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ALPHA PROJECT co.,LTD http://www.apnet.co.jp SRM-10P スターターキット スタートアップマニュアル 音声認識・音声再生モジュール 1

音声認識・音声再生モジュール SRM-10P スター …2 SPK2 O スピーカ出力- J No. PIN No. 信号名 入出力 端子機能 11 1 BREAK I BREAK入力 2 BUSY O BUSY出力

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ALPHA PROJECT co.,LTD http://www.apnet.co.jp

SRM-10P スターターキット

スタートアップマニュアル

音声認識・音声再生モジュール

1 版

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ご使用になる前に

このたびは、音声認識・音声再生モジュール「SRM-10P スターターキット」をお買い上げいただき誠

にありがとうございます。

本製品をお役立て頂くために、このマニュアルを十分お読みいただき、正しくお使い下さい。

今後共、弊社製品をご愛顧賜りますよう宜しくお願いいたします。

本製品は、下記の品より構成されております。梱包内容をご確認のうえ、万が一、不足しているものがあれば

お買い上げの販売店までご連絡ください。

■本製品の内容及び仕様は予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。

■ノイズの多い環境での動作は保証しかねますのでご了承ください。

■ 発煙や発火、異常な発熱があった場合には、すぐに電源を切ってください。

■ 本書に記載される製品および技術のうち、「外国為替および外国貿易法」に定める規制貨物等(技術)に該当するものを輸出

または国外に持ち出す場合には同法に基づく輸出許可が必要です。

■本製品は万全の注意を払って製作されていますが、万一初期不良品であった場合、お買い上げ頂いた販売店へ保証書を添えて

ご返却ください。(弊社より直接お買い上げのお客様については、出荷時に全て登録済みとなっております。)

■万が一、本製品を使用して事故または損失が発生した場合、弊社では一切その責を負いません。

■ 保証内容、免責等につきましては、添付の保証書をご覧ください。

■ 本製品を仕様範囲を越える条件において使用された場合については、動作は保証されません。

■本製品を改造した場合、保証は一切適用されません。 ■他社製品との接続互換性および相性問題は保証いたしません。

梱包内容

梱包内容

取り扱い上の注意

保証

!

●本製品には、民生用の一般電子部品が使用されています。宇宙、航空、医療、原子力、運輸、交通、各種

安全装置など人命、事故に関わる特別な品質、信頼性が要求される用途でのご使用はご遠慮ください。

●極端な高温下や低温下、または振動の激しい環境での使用はご遠慮ください。

●水中、高湿度、油の多い環境でのご使用はご遠慮ください。

●腐食性ガス、可燃性ガス等の環境中でのご使用はご遠慮ください。

●基板の表面が水に濡れていたり、金属に接触した状態で電源をいれないでください。

●定格を越える電源を加えないでください。

●SRM-10P 本体 1台 ●SRM-10P EVA BOARD 1台

●マニュアル、ソフトウェアCD 1枚 ●マイク 1個

●スピーカ 1個 ●コンデンサマイク 1個

●RS232ケーブル 1本 ●ACアダプタ 1個

●受け側コネクタ(11pin) 3個 ●ソフトウェア使用許諾書 1枚

●保証書 1枚

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SRM-10P スターターキット

目 次

<はじめに> 1

1.製品概要 2 1.1 概要 2 1.2 ジャンパの説明 4 1.3 外形寸法図 5 2.機能説明 6 2.1 概要 6 2.2 マイク 7 2.3 スピーカ 8 2.4 電源 8 2.5 シリアルインターフェース 9 2.6 SW、LED 10 2.7 リセットSW 10 3.チュートリアル 11 3.1 概要 11 3.2 接続 12 3.3 音声合成データの登録 13 3.4 起動 23 3.5 特定話者の登録 24 3.6 音声認識 26 3.7 ロック 29

