイッチで、「プログラム/クリーン | 開始(Prog/Clean | Start)」に合わせます。
3 選択スイッチを右に回してください。
4 ディスプレイに「ESG」と表示されます。
5 キーを押してください。スチーム発生器が空になります。
ユニットの手入れ
97 / 111
調理スペースのパッキンの洗浄長い間停止する場合(夜間など)は、扉を少し開けておいてください。調理スペースのパッキンを毎日洗浄すると、製品寿命が延びます。 調理スペースのパッキンの洗浄には、柔らかい布と刺激の少ない洗剤を使用してください(研磨剤は使わないでください!)。
ガラスの洗浄内側ガラスの戦場が必要となった場合でも、とても簡単に実行できます。 扉に装着されているガラスは旋回可能になっています。 XSユニット(6 2/3 GN)扉を120°のホールド位置に開いて、両方のロックを外してから、1枚目のガラスを旋回して外します。 両ガラスの表面を柔らかい布またはスポンジと刺激の少ない家庭用洗剤やガラス洗剤で拭きます。 次に、両方のロックを再びはずして2枚目のガラスも旋回して外します。 続いて、中間スペースにある2枚目のガラスと、必要な場合は、LEDカバーを適切な洗剤と道具で洗浄してください。 他の全てのユニット(1/1 GN x 6~2/1 GN x 20)扉を120°のホールド位置に開いて、両方のロックをはずしてから、ガラスを旋回して外します。 内側・外側ガラスの表面を柔らかい布またはスポンジと、刺激の少ない家庭用洗剤やガラス洗剤で拭きます。
扉は内蔵のハンドシャワーや高圧洗浄器では洗浄できません。ガラスとLEDカバーの洗浄には柔らかい布またはスポンジのみ使用してください。 研磨スポンジや研磨剤は決して使用しないでください。ガラス洗浄剤など、刺激の少ない洗剤のみ使用してください。熱くなった表面の上には決して洗剤をかけないでください。 まず扉を冷ましてください。洗剤がついている間はユニットを昇温しないでください。以下の洗剤は使用できません。- 刺激の強い洗剤- 強い酸またはアルカリ液- 希釈していないアルコール- アセトンとメタノール- オーブンクリーナー、グリルクリーナー- ベンジン、ベンゾール、トルオール、キシロール
ユニットの手入れ
98 / 111
LEDカバーの洗浄(XSユニット 6 2/3 GNのみ)
汚れを避けるため、LED照明のカバーは内側ガラスと中間ガラスの間に設置されています。 それでもなお、この部分に汚れが生じることがあります。 LEDカバーに手が届くように、内側ガラスと中間ガラスを開いてください。 これでカバーを洗浄できます。 ここでは布、スポンジまたは家庭用のキッチンペーパーを使って、あまり圧力を加えずに照明装置の表面をぬぐってください。 LEDカバーの洗浄の際は以下の点に注意してください。LEDカバーの透明な部分は、庫内で最適に光を配分して、照射するための高品質部品です。研磨スポンジや研磨剤、あるいは刺激の強い洗剤(強度の酸アルカリ液、希釈していないアルコール、アセトン、メタノール、オーブンクリーナー、ベンジン、ベンゾール、トルオール、キシロールなど)は決して使用しないでください。ガラス洗剤(エタノール含有)、または家庭用食器洗剤のようなアルコール含有の洗剤など、刺激の少ない、希釈した洗剤のみ用いてください。熱くなった表面の上には決して洗剤をかけないでください。まず扉を冷ましてください。洗剤は、洗浄効果が出るまで少し待ってから、再び水で洗ってください。 洗剤がついているユニットは決して昇温しないでください。
ユニットの手入れ
99 / 111
ドリップパンと排水溝のすすぎ(卓上型ユニットのみ)。グリル調理を頻繁におこなったり、油脂やゼラチン分を多く含む食材を調理したりする場合は、ドリップパンと排水溝を毎日洗う必要があります。これに関しては、ユニット製造者が提供する洗浄ブラシ(品番: 60.75.779)のみを用いて、排水システムの損傷を回避してください。排水接続用の洗浄ブラシを慎重に排出口のマークの部分まで入れて(型式 61/101:マークフラッグまで、型式 62/102:プラスチックグリップまで)、詰まっているものを取り除いてください。損傷を防ぐため、後ろ向きには動かさないでください。 その後、排水溝を1~2リットルの温水ですすぎます。 ここではハンドシャワーのジェット噴射は使用しないでください。
エアフィルターのメンテナンス卓上型ユニット 型式2/3 GN x 6道具(コイン、ドライバーなど)を前部中央にある割れ目に差込み、後ろに押して、エアフィルターを取り外します。 これでエアフィルターのロックが解除されます。 フィルターをユニットから斜め下に引っ張ってください。エアフィルターを食器洗浄器で洗い(CleanJet ® は用いない)、その後乾かします。 エアフィルターが洗浄後もベタたついている場合は、交換の必要があります。取り付ける際は、エアフィルターを斜め下からユニットに差し込みます。 フィルターのプラスチック製ボディーを、カチッというまで上に押し込みます。エアフィルターの品番: 40.04.771
