14
1 12 月号 目次 P1 目次、ご案内 P2 はじめに 山崎泰宏 P3-P8 コラム-1 新野淳一 P9 コラム-2 林雅之 P10-P11 イベント・カレンダー P12-P13 事務局後記 P14 CUPA Café 開催案内 CUPA レポート 2013 年 12 月号 VOL,17 【2013 年 11 月 CUPA 新規ご入会案内】 日本ストラタステクノロジー株式会社 【2013 年 12 月 CUPA 新規ご入会案内】 freee 株式会社 様

CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

  • Upload
    others

  • View
    3

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

1

12 月号 目次

P1 目次、ご案内

P2 はじめに 山崎泰宏

P3-P8 コラム-1 新野淳一

P9 コラム-2 林雅之

P10-P11 イベント・カレンダー

P12-P13 事務局後記

P14 CUPA Café 開催案内

CUPAレポート

2013 年 12 月号 VOL,17

【2013 年 11 月 CUPA 新規ご入会案内】

日本ストラタステクノロジー株式会社 様

【2013 年 12 月 CUPA 新規ご入会案内】

freee株式会社 様

Page 2: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

2

「文章は、人の力量を示す」

CUPA 運営委員 山崎 泰宏

日頃より本機関へのご理解とご支援、誠にありがとうございます。CUPAの活動も、2013年は残

すところあと僅かとなりました。今年も関係者各方面において大変お世話になりました。来年もま

たどうぞよろしくお願いいたします。

今回は、私が本書へ執筆する最後の記事となります。約1年半続けて来ましたが、正直毎回ネタに

困りながらも、何とか書き続けてられました。通常の記事執筆依頼ですと、何かテーマがあって、

連載であれば、それを何回かに分けて構造を設計できます。アウトプットすべきものが構造として

可視化できるので、文章で埋めていくのはとても簡単です。しかし、毎回このような冒頭の挨拶を

徒然なるままに書こうとすると、テーマを見つけるところに苦心し、全く筆が進まなくなるのです。

毎日コラムなど書いている文筆家の方々は、更にこれをプロフェッショナルとしてきっちり行うわ

けですから、その隠れた努力と苦労たるや想像に難くないですね。

私には技術に対するビジョンを持ったプロであることを自負してはおりますが、実際は、技術者と

しては一線を退き、かつてのような前線で戦える能力を有してはおらず、経営者としては、数々の

ポリシーはあるものの、よく考えれば、つい数年前から見よう見真似で始めたヒヨッ子でもありま

す。なにかを語れる程の引き出しも少ないのは否めません。これからはそうした自分の未熟さを真

摯に受け止め、ここでの反省を元に、より知見に富んだ、経験のある人間へと成長したいと考えて

います。

今後は、技術トレンドを紹介する程度に文章を書き加えることはあるかもしれませんが、ひとまず

は、これにて休止です。またいずれお会いいたしましょう。長らく駄文にお付き合いいただきまし

て、本当にありがとうございました。

はじめに

Page 3: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

3

「シスコは新 SDN 戦略、AWS はストリーミング処理サービス、 セールスフォース・ドットコムはモバイルファーストへと、大型発表相次ぐ」

CUPA 総合アドバイザー 新野 淳一

11月は海外で大きなイベントが相次いで行われました。シスコの新戦略「「Application Centric

Infrastructure」」の発表、そして Amazon Web Servicesの「AWS re:Invent 2013」、セール

スフォース・ドットコムの「Dreamforce ‘13」などです。

シスコ、ついに独自の SDN 製品群をリリース、コンセプトは「Application Centric

Infrastructure」

米シスコシステムズは 11月 6日(現地時間)、同社の Software-Defined Networking戦略に相

当する「Application Centric Infrastructure(ACI)」戦略と、それに対応した新製品群を発表し

ました。

戦略の核となる製品「Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC)」は、ネット

ワークコントローラとしてネットワーク全体をポリシーに基づいて制御するだけでなく、将来的に

はサーバ、ストレージを含むデータセンターのコンピューティングリソースを包括的に制御すると

いう構想が明らかにされています。

