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ELM typeⅠ操作説明書 Version 2.1 2015/04/12

ELM typeⅠ操作説明書 - skygrove3 1. はじめに このたびは、天文台総合制御システム「ELM typeⅠ(えるむたいぷわん)Version 2」 を ご採用下さいまして誠にありがとうございます。

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ELM typeⅠ操作説明書 Version 2.1

2015/04/12

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目次

1. はじめに ..................................................................................................................... 3

2. 運用の開始 .................................................................................................................. 5

3. 天体観測の開始 ........................................................................................................... 8

望遠鏡を特定の姿勢に向ける ......................................................................................... 8

4. 天体の自動導入 ........................................................................................................... 9

「導入天体メニュー」から天体の自動導入 .................................................................... 9

「おすすめ天体」メニューから自動導入(プロフェッショナルエディション以上) ........10

星図ソフト(ステラナビゲータ)からの天体自動導入 ................................................. 11

5. 天体観測の終了 ..........................................................................................................12

6. トラブルシューティング............................................................................................13

7. 画面各項目の説明 ......................................................................................................16

8. 超簡単時刻合わせツール............................................................................................22

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1. はじめに

このたびは、天文台総合制御システム「ELM typeⅠ(えるむたいぷわん)Version 2」 を

ご採用下さいまして誠にありがとうございます。

本システムの動作可能なパソコンは Microsoft Windows Vista/ 7 / 8.1 をお使い下さい。

Windows 95 / 98 / Me / NT では動作しませんのでご注意下さい。

Windows XP については動作はいたしますがマイクロソフト社のサポート終了にともない

取り扱いには十分ご注意ください。

PC の性能については、以下の要件を満たすようにして下さい。

CPU とメモリ

基本ソフト(Windows)と星図ソフトが快適に動作する環境

Intel core 2 相当以上を推奨

ハードディスク空き容量

数 GB 以上

リムーバルドライブ(CD/DVD など)

システムのインストール時に必要

ディスプレイ

1920×1080 以上の解像度を推奨

DirectX9.0c 以上に対応したビデオカード

ネットワーク

イーサネットに接続できること

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商標について

Copyright © 2014 Skygrove,Inc. All rights Reserved.

ELM は株式会社スカイグローブの製品名です。

Microsoft Windows operating system は米国 Microsoft Corporation の米国およびそ

の他の国における登録商標または商標です。

ステラナビゲータは株式会社アストロアーツの登録商標です。

The Sky は米国 Software Bisque,Inc.の登録商標です。

その他、一般に会社名、製品名は、各社の登録商標、商標または、製品名、商品名で

す。

著作権について

本製品および付属のソフトウェアは著作権上の保護を受けています。本製品およびソフト

ウェアの一部あるいは全部について、株式会社スカイグローブから文書による許諾を得ず

に、いかなる方法においても無断で複写・複製することは禁じられています。また、第三

者への売買・譲渡・貸与・ネットワークを通じての頒布および再使用許諾することも禁じ

られています。

保証責任について

本製品を使用した結果、損害が生じた場合でも株式会社スカイグローブでは保証いたし

ません。

本製品を使用しての望遠鏡の制御の部分に関しましては、星図ソフトメーカーからのサ

ポートは受けられません。そのため、望遠鏡制御に関してのお問い合わせは星図ソフト

メーカーではなく、株式会社スカイグローブ([email protected])までお問い合わせ

くださるようお願いいたします。

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2. 運用の開始

開始前点検

運用開始前に必ず次のことを確認して下さい

1. 望遠鏡の姿勢は定位置になっていますか?

