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徳島大学附属図書館 年次報告書 令和元年度 Tokushima University Library Annual Report 2019-2020

徳島大学附属図書館 年次報告書...令和元年12月23日 文教速報 徳島大図書館が市民対象に学術講演会 Ⅴ 広 報 Ⅴ 広 報 令和元年度図書館概要(2019.8)

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  • 徳島大学附属図書館 年次報告書

    令和元年度

    Tokushima University

    Library

    Annual Report 2019-2020

  • はじめに .................................................. 1 Ⅰ Topics ............................................... 2

    1 教育支援 ......................................... 2

    2 研究支援 ......................................... 4

    3 社会貢献 ......................................... 5

    4 その他........................................... 6

    Ⅱ 統計 .................................................. 7

    1 利用・サービス ................................... 7 (1) 開館日・開館時間

    (2) 年間開館日数及び開館時間数

    (3) 入館者数

    (4) 利用対象者数

    (5) 貸出

    (6) 学外文献複写件数

    (7) 学外現物貸借件数

    (8) レファレンス件数

    (9) 学内文献複写件数

    (10) ラーニング・コモンズ等利用件数

    (11) 電子ジャーナル利用件数

    (12) データベース利用件数

    (13) 電子書籍利用件数

    (14) 講習会

    2 蔵書 ............................................. 12(1) 蔵書数【図書】

    (2) 蔵書数【雑誌】

    (3) 蔵書数【電子ジャーナル】

    (4) 徳島大学機関リポジトリ

    (5) 電子書籍

    3 施設・設備 ....................................... 14 (1) 施設面積

    (2) 座席数

    4 経費 ............................................. 15 (1) 大学総経費に占める大学資料費の推移

    (2) 学生用図書費の推移

    (3) 令和元年度の主な施設整備及び環境整備等

    Ⅲ 運営体制 ............................................ 16 1 組織 ............................................. 16

    2 自己点検・評価 ................................... 17

    3 委員会活動 ....................................... 18

    4 職員研修等 ....................................... 23

    Ⅳ 図書館の主な行事 ................................. 25 Ⅴ 広報 .................................................. 28

    1 出版物等 ......................................... 28 2 報道等 ........................................... 28

    徳島大学附属図書館の理念・目標と評価指標 ..................... 29 徳島大学附属図書館ビジョン 2020 ................................. 30

    【表紙写真】図書館で活躍するとくぽん(徳島大学マスコットキャラクター)

  • 本冊子は,附属図書館の令和元年度における活動についての報告です。御覧

    の通り,当年度においても本図書館は教育・学修と研究活動を支える重要な学

    内組織として,社会にも開かれつつ来館型図書館・参加型図書館という理念の

    もと,さまざまな活動を展開してまいりました。

    附属図書館では,従来から取り組んできたラーニング・コモンズをさらに整

    備し,教員や学習支援アドバイザーによる学習相談の場である「Study Support

    Space」が学生サークルと教職員の協働の企画運営により,活発な教育支援活

    動を展開しています。研究支援についてはオープンアクセス方針のもと,機関

    リポジトリへの登録促進を図った結果,EDBにおける学術論文の登録率は順調

    に伸びとうとう 20%を越えることができました。また社会に開かれた取り組

    みとして,徳島市立図書館,および鳴門教育大学附属図書館・徳島県立図書館

    との連携事業を進めてきました。古本募金も継続し,収益を図書資料整備に充

    てています。また現在、徳島大学 70 周年記念の寄付金をもとに、図書館の周

    辺整備を進めようとしているところです。このように,図書館をサポートする

    学生サークルの活動や,学習相談に気軽にのってくれる教員の協力,古本募金

    に賛同いただいた多くの市民の支援など,附属図書館でも少しずつ知をめぐる

    交流の輪が広がっています。

    どんなにデジタル化が進んでも,図書館はこのように、知を求める人々が出

    会い,他からの情報に触れ新しい知を生み出していく場でありたいものです。

    探している本が見つからないときになんの気なしに手に取った本のおかげで,

    新しい世界が開けたということもあれば,図書館で偶然出会った人との間に一

    生の付き合いが生まれることもあるでしょう。自分の専門を深化させるばかり

    でなく,専門や分野を超えて人と知が交流できるというのは,大学図書館だか

    らできることです。そこからきっと,新しい知が生まれることでしょう。昨年

    度の附属図書館運営委員会で承認されました「徳島大学附属図書館ビジョン

    2020『知の広場』~知と出会い,人と出会い,自分に巡り合う~」という新理

    念も,昨今のデジタル化の進展や知識集約型への社会構造の転換という流れの

    中で,オープンサイエンスの推進など新しい大学図書館のあり方をさらに追求

    していこうとするものです。

    これからの附属図書館は,この新しい理念「知の広場」にも謳われている,

    知の世界に触れ,人と出会い,自分の新しい可能性に気づくことができるため

    に,実際に利用者が足を運び,主体的・能動的に活動する場をいかに作るかを

    課題にしていると思います。そのためにわが附属図書館は,新しい時代に対応

    できるようにスキルと情報力を磨きながら,利用者に親しまれる,新しい社会

    に開かれた図書館を目指して,日々業務に取り組んでまいります。関係各位の

    ますますのご支援とご協力をいただけましたら幸いです。

    は じ め に

    附属図書館長

    依岡 隆児

    - 1 -

  • Ⅰ Topics

    ■Study Support Space (SSS)

    図書館(本館)のピア・サポートルームにおい

    て,教員又は大学院生がアドバイザーとして,

    日々の授業の疑問点,勉強の仕方,レポートの書

    き方等をサポートした。SSS は平成 25 年度から

    開室しており,令和元年度は 16 人の教職員と 3

    人の大学院生等の学習支援アドバイザーにより

    150 日開室し,延べ 873 件の相談があった。

    ■授業サポートナビ

    学生の能動的な学習と図書館資料とを結びつけ

    る試みとして,各授業のシラバス掲載図書や学習に

    必要な図書等について,担当教員の紹介コメントを

    入れたパスファインダーを作成し,配布している。

    本館では 18科目, 分館では 80科目の登録があり,

    専門科目ごとに図書を別置したコーナーを設けて

    いる。

    ■ガイダンス等

    (1) オリエンテーション

    新入生オリエンテーション等を SIH 道場(アクティブ・ラーニング入門)との連携により実施した。

    また,館内案内ツアーも実施した。

    (2) 文献検索講習会・データベース講習会

    ・レポート・卒論に役立つ資料の探し方講習会(4月 16日~11月 15日)

    ・文献検索講習会(入門編,国内文献の探し方,海外文献の探し方基礎・応用)(5月 23日~6月 6日)

    ・SciFinder講習会(8月 7日)

    ・ゼミ単位の講習会,その他希望に応じた講習会を実施した。

    ■BYOD 対応,無線 LAN整備

    学内の BYOD 化に対応するため,9月に本館・蔵本分館の無線 LANアクセスポイント

    を増設した。これにより,無線 LANが図書館内全域で利用できる環境が整備された。

    - 2 -

  • ■ブックハンティング

    学生のニーズを蔵書に

    反映する取り組みとして

    学生が書店で本を手に取

    って選ぶブックハンティングを平成 20 年度から毎

    年実施している。令和元年度は,徳島大学生協,久米

    書店,紀伊國屋書店で計 5 回開催し,延べ 227 名が

    参加し,992冊の図書を購入した。

    ■My Recommendations

    教員おすすめ本を紹介文と共に展示するもので,本

    館では延べ 20冊,分館では延べ 144冊となった。

    ■学生推薦「これ読んでみんで?」

    蔵本地区学生からの要望により, 平成 29年度から開始した企画であ

    り,リクエスト本を中心に,学生

    が書いた推薦コメントを添えて

    本棚に展示している。令和元年度

    は 28冊の推薦コメントがあった。

    ■学生サークルとの連携

    図書館で活動する学生サークル 3団体の活動に対して,助言等を行った。

    (1) 学びサポート企画部

    ・「レポートの書き方講座」

    教養教育院及び総合科学部の教員 3名により,文系・理系の基本的

    なレポートの書き方についての新入生向け講座を開催し,205 名の参

    加があった。(4 月 16 日~18 日)

    ・学生協働企画

    「卒業研究を見据えた 4年間の過ごし方」(5月 16日),「実践型防

    災講座」(7月 8日), 「大学院を知らなくていいんか?」(12 月 5日)