すなわちシスコの戦略は、データセンターの制御そのものを自社製品のコントローラで実現するこ

とを見据えた野心的なものといえます。

発表に当たり同社はニューヨークでイベントを開催し、CEO ジョン・チェンバース氏が登壇。こ

れまで他社と比べて後れをとっていると見られていた Software-Defined Networkingの分野で本

格的な巻き返しをアピールしました。

Application Centric Infrastructure(ACI)戦略の概略は以下の図のようになります(シスコが公

開している図を基に、Publickeyがカスタマイズしたもの)。

コラム-1

Page 4: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

4

中央上部にあるのが Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC)で、アプリケ

ーションごとに対応したネットワークの QoS、セキュリティ要件、ネットワーク構成などをポリシ

ーに落とし込み、それをネットワークインフラへ展開、構成します。

ネットワーク機器に対してはシスコの OnePKや OpenFlowをサポートするほか、エコシステムを

構成する協業ベンダの製品なども対応予定。

将来的にはこのコントローラからサーバ、ストレージも一元的に制御することが視野に入っていま

す。

コントローラに対する REST APIも公開し、他のソフトウェアから制御可能にするほか、

OpenStackや OpenDaylightとの統合も予定しています。

OpenFlowが注目を浴び Software-Defined Networkingが話題になっている中で、シスコは終始

一貫して OpenFlowを積極的にサポートする姿勢を見せず、Software-Defined Networkingに対

する取り組みも、onePKと呼ばれる独自のテクノロジーをリリースしたものの、いまひとつ前向き

な姿を示すことはありませんでした。

今回発表された Application Centric Infrastructure戦略と製品群は、シスコが OpenFlowや

Software-Defined Networkingに対してなぜ前向きでなかったのか、その回答だと言えます。

AWS re:Invent 2013開催。Desktop as a Service、リアルタイム処理エンジンなどを発表

11月 14日にはラスベガスで「AWS re:Invent 2013」が開催。初日の基調講演にはシニアバイス

プレジデントのアンディ・ジェシー(Andy Jassy)氏が登壇。

Page 5: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

5

Jassy氏は、仮想化デスクトップサービスの Amazon WorkSpacesを発表しました。集中管理が

できる仮想化デスクトップで、ハードウェア不要、仮想化ソフトウェア不要、インフラ不要、長期

契約も不要だ。企業ののディレクトリとも容易に統合できます。

当然ながらノート PC、デスクトップ PC、タブレットからもアクセスでき。すべての情報はクラウ

ドに記録されます。

APIコールのログを取る「AWS CloudTrail」、ストリーミングサービスの Amazon AppStream

なども合わせて発表しています。

2日目の基調講演に登場したのは、Amazon.com CTO Werner Vogels氏。

Page 6: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

6

Vogels氏は、Amazon RDSの PostgreSQL対応を発表。3TBのストレージで 30000IOPSまで

性能を指定でき、マルチアベイラビリティゾーン、VPCなどにも対応。

さらに、大規模なストリーミングデータ処理のための新サービス「Amazon Kinesis」を発表。

その仕組みは、送られてくる大量のリアルタイムデータに対して「Kinesis Stream」を作成します。

これは複数のアベイラビリティゾーンで構成される信頼性の高いストレージで、これがストリーム

Page 7: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

7

データをリアルタイムで確実に受け止めます。この Kinesis Streamをスケールアウトすることで

より大容量でハイスピードのデータにも対応できます。

Kinesis Applicationには、Kinesis Streamから必要なデータタイプだけを送ることができるよう

になっています。

そして他のストレージや Stormのようなリアルタイム処理に人気の処理系などと統合し、アプリ

ケーションを作ることができます。

さらに、Amazon RDSでクロスリージョン対応を実現する「Amazon RDS Corss-Region Read

