搬送用チェーン - KANA · トップローラ形チェーンとは異なって、搬送用ローラがチェーンピッチ線上に位置しているので安定した搬送ができます。

搬送用チェーン

増速チェーン・キャリアチェーン　3形増速チェーン・キャリアチェーンアルミフレーム等関連部品　4形増速チェーン・キャリアチェーンアルミフレーム等関連部品　5形増速チェーン・キャリアチェーンアルミフレーム等関連部品　6形増速チェーン・キャリアチェーンアルミフレーム等関連部品　5形・6形プラトップカバータイプアルミフレーム

重量物用アルミフレーム増速チェーン・キャリアチェーン用スプロケット増速チェーン・キャリアチェーンの選定アルミフレームの取扱い

スチールテーブルトップチェーンスチールプレートトップチェーンプラスチックテーブルトップチェーンプラスチックアキュームトップチェーンプラスチックスナップトップチェーンプラスチックケースコンベヤチェーン

プラスチックマルチフレックスチェーンプラスチックスプロケットキーサイズ表

エンプラチェーン

― I‐1―

増速・キャリアチェーン

― I‐2―


KANA増速チェーン・キャリアチェーンは、今までのトップローラチェーンによる搬送システムに代わり、機能的にも

大幅にグレードアップ。搬送物のフリーフローはもちろんのこと、チェーン速度に対し搬送速度が、約1/2.6のチェーン速度で搬送することができ、静粛な搬送が可能です。また、標準アルミフレームにより外観も美しく、コンベヤの設計が簡単にできます。

増速チェーン ◆ チェーンのローラは、独自のノウハウによる特殊構造によりアキュームレート後の立ち上がりは、非常にスムーズで耐久性に優れております。

◆ チェーンは、完全なブシュ圧入構造で高速搬送ができ、しかも騒音も少なくチェーンの伸びは、標準品と全く同じです。

◆ チェーン速度は、パレット等の搬送速度の約1/2.6です。

◆ トップローラ形チェーンとは異なって、搬送用ローラがチェーン

ピッチ線上に位置しているので安定した搬送ができます。

キャリアチェーン ◆ チェーンは増速チェーンと同様、完全なブシュ圧入構造で高速搬送ができ、騒音も少なくチェーンの伸びは、標準チェーンと同じです。

◆ 大ローラと小ローラは、各々独立した構造になっており、

大ローラは、常にフリーフロー状態のチェーンです。

◆ 低速搬送や機長の長いコンベヤの場合には、ラインプレッシャー

が少ないので安定した走行が得られます。

◆ アルミフレームにエンプラレールを挿入すれば、強制2倍速の

搬送が可能です。

帯電防止ローラ仕様 ◆ 静電気により、ほこり等の付着やノイズの発生等を防ぐためには、チェーンのローラ自体の帯電防止やある程度の導電性が必要な場合があります。

◆ KANA帯電防止仕様のローラの体積固有抵抗は、106Ω・cmにしています。

（参考）　絶縁抵抗値が、1012 以上は、絶縁材料　　　　絶縁抵抗値が、104 以下は、導電材料　　　　絶縁抵抗値が、106～8は、帯電防止材料

増速チェーンの構造キャリアチェーンの構造


― I‐3―


セーフティブロック付チェーン（受注生産）大ローラ間のすきまより、小ネジ類等の部品や異物がアルミフレーム内に落下するのをナイロン製のセーフティブロックが防止します。セーフティブロックはチェーンと一体に組み込まれていますので、走行中に外れたりすることはありません。標準のアルミフレームやスプロケットが使用可能です。（セーフティブロックは太陽鉄工（株）のPAT.を採用しています。）

スプロケット ◆ 専用スプロケットは、増速チェーンとキャリアチェーンの両方に使用できます。

◆ オイル給油機能付スプロケット（受注生産）　　　　　　　　　含油特殊フェルトが効果的にチェーンへの給油をおこないます。ローラ等に油が付着しないで給油が可能。

アルミフレーム ◆ 標準化したアルミフレームは、増速チェーン及びキャリアチェーンの両方に使用できます。

◆ ターン部の屈曲半径は小さく、コンパクトで取付けも簡単です。また美観にも優れています。

◆ アルミフレームの取付けは、アルミサイドフレーム、リターンガイド、ブラケットと取付け用ナット等使用すればより簡単です。

◆ チェーンの大ローラは、アルミフレームの上面より少し露出しており搬送物を直接支持します。リターン側のチェーンは、同アルミフレーム内を走行するので安全性に優れております。

◆制作可能チェーン

CZ4DN SB CZ5DN SB CZ6DN SB

CZ4HS SB CZ5HS SB CZ6HS SB

CY4HS SB CY5HS SB CY6HS SB

11.20

12.951.2

φ3 .28φ18 .3

φ11 .91

74.1

4.1

19 .05 19 .05

8.8

3形増速チェーン・キャリアチェーン

― I‐4―

3形増速・キャリアチェーン


◇3形増速チェーンロ　ー　ラ

材質大小

仕　様ローラの色

特　　長ステンレス汎用形スチール硬質クローム

チェーン本体の許容張力 N｛kgf｝

チェーンNo.

