第10回

サクラ病理技術賞授賞式

および

受賞記念特別講演会

2018年9月30日（日）11時30分〜16時30分

ホテルメトロポリタンエドモント

東京都千代田区飯田橋3-

10-

8〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-31-1 浜町センタービルTEL.03-5643-2630 URL.http://www.sakura-finetek.com/　

第

一

部

　授賞式ならびにランチョンセミナー

11時30分〜13時30分

　

・選考総評ならびに表彰

　

・受賞プレゼンテーション

　

・ランチョンセミナー

「北海道臨床衛生検査技師会形態部門『匠』の活動」

北海道大学病院　

病理部／病理診断科　　　　　　丸川活司先生

第

二

部　受賞記念特別講演会

13時50分〜14時50分

　

・特別講演

　　「”がん“はゲノムの病気

　　　

がんゲノム検査に必要な基礎知識

」

東京医科歯科大学

難治疾患研究所

ゲノム病理学　

石川俊平先生

第

三

部　レセプション　

15時〜16時30分

式　次　第

サクラ病理技術賞について

「サクラ病理技術賞」は、サクラファインテックジャパン株式

会社が、病理技術者やその団体、研究者を対象として、学術

研究のみならず地域活動や後進育成など幅広い活動の中から

特に優れた成果を挙げられた方々を表彰する制度として

2008

年に創設したものです。

会場

日時

　

本日は第10回サクラ病理技術賞授賞式ならびに受

賞記念特別講演会にご出席いただきまして、誠にあり

がとうございます。

　『サクラ病理技術賞』は病理学的検査・技術に関す

る活動を支援する独自の報奨制度として2008年

に創設され、第9回までに28名、3団体を表彰させて

いただきました。受賞者の皆様におかれましては、受賞

をきっかけに全国または各地域における講演や研修会

でのワークショップや、受賞者間によるネットワークでの

新たな活動が始まるなど、活躍の場が拡がっているよう

です。

　

研究論文だけでなく、日常業務での技術・知識の向

上、後進技師の育成（技術の伝承）、地域医療への顕著

な貢献というようなさまざまな活動が評価・表彰され

る機会が少ないなかで、これからもサクラ病理技術賞

が「病理標本作製技術を担う技師の方々へのモチベー

ション」につながることを願っています。

　