ユニットの手入れ
100 / 111
卓上型ユニット 型式 1/1 GN x 6、2/1 GN x 6、1/1 GNx 10、2/1 GN x 10フレームの粗くなっている部分を押して、エアフィルターを外します。 フィルターを下方に傾けて、ユニットから取り外します。エアフィルターを食器洗浄器で洗い(CleanJet ® は用いない)、その後乾かします。 エアフィルターが洗浄後もベタたついている場合は、交換の必要があります。エアフィルターはまず後ろの鉤でユニット下部の穴にかけ、続いてこれを下から上へ押してカチッとはめ込みます(フィルターの取り外しと逆)。エアフィルターの品番: 40.03.461
Combi-Duo卓上型ユニット 型式 1/1 GN x 6、2/1 GN x 6、1/1 GN x 10、2/1 GN x 10Combi-Duoユニット上部のエアフィルターの交換の際は、両方のユニットの扉を開けて、カバープレートを前に向かって取り外してください。 USBケーブルとドアドリップパン用ホースに気をつけてください。 すると、エアフィルターに自由に手が届くので、先述のように交換できます。
ユニットの手入れ
101 / 111
床置き型ユニット 型式1/1 GN x 20と2/1 GN x 20床置き型ユニットのエアフィルターの交換に関しては1/1 GN x 20と2/1 GN x 20のエアフィルターの交換の際は、RATIONALサービスパートナーまでご連絡ください。
扉のパッキンの交換扉のパッキンは庫内のガイドにはめ込まれています。
- 古いパッキンをガイドから取り外してください。- ガイドのレールを洗浄してください。- 新しいパッキンをガイドにはめ込みます(固定リッ
プを石鹸水で湿らせます)。- パッキンの長方形部分が、受け入れフレームにしっ
かりとはまっていなくてはいけません。
調理スペースパッキン2/3 GN x 6 品番:20.02.5491/1 GN x 6 品番:20.02.5502/1 GN x 6 品番:20.02.5511/1 GN x 10 品番:20.02.5522/1 GN x 10 品番:20.02.5531/1 GN x 20 番号: 20.00.3982/1 GN x 20 番号: 60.73.764*
ユニットの手入れ
102 / 111
照明具の交換
LED照明LED照明の交換の際は、RATIONALサービスパートナーまでご連絡ください。
ハロゲン電球の交換まず本体を無通電状態にしてください。
- 庫内の排出口をカバーします。- ガラスとパッキンのついたフレームを取り外しま
す。- ハロゲン電球を交換します(品番: 3024.0201。電
球は指で触らないでください)。- パッキンのフレームも交換します(品番:
40.00.094)。- ガラスとパッキンのついたフレームをねじで固定し
ます。
サービスメッセージ
103 / 111
ユニットに異常が発生すると、ディスプレイにその旨が表示されます。
step インフォ/キー 説明
1ユニットに生じた異常が、調理を続行できる程度の場合は、時計のキーを押すことによって、これを抑えることができます。
エラー表示 いつ、どのように 対処
E10 スイッチを入れた後に30秒。
これでユニットを調理に使用できます。- お客様サービスにご連絡ください!
E16 異常が生じた際。 お客様サービスにご連絡ください!
E17 異常が生じた際。 お客様サービスにご連絡ください!
E18 異常が生じた際。 お客様サービスにご連絡ください!
E19 異常が生じた際。 お客様サービスにご連絡ください!
E20 電源を入れた後に30秒間表示、あるいはモードの変更の際。
調理に制限が生じることがあります。- お客様サービスにご連絡ください!
E23 表示され続けます。 ユニットの電源を切ってください - お客様サービスにご連絡ください!
E24 表示され続けます。 ユニットの電源を切ってください - お客様サービスにご連絡ください!
E25/E26/E27 洗浄プログラムの終了時に確認が必要。
これでユニットを調理に使用できます。洗浄不可。- お客様サービスにご連絡ください!
E28 スイッチを入れた後に30秒。
お客様サービスにご連絡ください!
E29 表示され続けます。 操作パネル下のエアフィルターを検査して、新しいものに代えてください。外部の熱源がユニットに影響を及ぼしていないか確かめてください。サービスメッセージが
サービスメッセージ
104 / 111
エラー表示 いつ、どのように 対処
消えない場合は、お客様サービスにご連絡ください!
