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1-1
CommonMP Ver1.5 操作手順書
目 次
1. 概要··································································································· 1-3
1.1 目的 ·············································································································· 1-3
2. 利用手順と操作イメージ(GUI 版編) ························································· 2-1
2.1 利用フロー ····································································································· 2-1
2.2 プログラム開始と終了 ······················································································ 2-2
2.2.1 プログラムの開始 ······················································································· 2-2
2.2.2 プログラムの終了 ······················································································· 2-4
2.3 プロジェクトの管理 ························································································· 2-5
2.3.1 プロジェクトの新規作成 ·············································································· 2-5
2.3.2 中断プロジェクトのファイル保存 ·································································· 2-8
2.3.3 プロジェクトの保存 ·················································································· 2-10
2.3.4 中断プロジェクトファイルによる復元 ·························································· 2-12
2.3.5 プロジェクトを開く ·················································································· 2-15
2.3.6 プロジェクトを閉じる ··············································································· 2-18
2.4 モデルの構築 ································································································ 2-19
2.4.1 要素の配置 ······························································································ 2-19
2.4.2 要素の接続 ······························································································ 2-22
2.4.3 演算モデルの設定 ····················································································· 2-26
2.4.4 伝送情報型の設定 ····················································································· 2-34
2.4.5 モデルパラメータ設定 ··············································································· 2-42
2.4.6 伝送情報型パラメータ設定 ········································································· 2-52
2.4.7 モデルのチェック ····················································································· 2-57
2.4.8 プロジェクトプロパティ画面 ······································································ 2-60
2.5 解析 ············································································································ 2-62
2.5.1 計算期間の指定 ························································································ 2-62
