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道路事業 再評価
一般国道４５号 天間林道路て ん ま ばやし
令和元年１２月１８日国土交通省 東北地方整備局
資 料 ３－１
重点審議事業
令和元年度事業評価監視委員会（第２回）資料
天間林道路
起終点 ：自：青森県上北郡七戸町字附田向
至：青森県上北郡七戸町字後平
延長 ：８．３ｋｍ幅員 ：１３．５ｍ道路規格 ：第１種第３級設計速度 ：８０ｋｍ／ｈ事業化 ：平成２４年度用地着手 ：平成２６年度工事着手 ：平成２６年度
事業費・進捗率
○事業目的
○計画概要
・天間林道路は、上北道路、上北天間林道路と一体となって高規格幹線道路ネットワークを形成する自動車専用道路
・県都青森市と県南地方の拠点都市である八戸市との連携強化を支援
・第三次救急医療施設への速達性の向上
かみきたぐん つくたむかい
13.5
全体事業費（うち用地費）
執行済み額※
（うち用地費）全体進捗率※
（用地進捗率）H２４新規事業採択時（用地費）
完成３４０億円（４６億円）
１９７億円（４１億円）
５８％（９９％）
２６０億円（４９億円）
１．事業の目的と概要 一般国道４５号 天間林道路
位置図 標準横断図
しちのへまち
かみきたぐん しちのへまち うしろたいら
2.5
[単位：m]
2.53.53.5 1.5
路肩 車道 車道 路肩中央分離帯
1
社会情勢の変化
天間林道路延長8.3㎞
てんまばやし
七 戸 町
至 青森
終点
青森県
上北郡七戸町字後平
かみきたぐんしちのへまちあざうしろたいら
起点
青森県上北郡七戸町字附田向
かみきたぐんしちのへまちあざつくたむかい
新幹線七戸十和田駅
4
394
十 和 田 市
上北駅
七戸町役場
(仮）天間林(２)ＩＣ
七戸ＩＣ
東北ＩＣＴ’15=14,200（台/日）
Ｔ’15=13,436（台/日）
至 八戸
平面図凡例
： 開通済： 事業中： 未事業化
その他道路凡例
道路種別
： 評価対象区間： 高規格幹線道路： 地域高規格道路： 一般国道： 主要地方道・県道
： ６車線： ４車線： ２車線
車線数
その他凡例
： 市役所： 役場： H27センサス交通量： 主要渋滞箇所
※進捗率は平成31年3月末時点
２．前回評価時からの周辺環境等の変化
◆平成３０年11月 国道394号榎林バイパスが部分開通◆平成３１年３月 上北天間林道路が開通
至 むつ市
青 森 県
平内町役場
東北町
六ヶ所村
三沢市
十和田市
おいらせ町六戸町
五戸町
青森市七戸町
黒石市
平川市
新郷村
平内町
野辺地町
八戸市
階上町南部町
小坂町
野辺地町役場
青森市役所
六ヶ所村役場
三沢市役所
十和田市役所
新郷村役場
七戸町役場
東北町役場
八戸市役所
階上町役場南部町
役場
五戸町役場
おいらせ町役場
六戸町役場
浪岡IC
黒石IC
碇ヶ関IC
青森IC
青森JCT
青森中央IC
青森東IC 野辺地IC
野辺地木明IC
野辺地北IC
南郷IC
八戸JCT
八戸IC
八戸北IC
下田百石IC
三沢・十和田・下田IC六戸JCT
六戸・三沢IC
八戸是川IC
八戸南IC
階上IC
種差海岸階上岳IC
（仮）洋野IC
（仮）天間林（2）IC
七戸IC
上北IC東北IC
2車線事業中
2車線開通済
2車線開通済
天間林道路延長8.3㎞
上北道路（H25.3開通）延長7.7㎞
上北天間林道路（H31.3開通）延長7.8㎞
上北自動車道
六ヶ所IC
至 盛岡市至 大館市 2
八戸西ＳIC
国道３９４号
榎林バイパス Ｈ30.11開通延長1.5㎞
事業中区間延長1.9㎞
338
279
394
103
102
102
454
454
104
４５
４５
454
454
394
103
102
４
４
７
凡例 その他道路凡例
道路種別
： 評価対象区間： 高規格幹線道路： 地域高規格道路： 一般国道： 主要地方道・県道
： ６車線： ４車線： ２車線
車線数
： 開通済： 事業中： 未事業化： 前回評価時からの
変更箇所
◆青森市～八戸市間は高規格道路ネットワークで結ばれておらず、現道の国道4号、45号等経由で約2時間を要する◆上北自動車道の整備により所要時間が約1時間32分（約31分短縮）に短縮され、県内主要都市間の連携が強化◆県内主要都市間の連携強化により、地域間の交流人口の拡大を支援
３．事業の必要性（１） 地域間連携
弘前都市圏
29万人青森都市圏
31万人
八戸都市圏
31万人
その他
40万人131万人
3都市圏に約7割が集中
▼青森県の人口
資料：国勢調査（ H27）3