■製品サポートのご案内 ■エンジニアリングサービスのご案内

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SRM-10P スターターキット

<はじめに>

■音声認識とは

人間の発する「声」をコンピュータに認識させる機能のことです。

SRM-10Pには、特定話者認識と不特定話者認識の2つの認識方法があります。

・特定話者認識

特定話者認識では、あらかじめ使用者が自分の声を登録することにより、使用者本人に適応した音声認識を行いま

す。音声認識では、言語的な情報が大きな役割を果たしており、話者による声質、話すスピード、方言のイントネ

ーションの違いにより影響がでます。特定話者認識では、あらかじめ使用者が自分の声を登録することで認識率を

より高くすることができます。

・不特定話者認識

不特定話者認識では、使用者の音声登録なしで、誰の音声にも適応した音声認識を行います。

不特定話者認識は、あらかじめ使用者が自分の声を登録する必要がありませんので、誰でもすぐに音声認識を行う

ことができます。但し、不特定多数の使用者の声に対応させるために、認識率は特定話者認識より劣ります。

■音声合成再生とは

音声合成再生では、内部メモリに書き込まれている音声合成データの再生を行います。

専用ソフトウェアを使用することにより、音ファイル(WAVフォーマット)からSRM-10Pで再生可能な音

声合成データを簡単に作成することができます。

■音声録音再生とは

音声録音再生では、マイク入力からの直接録音や録音したデータの再生を行います。

音声録音は、マイク入力から直接録音を行うため、騒がしい環境など複数の音声が入力された場合にきれいに録音

されない場合があります。

本文章では、「SRM-10P」をお客様にご理解いただくために「SRM-10Pスターターキット」の解説及びサン

プルプログラムを使用した操作説明をしております。

尚、「SRM-10P」及び「SRMController」に関する詳細な説明は記載されておりませんので、「SRM

-10P」のハードウェアマニュアル、「SRMController」のソフトウェアマニュアルをあわせてご覧いただ

けますようお願い致します。

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SRM-10P スターターキット

1. 製品概要

1.1 概要

「SRM-10Pスターターキット」は、「SRM-10P」を初めてご利用になる方向けのスターターキットです。

SRM-10P本体、EVAボード、専用ソフトウェアなどが同梱されているので、すぐに評価・動作確認をしてい

ただけます。

1.1.1 外観

SRM-10P EVA BOARD SRM-10P

SRM-10Pスターターキット

+

スピーカジャック

リセット SW

D-SUB 9pin

AC アダプタジャック (DC5V)

電源コネクタ

スピーカボリューム

JP2

LED2

LED1

SW2

SW1

マイクジャック

TTL コネクタ

PCスピーカ入力用ボリューム

JP1

JP3

JP4

JP5

J11、J12

SRM-10P

J8~J10

J4~J7 コンデンサマイク端子

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SRM-10P スターターキット

名称 動作/機能 SRM-10P 音声認識・音声再生モジュール

SRM-10P EVA BOARD SRM-10P評価用ボード

D-SUB 9pin RS232(EIA-574準拠)レベルのシリアルポート

TTL コネクタ LVTTLレベルのシリアルポート

マイクジャック マイク接続用ジャック(φ3.5mmモノラル ミニジャック)

PC スピーカ入力用ボリューム PCスピーカからの入力レベル調整用ボリューム

コンデンサマイク端子 実装タイプのコンデンサマイク評価用端子

スピーカジャック スピーカ接続用ジャック(φ3.5mmモノラル ミニジャック)

スピーカボリューム スピーカ音量の微調整用ボリューム(DAC出力のみ対応)

LED1 OUT1確認用LED

LED2 OUT2確認用LED

SW1 IN1確認用スイッチ

SW2 IN2確認用スイッチ

RESET SW SRM-10Pをリセットするスイッチ

AC アダプタジャック DC5V入力(必ず付属のACアダプタを使用してください)

電源コネクタ 外部電源入力(ACアダプタを使用しない場合に電源を接続したください)

J4~J7 評価用端子(J1からの信号を接続)

J8~J10 評価用端子(J2からの信号を接続)

J11、J12 評価用端子(J3からの信号を接続)