2.5.2 計算実行 ································································································· 2-64
2.5.3 計算中断 ································································································· 2-66
2.5.4 計算再開 ································································································· 2-68
2.5.5 計算停止 ································································································· 2-69
2.5.6 計算終了 ································································································· 2-70
2.5.7 計算結果の初期化 ····················································································· 2-71
2.5.8 計算過程表示 ··························································································· 2-73
1-2
2.6 ライブラリの管理 ·························································································· 2-74
2.6.1 ライブラリの追加 ····················································································· 2-74
2.6.2 ライブラリの出力 ····················································································· 2-75
2.6.3 ライブラリの削除 ····················································································· 2-76
2.7 ツールの管理 ································································································ 2-78
2.7.1 ツールのインストール ··············································································· 2-78
2.7.2 ツールのパッケージ化 ··············································································· 2-80
2.7.3 ツールの起動 ··························································································· 2-81
2.7.4 ツールの削除 ··························································································· 2-82
3. 利用手順と操作イメージ(CUI 版編) ····················································· 3-1
3.1 利用フロー ····································································································· 3-1
3.2 プログラムの開始と終了 ··················································································· 3-2
3.2.1 プログラムの開始 ······················································································· 3-2
3.2.2 プログラムの終了 ······················································································· 3-4
3.3 計算 ·············································································································· 3-5
3.3.1 計算の実行 ································································································ 3-5
1-3
1. 概要
1.1 目的
本マニュアルは、CommonMP の操作方法を記載することを目的とします。
2-1
2. 利用手順と操作イメージ(GUI 版編)
本章では、CommonMP GUI 版の利用手順と操作イメージを示します。
2.1 利用フロー
GUI 版の利用フローを図 2.1に示します。
利用項目に添えられている数字は説明されている節、項を指します。
図 2.1 CommonMP GUI 版の利用フロー
プログラムのインストール
動作環境初期設定
