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COR POR ATE
PROF I L E
2 0 1 9
サントリー食品インターナショナル株式会社
次世代の飲用体験を誰よりも先に創造し、人々のドリンキングライフを
より自然で、健康で、便利で、豊かなものにする
次世代のグローバル飲料カンパニーへサントリーグループの中核を担う企業として、サントリーグループの理念、
目指す姿を共有・継承しながら、飲料・食品カンパニーとして
独自のビジョンを掲げ、世界に展開していきます。
Vision
グローバルグループがつながり世界中に“おいしい”を届けます
私たちは、日本、アフリカを含む欧州、アジア、オセアニア、米州の5リージョンで事業を展開し、
地域ごとのお客様の嗜好やニーズに合わせた
おいしくてより健康的な商品をお届けしていきます。
欧 州
米 州日 本
アジア
オセアニア
To be the Third Force
「水と生きる」の約束のもと世界中のお客様に、最高の飲用体験をご提供します
サントリー食品インターナショナル株式会社代表取締役社長
齋藤和弘
水と生きる
日本最初のウイスキー蒸溜所を名水の地である京都・山崎に設立してから、
「サントリー天然水」ブランドが国内清涼飲料で販売数量No.1ブランドとなった今日まで、
私たちは常に“水”を事業の中心に据えてまいりました。
「水と生きる(Mizu To Ikiru)」は、この脈々と受け継いできたユニークな事業価値を
今後も変わらずグループ発展の軸とすることを、全てのステークホルダーの皆様にお約束するものです。
一方で、私たちを取り巻く環境は、速度を早めながら常に変化を続けております。
これまでには想像もできなかった技術やアイデアが、新たな価値を生む大きな変革期を迎えております。
チャレンジングな時代ではありますが、原点を見失わず、刻々と変わる現場の状況を
的確に捉えることに重きを置き、よりスピーディな経営判断を進めてまいります。
いにしえより変わらない“水”に最先端のイノベーションをブレンドし、
世界中のお客様のご期待を上回る飲用体験を提供すべく、
日々挑戦をしてまいります。
今どんなものを飲みたいか。どんなおいしさが欲しいか。
私たちはそうしたお客様のニーズを読み取り、よりおいしいもの、より愛される商品をお届けしたいと日々追求することで、
「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」をはじめとした数多くのロングセラーブランドを生みだすことができました。
これからも、ずっと私たちのブランド・商品は進化していきます。
魅力的な商品をつくり続けるために
新しい“おいしさ”を開拓し、育む
お客様や時代のニーズとともに私たちの商品は進化します
お客様に愛される商品を生みだす原動力。それは、研究開発です。“研究開発こそが
メーカーの命”という考えは、創業時から続くサントリーグループのモットーです。
私たちは国内・海外に専門部門を設置し、安全と安心の徹底、“おいしさ”の追求を
研究開発の中心に据え、中味開発、原料の研究、加工技術の革新などにより、
新たな価値の創造に取り組んでいます。
長年積み重ねた研究開発を活かし、その機能だけではなく、おいしさにも徹底的にこだわった特定保健用食品や機能性表示食品の開発を進めています。
“新たな価値”を創出
技術イノベーションにより、サントリーならではの独自の価値を持つ商品を開発し、新たな飲用スタイルの提案をしています。
サントリー食品インターナショナルが誕生したのは2009年
1月。しかし、私たちのDNAには、100年以上の時を経た
サントリーのチャレンジスピリッツがあります。1932年に発売
された果実系飲料「コーリン」に始まり、50年代にはソーダ、
70年代にはミネラルウォーターとコーヒー飲料、80年代には
スポーツドリンクや茶系飲料と、時代のニーズを汲み取って
新たなカテゴリーを開拓し、多彩な“おいしさ”を提案。そし
て、1981年発売の「サントリーウーロン茶」、1992年発売の
コーヒー「BOSS」などの今もなお愛され続ける商品の数々は、
お客様のニーズとともに進化してきた私たちの誇りです。
2017年には、新たなワークスタイルの変化に寄り添い、
ゆっくりと飲み続けられる「クラフトボス」を発売し、
新たな需要を創出しました。
心を満たし、
おいしくて、
より健康的な
飲料を
1984年当時のCMカット
豊かな自然を未来へ残すために
お客様の“おいしい”とともに成長する
「水と生きる」という、Promise/社会との約束のもと、私たちは新たに「2030年環境目標」を
設定し、自然の恵みに支えられている企業の責任として、持続可能な社会づくりに貢献する
