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小規模・中小企業向け
節電・省エネセミナー
2013年5月28日
CONFIDENTIAL
当社の許可なく、本資料を複写されたり、第三者に開示されることは、固くお断り申し上げます。
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2013 © All Rights Reserved. Carbon-Bank Inc.
1)エネルギーコストを取り巻く環境
電気代の大幅な値上げ(低圧約8%、高圧約15%、燃料費調整)
ガス、灯油、A重油などの値上げ(円安等による)
環境税、再エネ発電促進賦課金の導入
事業活動に必要なエネルギーコストは
増大する一方です
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参考)段階的な電気料金の仕組み(東京電力管内)
2000kW
500kW
50kW
特別高圧契約
高圧線66kVの引き込みが必要
大型工場
高圧B契約
受電設備が必要
工業団地などの中堅工場
高圧A契約
受電設備が必要
中小規模工場
高圧の場合は受電設備が必要
低圧動力の場合はブレーカーのみ
自由化範囲
※
東電以外とも
契約が可能
値上前比較例 基本料金(円/kW) 自由化範囲は非公表なので
想定平均値となります。(税別)
1,460円/kW
1,650円/kW
1,175円/kW
低圧扱いで
1,075円/kW
その他業務用契約や季節時間帯別契約など多種多様な契約がありますので、電力会社と相談し
適切な料金形態を選択してください。
(平均8~14円/kWh程度)
(平均12~18円/kWh程度)
(平均15~23円/kWh程度)
(平均18~25円/kWh程度)
※下段は電気料金全体に対する電力平均単価例
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参考)環境税について
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参考)再エネ発電促進賦課金について
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(東京電力HPより)
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2)省エネ = コスト削減 = 利益増大
年間売上3億円の中小企業の年間光熱費を 売上の約2%とします。
3億円×2%=600万円/年 (月50万)
10%の省エネに取り組むと
600万円×10%=60万円/年 の削減 これは 60万円の純利益となります。
ここで、利益率を3%と仮定すると60万円の利益を確保するために必要な売上は
60万円÷3%=2,000万円 となり 売上2000万円UPさせたことと同じです
省エネによるコスト削減は
利益増大と同じです 6
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3)コストをかけずに
省エネ = コスト削減 = 無駄の排除
運用改善による省エネ・節電対策
サマータイム、ピークシフトなどの働き方の改善
契約電力見直しによるコスト削減
無駄を発見して省エネに取り組みます
いままでの行動を疑ってみましょう
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4)コストをかけて
省エネ = 恒久的な対策 = 継続的利益増大
エネルギー消費設備の高効率化
生産工程などの見直しによる生産性向上
エネルギー管理による的確なコスト削減
設備改善によるエネルギーコストの削減
継続的に利益をあげ成長戦略へ
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5)まずは電気料金の把握から
平均電力単価の算出 ○○円/kWh
電力料金、エネルギー使用料金だけではなく、同時にエネルギー使用量の把握も
実施しましょう。
※料金単価は変動するので、省エネ対策としては、使用量で把握する方が適切です。
エネルギー使用量と使用料金を把握することで、貴社のエネルギー単価検証や比較が
できます。
例:使用料金/使用量= ○○円/kWh (月次比較をすると月ごとの変動がわかります)
標準的な電力料金単価は
中小規模事業所では : 18円/kWh ~ 25円/kWh 程度 となります。
貴社の電力単価を算出して比較してみましょう。
※ ただし、テナント事務所等の場合は、オーナーの維持管理費等も含まれていることもありますので、個別にご確認
ください。
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6)電気請求書の確認方法①
毎月電気料金の計算書、請求書、検針票などが送られてきます。
その見方は以下の通りです。
※高圧受電(電圧6600V/契約電力50kW~500kW)の需要家用
使用電力量
電気料金には
1)基本料金
契約電力にかかる
固定料金
2)従量料金
使った分にかかる
変動料金
の2段階があります。
固定料金を下げるため
には、契約電力を下げ
る必要があります。
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7)電気請求書の確認方法②
低圧受電の方の検針票では
使用最大電力は表示されない
ため、使用電力量(kWh)で
比較してください。
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8)契約電力の決定方法(高圧契約)