CZ3DN

CZ3DP

CZ3DNC

CZ3DPC

CZ3HS

エンプラ

スチール

275｛28｝

―

－10～＋80

－10～＋150

0.5

1.4

普通仕様

高摩擦仕様

帯電防止仕様

帯電防止・高摩擦仕様

焼入れ仕様

灰　色

灰色　黒色

黒色　灰色

黒　色

スチール

550｛ 56｝

275｛ 28｝

550｛ 56｝

275｛ 28｝

1470｛150｝

許容張力が大きい

素速い立上り

帯電防止（体積固有抵抗率106Ω・cm）許容張力が大きい

導電可能（体積固有抵抗率106Ω・cm）素速い立上がり

高負荷可能

概略重量 kg/m

（スチールローラの場合）

使用温度

。C

（増速比　2.54）

◇3形キャリアチェーンロ　ー　ラ

材質大小



チェーン本体の許容張力 N｛kgf｝

チェーンNo.

CY3DN

CY3DNC

CY3HS

エンプラ

スチール

275｛28｝

―

－10～＋80

－10～＋150

0.5

1.4

普通仕様

帯電防止仕様

焼入れ仕様

青　色

黒色　青色

スチール

550｛ 56｝

550｛ 56｝

1470｛150｝



高負荷可能

1. 硬質クロームメッキしたチェーンは、クリーンルーム等で錆をきらう場合に使用します。 2. ステンレスチェーンは、非磁性を必要とする場合に使用します。 3. 上記の許容張力は、使用張力を基にした張力でローラの材質によって違いがあります。 4. 専用スプロケットはI‐15ページを参照して下さい。

概略重量 kg/m

使用温度

。C

（増速比　1：1）

3形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレーム

― I‐5―

3形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレームシリーズ

3形アルミフレームシリーズ

◆CZ3・CY3専用アルミフレーム（エンプラローラ用） ◆CZ3・CY3専用スチールレール付アルミフレーム（スチールローラ・エンプラローラ用）

アルミフレーム No.

断面2次モーメント長さ／本材質質量 kg/m

C3AF 3m 166,200mm4 1.39m A6063ST5



CZ3AFS 3m 175,000mm4 2.2m A6063ST5

SS400スチールのレール付きです。表面処理アルマイト s表面処理アルマイト s

◆アルミサイドフレーム（パレットガイドレール）　◇ 適用アルミフレーム：C3AF・CZ3AFS

◆リターンガイド　◇ 適用アルミフレーム：C3AF・CZ3AFS

◆ガイドブラケット　◇ 適用アルミフレーム：C3AF・CZ3AFS

サイドフレーム No. 長さ／本材質質量 kg/m

C3AFSD 3m 1.0m A6063ST5

表面処理アルマイト s

リターンガイドNo. 材　質

m 超高分子量ポリエチレン CZ3RGPE

材　質

mCZ3GBAL

ガイドブラケット No.

アルミアングル材 A6063 T5

M5NT20

ナットNo.

M6NT20

ナットNo.

◆M5長ナット（ユニクロメッキ付） ◆EPV3エンプラレール（超高分子量ポリエチレン） ◆M6長ナット（ユニクロメッキ付）

エンプラレールNo.

10m

30m

50m

乳白色

0.033

長さ／本色質量 kg/m

EPV3 10M

EPV3 30M

EPV3 50M


― I‐6―



◇4形増速チェーンロ　　ー　　ラ

標　準材　質セーフティブロック付

標　準セーフティブロック付

大小仕　様

ローラの色特　　長ステンレス汎用形スチール

硬質クローム

チェーン本体の許容張力 N｛kgf｝チェーン No.

