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電子制御式ディーゼル・エンジンkiroku.bufsiz.jp/gijyu/H12/jit/H12-9mitubishi.pdf三菱自動車工業株式会社 電子制御式ディーゼル・エンジン 通称名

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三菱自動車工業株式会社

電子制御式ディ ーゼル・エンジン

通称名 車両型式 エンジン型式 適用時期 出典資料

KD-V26WG 新製工fi解説3 , 96 -5 No.1 033533

I~ジェロKC-V46V

4M40 1996.5- 盤(liii 解説,I~ '96-5 No.I033503 KD-V46W

1fl気配線凶m '96-5 No.I033573 KD-V46WG

1 システムの概要

1) システム全般(図-1, 2, 3)

電子制御式燃料l噴射システムでは,エソジンECUが各センサからの入力信号をもとに比較演算処理を行い,

その処理結果に従って,フューエjレ・イ ンジェクション ・ポンプから吐出される燃料の噴射設及び噴射時期

を最適に制御している。これにより大幅な動力性能 ・ドライバピリティの向上が可能となっている。

また,エンジンECUは,燃料のl噴射立及びl噴射時期のほかに,EGRパルプ及びス口ット lレ・パルプの開

11-111iU御,グロー ・リレー及びエアコン・リレーの辿屯制御も行っている。

インジェクション・ノズル

官子tJ御式

フューエ}l-.インジェクション・

ポンプ

フューエル・フィルタ

図-1 システム全般

-232 -

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エンジン回転tンサ{パッ9アップ用}

CE.71Jチュエータ{コントロール・スリーブ位置センザ及び健制混度センサを肉蔵}

惣科鴫射制御

コントロ『ル・スリープ位置情骨

鰭剥渇廃佃lIt

タイミング・

タイマ ピストン位置憎骨

__c---t卜→←一二三ヨン

ブースト・ヱア温度センサ トー

ブースト圧センサ

水温センサ

アクセル・ポジション・センサ

エンジン回伝センサ

アイドル・スイッチ愉.1

アイドル・スイッチNo.2(バック7ップ用}

コントロール ・スリーブ位置センサ

タイマ・ピストン位置センサ

担E料温度センサ

|エンジン図伝センサ内クアップ用}ト→

イグニションスイ河川号 トー

エアコン信号

冷却水温情骨

エンジンEαJ

711セ)j.MIl慣骨

及び71JセルαWOfF畑句{パッ9アップ周}

図-2 システム図

エンジンECU

-燃料噴射制御-噴射量制御・噴射時期制御

-スロットル・パルプ制御

.EGR:TJ御・通常制御

・急速制御

-グロー制御・予勲制御-始動時予需品取l御.7フタ・グ口一日制御

-グロー・インジケータ・ランプ制御

-エアコン・リレー制御

GEアクチュエータ{電子ガパナ}

タイミング・コントロール・パルブ

メイン・スロットル・ソレノイド・パルプ

サブ・スロットル・ソレノイド・パルプ

EGRソレノイド・パルプ陥1

EGRソレノイド・パルプ陶2

グロー・プラグ ・リレー

グロー・インジケータ・ランプ

エアコン・リレー

図-3 システム・プロ・γク図

一233

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2 構成部品の配置及び構造・機能

1) 構成部品の配置(図-4)

'‘

図-4 構成部品の配置

234

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-=・E司・

図-4 構成部品の配置

〈構成部品の機能一覧〉

術 ,~占?百~ ,日1 I,vt止 J・刈U- 機能

ブース卜 ・ヱアIMI立センサ エンジンの19,A人空気tM.度令検IU"1)・る。

ブース卜n~センサ インレッ卜 ・マニホーlレド内のソーストJEを検出する。

水lit-ヒンサ エンジン冷却水似合倹111する。

アグセル ・ポジション ・センサ アクセル|制度を検出する。

エンジン101転センサ エンジンInJ転速度を倹Hiする。

アイドJレ・スイッチぬ ! アグセル ・ペダJレを踏んでいるか縦しているかを倹IHする。

人 力 アイドル ・スイッチぬ2(バッタアップ)11)アイドル ・スイッチNo.1が県常のと主に,アクセル ・ペグJレを断んで|

いるかl殺しているかを代わりに検11:する。

コントロール ・スリープ似位センサ コントロール ・スリープの{立町を倹111する。

タイマ ・ピストソ位fi'Cセンサ タイマ ・ピストンの位iFtを検111する。一燃料i民l立センサ 燃料I/ild立を検111する。

エンジン同転センサ(バッグアップ)1))インジヱグション ・ポンプ ・ドライブ ・シャフトの向転述度合検111す

る。ト一一一

イグニシロン ・スイッチ イグニション ・スイッチの位1i1を検出する。

エアコソ ・コンブレッサECU エアコン作動状態(ON'OFF)を検出する。

各センサからの的報をもとに燃料の噴射 fii:制御 I照射1J.'fWlfl~J御 ,

品Ii算部 エンジンECU EGRバルブ及びスロットル ・パルプの開閉制御, グUー ・リレー及

びエアコン ・リ レーの泌世制御を行う。

GEプグチュエータ(tE子ガパナ)インジェグション ・ポンプAss'yに内総され,エンジンECUからの

日号により燃料噴射li1を制御する。

タイミソグ ・コソ 卜ロール ・パルブインジヱクション ・ポンプAss'yに内政され,エンジンECUからの

1汀号により燃料噴射時刻lを制御する。

メイン ・スlJットル ・ソレノイド・ パルプエンジンECUからの信号によりス11ットル ・ボデーAss'yのメイン

-ス口ットル ・パルプVIJ度を制御する。

111 力 サプ ・スロットJレ・ソレノイド ・パルプ二LンジンECUからの信号・によりスロットJレ・ボデーAss'yのサプ ・

スロットJレ・パルプ附l立を制御する。

EGRソレノイド ・バルブぬ lエンジンECUからのイr;jJ';r""に浪づき,バキューム・ ポンプから EGRパルプへの('I=!lib負圧回路を刷問(デ斗ーティ制御)する。

EGRソレノイド ・バJレプNo.2 エンジンECUからの信号に基づき,EGRパJレブへの作動負rElûlN~を過渡的に切り併える(ONーOFF制御)。

グロー ・プラグ ・リ レー エンジンECUからの灯号に決づき,グロー ・プラグに通電する。

エアコン ・リレーエンジン ECU~よ,エアコソ ・ コンブレッサ ECU からの信号にl.\iづさ,エアコソ ・コンブレッサのマグネット ・クラッチにhll'l!1する。

戸、HwqJ

nL

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-=-・~fI・

2) 構成部品の構造・機能

(1) 電子制御式燃料噴射システム(図ー 5)

れセンサからの入ブJ信号をもとにエンジンECUは比較がrrr処理を行い,その処理結来に従って'is-f制御式

インジェクショソ ・ポンプAss'yに内蔵されたGEアクチュエータ(電子ガパナ)で燃料l噴射畳を,タイ ミン

グ・コン トローJレ・パルプで燃料噴射時期をmf制御する。

ーノ

..・y

. /

ブースト・ヱア温度センサ

ブースト圧センサ

水温センサ

アクセル・ポジション・センサ

ヱンジン問転センサ

アイドル・スイッチ

-エンジン回転センサ

{パックアップ用}.担豊科温11センサ

-コントロール・スリープ位置センサ.タイマ・ ピストン位置センサ

イグニショ ン・スイ ッチ

エンジンECU

ト→I(.)燃料制時期

. GEアクチュエータ

{宮E子ガパナ}

.タイミング ・コントロー

ル・パルプ

図-5 電子制御式燃料噴射システム

付)電子制御式インジェクション・ポンプAss'y

① GEアクチュエータ(電子ガパナ)(図-6)

噴射量制j御

嶋射鯖期目日IJ.