定位置以外にある場合は、望遠鏡のスイッチを「MANUAL」または「ON」にして、

ハンドセットを使用して定位置に戻してください。その後に望遠鏡のスイッチを

「OFF」にして下さい。

2. パソコンを起動させたら、パソコンの時計を秒単位まで正確に合わせて下さい。

基準とする時刻は電波時計などの正確な時計を基準にして下さい。

インターネットに接続可能なパソコンは自動的に時計合わせを行なう設定にしておい

て下さい。

3. 望遠鏡の稼働範囲に人がいないこと、障害となる物がないことを確認して下さい。

開始前点検が完了したら

1. 望遠鏡の電源スイッチを「ON」または「AUTO」にします。

パソコンからの操作に入ったら、緊急時以外では絶対に望遠鏡のスイッチを OFF にし

ないで下さい。

2. パソコンのデスクトップから ショートカットアイコンをダブルクリックして

ELM システムを起動させます。

星図画面が完全に描画されるまでしばらくそのままで待ちます。

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パソコンに図1の画面が表示され、星図画面まで表示さ

れましたら「スタートボタン」をクリックします。

図 1

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図 2 の原点検出画面が表示されますので、「実行」を

クリックします。

望遠鏡が原点ポジションを通過するまで赤経・赤緯

軸が動き始めますので、十分に注意して下さい。

尚、キャンセルをクリックしますとシステムが終了

します。

図 3

原点検出動作が完了しますと図 3 のような画面になります。

* ご使用になるパソコンの画面の解像度によっては配置が異なる場合があります。

* 望遠鏡の電源スイッチを切らずに、再度システムを起動した時は「原点検出画面」

は表示されません。

図 2

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3. 天体観測の開始

望遠鏡の筒先の蓋(ふた)を外したり、観測のためのアイピースやカメラなどの取り付け

を行なうために望遠鏡の姿勢を変える必要がある場合、望遠鏡のハンドセットを使用して

姿勢を変えることができます。この時、筒先が規定最低高度以下にならないように注意し

て下さい。

また、次の手順でパソコンから指定の姿勢へ自動的に向けることもできます。

望遠鏡を特定の姿勢に向ける

自動導入の様々な対象のメニューが

(図 5)の左の「導入天体メニュー」

ボタンをクリックすることで表示され

ます。

このメニュー中に「ホームポジション」

「鏡筒蓋開閉位置」「アクセサリー交

換」の各ボタンには最適な姿勢位置が

記憶されています。必要なボタンをク

リックして「GO TO」ボタンをクリッ

クすることで自動的に指定位置まで動

きます。

図 5

図 4

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4. 天体の自動導入

「導入天体メニュー」から天体の自動導入

特定の姿勢の他に、「太陽系のおもだった天体」、「星雲・星団などの天体のカタログ番号」、

「座標指定」によって自動導入できます。

太陽系天体の自動導入

「太陽」「月」から「冥王星」までの 10 種類の天体を選んで「GO TO」ボタンで自動的に

目的の天体へ望遠鏡が動き、同時にドームも回転します。

* 太陽についての注意事項

太陽は強烈な光と熱を発していますので、観測については細心の注意が必要です。

また設定により「太陽」ボタンをなくすことも可能です

4. 星雲・星団のカタログ番号で自動導入

観測したい星雲・星団のカタログ番号を「M」「NGC」「IC」のカタログを選択して引き続

き番号を画面のテンキーを使って入力します。そのあと「GO TO」ボタンで目標を自動

導入し、同時にドームも回転します。

5. 座標を指定して自動導入

指定座標は赤道座標として以下の例のようにテキストボックスに入力します。

例)RA:10h20.5m DEC:+12°34’ → 1020.5 1234

例)RA:9h20.4m DEC:-20°25’ → 0920.4 -2025

RA と DEC の区切りは半角スペースとして、赤緯の符号のプラスは省略可能です

そのあと「GO TO」ボタンで目標を自動導入し、同時にドームも回転します。

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「おすすめ天体」メニューから自動導入(プロフェッショナルエディション以上)

おすすめ天体は、リアルタイムで眼視観望会などに適した対象を自動的に選び出して写真

を表示します。

表示された天体写真をクリックして「GO TO」ボタンをクリックしますと、その天体を自

動導入します。

上部の「おすすめ」「月・惑星」「恒星」「星雲・星団」ボタンは、カテゴリーを限定して表

示させる機能です。

また、「おすすめ」はすべてのカテゴリーに含まれる天体を観望に適していると思われるも

のを表示しています。

図 6

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星図ソフト(ステラナビゲータ)からの天体自動導入

星図ソフト「ステラナビゲータ」で、目標天体をクリックします。

図 7

クリックした天体情報が表示されますので、「天体自動導入ボタン」をクリックしますと、

その天体を自動導入します。

ステラナビゲータの詳しい使用方法につきましては、ステラナビゲータのヘルプ画面を参

照して下さい。

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5. 天体観測の終了

天体観測を終え、システムを終了する時は、「スタート・ストップボタン」を長押しします。

(マウスの左ボタンを 1.5 秒以上押したままにする)