    「徳大生, ?」(12月 19日)のイベントを行った。

    (2) ライブラリー・ワークショップ

    広報誌 発行や POPコンテスト,読書会等の 。

    (3) 阿波ビブリオバトルサポーター

    ・全国大学ビブリオバトル 2019 を主催した。

    ・年間を通してビブリオバトルや読書会を開催した。

    Ⅰ Topics

    ■英語多読 平成 28年 11 月に本館 1階に

    設置した多読コーナーは,蔵書

    1,224冊となり,TOEICスコアや

    就活等のスキルアップを目的と

    して学生を中心に利用されている。令和元年度は

    Reading-While-Listeningを重視し,新たに受け

    入れた多読図書は全て音声付きを選択した。ま

    た,延べ 2,682冊の貸出があり,多読ラリーには

    91名が参加した。

    ■英語学習支援 本館の多読コーナーでは,Native の英語教員

    による”Extensive reading and listening”を

    開始した。多読図書の選び方や読み方に関する相

    談を受け付け,延べ 42名の学生が利用した。

    蔵本分館では教養

    教育院語学教育セン

    ターによる Medical

    English ワークショ

    ップが毎週行われた。

    - 3 -

  • Ⅰ Topics

    ■オープンアクセス (1)オープンアクセス推進のための機能追加(7月)

    平成 30 年度末から試行した,徳島大学教育・研究者データベース(EDB)の業績登録時に論文ファ

    イルを機関リポジトリにアップロードできる機能について,試行中のフィードバックをもとに改良

    し,7月から本稼働させた。

    (2)RPAを活用した通知機能追加(10月)

    EDB に登録があって機関リポジトリ未登録となっている論文について,研究者宛に一斉メール通知

    する機能を RPA(Robotic process automation)により自動化し,10月と 2月に通知した。今後は,

    EDB への業績登録が増える時期(7~8月)及び年度末に通知する予定となっている。

    ■徳島大学機関リポジトリ 令和元年度末現在登録数 6,957件(うち当年度新規登録 951件)

    (1) 学位論文と学術雑誌論文の重複データを統合

    従来,簡易なデータで登録されていた学位論文の登録内容を学術雑誌論文と同等に充実させた。

    その上で,同一の論文が学位論文,学術雑誌論文それぞれに登録され重複となっていたデータにつ

    いて,一件の登録として統合させた。

    (2) 論文アクセス数表示サービス

    研究者への登録論文のアクセス数・ダウンロード

    数通知機能のサービス拡充として,従来行っていた

    メール通知に加え,機関リポジトリの論文詳細画面

    にもアクセス数・ダウンロード数が表示されるよう

    画面設定を行った。

    ■電子ジャーナル

    平成 29年度役員会により決定した電子ジャーナル等の整備方針(令和 3 年度まで)に基づき,平成30年 12月で Wileyのパッケージ契約を中止し,これ以降は予算の範囲内で個別契約を行っている。個

    別契約への変更に伴い,Wileyの雑誌は,雑誌毎に利用できるキャンパスが限定されることとなった。

    - 4 -

  • Ⅰ Topics

    ■学術講演会「資料を未来に繋ぎたい ~デジタルアーカイブの可能性~」 (11 月 21 日) 地域に残る史資料を歴史資料として未来に継承していくためのデジタルアーカイブ作成プロジェクトを実

    施している,総合科学部の桑原教授,佐原准教授,塚本准教授の 3名を講師に,講演会を開催した。講演では

    市民や学内教職員など 40 名を超える参加があり,講師から,和紙の耐水性を示す実演や,カラー化された写

    真の動画などの紹介があったほか,3名が取り組んでいるプロジェクト支援の

    ためのクラウドファンディングの紹介もあった。

    関連展示として,講師から提供されたプロジェクトの写真を中心に,館内の

    資料展示室にて展示会を開催した。(入場者数 409名,11月 11日~1月 10 日)

    また,共催の徳島県立図書館や徳島市立図書館でも,関連展示が行われた。

    ■鳴門教育大学附属図書館及び 徳島県立図書館との連携

    (1)巡回展示「地図の中の徳島」

    徳島県立図書館企画展示の絵図と

    説明文のデータを借り受けて当館で

    パネル展示した。(2 月 7 日~3 月 11

    日)

    (2) 図書館職員相互訪問研修

    「大学図書館における児童図書室の

    取り組みについて」をテーマに,徳島

    県立図書館及び当館職員が鳴門教育

    大学附属図書館へ集まり,合同研修

    会を開催した。(2名参加,9月 11日)

    ■徳島市立図書館との連携

    (1) 合同職員研修会

    双方の職員が相手館を訪問する

    交流研修会を実施した。まず 6月

    20日に徳島市立図書館職員が当館を訪問,続いて 7月 3日に

    当館職員が徳島市立図書館を訪問し,それぞれの図書館案内

    と提供データベースの紹介,意見交換などを行った。(4名参

    加, 6月 20日, 4名参加, 7月 3日)

    (2) 図書館で健康いきいき講座の共催

    徳島市立図書館で健康講座「が

    んの予防について勉強しましょう」

    を開催。講師:徳島大学大学院医

    歯薬学研究部医科学部門外科系胸

    部・内分泌・腫瘍外科 丹黒章教

    授(19 名参加,7月 7日)

    (3) 「リユースお宝市」の開催

    小説や旅行本等の市立図書館処

    分資料を徳島大学の学生・教職員

    等に譲渡してもらい再利用するイ

    ベントを本館で開催した。(52名

    参加,12月 4日~6日)

    (4) 徳島市立図書館内「徳島大学コーナー」への展示

    「時代の潮流(平成の出来事)」「がんの予防」「資料を未来

    に繋ぎたい」の 3回のテーマで展示を行った。

    (5) 移動図書館いずみ号(徳島市立図書館)

    常三島地区 12回,蔵本地区 12回

    - 5 -

  • ■古本募金

    「徳島大学基金」が運営するプロジェクト

    として平成 28年 10月から実施している。

    「徳島大学古本募金」は,令和元年度,7,961

    冊,約 18 万円の寄附があった。寄附金の一

    部は学生図書の整備として活用し,本館は電

    子書籍を 7冊,分館は利用率の高い専門書を

    12冊購入した。

    Ⅰ Topics

    ■中国四国地区大学図書館協議会総会を開催(4 月 18 日) 「第 67回中国四国地区大学図書館協議会総会」を,徳島大学が当番校と

    して徳島市のあわぎんホールで開催した。総会には,中国四国地区の国公

    私立大学図書館の館長,部課長ら 103 名が出席し,「図書館業務における

    この一年間の新しい取り組み(新たなチャレンジ)事例」,「大学図書館に

    おける”対応に苦慮する利用者“」などについて意見交換を行った。

    また,翌 19日には同会場で,第 46 回国立大学図書館協会中国四国地区協会総会を開催した。

    ■クラウドファンディングにより古地図データ公開

    平成 31年 2月 1日~3月 25日にかけて実施したクラウドファンディングにより,①貴重資料のデジタル化撮影(5点),②インターネット公開(6点),③「貴重資料高精細デジタルアーカイブ」への英文併

    記を行った。公開資料 6 点については,今回撮影したものとこれまでに撮影済で未公開だったものの中

    から,ニーズが高いと思われる地図を,支援いただいた金額の範囲内で選択した。

    <インターネット公開した資料>

    ・大明都城図(世 2)※今回撮影分

    ・北京皇城図(世 4) ※今回撮影分

    ・地球全図(世 7)

    ・地球全図増補(世 8)

    ・阿波国那賀郡古毛村川欠地図(徳 13)

    ・長川及岡川絵図(徳 14)

    ■メールマガジン「すだち」終了 公式 SNSの運用など図書館の広報活動の変

    化に伴い,メールマガジン「すだち」は,発 行から 15年の区切りとなる 180号(2020 年 1 月)をもって終了した。登録者数(最終)は 992人(メーリングリストは 1件につき 1人と換算)であった。