CZ4DN

CZ4DP

CZ4DNC

CZ4DPC

CZ4HS

CZ4DNSB

CZ4DPSB

CZ4DNCSB

CZ4DPCSB

CZ4HSSB

エンプラ

スチール

440｛45｝

―

－10～＋80

－10～＋150

0.8

2.5

普通仕様

高摩擦仕様

帯電防止仕様


灰　色

灰色　黒色

黒色　灰色

黒　色

スチール

880｛ 90｝

440｛ 45｝

880｛ 90｝

440｛ 45｝

2640｛270｝


素速い立上り

帯電防止（体積固有抵抗率106Ω・cm）許容張力が大きい帯電防止（体積固有抵抗率106Ω・cm）素速い立上がり

高負荷可能

概略重量 kg/m



使用温度

。C

（増速比　2.77）

◇4形キャリアチェーンロ　　ー　　ラ

材　質大小




CY4DN

CY4DNC

CY4HS

CY4DNSB

CY4DNCSB

CY4HSSB

エンプラ

スチール

440｛45｝

―

－10～＋80

－10～＋150

0.8

2.5

普通仕様

帯電防止仕様

焼入れ仕様

青　色

黒色　青色

スチール

880｛ 90｝

880｛ 90｝

2640｛270｝


帯電防止（体積固有抵抗率106Ω・cm許容張力が大きい

高負荷可能

1. 硬質クロームメッキしたチェーンは、クリーンルーム等で錆をきらう場合に使用します。 2. ステンレスチェーンは、非磁性を必要とする場合に使用します。 3. 上記の許容張力は、使用張力を基にした張力でローラの材質によって違いがあります。 4. 専用スプロケットは、I‐15ページを参照して下さい。

概略重量 kg/m

使用温度

。C

（増速比　1：1）

標準セーフティブロック付


― I‐7―



◆CZ4・CY4専用アルミフレーム（エンプラローラ用） ◆CZ4・CY4専用スチールレール付アルミフレーム　（スチールローラ・エンプラローラ用）


断面2次モーメント長さ／本材　質質量 kg/m

C4AF 3m 361,800mm4 2.5m A6063ST5


断面2次モーメント長さ／本材　質質量 kg/m

CZ4AFS 4m 398,300mm4 3.0m A6063ST5

スチールのレール・エンドプレート・円筒コロ付きです。表面処理アルマイト s表面処理アルマイト s

◆アルミサイドフレーム（パレットガイドレール）　◇ 適用アルミフレーム：C4AF・CZ4AFS ◆リターンガイド

　◇ 適用アルミフレーム：C4AF・CZ4AFS

◆ガイドブラケット　◇ 適用アルミフレーム：C4AF・CZ4AFS

サイドフレーム No. 長さ／本材　質質量 kg/m





材　質

mCZ4GBAL



M6NT20

ナットNo.

M8NT25

ナットNo.

◆M6長ナット（ユニクロメッキ付） ◆EPV6エンプラレール（超高分子量ポリエチレン） ◆M8長ナット（ユニクロメッキ付）


10m

30m

50m

乳白色

0.086


EPV6 10M

EPV6 30M

EPV6 50M


― I‐8―






大小仕　様


硬質クローム


CZ5DN

CZ5DP

CZ5DNC

CZ5DPC

CZ5HS

CZ5DNSB

CZ5DPSB

CZ5DNCSB

CZ5DPCSB

CZ5HSSB

エンプラ

スチール

685｛70｝

―

－10～＋80

－10～＋150

1.3

3.8

普通仕様

高摩擦仕様

帯電防止仕様


焼入れ仕様

灰　色

黒色　灰色

灰色　黒色

黒　色

スチール

1370｛140｝

685｛ 70｝

1370｛140｝

685｛ 70｝

4310｛440｝


素速い立上り


高負荷可能

概略重量 kg/m



使用温度

。C

（増速比　2.57）


材　質大小




CY5DN

CY5DNC

CY5HS

CY5DNSB

CY5DNCSB

CY5HSSB

エンプラ

スチール

685｛70｝

―

－10～＋80

－10～＋150

1.3

3.8

普通仕様

帯電防止仕様

焼入れ仕様

青　色

黒色　青色

スチール

1370｛140｝

1370｛140｝

4310｛440｝


帯電防止（体積固有抵抗率106Ω・cm許容張力が大きい

高負荷可能


概略重量 kg/m

使用温度

。C

（増速比　1：1）


― I‐9―



◆CZ5・CY5専用スチールレール付アルミフレーム　　（スチールローラ・エンプラローラ用）



CZ5AFS 4m 825,000mm4 4.2m A6063ST5

スチールのレール・エンドプレート・円筒コロ付きです。表面処理アルマイト s

◆リターンガイド　◇ 適用アルミフレーム：CZ5AFS

◆ガイドブラケット　◇ 適用アルミフレーム：CZ5AFS




I ‐12ページを参照



材　質

mCZ5GBAL



M8NT25

ナットNo.

