ETSSETSSETSS,ETSS-JMAABの紹介と、アイシンAWでの ...jmaab.mathworks.jp/matlabexpo.pdf• MATLAB/Simulinkベースでの設計・開発環境の発展 • 自動車メーカーとサプライヤーの境界を越えた効率的な開発環境の

ETSS ETSS JMAABの紹介とETSS,ETSS-JMAABの紹介と、アイシンAWでの実施例についてアイシンAWでの実施例について

[JMAAB講演][JMAAB講演]JMAABボードメンバー

アイシン・エィ・ダブリュ（株）アイシン・エィ・ダブリュ（株）

解析技術部主任研究員

久保孝行久保孝行

ＪＭＡＡＢとは

本日は、ＪＭＡＡＢボードメンバーアイシンＡＷの久保からJMAAB教育ＷＧ発行のETSS-JMAABの紹介を行います。

JMAAB (Japan MATLAB Automotive Advisory Board) JMAAB (Japan MATLAB Automotive Advisory Board)

JMAAB教育ＷＧ発行のETSS JMAABの紹介を行います。

国内自動車メーカーと、同自動車用制御装置サプライヤーの

MATLABユーザー会

活動目的活動目的

• モデルベース開発（MBD）の推進、MBDプロセスの早期実現

• MATLAB/Simulinkベースでの設計・開発環境の発展

• 自動車メーカーとサプライヤーの境界を越えた効率的な開発環境の実現実現

スローガンスローガン

開発環境構築は協調し競争は製品で！開発環境構築は協調し、競争は製品で！

優れた環境でレベルの高い競争をしよう！

All Rights Reserved by JMAAB 2

近日中：本日の講演資料は、JMAABサイトからダウンロード可能

目次

1. アイシンAW2 組み込みスキル標準『ETSS』2. 組み込みスキル標準『ETSS』

3. ETSS-JMAAB4. アイシンAWの事例

5 ETSS補足5. ETSS補足

AISIN AW CO., LTD. All rights reserved. Do not reproduce or distribute.Page 3

１．アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

社名アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

設立 1969年5月15日

資本金 264億8,000万円

代表者取締役社長石川勉

売上高連結 7,489億円(2009年3月期)単独 6,800億円(2009年3月期)

