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保護者向け就活の“いま”を知る!
親子就活ワンポイント講座
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📌 今どきの就活を知ろう
◇保護者世代の就活状況:バブル経済の余韻→多くの企業は学生を積極採用している手法:就職情報誌で情報収集し、はがきで資料請求→ 「情報誌世代」
環境は変化、今どきの就活を理解するのが必須!
◇今どきの就活状況: 「2人に1人は大学進学」、産業構造の変化、企業の「厳選採用」→新卒学生同士の競争が激化手法:情報収集、エントリーはインターネットから→ 「WEB世代」
今どきの就活を知ろう! ~昔と今の就活の違い~
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3月から6月が就活のピーク!学生の負担が大きい
インターンシップから、就活本番までの流れ
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今どきの就活を知ろう! ~就活のスケジュール~
この数年は「エントリー・会社説明会は大学3年生の3月、面接は4年生の6月解禁」となっている。また3年生の夏から冬にかけて、就活準備としてインターンシップに参加する学生は増えている傾向にある。
出典:リクルートワークス研究所「ワークス大卒求人倍率調査」
大卒求人倍率1.83倍、リーマン以降で2番目の高さ。(C) Gakujo Co., Ltd. All Rights Reserved.
今どきの就活を知ろう! ~現在の就職環境~
大卒求人倍率の推移
求人倍率は、企業の求人数を就職希望者数で割ったもので、学生1人に用意された就職先の枠数を表しています。学生1人あたり約2枠。今の就活生は、数字上はかなり恵まれた状況にあると言えます。
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今どきの就活を知ろう! ~就活基礎用語①~
●自己分析就職活動に臨む学生が、今までの人生を振り返り、自分は客観的に見てどのような人間なのか、何が得意でどんな仕事に向いているのかを考える作業。「今までどのような活動に力を入れてきたか」「失敗体験や成功体験からどのようなことを学び、自分にどう影響したか」「人とのどういう関わりが得意か」「今後どのように成長していきたいか」など。「自分史」を整理したり、これまでの体験を項目ごとにひたすら書き出したりするやり方もある。分析してまとめた内容は、志望企業選びのほか、ESの自己PRや長所・短所の作成、面接に生かす。自分1人では見えない部分もあり、友人や親の助言が気づきのきっかけになることも。
●エントリーシート(ES:イーエス)企業が独自に作成する採用選考の応募用紙のこと。氏名、住所、経歴、大学、専攻といった基本情報に加え、「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと(「通称「ガクチカ」)」の3大テーマに大きなスペースをとっていることが多い。各社独自の質問を工夫し、学生の個性や志望度を測ろうとする。白紙に「あなたを自由に表現してください」という欄を設けたESや自分らしい写真を貼らせるものも。WEB入力方式の企業が主流だが、手書きにこだわり郵送で受け付ける企業も少なくない。持参させる会社もある。多くの企業がESによる書類選考で面接に呼ぶ学生を選ぶため、採用選考の最初の関門といえる。また、書いて終わりではなく、その後の面接ではESをもとに質問される。
●インターンシップ学生が在学中に一定期間、企業や官公庁などで就業体験をすること。実際の仕事やグループワークを体験することで、働くイメージを明確にし、仕事選びのヒントにすることができる。大学が受け入れ企業を紹介し、インターンシップへの参加が授業の単位として認められるケースも。原則無報酬で、大学3年の夏休みや冬休みに1日から10日間ほ
ど実施されるのが主流だが、有給で数カ月間行う欧米流のインターンもある。経団連の指針の手引きでは、社会貢献活動の一環であり、「採用選考活動と一切関係ないことを明確にして行う必要がある」とされていたが、実際には選考の参考にしたり、選考で優遇したりする企業も多い。経団連は従来「5日間以上」実施しなければならないと定めていた。しかし、企業が実施しやすく、学生も参加しやすい1日だけの「ワンデーインターン」を認めてほしいとの要望が強く、2019年卒採用からは教育効果の高いものに限って容認したため、「ワンデー」が急増した。人気企業のインター
ンは書類選考や面接もあり競争率が高い。他では得られない貴重な体験なので、できれば数社は参加したい。
※あさがくナビ 就活用語解説より