Replicas」も発表されました。

セールスフォース・ドットコムが新ブランド「Salesforce 1」を立ち上げ

AWS re:Inventの翌週にサンフランシスコで行われたのが、米セールスフォース・ドットコムに

よる「Dreamforce」。ここでは、同社が提供するクラウドサービス群の新ブランド「Salesforce

1」(セールスフォースワン)が発表されました。

Page 8: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

8

Salesforce1では API中心でプラットフォームが構築されており、モバイルフレンドリーなプラッ

トフォームになっています。開発ツールの VisualForceもモバイル対応に。

同社はもともとデスクトップ PCのWebブラウザから利用することを想定したサービスを提供し

ましたが、モバイルファーストへと大きくピボットしたことになります。

Page 9: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

9

「2013 年のエンタープライズクラウドとこれから 」

CUPA 総合アドバイザー 林 雅之

2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

と言えるでしょう。

調査会社のMM総研が 2013年 8月に発表した法人ユーザ 1500社を対象に調査した「国内クラ

ウドサービス需要動向」によると、ICT投資総額が伸び悩む中、クラウドサービスの需要は急拡

大を続ける国内クラウド市場は 2015年度に 1兆円、2017年度に 2兆円に達すると予測してい

ます。

特に、システム構築の際にクラウドを優先的に検討する「クラウドファースト」企業が 7割にの

ぼっており、クラウドの選択基準は「コスト」よりも「セキュリティ」重視へと転換している傾

向にあります。

2013年は、クラウド市場をリードする「Amazon Web Service」が、2012年のエンタープライ

ズレディから本格的にエンタープライズ市場に参入した年になったと言えるでしょう。代表的な

ERPパッケージである「SAP ERP」を「Amazon Web Services」で稼働させたケンコーコムは

特徴的な事例と言えます。

AWSのエンタープライズの事例では、東急ハンズの POSシステムや、ミサワホームの基幹系シ

ステムや人事情報システム・文書管理システムや会計システムなど、企業の基幹系に関わるシステ

ムも AWS上で稼働するという事例も増えてきています。

エンタープライズクラウドの導入は国内にとどまらず、グローバル拠点展開までを想定した基幹シ

ステムのグローバルクラウド環境構築の取り組みも始まっています。

NTTコミュニケーションズは 2013年 10月 9日、日本に所有している基幹システムを、2014年

1月から NTT Comのクラウドサービス上に移行し、2018年までに国内の全システムをクラウド

化し、世界各地域で運用するシステムについても並行してクラウド化を進めると発表しています。

ヤマハ発動機グループにおいて世界各国から利用される基幹システムのサーバー台数は 700台規

模で構成され、生産・調達管理システム、製品開発システムや人事・財務等コーポレート系などの

システム群の多くは、オンプレミス環境で自社運用となっており、世界 30の国と 140社のグル

ープ会社を含めた基幹システムのクラウド環境構築への移行計画を進めています。

現在、エンタープライズのクラウドでは、製造業や流通業の事例が多くみられますが、今後は、

FISC(日本の金融機関がシステム構築を行なう際の指針)など、セキュリティが懸念される金融業

界への採用も進んでいくと考えられます。

また、エンタープライズクラウドの進展に伴い、SIビジネスを自社のコアとしていた事業者が大

きな転換が必要となっていくでしょう。クラウドを使った付加価値のあるインテグレーションビジ

ネス、つまりCI(クラウドインテグレーション)ビジネスで収益を得られるための事業モデルの

再構築が求められているのかもしれません。

コラム-2

Page 10: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

10

2013 年 12 月 11 日~2014 年 2 月 28 日 ----------------------------------------------------------------------------------------------------

Prowise Business Forum in Tokyo 第 71回

http://www.hitachi-solutions.co.jp/forum/tokyo/vol71/

開催日:2013年 12月 12日(木)

開催場所:JR品川イーストビル 20F セミナーホール(東京都港区港南 2-18-1)