至 むつ市
至 盛岡市
青 森 県
秋 田 県
岩 手 県
青森市役所
八戸市役所
浪岡IC
黒石IC
大鰐弘前IC
錠ヶ関IC
小坂IC
十和田IC
青森IC
青森JCT
青森中央IC
青森東IC
小坂JCT
二井田真中IC
鹿角八幡平IC
野辺地IC
野辺地木明IC
野辺地北IC
一戸IC
浄法寺IC
九戸IC
軽米IC
南郷IC
八戸JCT
八戸IC
八戸北IC
下田百石IC
三沢・十和田・下田IC
六戸JCT
六戸・三沢IC
八戸是川IC
八戸南IC
階上IC
種差海岸階上岳IC
至
能代市
（仮）天間林（2）IC
上北IC青森市人口：28.8万人
（H27）
弘前市人口：17.7万人
（H27）
八戸市人口：23.1万人
（H27）
工業・水産業の拠点都市
・県庁所在地であり、政治・経済の拠点都市・新幹線駅、港、空港が集積する交通の要衝
弘前大学・弘前城を代表とする学業・歴史の拠点都市
弘前市役所
六ヶ所IC
資料：国勢調査（H27）
評価対象区間（事業中）開通済事業中未事業化⾼規格幹線道路地域⾼規格道路⼀般国道主要地⽅道・⼀般県道
凡 例
□ □ □
青森港（重要港湾）
八戸港（重要港湾）
天間林
道路 上
北自動車道
【速度の設定条件】整備前：12時間平均旅⾏速度（H22センサス）整備後：整備路線 80㎞/ｈ（設計速度）、
12時間平均旅⾏速度（H27センサス）
弘前市⇔青森市間約69分
整備前八戸市⇔青森市間
123分
青森空港
五所川原北IC
五所川原IC
五所川原東ICつがる柏IC
新青森駅
整備後八戸市⇔青森市間92分 約31分短縮
七戸IC
東北IC
※15歳以上就業者常住地→従業地
青森都市圏
弘前都市圏
八戸都市圏
3,587人 407人
5,314人 460人
▼３都市圏間の通勤状況
弘前都市圏に⽐べて約１／１０
8,901人867人
◆青森県では、平成27年4月より新たな流通サービスとして『A！プレミアム輸送サービス』を開始◆上北自動車道の整備により地域間の物流の効率化が図られ、集荷時間が短縮し集荷エリアの拡大が期待◆地域間の物流効率化により、地域産業の活性化を支援
３．事業の必要性（２） 物流効率化
4
・サプライヤーからは、現状の締切時間が早すぎるので見直ししてほしいとの要望もある。
・配送ルートは仙台空港の締切時間がキーポイントであるため、道路使用料金よりも所要時間を重要視している。
【青森県港湾空港課（R元.6)】
資料：⻘森県・ヤマト運輸資料をもとに作成
89.8％に拡⼤
翌⽇午前中配達が可能なエリアの⼈⼝カバー率が
84.7％7.5％
通常 A！プレミアム
★翌日午前配達エリアを大幅に拡大し西日本への販路構築を支援！
★アジア圏への 短翌日配送★海外への中ロット以上の輸送に対応
『A!プレミアム』のサービス
ASIA香港・台湾マレーシア
シンガポール
■『A！プレミアム』関連機関の声
▼『青森県総合流通プラットフォーム(A！プレミアム)』の概要[青森県総合流通プラットフォーム(A！プレミアム)とは]
▼A！プレミアムの輸送ルート（将来イメージ）
資料：⻘森県資料・⻘森県港湾空港課ヒアリング結果をもとに作成
輸送時間の短縮と鮮度・品質を保持した付加価値の⾼い物流により、農林⽔産品等の国内外への流通拡⼤を物流⾯で⽀援することを⽬的とした輸送の仕組み。平成26年7⽉24⽇付で、⻘森県とヤマト運輸株式会社が締結。平成31年3⽉には、「ヤマトグローバルロジスティクスジャパン」を協定者に加え、「A!プレミアム」を核とし、海外輸送機能を拡充させた「新⻘森県総合流通プラットフォーム」の構築に向け新たな連携協定を締結。
青森空港を活用した海外輸送機能の拡充により締切時間が緩和し、中ロット以上の輸送にも対応★出荷可能エリアの拡大★その他海外への流通機会の増加
国内プラットフォームをベースに沖縄国際物流ハブネットワークを活用し、翌日配達エリアを東南アジアへも拡大！★国内での鮮度・品質を東南アジアへ★東南アジアへの流通拡大機会の増加
その他海外
▼A！プレミアム関連取扱量の推移
3,532 4,355 6,290 4,7721,048
5,532 8,271
3,5325,403
11,822 13,043
0
5,000
10,000
H27年度 H28年度 H29年度 H30年度
A!Premium A!Premiumをきっかけとした取引
単位：個
資料：⻘森県港湾空港課ヒアリング
6:00⽔揚7:00出発
仙台へ
青森つがる柏 青森東
鯵ヶ沢
浪岡
小坂
八戸
上北青森ベース 八戸ベース
野辺地
8:40締切六戸