(インストール手順書参照)
プログラムのアンインストール
プログラムの開始 2.2.1
洪水予測システムの開始 エラー! 参
照元が見つかりません。 プロジェクトの新規作成 2.3.1
モデルの構築 2.4
解析 2.5
プログラムの終了 2.2.2
ライブラリの管理 2.6
プロジェクトの復元 2.3.5
プロジェクトの登録 2.3.3
2-2
2.2 プログラム開始と終了
2.2.1 プログラムの開始
CommonMP のプログラムの開始は、以下の手順で実施します。
(1) プログラムの起動操作
スタートメニューの「CommonMP」を選択するか、デスクトップの「CommonMP」アイ
コンをクリックします(図 2.2、図 2.3)。
図 2.2 スタートメニューからプログラム起動操作画面
図 2.3 デスクトップのアイコンからプログラム起動操作画面
クリック
クリック
2-3
(2) プログラムの開始
「CommonMP」プログラムが開始します(図 2.4)。
図 2.4 プログラムの開始画面
2-4
2.2.2 プログラムの終了
CommonMP のプログラムの終了は、以下の手順に従い実施します。
(1) プログラムの終了操作
「ファイル」メニューの「終了」を選択するか、メインフレームの「×」ボタンをクリッ
クします(図 2.5)。
注)プログラムの終了は必ず上記操作にて行ってください。上記以外の方法で終了した場
合、プロジェクト管理・ライブラリ管理画面が正常に表示されない等予期しない動作をする
場合があります。
図 2.5 プログラム終了操作画面
(2) プログラムの終了
プロジェクトが変更されている時に、確認ダイアログが表示されます。
終了確認ダイアログで、「はい」ボタンをクリックしますと、変更プロジェクトを破棄し、
プログラムが終了します(図 2.6)。プロジェクトを保存する場合は、「いいえ」をクリックし
て、保存を行ってください。
図 2.6 プログラム終了確認画面
クリック
クリック
クリック
2-5
2.3 プロジェクトの管理
CommonMP は、プロジェクト単位で全体モデルを管理します。本節では、プロジェクトの管
理方法を説明します。
2.3.1 プロジェクトの新規作成
新しくプロジェクト作成する場合は、次の手順で実施します。
(1) 新規作成画面の起動
「ファイル」メニューの「プロジェクト」から「新規作成」を選択するか、プロジェクト
管理画面の「新規作成」ボタンをクリックします(図 2.7)、(図 2.8)。
図 2.7 プロジェクト新規作成操作画面(1)
クリック
ック
2-6
図 2.8 プロジェクト新規作成操作画面(2)
(2) プロジェクト新規作成
プロジェクト情報を入力後、「作成」ボタンをクリックします(図 2.9)。
注)必須入力項目未入力時は、「作成」ボタンはクリックできません。
図 2.9プロジェクト新規作成画面
クリック
①必須入力項目
②クリック
2-7
(3) 新規プロジェクト画面
新規プロジェクトが作成され、モデル管理画面が表示されます(図 2.10)。
注)同じプロジェクト名のプロジェクトを既に開いている場合は、指定したプロジェクト
は表示されません。
図 2.10 新規プロジェクト画面
2-8
2.3.2 中断プロジェクトのファイル保存
プロジェクトを作成後、構築した全体モデルの状態を一時的にファイルに保存したい時は、以
下の手順でプロジェクトを保存します。
(1) 中断プロジェクト保存画面の起動
「ファイル」メニューの「計算中断状態保存」から「上書き保存」または「名前を付けて
保存」を選択します(図 2.11)。
「ファイル」メニューの「開く」以外でプロジェクトを開いた場合は、「上書き保存」を選
択しても、「名前を付けて保存」となります。
図 2.11 中断プロジェクト保存操作画面
クリック
2-9
(2) 中断プロジェクト保存
保存先のフォルダ、ファイル名(デフォルト:プロジェクトグループ名_プロジェクト名)を
指定して「保存」ボタンをクリックします(図 2.12)。
注)ファイル名を変更しても、保存されるプロジェクト名は変更されません。
図 2.12 中断プロジェクト保存画面
③クリック
①選択
②入力または変更
2-10
2.3.3 プロジェクトの保存
プロジェクトを作成後、構築した全体モデルの状態を保存したい時は、以下の手順でプロジェ
クトの保存を実施します。
(1) 保存画面の起動
プロジェクト管理画面の「別名保存」ボタンをクリックします(図 2.13)。
図 2.13 プロジェクト保存操作画面
クリック
2-11
(2) プロジェクト保存
保存情報項目の入力確認後、「保存」ボタンをクリックします(図 2.14)。
開いたプロジェクトグループ、プロジェクトの名称を変更しない場合は、上書きで登録さ
れます。
ア 開いたプロジェクトの名称を変更した場合は、新たに登録されます。登録完了時、
プロジェクト管理画面およびモデル管理画面のプロジェクト名称も変更されます。
図 2.14 プロジェクト保存画面
①必須項目入力
(変更可能)
②クリック
2-12
2.3.4 中断プロジェクトファイルによる復元
2.3.2 中断プロジェクトのファイル保存で一時的にファイルに保存したプロジェクトの復元
は、以下の手順で実施します。プロジェクトを復元することで、前回登録した状態でプロジェク
トを復元することができます。
(1) 中断プロジェクトファイル選択画面の起動
「ファイル」メニューの「計算中断状態保存」から「開く」を選択します(図 2.15)。
図 2.15 中断プロジェクトファイルを開く操作画面
クリック
2-13
(2) プロジェクトファイル選択
保存先のフォルダ、ファイル名を指定して「開く」ボタンをクリックします(図 2.16)。
図 2.16 プロジェクトファイル選択画面
③クリック
①選択
②選択
2-14
(3) 中断プロジェクト復元画面
選択したプロジェクトのモデル管理画面が表示されます(図 2.17)。
注)同じプロジェクト名のプロジェクトを既に開いている場合は、指定したプロジェクト
は表示されません。
図 2.17 中断プロジェクト復元画面
2-15
2.3.5 プロジェクトを開く
保存済みのプロジェクトを開く場合は、以下の手順で実施します。プロジェクトを開くことで、