アイシン・エィ・ダブリュ主要製品オートマチックトランスミッション、

ハイブリッドシステム、カナビゲションシステム

アイシン・エィ・ダブリュ「本館」

カーナビゲーションシステム

従業員数連結 17,061名(2009年3月31日現在）単独 12 329名(2009年3月31日現在）単独 12,329名(2009年3月31日現在）

本社所在地〒444-1192愛知県安城市藤井町高根10番地「希望の丘」愛知県安城市藤井町高根10番地希望の丘」


アイシングループ・エィダブリュグループ

アイシン精機を中心としたアイシングループの1社です。

エィダブリュグループ１７社


Europe Asia Pacific

オフィス・工場

Europe AmericaAsia Pacific

ＡＷＴＣ－ＥＡＷＴＣ－Ｅ

AISIN AWAISIN AWＡＷＡＷ EuropeEuropeＡＷＴＣ－ＵＳＡＡＷＴＣ－ＵＳＡ

ＡＷＮＣＡＷＮＣＡＷＴＥＣＡＷＴＥＣ

TIANJIN AWTIANJIN AW

技術技術

ＡＷＴＣ－ＥＡＷＴＣ－ＥＡＷＴＣ－ＵＳＡＡＷＴＣ－ＵＳＡＡＷＡＷ本社本社

技術技術

ＡＷＡＷ EuropeEurope ＡＷＮＣＡＷＮＣ

工場工場ＡＷＡＷ EuropeEurope ＡＷＮＣＡＷＮＣ

サービスサービスＡＷＡＷ EuropeEurope ＡＷＴＥＣＡＷＴＥＣAWQUIS JAPANAWQUIS JAPAN


主な製品

系• 駆動系– オートマチックトランスミッション/Automatic Transmission

• FR車用AT• FF車用AT• CVT

– ハイブリッドシステム/Hybrid System 2モタイブリドシステム• 2モーターハイブリッドシステム

– EV駆動システム/EV Drive System 20kWコミタ車用ドライブシステム• 20kWコミュータ車用ドライブシステム

• 超小型車用ホイールモータシステム

• 情報系• 情報系– カーナビゲーションシステム / Car Navigation System

他• その他– 空気清浄機


速

オートマチックトランスミッション

６速A/T

8速A/T

CVTCVT5速A/T

６速A/T

を製造

4速A/TFF,FRの4～8,CVTを製造


近年開発したオートマチックトランスミッション

近年の新製品紹介

FF CVT HV

FF 6AT FR 4AT FF CVT FF CVT世界初のFF６速A/T開発

FR 6AT FF 6ATFR 6AT FF 6AT FR 6AT HV

世界初の８速A/T開発FR 5AT FR 6AT FR 6AT HV FR 8AT

世界初の８速A/T開発


目次





2.組み込みスキル基準『ETSS』

『組込みキ標準（ SS）』とは『組込みスキル標準（ETSS）』とは、「Embedded Technology Skill Standards」のこと。組込みソフトウア開発力強化のために組込みソフトウェア開発力強化のために、「人材の育成」や、「人材の有効活用」のために

独立行政法人情報処理機構(IPA)独立行政法人情報処理機構(IPA)・ソフトウェア・エンジニアリング・センター（SEC）

から発行されたから発行された。履歴• 2003年10月「組込みソフトウェア• 2003年10月「組込みソフトウェア開発力強化推進委員会準備会」設置

• 2005年5月スキル基準Ver1 0発表• 2005年5月スキル基準Ver1.0発表• 2006年キャリア基準、教育研修基準ver1.0発表• ETSS概説書[2008年度版]ETSS概説書[2008年度版]• ETSS概説書[新版] 2009年11月17日