シャフ卜先端には,ボーjレ・ピンがシャフトに対して偏心した位昨に取り付けられており,コント υール・

スリーブの穴に挿人されている。コアの磁)Jによりロータ及びシャフトが|叫転すると,ボール ・ピソがコン

トローjレ・スリープ合前後方向に!助かして燃料の増減が行われる。

コントロール・スリーブ位置センサ リターン・スプリング

マグネット・

フィルタ

ロータ

コア

図-6 GEアクチュエータ(電子ガパナ)

一236

コア

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--=-'司・

② タイミンゲ・コントロー)[.,・パルプ(図ー7)

タイミング ・コントローjレ・パルプは,タイマ ・ピスト

ンのI吉:jFE側と低圧側の間にあり, タイミング ・コント

ロール ・バjレプに電流が流れていないときには,二一ド

lレはスプリソグ力により先端部を閉じ, ポソプ回転速度

に比例した通常の進角特性になる。タイミソグ ・コン ト

ローlレ・バルブに電流が流れるとマグネットがニ一 ドル

を引き寄せ,先端部を聞き高庄側の任ブJが下がってタ イ

マの進角を遅らせる。

③ コン トロール・スリーブ位置センサ(図-8)

コント ロール ・スリープの位置を検出 し,エンジン

ECUへ送信する。エンジンECUは, この信号からコン

トローJレ・スリ ープの位世の実測値を計算し,円楳他と

異なる場合に修正命令を出す。

④ 燃料温度センサ(図-8)

燃料蹴度を検問し,エンジンECUへ送信する。この信

号は燃料I~射盆の布lìiEに使j刊 される。

⑤ タイマ・ピストン位置センサ(図-9)

タイマの低圧側にあり,コア ・ロッド,ボビンで構成さ

れ,タイマ ・ピストンの位誼を電気信号に変換し,エン

ジソECUへ送信する。エンジンECUは,この信号か

らタイマ ・ピストンの位置の実測値を計算し, 目標仰と

異なる場合に修正命令を出す。

⑥ エンジン回転センサ(1'¥ ックアップ用)(図ー10)

インジェクション ・ポンプ内のドライブ ・シャフ トに設

けられた 4個の突起をもっセンシソグ ・ギヤ ・プレート

により,凶転速度を検出する。

-237 -

フィ)vタ

図-7 タイミンゲ ・コントロール・パルプ

コント口一)V'

スリーブ

位置センサ

図-8 コントロール ・スリープ位置センサ及び燃料温度センサ

コア・ロ ッド

タイマ・ピストン ボビン

図-9 タイマ ・ピストン位置センサ

インジェクション・ポンプ

国一10 エンジン回転センサ(パ'"クアップ用)

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(口) ブース卜・エア温度センサ(図-11)

サーミスタの抵抗の変化によりエンジン吸入増気蹴度を

検出し,電圧に変換してエンジンECUへ人刀する。エ

ンジソECUはこの信号に基づき燃料噴射日を補正する。

的ブース 卜圧センサ(図-12)

宇部体正)Jセンサによりインレッ ト・マニホールド内の

ブースト圧の情報そ検出し,エンジンECUへ入力する。

エンジンECUはこの信号に基づき,主に最大燃料l噴射

iitを制御する。

(斗 水温センサ(図ー13)

サーミスタの抵抗の変化によりエンジン冷却水温度を検

山し,屯j王に変換してエンジンECUへ入力する。エン

ジンECUはこの信号に基づき,主に低温始動時の燃料

噴射五t,l噴射時期を1M御する。

やt9 アクセル・ポジション・センサ(図ー14)

可変抵抗によりアクセJレ開度を検出し,f!IFfに変換して

エンジンECUへ入力する。エンジンECUはこの信号

により燃料噴射を制御する。アクセル ・ポジション ・セ

ンサの内部にはアイドル ・スイッチNo.2が内政されてい

る。

アイドル ・スイッチNo.2は,アイドjレ・スイッチNO.lが

異常となったとき,アクセjレ・ペダJレを踏んでいるか,

又は足を雌しているかを代わりに検出する。

付 アイドル・スイッチNo.1 (別体型)(図-14)

接点式スイッチによりアクセル ・ペダルを踏んでいるか,

又は足を離しているかを検出する。

-238 -

図ー11 ブース 卜・エア温度センサ

ブースト庄センサ

図-12 ブース 卜圧センサ

図-13 水温センサ

アイドル・スイッチ肋 1

図-14 アクセル・ポジション・センサ及びアイドル・ スイッチ胤 1

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-E司E号.

(ト) エンジン回転センサ(図-15)

ホーjレ長子によりエソジン凶転速度を検出し,パルス信

号に変換してエンジンECUへ入)Jする。エンジンECU

はこの信号によりエンジン回転速度を演算すると共に燃

料噴射111.I噴射時期の制御を行う。

(2) EGR制御システム(図-16)

エンジンECUは,各セソサからの入力信号によって運

転状態を検知し,運転状態に応じて必要十分な EGRii:t

を供給し, ドライバピリティを唄なうことなく NOxを

低減している。なお,I醍機1-1 1や高負荷迎ll~時には作動を

停止させている。

(イ) EGRソレノイド・パルプNo.1

エンジ

センサ

クランク・プーリ

図-15 エンジン回転センサ

エンジンECUからの信サによりデューティ制御され,EGRパjレ7.作動負圧を迎転状態に応じた適正負圧

にする。

但1) EGRソレノイド・バルブNo.2

エンジンECUからの信号により ONーOFF制御され, EGRパjレフ.の応答性をl苛めるため,過渡的に作動

する。 バキューム・

ヱンジン回転センサ

|ア山ポジシヨンセンサトー

水温センサ

|制(イグニシヨン・スイッチ)トー

E回パルプ

エンジンECU

川急速制御

(2)通常制御

ポンプ

図-16 EGR制御システム

(3) スロットル・パルプ制御システム(図-17)