階上
（仮）天間林（2）
翌日午前西日本、海外へ配送
15:00
8:40締切
野辺地
六ヶ所
大間むつ
6:00出発 7:00出発
東北七戸
凡 例■:現 在■:整備後
道路整備により⻘森、⼋⼾、仙台直送など複数ルートが確保され、
締切時間も延⻑
締切時間が早く出荷可能エリアが限定
道路整備により出荷可能エリアが拡⼤
仙台空港
16:30締切
※A!Premiumの営業をきっかけとして急増した、通常輸送による冷凍品や青果品、加工品などの取引
（※）
①↓
天間林道路
10,729 11,158
11,983
1.00 1.04 1.12
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
1.5
10,000
10,500
11,000
11,500
12,000
12,500
H24 H26 H29
（億円） （伸び率）
◆六戸町や三沢市では、平成26年に木材加工工場や食肉処理工場が立地し、更に平成30年には六戸町に新たな木材加工工場が立地
◆県南・下北地域では、高規格道路の整備に伴い工業団地の企業数が増加し、木材製造業、食料品製造業などの製造品出荷額は平成24年から1割増加
◆上北自動車道の整備により、更なる製造品出荷額の増加を支援
・物流に関してはトラックでの陸送がメインになるので、道路整備は非常に重要なポイント。・企業誘致では、交通機関の紹介という事で、インターからの距離や時間、新幹線などと合わせて、全国へのアピールポイントの一つとなっている。
【青森県商工労働部産業立地推進課（H31）】
３．事業の必要性（３） 企業立地
▼県南・下北地域の工業団地
評価対象区間（事業中）事業中開通済未事業化⾼規格幹線道路地域⾼規格道路⼯業団地
凡 例
□ □ □
▼県南・下北地域の企業数
※各年4⽉1⽇現在 資料：⻘森県商⼯労働部
六戸に建設新木材工場
378383 387
395 396401 400
405
360
370
380
390
400
410
H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31
（％）
上北道路開通（H25.3)
■青森県（企業誘致）の声
①
上北天間林道路開通（H31.3)
5
資料：東奥⽇報（平成30年4⽉27⽇）
▼県南・下北地域の製造品出荷額の推移
※伸び率はH24を１とした場合の各年の伸び率資料：⼯業統計
◆東北町、七戸町から三次救急医療施設への搬送は、約７割が八戸市立市民病院へ搬送。◆上北自動車道整備により、三次救急医療施設へのアクセスが向上すると共に、Ｈ22年に導入されたドクターカーにより
救命医療活動を支援。◆天間林道路開通後は搬送時間が32分短縮、安定走行区間も約９割に拡大し、救命医療及び救命救急活動を支援。
・上北天間林道路の開通後は搬送ルートを変更し、八戸方面への搬送時間の短縮、重症傷病者の安静走行ができるようになり、大変有効。 【中部上北広域事業組合消防本部（H31）】・天間林道路の整備により、搬送時間の短縮等のアクセスの向上がはかられ、ドクターカー医師による診断処置がより早く行われることになり、天間林道路周辺住民の救命により一層ドクターカーが貢献できるようになると想定。 【八戸市立市民病院（H31）】
３．事業の必要性（４） 救急医療
■救急医療の声
6
8367 64
5130
50
70
90
上北道路
開通前
（H22）
上北道路
開通後
（H27）
上北天間林道路
開通後
（H31）
天間林道路開通後
（分）
資料 （H22） H22センサス混雑時旅行速度（H27）（H31） H27センサス混雑時旅行速度天間林道路開通後 上北天間林道路を80㎞/hと設定
※搬送区間：千曳集落（東北町向平）～八戸市立市民病院
32分短縮
960
7192
020406080100
上北道路
開通前
（H22）
上北道路
開通後
（H27）
上北天間林道路
開通後
（H31）
天間林道路開通後
安定走行区間9％→92%と飛躍的に拡大
（％）
資料：高規格道路延長（センサス区間）
▼救急搬送の所要時間
▼救急搬送経路の安定走行区間割合
ドクターカーとは医師や看護師等が同乗して
搬送前の救急車との待ち合せ場所へ出動する救急車両
【東北町・七戸町から三次救急医療施設への搬送件数】
八戸市立
市民病院
39件
67%
青森県立
中央病院
19件
33%
約７割が八戸へ搬送
資料：中部上北広域事業組合消防本部
H3058件
上北道路開通前
上北道路開通後
上北天間林道路開通後
天間林道路開通後
上北道路