E30 表示され続けます。 湿度制御が機能していません。ユニットでの調理に制限が生じることがあります。- お客様サービスにご連絡ください!
E31 スイッチを入れた後に30秒。
芯温センサーが故障しています!ユニット調理に使用できますが、芯温センサーは利用できません。- お客様サービスにご連絡ください!
E32 表示され続けます。 ガスの元栓を締めてください!- お客様サービスにご連絡ください!
E33 4回リセットすると表示され続けます。
ガスの元栓を締めてください!- お客様サービスにご連絡ください!
E34 表示され続けます。 お客様サービスにご連絡ください!
E35 スイッチを入れた後に30秒。
Ultravent排気フードを接続してください。
E36 異常が生じた際。 調理に制限が生じることがあります。- お客様サービスにご連絡ください!
E37 異常が生じた際。 調理に制限が生じることがあります。- お客様サービスにご連絡ください!
E38 異常が生じた際。 調理モードの選択スイッチが故障しています。- お客様サービスにご連絡ください!
E39 異常が生じた際。 庫内温度の選択スイッチが故障しています。- お客様サービスにご連絡ください!
E40 異常が生じた際。 調理時間/芯温の選択スイッチが故障しています。- お客様サービスにご連絡ください!
E44 洗浄プログラムの終了時に確認が必要。
調理モード「スチーム」、「コンビスチーム」が使用できません - お客様サービスにご連絡ください!
サービスメッセージ
105 / 111
エラー表示 いつ、どのように 対処
E50 異常が生じた際。 リアルタイムウォッチ(rtc)が初期化されていません – 時間・日付の設定の章を参照
E51 異常が生じた際。 バッテリーを交換してください - お客様サービスにご連絡ください!
E60 異常が生じた際。 着火ボックスの異常 - お客様サービスにご連絡ください!
販売店に連絡する前に
106 / 111
エラー 考えられる原因 対処方法
ドアから水が漏れる。 ドアが正しく閉まっていない。
床置型タイプでは、ドアハンドルが真下を向いていないとドアが完全に閉まりません。
ドアパッキンが消耗、もしくは破損している。
ドアパッキンを交換してください(取扱説明書の『設備』の章を参照)。寿命を最大限にするためのケアのヒント:
- ドアパッキンは基本的に、調理終了後、濡れタオルで拭いて下さい。
- グリル調理が多い場合には(脂汚れが多い場合)、ドアパッキンをサイクルの間にも濡れタオルで拭いてください。
- グリルを長時間、調理アイテムなしで稼働する場合は、庫内温度を180°C以上に設定しないようお勧めします。
運転中に異常音がする。
エアーバッファーや固定ラックなどがきちんと固定されていない。
エアーバッファーや固定ラックを正しく庫内に固定してください。
庫内灯が機能しない。 ハロゲンランプが切れている 。
ランプを交換してください(取扱説明書の『設備』の章を参照)。
水不足ディスプレイに『OPEn H2O』と表示される。
給水元栓が閉まっている。
給水元栓を開けてください。
給水口のフィルターが詰まっている。
フィルターの点検と洗浄を行ってください。まず給水元栓を締め、本体の給水管を外し、給水口にあるフィルターを取り出してください。フィルターを洗浄した後、元通りに設置して、水漏れがないかを確認してください
本体の下から水が流れ出す。
設置が水平になされていない。
水準器を使用して、水平に設置しなおしてください(設置マニュアル参照)。
排水が詰まっている。 本体裏側の排水口(HTホース)を外して洗浄してください。脂分の多い食材を頻繁に調理したり、ホースの勾配が少ない場合に詰まりが発生することが
販売店に連絡する前に
107 / 111
あります。ホースの適切な勾配は設置マニュアルをご参照下さい。
電源を入れても調理モードが表示されない。
外部メインスイッチがオフになっている。
メインスイッチをオンにしてください。
ヒューズが作動している。
屋内配電安定装置(ヒューズ)を点検してください。
室温が長時間5℃以下になっていた。
運転は凍結しない環境でのみ可能です(設置マニュアル参照)。
ユニットに『CHnGFILt』と表示
エアーフィルターが汚れている。
エアーフィルターを交換してください。『設備』の章をご確認ください。『調理時間』のキーを押すと、エラー表示は消えます。
ガス機種で『CHnGPoL』と表示
電力供給の極性が間違っている。
ソケット接続されている場合、プラグの差込みの向きを逆にしてください。
ガスリセット(『rES』)が絶えず表示される。
ガス供給が切断されている。
ガス栓を開けてください。換気扇を回してください。
ガス圧が低すぎる。 ガス供給を点検してください。
調理モードキーが点滅する。
庫内が高温すぎる 庫内を『Cool Down』で冷却してください。(取扱説明書の『Cool Down』の章を参照)