防災訓練2013 」における防災訓練実施現場（土木センター／中災防）及び災害対策本部における情報共有化災害対策本部（中島公園）

「防災訓練2013」における地域防災力

平成25年度第2回札幌市中央区災害防止協力会研修会

㈱大庭組大庭将宣

平成25年10月2日

ボウサイズネット BOUSAIS.NET http://www.bousais.net

天災は忘れた頃に来る

明治11年（1878）誕生昭和10年（1935）没。享年58歳。

戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人。高知県出身（出生地は東京市）。

寺田寅彦


防災における最大の病

健忘症

有事と平時「災害発生時」と「日々の生活」


～鴨々川河川美化活動～


本日の活動状況【平時の対応事例】

http://www.bousais.net/chuusaibou/

「防災訓練2013」における

ボウサイズネット導入の背景と目的

１．みんなで防災訓練

●「中災防」と「土木Ｃ」と「対策本部」

２．使える技術を使ってみる

●「使わない」なんてモッタイナイ


●防災訓練実施現場（土木センター／中災防）及び災害対策本部における情報共有化

訓練実施現場（土木Ｃ）災害対策本部（中島公園）

？

１．みんなで防災訓練


情報伝達方法の高度化（ＩＴツールの導入）

現状

召集出動状況把握連絡

受付写真取込状況記載地図転記

協議報告確認・整理報告書作成

２．使える技術を使ってみる使わないなんてモッタイナイ


①連絡

②通報

③緊急調査

写真情報

文字情報

位置情報

スマートフォン中央区災害防止協力会

ホームページ（訓練時）災害発生状況を文字・位置・写真情報として投稿 BOUSAIS.NET

（仮）災害対策本部サーバ

２．使える技術を使ってみる「使わない」なんてモッタイナイ


情報伝達方法の高度化（ＩＴツールの導入）

召集出動状況把握連絡

受付写真取込状況記載地図転記

協議報告確認・整理報告書作成

導入後

２．使える技術を使ってみる使わないなんてモッタイナイ



ボウサイズネット導入結果 ■投稿総件数 80件

■Android端末使用者 ○10社

ソリトン・コム株式会社 7件板谷土建株式会社 2件勇建設 1件株式会社南香園 1件第一電気工業株式会社 1件大同舗道株式会社 2件舗道工業株式会社 1件株式会社田中組 1件株式会社丸周中村土木 2件協信電気工業株式会社 1件

○2名事務局 13件中央区土木センター 3件

○1名未登録 2件

■位置が送信されていなかったもの。 ○7件 No.6 板谷土建株式会社 No.33 勇建設 No.36 株式会社南香園 No.41 舗道工業株式会社 No.50 協信電気工業株式会社 No.52 未登録 No.55 板谷土建株式会社

活用企業（11社）

約20％の活用率

2013.09.02 09:00~10:30


90分一本勝負


ボウサイズネット導入結果（投稿写真）


時系列的被災状況リスト


被災状況地図


投稿写真の空間解析事例


投稿箇所（≒災害発生箇所）からの最短経路

情報伝達の時間的効果


Mission！中央区土木センターまで情報を届ける

中央区土木センター

経路延長 7.8km

所要時間 34分（計算17分）

最短経路問題

A

B

主な成果

●情報の共有化（対策本部と現場）

●リアルタイムな状況把握

●災害発生箇所（位置）の把握

●効率的な報告実現の可能性

●時間的な効果（交通手段遮断時）


でも･･･

まだまだ課題がてんこ盛り

主な課題

●スマートフォンの普及状況

●操作に不慣れ

●メディアリテラシーの向上 ●位置の精度

●二重の報告ルートボウサイズネット BOUSAIS.NET http://www.bousais.net

ボウサイズネット全体処理フローにおける今回の実施範囲


国土強靭化＋国民強靭化

防災教育・意識の向上・啓蒙

時代の潮流と防災

片田俊孝群馬大学大学院教授衆予算委公聴会（4/11）

ソフト防災ハード防災

市民（区民）強靭化

中災防の視点


●オープンガバメント

●ビッグデータ

時代の潮流と防災

一人ひとりの意識を地域全体へ

地域防災力の向上

防災教育・意識の向上・啓蒙


Open Government 行政情報のオープン化

・見える化（わかりやすく可視化する）

・対話型（行政の透明性向上、国民参加）

・リアルタイム型（現在のリアルな現象把握）

・悉皆型（行政のパフォーマンスの比較）

・ハイブリッド型（新サービス創出による地域活性化）

・地域パッケージ型（地域全体を一括）

・仲介型（オープンデータを仲介）

行政が保有する情報を2次利用可能な形で公開して、原則としてすべてインターネットで容易に入手できるようにするなど、

行政が保有する情報の公開を積極的に推進する。 ※何でもオープンが望ましいということではない

オープンデータ≒ビッグデータによる価値創出

～株式会社公共イノベーション代表取締役川島宏一


中央区災害防止協力会会員位置図



国土地理院基盤地図5mメッシュ(標高)

中央区 6,739,800個のデータ

東西方向 14,102m → 2,820メッシュ南北方向 11,950ｍ → 2,390メッシュ 2,820×2,390＝6,739,800メッシュ

オープン／ビッグデータ




半径250ｍ





半径250ｍ


半径250ｍ

中災防＋収容避難場所＋公立学校＋ローソン＋セイコーマート＋その他コンビニ


Apply OPEN Government DATA


工事現場

≒資機材保有

Apply OPEN Government DATA

→情報発信サイト

オープンガバメントデータ OPEN Government DATA


企業のＢＣＰ

→地域のＢＣＰ ※ＢＣＰ：事業承継


災害発生時の資機材の調達

中央区災害防止協力会＋収容避難場所

＋公立学校＋コンビニエンスストア

＋工事現場（電気・土木・造園・建築）


維持管理パトロール＋除雪＋ライフライン＋医療・福祉＋交通・運輸＋食料・流通＋放送・通信＋教育・文化＋子育て・ママ＋国際・観光･････

防災サポーターの養成


「電設」＋「建設」分野だけでなく地域に根ざしている様々な分野が協力して地域防災力を向上させる。

地域防災力の向上に向けて

戦争：人間対人間－防衛（国防費）

病気：人間対病原－予防（医療費）

災害：人間対自然－防災（？）

自然災害から地域を守るのは、ボランティア？

おわりに

今後、中央区災害防止協力会の役割は、ますます重要に・・・

人間


～平時の取り組み～

Documents

防災訓練2013 」 における防災訓練実施 現場 （土木センター／中災防）及び 災害対策 本部 における情報 共有 化 災害対策本部（ 中島公園）

防災訓練2013 」における防災訓練実施現場（土木センター／中災防）及び災害対策本部における情報共有化災害対策本部（中島公園）