前回保存した状態でプロジェクトを表示することができます。
(1) プロジェクト開く画面の起動
プロジェクト管理画面の「開く」ボタンをクリックします(図 2.18) 。
図 2.18 プロジェクト開く操作画面
クリック
2-16
(2) プロジェクト開く画面
プロジェクトグループ名およびプロジェクト名を選択して、「開く」ボタンをクリックしま
す(図 2.19)。
図 2.19 プロジェクト開く画面
2-17
選択したプロジェクトがモデル管理画面に表示されます(図 2.20)。
注)同じプロジェクト名のプロジェクトを既に開いている場合は、指定したプロジェクト
は表示されません。
図 2.20 プロジェクトの表示
2-18
2.3.6 プロジェクトを閉じる
作業完了したプロジェクトを閉じるには、以下の手順で実施します。
(1) 確認ダイアログ
モデル構成が変更されている時は、確認ダイアログが表示されます(図 2.21)。
ア 「はい」ボタンをクリックしますと、名前を付けて保存する場合と同じ操作となり
ます。
イ 「いいえ」ボタンをクリックしますと、保存しないでプロジェクトを閉じます。
ウ 「キャンセル」ボタンをクリックしますと、プロジェクトは閉じません。
図 2.21 プロジェクト終了確認画面
2-19
2.4 モデルの構築
CommonMP で複数のモデルを組み合わせ、解析を実施するには、モデルを構築する必要があ
ります。本節では、モデルの構築手順を説明します。要素の配置、配置した要素の接続、演算モ
デルの設定、構築したモデルの接続状態等のチェックをすることで、モデルを構築します。
2.4.1 要素の配置
要素の配置は以下の手順で実施します。配置する要素には、演算要素、入力要素、出力要素が
あります。演算要素は、演算モデルを格納するためのオブジェクトです。入力要素および出力要
素は、それぞれ入力方式、出力方式を格納するためのオブジェクトです。
(1) 要素の選択
モデル管理ツールバーから配置する要素を選択します(図 2.22)。
図 2.22 要素選択操作画面
何れかクリック
2-20
(2) 要素の配置
配置する場所をクリックします(図 2.23)。同一要素を連続して配置する場合は、「Shift」
キーを押しながら行います。
図 2.23 要素配置操作画面
クリック
2-21
(3) 配置要素の表示
クリックした場所に選択した要素が配置されます(図 2.24)。
図 2.24 配置要素表示画面
2-22
2.4.2 要素の接続
要素の接続は以下の手順で実施します。要素を接続することで、要素間でデータを授受するこ
とができます。
(1) 要素接続の選択
モデル管理ツールバーから「要素接続」を選択します(図 2.25)。
図 2.25 要素接続操作画面
クリック
2-23
(2) 送信側要素の選択
送信側要素をクリックします(図 2.26)。
図 2.26 送信側要素選択画面
クリック
2-24
(3) 受信側要素の選択
受信側要素をクリックします(図 2.27)。連続して要素を接続する場合は、「Shift」キーを
押しながら行います。
図 2.27 受信側要素選択画面
クリック
2-25
(4) 要素接続線の表示
要素間が接続されます(図 2.28)。
図 2.28 接続線配置画面
2-26
2.4.3 演算モデルの設定
配置した演算要素に演算モデルを設定するには、以下の手順で実施します。ライブラリ管理画
面にある演算モデルをモデル管理画面に配置した演算要素に設定します。同様にして、入力要素
および出力要素には、それぞれ入力方式および出力方式を設定します。
(1) 要素の選択
モデル編集エリアより演算モデルの設定を行う任意の要素を選択します(図 2.29)。
図 2.29 設定要素選択画面
クリック
2-27
(2) ライブラリの選択
ライブラリ管理画面のタブを設定する要素に対応するタブに切り替えて、該当するライブ
ラリをツリーから選択します(図 2.30)。
図 2.30 要素ライブラリ選択画面
①クリック
②クリック
2-28
(3) ライブラリの設定
【ライブラリ管理画面からの設定】
ライブラリ管理画面のライブラリをダブルクリックするか、ライブラリ管理画面の「設定」
ボタンをクリックします(図 2.31)。
図 2.31 要素ライブラリ設定画面(1)
クリック
ダブルクリック
何れか
2-29
【ライブラリ管理メニューからの設定】
ライブラリ管理画面の該当する要素モデルを選択した状態で、「ライブラリ管理」メニュー
の「設定」をクリックします(図 2.32)。
図 2.32 要素ライブラリ設定画面(2)
クリック
2-30
【モデル管理画面のポップアップメニューからの設定】
設定する要素を右クリックして表示されるポップアップメニューの、「ライブラリの設定」
から展開するツリーから設定する要素モデルを選択します(図 2.33)。
図 2.33 要素ライブラリ設定画面(3)
②クリック
①右クリック
2-31
【要素一覧を右クリック】
右クリックして表示されるポップアップメニューの、「ライブラリの設定」から展開するツ
リーから設定する要素モデルを選択します(図 2.34)。
図 2.34 要素ライブラリ設定画面(4)
①クリック
②右クリック
③クリック
2-32
【ドラッグ&ドロップ】
ライブラリ管理画面の該当する要素モデルを選択する、要素モデルをドラッグ(クリック
したまま移動させる)し、モデル管理画面上の対象要素上でドロップ(クリックしてはなす)
します(図 2.35)。
図 2.35 要素ライブラリ設定画面(5)
①クリック&ドラッグ
②ドロップ
2-33
(4) ライブラリの設定確認
選択した要素に、指定した演算モデルが設定されます(図 2.36)。表 2.1に示すように、配
置された要素の色からモデルが設定されているかがわかります。
要素の色は、カスタマイズ画面で変更できます。
表示されるモデルアイコンは設定するモデルにより変わります。
図 2.36 要素ライブラリ設定確認画面
表 2.1 要素標準表示色
要素 モデル設定前 モデル設定後 備考
流域要素
河道要素
ユーザ要素
入力要素
出力要素
合流要素 デフォルトでモデル設定
部分系
グループ要素 デフォルトでモデル設定
収束演算系
グループ要素
モデル設定後について、グ
ループ内部に要素が存在す
る場合はグループ内部のイ