◆M8長ナット（ユニクロメッキ付）

◆5形プラトップカバータイプアルミフレーム

◆EPV6エンプラレール（超高分子量ポリエチレン）


10m

30m

50m

乳白色

0.086


EPV6 10M

EPV6 30M

EPV6 50M

◆アルミサイドフレーム（パレットガイドレール）　◇ 適用アルミフレーム：CZ5AFS


― I‐10 ―






大小仕　様


硬質クローム


CZ6DN

CZ6DP

CZ6DNC

CZ6DPC

CZ6HS

CZ6DNSB

CZ6DPSB

CZ6DNCSB

CZ6DPCSB

CZ6HSSB

エンプラ

スチール

1030｛105｝

―

－10～＋80

－10～＋150

2.1

5.6

普通仕様

高摩擦仕様

帯電防止仕様


焼入れ仕様

灰　色

灰色　黒色

黒色　灰色

黒　色

スチール

2060｛210｝

1030｛105｝

2060｛210｝

1030｛105｝

6270｛640｝


素速い立上り


高負荷可能

概略重量 kg/m



使用温度

。C

（増速比　2.62）


材　質大小




CY6DN

CY6DNC

CY6HS

CY6DNSB

CY6DNCSB

CY6HSSB

エンプラ

スチール

1030｛105｝

―

－10～＋80

－10～＋150

2.1

5.6

普通仕様

帯電防止仕様

焼入れ仕様

青　色

黒色　青色

スチール

2060｛210｝

2060｛210｝

6270｛640｝



高負荷可能


概略重量 kg/m

使用温度

。C

（増速比　1：1）

標準セーフティブロック付


― I‐11 ―



◆CZ6・CY6専用スチールレール付アルミフレーム　　　　（スチールローラ・エンプラローラ用）

◆アルミサイドフレーム（パレットガイドレール）　◇ 適用アルミフレーム：CZ6AFS



CZ6AFS 4m 1,460,000mm4 5.7m A6063ST5

スチールのレール・エンドプレート・円筒コロ付きです。

◆リターンガイド　◇ 適用アルミフレーム：CZ6AFS

◆ガイドブラケット　◇ 適用アルミフレーム：CZ6AFS






材　質

mCZ6GBAL



M8NT25

ナットNo.


◆6形プラトップカバータイプアルミフレーム

◆EPV6エンプラレール（超高分子量ポリエチレン）


10m

30m

50m

乳白色

0.086


EPV6 10M

EPV6 30M

EPV6 50M

5・6形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレーム

― I‐12 ―

5・6形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレームシリーズ

5・6形プラトップカバータイプ・アルミフレームシリーズ

◆アルミサイドフレーム（パレットガイドレール）　◇ 適用アルミフレーム：C5AF・C6AF


断面2次モーメント長さ／本

長さ／本

材　質

材　質

質量 kg/m

C5AF 3m 986,100mm4 3.1m A6063ST5

◆EPV6エンプラレール　（超高分子量ポリエチレン）


10m

30m

50m

乳白色

0.086


EPV6 10M

EPV6 30M

EPV6 50M


サイドフレーム No. 長さ／本材　質質量 kg/m


※V6エンプラレールは別売

m50m 30m 10m

プラトップカバー No.

TC1T高密度ポリエチレン

◆エンプラローラタイプ用アルミフレームシリーズ

　◇ CZ5・CY5エンプラローラ用アルミフレーム


断面2次モーメント長さ／本

長さ／本

材　質

材　質

質量 kg/m

C6AF 3m 911,100mm4 3.1m A6063ST5


m50m 30m 10m

プラトップカバー No.

TC1T高密度ポリエチレン

　◇ CZ6・CY6エンプラローラ用アルミフレーム

TC1T

C5AF

C6AF

TC1T

5・6形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレーム

― I‐13 ―

5・6形増速チェーン・キャリアチェーン用アルミフレームシリーズ

m

M8NT25

ナットNo.


◆C5AF用リターンガイド ◆C5AF用ガイドブラケット

◇ 適用アルミフレーム： C5AF

C5ARGPE アルミアングル材 A6063 T5

超高分子量ポリエチレン

リターンガイド No. 材　質

mC5AGBAL

ガイドブラケット No. 材　質



m

◆C6AF用リターンガイド ◆C6AF用ガイドブラケット


C6ARGPE アルミアングル材 A6063 T5

超高分子量ポリエチレン

リターンガイド No. 材　質

mC6AGBAL

ガイドブラケット No. 材　質

重量物搬送用アルミフレーム

― I‐14 ―

重量物搬送用アルミフレーム

重量物用アルミフレームは、特にFA加工ラインの工作機械間のワーク搬送用として、100～400kg 程度搬送物に

適しています。

◆ 高断面2次モーメント設計

◆ トップカバー着脱式により、レール内の点検、清掃が容易

◆ スチール製インナーレールは耐摩耗性を考慮し、バネ鋼に焼入処理を施しています。

◆ ボルト取付溝の利用により、フレームの組み立てが容易

◎特　長

アルミフレーム

No.

概略質量

kg/m

ユニット長さ m

断面2次モーメント mm4

C5HAFN

C6HAFN

102.5

117

17

15

50

60

75

80

32

30

104.5

120

M 8

M10

M 8

M10

3

3

1,805,000

3,257,000

7.0

10.0

A B C D E F G

各　部　寸　法ボルト取付溝

H

表面処理アルマイト A6063S‐T5

s

m

増速チェーン・キャリアチェーン専用スプロケット

― I‐15 ―

増速チェーン・キャリアチェーン専用スプロケット

専用スプロケットは、増速チェーン、キャリアチェーン、セーフティブロック付チェーンのすべてに使用できます。

給油機能付オイルマスタースプロケット（受注生産品）歯部の側面に特殊含油フェルトを取付けた給油機能スプロケットです。取付けられたフェルト部がチェーン屈曲部のリンクプレートに適量の給油を行いますので、ローラ部に油が付着しないで給油が可能です。従動側（リターン側）のスプロケットにご使用下さい。スプロケットとチェーンとの噛合い時の騒音が軽減します。

スプロケット No.