※JP1~JP5 については、後述を参照してください。

J No. PIN No. 信号名 入出力 端子機能 J No. PIN No. 信号名 入出力 端子機能

4 1 SPK+ O スピーカ出力+ 8 1 VCC O +3.0V 出力

2 SPK- O スピーカ出力- 2 SG I グラウンド

5 1 VOL+ I スピーカボリューム+ 3 TXD O データ出力

2 VOL- I スピーカボリューム- 4 RXD I データ入力

6 1 MIC+ I マイク入力+ 9 1 GND I グラウンド

2 MIC- I マイク入力- 2 LED1 O Power LED 駆動

7 1 VBATT+ I 電源+3.3~+5.5V 3 LED2 O Recognition

2 VBATT- I グラウンド LED 駆動

10 1 SPK2+ O スピーカ出力+

2 SPK2 O スピーカ出力-

J No. PIN No. 信号名 入出力 端子機能

11 1 BREAK I BREAK 入力

2 BUSY O BUSY 出力

3 GND I グラウンド

4 IN1 I 入力ポート

5 IN2. I 入力ポート

6 GND I グラウンド

7 nRESET I リセット入力

12 1 VBATT O 電源+3.3~+5.5V

2 OUT1 O 出力ポート

3 OUT2 O 出力ポート

※JP4~JP12 は、2.5mm ピッチのコネクタであればご利用出来ます。

Fig 1.1.1 各部の説明

Fig 1.1.2 J4~J7 Fig 1.1.3 J8~J10

Fig 1.1.4 J11、J12

推奨コネクタ <必要な端子のみ使用する場合> B2B-EH(日圧) B3B-EH(日圧) B4B-EH(日圧) B7B-EH(日圧) <J4~J7、J8~J10、J11~J12 をまとめる場合> B11B-EH(日圧)

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SRM-10P スターターキット

1.2 ジャンパの説明

1.2.1 JP1(MIC/PC切り替え用ジャンパ)

マイク入力の接続設定をします。

音声認識を行う場合には、「MIC」に設定してください。

1.2.2 JP2(DAC/PWM切り替え用ジャンパ)

スピーカ出力の接続設定をします。

通常の音声再生を行う場合には、「DAC」に設定してください。

1.2.3 JP3(RTS、CTS接続用ジャンパ)

SRM-10Pスターターキットでは、BREAK、BUSY信号をRTS、CTSのラインを使用して接続し

ています。そのため一般的なシリアル通信ソフトを使用した場合、BREAK信号を受け付けてしまい通信が出

来なくなります。JP3のジャンパをOPENにすることにより通信可能になります。

※ 但し、JP3をOPENにした場合には、BREAK、BUSY信号は使用できません。

マイク入力にコンデンサマイクを接続する場合の設定(出荷時設定) JP1

MIC

PC

JP1

MIC

PC

マイク入力にPCのスピーカ出力を接続する場合の設定

※音声録音でWAVファイルから録音する時のみ使用する設定です。

Fig 1.2.1 JP1設定

JP2

DAC

PWM

DAC出力をスピーカ出力に接続する場合の設定(出荷時設定)

Fig 1.2.2 JP2設定

PWM出力をスピーカ出力に接続する場合の設定 JP2

DAC

PWM

JP3RTS

CTS

短絡 :BERAK、BUSY信号を使用する場合の設定(出荷時設定)

OPEN:BERAK、BUSY信号を使用しない場合の設定

Fig 1.2.3 JP3設定

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SRM-10P スターターキット

1.2.4 JP4(RS232/TTL切り替え用ジャンパ)

SRM-10Pスターターキットでは、シリアル通信のポートとしてRS232とTTLの2種類を搭載してい

ます。

JP4にて設定の変更が出来ます。

1.2.5 JP5(DTR、DSR短絡用ジャンパ)

D-SUBコネクタのDTR/DSRを短絡するための半田ジャンパです。

1.3 外形寸法図

JP4

RS232

TTL

RS232でシリアル通信を行う場合の設定(出荷時設定)