    ■新型コロナウイルス感染拡大防止への対応

    「新型コロナウイルス感染症対策に関する徳島大学の基本方針」(R2.2.26)が示された後,図書館では感染拡大

    防止対策として館内に手指消毒薬を追加し,利用者には

    マスク着用等の注意喚起を開始した(R2.3.2)。続いて,

    「3密」を避けるために,グループ学習室等の利用は1

    人当たり4㎡以上を目安とした推奨人数に制限し,学年

    末休業からは閉室とした(R2.3.6)。

    また,遠隔での研究や学習を支援するために,自宅等

    から利用可能な電子ジャーナルや

    電子書籍などのリモートアクセス

    (VPN, 学認)について全学一斉

    メールやホームページ等で紹介し

    た(R2.3.16)。

    - 6 -

  • Ⅱ 統 計 (1) 開館日・開館時間

    授業期 休業期

    本館

    平日 8:30-22:00 8:30-17:00

    土 10:00-17:00 10:00-17:00

    日・祝 10:00-17:00 休館

    蔵本分館

    平日 8:30-21:00 8:30-17:00

    土 10:00-17:00 10:00-17:00

    日・祝 10:00-17:00 休館

    *時間外特別利用により,

    本館は 24時間利用可能。

    蔵本分館は 24時まで利用可能。

    (2) 年間開館日数及び開館時間数

    項目 館名 平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    日数 時間数 日数 時間数 日数 時間数

    年間開館

    日数・時間数

    本館 325 3,485.25 324 3,468.75 320 3,429.00

    分館 338 3,561.00 339 3,551.50 336 3,527.50

    休日開館

    (*内数)

    本館 89 623.00 89 623.00 86 602.00

    分館 100 694.50 101 704.00 99 693.00

    時間外開館

    (*内数)

    本館 262 1,445.75 262 1,445.75 256 1,409.50

    分館 317 1,508.25 315 1,506.50 311 1,488.00

    *時間外開館は平日 17時 15分以降及び休日開館を指す。(無人開館を含まない。)

    (3) 入館者数

    項目 館名

    教職員 本館 8,518 8,297 9,644

    分館 14,690 15,009 10,892

    学生 本館 253,876 236,998 222,344

    分館 190,750 174,559 142,709

    学外者 本館 19,075 16,560 14,231

    分館 8,799 6,906 6,903

    合計 本館 281,469 261,855 246,219

    分館 214,239 196,474 160,504

    (4) 利用対象者数(令和元年度)

    区 分 人 数

    学部学生 5,999

    大学院生 1,510

    その他 232

    教職員 4,174

    合計 11,915

    学外利用申請者数 (1 日利用含む)

    館名 人数

    本館 1,348

    分館 725

    - 7 -

  • Ⅱ 統 計 (5) 貸出

    平成 29 年度 平成 30年度 令和元年度

    人数 冊数 人数 冊数 人数 冊数

    本館

    教職員 2,263 5,412 2,130 4,264 2,164 5,757

    学生 22,120 42,816 21,061 39,191 19,880 36,774

    学外者 2,095 5,587 1,890 5,104 1,815 4,863

    合計 26,478 53,815 25,081 48,559 23,859 47,394

    蔵本分館

    教職員 1,595 3,518 1,670 3,614 1,507 3,258

    学生 10,979 20,367 11,241 20,826 10,456 19,143

    学外者 1,595 3,445 1,440 3,301 1,134 2,623

    合計 14,169 27,330 14,351 27,741 13,097 25,024

    *貸出条件 学内者:5 冊,14 日以内, 学外者:本館 5冊,分館 3冊,14 日以内

    (6) 学外文献複写件数 ①依頼

    本 館 830 445 415

    蔵本分館 995 925 839

    合 計 1,825 1,370 1,254

    ②受付

    本 館 347 243 228

    蔵本分館 763 610 563

    合 計 1,110 853 791

    (7) 学外現物貸借件数 ①依頼

    本 館 128 111 101

    蔵本分館 18 4 5

    合 計 146 115 106

    ②受付

    本 館 330 234 153

    蔵本分館 46 41 42

    合 計 376 275 195

    (8) レファレンス件数

    本 館 2,093 2,226 2,845

    蔵本分館 2,359 2,342 2,080

    合 計 4,452 4,568 4,925

    (9) 学内文献複写件数

    本 館 13,327 11,265 12,432

    蔵本分館 42,755 27,595 20,159

    合 計 56,082 38,860 32,591

    - 8 -

  • Ⅱ 統 計 (10) ラーニング・コモンズ等利用件数

    本館

    平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    件数 延べ人数 件数 延べ人数 件数 延べ人数

    ラーニング・コモンズ 87 1,370 106 1,814 94 1,540

    グループ研究室 860 3,839 1,092 4,182 1,207 4,299

    研究個室 1,551 1,551 1,612 1,612 1,520 1,520

    合計 2,498 6,760 2,810 7,608 2,821 7,359

    蔵本分館

    平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    件数 延べ人数 件数 延べ人数 件数 延べ人数

    グループ学習室,

    ミーティングルーム 6,249 22,611 5,763 21,054 6,581 25,522

    合計 6,249 22,611 5,763 21,054 6,581 25,522

    ※本館,蔵本分館ともに,ラーニング・コモンズの自由利用についてはカウントしていない。

    - 9 -

  • Ⅱ 統 計

    (12) データベース利用件数

    データベース名称 統計対象 平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    CiNii Articles 検索数 229,654 67,457 46,856

    JapanKnowledge Lib ログイン数 378 399 285

    医中誌 Web ログイン数 18,491 18,589 16,657

    化学書資料館 結果表示数 2,931 5,230 3,715

    聞蔵Ⅱビジュアル ログイン数 596 819 529

    日経BP記事検索サービス 記事表示数 6,474 6,764 3,799

    メディカルオンライン 文献入手数 41,520 42,493 34,230

    SciFinder ログイン数 24,858 22,330 22,911

    Scopus 検索数 31,846 27,585 28,433

    合計 356,748 191,666 157,415

    (13) 電子書籍利用件数

    電子書籍名称 平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    タイトル数 アクセス数

    Kinokuniya Digital Library(KinoDen) ― 42 63 46

    Maruzen eBook Library 1,175 1,172 1,120 1,670

    メディカルオンラインイーブックスライブラリー 40 81 175 114

    NetLibrary(EBSCOhost) 96 94 174 51

    ProQuest Ebook Central ― ― 4 13

    ScienceDirect ― 4 14 31

    SpringerLink 4,470 2,459 3,112 1,991

    合計 5,781 3,852 4,662 3,916

    (11) 電子ジャーナル利用件数

    平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    タイトル数 アクセス数 タイトル数 アクセス数 タイトル数 アクセス数

    ACS 48 51,414 52 56,161 56 69,304

    Nature 19 48,626 19 50,524 15 48,338

    Science 1 8,249 1 11,133 1 15,052

    ScienceDirect 2,370 275,035 2,384 272,761 2,332 259,923

    SpringerLink 1,615 43,828 1,596 43,297 1,587 45,723

    Wiley-Blackwell 1,399 86,969 1,399 76,770 29 82,134

    合計 5,452 514,121 5,451 510,646 4,020 520,474

    (注)Wileyは H30.12まででパッケージ契約を中止

    - 10 -

  • Ⅱ 統 計 (14) 講習会

    本館

    No. 名称 期間 実施回数 参加人数

    1 新入生オリエンテーション 2019/4/4-4/5 4 932

    2 図書館案内ツアー 2019/4/4-7/12 11 268

    3 「はじめての徳大図書館」講習会 2019/4/4-4/15 5 193

    4 レポート・卒論に役立つ資料の探し方講習会 2019/4/16-11/15 16 138

    5 レポートの書き方講座 2019/4/16-4/18 3 205

    6 SciFinder 講習会 2019/8/7 1 88

    7 図書館そうだん 2 2

    8 Scopus講習会 開催中止(2020/2/28) ― ―

    蔵本分館

    No. 名称 期間 実施回数 参加人数

    1 新入生オリエンテーション 2019/4/5 3 434

    2 2・3年生,新入院生オリエンテーション 2019/4/2-4/5 3 166

    3 図書館案内ツアー 2019/4/4-8/21 9 349

    4 希望に応じた講習会 2019/4/4-11/12 8 196

    5 文献検索講習会(入門編) 2019/5/23-5/24 2 21

    6 文献検索講習会(応用編 1)国内文献の探し方 2019/5/30-5/31 2 15

    7 文献検索講習会(応用編 2)海外文献の探し方・基礎 2019/5/27-5/28 2 18

    8 文献検索講習会(応用編 3)海外文献の探し方・応用 2019/6/4-6/6 2 16

    9 Scopus講習会 開催中止(2020/2/28) ― ―

    注 : 本館 No.8及び分館 No.9の Scopus講習会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止