サクラ病理技術賞は、自らの力で”病理技術の明日の

風“を吹かせる、そんな志を持った方々を広く求めてお

ります。本日の授賞式では、参加者の皆様とこれまでの

サクラ病理技術賞を振り返えるとともに、これからの病

理診断分野における技術の伝承と発展について語り合

いたいと思います。どうぞごゆっくりお過ごしください。

サクラファインテックジャパン株式会社

代表取締役

第10回

サクラ病理技術賞授賞式

ご挨拶

サクラ病理技術賞　奨励賞

山口

直則

綾部市立病院　

臨床検査科

【受賞理由】

がん遺伝子変異検査における細胞診検体の応用と

品質管理、京都府における病理技術向上と後進育成

への取り組みなど

サクラ病理技術賞　新人賞

雨宮

健司

山梨県立中央病院　

検査部

【受賞理由】

病理・細胞診検体を用いたクリニカルシーケンス法

の確立と普及活動

サクラ病理技術賞　奨励賞

第10回

「サクラ病理技術賞」

受賞者

（敬称略）

第5回（2012年度）

サクラ

山下

和也

病理技術賞

北里大学病院

病院病理部

古屋

周一郎

筑波大学附属病院

病理部

奨励賞

西川

武

奈良県立医科大学附属病院

病院病理部

石田

克成

国立病院機構浜田医療センター

臨床検査科

松本賞

小川

勝成

広島大学病院

診療支援部

病理検査部門

第6回（2013年度）

サクラ

磯崎

勝

病理技術賞

小田原市立病院

病理診断科

奨励賞

中村

広基

西尾市民病院

臨床検査室

松本賞

畠　榮

川崎医科大学附属川崎病院

病理部

第7回（2014年度）

サクラ

池田

聡

病理技術賞

茨城県厚生農業協同組合連合会

総合病院

土浦協同病院

臨床検査部

奨励賞

芹澤

昭彦

東海大学医学部付属病院

病理検査技術科

第8回（2015年度）

サクラ

郡司

昌治

病理技術賞

名古屋第一赤十字病院

細胞診分子病理診断部

松本賞

徳永

英博

熊本大学医学部附属病院

医療技術部

病理技術部門

第9回（2016年度）

サクラ

濱川

真治

病理技術賞

公立昭和病院

臨床検査科

佐藤

雄一

北里大学医療衛生学部

医療検査学科

奨励賞

公益社団法人

兵庫県臨床検査技師会

病理細胞検査研究班

新人賞

鈴木

彩菜

隈病院

臨床検査科

サクラ

百瀬

正信

病理技術賞

信州大学医学部附属病院

臨床検査部

奨励賞

柳田

絵美衣

神戸大学医学部附属病院

病理部

先端組織染色センター

東

学

北海道がんセンター

臨床検査科

松本賞

清水

秀樹

日本医科大学千葉北総病院

病理部

第4回（2011年度）

第1回（2008年度）

サクラ

滝野

寿

病理技術賞

名古屋市立大学大学院

医学研究科

臨床病態病理学

川井

健司

（財）実験動物中央研究所

病理病態研究部

分子形態研究室

特別賞

北海道臨床衛生検査技師会形態部門

第2回（2009年度）

サクラ

岩井

宗男

病理技術賞

滋賀医科大学医学部附属病院

検査部・病理部

大﨑

博之

香川県立保健医療大学

臨床検査学科

特別賞

社団法人

神奈川県臨床衛生検査

技師会病理検査研究班

二反田

隆夫

鹿児島大学病院

臨床技術部・病理部

第3回（2010年度）

サクラ

鈴木

孝夫

病理技術賞

昭和大学横浜市北部病院

病理部

佐々木

政臣

大阪市立大学医学部附属病院

病理部

奨励賞

加藤

智行

浜松医科大学附属病院

病理部

松本賞

廣井

禎之

防衛医科大学校

臨床検査医学講座

これまでに

受賞された皆様

※

敬称略・所属は

　

受賞当時の名称を記載

い

し

かわ

しゅんぺい　　　　　　

石川

俊平 先生

東京医科歯科大学 難治疾患研究所

ゲノム病理学

石川先生のご略歴

　

ヒトの細胞には父親と母親から一つずつそれぞれ30億

塩基のDNAからなるゲノムを受け継いでいます。”が

ん“はこのゲノムに変異や欠失といった傷がついた結果、

細胞が際限なく増えるようになっていて、その意味で”

がん“はゲノムの病気と呼ぶことができます。ゲノムのど

の場所に傷がつくかは個々の症例によって違い、薬剤感

受性などの”がん“の個性を生み出します。最近ではク

リニカルシーケンスといって、検査として”がん“のゲノム

配列を解読することによって”がん“の個性を解釈し、診

断に役立てたり効果のある薬剤を選ぶことが国内でも

徐々に広がってきています。皆さんの働く医療機関でも

いずれ行なうことになるがんゲノム検査に必要な背景と

なる基本的な知識をご紹介します。

”がん“はゲノムの病気

がんゲノム検査に

　　必要な基礎知識

東京医科歯科大学

石川

俊平

先生

特別

講演学

歴2000年

東京大学

医学部

卒業

2004年

東京大学

大学院医学系研究科

人体病理学・病理診断学

修了

職歴

2004年

東京大学

先端科学技術研究センターゲノムサイエンス部門

特任助手

2007年

東京大学

大学院医学系研究科

人体病理学・病理診断学

助教

2010年

東京大学

大学院医学系研究科

人体病理学・病理診断学

准教授

2013年〜東京医科歯科大学

難治疾患

研究所

ゲノム病理学分野

教授

2018年〜東京大学

大学院医学系研究科

分子予防医学分野

教授（兼務）

専門分野　

がんの病理学、ゲノミクス、バイオインフォマ

ティクス