H25.3開通
上北天間林道路H31.3開通
天間林道路394
4
45
104
102
八戸市立市民病院
八戸市
東北町
七戸町
4
4
45
338
454
救命救急
かみきたてんまばやし
Ｈ２５以降残事業費の変更（３）４．事業計画の変更内容
天間林道路の事業費（全体事業費260億円→340億円）+30.8％（増80億円）
項 目増 額（億円）
増額要因 概 要
①軟弱地盤対策工の増加 ５４ 現場条件の変更上北郡七日町字大川向～上北郡七戸町字後平間の軟弱地盤対策
（固結工法：浅層～深層混合処理）
②発生土安定処理の追加 ２６ 現場条件の変更 上北郡七戸町字附田向～上北郡七戸町字後平間の掘削土の土質改良
増額計 ８０
東北IC
七戸IC
至八戸
至青森
（仮）天間林（2）IC
上北IC
延長 171m
(仮)坪川橋
天間林道路 L=８.３ｋｍてんまばやし (起)
上北郡七戸町字附田向
かみきた
しちのへまち
つくたむかい
(終)
上北郡七戸町字後平
かみきた
しちのへまちうしろたいら
①軟弱地盤対策工の増加
②発生土安定処理の追加
74
121
394
165
211
8
219
22173
242
当初軟弱層想定線
最終軟弱層想定線
シルト質粘⼟
砂質⼟
砂レキ⼟
道路計画線
4m
10m
2m
6m
4m
現地盤線
４．事業計画の変更内容 ①軟弱地盤対策工の増加（経緯）１／２ 現場条件の変更
経 緯○事前の地質調査は、⼀般に⾏われる調査（ボーリング調査等）を実施。調査箇所において、当初は構造物計画箇所(県道・町道部)を中⼼に調査を実施し、その結果を基に、軟弱地盤対策を計画。
○改良⼯事の着⼿に先⽴ち対策範囲を確定させるために⽤地買収後に地質調査を追加で実施したところ、当初想定していた軟弱層の厚さが⼤きく異なることが確認された。［Ｈ３１．２］
○併せて、軟弱地盤解析を実施した結果、敷網⼯では安定確保が出来ない軟弱地盤の分布が判明し、軟弱地盤対策⼯（固結⼯法）の施⼯が必要となった。各ボーリングデータを線で結んで地層を想定する調査設計段階で、詳細に把握することは困難であった。
8
：当初ボーリング位置
：追加ボーリング位置
凡例
当初軟弱層想定線
軟弱層地盤が想定より深く存在
軟弱層改良範囲軟弱層改良範囲
シルト質粘⼟
砂質⼟
砂レキ⼟
現地盤線
道路計画線
最終軟弱層想定線
町道寺沢５号線町道寺沢２号線
町道寺沢４号線町道寺沢３号線
町道一本木１号線
町道天間舘附田線
町道一本木５号線
軟弱層地盤が想定より深く存在
至八戸
至青森
東北縦貫自動車道４．事業計画の変更内容 ①軟弱地盤対策工の増加（対策工）２／２
①軟弱地盤対策⼯（＋54億円）○当初計画：49．0億円・敷網⼯による軟弱地盤対策で計画
○変更計画： 103．0億円・詳細な箇所でのボーリング調査及び軟弱地盤解析を⾏った結果、軟弱地盤対策として敷網⼯及び『固結⼯法（浅層〜深層混合処理）』を採⽤
現場条件の変更
当初計画 変更計画 変動
敷網⼯ 44.5万㎡(49.0億円)
11.6万㎡(12.8億円) －36.2億円
固結⼯法 － 87.7万m3
(90.2億円) +90.2億円
所要額 49.0億円 103.0億円 ＋54.0億円
▼深層混合処理に採用に係る経済比較⽐較検討案 ①地盤改良⼯の場合 ②軽量盛⼟⼯の場合
対策⼯法 固結⼯法 軽量盛⼟⼯法
⼯法図(または写真)
対策概要固結材(セメントなど)を軟弱⼟と混合し、地盤を固結させ地盤を改良することにより、沈下や周辺地盤の変状を抑制する⼯法
盛⼟に軽量の材料(発砲スチロール等)を⽤いて軟弱地盤への影響を軽減し、沈下や周辺地盤の変状を抑制する⽅法
⻑所 ・短期間で施⼯が可能・施⼯中に沈下などの変位が少ない
・周辺家屋へ影響が少ない・任意の強度、重量の盛⼟が可能
短所・周辺家屋へ影響が⽣じないように追加対策が必要・硬質⼟が混在する箇所では⼯法に制限あり
・材料費が⾼価(25,000円/ｍ3)・⼯区内で⼟配が成⽴している場合、軽量盛⼟材を使⽤した分の残⼟が発⽣
経済性(浅層混合処理)30.5万ｍ3×8.68千円/ｍ3＝26.5億円(深層混合処理)57.2万ｍ3×11.14千円/ｍ3＝63.7億円
(軽量盛⼟)68.6万ｍ3×40千円/ｍ3
＝274.4億円(残⼟処理)68.6万ｍ3×9千円/ｍ3
＝61.7億円(合計)336.1億円
判定 採⽤ 不採⽤
軟弱地盤層
■盛土部 地盤改良のイメージ
軟弱層が想定より深く存在改良深さ ２～４ｍ→４～１０m
当初計画
地盤改良深（2〜4m）
敷網⼯
地盤改良幅（5〜10ｍ）
変更計画