歯数ピッチ径 Dp

外径 Do

歯幅 T

概略重量 kg

下穴 d BD BL

A 材質

C3B9N C3B10N C4B10N C4B11 C4B12 C5B10N C5B11 C5B12N C6B10N C6B11 C6B12

9 10 10 11 12 10 11 12 10 11 12

55.70 61.65 82.20 90.16 98.14 102.75 112.70 122.67 123.30 135.24 147.21

63 68 93 102 110 117 127 138 137 150 162

3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6

9.53 12.7 16 16 16 16 20 20 19 20 20

33 37 52 58 65 66 77 87 81 80 80

22 25 40 35 35 45 50 45 50 50 50

15.3 15.3 21.5 21.5 21.5 27 27 27 31 31 31

0.25 0.65 0.85 1.07 1.60 2.03 2.57 2.35 2.82 3.31

ボ　ス

m機械構造用炭素鋼

＊軸穴、キー、タップ加工も致します。

増速チェーン・キャリアチェーンの選定（1）

― I‐16 ―

選定資料‐1

選定の手順

1）使用条件の設定 ◆ 温　　　度：－10。C～＋80。C ◆ チェーン速度： 5～15m/min ◆ 機　　　長： 15m以下 ◆ 環　　　境：摩耗性粉塵、腐食性ガス、高湿度等の　　　　　　　悪影響の無いこと ○ワーク質量 ○パレット質量 ○輸送物質量 ○パレット走行向長さ ○アキュームレート部のパレット数 ○搬送部のパレット数