教育を行うには

• A君、Bさんのレベルアップ

般的な表現方法一般的な表現方法○○を教育して、A君、Bさんのレベルアップを行う。


ETSSを使った場合の表現

君スキルレベルA君

ソフトウェアエンジニアキベ２

初級中級上級上級スキルレベル

不足しているスキルを補う

キャリアレベル２

今回の履修科目A君

Bさん Bさんのその他の履修科目Bさん

ソフトウェアエンジニアキャリアレベル１ Bさんの教育プログラム

Bさんのその他の履修科目

Bさん


ETSSを使った表現効果

• ETSSを使わない場合、教育は場当たり的になり、現場は目標を見失い、日々の業務をこなすだけになります。は目標を見失、日の業務をなすだけになります。

ETSSを使た場合表現は• ETSSを使った場合の表現では

エンジニアを数値で表現し、全体像をスキルマップを用ンジアを数値で表現し、全体像をスキルマップを用

いて可視化することができるので教育の目的、目標がはっきりするはっきりする。


開発チームのスキル分析

• 開発チームスキルの分析通信

情報技術要素

開発チームのスキルプロファイルを作成する

プロダクトマネージャマルチメディア

システム分析と要求定義

プロジェクトリーダー

ソフトウェア設計

システム設計開発技術

チーム構成メンバーのスキルプロファイルを集約する

ドメインスペシャリスト

開発チーム開発チームのスキルをのスキルを

ソフトウェアエンジニアシステムアーキテクト

キをキを定量的に分定量的に分

析析

ソフトウェアエンジニアシステムアーキテクト

ＱＡスペシャリストテストエンジニア


開発チームの強みと弱みを分析

・プロジェクト遂行上のスキル不足のリスク大

・不足スキルを補うための要員調達が必要

プロジェクトに必要なスキルモデルとの開発チームのスキルプロファイルを比較することでスキルに関するリスク分析ができる

開発プロジェクトのスキルモデル開発チームのスキルプロファイル

・不足スキルを補うための要員調達が必要。

・時間的に余裕があり教育可能なスキルの場合、研修計画の立案を行う

でスキルに関するリスク分析ができる

発

スキルレベル

不足

スキルレベル

ほぼ充足

スキルレベル

充足充足

・スキル不足のリスクあり

・不足箇所のプロジェクトにおける重要度や緊急

・問題なし

・ただし投入要員の技能レベルが過剰である可能性があり、要員コストが最適であるかの確認が必要不足箇所プジクトおける重要度や緊急

度の度合いによってはOJTによる習得も可能要


開発工程に合わせた人材の配置

要件定義要件定義設計設計実装実装テストテスト要件定義要件定義設計設計実装実装テストテスト

要件定義工程に特化要件定義工程に特化した開発チーム・した開発チーム・

設計工程に特化した設計工程に特化した開発チーム・開発チーム・

実装工程に特化した実装工程に特化した開発チーム・開発チーム・

テスト工程に特化したテスト工程に特化した開発チーム・開発チーム・した開発チした開発チ

スキルモデルスキルモデル開発チ開発チスキルモデルスキルモデル

開発チ開発チスキルモデルスキルモデル

開発チ開発チスキルプロファイルスキルプロファイル

プロジェクトマネージャ

システムアーキテクト

テストエンジニア

凡例



ソフトウェアエンジニア

組み込みスキル基準『ETSS』

• ETSSは、次の3つの要素で構成される

スキル基準スキル基準（（ Version1.2Version1.2 ））

組込みソフトウェア開発に必要なスキルを体系的に整理組込みソフトウェア開発に必要なスキルを体系的に整理「技術要素」「開発技術」「管理技術」の３カテゴリで構成「技術要素」「開発技術」「管理技術」の３カテゴリで構成

キャリア基準キャリア基準組込みソフトウェア開発エンジニアの職種／専門分野とレベルご組込みソフトウェア開発エンジニアの職種／専門分野とレベルご

（（ Version1. 2Version1. 2））発／発／

とに必要なスキルを定義とに必要なスキルを定義

教育研修基準教育研修基準（（ Version1.2Version1.2））

組込みソフトウェア開発に関する人材育成のための教育研修基組込みソフトウェア開発に関する人材育成のための教育研修基準準を策定を策定

ETSS


組込みスキル標準（ＥＴＳＳ）の構成

キャリア基準（ Version1. 2）

スキル基準（Version1.2）

キャリアフレームワーク職種毎のスキル領域

技術要素

スキルフレムワク

通信

情報技術

開発技術

管理技術

スキルフレームワーク

組込みソフ

情報

：

システム

技術要素リーダシップ

：

ITスキル標準のパソナルスキル等

教育研修基準（Version1.2）

フトウェア開発

システム要求分析

システム方式設計

開発技術

未経験ベ

研修コース体系図研修コースの関連知識領域

ITスキル標準のパーソナルスキル等

発技術

：

プロジェクト管理

プロセス

管理技術

技術要素

開発技術

未経験レベル

技術要素

開発技術

管理管理技術

リーダシップ

管理技術

ﾊﾟｰｿﾅﾙ体系的に整理

：ﾋﾞｼﾞﾈｽ

/ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘ

ITスキル標準のパーソナルスキル等


スキル基準スキルフレームワーク

スキル (2) (3)スキルカテゴリ

↓ 大項目中項目小項目初級中級上級上級

スキル粒度

スキルレベル

(1) (2) (3)

第一階層第二階層第三階層

要素技

技術要技術要素

開発技技術

管理技 ①スキルカテゴリ：スキルのカテゴリ分けを表す技術

①スキルカテゴリ：スキルのカテゴリ分けを表す②スキル粒度：スキルのカテゴリの深度を表す③スキルレベル：スキルのレベルを表現する


スキル基準スキルカテゴリ

• スキル基準は次の３つのスキルカテゴリで構成されるる

技術要素技術要素技術要素スキルカテゴリは、システムに組み込まれ、機能を実現技術要素スキルカテゴリは、システムに組み込まれ、機能を実現

技術要素技術要素スキルカテゴリスキルカテゴリ

技術要素スキルカテゴリは、システムに組み込まれ、機能を実現技術要素スキルカテゴリは、システムに組み込まれ、機能を実現する。ハードウェア、アルゴリズム、ロジック、部品、規格、･･･、なする。ハードウェア、アルゴリズム、ロジック、部品、規格、･･･、などの様々な技術要素を体系的に整理。どの様々な技術要素を体系的に整理。

開発技術開発技術開発技術スキルカテゴリは、組込みシステム開発で用いられる開発技術スキルカテゴリは、組込みシステム開発で用いられる

開発技術開発技術スキルカテゴリスキルカテゴリ

技術を整理。例えば、プログラミング技術，デバッグ技術，テスト技術を整理。例えば、プログラミング技術，デバッグ技術，テスト技術など技術など。

管理技術管理技術管理技術スキルカテゴリは、組込みシステムの開発を円滑に進管理技術スキルカテゴリは、組込みシステムの開発を円滑に進管理技術管理技術スキルカテゴリスキルカテゴリ