高圧受電の電力計では30分ごとの電力量の累積値が表示されます。
この30分単位で過去1年間の最大需要電力(kW)が契約電力となります。
最大需要電力を抑えることで契約電力の見直しが可能となります。
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9)電気料金見直しのポイント
1.基本料金に関わる部分の見直し
1)契約電力の見直し ・・・・・・ 一年のピーク電力を抑える
適切な電気容量へ変更(低減) 2)主契約の見直し ・・・・・・ 使用状況に応じた契約がありますので
電力会社へご相談ください
例:負荷率別、夜間比率別など
2.従量料金に関わる見直し
1)電力使用量を減らす ・・・・・・ 省エネ、節電を行う
2)契約単価の見直し ・・・・・・ 原則自由化範囲の事業者だけ可能です
3.電力会社の見直し ・・・・・・ 「新電力」と言われている電力事業者への
契約変更を行う
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10)契約電力の見直し方法
1.契約電力 = 一年間のピーク電力の場合 (高圧受電契約)
① ピーク電力を把握し、デマンドコントローラーなどで設定電力を越えない管理
を実施する → 機器による管理の措置が講じられていれば
契約電力変更可能です
② 省エネ機器の導入による定格消費電力量の低下が確実の場合は、仕様書
などで説明することで契約電力変更可能です
2.契約電力 = ブレーカー容量で決定の場合 (低圧受電契約)
① 最大稼働の状況をシミュレーションして、その際の電流値を計測
そこから必要電力(kW)を算出し、ブレーカー容量を下げ契約電力変更
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11)ピーク電力低減手法① ピークシフト
ピーク電力を減らす方法としては
1)その時間帯(9:00~20:00)にできるだけ電気を使用しない
2)他の時間帯(20:00~9:00)へ電気を使う仕事、行動をずらす
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検針票等だけでなく、
BEMSといわれる電力モニタリングによる
管理ができればより
確実に電力使用量の
把握ができます。
デマンドコンローラー
機能が付いたものなど
各種メーカーより販売
されています。
来年度まで経済産業省より導入助成補助金もあります。
(1/2もしくは1/3)
12)ピーク電力低減方法② 見える化
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13)電力使用の分析
グラフ化をして傾向比較を行いましょう
電力料金、エネルギー使用量のグラフ化をしてみましょう。
エネルギー使用量と使用料金をグラフ化すると、貴社のエネルギー使用状況の確認が
できます。
季節変動があるのか?生産変動があるのか?一年中均一なのか? を確認しましょう
特徴がわかると、どの部分で省エネをすればよいか見えてきます。
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14)電力使用の分析
CO2チェックシートを活用しましょう
商工会議所 CO2チェックシートを活用しましょう
商工会議所では環境への取り組みサービスの一環として、CO2チェックシートを
公開しています。
このようなサービスを有効に活用しましょう。
日商環境ナビ CO2チェックシートURL: http://eco.jcci.or.jp/checksheet
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15)自社設備の確認をしましょう
1年に一度は自社の設備の確認をしましょう。
まずは、自社の設備は、どのようなものが、どれぐらいあるのか把握しましょう。
その中で、エネルギー消費が大きいものや、数がたくさんあるもの等を把握し、
省エネルギー計画の土台としましょう。
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16)【オフィスビル】の節電・省エネ~電力消費の特徴~
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17)【小売店・スーパー】の節電・省エネ~電力消費の特徴~
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18)【飲食店】の節電・省エネ ~電力消費の特徴~
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19)【製造業・工場】の節電・省エネ~電力消費の特徴~
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20)参考サイト 東商・日商の環境情報サイトもご参照ください
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21)お問い合わせ先
カーボンバンク株式会社 担当:中村 豪
〒273-0005 千葉県船橋市本町2-2-7 船橋本町プラザビル7F
電話047-420-7005 FAX 047-401-3136
メールアドレス : [email protected]
ホームページURL: http://www.carbon-bank.co.jp/
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