Fig 1.2.4 JP4設定 JP

4

RS232

TTL

TTLでシリアル通信を行う場合の設定

短絡 :DSRからの入力をDTRに出力する場合の設定

OPEN:使用しない場合の設定(出荷時設定) JP5

SPEAKERMIC

AC ADAPTER DAC

PWM

SW1

RESET

LED2LED1

RS232

TTL

J13

J17

J16

P1

J14

J15

SP3222

CTS

RTS

11 1J1

J21 11

J31

11

J10J9J8

J12

J11

PC

MIC

LED LED

J7 J6 J5 J4

SW2

1 2

16

▲ ▲ ▲

▲▲▲▲

▲▲

RS232

TTL SRM-10P EVA BOARDALPHA PROJECT

BATTERY

135.0

80.0

17.517.517.513.822.230.016.53.5

5.0

5.0

5.0

5.0

25.0

27.5

17.5

Fig 1.3.1 スターターキットの外形寸法図

Fig 1.2.5 JP5設定

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SRM-10P スターターキット

2. 機能説明

2.1 概要

「SRM-10Pスターターキット」は、専用ソフトウェアを使用して「SRM-10P」を簡単に評価することを

目的としています。

SRM-10Pの詳細な機能に関してはSRM-10Pハードウェアマニュアルを、SRMControllerの

操作方法に関してはSRMControllerソフトウェアマニュアルをご覧ください。

上図のように接続する場合には、ジャンパーの設定は出荷時設定で構いません。

Fig 2.1.1 スターターキットのイメージ図

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SRM-10P スターターキット

2.2 マイク

2.2.1 マイク入力

マイクジャックに付属のマイクを接続してください。

特定話者データの登録、音声認識、音声録音に使用します。

コンデンサマイクをコンデンサマイク端子に実装して使用する場合には、付属のマイクはマイクジャックから抜い

てください。同時に接続した場合には、コンデンサマイクの入力は無効になります。

※ コンデンサマイクは、HOT 端子と ESRTH 端子のピンが逆の製品も有りますので実装する際には注意してください。

※ 付属のマイクは予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。

2.2.2 PCスピーカ入力

音声録音でWAVファイルより録音する場合には、PCのスピーカ出力とマイクジャックを接続してください。

SRM-10Pのマイク入力レベルに対してPCのスピーカ出力のレベルは非常に大きいため音量の調節が必要

になります。音量は実際に録音しながら調節してください。

スターターキット側でもVR1でPCスピーカからの入力レベルを調節することが出来ます。

※ VR1を最小にした場合は消音になりますので注意してください。

※ PCスピーカとマイクジャックの接続には、φ3.5mmミニプラグケーブル(オス/オス)をお客様で別途ご

用意して頂く必要があります。

J14

PC

MIC

小 大

VR1

Fig 2.2.1 コンデンサマイク端子

Fig 2.2.2 PCスピーカ入力用ボリュームの調節

J14

EARTHHOT

PC

MIC

M1

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SRM-10P スターターキット

2.3 スピーカ

スピーカジャックに付属のスピーカを接続してください。

音声再生、録音再生、認識・登録時の確認音の再生に使用します。

スピーカの音量は、SRM Controllerで調節出来ます。また、DAC出力のみスターターキット側の

VR2でも音量を調節することが出来ます。

※ 但し、VR2のボリュームは微調節用ですので、基本的にはSRMController側で調節を行ってくだ

さい。

※ 付属のスピーカは予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。

2.4 電源

ACアダプタジャックに付属のACアダプタを接続してください。

ON/OFFスイッチは付いていませんので、ACアダプタを挿入するとSRM-10Pが起動します。

付属のACアダプタ以外にバッテリーや外部電源を使用したい場合には、J13の電源コネクタを使用してください。

SRM-10Pの動作電圧は3.3~5.5Vですが、スターターキットではダイオードを通してSRM-10Pに

電源を供給しているため電源電圧は3.6~5.5Vの範囲で供給してください。

J15

PWM

DAC

小 大

VR2

SPEAKER

Fig 2.3.1 スピーカボリュームの微調節

Fig 2.4.1 電源

AC ADAPTER

BATTERY

J13

P1

1 2

ピン番号 信号

1 DC +3.6~5.5V

2 GND

<J13電源コネクタ> B2P-SHF-1AA(日圧)

<ハウジング> H2P-SHF-AA(日圧)