ための活動を進めています。容器・包装での省資源活動、自動販売機での省エネ、工場で
の自然エネルギーの活用・水使用量の削減など、豊かな自然という財産を、未来に引き継い
でいくための取り組みを行っています。
私たちの製品を支えるのは、豊かな自然が育む良質な
地下水である天然水。サントリーグループでは、国内の
工場で汲み上げる地下水の量の2倍以上の、豊かな水
を生みだす森を育む水源涵養活動“天然水の森活動”
に長年取り組んでいます。
お客様の“気持ち”の変化を読み取ることで、より愛されるブランドが生ま
れました。たとえば、おいしさだけではなく、“お茶を買う”という新しいライフ
スタイル・価値観をつくった「サントリーウーロン茶」。この原動力は、創業者
鳥井信治郎による「やってみなはれ」という言葉。100年にわたり受け
継がれてきたフロンティアスピリッツは私たちの中に今も生きています。
水を育む自然を養う
バリューチェーン全体での“省エネルギー”推進
業界をリードする“環境負荷低減”への取り組み
○国産最軽量のペットボトル の導入
○世界初。植物由来原料を100%使用 したボトルキャップ の導入
○国産最薄のラベル の導入
○回収されたペットボトルを再生する技術 (メカニカルリサイクル)の確立
※1
※2
※3
※1:550mℓ(11.3g)、500~600mℓ国産ペットボトル対象。 ※2:主原料である100%植物由来化したポリエチレンキャップ。ただし、製造ライン切り替え時の微量の石油由来成分及び着色剤成分を除く。※3:12μm(マイクロメートル)。(上記いずれも2019年4月時点・当社調べ)
飲みたい気持ちの、いちばん近くに。
多彩なラインナップでニーズに応えるミネラルウォーターからウーロン茶、緑茶、コーヒー、炭酸飲料、
果汁飲料、機能性飲料、特定保健用食品など、様々なシーンで
お客様に満足していただけるように、多彩なラインナップを展開して
います。今後も技術・商品開発力を磨き、お客様に喜んでいただ
ける商品を提案していきます。
消費電力低減機能付
き自動販売機を導入
するなど、商品の製造
段階だけではなく、す
べての過程において省
エネルギーに取り組ん
でいます。
心を満たし、
おいしくて、
より健康的な
飲料を
お客様のオケージョンやニーズに合わせて自動販売機だけではなく、様々なタイプの機材のご提案に加え、専用商品の開発にも取り組むことで最適な品揃えを提供しています。
給茶機 スマートカフェ ウォーターサーバー 飲料自動販売機
植物由来原料100%使用ペットボトルの開発をしています。
売上・利益 (2018年12月期) 2017年12月期よりIFRSに準拠
会社概要
グループ概要
2019年6月発行
●
サントリー食品インターナショナル株式会社
本 社 所 在 地:東京都中央区京橋3丁目1-1 東京スクエアガーデン
設 立:2009年1月
代表取締役社長:齋藤 和弘
• グループ会社:105社(2018年12月31日現在) • 従業員数:24,142名(2018年12月31日現在) • 資本金:168,384百万円
グループ会社:299社(2018年12月31日現在)
従 業 員 数:39,466名(2018年12月31日現在)
創 業:1899年
連結売上収益(酒税控除後):22,508億円(2018年1月1日~2018年12月31日)
連結売上収益(酒税込み) :25,173億円(2018年1月1日~2018年12月31日)
連結営業利益 :2,509億円(2018年1月1日~12月31日)
●連結売上高:12,943億円(2018年1月1日~12月31日) ●連結営業利益:1,136億円(2018年1月1日~12月31日)
https://suntory.jp/sbf/
経営企画部
サントリー食品インターナショナル株式会社
サントリーグループは、純粋持株会社制を導入しており、清涼飲料、酒類の製造・販売等を行っています。
サントリーグループ
● 海外グループ企業
欧州
アジア
オセアニア
米州
● 国内グループ企業
サントリーフーズ株式会社
サントリーフーズ沖縄株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
サントリービバレッジサービス株式会社
株式会社ジャパンビバレッジホールディングス
株式会社サンベンド
サントリープロダクツ株式会社
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セグメント別利益構成比
(注)事業売却益の影響を含む。
セグメント別売上構成比
日本
米州
42%
7%
オセアニア
欧州
アジア
5%
20%
26%
オセアニア
欧州
日本
米州
アジア
4%
19%
55%
7%
15%
PS13-0015