管理技術スキルカテゴリは、組込みシステムの開発を円滑に進管理技術スキルカテゴリは、組込みシステムの開発を円滑に進行するための管理技術を整理行するための管理技術を整理。


スキル基準の3 つのカテゴリ

通信ストレージ

技術要素

情報処理

マルチメディア

計測･制御

プラットフォーム

組込みシステム組込みシステム製品開発に使用する構成要素

ユーザインターフェース・・・・・・

製品開発開発技術

分析設計実装テスト

開発技術を用いて製品を開発する

管理技術

製品開発を管理技術を用いて管理する

プロジェクト管理プロセス管理


技術要素スキルカテゴリ

システムに組み込まれて機能を実現するものです。アルゴリズム、ロジック、部品、規格などのさまざまな技術要素を体リ、、部品、規格技術要素を体系的に整理したものです。

①通信：通信に関する要素②情報処理：主にハードウェアに依存しないデータ処理などに関する要素③マルチメディア：音声、静止画、動画の処理に関する要素④ ザイタ対人系デバイ制御関する要素④ユーザインタフェース：対人系デバイスの制御に関する要素⑤ストレージ：蓄積系制御および処理に関する要素⑥計測制御外部デバイスに関する計測および制御に関する要素⑥計測・制御：外部デバイスに関する計測および制御に関する要素⑦プラットフォーム：アプリケーションの実現のための基盤に関する要素要素


開発技術スキルカテゴリ

開発技術スキルカテゴリは、組込みシステム開発で用いられる技術や技能を整理しています。プログラミングいられる技術や技能を整理しています。プグラミング技術、デバッグ技術、テスト技術などです。組込みシステム開発に関する要求分析に始まり設計実装テステム開発に関する要求分析に始まり、設計、実装、テストに至るまでの一連の開発作業に関するスキルを整理しています

① システム要求分析 ⑥システム方式設計

しています。

① システム要求分析

② ソフトウェア要求分析

③ ソフトウェア詳細設計

⑦ソフトウェア方式設計

⑧ソフトウェアコード作成とテスト③ ソフトウェア詳細設計

④ ソフトウェア結合

⑧ソフトウェアコド作成とテスト

⑨ソフトウェア適格性確認テスト

⑩システム適格性確認テスト⑤ システム結合 ⑩システム適格性確認テスト


管理技術スキルカテゴリ

• 管理技術スキルカテゴリは、組込みシステムの開発を円滑に進行するための管理技術や技能を整理したもの円滑に進行するための管理技術や技能を整理したものです。開発プロジェクト計画策定から構成管理・変更管理など組込みソフトウェア開発における管理業務に関理など、組込みソフトウェア開発における管理業務に関係するスキルを整理しています。