メージ画像を表示
モデルアイコン表示、要素表示色変化
設定
2-34
2.4.4 伝送情報型の設定
伝送情報型の設定方法は以下の手順で実施します。ライブラリ管理画面にある伝送情報型をモ
デル管理画面に配置した接続線に設定します。伝送情報型の設定で、要素間でどのような情報を
授受するか指定できます。
(1) 接続線の選択
モデル編集エリアより伝送情報型の設定を行う任意の接続線を選択します(図 2.37)。
図 2.37 接続線選択画面
クリック
2-35
(2) ライブラリの選択
ライブラリ管理画面のタブを要素接続に切り替えて、該当するライブラリをツリーから選
択します(図 2.38)。
図 2.38 伝送情報型ライブラリ選択画面
①クリック
②クリック
2-36
(3) ライブラリの設定
【ライブラリ管理画面からの設定】
ライブラリ管理画面のライブラリをダブルクリックするか、ライブラリ管理画面の「設定」
ボタンをクリックします(図 2.39)。
図 2.39 伝送情報型ライブラリ設定画面(1)
ダブルクリック
クリック
何れか
2-37
【ライブラリ管理メニューからの設定】
ライブラリ管理画面の該当する要素モデルを選択した状態で、「ライブラリ管理」メニュー
の「設定」をクリックします(図 2.40)。
図 2.40 伝送情報型ライブラリ設定画面(2)
クリック
2-38
【モデル管理画面のポップアップメニューからの設定】
右クリックして表示されるポップアップメニューの、「ライブラリの設定」から展開するツ
リーから設定する伝送情報型を選択します(図 2.41)。
図 2.41 伝送情報型ライブラリ設定画面(3)
①右クリック
②クリック
2-39
【要素一覧を右クリック】
右クリックして表示されるポップアップメニューの、「ライブラリの設定」から展開するツ
リーから設定する伝送情報型を選択します(図 2.42)。
図 2.42 伝送情報型ライブラリ設定画面(4)
①クリック
②右クリック
③クリック
2-40
【ドラッグ&ドロップ】
ライブラリ管理画面の該当する伝送情報型を選択する、伝送情報型をドラッグ(クリック
したまま移動させる)し、モデル管理画面上の対象接続線上でドロップ(クリックしてはな
す)します(図 2.43)。
図 2.43 伝送情報型ライブラリ設定画面(5)
①クリック&ドラッグ
②ドロップ
2-41
(4) ライブラリの設定確認
選択した接続線に、伝送情報型が設定されます(図 2.44)。接続線の色が黒色から青色に変
わります。
接続線の上流および下流の演算要素に演算モデルが設定されていると、伝送情報パターン
も
自動設定されます。
接続線の色は、カスタマイズ画面で変更できます。
図 2.44 伝送情報型ライブラリ設定確認画面
設定
表示色変化
2-42
2.4.5 モデルパラメータ設定
モデルパラメータ設定は以下の手順で実施します。演算要素に設定した演算モデルのパラメー
タを設定できます。
(1) パラメータ設定画面の表示操作
【要素または要素一覧をダブルクリック】
要素または要素一覧をダブルクリックします(図 2.45)。
図 2.45 パラメータ設定画面表示操作画面(1)
ダブルクリック
ダブルクリック
何れか
2-43
【要素を右クリック】
要素を右クリックして表示されますポップアップメニューの「パラメータ設定」をクリッ
クします(図 2.46)。
図 2.46 パラメータ設定画面表示操作画面(2)
②クリック
①右クリック
2-44
【要素一覧を右クリック】
要素一覧を右クリックして表示されますポップアップメニューの「パラメータ設定」をク
リックします(図 2.47)。
図 2.47 パラメータ設定画面表示操作画面(3)
①右クリック
②クリック
2-45
(2) パラメータの設定変更
パラメータ設定画面の「詳細設定」ボタンをクリックします(図 2.48)。
セル型モデルプロパティ詳細設定画面に指定した要素のプロパティおよび初期情報が表
示されます。変更する項目の値をクリックして選択し、値を変更します(図 2.49)、(図
2.50)。
本画面の「設定」ボタンをクリックすることで設定変更されます。設定変更しない場合は
「キャンセル」ボタンをクリックします。
図 2.48 パラメータ設定変更画面
図 2.49 パラメータ設定変更操作画面(プロパティ)
クリック
クリック
クリックして値を変更
2-46
図 2.50 パラメータ設定変更操作画面(初期情報)
クリックして値を変更
2-47
(3) パラメータの設定
「設定」ボタンをクリックします(図 2.51)。正常時はデータを設定し、本画面を閉じます。
異常時は該当項目の背景色が、赤色で表示されます(図 2.52)。
図 2.51 パラメータ設定画面
図 2.52 パラメータ設定画面(異常時)
クリック
異常
2-48
(4) パラメータの設定キャンセル
「キャンセル」ボタンをクリックします(図 2.53)。変更データを設定せずに、本画面を閉
じます。
図 2.53 パラメータ設定キャンセル操作画面
(5) パラメータのファイル出力操作
「ファイル出力」ボタンをクリックします(図 2.54)。
図 2.54 パラメータファイル出力操作画面
クリック
クリック
2-49
(6) 出力ファイル名指定
名前を付けて保存画面にて出力先ディレクトリおよび出力ファイル名を指定し、「保存」ボ
タンをクリックします(図 2.55)。データのチェックを行ってから出力されます。
図 2.55 出力ファイル名指定画面
(7) パラメータのファイル出力
出力ファイル名称が表示され、パラメータのデータがファイルに出力されます(図 2.56)。
図 2.56 ファイル出力画面
②ファイル名を入力 ③クリック
①ディレクトリを指定
出力ファイル名
2-50
(8) パラメータのファイル入力操作
「ファイル入力」ボタンをクリックします(図 2.57)。
図 2.57 パラメータファイル入力操作画面
(9) 入力ファイル名指定
ファイルを開く画面にて入力先ディレクトリおよび入力ファイル名を指定し、「開く」ボタ
ンをクリックします(図 2.58)。
図 2.58 入力ファイル名指定画面
クリック
③クリック ②結果ファイル名を選択
①ディレクトリを指定
2-51
(10) ファイル入力パラメータ設定