W1 kgf W2 kgf W3 kgf ※W3＝W1＋W2 PL m N1 枚 N2 枚

2）チェーン仕様の決定

4）チェーン選定の最終確認

使用条件によりチェーンの仕様を決定する。

3）チェーンサイズの決定

イ）輸送物の1m当りの質量を計算し、下表の許容負荷質量　を満足するチェーンを仮選定する。

ロ）次にチェーン張力の簡易計算を行い、チェーンの最大許容　張力を満足するかどうかチェックをする。

◆ エンプラローラ（DN、DNC）

〔増速チェーン〕　 Tb ＝ 0.15 ×コンベヤ輸送物総重量＝ 0.15 ×W3（N1＋N2）

〔キャリアチェーン〕　 Tb ＝ 0.10 ×コンベヤ輸送物総重量＝0.10 × W3（N1＋N2） ◆ スチールローラ（HS）

〔増速チェーン〕　 Tb ＝ 0.20 ×W3（N1＋N2）

〔キャリアチェーン〕　 Tb ＝ 0.12 ×W3（N1＋N2）

長期使用を期待するならば上記表許容負荷に対して80％の値とし、安全率を考慮したほうがよい。

エンプラローラ

スチールローラ

DN仕様

DNC仕様

HS仕様

◇普通搬送用、低騒音 ◇アルミ製または塩ビ表装パレット ◇100kg/m搬送物重量以下

◇上記に静電気防止仕様

◇高負荷搬送用、許容張力大 ◇鉄製パレット、耐衝撃 ◇100kg/mを越える搬送物重量

チェーンの最大許容張力

チェーンサイズエンプラローラ DN、DNC

スチールローラ HS

WA（kg/m）＝ W1＋W2 WA＜PPL

CZ3 CY3 CZ4 CY4 CZ5 CY5 CZ6 CY6

0.3 0.5 0.7 1.0 1.2 1.7 1.9 2.9

30 50 55 80 75 110 100 150

1.2 2.8 4.8 7.6

120 220 300 400

チェーンサイズ

エンプラローラ DN・DNC

スチールローラ HS

ローラ許容負荷 R kgf/ケ

搬送物許容負荷 P kgf/m

ローラ許容負荷 R kgf/ケ

搬送物許容負荷 P kgf/m

輸送物許容負荷

WA ＜ P × 80 ％

Tb ：チェーン1本当りに作用する概略張力

CZ3‐CY3 CZ4‐CY4 CZ5‐CY5 CZ6‐CY6

56 kgf 90 kgf 140 kgf 210 kgf

150 kgf 270 kgf 440 kgf 640 kgf

記載の選定方法に基づき、チェーン張力が満足するかどうかチェックを行い決定する。

5）手順フローチャート

START

使用条件の設定

チェーンの選定最終確認

1ランク上のチェーン

↓

チェーン仕様の設定

↓

チェーンサイズの仮設定イ）、ロ）

↓

チェック NO

YES

↓

↓

チェーンサイズ決定

1ランク上のチェーンチェック NO

YES

↓

↓

123456

増速チェーン・キャリアチェーンの選定（2）

― I‐17 ―

選定方法 ◆ チェーンに作用する最大張力（T）

〔増速チェーンの場合〕　 T ＝（Hw＋Cw）L1fc＋AwL2fa ＋（AW＋CW）L2fR ＋1.1CwLfC

〔キャリアチェーンの場合〕　 T ＝（Hw＋Cw）L1fc＋AwL2fa ＋（AW＋CW）L2fC ＋1.1CwLfC

◆ チェーンサイズの決定

チェーンに作用する最大張力（T）に表3の速度係数と表4の輸送物荷重係数を乗じ、チェーン1条当りの張力を算出します。

もしチェーン許容張力を越えるときは、1ランク上のチェーンか機長を分割して再度計算して下さい。

◆ 所要動力（P）の計算

〔使用条件〕

T ：チェーンに作用する最大張力（kg・f）

Ta ：チェーン許容張力（kg・f）

Tb ：チェーン1本当りに作用する最大張力

L ：輸送軸間距離（m）（L＝ L1＋L2）

L1 ：搬送部の長さ（m）

L2 ：アキュームレート部の長さ（m）

W ：輸送物重量（kg）

Pw ：パレット重量（kg）

P1 ：パレット搬送方向の長さ（m）

Hp ：搬送部輸送物数

Ap ：アキューム部輸送物数

Hw ：搬送部1m当りのパレットを含む輸送物重量（kg/m）

Aw ：アキュームレート部1m当りのパレットを含む輸送物重量（kg/m）

Cw ：チェーン重量（kg/m）

fa ：アキュームレート時の輸送物とチェーンとの摩擦係数

fc ：チェーンとレールとの摩擦係数

fR ：アキュームレート時のチェーンとレールの摩擦係数

K ：輸送物荷重係数（樹脂ローラタイプにのみ適用）

V ：チェーン速度（m/min）

R ：所要動力（kw）

η ：駆動部の伝達機械効率

P＝　 TV5565η

チェーン許容張力≧ T × K1 × K22

Hw＝（Pw＋W）× Hp

L1

Aw＝（Pw＋W）× Ap

L2

W＝（Pw＋W）× （Hp＋Ap）

K1＝ 1.7

K2＝ 1.0

L ＝（5＋25）× 10

＝ 30kg/m10

〔計算例〕

H p ＋ A p ：総輸送物数 10個

Pw ：パレット重量 5kg

W ：輸送物重量 25kg

L ：機長 10m

V ：チェーン速度 5m/min

表1　増速チェーンの摩擦係数

ローラ仕様樹脂ローラタイプ

DN・DNC仕様 DP・DPC仕様潤滑なし潤滑なし潤滑なし潤滑あり

SS・HS仕様

スチールローラタイプ

摩擦係数

fa fc fR

0.10 0.08 0.20

0.15 0.08 0.25

0.15 0.05 0.25

0.10 0.05 0.10

表2　キャリアチェーンの摩擦係数

ローラ仕様樹脂ローラタイプ

DN仕様潤滑なし潤滑なし潤滑あり

SS・HS仕様スチールローラタイプ

摩擦係数

fa fc fR

0.04 0.08 0.08

0.06 0.12 0.12

0.04 0.08 0.08

表3　速度係数

チェーン速度 m/min 係数 K1

1～ 4 4～ 8 8～10 10～13 14～18

1.0 1.1 1.2 1.5 1.6

表4　輸送物荷重係数

平均輸送物重量 Wa kg/m 係数 K2

30　以下 31～ 40 41～ 50 51～ 70 61～ 90 91～120

1.00 1.10 1.15 1.20 1.25 1.35

選定資料‐2

増速チェーン・キャリアチェーン設計上の留意点（1）

― I‐18 ―

設計上の留意点

C3AF CZ3AFS