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SRM-10P スターターキット

2.5 シリアルインターフェース

2.5.1 RS232ポート

D-SUBコネクタに付属のRS232ケーブルを接続してください。

SRM-10PとSRMContorollerの通信に使用します。

市販のケーブルを使用する場合には、RS232のクロスケーブルをご使用ください。

信号名 DSUB

9PIN(メス)

DSUB

9PIN(メス)

信号名

DCD 1 1 DCD

RxD 2 2 RxD

TxD 3 3 TxD

DTR 4 4 DTR

GND 5 5 GND

DSR 6 6 DSR

RTS 7 7 RTS

CTS 8 8 CTS

RI 9 9 RI

SHELL

SHELL

※ 点線部は結線されていなくても構いません。付属のRS232ケーブルは、全て結線されています。

2.5.2 LVTTLポート

LVTTL出力のTTLコネクタ(J16)が搭載されていますので、お客様がご使用になるマイコン等と直結

してシリアル通信を行うことが出来ます。

コネクタのピン配置及びDC特性は下記のようになっております。

PIN No. 信号名 入出力 端子機能

1 RXD I データ入力

2 TXD O データ出力

3 RTS O READY 出力

4 CTS I BREAK 入力

5 VCC O +3.0V 出力

6 GND I グラウンド

特性項目 Min Typ Max 単位 備考

Vcc 2.97 3.00 3.03 V IOUT=30mA

VIL -0.1 0.75 V

VIH 2.4 3.3 V

VOL 0.3 V IOL=2mA

VOH 2.4 V IOH=-2mA

Fig 2.5.1 RS232ケーブルの結線

Fig 2.5.2 J16

Fig 2.5.3 DC特性

<J16> B6P-SHF-1AA(日圧) <ハウジング> H6P-SHF-AA(日圧)