①プロジェクトマネジメント①プジクトマネジメント

②開発プロセスマネジメント


開発技術スキルカテゴリ【抜粋】

第１階層第２階層説明第階層第階層説明

１システム要求分析

１要求の獲得と調整インタビュー手法、マーケティング手法など

２システム分析と要求定義モデリング手法、分析手法、要求定義など要求分析

３システム分析と要求定義のレビューレビュー手法、インスペクション手法など

ハドウェアとソフトウェア間の機能性能見積もり、FMEA、FTA、ソフトウェア見積も

２システム方式設計

１ハードウェアとソフトウェア間の機能および性能分担の決定

り手法、知的財産権など

２実現可能性の検証とデザインレビ

レビュー手法、インスペクション手法など２ビュー

３ソフトウェア要求分析

１ソフトウェア要求事項の定義モデリング手法、分析手法、要求定義など

ソフトウェア要求事項の評価・レレビュー手法、インスペクション手法など２

ソフトウェア要求事項の評価レビュー

レビ手法、インスクション手法など


スキル基準スキルレベルの定義

• スキル基準のレベル定義

ベ（初級）位者指導きるレベル１（初級）：上位者の指導の下にできる

レベル２（中級）：上位者の指導が無くとも自律的にできる

レベル３（上級）：下位の技術者の指導ができる

レベル４（最上級）：経験を体系化し先進的なやり方を工夫・開発できるレベル４（最上級）：経験を体系化し先進的なやり方を工夫開発できる


スキルの測定

• 技術要素の評価要件

作れるスキル：「与えられた環境の下で ○○技術を実現することができる」作れるスキル：「与えられた環境の下で、○○技術を実現することができる。」

⇒○○：技術要素名称

使えるスキル：「与えられた環境の下で要求された機能を実現するために使えるスキル：「与えられた環境の下で、要求された機能を実現するために

○○技術要素を組み込むことができる。」

⇒○○：技術要素名⇒○○：技術要素名

• 開発技術の評価要件「□□を使て △△ができる

△△ができる：動作・知識の視点が必要「□□を使って、△△ができる。」

⇒□□：開発技術手法名称、開発ツール名称

△△ 開発プロセス名称△△：開発プロセス名称

• 管理技術の評価要件正確性・効率性・状況判断

ツールの知識・手順□□を使って、△△ができる。」

⇒□□：管理技術手法名称、管理ツール名称

プ

ツールの知識・手順


△△：管理プロセス名称

スキルの構成まとめ

スキル

カテゴリ

スキル粒度スキルレベル

第階層第階層第階層説明カテリ

第１階層第２階層第３階層説明 1 2 3 4

技術要素技術要素作れる：「○○技術を実現することができる。」

使える：「要求された機能を実現するために○○技術要素を

組込むとがきる

開発技術

組み込むことができる。」

「□□を使て △△ができる開発技術

「□□を使って、△△ができる。」

⇒□□：開発技術手法名称、開発ツール名称

△△ 開発プロセス名称

管理技術

△△：開発プロセス名称

「□□を使って △△ができる」「□□を使って、△△ができる。」

⇒□□：管理技術手法名称、管理ツール名称




キャリア基準とは

組込みソフトウェア開発に関わる職種を次の観点で整理

– 組込みソフトウェア開発に関わる職種を「職種／専門分野」と組込みソフトウェア開発に関わる職種を職種／専門分野」として区分

– 職種／専門分野ごとにプロフェッショナルとして要求される– 職種／専門分野ごとに、プロフェッショナルとして要求される経済性と責任性に対する度合いを７段階のレベルで提示

職種／専門分野に必要なスキルを組込みスキル標準のス– 職種／専門分野に必要なスキルを、組込みスキル標準のスキル基準に関連付けられたスキル項目と、ITスキル標準で示されたスキル項目より選択のうえ例示されたスキル項目より選択のうえ例示

– 職種／専門分野ごとに組込みソフトウェア開発プロセスにおける活動領域を例示ける活動領域を例示


職種（キャリア）

ETSS のキリア基準ではETSS のキャリア基準では、組込みシステム開発に関わる職種を10 職種に分類し、その職種ごとに個別の専門分野を設けています。

• プロダクトマネージャプダクトマネジャ• プロジェクトマネージャ• ドメインスペシャリスト• ドメインスペシャリスト• システムアーキテクト

ソフトウアエンジニア• ソフトウェアエンジニア• ブリッジSE

開発環境ジ• 開発環境エンジニア• 開発プロセス改善スペシャリスト• QA スペシャリスト• テストエンジニア



キャリアの役割と責任


キャリアレベルの定義

エントリレベルミドルレベルハイレベル


キャリアフレームワーク


キャリアアップ

同職種専門分野でレベルアプしていくケスをキリアアプ• 同一職種・専門分野でレベルアップしていくケースをキャリアアップ。• 職種・専門分野間の異動をキャリアチェンジ。キャリアップとキャリアチェンジによって、人材育成の方向性が決まる。