    - 11 -

  • Ⅱ 統 計 (1) 蔵書数【図書】

    館名 区分

    本館

    和 347,361 349,574 352,002

    洋 132,835 133,121 133,661

    小計 480,196 482,695 485,663

    蔵本分館

    和 82,836 83,982 85,541

    洋 97,636 97,265 97,229

    小計 180,472 181,247 182,770

    合計

    和 合 計 430,197 433,556 437,543

    洋 合 計 230,471 230,386 230,890

    合計 660,668 663,942 668,433

    *各年度末現在 *製本雑誌を含む

    年間受入図書冊数

    3,349 3,282 3,322

    378 338 586

    3,727 3,620 3,908

    1,954 1,694 1,693

    139 126 115

    2,093 1,820 1,808

    5,303 4,976 5,015

    517 464 701

    5,820 5,440 5,716

    (2) 蔵書数【雑誌】

    館名 区分

    本館

    和 9,190 9,154 9,158

    洋 3,598 3,575 3,582

    小計 12,788 12,729 12,740

    蔵本分館

    和 3,247 3,256 3,256

    洋 3,291 3,301 3,304

    小計 6,538 6,557 6,560

    合計

    和合計 12,437 12,410 12,414

    洋合計 6,889 6,876 6,886

    合計 19,326 19,286 19,300

    *各年度末現在

    年間受入雑誌種類数

    1,190 852 713

    45 34 30

    1,235 886 743

    407 382 366

    29 27 20

    436 409 386

    1,597 1,234 1,079

    74 61 50

    1,671 1,295 1,129

    - 12 -

  • Ⅱ 統 計 (3) 蔵書数【電子ジャーナル】

    平成 29年度 平成 30年度 令和元年度

    全ジャーナル数 (無料誌を含む)

    58,601 69,328 60,154

    内数

    ACS 48 52 56

    Nature 19 19 15

    Science 1 1 1

    ScienceDirect 2,370 2,384 2,332

    SpringerLink 1,615 1,596 1,587

    Wiley-Blackwell 1,399 1,399 39

    合計 5,452 5,451 4,030

    (注)Wileyは H30.12まででパッケージ契約を中止

    (4) 徳島大学機関リポジトリ

    種別 登録数

    学術雑誌論文 3,424

    学位論文 846

    紀要論文 1,706

    会議発表論文 4

    会議発表用資料 14

    図書 3

    テクニカルレポート 58

    研究報告書 28

    一般雑誌記事 553

    その他 321

    合計 6,957

    (5) 電子書籍

    種別 和 洋 計

    SpringerLink 0 3,112 3,112

    NetLibrary(EBSCOhost) 174 0 174

    Maruzen eBook Library 982 138 1,120

    174 1 175

    Kinokuniya Digital Library 63 0 63

    *その他「JapanKnowledge Lib」,「化学書資料館」等あり

    - 13 -

  • Ⅱ 統 計 (1) 施設面積

    サービススペース 管理スペース 合計

    閲覧スペース 視聴覚スペース その他 書庫 事務スペース その他

    本館 1,881 261 694 1,163 426 687 5,112

    蔵本分館 1,041 312 572 623 235 384 3,167

    合計 2,922 573 1,266 1,786 661 1,071 8,279

    【蔵本分館】

    階 室名 座席数 備考

    事務室 0

    南書庫 4

    新聞コーナー 6

    資料室 0

    ラーニング・コモンズ 36

    リフレッシュコーナー 15

    サービスカウンター 0

    雑誌書庫 0

    新着雑誌コーナー 0

    複写コーナー 0

    小 計 61

    視聴覚コーナー 3

    マルチメディアルーム 42

    生命科学閲覧室 88

    中央閲覧室 40

    北学習室 104

    南学習室 48

    グループ学習室 1 10

    グループ学習室 2 10

    グループ学習室 3 8

    グループ学習室 4 8

    ミーティングルーム 1 16

    ミーティングルーム 2 16

    ブラウジングコーナー 0

    小 計 393

    合 計 454

    (2) 座席数 【本館】

    階 室名 座席数 備考

    カフェテリア 48

    新着雑誌コーナー 5

    グループ研究室 16

    ラーニング・コモンズ 71

    視聴覚コーナー 12

    1階マルチメディアコーナー 32

    サービスカウンター 0

    事務室(1F) 0

    1階西書庫 0

    小 計 184

    2階東閲覧室 112

    2階学習室 63 車椅子用 1

    2階西閲覧室 74

    研究個室 5

    和装本資料室 2

    マイクロ資料室 1

    小 計 257

    3階東閲覧室 64

    3階ホール 17 車椅子用 1

    研究個室 3

    3階マルチメディアコーナー 26

    多目的ホール 87

    事務室(3F) 0

    小 計 197

    第 3層~第 4層 0

    小 計 0

    合 計 638

    - 14 -

  • Ⅱ 統 計 (1) 大学総経費に占める大学資料費の推移

    平成 28年度 平成 29年度 平成 30年度

    大学総経費 43,962,167 45,274,425 46,365,345

    図書 19,181 18,759 16,900

    雑誌 22,225 16,751 16,364

    電子ジャーナル 179,389 156,199 171,175

    電子書籍 1,212 2,668 3,161

    データベース 29,837 17,543 18,696

    その他 21,289 23,105 20,699

    合計 273,133 235,025 246,995

    0.62% 0.52% 0.53%

    *大学資料費は図書館以外の研究費購入等も含む。(図書館で購入手続きした学内資料費)

    (2) 学生用図書費の推移

    平成 29年度 平成 29年度

    平成 30年度 平成 29年度

    令和元年度

    合計 合計 合計

    学生用図書費金額 1,746 万円 2,288 円 1,621 万円 2,121円 1,724 万円 2,296円

    学生用図書購入冊数 4,644 冊 0.61 冊 4,517 冊 0.59冊 4,877冊 0.65冊

    (同規模大学平均) (0.71 冊) (未公表) (未公表)

    学生数(正規生) 7,630人 7,643人 7,509人

    *同規模大学平均は,学術情報基盤実態調査(文部科学省)における学部数による区分に基づく。

    *令和元年度学生用図書の外数として,電子書籍 225冊(和 202冊,洋 23冊)を購入。

    (3) 令和元年度の主な施設整備及び環境整備等

    ・駐輪場周辺整備(本館) 514千円

    ・防犯カメラ録画設備増設(本館) 121千円

    ・多機能ブックトラック(本館) 188千円

    ・給排気口清掃(分館) 57千円(学生後援会環境美化)

    ・閲覧椅子(分館) 79千円(学生後援会環境美化)

    単位:千円

    - 15 -

  • Ⅲ 運営体制 組織及び職員(令和 2年 3月 31日現在) 組 織 機 構

    役員会 附属図書館長

    学長 蔵本分館長

    理事 副館長

    総務係

    事務局 学術情報部長 図書情報課長 副課長 図書情報係

    雑誌情報係

    利用支援係

    蔵本利用支援係

    職 員 数

    常勤職員

    非常勤職員

    (パート) 合計

    本館

    部長 1 1

    課長 1 1

    総務係 1 2 3

    図書情報係 1 2 3

    雑誌情報係 3 1 4

    利用支援係 2 3(6) 5(6)

    小計 9 8(6) 17(6)

    蔵本分館

    副課長( ) 1 1

    3 4(6) 7 (6)

    小計 4 4(6) 8 (6)

    合計 13 12(12) 25 (12)

