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S O F T W A R E
LC-MS GC-MS用データ解析ソフトウェア
差異解析、化合物検索まで定量分析、ターゲットスクリーニングから
TraceFinder ソフトウェアのワークグループ
分析のワークフロー
Thermo ScientificTM TraceFinderTMソフトウェアは、LC-MS、GC-MSによる定量からスクリーニング分析までをサポートするソフトウェアです。
TraceFinder のワークグループには、高分解能 /精密質量OrbitrapTM MSから汎用的な四重極MSのシステムまでが含まれます。
* Thermo Scientific Q ExactiveTMは、Orbitrapの前に四重極を搭載した、MS/MS測定が可能な四重極 -OrbitrapハイブリッドMSシステムです。 Orbitrapシリーズで測定したデータは、ターゲット定量だけでなく、ノンターゲット分析にも使用できます。
※ HR/AM=高分解能 /精密質量
高分解能 /精密質量LC-MS/MS
Q Exactive シリーズ*トリプル四重極LC-MS/MS
TSQ Endura トリプル四重極GC-MS/MS
TSQ 8000 Evo
サンプル
対象物
分析目的
検索
ソフトウェア Compound Discoverer化合物同定・構造解析
TraceFinder定量・スクリーニング
・CDB(コンパウンドデータベース)・MS/MSスペクトルライブラリ
TFデータベース
TraceFinderノンターゲットスクリーニング
mzCloudライブラリHR/AM MSnライブラリ
代謝物 既知化合物 未知化合物
代謝物の構造解析 ・定量・ターゲットスクリーニング
・ノンターゲット分析 ・キー化合物の探索
Orbitrapで採取したデータから構造推定などが可能
TraceFinderソフトウェアの種類・一般分析 ・クリニカル・食品 / 環境分析 ・法医学 /毒物分析
SIEVE差異解析
ターゲット定量分析TraceFinderは、定量、および半定量分析に適したソフトウェアです。既存のデータベースを使用したターゲットスクリーニングが可能です。
定量分析の流れ
■ CDB(コンパウンドデータベース)には、化合物のMS/MSトランジションなどの情報が入っており、 定量メソッドや測定メソッドに反映させることができます。
■ インテリジェントシーケンスでは、測定中に定量計算を行い、 基準値から値が外れていた場合は 「逸脱時のアクション」で選択した動作を行います。
■ レポート作成機能では、多くのテンプレートの中から目的に合ったものを選択し、カスタマイズすることができます。
■ データビュー画面で、ウィンドウ内の配置を 好みに合わせてカスタマイズすることができます。
CDBから測定対象物を抽出 CDBの条件を定量メソッドへ読込 定量メソッドの条件を測定メソッドへ読込
測定後、解析して編集した条件をCDBや定量メソッドに反映
測定・定量メソッド作成 サンプル測定 データ解析 レポート作成
■ 監査証跡機能により、メソッド変更などの履歴を□することができます。
機能
フラグを立てる項目などの設定が可能
監査マップイベントの編集・作成
監査証跡の記録表示
テンプレートの種類が豊富 英語 /日本語のテンプレート
TEL 0120-753-670 FAX 0120-753 -671
〒221-0022 横浜市神奈川区守屋町3 -9
E-mail : [email protected]
www.thermoscientific.jp
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Ⓒ2014 Thermo Fisher Scientific K.K. 無断複写・転載を禁じます。ここに記載されている会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。ここに記載されている内容は、予告なく変更することがあります。
ノンターゲット分析Q Exactiveシリーズなどの高分解能 /精密質量MS/MSでデータを採取した場合、TraceFinderを使用して未知成分の探索を行うことができます。
■ ノンターゲット化合物のスクリーニング
■ 全イオン検出の質量スペクトルの同位体パターンや、MS/MSの質量スペクトルの結果を照合し、化合物を検索します。 得られた化合物情報は、定量メソッドにエクスポートすることができます。
■ TraceFinderから「差異解析ソフトウェアSIEVETM」 にリンクして、サンプル間で違いがあるピークを見つけ 出すことができます。
■ キーとなるピークを特定したら、高分解能 /精密質量MSのライブラリ(HR/AM ライブラリ:http://planetorbitrap.com/register、mzCloudTM ライブラリ:https://www.mzcloud.org)を 使って化 合 物の 検 索を行うことができます。mzCloudライブラリには、農薬、自然毒、ステロイド、ビタミン類、天然物、生薬、添加物、色素、代謝物などが含まれています。
機能
未知化合物ピークは、既存のデータベースを使用して検索が可能です。データベースはユーザーサイドでカスタマイズできます。CDB:コンパウンドデータベース ➡ ・ 組成式、精密質量など ・ MS/MSのトランジションMS/MSスペクトルライブラリ ➡ ・ MS/MS精密質量スペクトル ・ 1化合物につき複数の条件でのMS/MSスペクトル ・ 農薬、かび毒など
チェックしたい項目ごとに画面の切替が可能
実測の質量スペクトルの同位体パターン
実測のMS/MSスペクトル
予想される化合物の質量スペクトルの同位体パターン
予想される化合物のMS/MSスペクトル
一致率(スコア)の高さにより ● > ● > ● が表示されます。
表示項目を目的に応じてアレンジできます
化合物が検出された場合、 □することにより定量メソッドへエクスポート
フラグメントイオンm/z
ライブラリ検索結果
アダクトイオン 質量誤差
保持時間
同位体パターン
ライブラリ検索結果 化合物名
組成式
フラグメントイオンの質量誤差
同位体パターンスコア
ライブラリスコア
保持時間誤差 面積値
理論 /実測m/z
予測 /実測保持時間
HR/AM ライブラリ mzCloud ライブラリ
E1409