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某大学サッカーチームの過去 6年間の得点傾向について検討した。得点時には相手守備組織が整う前に“ダイレクトプレー”が優先されていること、いわゆるコートの“中盤”以前でボールを奪い攻撃を開始した場合の得点が多いこと、自陣ゴールに近いエリアでボールを奪った場合でもボールを保持しながら得点に至っているケースもあったこと、得点に至るシュートはペナルティエリア内のゴール正面エリアに集中しており、1タッチ、もしくは 2タッチ以内で打たれている場合が多いことなどを再確認した。
キーワード:サッカー、得点、傾向、攻撃、シュート、ダイレクトプレー
1.はじめに
サッカーにおける攻撃の最大の目的は“ゴールを奪うこと”である 1)が、現代のサッカー
は高度に組織化しているため、得点に至ることは容易ではない 2)3)。
かつて 1970 ~ 80 年代のサッカーにおいては、幾人かの天才プレーヤーがその能力を存
分に発揮し脚光を浴びていた。しかし 1990 年前後からの世界のサッカーは狭いスペースに
多くの選手が密集するような、いわゆる“コンパクト”なサッカーになり、選手のプレーす
る時間と空間は大きく減少し、もはや 1人の選手の能力だけではチームを勝利に導くこと
ができない状況になっていった4)。このような組織的なサッカーが展開されるようになると、
「どのようにゴールを奪うか」という「戦術」がきわめて重要になってくる。またこれら
「戦術」の裏づけとして、サッカーの局面を定量的に捉え得るゲーム分析が大きな意味を
もってくる 5)。
近年、 VTRやコンピュータ技術の発展に伴い、これらを駆使したゲーム分析があらゆる角
藤 岩 秀 樹 1) ・ 大 石 健 二 2)
サッカーゲームにおける得点傾向の分析(第二報)
1)尾道市立大学、2)日本体育大学
60 Vol. 19 No. 1
度から行われるようになっていった 4)6-11)。なかでもシステムやボールの移動軌跡、パスに
関するものは数多い。これらはゲームをどのように構成し、支配するのかといったいわゆる
“組み立て”に視点をおいた分析である。一方、サッカーの最大の目的である「得点」に関
するものも数多く報告されている 12-19)。得点の時間帯やシュート位置、タッチ数、シュー
ト技術に至るまでその内容は多岐にわたっている。最近では情報技術の進展によってリアル
タイムでのゲーム分析も可能になってきている 20)。
しかしながらこれらの分析の多くがワールドカップサッカーなどに代表される世界のトッ
プレベルの選手を対象に行われたものであり、これらの結果をそのまま一般の選手たちに適
用できるのかは疑問であった。
本研究では 22 歳以下の選手で構成される大学サッカーチームの得点傾向について明らか
にし、今後の指導の一助となる知見を得ることを目的とした。前報 21)では対象チームが 1
年間のシーズンで記録した得点の傾向について明らかにしたが、今回はその後の 6年間
(2013 ~ 2018 年)に記録された得点について同様の分析を行うこととした。
2.方 法
2.1. 研究対象
対象は、2013 年 4 月から 2018 年 10 月までの期間に O大学サッカー部が参戦した中国大
学サッカー連盟の公式試合(中国大学サッカーリーグ 2部、中国大学サッカーリーグ 2部
プレーオフ、中国大学サッカー選手権兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会中
国地域予選大会)のうち、得点が認められた 56 試合、全 152 ゴールとした。
2.2. ゲームの記録と分析
対象ゲームは全て HDビデオカメラ(SONYデジタル HDビデオカメラレコーダー:
HDR-CX700V)に記録した。これらの映像記録はパーソナルコンピュータに転送、再生し、
以下の項目について分析を行った。
2.3. 分析項目
日本サッカー協会技術委員会が発行した JFAテクニカルレポートの分類 22)および先行研
究 17)21)を参考に以下の 9項目とした。
1)得点の内訳(オープンプレー、セットプレー、オウンゴール)
2)得点者のポジション
サッカーゲームにおける得点傾向の分析(第二報) 61
3)得点の時間帯
4)得点に至った攻撃の開始位置
5)得点に至る攻撃に要した時間
6)得点に至る攻撃時のパス数