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今どきの就活を知ろう! ~就活基礎用語②~
●エントリーインターネットから企業の採用選考に応募すること。現在は、多くの企業がWEBを通してエントリーを受け付けている。事前登録の「プレエントリー」とESを提出する「本エントリー」がある。プレエントリーは気軽にできるため、1人で数十社、中には100社以上に登録する学生もいる。数万人規模の応募が殺到する人気企業では丁寧な選考ができないため、書類選考や適性検査で多くの学生をばっさり落とすケースが多い。
●内定企業が「あなたを採用します」という意思を学生に示すこと。経団連の「採用選考に関する指針」で、内定を出すのは「卒業・修了年度の10月1日以降」とされてきた。政府主導に代わる2021年卒採用以降も踏襲される見道し。例年、10月1日には多くの企業が内定者を集めて「内定式」を一斉に開く。売り手市場になって、大量の「内定辞退」に頭を抱える企業が増えている。正式な内定を出す前(卒業・修了学年の10月1日より前)は内々定と言う。
●お祈りメール企業からの不合格通知メール。文末に「○○様の就職活動の成功をお祈りしています」「ご健闘をお祈り申し上げます」などと書かれていることが多いため、学生の間でこう呼ばれるようになった。最近は、合格者だけに次の面接日程などの連絡メールを送り、不合格者には何の通知もしない企業もあり、「サイレント(沈黙)お祈り」と呼ばれている。売り手市場が続く近年は、学生側が連絡なしに面接に来ない、内定者と連絡が取れなくなるといった「サイレント辞退」が増え、企業を困らせている。
●オヤカク企業が内定を出した学生に対して、親が納得するか確認を求めたり、親と会って採用理由を説明したりすること。一般に有名ではない会社が、親の反対による内定辞退を防ぐために行うケースが多い。あいさつの電話、手紙や会社案内、自社製品の送付、家庭訪問など、やり方はさまざま。
※あさがくナビ 就活用語解説より
📌 就活生のキモチ
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就活生のキモチ ~内定(内々定)と共に変化するキモチ~
12.4%
20.8%
38.3%
57.2%
74.4%
82.3%
97.8%
86.7%
76.5% 69.2%
46.4%
32.6%
11.6%17.5%
34.8%
53.5%
69.6%
79.9%
13.7%
25.8%
44.0%
63.4%
82.4%
86.4%
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
3月度 4月度 5月度 6月度 7月度 8月度
内々定率(全体)
活動率
内々定率(文系)
内々定率(理系)
出典:株式会社学情「内々定率調査」
就活生の内々定率、就職活動率の推移
シーズンごとに気持ちに大きな変化が起こる。
3月以降で内々定率は徐々に上昇し、8月初旬には82.3%という結果に。
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就活生のキモチ ~内定(内々定)と共に変化するキモチ~
6月以降のケアやサポートが特に大切!
●2月~4月・就職活動を意識し「不安」と「希望」が入り交じる
●5月~6月・多くの就活生が内定し、学生によって状況に差が
●7月~9月・周りも気にせず最後までやり抜く!(または諦める…)
●10月以降・入社後に備えて勉強!・再度就活を始める/内定ブルー
📌 保護者ができる就活支援とは?
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就活支援 ~保護者がするべき就活サポート~
不安とも戦う就活生、メンタル面のケアも大切。
POINT①心理的・精神的な支えと勇気付けを
お子さんにとって一番身近な社会人の先輩は、保護者の皆様です。親としてのアドバイスや社会人の先輩としてのアドバイスをすることで心に寄り添い、お子さんの夢や可能性を応援してあげてください。知名度や企業規模の大小で反対したりすることはNG。子供の選んだ仕事を尊重して相談に乗ってあげてください。
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就活支援 ~保護者がするべき就活サポート~
POINT②健康管理や金銭面のサポート
特に一人暮らしで就活に集中しているお子さんは、体調管理を疎かにしがちです。食事などで体調管理のサポートをしてあげてください。また就職活動にはリクルートスーツ代や交通費など多額の費用がかかります。金銭的なサポートはとてもありがたいものです。(平均して合計17~8万円程度)
経済的なサポートも忘れずに。