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139 18'
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139 24'
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139 30'
139 30'
34 42' 34 42'
34 48' 34 48'
139 18'
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34 42' 34 42'
34 48' 34 48'
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139 30'
34 42' 34 42'
34 48' 34 48'
OOHODK
OSM
GJK
OOH=地震計(短周期、長周期)、傾斜計、磁力計、気圧計、温度計、雨量計、歪
GJK=地震計(短周期)、傾斜計、磁力計、温度計、雨量計,重力計
ODK=地震計(短周期、長周期)、傾斜計、磁力計、雨量計
OSM=地震計(短周期)、傾斜計、温度計、雨量計
資料概要
伊豆大島の火山活動について2008年8月 ~ 2009年1月
防災科学技術研究所第112回火山噴火予知連絡会
伊豆大島
○地震 ○地殻変動
島内を震源とする地震活動が見られるものの活動度は比較的低い。
この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
複数の観測点に共通して2008年7月ごろから10月ごろまで島の膨張を示唆するドリフト方向の変化が見られた。
第 112 回火山噴火予知連絡会 防災科学技術研究所
伊豆大島の地震活動(2008/8/1~2009/1/31,15km 以浅)
2 km
ODK
OOH
GJK
OSM
NIED
JMA
W E
15
10
5
0
Dep
th (
km)
0 5 10 15
Depth (km)
139.30
139.35
139.40
139.45
Long
itude
02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 01
2008 2009
E
W
M<-1M=-1M=0M=1M=2M=3M=4M=5M=6
34.65°
34.7°
34.75°
34.8°
34.85°
34.65°
34.70°
34.75°
34.80°
34.85°
139.25° 139.30° 139.35° 139.40° 139.45° 139.50° 139.55°E
上の図で示した期間
低周波地震以外の地震
低周波地震
N
震源決定には,気象庁の観測点(位置は図中)も使用した。
伊豆大島
第 112 回火山噴火予知連絡会 防災科学技術研究所
伊豆大島の傾斜変動(2008/6/1~2009/1/31)
06 07 08 09 10 11 12 01
2008 2009
OOH-EW
OOH-NS
GJK-EW
GJK-NS
ODK-EW
ODK-NS
OSM-EW
OSM-NS
6時間雨量
2 μradN, E down
時間値
50 mm
伊豆大島
第 112 回火山噴火予知連絡会 防災科学技術研究所
PALSAR 干渉解析による伊豆大島の地殻変動
伊豆大島の地殻変動を調査するため,陸域観測技術衛星「だいち」の PALSAR データを用
いた SAR 干渉解析を実施した.本解析で使用したデータペアを以下に示す.
ペア1 パス:055(南行軌道),オフナディア角:41.5°,観測日:2006/10/23,2008/10/28 ペア2 パス:058(南行軌道),オフナディア角:34.3°,観測日:2006/9/12,2008/9/17 これらのデータペアから得られた干渉画像を第 1 図に示す.本解析においては,島内のGEONET観測点において得られている地殻変動と整合するように,長波長誤差成分を補正している.また,気象庁メソ数値予報モデル(MSM)を用いて大気遅延量をシミュレートし,大気遅延誤差を軽減している.さらに,ノイズをより軽減するため,2つの干渉画像の平均を計算した(第 2図(a)).それぞれの干渉画像に関する入射角は異なり,この平均による結果は平均した入射角(約 43 度)で観測したスラントレンジ変化(736 日間)とおおよそ等しい.
東海岸付近に 2cm を越えるスラントレンジ短縮が見られる.これは奥山(2006)が JERS-1 の干渉解析から求めた膨張パターン(第 2 図(b))と調和的であり,実際のシグナルである可能性が高い.また,その大きさを年平均で比較すると,若干大きいか,もしくは同じ程度である.これにより,継続的に膨張が進行していることが SAR 干渉解析によっても確かめられた. 謝辞.本研究で用いた PALSAR データは PIXEL (PALSAR Interferometry Consortium to Study our Evolving Land surface)において共有しているものであり,宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学地震研究所との共同研究契約により JAXA から提供されたものである.PALSAR データの所有権は経済産業省および JAXA にある.本解析においては,国土地理院によるGEONET F2 解析値を使用した.本資料作成においては,国土地理院発行の数値地図 10m メッシュ(火山標高)を使用した.
参考資料.
Okuyama, S., Application of SAR interferometry to detection of local deformation in Izu-Oshima, Ph. D. Thesis, Kyoto University, 2006.
伊豆大島