EGRソレノイド ・パルプ陶2

EGRソレノイド・パルプNo.l

エンジソECUは,各センサからの入)J信号をもとに運転状態を検知し,運転状態に応じてスロット jレ・パ

ルプAss'yのメイン ・スロットル ・パjレブ,サブ ・スロットjレ・パルプの開度の制御を行う。

(イ) サプ・スロットル・ソレノイド・パルプ

エンジン停止時,エンジンECUからの信号により0.3秒間ONとなり,負圧をサブ・スロットjレ・パルプに

導きサプ・スロットJレ・パルプを閉じる。これにより滑らかなエンジン停止を実現している。

-239 -

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-・=・E完ヨ・

伯) メイン ・スロットル・ソレノイド・パルプ

通常はエンジンECUからの信号により ONとなり,負圧をメイソ ・スロッ トJレ・パルプへ噂きメイン ・ス

ロッ トル ・パルプを開く。ただし,I援機後の低負荷時にはOFFとなり,メイン ・スロッ 卜lレ・パルプを閉

じて股気を絞っている。

スロットル・パルプAss'y

スロットル・ソレノイド・パルプ

U ジン鵬センサ ト+

|アクセルポジシヨンセンサ トー

エンジンECU

メイン・スロットル・ソレノイド・パルプ

アイドル・スイッチ

水温センサ

イグニション・スイッチ

(4) ゲロー制御システム(図-18)

サブ・スロットル・ソレノイド・パルプ

図-17 スロットル・パルプ制御システム

エンジンECUは,名センサからの入力信号をむとにイグニション ・スイッチONI時の予熱制御, クランキ

ンク・1時の始Jff)jfl寺子熱制御,始動後一定H寺問のアフタ ・グロー制御を行う。

イグニション・スイッチ

イグニション・スイッチST

オルタネータUI乎

水温センサ

エンジンECυ

トー1(1)予制御

トーI(2)働時予糊御

ト→I(31アフタ グロー側

目 (4)グロー ・インジケータ ・ランプ制御

図-18 ゲロー制御システム

-240 -

グロー・プラグ・リレー

グロー・インジケータ・ランプ

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(5) エアコン ・リ レー制御システム(図ー19)

エソジンECUは,各センサからの入力信号をもとに運

転状態及びエアコン ・スイッチの作動状態(ON・OFF)

を検知し,運転状態に応じてエアコソ ・リレーを制御し,

エアコン ・コンブレッサのマグネッ ト・クラッチの断続

を行う。

エンジンECUエンジン図転センサ

アクセル・ポジション ・センサ

水温センサ

エアコン・コンプレッサECU

図-19 ヱアコン ・リ レー制御システム

3 基本点検

1) バッテリ液量及び比重の点検

①バッテリ液izi:がUPPERLEVELとLOWERLEVEL間にあるか確認する。

②比重計と温度計を使用して比重を測定する。

標準値比重 1.220~ 1. 290 (液温20・C)

2) 噴射時期の点検

①エンジンを暖機する。

②グロー ・プラグを全数取り外す。

③バッテリを取り外す。

@クランクシャフトをl時計方向に回転させ, クラソクシャ

フト・プーリの切り欠き部をタイミソグ ・マーク“0"の

位置に合わせて,No. 1シリソダを圧縮上死点にセットす

る。 (図-20)

フィラ ・キャップを取り外し,カムシャフトの突起が上

側にきていれば,

(図-21)

No.lシリソダは圧縮上死点である。

匡E グラソクシャフトを反時計方向(逆凶転)にさせると,

タイミング ・ギヤ部のタイミソグ ・チェーソの張りを

調整しているテンショナを損傷させる恐れがあるので

i並回転させない。

もし,逆回転させた場合は, テンショナを外して取り

付けl度す。

⑤特殊工具のプッシュ ・ロッドが先端より 12剛突き出てい

ることを確認する。 (図-22)

置Z プッシ.:J.・ロッドの突き出し寸法は,特殊工共内のナ

ヅ卜で調整する。

-241 -

図-20

図-21

図-22

エアコン・リレー

噴射時期の点検(1)

噴射時期の点検(2)

スクリュ

噴射時期の点検(3)

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-=・E司・

@ホルダ部にダイヤル ・ゲージを挿入する。

⑦ダイヤjレ・ゲージがプッシュ ・ロッドに当たり,指針か動き始めたらスクリュでダイヤJレ・ゲージを回定す

る。

直三日指針の作動量はO.5nun以内とする。

③イソジェクショソ ・ポソプのヘッド ・プラグ及びガスケ

ットを取り外し,特殊工具を取り付ける。 (図-23)

直記取り外したヘッド ・プラグにガスケットが付いている

ことを確認する。もし,付いていなければ落下してい

るか,ポンプ本体に千btfしているので雌認すること。

⑨特殊工具は,ダイヤル ・ゲージの指針が動き始めたとこ

ろで止める。

直宮 ダイヤル ・ゲージが凡づらい場合は, 指針の動き始め

から特殊工具のねじ込みi止を一!百l転以内の範闘で止め

る。

⑬再度,クランクシャフ卜 ・プーリを時計)J向に回転させ

て,NO.Iシリンダの庄縮 卜.死点前約300

にセッ 卜する。

(図-24)

⑪ダイヤJレ・ゲージの指針を 0にセットする。

⑫グランクシャフ 卜を時計万向及び反l時計方向に少し(2

---.. 30

)回しても指針が掘れないことを確認する。

⑬グランクシャフト ・プーりを時計方向に回転させて, No.

lシリンダを100

ATDC~こ合わせる。 (図 - 25)

⑬ダイヤjレ ・ ゲージの指示値が~~:VWfllïにあるか点検する。

標準値 1 :t0.03剛

⑬標準値を外れている場合は,次の手)1闘でl噴射時期lを調整

する。

@インジェクション ・パイプ ・ユニオン ・ナヅ卜,イソジ

ェクション ・ポンプ回定ボルト及びナットをJI倒に緩める。

(図ー26)

直~. ユニオン ・ ナットを緩めるときは, デリバリ ・ パル

ブ・ホlレダが共凶りしないようにスパナで保持する

こと。

-ボJレ卜及びナットを緩めるだけで取り外さないこと。

-242 -

図-23 噴射時期の点検(4)

弐}図-24 噴射時期の点検(5)

4毒事車工具

図-25 噴射時期の点検(6)

図-26 噴射時期の点検(7)

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-・=-巧・。インジェクション ・ポンプ本体を右文は左に傾けて,ダ

イヤJレ・ゲージの指示値が標準値と一致するように調盤

する。 (図ー27)

。インジェグション ・ポンプ取り付けナット及びボルトを

仮り締めする。

@手JI眠⑬~⑪の作業を繰り返し,調整が正しく行われたこ

とを確認する。

@インジェグション ・ポンプ取り付けナット及びポjレトを

確実に締め付ける。

3) アイドル回転速度の点検(図-28)

①点検前に車両を次の状態にする。

・エンジン冷去Il;j(温度 :80----95 "c

・灯火類,イ、J.鴎装飾品の作動:OFF

・トランスミッショソ:ニュートラlレ(A/TはPレンジ)

