Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
新商品速報
マイクを使用するあらゆるアプリケーションの音声品質向上に貢献製品概要
本製品は、音声品質を向上させるため、2つの無指向性マイクで鋭い指向性を形成するビームフォーミング技術を用いて指向性を形成し、さらに指向軸方向に残った定常ノイズはノイズサプレッション機能により低減させることができます。この手法はノイズキャンセルのみの手法と違い、目的音をより強調させることができます。また、2つのマイクを10mmという短い間隔で実装でき、スマートフォンをはじめあらゆる小型機器への搭載が可能です。さらに、処理の最適化を行うことでビームフォーミング機能使用時の処理遅延時間を10msec以下にし、他のアプリケーションへの影響も最小限に抑えます。これらにより、様々な機器での音声認識率の向上やハンズフリーの通話品質改善に貢献できます。
BU8332KV-M超指向性マイク信号処理LSI
■ 低ノイズ&高音質を実現!
■ 音声認識率を大幅に向上 ■ その他特長
VQFP48
■ 鋭い指向性で目的音をよりクリアに集音
55F6637J 2012.09
BU8332KV-M
10mm10mm10mm10mm
ADC
ADC
ビームフォーミングノイズサプレッション
DAC
無指向性マイクを2つ使ったBU8332KV-Mは、指向性を作ることができます(緑の領域)。 その結果、雑音(黄矢印)が消え、目的音(紫矢印)が明瞭になります。
2012 149
ノイズノイズ ノイズノイズ
ノイズノイズノイズノイズ
目的音目的音
指向軸
指向軸
015
30
45
60
75
90
105
120
135
150165
180195
210
225
240
255
270
285
300
315
330345
-5
-40-45
-10-20-25-30-35
-5
-40-45
-10-20-25-30-35
00
左図は指向性を視覚的に表したグラフ(ポーラパターン)です。円は中心からの方向を示しており、赤線は各方向のゲインを示しています。また、0°方向を目的音方向としています。
はBU8332KV-Mの特性は従来のマイクの特性
<BU8332KV-Mと従来マイクの指向性比較>
未使用時にはノイズレベルが55dBSPLで認識率が急激に低下しますが、使用時にはノイズレベルが65dBSPLでも45%の認識率を実現できます。
周囲ノイズレベル
1009080706050403020100
45dBSPL 55dBSPL 65dBSPL
使用時(青)未使用時(赤)
認識率(%)
80
5
90
0
45
95
<BU8332KV-Mを使用した時の音声認識精度>・指向性パターンが選択可能 ①単一指向性 ②双指向性 ③鋭指向性 ④無指向性・指向性の向きを180°反転することや指向性の鋭さを調整することも可能・ビームフォーミング機能使用時の処理遅延時間が10msec以下・指向軸方向に残った定常ノイズを低減させるノイズサプレッション機能を搭載・サンプリング周波数16kHz・アナログ出力(LINEOUT)またはデジタル出力(PCMインタフェース)・3.3Vの1系統で動作可能(コア電源用のレギュレータ内蔵)・マイク用バイアス、プリアンプ回路内蔵・2線ホストインタフェース・スタンドアローン動作可能(EEPROM用SPIインタフェース内蔵)
ハンズフリーや携帯機器など音声入力のあらゆるニーズに利用可能
用途
・カーナビ・スマートフォン
・ノートPC・ヘッドセット
・動画撮影機器・etc