職種

職種Ａ

職種Ｂ

職種Ｃ

職種Ｄ

職種Ｅ

職種Ｆ

職種Ｇ

技術系キャリア指向技術系キャリア指向

キャリアップとキャリアチェンジによって、人材育成の方向性が決まる。

ハイレベル

レベル7

レベル6

ル

レベル5

ミレベル

ミドルレベル

4

レベル3

キャリアアップ・キャリアチェンジは異動のための条件が存在する


キリアチンジエントリレベル

レベル2

レベル１


凡例

異動のための条件が存在するキャリアチェンジ


キャリアチェンジ

キャリアの定義について

一人のエンジニアが全ての工程をやっている。

• 自分の会社は細かく職種（キャリア）がない自分の会社は、細かく職種（キャリア）がない。

人ジ中一人のエンジニアの中に複数のキャリアが存在する。


教育研修基準とは

可視化可視化


教育プログラム


ドキュメントフォーマット

• ETSS の教育プログラムフレームワークに準じた、

ドキメントフォマットドキュメントフォーマット

– 教育プログラム概要教育プログラム概要

– 科目一覧

– シラバス


教育プログラム概要

教育プログラムの概要説明を行う文書。


科目一覧

プグ構教育プログラムを構成する科目の一覧。


シラバス

プグ構教育プログラムを構成する、科目に関する教育内容を記述する。


組込みスキル標準（ETSS）の定義範囲

• SECが提供する部分と，業界や企業に任せる部分の切り分け

ｘｘドメインｘｘドメインｙｙドメインｙｙドメイン企業Ａ企業Ａ企業Ｂ企業Ｂ

開発技術

管理技術

技術技術技術技術

開発技術

技術技術技術技術

スキルＳ

ドメイ

要素要素技術要素

技術要素

技術要素

技術要素

技術要素

技術要素

技術要素要素要素

ルＳＥＣが定

インや企業管理技術

技術要素

要素開発技術

キ

定義する

業で定義す

管理技術

ソフトウェアエンジニア

キャリア

る部分

する部分


：

ア職種b職種ａ


ETSSの使い方（例）

ＥＴＳＳ

対象者スキル基準キャリア基準

教育カリキュラム対象者カリキュラム

スキルのたな卸しキャリアデザインスキルアップ、キャリアアップを技術者個人キャリアアップを目指した研修受講

マネジ

プロジェクト編成

技術ベース人材ベースプロジェクトメンバ

マネージャ

リスクマネジメント技術ベース人材ベース

の早期立上げ

経営者ヒューマンリソースマネジメント技術戦略（教育）

（人事、教育部門）技術ベース人材ベース研修の開発と調達


目次





3. ETSS-JMAAB

• “IPA/SEC ETSS”をベースに“ETSS-JMAAB”を制定

「モデルベス開発手法」に焦点を当て「モデルベース開発手法」に焦点を当て、エンジニアの教育カリキュラム開発や人材育成計画の一助とする

ETSS-JMAAB: MBDスキル標準（JMAAB MBD Technology Skill Standards on ETSS）

IPA/SEC: 独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センタ

2007.11.2 All Rights Reserved by JMAAB 46

IPA/SEC: 独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター

ETSS: 組込みスキル標準（Embedded Technology Skill Standards）


活動期間 WG P t1 WG P t2 WG P t3

JMAAB教育WG

活動期間 WG Part1 WG Part2 WG Part3

参加企業：略称 ‘05/7～’06/6 ‘06/9～’07/5 ‘07/6～’08/7

アイシンAW ○

アイシン精機 ○ ○ ○

アドヴィックス ○ ○ ○

いすゞ自動車 ○ ○ ○いすゞ自動車 ○ ○ ○

ジヤトコ ○

スズキ ○ ◎副幹事 ○

デンソー ◎副幹事 ●幹事 ◎副幹事

トヨタ自動車 ○ ○ ◎副幹事

日産自動車 ○日産自動車 ○

日産ディーゼル ○

日立製作所 ○ ○ ○

本田技術研究所 ●幹事 ○

マツダ ○ ○ ○

ミツバ ○ミツバ ○

三菱電機 ○ ○ ●幹事

ヤマハ発動機 ○ ○


サイバネットシステム事務局

MBDエンジニアとは

機能保障Virtual World

ﾊｰﾄﾞ機能要求仕様書制御機能要求仕様書

MILS

制御装置モデル制御対象モデル結合

ﾊｰﾄ機能要求仕様書制御機能要求仕様書

HILSRCP実制御対象実ECU

結合ﾊｰﾄﾞｱｸﾁｭｴｰﾀｾﾝｻﾊｰﾄﾞ制御ｿﾌﾄ