.ステアリング ・ホイール :中立位置

②l噴射l時期が標準備にあるか点検する。

③向!Ii伝言1.をインジェグション ・ノズル又はインジェクショ

ン ・パイプにセッ卜する。

図-27 噴射時期の点検(8)

図-28 アイドル回転速度の点検

直記 インジェクション ・パイプlこ向転計をセッ卜する場合は,パイプの取り付けグランプをすべて取り外して行

うこと。

@アイドル回転速度合点検する。

標準値 750土20rpm

⑤アイドlレ阿転速度が標準値を外れる場合は,電子制御式燃料噴射システムを点検する。

直E アイドル向転速度は,アイドル ・スピード ・コソトローjレ(ISC)・システムで自動的に制御されている。

4) エアコン用アイドルアップ装置の点検

アイドjレ回転速度の点検で標準値(750:1:20rpm)にあることを確認した後,エアコソ ・スイッチをONにし

たときのエンジン凶転速度の点検を行う。

標準値 900:t20r/min

4 自己診断システムの表示方法

1) エンジン警告灯(図-29)

電子制御式燃料l噴射システムに関係する下表の項目に異常が発生したとき,エンジン稗告灯が点灯する。ラ

ンプが点灯し続けているとき及びエンジン運転中に点灯したときは,ダイアグノシス附力を点検する。

〈エンジン警告灯点灯項目〉

アクセル・ポジション ・センサアイドJレ・スイッチNo.I (7}11休)ブース卜疋センサエンジン向転センサコントローJレ・スリーブ佐世センサタイマ ・ピストン位置センサメイン ・スロットル ・ソレノイド ・パルプGEアクチュエータタイミング ・コントロール・パルブアイドル ・スイッチNo.2 (内誠) エンジン嘗告灯

エンジンECU 図ー29 エンジン警告灯

-243 -

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--=-弐ヨ・

2) ダイアゲノシス・コードの読み取り及び消去方法

(図-30.31)

①特殊て共を使用してダイアグノシス ・コネクタのダイア

グノシス ・コン トローJレ端子(端子No.1 )をアースする。

②イグニショソ ・スイッチをONにする。

③エンジン瞥告灯の点滅によりダイアグノシス ・コー ドを

読み取る。

①ダイアグノシス ・コード別点検要領を参照し,故障筒所

を修理する。

⑤ダイアグノシス ・コードを次の手順で消去する。

@イグニション ・スイッチをOFFにする。

図-30 ダイアグノシス ・コネクタ

@バッテリ端子よりバッテリ ・ケーブルを10秒以上取り外

した後,再び接続する。

。イグニション ・スイッチをONにしてダイアグノシス ・

コードを読み取り,正常コードが出力されていることを

確認する。

くエンジン警告灯使用時の診断結果表示方法〉

グイアグノシス ・コードH1ブJlk'jの点滅例

ダイアグノシス ・コード肋.24の11合

点灯

1.5秒一一t .-0•5秒

il.1

消灯 いーズタイムL10ぷ号Jztぷ二J~ I 消灯

3秒 2秒

図-31 ダイアゲノシス・コードの読み取り

〈作業上の注意事項〉

正常日寺の点滅

①バッテリ電圧が低いときには,ダイアグノシス ・コードの出ブJは行わない。したがって点検前にはバッテリ

電圧を点検すること。

②バッテリ端 fを取 り外したり ,エンジンECUのコネグタを切り離すと,ダイアグノシス ・コードの記憶が

消去される。

したがって,ダイアグノシス出力の読み取りが完了するまでは,バッテリ端子を取り外さないこと。

-244 -

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-11::・E宍ヨ・

3) 自己診断故障コー ド別点検部位

コー ト診断項目 点検uu戒 'J!IJ定 条件

ランプ推定不具合l原閃No. l.~ 灯

11 アクセル ・ポジシ イグニショソ ・スイッチ l 秒間センサ出力也圧が 。-アグセJレ・ポジション ・ョソ ・七ソサ系統 : ON,エソジソ ・クラ 4. B V以ヒ又は0.3V以 セソサの不良

ンキング'1'は除く f,又は l秒rBIセソサ111 -アクセル ・ポジショソ ・lJ-nIIEが1.9V以1-.(ア センコサネ回ク路タのの断媛線触, 短絡タセ JレI~W変が30%相判以 又は 不良1:) -エンジンECUの不良アイ ドル ・スイッチNO.1: ON, アイドル ・スイッチNo.2 : ON

12 ブース 卜圧センサ (1)イグニション ・スイッ (1) 1秒間lセンサIUJJが 。-ブース 卜庇センサの不良系統 チ:ON,エンジン ・グ .1. 5 V以上(ブース 卜jビ -ブース 卜圧・ヒンサ回路の

ランキング'1'は除く が306.7kPa ~担当以上) • 断斜L 短絡Xはコネクタ(2)エンジンIill転速度が 又は 1秒間センサW)Jが の接触不良1600r/min以上, アクセ 0.2 V以下(ブース ト正 -ブース ト庄センサ ・ホールI};j度50%以 l二 が20kPa相官l以下) スの外れ

(2) 2秒間ブースト圧力く -エンジンECUの不良大気/T~+13 kPa

13 大気圧センサ イグニシ司ソ ・スイッチ 3秒間トヒンサ1111J';a圧が X エンジンECUの不良(ECUに内政)系 : ON,エンジン ・クラ 4.5V以 lこ(大気圧が120統 ンキング'.1'は除く kPa fll当以 i二),又は3

秒間センサ111力41fF.が1.5V以 H大気陀が3:3kPa~.村山i以下)

14 燃料温度センサ系、 イグニション ・スイッチ 3秒間センサI"II)J41I1:が x -燃料ilill.度センサの不良統 : ON,エンジン ・グラ 0.2 V以ド(燃料tr.l.I具:が -燃料温rrrセンサ(I'I路のmi

ンキング中{よ|徐〈 120"C相当以上),又は 3 線, m絡又はつネグタの秒111)センサIIJ);屯11:が 後削!不良4.6 V以 H燃料i副主:が -エンジンECUの不良-50'C刷、竹以ド)

15 *i~ilセンサ系統 イグニション ・スイッチ 3秒間卜ゼンサ11 1); Hi圧が × -水甑センサの不良: ON,エンジン ・グラ 4.9 V以 1:(;水温が-45 -水I品センサlu]r:告のl析線,ンキング中は除く ℃刷出l以下),又は3秒 w:紛又はコネクタの係魚Jl

間セソサ出ブJ'4iI_lが0.2 不良V 以下(水温が140"(;相吋 -エンジンECUの不良以1:)

16 ブース ト・エア温 イグニション ・スイッチ 3秒間セソサllJJJ屯圧が × -ブース ト・ ヱア1&ll.1立セン度セソサ系統 : ON 4.6V 以上(吸気担が サの不良

45 'c相当以 FL:Xは3 -ブース ト・エア温度セン秒1111センサ1(1);'fliFEが サ回路の断線, m絡又は0.3 V以 ド(吸S<i.T,品が110 コネグタの接触不良℃樹判以上) -エンジンECUの不良