7)得点に至るシュート時のタッチ数
8)得点に至ったシュート種類(部位)
9)得点となったシュートが打たれた位置
2.4. 統計解析
攻撃開始エリア間における攻撃時間の差について一元配置の分散分析によって検討した。
また攻撃開始エリアとパス数との関係についてはχ2 検定によって分布の偏りを検討した。
分析結果の有意水準はいずれの場合も 5%未満の危険率とした。
3. 結果及び考察
3.1. 得点の全体的傾向
総得点 152 ゴールの内訳及び得点者のポジション、得点の時間帯については図 1から図 3
にそれぞれ示した。
図 1. 総得点 152 ゴールの内訳 図 2. 得点者のポジション
62 Vol. 19 No. 1
全 152 ゴールのうち、オープンプレー、すなわち流れのなかでの得点は 71.7%、セット
プレー(CK・FKなど)からの得点は 26.3%、オウンゴールによる得点は 2.0%であった。
得点者のポジションでは、フォワードが 37.6%、ミッドフィルダーが 51.0%、ディフェン
ダーが 11.4%であった。また、全 152 ゴールの内、57 ゴール(37.5%)が「前半」に、95
ゴール(62.5%)が「後半」の時間帯に挙げられており、特に試合終盤(61 ~ 90 分の時間
帯)での得点が多いことが確認された。
2018 年 FIFA ワールドカップロシア大会の全 169 ゴールにおける日本サッカー協会の同
様の分析 2)によると、セットプレーによる得点は 30.2%であったと報告されている。また
2014 年のブラジル大会 3)でのセットプレーは 25.7%、2010 年の南アフリカ大会 23)では
24.1%、2006 年のドイツ大会 24)では 33.3%であった。主に 23 歳以下の選手で構成される
オリンピックでは、2008 年北京大会 25)でセットプレーが 24.0%、2004 年アテネ大会 26)で
は 22.8%であった。20 歳以下の選手で構成される FIFA U-20 ワールドカップでは、2011 年
のコロンビア大会が 25.8%、2009 年のエジプト大会が 25.7%であったことが報告されてい
る 27)。本研究の結果とこれらとを比較すると大差はなく、おおよそ現代サッカーにおいて
はセットプレーが 2割~ 4割程度、オープンプレーが 6~ 8 割程度の得点比率になること
が推測され、個人やチームの守備レベルが上がり、流れのなかで得点することが容易でなく
なると、必然的にセットプレーでの得点比率が増すことが推察された。
一方、得点者のポジションについてみてみると、2014 年ワールドカップブラジル大会 3)
ではフォワード(ストライカー)が 55.0%、ミッドフィルダーが 33.0%、ディフェンダー
図 3. 得点の時間帯
サッカーゲームにおける得点傾向の分析(第二報) 63
が 9.0%、2010 年南アフリカ大会 23)ではフォワード(ストライカー)が 53.1%、ミッド
フィルダーが 34.5%、ディフェンダーが 11.0%、2006 年ドイツ大会 24)ではフォワードが
55.2%、ミッドフィルダーが 32.9%、ディフェンダーが 11.9%と、それぞれ同様の傾向を
示している。本研究の結果に比べてフォワード(ストライカー)の得点比率が高いが、この
点についてはシステムとの関わりが大きいものと考えられる。前報 21)でも指摘しているよ
うに、被チームでは戦術的に 4-5-1 システムを多くの試合で採用しており、2列目の選手が
ゴールに絡むことが多く、このことがミッドフィルダーの得点比率を高くしている理由と考
えられる。
得点の時間帯については、世界レベルを含めた多くの試合で試合終盤での得点が多くなる
ことが報告されている 3)24)。例えば 2014 年ワールドカップブラジル大会 3)では、全 171
得点中、ほぼ 3分の 2にあたる 106 得点が後半または延長戦での得点であり、この内の 82
得点がラスト 30 分(61 ~ 90 分の時間帯)、あるいは延長戦の時間帯に挙げられている。守
備側の試合終盤にみられるフィジカルフィットネスの低下や集中力の欠如、攻撃側の積極的
な選手起用とそれに伴う戦術の変更など、その理由は様々である。
3.2. 得点に至る攻撃に要した時間、パス数、攻撃の開始位置
表 1にはオープンプレーによる得点の内、映像による解析が可能であった 108 ゴールの