    ( )内は時間外開館要員:外数

    - 16 -

  • Ⅲ 運営体制 令和元年度徳島大学附属図書館運営の内部質保証に関する自己点検・評価の結果

    令和元年度第5回附属図書館運営委員会承認 (1) 学術情報(資料)の整備状況

    本学の資料整備費は,総額 246,995 千円(同規模大学比 3%高)である。

    現在,電子ジャーナルの価格高騰が毎年続いていることから整備対象ジャーナルを厳選しつつ,電子

    ジャーナル整備費として 171,175 千円(同 34%高)を費やしている。

    一方,他の学術資料についてはその整備費を抑制せざるを得ず,同規模大学と比較したところ,特に

    図書整備費は 16,900 千円(同規模大学比 25%低)であり,年間受入冊数も 33%少ない状況にある。

    しかしながら,選書に際して学生からのリクエストやブックハンティングの取組を強化したことによ

    り,図書の貸出冊数は他大学と拮抗しており,かつ利用者満足度も 88%と高い評価を得るなど,図書,

    電子書籍,学術雑誌,電子ジャーナル等の資料が毎年計画的に,かつ効果的に整備されている。

    なお,図書資料費が不足している状況を踏まえ,全学共通経費や学生後援会(平成 27 年度~)の他

    にも更なる予算確保が望まれる。

    (2) 図書館の利用状況

    本学の貸出状況は横這いであるが年間受入冊数が 33%少ない状況の中で,学生 1 人当たり月間貸出

    冊数は 0.67 冊(H30)であり,同規模大学平均の 0.62 冊を上回っていることから,利用者のニーズに

    合った選書が行われていると考えられる。

    また,電子ジャーナルは全学的な整備方針に基づき計画的に整備していることから,高いアクセス数

    を維持している。電子書籍についても毎年整備し,新たなタイトルを中心に,よく利用がされている。

    入館者数については若干の減少傾向が見られるものの,上記のことから図書館の利用形態が電子ジャ

    ーナル利用等の非来館利用へと変わってきていると思われる。

    (3) 図書館の施設・設備の整備状況

    開館時間や貸出条件は利用状況に即しており,グループ学習室等やラーニング・コモンズは学生の共同学習の場として定着している。また,令和元年度に本館・分館のほぼ全域に無線 LANを整備しており,

    大学の BYOD 化に対応している。

    なお,図書館アンケートにおいて,グループ学習室等の増設要望があったことから,利用者用端末の

    契約期間満了(R4.2 予定)を目途に,館内施設の再整備が望まれる。

    (4) 図書館に対する満足度の状況

    図書館アンケートでは,自分の課題解決やスキル向上のために図書館が役立っていると考える割合が

    89%と高く,その他の資料やサービスに関する質問でも高い満足度であった。また,学生生活実態調査

    等でも同様に図書館に対する満足度は概ね高いと言える。

    (5) その他必要と認められる事項

    「徳島大学におけるオープンアクセスに関する方針」を定め,機関リポジトリによる研究成果論文公開促進に取り組んでいる。

    本年度は,EDBに業績登録した際に,その都度,リポジトリへの登録を案内するよう EDB の機能を拡

    充した。

    また,これまでのリポジトリ未登録業績を研究者毎にメールでお知らせするよう RPAソフトウエアを

    用いた新たな取組を行っており,EDBの学術論文におけるリポジトリ登録率は昨年度 15%台であったも

    のが 20%を超え,成果を挙げている。

    - 17 -

  • Ⅲ 運営体制 (1) 附属図書館運営委員会 第1回附属図書館運営委員会 日時:令和元年 7 月 9日(火) 議題:1 附属図書館の自己点検・評価について

    (1) 令和元年度以降の附属図書館自己点検・評価専門委員会の役割について

    (2) 附属図書館自己点検・評価専門委員会委員の選出について

    2 電子ジャーナル等の整備について

    3 図書の処分について

    報告:1 平成 30年度附属図書館決算について

    2 徳島大学附属図書館蔵本分館における時間外特別利用要領の一部改正について

    3 機関リポジトリの推進について

    4 会議等報告について

    (1)第 67回中国四国地区大学図書館協議会総会(4/18)

    (2)第 46回国立大学図書館協会中国四国地区協会総会(4/19)

    (3)第 66回国立大学図書館協会総会(6/20-21)

    5 クラウドファンディング実施結果について

    6 「徳島大学古本募金」実績について

    7 令和元年度オリエンテーション等実施結果について

    8 図書館利用統計について

    9 著作物等の寄贈について

    10 授業サポートナビについて

    第2回附属図書館運営委員会(メール会議) 日時:令和元年 9 月 17 日(火)~24 日(火) 議題:1 徳島大学附属図書館料金規則の一部改正について

    第3回附属図書館運営委員会(メール会議) 日時: 令和元年 12月 5日(木)~12日(木) 議題:1 徳島大学附属図書館運営の内部質保証に関する自己点検・評価要項の一部改正について

    第4回附属図書館運営委員会 日時: 令和 2 年 1月 23 日(木) 議題:1 次期附属図書館分館長候補者の選考について

    2 全学共通経費による SciFinderの契約変更について

    3 令和2年度全学共通経費の申請について

    4 業務達成基準適用事業による附属図書館設備等整備について

    5 徳島大学附属図書館ビジョン2020について 6 図書の処分について

    - 18 -

  • Ⅲ 運営体制

    報告:1 令和3年度概算要求について 2 令和2年度附属図書館開館時間について(開館カレンダー)

    3 「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画」の公表について

    4 令和元年度附属図書館アンケート結果報告について

    5 メールマガジン「すだち」発行終了について

    6 令和元年度学術講演会の実施報告について

    7 令和元年度ブックハンティング実施報告について

    第5回附属図書館運営委員会 日時: 令和 2年 3月 18 日(水) 議題:1 附属図書館副館長の選考について

    2 附属図書館運営の内部質保証に関する自己点検・評価について

    3 徳島大学附属図書館ビジョン2020について

    4 令和2年度附属図書館予算について

    報告:1 新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

    2 令和2年度学長裁量経費申請について

    3 創立70周年記念事業基金支出計画等の提出について

    4 令和2年度全学共通経費による Wiley 個別購読ジャーナルについて

    5 令和元年電子ジャーナル利用統計について

    6 令和元年度徳島大学機関リポジトリ登録状況等報告について

    7 令和元年度常三島地区運営委員会及び蔵本分館運営委員会報告について

    8 Study Support Space活動報告について

    9 令和元年度徳島市立図書館との連携事業報告について

    10 令和元年度鳴門教育大学附属図書館及び徳島県立図書館との連携事業報告について

    11 令和2年度各種講習会実施計画について

    12 クラウドファンディングによる古地図デジタル化事業実施報告

    13 徳島大学古本募金について

    - 19 -

  • Ⅲ 運営体制 附属図書館運営委員会名簿(令和2年 3月 31日現在)

    部局 職 名 氏 名 任期

    附属図書館 附属図書館長 依 岡 隆 児 31.4.1~3.3.31

    附属図書館 蔵本分館長 鶴 尾 吉 宏 30.4.1~2.3.31

    附属図書館 副館長 吉 本 勝 彦 31.4.1~2.3.31

    総合科学部 教授 饗 場 和 彦 31.4.1~3.3.31

    総合科学部 教授 堤 和博 30.4.1~2.3.31

    医学部 教授 常 山 幸 一 30.4.1~2.3.31

    医学部 教授 安 井 敏 之 30.4.1~2.3.31

    歯学部 教授 誉 田 栄 一 30.4.1~2.3.31

    歯学部 教授 東 雅 之 30.4.1~2.3.31

    薬学部 教授 南 川 典 昭 30.4.1~2.3.31

    薬学部 教授 大 髙 章 30.4.1~2.3.31

    理工学部 教授 安 野 卓 30.4.1~2.3.31

    理工学部 教授 北 研 二 30.4.1~2.3.31

    生物資源産業学部 教授 刑 部 敬 史 30.4.1~2.3.31

    生物資源産業学部 准教授 玉 井 伸 岳 31.4.1~2.3.31

    教養教育院 教授 渡 部 稔 30.4.1~2.3.31

    先端酵素学研究所 教授 松 木 満 30.4.1~2.3.31

    先端酵素学研究所 教授 峯 岸 克 行 30.4.1~2.3.31

    人と地域共創センター 准教授 鈴 木 尚 子 31.4.1~3.3.31

    情報センター 教授 松 浦 健 二 30.4.1~2.3.31

    国際センター 准教授 坂 田 浩 30.4.1~2.3.31

    病 院 教授 石 澤 啓 介 31.4.1~2.3.31

    (2) 附属図書館自己点検・評価専門委員会 第1回附属図書館自己点検・評価専門委員会 日時:令和元年 9月 18 日(水) 議題:1 附属図書館運営の内部質保証に関する自己点検・評価の項目について