追加ボーリングにより、軟弱層が当初想定よりも厚いことが判明し、軟弱地盤解析を⾏った結果、敷網⼯では安定確保出来ない軟弱地盤の分布が判明⇒ 軟弱地盤対策⼯（固結⼯法）の施⼯が必要となった
9
軟弱地盤層
地盤改良深（4〜10m）
地盤改良幅（10〜15ｍ）
地盤改良深（4〜8m）
セメント改良
lm
lm
Nos2
ta(c)
ta(c)
ta(c)lm
tec-1
tes-1
tes-2
Noc-5
Nos1-5
Noc-4
Noc-3
ta(c)
Nos1-1(1)
Nos1-1(2)
Noc-1
Nos1-2
Nos1-3(2)
Noc-3
Nos1-1(1)
Noc-1
Nos1-1(1)
Nos1-1(2)
lm
ta(c)
tec-1
tes-1
tes-2
Nos1-1(2)
Nos1-2
№500 №510 №520 №530 №540 №550 №560
４．事業計画の変更内容 ②発生土安定処理の追加（経緯）１／２ 現場条件の変更
1 7-38
T1 T2
T 3
T4
T5（ G)
59 .52
59. 48
5 9.50
5 9.4559 .43
5 9.4359 .59
59.4 5
5 9.41
5 9.45
5 9.44
5 9.45
59.4 6
59 .56
59.4 6
59 .45
59.4 5
59.4 1
59.4 4
5 9.46
54.21 52.97 52.1 4
52 .72
5 3.52
54. 3855.0 6
55.0 4
54. 07
5 3.41
54 .27
55 .20
56. 01
57 .04
56.2 5
5 7.20
56.1 7
55. 41
56 .88
5 7.64
58 .33
58.0 8
5 8.89
57.37
51.9 6
52. 42
53.8 5
56. 29
55. 37
5 4.87
55 .57
55.03
55.4 9
52.60
51 .70
52. 12
57. 14
5 7.16
58.1 0
58 .19
58.8 8
58. 86
59. 30
59.3 7
59. 53
59.4 8
59. 53
（G )
（G)
（ G)
59. 60
59.61
59.49
59 .64
5 9.59
59 .42
59 .2159. 08
59.7 5
59.6 7
59.5 0
59 .18
58. 59
57. 62
57. 78
58.7 0
57. 76
5 6.60
55. 13
53. 72
52. 57 52 .64
53. 57
54. 95 54.98
53 .47
52. 83
51.23
51.9 4
53.0 0
5 3.565 2.24
50. 785 0.59
52. 59
52 .14
5 3.4855. 19
55.1 0
53 .98
52.7 2
54.32
5 5.59
56.7 1
56. 5154. 96
53 .84
54. 13
5 6.14
55.49
56 .32
5 7.57
5 7.78
5 6.99
55. 84
57. 22
58. 21
5 8.55
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59.11
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5
5 9.87
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57.19
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59 .81
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59 .92
5 9.78
60 .00
60. 09
6 0.01
59.9 5
（G
50.
55
55
5555
60
5 9. 6 8
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59. 00
43号線
59.2 5
T1 7 7
5 9. 68
59.4
8
59. 0
7
5 9.18
5 9.18
5 9.68
58 .1 5
58. 56
5 9.36
59.2 1
（ G）
（ As ）
5 8.26
5 8.32
59. 14
（ A s）
5 9.49
59.72
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（ A s）
58. 8 7 59.