攻撃に要した時間について、また表 2には得点に至る攻撃時のパス数についてそれぞれ示
した。
得点に至る攻撃時間では、10 秒以内で得点に至っているケースが 47.2%、15 秒以内では
81.5%に達していることがわかった。また攻撃のパス数をみると 2本以内で得点に至ってい
るケースが 48.1%、3本以内では 67.5%となっていた。
2006 年ワールドカップ 24)では 10 秒以内で得点に至っているケースが 34.1%、15 秒以内
表 1. 得点に至る攻撃に要した時間
64 Vol. 19 No. 1
では 57.5%であった。同様に 2002 年ワールドカップ 22)では 10 秒以内が 53.2%、15 秒以
内では 72.5%であった。得点時のパス数をみると、2006 年ワールドカップ 24)では 2 本以
内が 30.9%、3本以内では 47.9%、2002 年ワールドカップ 22)では 2本以内が 41.3%、3本
以内では 61.5%であった。得点時には相手守備組織が整う前に、手数をかけずシンプルに
素早い攻撃(ダイレクトプレー)が優先されていることがわかる。また、ワールドカップに
代表される世界レベルのサッカーにおいては、10 秒以上の時間を要してゴールに至るケー
スも多く、素早く攻撃ができなかった場合においても、個々の選手の高い技術とチームの組
織力によって、ボールを失うことなく得点に至っていることも推察される。
図 4には得点に至った攻撃がどの位置から開始されたのかについて、表 3には得点時の
攻撃開始位置とパス数の関係についてそれぞれ示した。
表 2. 得点に至る攻撃時のパス数
図 4. 得点に至った攻撃の開始位置
サッカーゲームにおける得点傾向の分析(第二報) 65
相手ゴールに近い Attacking Third内でボールを奪い攻撃を開始し、得点に至ったケースが
30.6%、 Middle Third内が 51.9%、自陣ゴールに近い Defending Third内が 17.6%という結果
であった。得点に要した時間は、Attacking Third内が 5.6 ± 3.2 秒、Middle Third内が 11.4
± 4.4 秒、Defending Third内が 18.9 ± 5.7 秒であった(F=56.6、df=2、p< .0001)。
得点時の攻撃開始位置とパス数の関係についてみると、Attacking Third内でボールを奪い、
その奪った本人がそのまま得点を挙げているケース(パス 0本)が 30.3%、パス 1本以内
では 54.5%、パス 2本以内では 78.7%であった。またMiddle Third内でボールを奪い、パ
ス 3本以内で得点に至っているケースは 64.2%、パス 4本以内では 85.6%となり、ここで
もシンプルに素早い攻撃(ダイレクトプレー)が優先されていることが確認された。しかし
ながら Defending Third内でボールを奪い得点に至ったケースをみてみると、パス 4本以内
で得点に至ったケースが 52.7%と同様に素早い攻撃がみられる一方で、パスを 5本以上繋
いで得点に至っているケースも 47.4%あり、被対象チームにおいてもボールを保持しなが
ら得点に至っているケースが少なからずあることがわかった(χ2=40.0、df=12、p< .0001)。
当然、これらの結果は、チームが “どこで ”“ どのように ”ボールを奪い、 “ どのように ”
ゴールを目指すか、というチーム内の約束事(戦術)に左右されることは言うまでもない
が、結果として得点時においては、いわゆるコートの “中盤 ”以前でボールを奪い、素早く
攻撃している場合が多いことがよくわかる。
3.3. 得点となったシュートが打たれた位置、シュート部位、タッチ数
図 5には得点となったシュートが打たれた位置について示した。
得点となったシュートがゴールエリア内で打たれたものが 21.3%、ペナルティエリア内
が 83.3%、ペナルティエリア外が 16.7%であった。またその詳細をみると、ペナルティエ
リア内の B地点が 30.6%、 C地点が 23.1%、ペナルティエリア内両端の D地点が 8.3%で
あった。
2014 年ワールドカップ 3)では枠内シュートが打たれた位置について報告されているが、
図 5に示す Bエリアにおいて枠内シュートが最も打たれており、次いで Cエリア、Aエリ
表 3. 得点時の攻撃開始位置とパス数の関係