アルミフレーム No.歯数

9

10

11

12

24.3

35

160

60

21.3

40

210

80

―

―

―

―

―

―

―

―

25

Z

L1

L2駆動側

従動側

Z

L1

L2駆動側

従動側

Z

L1

L2駆動側

従動側

Z

L1

H

L2駆動側

従動側

C4AF CZ4AFS部位

―

―

―

―

14.7

50

300

100

10.8

55

350

120

6.8

60

400

150

25

C5AF

―

―

―

―

40.6

290

100

35.7

350

120

30.7

410

145

50

CZ5AFS

―

―

―

―

16.1

62

340

120

11.2

68

400

140

6.2

73

460

170

30

C5HAFN

―

―

―

―

38.1

290

100

33.2

350

120

28.2

410

145

50

C6AF

―

―

―

―

27.5

460

140

21.5

540

170

15.5

610

200

50

CZ6AFS

―

―

―

―

14.9

72

430

130

9.0

78

500

160

3.0

84

580

180

40

C6HAFN

―

―

―

―

40.4

400

120

34.4

470

140

28.4

550

170

55

増速・キャリア留意点‐1

1）アルミフレーム両端部寸法

2）コンベヤ脚ピッチ（積載質量、断面2次モーメント、たわみ量より決定）

δ ＝たわみ量（mm）（S ＝0.5～2.0以内）

＝脚ピッチ（mm）

I ＝断面2次モーメント（mm4）

E ＝ 7.0×103 （kg/mm2）

W ＝積載質量（kg/m）

S ＝ 5× W 4

384× E× I× 1000

3）テークアップ

4）チェーンとアルミフレームの配置

　テークアップ量 m＝（L× 0.02）＋余裕長さ　　　　　　　　　（0.02＝チェーン許容摩耗伸び　2％）

運転時は駆動スプロケット直下に若干たるみがある程度にテークアップを調整します。レイアウト、スペース等の関係で図1のようなテークアップが出来ない場合、図3のような方法も考えられます。

図 1

図 2

図 3

アルミフレーム No. 断面2次モーメント（mm4）

C3AF CZ3AFS C4AF CZ4AFS C5AF CZ5AFS C5HAFN C6AF CZ6AFS C6HAFN

166,200 175,000 361,800 398,300 986,100 825,000 1,805,000 911,100 1,460,000 3,257,000

アルミフレーム No. A

C3AF CZ3AFS C4AF CZ4AFS C5AF CZ5AFS C5HAFN C6AF CZ6AFS C6HAFN

20 20 21 21 41.5 24.5 39.5 43.1 26.1 47

B

32.2 32.2 34.9 34.9 50.5 43 50 46 50.5 55

C

14 14 13 13 32 15 30 32 15 36

D

32.2 32.2 34.9 34.9 50.5 43 50 46 50.5 55

E

47.5 47.5 77.5 77.5 82 97.5 ― 86 114.5 ―

F

61.3 61.3 68.1 68.1 107 82.5 104.5 107.1 94.6 120

G

17.3 17.3 27.5 27.5 28 35.5 ― 30 44 ―

増速チェーン・キャリアチェーン設計上の留意点（2）

― I‐19 ―

増速・キャリア留意点‐2

5）コンベヤ間直線乗移り

6）スプロケットと軸

コンベヤ乗り移り部ではパレットを安定した状態で搬送させるためコンベヤ間あるいはスプロケット軸にパレットを受けるローラ（フリーローラ、モータローラ）を取り付けます。この時のレール端部からパレット受けローラまでの距離　はパレット搬送方向の長さの1／2.5以下とします。

駆動スプロケット……………キー付き、左右のスプロケット位相合わせテークアップスプロケット……キーなし（フリー）、左右別々の軸

7）使用上の注意（1）使用温度エンプラローラ：－10℃～＋80℃ 　スチールローラ：－10℃～＋150℃

（2）推奨チェーン速度　 5～15m/min.

（3）推奨コンベヤ機長 15m以下

（4）雰囲気　エンプラローラの場合油や水がかかるような雰囲気での　使用は避けて下さい。　増速機能を低下させるおそれがあります。

（5）給　油

使用後、長時間経過してスプロケット屈曲部での異音が発生する場合、リンクプレートと内リンクプレート間からピンとブシュの間へSAE10～20の油を少量給油して下さい。（下図左）スチールローラは給油を推奨しますが、プラローラに付着した油はただちに拭き取って下さい。尚、自動給油方式のオイルマスター型スプロケット（下図右PAT.申請中）も製作可能です。この方式では適量を自動給油し、あわせてスプロケット噛合い時の騒音も減少することが可能です。

（6）搬送側（フレーム上部）の端部の処理チェーンの小径ローラ走行部両端には面取りを施して下さい。尚、従動側レール端部に大径ローラ受けを取付けると面取部のチェーンの沈み込みを防止することが出来ます。

（7）パレットやワークを落下させたり、上から押さえつけてチェーンに衝撃や圧力を掛けるような使用は避けること。

（8）帯電防止仕様チェーン　DNCタイプ（導電性エンプラローラ　体積固有抵抗106Ω・cm）電子応用機器の組立ライン等において、静電気によるほこりの付着、あるいは電気的ノイズの発生等、製品の機能に好ましくない問題が生じる場合は、チェーンのローラ自体に帯電防止やある程度の導電性が要求されます。一般にエンプラの電気特性はプラスチック原料自身の特性と、加えられる配合剤の種類、量などによって決まり、絶縁抵抗値が1012以上のものは絶縁材料、106～8のものは帯電防止材料、104以下のものは導電材料と呼ばれています。当社の帯電防止仕様増速チェーン・キャリアチェーンは標準仕様のローラの体積固有抵抗1014Ω・cmと比較して大幅な帯電防止効果が期待できます。