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SRM-10P スターターキット

2.6 SW、LED

SRM-10Pには、入力ポートが2ポート、出力ポートが2ポート搭載されています。

スターターキットでは、ポート評価用に入力ポートにはスイッチ、出力ポートにはLEDが接続されています。

2.7 リセットSW

SRM-10Pをリセットする外部リセットスイッチです。

プログラム書き換え後の再起動、スリープモード及びアイドルモードからの復帰にご利用頂けます。

SW1

LED2LED1

SW2

Fig 2.6.1 SW、LED

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SRM-10P スターターキット

3. チュートリアル

本章では、実際にSRM-10Pを動作させる手順を、添付のサンプルプログラムを使用して解説します。

3.1 概要

添付されているサンプルプログラムは、「ボイスロック」のプラグラムです。

キーワードを認識させることによってロックが解除されます。サンプルプログラムには、ソースコードも添付してお

りますので、お客様がプログラムを行う際に参考にして下さい。

尚、本サンプルプログラムは、SRM-10Pの機能を簡単に理解して頂くためのプログラムであり、実用性を考慮

して作成されたものではありません。

以下に、このサンプルプログラムの使用手順を示します。

スターターキットを接続する

3.2 接続 Fig 3.1.1 サンプルプログラムの使用手順

使用する音声を 音声合成データに登録する

・Quick Synthesis 4 ・SRM Controller を使用

3.3 音声合成データの登録

サンプルプログラムを起動する

3.4 起動

キーワードを入力して ロックを解除する

再度、ロックする

3.6 音声認識

3.7 ロック

キーワードとなる単語を 特定話者データに登録する

3.5 特定話者の登録

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SRM-10P スターターキット

3.2 接続

1)RS232ケーブルを使用してPCとスターターキットを接続してください。

2)付属のマイクをマイクジャックに接続してください。

3)付属のスピーカをスピーカジャックに接続してください。

4)ACアダプタをACアダプタジャックに接続してください。

・接続は、Fig3.2.1 を参照してください。

・ジャンパの設定は出荷時設定に設定してください。

※ジャンパの設定は電源を切った状態(ACアダプタを抜いた状態)で行ってください。

PC

RS232 クロスケーブル

AC100V

付属 AC アダプタ マイク

スピーカ

Fig 3.2.1 SRM-10Pスターターキットの接続

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SRM-10P スターターキット

3.3 音声合成データの登録

音声合成データの登録には、添付の「Quick Synthesis 4」でMCOファイルを作成する必要があります。

作成したMCOファイルを元に、添付の「SRM Controller」で音声合成データの登録を行います。

尚、あらかじめ、PC上に「SRM Controller」及び「Quick Synthesis 4」をインストールしてください。

3.3.1 MCOファイルの作成

1)Windows の”スタートメニュー” から “プログラム” - “Sensory” - “Quick Synthesis 4” -

“Quick Synthesis 4.2.3”を選択し、アプリケーションを起動してください。

2)メニュー”File”-”Option”を選択し、Option ダイアログを表示してください。

“Phyton Tool Path”のパス設定を行います。パス設定ボタンを押し、Build 時に必要な”mcase.exe”ファ

イルがインストールされている”SRM Controller”フォルダを指定してください。

他の項目の設定は特に必要ありません。

Fig 3.3.1 Quick Synthesis 4

Fig 3.3.2 Option ダイアログ

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SRM-10P スターターキット

3)メニュー”File” - ”New”を選択し、適当なフォルダに新規にプロジェクトファイル(Sample1.qxp)を作

成してください。

4)”Add wave file”ボタン、もしくはメニューの”Edit” - ”Add wave file”を選択して、登録する wave

ファイルを選択してください。

・選択した wave ファイルは、登録名リスト表示の上から順に登録されます。

・登録されている wave ファイルリストの途中に挿入することは出来ません。

・上から順に、音声合成で再生される音声番号(0~)となります。

Fig 3.3.3 新規プロジェクトファイル

Fig 3.3.4 wave ファイルの選択

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SRM-10P スターターキット

5)「wave ファイル」は、以下の順番で登録を行ってください。

※ 順番を間違えたり、違うファイル名を選択した場合には、音声再生時にそのまま再生されます。

順番 ファイル名 再生音声

1 NinshikiKaishi.wav 認識を開始します。

2 Dai1Keyword.wav 第1キーワードを入力してください。

3 Dai2Keyword.wav 第2キーワードを入力してください。

4 Dai3Keyword.wav 第3キーワードを入力してください。

5 Kaijyo.wav 解除します。

6 Cancel.wav キャンセルします。

7 KeywordChigai.wav キーワードが違います。

8 Lock.wav ロックします。

9 TourokuKaishi.wav 登録を開始します。

10 TourokuShuuryou.wav 登録が終了しました。

11 TourokuShippai.wav 登録に失敗しました。

6)wave ファイルを選択すると、圧縮方法設定のダイアログが表示されます。

Use 設定で圧縮方法を選択します。

”SX-6 8K”を設定してください。

Use 設定以外の項目は、特に変更の必要はありません。

Fig 3.3.6 圧縮方法の選択

Fig 3.3.5 音声合成データの順番

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SRM-10P スターターキット

7)OK ボタンを押した後に表示される”Request for Label”ダイアログではラベル名を設定します。

ラベル名はファイル名と同じ名前が設定されていますので、そのまま OK ボタンを押してください。

8)4)からの作業を繰り返し、音声合成で使用する wave ファイルを全て登録してください。

9)「Select all files」ボタン、もしくはメニューの”Edit”、”Select all files”を選択して、登録した

wave ファイルすべてを選択してください。

Fig 3.3.7 圧縮方法の選択

Fig 3.3.8 ファイルをすべて選択

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SRM-10P スターターキット

10)「Compress」ボタン、もしくはメニューの”Compress”-” Compress ”を選択して、選択した wave ファ

イルを圧縮してください。

11)メニューの”Build”-”Mark as Checked ”を選択して、ビルドするファイルにチェックマークをつけて

ください。

Fig 3.3.9 wave ファイルの圧縮

Fig 3.3.10 wave ファイルの圧縮

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12)「Build」ボタン、もしくはメニューの”Build”-”Build”を選択して、ビルドを行ってください。