66 Vol. 19 No. 1
アであった。2009 年コンフェデレーションカップ 28)や 2004 年ヨーロッパ選手権 29)、2002
年ワールドカップ 22)では得点に至った詳細なシュート位置も報告されているが、いずれも
図 5に示す Bエリア、Cエリアでの得点が多く、次いで Aエリア、そして D・Eエリアと
いったように、ペナルティエリア内のゴール正面付近に得点が集中していることが指摘され
ており 29)、本研究の結果もこれと一致した。
図 6には得点に至ったシュートの種類(部位)について、また表 4には得点に至るシュー
ト時のタッチ数についてそれぞれ示した。
得点に至ったシュートの種類では「インステップ」によるものが 39.8%、「インサイド」
図 5. 得点時のシュートが打たれた位置
図 6. 得点に至ったシュート種類(部位)
サッカーゲームにおける得点傾向の分析(第二報) 67
が 36.1%、「ヘディング」が 12.0%、「インフロント」が 5.6%、「その他」が 6.5%であった。
シュート時のタッチ数では 1タッチのシュートが 54.6%、2タッチ以内が 86.1%、3タッチ
以内では 92.6%に達することがわかった。
国内の Jリーグを対象とした同様の分析 30)では、「インステップ」によるシュートが
34.0%、「インサイド」が 28.5%、「ヘディング」が 19.7%の順で多く、タッチ数では 1タッ
チが 67.2%、2 タッチ以内が 84.8%、3 タッチ以内が 89.6%であったことが報告されてお
り、本研究も同様の結果を示している。得点に至るシュート時のタッチ数については、過去
のいずれの報告 12)22)28-31)においても 1タッチでのシュートが過半数を占め、2タッチ以内
のシュートでは 7~ 8 割にも達していることが明らかになっている。各種大会や年齢段階
における多少のばらつきはあるものの、ペナルティエリア内でかつ、ゴール正面に近いエリ
アにおいて 1タッチ、もしくは 2タッチ以内のシュートによる得点が多いことは本研究の
結果と一致している。前報 21)においても指摘しているように、日々のトレーニングにおい
ても、距離やタッチ数、シュート部位に至るまで、より得点実態に近い形でのシュート反復
が期待される。
4. まとめ
2013 年 4 月から 2018 年 10 月までの期間に某大学サッカーチームの公式試合で記録され
た 152 ゴールを対象に得点シーンの分析を行った結果、以下のことが明らかになった。
1)得点の内訳はオープンプレーが 71.7%、セットプレーが 26.3%であった。得点者のポジ
ションは、フォワード 37.6%、ミッドフィルダー 51.0%、ディフェンダー 11.4%であっ
た。得点の時間帯は「前半」が 37.5%、「後半」が 62.5%であり、特に試合終盤(61 ~
表 4. 得点に至るシュート時のタッチ数
68 Vol. 19 No. 1
90 分)の得点が多かった。
2)得点に至る攻撃に要した時間では、10 秒以内が 47.2%、 15 秒以内が 81.5%であった。
得点に至る攻撃時のパス数では、3本以内が 67.5%であった。得点時には相手守備組織
が整う前に、ダイレクトプレーが優先されていることが確認された。
3)得点に至った攻撃の開始位置では、Attacking Third内が 30.6%、Middle Third内が
51.9%、Defending Third内は 17.6%となり、いわゆるコートの“中盤” 以前で攻撃を開
始した場合の得点が多かった。
4)しかしながら Defending Third内でボールを奪った場合には、得点に要した時間が 18.9
± 5.7 秒と長く、さらにパスを 5本以上繋いで得点に至っているケースも多いことから、
被対象チームにおいてもボールを保持しながら得点に至っていることがわかった。
5)得点となったシュートが打たれた位置は、ペナルティエリア内のゴール正面エリアに集
中していた。また、得点に至るシュート時のタッチ数では、2タッチ以内が 86.1%であ
り、得点に至るシュートの局面ではインステップや足の内側を使ったキックが多用され
ていたことから、日々のトレーニングにおいても、より得点実態に近い形でのシュート
反復が期待された。
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