    2 附属図書館自己点検・評価のスケジュールについて

    報告:1 令和2年度実施の組織評価に係る選択項目及び目標値について

    2 令和元年度年度計画に係る附属図書館の取組内容について

    第2回附属図書館自己点検・評価専門委員会 日時:令和 2 年 2月 27 日(木) 議題:1 附属図書館運営の内部質保証に関する自己点検・評価について

    2 その他

    報告:1 令和元年度徳島大学組織評価の評価結果(附属図書館)について

    - 20 -

  • Ⅲ 運営体制 附属図書館自己点検・評価専門委員会名簿(令和2年 3月 31日現在)

    部局 職 名 氏 名 任期

    附属図書館 附属図書館長 依 岡 隆 児

    附属図書館 蔵本分館長 鶴 尾 吉 宏

    附属図書館 副館長 吉 本 勝 彦

    常三島地区 教授 堤 和 博 31.4.1~2.3.31

    常三島地区 教授 安 野 卓 31.4.1~2.3.31 蔵本地区 教授 常 山 幸 一 31.4.1~2.3.31 蔵本地区 教授 南 川 典 昭 31.4.1~2.3.31

    附属図書館 学術情報部長 林 田 宏 三

    (3) 附属図書館常三島地区運営委員会 第1回附属図書館常三島地区運営委員会 日時:令和元年 6月 5日(水) 議題:1 附属図書館常三島地区運営委員会委員長の選出について

    2 2020年度常三島地区コア・ジャーナルの選定について

    3 令和元年度附属図書館(本館)学生用図書選定について

    附属図書館常三島地区運営委員会名簿(令和 2年 3月 31日現在)

    部局 職 名 氏 名 任期

    総合科学部 教授 饗 場 和 彦 31.4.1~3.3.31

    総合科学部 教授 堤 和 博 30.4.1~2.3.31 理工学部 教授 安 野 卓 30.4.1~2.3.31 理工学部 教授 北 研 二 30.4.1~2.3.31

    生物資源産業学部 教授 刑 部 敬 史 30.4.1~2.3.31 生物資源産業学部 教授 玉 井 伸 岳 31.4.1~3.3.31

    教養教育院 教授 渡 部 稔 30.4.1~2.3.31 人と地域共創センター 准教授 鈴 木 尚 子 31.4.1~3.3.31

    情報センター 教授 松 浦 健 二 30.4.1~2.3.31 国際センター 准教授 坂 田 浩 30.4.1~2.3.31

    - 21 -

  • Ⅲ 運営体制 (4) 附属図書館蔵本分館運営委員会 第1回附属図書館蔵本分館運営委員会 日時:令和元年 5月 27 日(月) 議題:1 2020年蔵本地区コア・ジャーナルについて

    2 令和元年度蔵本分館学生用図書選定方針について

    報告:1 蔵本分館における学修支援について

    2 ブックハンティング(久米書店)について

    3 文献検索講習会(開催中)について 附属図書館蔵本分館運営委員会名簿(令和 2年 3月 31日現在)

    部局 職 名 氏 名 任期

    附属図書館 蔵本分館長 鶴 尾 吉 宏 30.4.1~2.3.31

    医学部 教授 常 山 幸 一 30.4.1~2.3.31

    医学部 教授 安 井 敏 之 30.4.1~2.3.31

    歯学部 教授 誉 田 栄 一 30.4.1~2.3.31

    歯学部 教授 東 雅 之 30.4.1~2.3.31

    薬学部 教授 南 川 典 昭 30.4.1~2.3.31

    薬学部 教授 大 髙 章 30.4.1~2.3.31

    先端酵素学研究所 教授 松 本 満 30.4.1~2.3.31

    先端酵素学研究所 教授 峯 岸 克 行 30.4.1~2.3.31

    病 院 教授 石 澤 啓 介 31.4.1~2.3.31

    (5) 図書館内連絡会等

    ①館長,分館長,副館長等連絡会(計 12回開催)

    第 1回(H31.4.4),第 2回(R1.5.9),第 3回(R1.6.6),第 4回(R1.7.4),第 5回(R1.8.27), 第 6回(R1.9.5),第 7回(R1.10.10),第 8回(R1.11.7),第 9回(R1.12.5),第 10回(R2.1.9)

    第 11回(R2.2.6),第 12回(R2.3.12)

    ②館長,職員連絡会 (計 10 回開催)

    ③部課長,職員連絡会 (計 18 回開催)

    - 22 -

  • Ⅲ 運営体制 (1) 図書館協会会議等 ※当番館における協力員等は参加者数に含んでいない。

    期間 内容

    H31.4.18 第 67 回中国四国地区大学図書館協議会総会(当番館) 4

    H31.4.19 第 46 回国立大学図書館協会中国四国地区協会総会(当番館) 4

    R1.5.30-31 日本医学図書館協会第 90回通常総会 1

    R1.6.20-21 第 66 回国立大学図書館協会総会 3

    R1.11.14-15 第 55 回日本医学図書館協会中国四国地区総会 1

    R1.11.22 令和元年度国立大学図書館協会中国四国地区協会実務者会議(当番館) 3

    R1.12.6 令和元年度中国四国地区大学図書館所管部課長会議 2

    R2.2.14 令和元年度国立大学図書館協会中国四国地区協会事業委員会総会 1

    (2) 学外職員研修等

    期間 内容

    R1.5.14 第 4回四国地区マネジメント研修 1

    R1.6.20, 7.3 令和元年度徳島市立図書館との合同職員研修会 4

    R1.7.25 SPOD内講師派遣プログラム「クレーム対応実践研修」 2

    R1.8.1-2 第 4回 JMLA コア研修 1

    R1.8.1-2 防火管理者講習会 1

    R1.9.5-6 第 9回大学図書館学生協働交流シンポジウム 1

    R1.9.6 2019年度著作権セミナー 1

    R1.9.11 令和元年度 鳴門教育大学附属図書館,徳島県立図書館との図書館職員相

    互訪問研修

    2

    R1.9.12-13 JUSTICE版元提案説明会 1

    R1.9.27 CAT2020説明会 1

    R1.9.30 2019年度機関リポジトリ新任担当者研修 1

    R1.10.1-4 2019年度大学図書館職員短期研修 1

    R1.10.17-18 第 60 回中国四国地区大学図書館研究集会 1

    R1.11.12-13 第 21 回図書館総合展 1

    R1.12.6 第 4回 JMLA 学術会議 1

    R1.12.18 2019 年度学認 LMS による研究データ管理に関するオンライン講座試験運

    用報告会

    1

    R2.2.13 中国四国地区協会助成事業(中国四国地区)ワークショップ 3

    - 23 -

  • Ⅲ 運営体制

    (4) 安全管理訓練等

    防災訓練等

    期間 内容

    H31.4.23 徳島大学無線機操作訓練(常三島地区・蔵本地区) 4

    R1.9.2 令和元年度徳島大学災害対策総合訓練(常三島・蔵本・新蔵地区) 11

    R1.9.10 徳島大学エレベータ閉じ込め扉開放訓練(常三島・蔵本・新蔵地区) 3

    R1.10.15 徳島大学発電機訓練(常三島地区) 2

    R1.10.23 徳島大学無線機操作訓練(常三島地区・蔵本地区) 4

    R1.11.25 徳島大学蔵本地区防災訓練 8

    (3) 学内職員研修等

    期間 内容

    R1.7.12 救命救急講習会 1

    R1.7.30 令和元年度第 1 回建物応急危険度判定訓練研修 1

    R1.10.4-12.20 令和元年度徳島大学英会話研修 1

    R1.11.11 令和元年度第 2 回建物応急危険度判定訓練研修 1

    R1.11.12 令和元年度 SPOD加盟校内講師派遣プログラム[若手・中堅職員のための判

    断力・決断力養成講座]

    2

    R2.2.7 令和元年度徳島大学個人情報保護研修会 4

    R2.2.17-18 RPA講習会 6

    - 24 -

  • 月日 行事 写真

    4 月

    1 資料展示「世界を見に行こう」[本館](~7月 31日)

    1 資料展示「レポートなんて恐くない」[本館](~7月 29日)

    1 資料展示「新入生にすすめる私のこの一冊」[本館](~7月 16日)

    1 資料展示「徳島読書人が選ぶ平成最後の気になる 31冊」[本館](~12月 3日)