40
5 8.88
59 .0 4
（ G ）
5 9.21
5 9 .37
59.5 5
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5 7 .50
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5 9.09
9358.5
5
59. 00
（G ）
5 9.39
59 . 27
59.4 5
59.65
5 9.79
59.33
59.06
59. 5 4
58 .66
5 8.85
59.32
58.4 2
折茂上北町（停）線
59 . 06
5 8.21
60
(町)543号線
60.0 2
59 .40
60.1 8
60. 05
60
T 178
59 .4 1
T6
T 7
T8
T 9
T1 0
T11
T12
T 13
T 14
T15
T16
T 17
T1 8
T 19
T2 0
T2 1
T22
T23
T1 02
T10 1
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37.1 4
37.11
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5 9.04
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4
3
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59. 63
. 72
59. 7859. 80
G)
（G)
（G )
（ G)
（G )
（G)
50.55
5 1.01
51 .33
50.4 7
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.90
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50 .09
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50.0 0
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5 6.61
（ G)
（ G)
（ G)
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60. 98
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6 0.76
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37.0 4
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35.9 0
36 .13
35.6 235.05
3 5.57
35.0 9
34. 5035.0 4
34.5 7
34.12
34.69
落蓋300A
（ as)
（as )
（as)
（as )
（as )
（ as)
（ as)
（a s)
（As )
（As)
（ As)
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T虫 神5 4右20 （41. 44）
T虫神 54右 19（ 41.9 4）
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T虫神 54右1 7（4 3.96）
33.4 9
33 .65
34 .00
33 .78
34. 02
34.26
3 4.37
34 .38
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34 .53
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3 4.83
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3 5.39
35. 45
35.7 2
35 .3435. 87
36 .50
36.05
36. 38
37.2 1
3 7.44
37.2 1
37.41
37. 72
37.7 3
37.72
（G )
37 .18
37.4 9
3 7.57
37. 34
3 7.42
37.4 5
3 7.47
37 .47
37.5 0
3 7.38
37 .46
37 .45
37. 26
37 .40
37.4 7
3 7.42
37. 35
37. 11
（ G)
37.39
37 .11
36. 6836.88
3 7.05
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36.8 8
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37 .06
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35 .61
36.61
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36. 54
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35 .83
3 5.67
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36. 84
3 6.84
36 .11
35 .38
3 7.03
36.4 6
35.8 1
34.9 7
小川原 湖青 年の 家
4キロ L3
21 -1
21- 2
21-3
21-4
55
5 5
50
60
60
55
60
60
（ G)
55
5 0
45
40
35
35
5 9.46
36 .96
7
Y22 .2260 743
K No
1
2LC
I A
8- 01-4 6
C L
4 76.4 70588 2
R
170 0
TC 317 .974 43731 59.1 21188 8
L47 6.47 05882
So 476. 0548 380
Δ R5.5 60418 1
W
119. 3129 744
XM238. 0794 242
A900
0
X475.5 3570 88
T23
21 -
37 .
3 7.2
3 7.53
37. 21
36. 45
36. 35
35. 88
H Pφ4
50
（ as)
（As )
37 .46
37. 45
3 7.47
36 .05
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Y=36900
Y=37000
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Y=36800
Y=36900
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X=77400
X=77500
T24
T 25
T26
T27
T 28T2 9
T30
T3 1
T 32
T3 3
T 34
T35
T9 9
T1 00
21-6
-5
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.27
29
VPφ80
VPφ80
VPφ
100
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23.1 2
21 .36
20 .14
8. 75
9 .21
8.25
7.1 0
土 水路巾 0.
60ｍ
蛇 籠
HPφ
U型側
溝
W500
(6 20
)H600
U 500-60 0
集 水舛 (鉄蓋)
1 000- 1000 -210 0
E.砂 土路 川揚 水路 69（41. 73）T.早坂 (二) 16左23左 9（3 7.67）
E.砂 土路 川揚 水路 70（38.6 8）
T.早 坂(二)16 左23 左10（34 .63）
E.砂 土路 川揚 水路68（ 43. 10）
T.早 坂(二)1 6左2 3左8（38 .81）
3 2.40
3 1.9332 .72
32 .91
3 3.12
3 2.84
32. 87
27. 63
27. 80
28. 1327.6 9
28.5 3
28.9 528 .64
29.7 32 9.79
29.6 6
30.0 230.4 6
30 .10
32. 57
32.5 4
3 2.65
31. 1030 .71
31. 17
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31.8 3
3 2.023 2.45
32.1 3
32.3 2
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3 2.51
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32 .85
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33.1 1
33 .15
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3 3.21
（as )
32 .86
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32. 88
32.7 9
32.6 8
（A s)
（A s)
（As )
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28. 45
29 .52
29.7 3
29 .03
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29 .55 2 8.55
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26.9 9
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5 .98
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5.6
5
4.
5.6 3
6.5
5.885.7 2
66 .515. 90
5.7 3
小屋
落蓋300A
落蓋
30 0A
35
30
2 5
20
20
2 5
30
（G)
（G )
（G)
30
25
30
25
20
1 5
1 0
6.09
6.09
U30
0-25
0
E.砂 土路 川揚水路 67（ 43. 79）T. 早坂(二) 16左 23左7（3 9.64）
T99
T100
(町)368号線
532号
線
ぎんなん寮
(主)三
沢・七戸線
(県)折
茂・上北町停車場線
町営牧場
サイク (上 北工 場
NO.536
NO.537
NO.538
NO.539
NO.540
NO.495
NO.496
NO.497
NO.498
NO.499
NO.500
NO.501
NO.502
NO.503
NO.504
NO.505
NO.506
NO.507
NO.508
NO.509
NO.510
NO.511
NO.512
NO.513
NO.514
NO.515
NO.516
NO.517
NO.518
NO.519
NO.520
NO.521
NO.522
NO.523
NO.524
NO.525
NO.526
NO.527
NO.528
NO.529
NO.530
NO.531
NO.532
NO.533
NO.534
NO.535
NO.