17 JI~述センサ系統 -イグニシ日ン ・スイッ 4秒HIJセンサ1"11カ電圧が X • 111述センサの不良チ :ON 変化しなL、(パルス前号 -可Ij:!Iセンサ阿路の断線,

-エンジソ ・グランキン が入力されない) 短絡又は コネクタ J反骨~(不グ"'1よ除く 良

-エンジン回転速度が -エンジンECUの不良2800 r/min以上

-日向仰運転l昨

18 エンジンI"JI阪セン エンジン|吋転中, エンジ 4秒HlJエンジン|ゆ阪セン X -エンジン阿転センサの不サ(バッ グアップ ン ・クランキングψは除 サ山 JJ仰 とのill孟500 t迫拘)系統 く r/min -エンジン向転セン サ向路

のlf.Ji線,w.給又は コネクタの彼自~(不良

-エンジンECUの不良

21 エンジン阿転セソ -エンジン ・グランキン 3秒間センサwmlw二が 。-エンジン向転セソサの不サ系統 グ'1' 変化しない(パルス信号 良

-エンジン|口l転中, エン が入JJされなL、),又は -エンジン向転センサ(u(路ジン ・グランキング中 0.06秒間エンジンIU(II'i-ヒ の|折紙l,短絡又はコネグは|徐く ンサ(バッグアップ!日)111 タの緩制!不良

力に変化なし.0.3秒間l -エソジンECUの不良センサ出ブJに変化なし

-245 -

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-E司・E3・コード

診断頃日 点検領域 半IJ定条件ランプ

推定不具合原!碍No. 点灯

23 アイドJレ・スイッ イグニション ・スイッチ 1 秒間アク七JレUI1度30% 。-アイド Jレ・スイヅチのチNo.I系統 : ON.エンジソ ・クラ 以上,アイドル ・スイッ “ON"市立Jil;!

ソキングI J~は除く チNo.2 (アクセル ・ポジ -アイドル ・スイッチ日号ション ・センサ内必): 総lの短絡OFF. アイド jレ・スイ -エンジンECUの不良ッチNo.1 (アグセJレ・ポジショソ ・センサと}}IJ(-1> 型): OFF

24 アイドJレ・スイヅ イグニション ・スイッチ 1 秒間アグーヒルJJI1度0%. 。-アグセル ・ポジション ・チNo.2 (アクセル : ON.エンジソ ・クラ アイドル ・スイッチNo.l センサーの不良-ポジション ・セ ンキング111は除く O)IJ体型): ON.アイド -アクセル・ポジション ・ンサ内桜)系統 ル ・スイッチNo.2 (内政 センサ|ロI ~告のl折線,短絡

相): OFF, 又は l 秒l~lJ 又lよコネグタの接触不良アタ-ヒル1)日Jn:SO%以 1:. -アイドル ・スイザチのアイドJレ・スイッチNo.1 “ON"依陣(別体型D:OFF.アイ -アイドル ・スイッチ (,";号ドjレ・スイッチNo.2(ア 総iの短絡グセJレ・ポジション ・セ -エンジンECUの不良ンサ内政): ON

25 タイマ ・ピストン イグニション ・スイッチ l 秒間,センサのLU)J屯 。-タイマ ・ピストン位{位セ{立位セソサ系統 : ON.エンジソ ・グラ 圧 が4.9V以上,又は ンサの不良

ンキソグ中は除く 0.3V以下 -タイマ ・ピストン依世セ

ンサluJ路タのの断J業線創, 短絡又はコネグ l不良

-エンジ:ノECUの不良

26 コントロール ・ス イグニション ・スイッチ 0.3秒JnLセンサのHI)J x -コントr:Jール ・スリープリーブ位置セソサ : ON ~l1ほか4.5V以 1-.,又は (立位センサの不良系統 0.3V以ド -コントロール ・スリープ

1女 11?1~セン・サ回路の|紛紛1.w.絡又はコネグタのJ宴角9l不良

-エンジンECUの不良

~ 1 メイン ・スIJット エンジン[UI転速度が1600 2秒I:il.ブーストfF.)J< 。-メイン ・スロットJレ・ソlレ・ソレノイド ・ r/minかつアクセルIJ目度 大気圧+30kPa レノイド ・パルプの不良パルプ系統 75%以上 -メイン ・スロットル ・ソ

レノイド ・バルブ阿路の断線. !ii給又はコネクタの接触不良

-エンジンECUの不良

43 タイミング ・コン 冷却水温80'C以上,エン [Hé~自立一実ìltlJ(1白]主主20% 。-タイミング・コントロート11-)レ・パルプ ジン迎転中 デューティ !t) Jレ・バルブの不良系統 -タイミング ・コントロー

ル ・バルブlul路の断線,短絡又はコネクタの接触不良

-エンジンECUの不良

46 I~射日Jlfi.Jf抵抗系 イグニション ・スイッチ 5秒間入力也圧が4.7V X -噴射iJ:補正m:抗の不良統 : ON.エンジン ・グラ 以上, Xは 5秒間入力也 -エンジンECUの不良

ンキング中は除く n:::がO.3V以下

48 GEアクチュエー イグニション ・スイッチ [1:1 f~~(I((一実iJ[1J(tÜ]o?; 25 % 。-コントローJレ・スリーブタ(コントローlレ : ON (デューティ比) i主位セソサの不良-スリープ位世セ . GEアグチュエータの不良ンサ中間放障)系 -コントロール ・スリーブ統 {也位センサ阿~の能rr線,

短絡又はコネクタの族向虫不良

-エンジンECUの不良

49 オーバ ・ブースト イグニション ・スイッチ l 秒間ブース卜圧が155 。-ターボチャージャのウエ: ON.エンジン・グラ kPa以上 スト ・ゲートの不良ソキソグ中は除く -エンジンECUの不良

-246 -

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-=・Eλ1・・5 自己診断故障コード表示時の点検・整備

1) コード地12(図-32)

24

39

ECU

11

5豆[) フ本

2

ブース卜庄センサ

3

¥ 雷雲塾

図-32 ブース ト圧センサ系統

コードぬ12 ブース卜Jl='センザ系統 推 定不具合防(I刈

点検筒抜 -ブーストfE.ヒンサの不良-イグニション ・スイッチ :ON,エンジン ・クランキング'1レは除く -ブース卜庄センサの回路の|新線,気l判定条例: 紛又はコネグタの燐触不良• 1秒間lセンサ111)JilifF.が4.5V以 ヒ(ブーメトII='が306.7kPa {2300n醐 Hg}相当以ヒ) -ブーストI主センサ ・ホースの外れ又は -エンジンECUの不良• 1秒tnlセンサLU1J'Ifi.IEがO.2V以ド(ブース卜正が20kPa {15001l0 Hg}相当以日点検領以-エンジンいl転j単位が1600r/min以上,アグセルIJf4J立50%以上判定条件• 2秒間ブースト庄}J<大公庄+13kPa{lOO剛 Hg}