基調講演:Publickey 新野 淳一 様(CUPA総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

OKINAWA Open Days 2013

http://www.okinawaopenlab.org/archives/846

開催日:2013年 12月 12日(木)-13日(金)

開催場所:沖縄県市町村自治会館 自治会館ホール(沖縄県那覇市旭町 116-37)

講演、パネラー、協賛:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

中島 倫明 様 (CUPA技術アドバイザー、日本 OpenStackユーザ会)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

オープンソースカンファレンス 2013 .Enterprise

http://www.ospn.jp/osc2013.enterprise/

開催日:2013年 12月 13日(金)

開催場所:TKP渋谷カンファレンスセンター(東京都渋谷区渋谷 2-17-3 渋谷東宝ビル)

セミナー担当:NTTソフト株式会社 岡 あゆみ 様(日本 OpenStackユーザ会)

講演:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

中島 倫明 様 (CUPA技術アドバイザー、日本 OpenStackユーザ会)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

儲けるためのクラウド導入、活用セミナー

URL:未

開催日:2013年 12月 17日(火)

開催場所:Business Airport青山(東京都港区南青山 3-1-3 スプライン青山東急ビル 6F)

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPAビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

JEITA ソフトウェアエンジニアリング技術ワークショップ 2013

http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=611&ca=1

開催日:2013年 12月 19日(木)

開催場所:大手センタービル(東京都千代田区大手町 1-1-3)

講演:Publickey 新野 淳一 様(CUPA総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

第 61回 InfoTalk

http://pk.aiit.ac.jp/index.php?InfoTalk%2F20131220

開催日:2013年 12月 20日(金)

開催場所:産業技術大学院大学(東京都品川区東大井 1-10-40)

講演:Publickey 新野 淳一 様(CUPA総合アドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

イベント情報

Page 11: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

11

----------------------------------------------------------------------------------------------------

OpenStack Days Tokyo 2014

http://openstackdays.com/

開催日:2014年 2月 13日(木)-14日(金)

開催場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区神田駿河台 4-6)

特別協力:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

中島 倫明 様 (CUPA技術アドバイザー、日本 OpenStackユーザ会)

特別協力:NTTソフト株式会社 岡 あゆみ 様(日本 OpenStackユーザ会)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

中国経済産業局主催セミナー

URL:未

開催日:2014年 2月 25日(火)

開催場所:松山市内

講演:株式会社船井総合研究所 江尻 高宏 様(CUPAビジネスアドバイザー)

----------------------------------------------------------------------------------------------------