1018　Ω・cm

1016

絶縁体

硫　黄

プラスチックガラスゴム

導電性エンプラ

グラハイト

水銀・ニクロム線

銅・銀

半導体

導　体

1014

1012

1010

108

106

104

102

1

10-2

10-4

10-6

体積固有抵抗の範囲

スチールレールは両端穴部に円筒コロを挿入しながらアルミフレーム端部より挿入

50 50900

1000 1000

50 50900

1000

50 50900

1000

50 50900

両端部にエンドプレートを挿入後アルミフレームと共にキリ加工 φ3 φ3スプリングピンを圧入

エンドプレートによりチェーンの乗り移りがスムーズです。又、スチールレールを固定する役割もあります。 +0.09

+0

アルミフレームの取扱い（1）

― I‐20 ―

フレーム取扱い1

CZ　AFS形（スチールレール付）アルミフレームの説明

端部エンドプレート部寸法　E

CZ4AFS CZ5AFS CZ6AFS

7 8 10

アルミフレームNo.

穴明け位置部寸法　B

CZ4AFS CZ5AFS CZ6AFS

28 32 40

アルミフレームNo.

アルミフレーム組立て手順（1）

スチールレールの取付け方法イ）スチールレールの組込みは、円筒コロをスチールレールの穴に挿入しながらアルミフレーム溝凹部に滑り込ませて下さい。

ロ）円筒コロ挿入用の穴（φ3.1）を追加する時は、超硬ドリルをご使用下さい。


エンドプレートの取付け

イ）挿入したスチールレールの上面とエンドプレートの上部を合わせるようにし、アルミフレームに挿入します。

取扱い上の留意点

1）スチールレールに円筒コロを嵌めた状態でアルミフレームに挿入します。

2）エンドプレートを取付けアルミフレームのV溝を利用してアルミフレームとエンドプレートを同時に穴明けをします。φ3＋0　

3）φ3×8Lスプリングピンを圧入しエンドプレートを固定します。

エンドプレートを使用しない時

スチールレールの固定方法

イ）アルミフレームの上部（チェーンカバー部）を斜めにカットをして下さい。

ロ）スチールレールを挿入した状態でアルミフレームと共に穴明けをして下さい。取付け位置“B”に加工。

ハ）穴明け後、スプリングピンを挿入し固定をして下さい。


エンドプレートの固定方法

イ）エンドプレートを挿入した状態でアルミフレームと共にキリ加工をして下さい。

ロ）穴明け後スプリングピンを挿入し固定をして下さい。

＋0.09

アルミフレームの取扱い（2）

― I‐21 ―

フレーム取扱い2

アルミフレームをカットしてご使用のとき

イ）レールの中央部あるいは円筒コロ用穴部以外をカットします。

ロ）アルミフレームとインナーレールの切断はそれぞれ別々に加工して下さい。切断面のバリ、カエリは必ず除去して下さい。

ハ）インナーレールに円筒コロを挿入する為の穴を端面より20～

40mm側面より2.5mmのところに明けて下さい。　　　　

加工はφ3＋0　　　キリ（超硬ドリル）

ニ）インナーレールに円筒コロを嵌めた状態でアルミフレームに挿入します。

ホ）エンドプレートを取付けアルミフレームのV溝を利用してアルミフレームとエンドプレートを同時に穴明けをします。　

φ3＋0　　　キリ

ト）φ3×8Lスプリングピンを圧入しエンドプレートを固定します。

長さ2mに切断の場合

スチールレールは下図の様に長さを調整して下さい。

長さ3mに切断の場合

スチールレールは下図の様に長さを調整して下さい。

アルミフレームを連結してご使用のとき

イ）レールの合せ面はバリ、カエリの無いように加工をして下さい。

ロ）アルミフレームの合せ面は、中央部のV溝により合わせて下さい。

ハ）インナーレールに円筒コロを嵌めた状態でアルミフレームに挿入します。

ニ）エンドプレートを取付けアルミフレームのV溝を利用してアルミ

フレームとエンドプレートを同時に穴明けをします。φ3＋0　　キリ

ホ）φ3×8Lスプリングピンを圧入しエンドプレートを固定します。

ヘ）端部にエンドプレートを取付ける際、インナーレールがアルミ

フレームより2mm程度、短く仕上がった場合でもエンドプレート

とインナーレールとの隙間を調整することができます。

（インナーレールはアルミフレームより2mm程度、短くとも調整可能）

＋0.05

＋0.09

＋0.09

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搬送用チェーン - KANA · トップローラ形チェー ンとは異なって、搬送用ローラがチェーン ピッチ線上に位置しているので 安定した搬送ができます。

搬送用チェーン - KANA · トップローラ形チェーンとは異なって、搬送用ローラがチェーンピッチ線上に位置しているので安定した搬送ができます。