入力ファイル名称が表示され、入力パラメータファイルのデータが設定値に反映されます
(図 2.59)。
図 2.59 入力ファイル設定画面
入力ファイル名
入力設定値
2-52
2.4.6 伝送情報型パラメータ設定
伝送情報型パラメータ設定は以下の手順で実施します。接続線に設定した伝送情報型のパラメ
ータを設定できます。初期の設定値は、ライブラリ設定時に適合する伝送情報型の1つがデフォ
ルト値として設定されます。
(1) パラメータ設定画面の表示操作
【接続線または接続線一覧をダブルクリック】
接続線または接続線一覧をダブルクリックします(図 2.60)。
図 2.60 パラメータ設定画面表示操作画面(1)
ダブルクリック
ダブルクリック
何れか
2-53
【接続線を右クリック】
接続線を右クリックして表示されますポップアップメニューの「パラメータ設定」をクリ
ックします(図 2.61)。
図 2.61 パラメータ設定画面表示操作画面(2)
②クリック
①右クリック
2-54
【接続線一覧を右クリック】
接続線一覧を右クリックして表示されますポップアップメニューの「パラメータ設定」を
クリックします(図 2.62)。
図 2.62 パラメータ設定画面表示操作画面(3)
①右クリック ②クリック
2-55
(2) パラメータの設定変更
パラメータ設定画面の上流および下流モデルの伝送パターンを選択します(図 2.63)。
上流および下流モデル情報等は接続されている要素に設定されている要素モデルにより変
化します(図 2.64)。
本画面の「設定」ボタンをクリックすることで設定変更されます。設定変更しない場合は
「キャンセル」ボタンをクリックします。
図 2.63 パラメータ設定変更画面(1)
図 2.64 パラメータ設定変更画面(表示例 1)
選択
クリック
選択 選択
2-56
(3) パラメータの設定
上流および下流モデルの伝送パターンを選択すると、「結線」ボタンが活性化(図 2.65)し、
ボタンをクリックするとセル型伝送情報結線画面(図 2.66)が表示され、要素モデル間の伝送
情報の結線設定をすることができます。
図 2.65 パラメータ設定変更画面(表示例 2)
図 2.66 セル型伝送情報結線画面(表示例)
クリック
ッ
ク
2-57
2.4.7 モデルのチェック
モデルのチェックは以下の手順で実施します。モデルをチェックすることで、構築したモデル
が解析可能な状態であるか確認することができます。配置した要素の接続状態、配置した要素へ
の演算モデル・入力方式・出力方式の設定状態、接続線への伝送情報型の設定状態を確認します。
(1) モデルチェック起動
【モデル管理画面からの設定】
モデル管理ツールバーの「モデルチェック」ボタンをクリックします(図 2.67)。
図 2.67 モデルチェック画面(1)
クリック
2-58
【モデル管理メニューからの設定】
「モデル管理」メニューの「モデルチェック」をクリックします(図 2.68) 。
図 2.68 モデルチェック画面(2)
クリック
2-59
(2) モデルチェック結果
モデル管理情報表示エリアの「モデルチェック結果」タブ内にエラーがないかを確認しま
す(図 2.69)。
図 2.69 モデルチェック確認画面
モデルチェック結果
2-60
2.4.8 プロジェクトプロパティ画面
アクティブなウィンドウで使用されているプロジェクトの情報や、要素モデルの情報を表示し
ます。本画面では、使用している要素モデルの詳細を確認することができます。
(1) プロジェクトプロパティ画面表示
「プロジェクト管理」メニューの「プロジェクトプロパティ」をクリックします(図 2.70
プロジェクトプロパティ画面表示メニュー)
図 2.70 プロジェクトプロパティ画面表示メニュー
クリック
2-61
(2) プロジェクトプロパティ画面
プロジェクトプロパティ画面にはプロジェクトの詳細情報と、プロジェクトで使用されて
いる要素モデルの詳細情報を表示します(図 2.71 プロジェクトプロパティ画面)。
表示する項目は以下です。
【プロジェクト情報】
・プロジェクトGr名
・プロジェクト名
・管理者
・種別
・対象
【使用要素モデル情報】
・要素モデル名称
・DLL名称
・ファクトリ識別子
・使用数
・名前空間
・モデル作成者
・モデル概要
・読み込みファイル名
入力要素モデルが対象です。ファイルが存在する場合に表示します。
図 2.71 プロジェクトプロパティ画面
プロジェクト情報
使用要素モデル情報
2-62
2.5 解析
本節では、2.4 モデルの構築で構築したモデルでシミュレーション解析を実施する手順を示
します。
2.5.1 計算期間の指定
計算期間の指定は以下の手順で実施します。シミュレーションの開始から終了までの期間を年
月日 時分秒で指定できます。
(1) 画面切替
プロジェクト管理画面の「シミュレーション」タブをクリックします(図 2.72)。
図 2.72 シミュレーション切替画面
クリック
2-63
(2) シミュレーション期間変更
シミュレーション期間の変更する日時をクリックし、スピンボタン「 」をクリックして
変更します(図 2.73)。必要に応じ、中断時刻とタイムステップを設定・変更します。中断時
刻を有効にするには、チェックボックスにチェックを入れます。
図 2.73 シミュレーション期間変更画面
クリック
2-64
2.5.2 計算実行
計算実行は以下の手順で実施します。
「開始/再開」ボタンを選択すると、モデルのチェックを行い、正常時に計算を開始し、計算
結果を得ることができます。
(1) 計算開始操作
「開始/再開」ボタンをクリックします(図 2.74)。
注)モデルに異常がある場合は開始できません。
入力要素モデルに指定された読み込みファイルが存在しない場合も開始できません。
図 2.74 計算開始操作画面
クリック
2-65
(2) 計算実行
計算が開始されます(図 2.75)。
図 2.75 計算実行画面
2-66
2.5.3 計算中断
計算中断は以下の手順で実施します。計算を中断することで、計算中の状態を一時的に中断す
ることができます。
(1) 計算中断操作
「中断」ボタンをクリックします(図 2.76)。
注)計算中以外はクリックできません。
図 2.76 計算中断操作画面
クリック
2-67