A-118プース トI..tセンサ・コネク NG 代ンサコれト| コネクタ点検 C-87 伴立+修 正

9での測定 9でのi制定 lOK -コネ?9t,盛和t コネクタ切り艇し.ハーネスsll

(テスト ・ハーヰス. で測定

Ml3991348 ~.HIJ) 3-… ,\'!( Ff,t.lJi~町'íilll

• Jーアース1111の1U1正 (イグニシヲン ・スイッチ:ON) lNG {エンジン:アイドル滋f*l;) OK : 4.5-5.5V OK : t.2-1.6V . 2ーアースIIlIの獄巡

エンジンECU-ブーストIf.センサ・ ドと+修正'1ーアース1111の1(111: OK:ありOI( :アイドル運転状蛾からアク コネクタ1mハーネス点検

OK セルレ-9・ペダルを,i,'if.I OK に附むと.1.2-t.6Vから NG 11事的tこ1::11.する. コネクタ点倹 A-118 修正

OK OK 「ーエンジンECU州

コネクタ点後 A-1l8 円| 依陣fJl5良町iiJs トオエン刈CU-ブース川山 ド山修正

OK コネ?91111ハーネス点検

|OK ,¥'!(R¥現象liil1il'J

プーストIT:センサ~サージ ・ 9 ンク ド~修正NG 1111のパキューム ・ホースを点検する

エンジンECU交倹 OK

247 -

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2) コー ドNo.15(図-33)

ECυl 、,、J 4265 ・ :bJJ払団アミト 伍歪B

@

図-33 水温センサ系統

コードNo.15 水i&'ILセソサ系統 折U:E不)1,合 瓜(I刈

点検飢J成 -水1Mセンサの不良-イグニション ・スイッチ :ON.エンジン ・グランキング小は除く -水1仏センサー11~告の断線,知絡又はコ判定条件 ネグタのJ長剣!不良. 3秒1mセンサn:カm正が<l.9V以上(水縦一45C相%以ド) -エンジン ECUの不良又は

. 3秒間センサ111)J屯圧がO.2V以下(/t(温140'(;相当以上)

NG 交虫員

A-I06水iaセンサ・コネクタでの測定

・コネクヲωり厳し.ハーネス側で測定

'2ーアース11¥1の徳川

(イグニシ J ン ・スイ ッチ :ON) 01< : 4.'j-5.5V

. 1ーアースII¥Jの卯泌01< :あり

コネクタ点検 C-87 , C-88

IOK

修正

政隊現』民l稽la一一~ー

OK ING エンジンECU-水温センサ ・コネクタ|削ハーネス点検

コネクタ点検 A-l飴

10K

NG 修正

OK

修正

エンジンECU炎侠

必一

昨随一

G

袋一M阿

波「

隊一

般一

エンジンECU交換

-248 -

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6 重点部位の点検・整備

1) 排気ガス再循環(EGR)装置の点検

(1) 機能点検(図-34)

①エンジンを始動し,エンジン冷却水温が65t以上になる

まで|庇機する。暖機後,アイドル運転状態でEGRパル

プのダイヤフラムがリフトしていることを確認する。

②急激なレーシングを行ったとき(全!HJ), EGRパルプの

ダイヤフラムかバルブを閉じる}j向に作動すれば,正常

である。

(2) EGRソレノイド・パルプNo.t /胤 2の作動点検

①EGRソレノイド ・パjレブNo.1 /No.2のコネクタ及びパキ

ューム ・ホースを取り外す。

②EGRソレノイド ・パjレフ'No.1 /No. 2の各ニップルにハン

ド・バキューム ・ポンプを使用して負正を掛け,各

EGRソレノイド ・パjレブの端子に屯圧を掛けた場合と

除いた場介について気密を点検する。

(イ) EGRソレノイド・パルプNo.1 (図-35)

バッテリ1!lfC 正 1常な状態

通電11年負LEがリークする。(ニップJレB をふ~ぐとttLE保持)

41;辿~lLlIケ 負圧保持

(ロ1) EGRソレノイド・パルプ胤 2(図-36)

バッテリ1tiA 正常な状態

通電Il;'j負庄がリーグする。(ニップJレD{i:ふさくと白LE保持)

JI:.iÚI',Wk~ !U主がリーグする。(ニップJレEをふさぐと!UE保持)

(3) EGRソレノイド・パルプNo.t /No. 2の抵抗点検

(図ー37)

EGRソレノイド ・パルプぬ 1/No. 2のコイ jレ抗抗を測定

する。

標準値

EGRソレノイド ・パルプ D[IJ定端子J馴他 Q I

(20'Cのとき)

No. I 3-7 36--44

No. 2 4 -8

249

図-34 機能点検

図-35 EGRソレノイド・パルプNo.1

図-36 EGRソレノイド ・パルプNo.2

繭岨

E伺ソレノイド ・パルプNo.l

図-37 抵抗点検

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--=・E弓・

2) ブースト圧センサの点検(図-38)

①ブースト圧センサのコネクタを切り離す。

②ブース 卜圧センサのコネクタとハーネス側コネクタの附

に特殊工具テスト ・ハーネス(MB991348)を接続する。

③ブースト圧センサの端子地 1(センサ出力)と端 fNo.2

(センサ ・アース)I日!に,デジタJレ式'il1J主計を接続する。

@イグニショソ ・スイッチを“ON"にする。

⑤エンジン ・アイドル迎転時,ブース卜圧センサの山}J電

圧を読み取る。

標準値 1. 2-1. 6 V

@エンジン ・アイドjレ運転状態からアグセル ・ペタルを急

激に踏んだときの出ブJ'I1i圧をe沈み取る。

標準値 1. 2-1. 6 Vから一時的に上昇

⑦~~i~I1{rI~を外れる場合Ij.ブースト応センサ|刻辿ハーネス

を点検する。

3) ブースト・工ア温度センサの点検(図ー39)

①ブース 卜 ・ エア品IU~センサを取り外す。

②ブースト ・エア制度センサ ・コネクタの端 fI口!抗抗を側

定する。

標準値 2.3-2.9 kQ (20・Cのとき)

0.3-0.39 kQ (80・Cのとき)

③ヘア ・ドライヤを用いてセンサ却の温度を上げながら抵

抗を測定する。

正常な状態:温度が上昇すると,抵抗値が小さくなる。

@際準([1立を外れている場合,又は抵抗が変化しない場合は,

ブース卜 ・エア制度センサを交換する。

置罰 プfスケットも同時に交J換すること。

⑤ブース 卜・エア慌度センサを規定卜jレクで締め付ける。

締め付けトルク 15N'm{1.5kgf'm}

4) 水温センサの点検(図-40)

①水温セソサを取り外す。

②水温センサの感温部を梯に付けながら,コネグタの端子

聞の低抗を測定する。

標準値 2.3""'2.6 kQ (20・Cのとき)

0.30-0.34 kQ (80・Cのとき)

