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H→μμ
数は力 大量データによる稀崩壊の探索などで、ヒッグス粒子の性質を精査し、電弱相互作用の対称性の破れの原理に迫る。
2012年にヒッグスらしき新粒子を発見したLHC実験。 2022年に加速器と測定器の大改造を行って、その後10年間にわたりヒッグスの謎と新粒子探索を進める。
高輝度改造後は一度の衝突で100個以上の陽子が衝突を起こす。それぞれを分離できる高性能のアトラス検出器に作り変える。
2022年の探索範囲 2032年の探索範囲
超対称性粒子の探索
クォークのパートナー粒子の質量(GeV)
グルーオンのパートナー粒子
の質量(
GeV)
高エネルギーの限界に限りなく近づく 陽子・陽子衝突では、陽子内部にあるたくさんのクォークが反応する。高いエネルギーを持ったクォークはわずかしかないが、そのような現象を見れば、より高い質量の新粒子の探索が広がる。
高輝度大型ハドロン衝突型加速器(HL-LHC)による素粒子実験
HL-LHC 加速器への貢献
D1: KEK 衝突点
Q1-3: 米国・CERN( D2: 米国 Q4-6: フランス
HL-LHCでのビーム衝突系の磁石開発分担
既に始まった概念設計
現在のLHCへも米国と共同で開発製作を行った
J-PARC 加速空洞 HL-LHC前段加速器の 加速空洞
LHCクライオスタット
J-PARC ニュートリノ ビームライン
共同研究による技術循環
~300m
ATLAS、CMSのビーム最終収束部を交換