(2) 計算中断
計算が中断されます(図 2.77)。
環境設定ファイルのログ出力レベルが要素モデルデバッグレベルに設定してある場合は、
モデル管理画面の「演算ログ」タブに計算状態が表示されます。
環境設定ファイルの詳細は「環境設定ファイル仕様書」を参照。
図 2.77 計算中断画面
演算ログ
2-68
2.5.4 計算再開
計算再開は以下の手順で実施します。「開始/再開」ボタンを選択すると、中断した時の続きか
ら、シミュレーション計算を再開します。
(1) 計算再開操作
「開始/再開」ボタンをクリックしますと計算を再開します(図 2.78)。
注)中断中以外の時は、計算は最初から行われます。
図 2.78 計算再開操作画面
クリック
2-69
2.5.5 計算停止
計算の停止は以下の手順で実施します。「停止」ボタンを選択すると、シミュレーション計算
が終了します。
(1) 計算停止操作
「停止」ボタンをクリックします(図 2.79)。
注)計算中、計算中断中以外はクリックできません。
図 2.79 計算停止操作画面
(2) 計算停止確認
「OK」ボタンをクリックしますと、計算が終了します(図 2.80)。
「キャンセル」ボタンをクリックしますと本画面を閉じます。
注)本画面表示中でも、計算は続行されています。
図 2.80 計算停止確認画面
クリック
クリック
2-70
2.5.6 計算終了
計算が終了しますと、「計算完了」ダイアログが表示されます。ダイアログの「OK」ボタンを
クリックします(図 2.81)。
図 2.81 計算終了確認画面
ダイアログを閉じますと、環境設定ファイルのログ出力レベルが要素モデルデバッグレベルに
設定してある場合は、モデル管理画面の「演算ログ」タブに計算状態が表示されます(図 2.82)。
またログ出力レベルに限らず、計算に要した時間を表示します(図 2.82)。
要素モデルデバッグレベルの設定については、環境設定ファイルの詳細は「環境設定ファイル
仕様書」を参照。
図 2.82 計算終了画面
クリック
ック
演算ログ
計算に要した時間
2-71
2.5.7 計算結果の初期化
計算結果の初期化は以下の手順で実施します。計算結果を初期化すると、シミュレーション計
算結果が削除されます。
(1) 初期化操作
「リセット」ボタンをクリックします(図 2.83)。
図 2.83 計算結果初期化操作画面
(2) 初期化実行
確認ダイアログが表示されます。
「OK」ボタンをクリックしますと、計算結果の初期化を行います(図 2.84)。「キャンセル」
ボタンをクリックしますと、計算結果の初期化は行いません。
図 2.84 計算結果初期化実行画面
クリック
クリック
2-72
(3) 初期化確認
計算結果が初期化されます(図 2.85)。
図 2.85 計算結果初期化確認画面
演算ログ
2-73
2.5.8 計算過程表示
計算中は、計算時刻および計算状況が更新され表示されます(図 2.86)。
図 2.86 計算過程表示画面
2-74
2.6 ライブラリの管理
作成した演算ライブラリを登録するには指定フォルダに作成した演算ライブラリを置き、
CommonMP のメインプログラムを起動するとライブラリが取り込まれ、CommonMP のメイン
プログラムから利用できます。
(注意:ライブラリの入力とライブラリの削除は、一度に操作しないでください。必ず再起動
を挟んで実施するようにしてください。)
2.6.1 ライブラリの追加
(1) ライブラリ入力画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ライブラリ管理」から「ライブラリ入力」を選択します。(図 2.87)
図 2.87 ライブラリ入力画面操作画面(1)
(2) ライブラリの入力
入力対象のライブラリ(アーカイブファイル名)を選択し、「インストール」ボタンをクリック
すると、CommonMP 動作環境にライブラリおよび付属情報のコピーを行います。 (図 2.88)
図 2.88 ライブラリ入力画面
クリック
ック
クリック
2-75
2.6.2 ライブラリの出力
(1) ライブラリ出力画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ライブラリ管理」から「ライブラリ出力」を選択します。(図 2.89)
図 2.89 ライブラリ出力画面操作画面(1)
(2) ライブラリの出力
出力対象のモデルプロジェクトやプロパティ画面等を選択し、「アーカイブ」ボタンをクリ
ックすると、ライブラリのアーカイブを出力します。 (図 2.90)
図 2.90 ライブラリ出力画面
クリック
ック
クリック
2-76
2.6.3 ライブラリの削除
(1) 対象ライブラリの選択
ライブラリ管理画面より、削除対象のライブラリ削除を選択します。(図 2.91)
図 2.91 ライブラリ削除対象の操作画面
(2) ライブラリ削除画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ライブラリ管理」から「ライブラリ削除」を選択します。(図 2.92)
図 2.92 ライブラリ削除操作画面
クリック
ック
クリック
ック
2-77
(3) ライブラリの削除
確認ダイアログが表示されます。
「OK」ボタンをクリックしますと、ライブラリの削除を行います。「キャンセル」ボタンを
クリックしますと、ライブラリの削除は行いません。 (図 2.93)
図 2.93 ライブラリ削除確認画面
(4) CommonMP 再起動要求
再起動要求ダイアログが表示されます。
ダイアログ内のメッセージを確認し「OK」ボタンをクリックし、CommonMP を再起動願
います。(図 2.94)
図 2.94 CommonMP 再起動要求確認画面
(5) ライブラリ削除終了
ライブラリ削除終了確認ダイアログが表示されます。
CommonMP が再起動すると、ライブラリ削除終了の確認ダイアログが表示されます。(図
2.95)
図 2.95 ライブラリ削除終了確認画面
クリック
ック
クリック
ック
クリック
2-78
2.7 ツールの管理
ツール利用者は、ツールを CommonMP にインストールすることでランチャー画面からイン
ストールしたツール起動することができます。また、インストールしたツールを削除することが