13)「Build Option」ダイアログでは、そのまま OK ボタンを押してください。

Fig 3.3.11 ビルド

Fig 3.3.12 Build Option ダイアログ

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14)「Build Project」ダイアログが表示され、ビルドが終了したら、そのまま OK ボタンを押してください。

ビルドを行うと、プロジェクトを作成したフォルダに”SAMPLE1.MCO”ファイルが作成されます。

15)ビルドが終了したら、プロジェクトファイルを保存して”Quick Synthesis 4”を終了してください。

3.3.2 音声合成データの登録

1)Windows の”スタートメニュー” から “プログラム” - “Alpha Project” - “SRM Controller” -

“SRM Controller”を選択し、アプリケーションを起動してください。

Fig 3.3.13 Build Project ダイアログ

Fig 3.3.14 SRM Controller

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2)「接続」ボタンを押してください。

COMは、PCに接続しているCOMポートの番号を設定してください。

3)「音声合成データの登録」ボタンを押して画面を切り替えてください。

Fig 3.3.15 接続

Fig 3.3.16 音声合成データの登録画面

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4)3.3.1 で作成したMCOファイルを選択してください。

ここでは、“C:¥Program Files¥SRM Controller¥SRM Controller¥SAMPLE1.MCO”を選択しています。

5)「データ登録」ボタンを押してください。

Fig 3.3.17 MCO ファイルの選択

Fig 3.3.18 音声合成データの登録開始

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6)MCOファイルの音声合成データへの変換が完了すると登録開始のメッセージボックスが表示されます。

OK ボタンを押してください。

7)登録が完了したら「終了」ボタンを押してください。

8)”SRM Controller”を終了してください。

Fig 3.3.19 登録開始確認

Fig 3.3.20 音声合成データの登録完了

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3.4 起動

添付のサンプルプログラム「Sample1.exe」を起動してください。

COMは、PCに接続しているCOMポートの番号を設定してください。

Fig 3.4.1 サンプルプログラム

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3.5 特定話者の登録

特定話者認識を行う場合には、最初に使用者がロックを解除するためのキーワードを登録する必要があります。

不特定話者認識を行う場合には、登録の必要は有りません。

※ 但し、不特定話者認識の場合には、キーワードの変更は出来ません。

1)「特定話者登録」ボタンを押してください。

「登録を開始します。第1キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第1キーワード

を登録してください。

2)第1キーワードの登録が成功した場合、続けて第2キーワードの登録を行います。

「第2キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第2キーワードを登録してください。

3)第2キーワードの登録が成功した場合、続けて第3キーワードの登録を行います。

「第3キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第3キーワードを登録してください。

4)第3キーワードまで登録が成功した場合には、「登録が終了しました。」と再生され、登録が終了します。

・登録する際には、使用者本人が、マイクより直接、登録してください。

・途中で登録に失敗した場合には、「登録に失敗しました。」と再生され、登録は中止されます。

再度、第1キーワードから入力をやり直してください。

・周囲が騒がしい環境下で登録を行った場合には、登録に成功していても認識出来ない場合があります。(周囲の

雑音も登録してしまうため)

その際には、周囲の静かな環境下で再度、登録をやり直してください。

Fig 3.5.1 特定話者データの登録

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5)登録を途中で中止したい場合には、「キャンセル」ボタンを押してください。

「キャンセルします。」と再生された後、登録を中止します。

※ 登録を途中で中止した場合には、特定話者の音声認識を行うために、再度、登録が必要になります。

Fig 3.5.2 登録の中止

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3.6 音声認識

キーワードを入力してロックを解除します。

音声認識を行う際には、特定話者、不特定話者の選択をします。

<特定話者>

3.5 で登録したキーワードを使用します。

<不特定話者>

第1キーワードが「まえ」、第2キーワードが「うしろ」、第3キーワードが「うえ」になります。

1)「ロックON/OFF」ボタンを押してください。

「認識を開始します。第1キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第1キーワード

を入力してください。

Fig 3.6.1 特定話者、不特定話者の選択

Fig 3.6.2 認識開始

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2)第1キーワードの認識が成功した場合、ピッと認識音が鳴り、続けて第2キーワードの認識を行います。