    1 第 69回テーマ展示「食事と健康」[分館] (~6月 10日)【写真】

    9 資料展示「読書レポート」の推薦図書展示[本館](~6月 3日)

    12 徳島市立移動図書館「いずみ号」巡回([本館]4月 12日~, [分館]4月 18日~,

    毎月)【写真】

    16 レポートの書き方講座[本館](~18日)

    18 第 67回中国四国地区大学図書館協議会総会(当番館:あわぎんホール)【写真】

    19 第 46回国立大学図書館協会中国四国地区協会総会(当番館:あわぎんホール)

    5 月

    16 卒業研究を見据えた 4年間の過ごし方(学びサポート企画部イベント)[本館]

    【写真】

    31 ポップコンテストの開催 [本館](~6月 13日)

    27 第 1回附属図書館蔵本分館運営委員会

    6 月

    5 第1回附属図書館常三島地区運営委員会

    11 第 70回テーマ展示「電子書籍・電子ジャーナル 2019①」[分館] (~7月 4日)

    17 ブックハンティング (久米書店) [分館] (~30日)

    20 徳島市立図書館との合同職員研修会 (本館, 分館)【写真】

    24 ブックハンティング(徳大生協常三島店)[本館](~28日)

    7 月 3 徳島市立図書館との合同職員研修会 (徳島市立図書館)

    5 第 71回テーマ展示「がんの予防」[分館] (~8月 29日)

    7 徳島市立図書館との連携講座「図書館で健康いきいき講座 Vol.5

    がんの予防について勉強しましょう」 (徳島市立図書館)【写真】

    8 実践型防災講座(学びサポート企画部イベント)[本館] 【写真】

    9 第 1回附属図書館運営委員会

    22 学習支援アドバイザー配置[本館] (~2月 28日)

    Ⅳ 行 事

    - 25 -

  • 月日 行事 写真

    8 月

    7 オープンキャンパス (~21日) 【写真】 7 SciFinder講習会[本館]

    21 図書資産台帳と現品の実査(分館内図書)(~28日)

    30 第 72回テーマ展示「眼科学」[分館] (~10月 17日)

    9 月

    5 第 9回大学図書館学生協働交流シンポジウム参加(島根大学)(~6日) 9 図書資産台帳と現品の実査(本館内図書)(~27日)

    11 徳島県立図書館, 鳴門教育大学附属図書館との相互訪問研修 (鳴門教育大学附

    属図書館)【写真】

    17 第 2回附属図書館運営委員会(メール会議)

    10 月

    4 全国大学ビブリオバトル 2019~首都決戦~四国 B ブロック地区予選(~11 月

    16日)

    10 資料展示「吉野彰氏 ノーベル化学賞受賞記念」[本館](~12月 27日)【写真】

    18 第 73回テーマ展示「噛み合わせ」[分館] (~12月 5日)

    21 ブックハンティング(徳大生協常三島店)[本館](~25日)【写真】

    11 月 11 徳島大学附属図書館展示会「資料を未来に繋ぎたい~デジタルアーカイブの可

    能性~」[本館] 【写真】(~1月 10日)

    14 ブックハンティング(徳島大学生協蔵本店)[分館](~20日)【写真】

    21 第 29回徳島大学附属図書館学術講演会

    「資料を未来に繋ぎたい ~デジタルアーカイブの可能性~」(本館)

    22 令和元年度国立大学図書館協会中国四国地区協会実務者会議(当番館:本館 多

    目的ホール)

    24 全国大学ビブリオバトル 2019~首都決戦~四国 Bブロック地区決戦(徳島市立

    図書館)

    25 蔵本地区総合防災訓練[分館]

    Ⅳ 行 事

    - 26 -

  • 月日 行事 写真

    12 月

    3 ブックハンティング(紀伊國屋書店徳島店)[本館] 4 徳島大学附属図書館と徳島市立図書館の連携協定に基づく連携事業企画

    「リユースお宝市」[本館] 【写真】(~6日)

    5 第 3回附属図書館運営委員会(メール会議) 5 大学院を知らなくていいんか?(学びサポート企画部イベント)[本館]

    【写真】

    6 第 74回テーマ展示「電子書籍・電子ジャーナル 2019②」[分館] (~2月

    6日)

    19 徳大生、どんな活動しよるんで?(学びサポート企画部イベント)[本館]

    1 月 23 第 4回附属図書館運営委員会

    2 月

    7 第 75回テーマ展示「薬理学」[分館] (~3月 31日)【写真】 7 徳島県立図書館企画展示「地図の中の徳島展」巡回展示会[本館] 【写真】

    (~3月 11日)

    27 貴重資料室及び和装本資料室等虫害調査(トラップ調査)(~3月 19日)

    3 月 18 第 5回附属図書館運営委員会

    Ⅳ 行 事

    - 27 -

  • 掲載日等 誌名等 記事名 平成 31年 4月 22日 文教ニュース 徳島大が貴重資料デジタル化に向けクラウドファンディング挑戦

    令和元年 5月 31日 文教速報 中国四国地区大学図書館協議会総会を開催

    令和元年 6月 3日 文教ニュース 徳島大学 中国四国地区大学図書館協議会総会

    令和元年 6月 15日 広報とくしま がんとうまく付き合う方法 がんの予防について勉強しましょう

    令和元年 8月 7日 文教速報 徳島大図書館が市立図書館で健康講座

    令和元年 8月 12日 文教ニュース 徳島大 市立図書館で健康講座

    令和元年 11月 15日 広報とくしま 徳島大学附属図書館学術講演会

    令和元年 12月 6日 徳島新聞 徳島大で大会 読書通じて交流深めて

    令和元年 12月 16日 文教ニュース 徳島大学附属図書館 一般市民対象「学術講演会」

    令和元年 12月 23日 文教速報 徳島大図書館が市民対象に学術講演会

    Ⅴ 広 報

    Ⅴ 広 報 ■令和元年度図書館概要(2019.8) ■平成 30年度徳島大学附属図書館年次報告書(2019.7) ■徳島大学附属図書館報 メールマガジン「すだち」 第 171号(2019.4.17), 第 172号(2019.5.17), 第 173号(2019.6.17), 第 174号(2019.7.17),

    第 175号(2019.8.20), 第 176号(2019.9.17), 第 177号(2019.10.17), 第 178号(2019.11.18),

    第 179号(2019.12.17),第 180号(2020.1.17)最終号

    ■新入生にすすめる私のこの一冊(2019.4) ■徳島大学附属図書館本館利用案内,徳島大学附属図書館蔵本分館利用案内(2019.4)

    - 28 -

  • 徳島大学附属図書館の理念・目標と評価指標

    1.附属図書館の理念

    徳島大学附属図書館は、徳島大学の理念・目標を実現するため、徳島大学

    の教育・学修と研究活動を支える重要な学内組織としての役割を担うととも

    に社会にも開かれた図書館として、学生等利用者の来館型図書館・参加型図

    書館を目指します。

    2.附属図書館の目標

    (1) 附属図書館は、学生、教職員及び地域住民のニーズを把握し、質の高い

    利用者サービスの提供に努めます。

    (2) 附属図書館は、学生の主体的な学習に必要な資料を整備するとともに学習

    形態に即した利用空間・利用環境の提供に努めます。

    (3) 附属図書館は、徳島大学の教育・研究を支える最新の学術情報資料を整備

    し、多様な学術情報資源の効率的な収集及び管理を行い、学術情報提供の

    最適化に努めます。

    (4) 附属図書館は、徳島大学における教育・研究成果を積極的に集積し、発信

    することにより、学術情報の流通推進と国立大学としての社会的責任(教

    育研究成果の還元、情報公開)を果たせるよう努めます。

    (5) 附属図書館は、所蔵資料の公開等を通じて、地域社会の文化振興に努めま

    す。

    3.附属図書館の評価

    教育・学修支援に軸足を置いた図書館運営を評価する主体は、学生である。

    また、附属図書館が、上質の図書館サービスを提供する利用者来館型図書館・

    利用者参加型図書館を目指していることから、(1)図書館の利用状況と(2)図

    書館に対する満足度の 2 項目を図書館運営の評価指標とします。

    学生の学習に関する実態調査(ラーニングライフ)又は学生生活実態調査

    (キャンパスライフ)において、(1)図書館の利用状況と(2)図書館に対する満

    足度を調査、分析、評価し附属図書館の運営に反映させていきます。

    (平成 26年 3月 14日附属図書館運営委員会決定)