504+11.939
A=1200
L=514.286
NO.530+06.225
A=900
L=476.471
NO.530+06.225
A=900
L=476.471
No.0
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
No.6
No.7
No.8
No.9
No.10
No.11
No.12
No
BPNO.0+0.000
R=∞L=23.895
NO.1+3.895
A=160L=56.889
NO.4+0.784
R=450L=67.507
NO.7+
8.291
A=160
L=56.8
89
180
98.965
No.-10+00
BC
2-0
No
2
No.-5+00
No.0+00
No.-15+00
No.-20+00
BC
1-0
No.-22+17.31086
R=3000.000000
L=302.381517
BP
No.-24+04.40293
R=∞
L=27.092065
R=∞
L=202.675921
EC
1-0
No.-7+14.92935
BC
2-0
No.10+00.80681
R=7000.000000
L=172.695075
No.0+00
EBC1-3
No.2+03.68955
R=2000.000000
L=157.117259
No.5+00
No.10+00
EP
No.18+13.50189
No.15+00
NO.540
NO.541
NO.542
NO.543
NO.544
NO.545
NO.546
NO.547
NO.548
NO.549
NO.550
NO.551
NO.552
NO.553
NO.554
NO.555
NO.556
NO.557
NO.558
NO.559
NO.560
NO.561
NO.562
NO.563
NO.564
NO.565
NO.566
NO.567
NO.568
NO.554+02.696
R=1700
L=564.302
NO.569
NO.
- 2
NO.2
R=∞R=∞
A=46
A= 46R =60
R=60A=46
A=46
A=4 6
A=46
A=46
A=46
R=60R=60A=46
A =46R=∞
R=∞A=7 0
A=70R=140
R=140A=70
A=70R=∞
R=∞
NO.0
NO.1
NO. 2
NO.3
NO.4
NO.5
N O.6
NO.7
NO.8
NO.9
NO.10
NO.11
NO .12
NO.13
NO.14
NO.15
NO.16
NO.-5
NO.0
NO.5
NO.565
NO.560
NO.555
NO.550
NO.545
NO.540
NO.535NO.530
NO.525
NO.520
NO.515
NO.510
NO.505
NO.495
NO.500
：ボーリング位置
凡例
町道３６８号線
町道５３２号線
町道５４３号線 町道５４１号線
10
▼泥濘化土砂箇所掘削状況
至八戸
至青森
上北ＩＣ
泥濘化土砂（火山灰質シルト）
火山灰質砂
経 緯○天間林道路の盛⼟においては、隣接事業の上北天間林道路で発⽣する掘削残⼟を流⽤する計画。○平成２９年５⽉より掘削に着⼿したところ、施⼯途中段階で⼟質が変化した。［Ｈ３０．６］○当初想定されなかった泥濘化⼟砂が発⽣したため、盛⼟材適⽤可否を判断するため⼟質試験を⾏ったところ、⾼含⽔⽐状態で盛⼟材として必要な締固密度が得られないため、⼟質改良（⽯灰改良）が必要となった。
東北縦貫自動車道４．事業計画の変更内容 ②発生土安定処理の追加（対策工）２／２
11
現場条件の変更
②⼟質改良（＋26億円）○当初計画： ー 億円・無処理で盛⼟等へ流⽤する計画
○変更計画： 26．0億円・切⼟した掘削⼟の⼤部分が⼟質改良が必要な⼟質であったため、⾃⾛式⼟質改良機で⽯灰撹拌を実施し、盛⼟材として使⽤
▼泥濘化土砂箇所の施工の様子
▼土質改良採用に係る経済比較
当初計画 変更計画 変動発⽣⼟安定処理 対策不要 34.6万m3
(26.0億円) 26.0億円
所要額 ー 26.0億円 ＋26.0億円
比較検討案①安定処理＋
盛土材流用の場合②盛土材購入＋残土処分の場合
購入土 0円／m3
流用のため不要3,600円／m3
発生土安定処理 4,680円／m3 0円／m3
安定処理不要で処分
土砂運搬 2,830円／m3
(盛土箇所までの運搬：9.2km)
6,590円／m3
(処分場までの運搬：40.8km)
処分費 0円／m3 540円／m3
合 計 7,510円／m3 10,730円／m3
上北天間林道路 天間林道路
掘削土仮置場
上北天間林道路 天間林道路
掘削土仮置場処分場購入土
検討案①（安定処理+盛土材流用）
検討案②（盛土材購入+残土処分）
今回評価事業による対応 隣接事業による対応
安定処理不要土砂130,000m3天間林道路に運搬（L=9.5km）
安定処理不要土砂130,000m3天間林道路に運搬（L=9.5km）
要対策土346,000m3盛土材流用のため一次仮置き
要対策土346,000m3盛土材流用のため一次仮置き
処分場へ運搬346,000m3L=40.8km
購入土346,000m3