③標準値を外れている場合は,水温センサを交換する。

@水温センサのねし部にシール剤を塗布し,規定 トjレクで

締め付ける。

締め付けトルク 40 N' m {4. lkgf. m}

-250 -

センタ側コネクタ

図-38 ブースト圧センサの点検

サンセ度温アタ‘F

.ネ

r』

トコ

ス側-

n

/ ブースト・エア温度センサ

国一39 ブースト・エア温度センサの点検

図-40 水温センサの点検

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5) アクセル・ポジション・センサ(APS)の調整

(図-41,42, 43, 44)

①APSのコネクタ合切り離し. APSのコネクタとハーネ

ス側コネクタの間に特殊工具(テスト ・ハーネス :MB

991536)会接続する。

②APSコネグタのセンサ出)J端子とセンサ ・アース端子

mJにデジタル式電圧n十を接続する。

七ンサUlh場予

端 fNo.2 (~ ~~ U~の 17色グリ ッ プ)

③イグニション ・スイッチをONにする。(エンジンは始

動しない)

APS側コネクタ

偲盤窃APS

図-41 アクセル ・ポジション ・センサの調整(1)

。APS を全!J自にする。(アクセル ・ ペダル~-杯踏み込ん 図-42 アクセル・ポジシヨン・センサの調整(2)

た状態)

⑤APSの11-1)J'i!Ir巨を点検する。

標準値 4.47---4.53 V (APS全開時)

@f~{L\ll (1立を外れている場合は. APS取 り付けボルトを緩

め.APS本体会回して調整する。

⑦上記CD---⑤の特性確認後.APSを全|年!(アグセjレ・ベダ

Jレから足を向r~ した状態)にし . Hi)J'f!!圧を点検する。

標準値 0.67---0.93 V(APS全閉時)

③棋単位を外れている場合は,アイドル ・スイッチNo.l

(別体型)の取 り付けナッ トを緩め.APS全昨H立位を調

盤する。

⑤A/T Jp:の場合,部H警が終わったらイグニション ・スイ

ッチを OFFにして.A/T-ECUのハーネス ・コネク

タを n度外し,約10秒経過後に再ひ接続し,イグニショ

ン ・スイッチを ONにして l秒以上経過後に,アクセル

レータ ・ペダJレを一杯に踏み込んでから起を離す。

図-43 アクセル・ポジション・センサの調整(3)

図-44 アクセル ・ポジション ・センサの調整(4)⑬調整が終わったら,アイドル ・スイッチNo.1, 2の点検

を行う。

- 251ー

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--=・・~ヨ・

6) アクセル・ポジション ・センサ(APS)の点検

(図-45)

①APSコネクタを切り離す。

②APSコネクタのセンサ電源端子とセンサ ・アース端子

|聞の抵抗を測定する。

セソサ電iMi端下

t精子No.I

標準値 3.5--6.5 kQ

センサ ・アース端子

端子No.4

APS '/ A問機部側

コネクヲ

図-45 アクセル・ ポジション ・センサの点検

③APSコネクタのセンサ出力端子とセンサ ・アース端子聞の低抗を測定する。

セソサLH)J端f

端-{-No.2

正常な状態

センサ ・アース端子

端fNo.4

アクセル・ペダルをゆっくりと|アグセル・ペダル開度に比例しアイドル位位から全開まで聞く|てスムーズに変化する

@繰;準il"iを外れている場合,又は抵抗がスムーズに変化しない場合はAPSを交換する。

直記 交換後はI APSを制整する。

7) アイドル・スイッチNo.2 (内蔵型)の点検(図-46)

①APSコネグタに特殊工具(テストリ¥ーネス :MB

991536)を接続する。

②APSコネグタのアイドJレ・スイッチ端チとセンサ ・

アース端子聞に抵抗計を接続する。

アイドル ・スイッチ端チ

端子No.3(特殊工,!{の黄色クリップ)

センサ ・ア-'l,端 f

ÿ~子No. 4 (特殊工具の然色クリップ)

図-46 アイドル・スイ ッチNo.2の点検

③APS全開状態で,アイ ドJレ・スイッチがON(アイドル端下とセソサ ・アース端子聞に導通がある)になって

いることを{確認する。

Q)APSを約30%以 l二聞いた状態でアイドル ・スイッチがOFF(アイドル ・スイッチ端子とセンサ ・アース端子

問の導通がなくなる)になっていることを確認する。

8) アイドル・スイッチNo.1 (別体型)の点検(図ー47)

サーキット ・テスタを接続し,アクセjレ・ペダjレを踏ん

でいる状態で導通があり,アクセjレ・ペダルから足を雌

している状態で導通がないことを雌認する。

- 252一

図-47 アイドル・スイ ""チNo.1の点検

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9) フューエル・インジェクション ・ポンプの点検

(1) フューエル・カッ ト・ ソレメイド了 パルプの作動点検

(図-48)

プ斗ーエlレ・カット ・ソレノイド ・パルプにサウソド ・

スコープそ当てて,イグニショソ ・スイッチを“ON"に

したときに作動膏が聞こえることを確認する。

(2) フューヱル・力ット・ソレノイド・パルプのコイル抵

抗の点検(図-49)

①フューエJレ・カット ・ソレノイド ・パルプのコネクタを

切り離す。

②ヲューエル ・カット ・ソレノイド ・パルプ ・コネググの

端子①ーボデー聞のほ抗を測定する。

標準値 8 ~9 . 2Q

(3) タイミンゲ・コントロール ・パルプのコイ ル抵抗の点

検(図-50)

①タイミング ・コントローjレ・パルプのコネグタを切り離

す。

②v;品チ⑤ ①Hnの低抗を測定する。

標準値 10. 8~ 1 1. 2Q

(4) タイマ・ピス トン位置センサのコイル抵抗の点検

(図-51)

①タイマ ・ピストソ位置セソサのコネクタを切η離す。

②端f①②,①ー③,②一①間の抵抗を測定する。

標準値 ①ー② 160~ 168Q

①ー③ 80----84Q

②ー③ 80----84Q

-253 -

図-48 7コーヱ)!-・カッ ト・ ソレノイド ・パルプの作動点検

図-49 7:lーエル・カッ ト・ソレノイド ・パルプのコイル抵抗の点検

@一個。

図-50 タイミンゲ ・コントロール・パルプのコイル抵抗の点検

自習

図-51 タイマ ・ピストン位置センサのコイル抵抗の点検

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(5) GEアクチュエータ(電子ガパナ)の点検(図-52)

次点の端チ問の低抗を測定する。

置亙燃料噴射日:調整低抗は, No.Iからぬ13までの13段階設けられており,このうちの制約ューエlレ・イソジ

工グション ・ポンプに取り付けられているので抵抗ぬをE在認した上で点検すること。

点検的所 制子HH ~:~ 411 (111

@ー⑫ 11.2-12.40 コントロール ・スリープ{立ii"eセ@ー@5. 6-6. 2~} ンサの抵抗他

@ー⑫ 5.6-6.20

GEプグチュエ @→⑪ 0.6'1-0.720 ーグの瓜抗鱗

171-1890

2 285-3150

3 408.5-451.5n

4 589-6510

GE 5 779-8610 アクf-ュエータ('il!子プfパナ) 6 10'15-1155{}

燃料噴射量制整@一① 担Wi: 7 1425-15750 の4l!:Dt(lii No.