    - 29 -

  • 徳 島 大学 附属図書館ビジョン 2020

    「知の広場」~知と出会い,人と出会い,自分に巡り合う~

    Ⅰ 徳島大学附属図書館のビジョンと目標

    平成 28(2016)年,『国立大学図書館協会ビジョン 2020』が策定され,大学図書館の新たな基本理念と

    して「大学図書館は,今日の社会における知識基盤として,記録媒体の如何を問わず,知識,情報,デー

    タへの障壁なきアクセスを可能にし,それらを活用し,新たな知識,情報,データの生産を促す環境を提

    供することによって,大学における教育研究の進展とともに社会における知の共有や創出の実現に貢献

    する」と定められた。附属図書館は,これに基づく新たなビジョンとして,以下を定める。

    徳島大学附属図書館は,「知の広場」の創出により,異世代・異分野交流を活性化し,学生の能動的な

    学習を促すと共に,本学の学術情報基盤を発展させ,イノベーションを生み出す風土を醸成する。

    ビジョン実現に向け3つの目標を設定し,令和3(2021)年度までのアクションプラン(別紙1)を策

    定, 5つの領域において重点的な取り組みを定める。

    目標1「知の広場」の創出 ~新たな図書館整備構想~

    目標2 読む力の向上 ~読書振興と学習支援~

    目標3 オープンサイエンス推進 ~学術情報基盤の整備と拡充~

    Ⅱ 重点的な取り組み

    1.教育支援

    令和3(2021)年度に予定されるキャンパス情報基盤システムの更新では,ノートパソコン必携化 1

    により,教育用端末の大幅な台数削減が予想される。跡地活用を含めた館内ゾーニングのトータルな

    見直しを行い,「目標1「知の広場」の創出」につなげる。あわせて,より資料へアクセスしやすくな

    る新たな図書館システムを検討する。さらに図書館ホームページや館内案内システムについて検討す

    る。

    本学学生一人あたりの月間貸出数(図書)は 0.65冊(2018年度)であり,全国平均並(同規模大学

    による比較)ではあるが,年々,減少傾向にある。「目標2 読む力の向上」のため,適切な資料整備

    に加え,積極的な読書振興を行う。具体的には,図書館や読書について学生と懇談するライブラリー

    カフェ(仮称)や読書大会等を企画実施する。その他,郷土資料コーナーや展示コーナーの充実,ブッ

    クハンティングや古本市の開催,書評コンテストや POP の活用,「My Recommendations(おすすめ本の

    紹介)」や「授業サポートナビ(パスファインダー)」の拡充等に取り組む。

    平成 25(2013)年から開始した学生協働による学習支援は,全国でも先駆的な取り組みであり,学

    習相談窓口 SSS (Study Support Space)の開設にとどまらず,レポートの書き方講座やビブリオバト

    ル等各種イベントを,学生と協働で実施している。今後も学生のニーズをくみ取るため,協働体制を

    強化する。

    学生が生涯にわたり,自ら課題を見つけて解決策を導き出す能力を身につけるため,資料や学術情

    報を活用するリテラシー教育を拡充する。ノートパソコン必携化に伴い,電子書籍の重点整備と利用

    促進を行う。また,留学生への支援に積極的に取り組む。

    - 30 -

  • 2.研究支援

    平成 28(2016)年に裁定した「徳島大学におけるオープンアクセスに関する方針」に基づき,研究

    成果論文の徳島大学機関リポジトリへの登録促進に引き続き取り組む。

    近年,シチズンサイエンス,オープンイノベーションの基盤となるオープンサイエンスが国内外で

    推進されている。国立大学図書館協会においても,オープンサイエンスは大学図書館が果たすべき重

    要な役割のひとつとされ,推進に向けたアクションプランが構想されている。2これらの動きと軌を一

    にし,「目標3 オープンサイエンス推進」に向け,研究データ公開やデジタルアーカイブ(貴重資

    料)再整備の取り組みを行う。

    加えてオリジナルな紙媒体である貴重資料や,劣化の進むマイクロ資料の保存対策を行う。

    電子ジャーナル等の整備は,縮減する財政状況の中,整備方針(2019~2021 年)により計画的に実

    施しているところであるが,新たな整備方針(2022年~)を令和 2(2020)年度中に策定する。

    3.地域貢献

    学外者への年間貸出冊数は 8,021冊(2018年度)であり,全国平均(同規模大学による比較)を大

    きく上回っている。「目標1「知の広場」の創出」と「目標2 読む力の向上」のため,今後も開かれ

    た図書館として,県内の 公共図書館,大学図書館等との連携を強化 ,地域住民の生 涯学習,文化活

    動,課題解決を支援する。

    具体的には,図書館利用拡大のための広報強化や,学術講演会等のイベントを実施する。また学内

    や関連組織のイベント等のチラシ等を集め,電子的に保存,公開する大学情報コーナー(仮称)の設

    置を検討する。

    4.環境整備

    「目標1「知の広場」の創出」のため,館内ゾーニングを見直すと同時に,電子情報へのより快適な

    アクセスを実現するため,館内の IT 環境を整備する。

    バリアフリー化(障がい者支援),老朽化した書架や書庫の安全対策,防災,BCP3に取り組む。特に,

    津波浸水の想定される本館2階に置かれたサーバや貴重資料の移転を検討する。

    学内の関連部署との連携及び遊休施設,屋外エリアの整備,活用により,キャンパス全体の読書環

    境の整備を図る。

    5.マネジメント

    働き方改革への対応や,図書館に求められる新たなニーズに必要な人材を配置するため,業務改善

    や省力化を図る。特に ICタグ,RPA4等,新たな技術の活用を検討する。

    各種研修や e ラーニング等により,図書館職員の専門性を高めるとともに,ビジョン実現に向けた

    様々な事業を将来にわたり持続させるため,各分野の専門家と,職種や組織の枠を超えた連携を図る。

    PDCA4サイクルによる内部質保証のため,利用者からの意見徴収(アンケート等)や,他大学との比

    較により分析・評価を行い,評価情報及び改善策を開示する。

    財政基盤を強化するため,古本募金等,財源確保(自己収入)に向けた取組みを行う。

    (令和 2年 3月 18日附属図書館運営委員会決定)

    - 31 -

  • 1 平成 31(2019)年度の学部入学生から導入 2 国立大学図書館のオープンサイエンスへの取り組み -研究成果と学術情報のより幅広い共有と活用に向けて-, 国立大学図書館協会, 平成 31 年 3 月 12 日,

    https://www.janul.jp/sites/default/files/2019-03/janul_statement_of_activities_on_open_science_20190312.pdf 3 Business Continuity Planning(事業継続計画) 4 Robotic Process Automation(ロボットによる業務自動化)

    - 32 -

  • - 33 -

  • 令和元年度徳島大学附属図書館年次報告書

    Tokushima University Library Annual Report 2019-2020

    令和2年 7月 発行

    発行 徳島大学附属図書館

    〒770-8507 徳島市南常三島町 2 丁目 1 番地

    TEL (088)656-7584 FAX (088)656-7587

    編集 国立大学法人徳島大学学術情報部図書情報課

    Homepage: https://www.lib.tokushima-u.ac.jp/

    表紙目次はじめにⅠ Topics1 教育支援2 研究支援3 社会貢献4 その他

    Ⅱ 統計1 利用・サービス(1) 開館日・開館時間(2) 年間開館日数及び開館時間数(3) 入館者数(4) 利用対象者数(5) 貸出(6) 学外文献複写件数(7) 学外現物貸借件数(8) レファレンス件数(9) 学内文献複写件数(10) ラーニング・コモンズ等利用件数(11) 電子ジャーナル利用件数(12) データベース利用件数(13) 電子書籍利用件数(14) 講習会

    2 蔵書(1) 蔵書数【図書】(2) 蔵書数【雑誌】(3) 蔵書数【電子ジャーナル】(4) 徳島大学機関リポジトリ(5) 電子書籍

    3 施設設備(1) 施設面積(2) 座席数

    4 経費Ⅲ 運営体制(1) 組織(2) 自己点検・評価(3) 委員会活動(4) 職員研修等

    Ⅳ 行事(図書館の主な行事)Ⅴ 広報理念・目標徳島大学附属図書館ビジョン2020奥付