Page 12: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

12

【「レジャー白書 2013」から見た中高年男性】

スポーツ:40 代~60代男性の 30%が余暇にジョギング

「レジャー白書 2013」は公益財団法人日本生産性本部が 2013年 8月に発行。1977年から 30

年以上にわたり、国内の余暇行動、レジャー活動に関するデータを提供している。今回はその中で、

「レジャー種目への参加率」に注目した。40代~60代男性が余暇に「何に」熱中しているかを

「スポーツ」「趣味・創作」に分けて紹介する。

まずは、健康増進する「スポーツ」から。調査全体(男女・全世代)では、「ウオーキング」「ジ

ョギング、マラソン」「体操」がトップ 3。ウオーキングは男女いずれも参加率が高いが、男性は

「ジョギング、マラソン」の参加率が高く、女性は記載していないが「体操」の参加率の方が高い

傾向がある。

では、40代男性、50代男性、60代男性はどうか。図 1にそれぞれの参加率を示した。中高年世

代でも「ジョギング、マラソン」の人気は高い。さらに世代間で参加率の差もわずかだ。40代、

50代、60代いずれも約 3割の参加率を誇る。自分の足で疾走する爽快感にはまる世代は多い。

一方、ウオーキングの参加率は 40代男性で 24.4%。しかし、50代男性は 32.7%、60代は

52.2%と年齢が上がるにつれて参加率も増加する。50代、60代の男性が余暇に楽しむスポーツの

1位はウオーキングという結果だった。ウオーキングは「動」のスポーツでありながら、「静」の

要素も併せ持つ。郊外で自然の息吹を感じながら楽しむもよし、新たな気付きを期待しながら、街

を散策しながら楽しむのもよし。さながら、旅の趣も内に秘めた、R50・R60世代の余暇に絶好の

事務局後記

Page 13: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

13

レジャーとなっている。このほか 40代、50代、60代の男性では、「ボーリング」「サイクリン

グ、サイクルスポーツ」「釣り」がいずれもトップ 10圏内入りしている。

この世代には、ゴルフ好きも多い。「ゴルフ(練習場)」の参加率は、40代・50代・60代のい

ずれの年代でも 10%台前半。「ゴルフ(コース)」では、それぞれの年代で練習場の参加率より

も数ポイント高い。一方、70代男性の参加率は、コース、練習場いずれも 20%近い。男性にとっ

てゴルフは、世代を超え長きにわたり楽しむことが可能なレジャー・スポーツといえるのだろう。

日本生産性本部ではレジャー種目を「スポーツ」「趣味・創作」「観光・行楽」「娯楽」に分類す

る一方、「バーベキュー」や「大型ショッピングセンターやアウトレットモール」などは「その他

部門」として別ジャンルに分類している。今回の紹介は前記の「スポーツ」と下記の「趣味・創作」

とした。

趣味・創作:男 60代にしてスローライフにはまる

40代~60代男性の「趣味・創作」に共通する傾向としては、図 2に示したように、1位の「パソ

コン」に次いで「音楽鑑賞」「映画鑑賞」「ビデオ鑑賞」が 10 位までに入る。こうした「鑑賞系」

のレジャーは 40代、50代の男性では上位にランクインするが、60代ではプライオリティが下が

る。60代男性はパソコンに次いで「園芸、庭いじり」の参加率が高く、3位「写真の制作」、4位

「日曜大工」といった鑑賞系以外のレジャーに人気がある。年齢を重ねるにつれて、鑑賞するに飽

き足らず、自ら能動的に余暇を楽しむニーズが増えるようだ。 参照:日経 BP @5

Page 14: CUPA レポートCUPA 総合アドバイザー 林 雅之 2013年は、クラウドビジネスにおいて、特にエンタープライズクラウドの導入が顕著だった年だ

14

《「CUPA・Café」のご案内 》

下記の日時で「第 15 回 CUPA・Café」を開催いたします。

日時:2013年 12月 18日(水曜)19:30~21:00

会場:クリエーションライン株式会社 会議室

東京都千代田区神田佐久間町 3-6 M’s WORKS BLDG 3F

12 月のテーマ:『PaaS の最新情報と今後』

対談者:NTT コミュニケーションズ株式会社 草間 一人 様

株式会社 Engine Yard 今中 崇泰 様

株式会社セールスフォース・ドットコム 相澤 歩 様

ニフティ株式会社 高野 祥幸 様

司会: CUPA 代表理事 荒井 康宏

◆CUPA・Café詳細は CUPAの facebookページにてご案内いたします。

http://www.facebook.com/cupa.jp

会員企業様や関係者は無料で入場できます(アルコールも少量ですが準備致します)。

ご多忙とは存じますが、ご来場の程宜しくお願い致します。

尚、ご来場の際は、お手数でも事前に下記メルアドまでご連絡をお願い致します。

[email protected]

◆一般の方は USTREAMで視聴できます。

・CUPA・Caféライブ:http://www.ustream.tv/channel/cupa-cafe

・CUPA・Caféアーカイブ:http://cloud.or.jp/cupa_cafe.html

本企画では「ご希望の対談者」や「対談テーマ」などを募集しています。

下記のアドレスまでご要望などをご送信ください。

[email protected]

以上、宜しくお願い申し上げます。