盛土材へ流用（要対策土）346,000m3天間林道路に運搬（L=9.2km）
路側防護柵
５．コスト縮減への取り組み内容（路側防護柵の見直し）
12
■路側防護柵⾒直し（減0.4億円）当初は景観に配慮し、透過性に優れた設計としたが、殆どが⽔⽥部であり景観に配慮しなくても良くなった
○当初計画： 3.3億円景観型ガードパイプ（ＴＭＳ型）L=16,600m○変更計画： 2.9億円ガードレール（景観⾊(ﾀﾞｰｸﾌﾞﾗｳﾝ)使⽤）L=16,600m
当初計画 変更計画 変動
路側防護柵 3.3億円 2.9億円 －0.4億円
所要額（合計） 3.3億円 2.9億円 －0.4億円
景観型ガードパイプ【当初】 【変更】
ガードレール
H２８前回（全体）
●Ｂ／Ｃ＝２．４〇計画交通量（Ｒ１２） １１，１００台/日
６．事業の投資効果
●Ｂ／Ｃ＝３．１〇計画交通量（Ｒ１２） １１，１００台/日
※基準年（令和元年度）における現在価値換算した金額
H２８前回（残事業）
●Ｂ／Ｃ＝２．０〇計画交通量（R１２） １２，５００台/日
○純現在価値(ENPV) ３４８億円
○経済的内部収益率(EIRR) ８．４％
Ｒ１今回（全体）
●Ｂ／Ｃ＝ ４．５〇計画交通量（R１２） １２，５００台/日
○純現在価値(ENPV) ５４４億円
○経済的内部収益率(EIRR) ２２．５％
Ｒ１今回（残事業）
基本ケース
感度分析
交通量変動 事業費変動 事業期間変動+10％ -10％ +10％ -10％ +1年 -1年
費⽤C（現在価値） 350 350 350 363 338 349 352
事業費（億円） 317 317 317 329 304 317 317
維持修繕費（億円） 34 34 34 34 34 33 35
便益B（現在価値） 699 790 617 699 699 667 732
⾛⾏時間短縮便益（億円） 578 650 515 578 578 552 605
⾛⾏経費減少便益（億円） 93 110 77 93 93 89 98
交通事故減少便益（億円） 28 30 25 28 28 27 29
B/C 2.0 2.3 1.8 1.9 2.1 1.9 2.1
基本ケース
感度分析
交通量変動 事業費変動 事業期間変動+10％ -10％ +10％ -10％ +1年 -1年
155 155 155 167 143 154 157
121 121 121 133 109 121 122
34 34 34 34 34 33 35
699 790 617 699 699 667 732
578 650 515 578 578 552 605
93 110 77 93 93 89 98
28 30 25 28 28 27 29
4.5 5.1 4.0 4.2 4.9 4.3 4.7
13
７．事業の必要性に関する視点
１１．対応方針（原案）
１０．地方公共団体等の意見
１）事業を巡る社会情勢等に関する視点
事業目的である、第三次救急医療施設へのアクセス向上、地域の横断軸方向の連携強化が必要な状況は変化していない
２）事業の投資効果 B/Cが事業全体で２．０、残事業で４．６を確保
３）事業の進捗状況 六戸～七戸間約２４kmのうち１５．５kmが開通
事業継続 （理由） 青森市と八戸市の連携強化を図り、上北地域の救急医療、企業立地への貢献を図るため、早期整備の必要性が高い。
８．事業の進捗の見込みの視点○平成２２年１２月に東北新幹線 八戸～新青森（L＝８１．８ｋｍ）が全線開業
○平成２５年３月に上北道路（Ｌ＝７．７ｋｍ）が開通
○平成３１年３月に上北天間林道路（Ｌ＝７．８ｋｍ）が開通
○路側防護柵の設計を見直し、コスト縮減を図っている
９．コスト縮減や代替案立案等の可能性の視点
14
○青森県知事の意見
令和元年11月15日付け国東整企画第107号で意見照会のあったことについて、対応方針（原案）のとおり事業継続に異存はありません。
本県においては、いまだ未整備区間が多く残り、天間林道路を含む青森から八戸間までの高規格幹線道路は、県全体の物流や観光、当地域におけ
る救命救急活動などに絶大な効果が見込まれ、本県が目指す「生活創造社会」の実現に必要不可欠な社会基盤であります。
また、国が掲げる「地方創生」や「国土強靱化」を推し進めるためには、高規格幹線道路網の整備が不可欠であることから、今後も着実に整備を進め、
予定の事業期間で供用が図られるよう特段の御配慮をお願いします。
なお、事業の執行にあたっては、引き続き、より一層のコスト縮減に努めていただきますようお願いします。
七戸IC
（仮）天間林（2）IC
4
121
8
219
173
242
③
②
①
394
坪川橋Ｌ＝171ｍ
8
青森県上北郡七戸町字後平
あおもり
かみきた
しちのへまちあざうしろたいら
天間林道路 Ｌ=８．３㎞て ん ま ば や し ど う ろ
青森県上北郡七戸町字附田向
あ
おも
り
かみき
た
しち
のへまちあ
ざ
つくたむかい
至
青森市
至
八戸市
１２．事業の進捗状況 一般国道４５号 天間林道路
⼀般国道45号 天間林道路 ⼯事進捗状況
①七戸ＩＣ付近から終点方向
15
位置図
②坪川橋完成状況 ③地盤改良工施工状況
たのさわがわ
施⼯中 施⼯済み
R1.10現在凡例 構造物名は仮称
④函渠工完成状況
④