「第2キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第2キーワードを入力してください。

※第1キーワードが解除されると左の赤丸が緑色に変わります。

3)第2キーワードの認識が成功した場合、ピッと認識音が鳴り、続けて第3キーワードの認識を行います。

「第3キーワードを入力してください。」と再生された後、ピッと鳴ったら、第3キーワードを入力してください。

※第2キーワードが解除されると真ん中の赤丸が緑色に変わります。

Fig 3.6.3 第 1 キーワード解除

Fig 3.6.4 第2キーワード解除

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4)第3キーワードの認識が成功した場合には、ピッと認識音が鳴り、「解除しました。」と再生された後、解除が表

示されます。

※第3キーワードが解除されると右の赤丸が緑色に変わります。

・入力する際には、使用者本人が、マイクより直接、登録してください。

・途中で認識に失敗した場合には、「キーワードが違います。」と再生されます。

再度、「ロックON/OFF」ボタンを押して、第1キーワードから入力をやり直してください。

・認識時のタイムアウト時間は5秒ですので、ピッと鳴った後、5秒以内にキーワードを入力してください。

5)登録を途中で中止したい場合には、「キャンセル」ボタンを押してください。

「キャンセルします。」と再生された後、認識を中止します。

Fig 3.6.5 第3キーワード解除

Fig 3.6.6 認識の中止

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3.7 ロック

ロックが解除された状態から再度、ロック状態にします。

1)「ロックON/OFF」ボタンを押してください。

「ロックします。」と再生され、全て赤丸になり、ロックが表示されます。

Fig 3.7.1 ロック

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●製品サポート

万が一、製作上の不具合や回路の機能的な問題を発見された場合には、お手数ですが弊社サポートまでご連絡ください。 以下の内容に該当するお問い合わせにつきましては受け付けておりませんのであらかじめご了承ください。

■本製品の回路動作に関するご質問 ■ ユーザ回路の設計方法やその動作についてのご質問

■ 関連ツールの操作指導

■ その他、製品の仕様範囲外の質問やお客様の技術によって解決されるべき問題

●修理の依頼

修理をご依頼いただく場合には、お名前、製品名、シリアル番号、詳しい故障状況を弊社製品サポートへご連絡ください。

弊社にて故障状況を確認のうえ、修理の可否、修理費用等をご連絡いたします。ただし、過電圧印加や高熱等により製品

全体がダメージを受けていると判断される場合には、修理をお断りする場合もございますのでご了承ください。

なお、弊社までの送料はお客様ご負担となります。

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本製品に付属するソフトウェアは、不定期で更新されます。それらは全て弊社ホームページよりダウンロードできます。

FD や CD-ROM などの物理媒体での提供をご希望される場合には、実費にて承りますので弊社営業までご連絡ください。

●弊社ホームページのご利用について

アプリケーションノートやFAQ等、お客様にお役立ていただける情報を弊社ページに掲載しておりので、是非ご利用く

ださい。

●製品サポートの方法

製品サポートについては、FAX もしくは E-MAIL でのみ受け付けております。お電話でのお問い合わせは受け付けており

ませんのでご了承ください。なお、お問い合わせの際には、製品名、使用環境、使用方法等、問題点などを詳細に記載して

ください。

製品サポートのご案内

■FAX 053-464-3737

■E-MAIL [email protected]

製品サポート窓口

弊社ホームページアドレス http://www.apnet.co.jp

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弊社製品をベースとしたカスタム品やシステム開発を承っております。

お客様の仕様に合わせて、設計から OEM 供給まで一貫したサービスを提供いたします。

詳しくは、弊社営業窓口までお問い合わせください。

エンジニアリングサービスのご案内

■TEL 053-464-2166(代表)

■E-MAIL [email protected]

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版数 日付 改定内容

1 版 2004/11/29 新規作成

改定履歴

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・ 本製品に付属される「SRM Controller」(以下、本ソフトウェア)の著作権はアルファプロジェクトが保有します。

本ソフトウェアを無断で譲渡、転売、2次配布することは一切禁止いたします。

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い。

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