8 1900-21000

9 2565-28350

一10 3705-40950

11 5320-58800

一12 7790--86100

13 14.25-15. i5kn

燃料温度センサ⑦ー⑪ 1. 9-2. H2 の抵抗仙

10) 吸気絞り装置の点検

(1) メイ ン/サプ・スロッ トル・ソレ ノイド・パルプの作

動点検(図-53)

①メ イン/サプ ・スロットル ・ソレノイト ・バルブのコネ

グタ及びバキューム ・ホースを取り外す。

②メイソ/サプ ・スロットル ・ソレノイト ・バルブの各ニ

ップルにハンド ・バキューム ・ポソプを使用して負圧を

掛け,各ソレノイド ・パルプの端 flこ電圧を掛けた場合

と除いた場合について気密を点検する。

バッテリ',l!ff E 常な状態

j凶1出l年 J't圧がリーグする。(ニップJレAをふさぐとJUF.保持)

.JI '泊~Illl.~'t'J.圧がリークする。(ニッブJレC をふさくと J~応保持)

...J

254

量豊斜鳴射.OI鐙抵lJt{t丘銑No.襲来位置}

図-52 GEアクチュエータの点検

図-53 メイン/サプ・スロ '1 トル ・ソレノイド ・パルプの作動点検

Page 24: 電子制御式ディーゼル・エンジンkiroku.bufsiz.jp/gijyu/H12/jit/H12-9mitubishi.pdf三菱自動車工業株式会社 電子制御式ディーゼル・エンジン 通称名

--=・E':1・(2) メイン/サブ・スロットル・ソレノイド・パルプの抵

抗点検(図-54)

メイン/サプ ・スロッ トル ・ソレノイド ・パルプのコイ

lレの抵抗を測定する。

標準値

スυット1レ・ソレノイド ・バルブ illlJ定端子 低抗他Q

メイ:ノ 2-6 36-44

サプ 1-5 36--・14

参考

1) 端子電庄一覧表

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サプ・スロットル・ソレノイド・パルブ

メイン ・スロットル・ソレノイド ・パルプ

図-54 メイ ン/サブ・スロ "1トル・ソレノイド・パルプの抵抗点検

エンジンECU点検項 n .(~ 検 条 {牛 基準 仙

点検端rB 16 エンジン問転センサ エンジン :アイドル運転 1. 5-2. 5 V

アグセJレ・ポジシ可ンアイドル位i町 0.6-1.0V

B-,1 -センサ

イグニション ・スイッチ・ ONツJレ{(L~t 4.4-4.6V

アイドル ・スイッチNo.2 アイドル位!位 。-t.OV

A-IO (IJ成型)

イグニショソ ・スイッチ :ON Jドアイドlレ{剖白 4 V以上

アイドjレ・スイッチNo.1 アイドル位ti1 0-1.0V

A-23 (j)lj体型)イグニショソ ・スイッチ:ON

非アイドル位世 バッテリ電圧

B-9 ブースト庄センサ イグ.ニショソ ・スイッチ:ON(760mmHg) 1.2-1.6V

。℃ 3.2-3.8 V

ブース ト・エアtf,;t位 20-C 2.3-2.9V B-13

センサイグニション ・スイッチ :ON

40-C 1. 5-2.1 V

80'C 0.4-1.0V

o 'C 3.4-4.5 V

20-C 2.6-3.6V B 15 水温センサ イグニション ・スイッチ・ ON

401: ).8-2.5V

80-C O.7-1.IV

。℃ 3.2-3.6V

20-C 2.3-2.7V C 13 燃料温度センサ イタニション ・スイッチ :ON

~O 'C 1.4-1. 8V

80'C 0.4-0.8V

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ヱンジンECU点倹項目 l.¥ 、 検 条 件 基準 (II~

点倹端子

メイン ・スロットJレ・イグニション ・スイッチ:ON(エンジン停止) バッテリm/E

A-18 ソレノイド ・バルブ

エソジン版俊後,アイドル状態から急激なレーシング金行う。 O~IV

サブ ・スロットル ・エンジン:アイドル運転 バッテリ'il!圧

A-19 ソレノイド ・パルプ

エンジン:アイドル運転 'flhl:(約3秒以内) O~I V

B 2 コントロール ・スリープ

2. 2~2. 7V B-3 イグニシ司ン ・スイッチ:ON(エンジン停止) 2.0--4.0 V B-11

位舵セソサ2.0--4.0V

B 6 タイマ ・ピストン

2.2.....2.7V B-5 イグニシ Iン ・スイッチ:ON(エンジン停止) 2. 0""'4. OV B-1<1

i包位セソサ2.0--4.0 V

-0.85V‘ 1・C i エンジソかJ]転センサ 工ンジソ;アイドル運転 0.85Vを繰り

返す。

八 3 タイミンク ・コソトロー

イグニション ・スイッチ:ON(エンジン停止) 11V以上Jレ・パルプ

A- 1 GEアグチュエータ イグニシ可ン ・スイッチ:ON(エンジン停止) 9 V以上

ツューエjレ・カット ・イグニション ・スイッチ ・OFF-'ON バッテリ屯圧

A-2 ソレノイド ・パルプ

エンジン:アイドル迎転川グニション ・スイッチ:OFF(約 1f'J.1~) O~ IV

B 8 llii率七ソサ-イグニション ・スイッチ :ON o V< > 5 V . Jlt r.l~をゆっくり前進させる 金繰り返す。

イグー二ション ・スイッチ:ON 0--3V C 12 コントロール ・リレー

イグニシ 1ン ・スイッチ :ON→OFF(約8秒後) バッテリ電圧

C 17 ( A BS 1Q.?'flli ABSスイッチ イグニシ Jン ・スイッチ:OFF 'ON バッテリ電圧のみ)

C 22 パックアップ屯瀬 イグ二ショソ ・スイッチ:OFF バッテ リ征|

イグニション ・スイッチ,

C- 1 -ST

エンジン :グランキング 8V以上

。- 1v. I A 8 エンジン事事特灯 イグニシゴン・スイッチ:OFF 'ON 9 .....13V

(数秒絞i必後)

C 2 エアコン ・スイッチ エアコン('F動1'-1 バッテリ'irtlEトー一一ーー

A/T. M/T切り告書えA/T O.....IV

C- 6 スイッチ

イグニション ・スイッチ :ON M/T パヴテリ電任

パン/ワゴン切り告書えパソ O.....IV

C-20 スイッチ

イグニシ可ン ・スイッチ:ON ワゴン バッテリ電圧

P.Nレソジ O-IV A/T

上記以外 バッテリ~IVE

C 21 ニュートラル ・スイッチ イグニシ Iン ・スイッチ:ON パーキング ・ 。"'-'IVレバー :引く

M/T パーキング ・

バ yテリ駅 lレバー:}J!す

- 256

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