できます。
ツール開発者は、作成したツールを配布するために、起動に必要なファイル一式を含むツール
のパッケージを作成することができます。
本節では、ツールの管理方法を説明します。
2.7.1 ツールのインストール
ツールを CommonMP にインストールする場合は、次の手順で実施します。
(1) ツールのインストール画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ツール管理」から「ツールのインストール」を選択します。(図 2.96)
図 2.96 ツールのインストール画面操作画面
クリック
ック
2-79
(2) ツールのインストール
インストール対象のパッケージ(パッケージファイル名)を選択し、「インストール」ボタンを
クリックすると、CommonMP 動作環境にツールおよび付属情報のコピーを行います。 (図
2.97)
図 2.97 ツールのインストール画面
クリック
ック
2-80
2.7.2 ツールのパッケージ化
ツールをパッケージ化する場合は、次の手順で実施します。
(1) パッケージ化画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ツール管理」から「ツールのパッケージ化」を選択します。(図 2.98)
図 2.98 パッケージ化の操作画面
(2) ツールのパッケージ化
対象のツールプロジェクトフォルダを選択して、「アーカイブ」ボタンをクリックすると、
ツールのパッケージを出力します。(図 2.99)
図 2.99 ツールのパッケージ化画面
クリック
ック
クリック
2-81
2.7.3 ツールの起動
インストールしたツールを起動する場合は、次の手順で実施します。
(1) ランチャー画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ツール管理」から「ツール起動」を選択します。(図 2.100)
図 2.100 ツール起動の操作画面
(2) ツールの起動
起動したいツールのボタンをクリックすると、ツールが起動します。(図 2.101)
図 2.101 ランチャー画面
クリック
ック
クリック
2-82
2.7.4 ツールの削除
インストールしたツールを CommonMP から削除する場合は、次の手順で実施します。
(1) ツールの削除画面の起動
「ヘルプ」メニューの「ツール管理」から「ツールの削除」を選択します。(図 2.102)
図 2.102 ツールの削除操作画面
(2) 削除ツールの選択
ツールの削除画面の項目一覧から削除するツールを選択します。(図 2.103)
図 2.103 ツールの削除画面
クリック
ック
クリック
2-83
(1) ツールの削除
「削除」ボタンをクリックしますと、ツールの削除を行います。「終了」ボタンをクリック
しますと、ツールの削除は行いません。 (図 2.104)
図 2.104 ツールの削除画面
(2) CommonMP 再起動要求
再起動要求ダイアログが表示されます。
ダイアログ内のメッセージを確認し「OK」ボタンをクリックし、CommonMP を再起動願
います。(図 2.105)
図 2.105 CommonMP 再起動要求確認画面
(3) ツール削除終了
ツール削除終了確認ダイアログが表示されます。
CommonMP が再起動すると、ツール削除終了の確認ダイアログが表示されます。(図 2.106)
図 2.106 ツール削除終了確認画面
クリック
ック
クリック
クリック
ック
3-1
3. 利用手順と操作イメージ(CUI 版編)
本章では、CommonMP CUI 版の利用手順と操作イメージを示します。
3.1 利用フロー
CommonMP CUI 版の利用フローを図 3.1 に示します。利用項目に添えられている数字は説
明されている節、項を指します。
図 3.1 CommonMP CUI 版の利用フロー
プログラムインストールとアンインストール、ライブラリの管理は GUI 版と共通です。CUI
版の計算はコマンドプロンプト上で実施します。そのため、プログラムの開始と終了はコマンド
プロンプトの操作になります。
プログラムの開始 3.2.1
計算 3.3
プログラムの終了 3.2.2
ライブラリの管理 2.6 2.6
エラー! 参照元が見つかりません。
プログラムのインストール
動作環境初期設定
プログラムのアンインストール
(インストール手順書参照)
3-2
3.2 プログラムの開始と終了
3.2.1 プログラムの開始
(1) コマンドプロンプトの起動
コマンドプロンプトを起動します(図 3.2)。
図 3.2 コマンドプロンプト画面
3-3
(2) ディレクトリの移動
インストールしたディレクトリの実行プログラム所在ディレクトリに移動します(図 3.3)。
Ex)cd C:¥Program Files¥CommonMP¥CommonMP¥bin
図 3.3 ディレクトリ変更画面
3-4
3.2.2 プログラムの終了
(1) コマンドプロンプトの終了
「Exit」コマンドを入力、または「×」ボタンをクリックします(図 3.4)。
図 3.4 コマンドプロンプト終了画面
クリック
3-5
3.3 計算
3.3.1 計算の実行
(1) 計算実行
コマンド「hymco -c ProjectFile.xml」にて計算を実行します(図 3.5)。
ア ProjectFile.xml(格納先:HymcoCUI.cfg の CUI_WORK_DIRECTORY で指定した場
所)は、作成したプロジェクトファイルの名称。
イ シミュレーション期間の設定時間およびタイムステップはプロジェクトファイルに
設定した内容で計算が実行されます。
ウ ログを出力する時は、「HymcoCUI.cfg」ファイルの「LOG_LEVEL」を「DEBUG」
にします。
図 3.5 計算実行操作画面
3-6
(2) 計算正常終了(デバッグログ出力なし)
デバッグログ出力指定がない場合は、メッセージは表示されません(図 3.6)。
図 3.6 デバッグログ出力なし画面
(3) 計算正常終了(デバッグログ出力あり)
デバッグログ出力指定がある場合は、計算ログメッセージが表示されます(図 3.7)。
図 3.7 デバッグログ出力あり画面