この操作により、終了動作が開始されます。

図 9

ドームや望遠鏡が指定位置まで復帰が完了しますと望遠鏡の電源を OFF にし、本システム

も終了します。

望遠鏡本体のスイッチを OFF の位置に戻して終了です。

図 8

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6. トラブルシューティング

望遠鏡の電源スイッチを「ON」にするのを忘れてシステムを立ち上げてしまった。

画面の (スタート・ストップボタン)をクリックしてスタートする前であれば、

この段階で望遠鏡の電源スイッチを AUTO にしてからスタート・ストップボタンをク

リックしても大丈夫です。

AUTO にせずにスタート・ストップボタンをクリックしてしまった場合は、図 10 の

ようなエラーメッセージが表示されますので、「OK」をクリックするとシステムも終

了します。この後、改めて遠鏡の電源スイッチを「ON」にしてからシステムを再度起

動して下さい。

導入する天体を間違えてしまったので望遠鏡を停止させたい。

画面の 停止ボタンをクリックすることで、望遠鏡とドームが停止します。もう

一度停止ボタンをクリックすれば停止モードが解除されますので、再度導入などの操

作をして下さい。

尚、導入などの動作中であっても別の天体の導入操作をしても構いません。この場合

は先の導入動作が中止されて引き続き新たな天体を自動導入されます。

ドームのスリットと望遠鏡の向きがずれている。

停止ボタンで停止させた場合は、一時的にずれて停止していますが、再度天体を導入

すればドームの方位は正しく向きます。

天体導入が完了してもドームの方位がずれている場合は以下の手順でドームの向きを

修正して下さい。

図 10

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「マニュアル操作」ボタンが点灯していなければクリッ

クして下さい。

ドーム回転ボタンの左右どちらかのボタンでドームの

方位を望遠鏡と一致するように回転させて下さい。

以降、ドームと望遠鏡の方位は一致して連動します。

尚、左右ボタンの間にある「AUTO」ボタンは点灯状態

であることを確認して下さい。もし消灯していたらクリ

ックして点灯状態にして下さい。

* ドームの方位角度センサーは押し当てたローラ

ーの回転で検出しているため、使用している間

に少しづつずれてしまう場合がありますので、

時々、方位を修正する必要があります。

1. 自動導入した天体が視野の中央からずれている。

望遠鏡のハンドセットを使用して視野の中央に動かして下さい。

様々な要因で視野の中央に天体がない場合がありますが、極端に大きくずれる場合は

何らかの問題が発生している場合も考えられます。この場合は、次の手順でシステム

を強制シャットダウンさせた後、望遠鏡の電源スイッチを「MANUAL」側にしてハン

ドセットを使って望遠鏡の姿勢を定位置(開始終了位置)まで戻します。

その後改めて最初から通常の手順で立ち上げてみてください。

それでも改善されない場合は、担当者にご連絡下さるようお願い致します。

強制シャットダウンは、メーニューバーの「ファイル

(F)」「シャットダウン(E)」の順にクリックすることで通常の

終了手順のように定位置へ戻すことなく、即刻終了さ

せることができます。

強制終了させた場合は、ハンドセットで開始終了位置

へ望遠鏡の姿勢を戻してから、再度電源スイッチを

「AUTO」側にして開始操作を行えば正常に動作します。

尚、望遠鏡の電源スイッチを「OFF」や「MANUAL」の位置でドームを MANUAL 操作し

ますと、次回はずれていますので修正操作を行なって下さい。

図 11

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2. 観測中にエラーメッセジが表示された。

図 12 の上のエラー「赤経軸オーバーラン」が表示され

た場合は、赤経軸の可動範囲限界に達した場合に表示さ

れます。通常 1 分が経過すると反転動作が開始されます。

この反転動作は、フォーク式赤道儀の場合は一旦、接眼

部が架台の極部分を潜りますので注意して下さい。ドイ

ツ式赤道儀の場合は東西反転します。

尚、1 分を待たなくても「再導入」ボタンをクリックす

ることで反転動作を開始できます。

図 12 下のエラー「地平高度限界エラー」が表示された場合は、望遠鏡鏡筒の高度角が規

定高度を下回った場合です。この場合は放置しますと 1 分後に終了動作が実行されます。

観測を継続したい場合は、新たな天体を導入すれば継続できます。

図 12

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7. 画面各項目の説明

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1. メニューバー

2. 時計

現在の時刻を表示します

JST:日本標準時

UTC:協定世界時

LST:地方恒星時

3. 現在の赤道座標

α:赤経座標

δ:赤緯座標

J2000.0:2000 年分点

EOD:現在の視位置

4. 現在の地平座標

AZ:方位(南:0 度、西:90 度、北:180 度、東:270 度)

Alt:仰角(地平:0 度、天頂:90 度)

5. 目的天体赤道座標

α:赤経座標

δ:赤緯座標

6. エンコーダーモード

COLD:原点検出がされていない

HOT:原点検出済

7. ドライブモード

STOP:停止ボタンで停止中

STANDBY:停止ボタンを解除(ドームは一時的に連動していない)

MOVING:目標を導入動作中(ドームは目標位置へ移動)

TRACKING:日周運動中(ドーム連動)

8. 目標との差異

DEF:目標までの距離(単位 arcsec)

RATE:導入速度

カラーバー:赤、黄、緑、青の順で、目標から遠い順で変化します。

(赤:高速、黄:中速、緑:低速、青:導入完了)

9. ファンクション

「マニュアル操作」「導入天体メニュー」「おすすめ天体」の各画面を表示するファン

クションボタンです。

10. 停止ボタン

導入動作やドームを停止させます

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11. 雨滴感知表示

12. スタート・ストップボタン

制御システムの開始と終了をします

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8. 超簡単時刻合わせツール

ネット環境のない PC のシステム時計を簡単操作で時刻合わせを行います。

Windows のスタートボタン→「すべてのプログラム」→「天文台総合制御システム ELM」

→「超簡単時刻合わせ」の順にクリックして起動させます。

または、デスクトップにショートカットを作成して

アイコンで起動させてもかまいません。

電波時計など正確な時計を用意します。

時間と分はそれぞれの+ボタンと-ボタンで 1 回押す毎に 1 加減算されます。

00 ボタンで時計をその時分のまま 0 秒に変更します。

時分を変更すると少しだけ秒も遅れますので時分を合わせた後に秒を合わせるように

して下さい。

プログラム右上の☓で終了させて下さい。

このプログラムは管理者権限でないと時刻変更はできません。

このプログラムは日付の変更はできません。