HILSRCP ACG

結合

機能保障

ﾊﾄｱｸﾁｭｴﾀｾﾝｻﾊﾄ制御ｿﾌﾄ

Real World 実車評価

制御装置

MILSRCP

①

②④

実車評価⑤

制御対象モデル

HILS制御装置モデル

ACG

設計検証

Codeverification

③

④


verification

スキル基準：ETSSとの差

ETSSスキル粒度の第3階層に例を挙げているスキルレベルは0~5層に例を挙げている

自動車に関する知識に自動車に関する知識についても言及し、分類MBDによる自動車制

御系開発に必要なス追

自

自動車制御系システム開発のドメインを対象た点を特記

キル追加している。

自動車メーカーとサプライヤーとの関係を配慮した点を補足

対象にした点を特記

ETSS-JMAABを配慮した点を補足システムと制御シ

ステムの関連を補足


キャリア基準：ETSSとの差

ETSS自動車制御系システム開発のドメイ

職種は14種：職種表

テム開発のドメインを対象にした記述

キャリアレベルは3段階

述職種の専門分野に相当する責任と役

職種と責任の対応表に、役割りの「説任

割り明確にすることで専門性を示す

明」と「最終アウトプット」の説明を加筆

点数付けに関する

筆

ETSS-JMAAB知

付関補足説明

知識カテゴリレベルを追加

スキルレベルマップ一覧表


プ覧表

職種と開発プロセスのイメージ

企画企画プロダクトマネージャ運用運用

システム要求システム要求検査検査

システム


テストアーキテクト

制御アーキテクト

モデルエンジニア


適合エンジニア



エンジニアエンジニア

結合テスト結合テスト機能設計機能設計開発環境エンジニア

単体テスト単体テスト

テストエンジニア開発プロセス

改善ｽﾍﾟｼｬﾘｽﾄ

エンジニア

システムアーキテクト

詳細設計詳細設計単体テスト単体テスト

ソフトウエアエンジニア QA

ブリッジSE

ETSS-JMAABで追加

プケ製造製造

Qスペシャリストアプリケーション、

プラットフォームとして分類


として分類

開発技術

システム要求分析キャリブレシン

開発技術の第1階層=MBDプロセス

システム要求分析

システム設計システム適格性確認テスト

キャリブレーション

ETSS-JMAABで追加設

制御システム要求分析システム結合

システム適格性確認テスト

制御システム設計

システム結合

ソフトウェア要求分析ソフトウェア適格性確認テスト

ソフトウェア方式設計ソフトウェア結合

詳細計ソフトウェアコード作成とテストソフトウェア詳細設計


スキルレベルの概念

レベル5：上級

新たな技術を

＊レベル０：

（キャリア基準のスキルレベル

レベル4：上級作業を分析し改良できる

新たな技術を開発できる

スキルレベルマップにおいては不要スキルを示す。マプ上は空欄と

レベル3：中級自立的に作業を遂行できる

レベル4：上級し改良できるマップ上は空欄として何も記入しない）

レベル2：初級支援のもとに作業を遂行できる

レベル3：中級作業を遂行できる

ETSSレベル１

レベル1：初心内容を知っている

レベル2：初級作業を遂行できる

スキルの出発点

レベル0：内容を知らない

レベル1：初心内容を知っている


レベル0：内容を知らない

キャリアレベルの定義


制御アーキテクトの例

基準レベル幅 0 1 2 3 4 5 基準レベル幅 0 1 2 3 4 5

第1階層第2階層エントリレベルミドルレベル

1 要求の獲得と調整 1 1-2 2 2-3

2 システム分析と要求定義 1 1-2 2 2-31 システム要求分析

3 システム分析と

要求定義のレビュー1 0-2 2 1-3

1 ハードウェアとソフトウェア機能

1 0 2 1 1 31および性能分担の決定

1 0-2 1 1-3

2 実現可能性の検証と

デザインビュー1 0-2 1 1-3

2 システム設計

1 制御仕様要求の獲得と調整 2 2 3 3-4

2制御仕様分析と要求定義のレビュー 2 2 3 3-4

制御システム要求分析3

1 制御システム機能分解 2 2 3 3-4

2 制御仕様設計 2 2 3 3-4制御システム設計4 2 制御仕様設計 2 2 3 3-4

3 制御仕様の検証とデザインレビュ－ 2 2 3 3-4

制御システム設計4


教育カリキュラムトライアルを実施

モデルベース開発（MBD)未経験者向け

教育カリキュラム（MBD入門コース）教育カリキラ（入門）

LEGO MINDSTORMS NXT GT を題材に直進から曲がる時に右後輪と左後輪のモタ制御を事例にモデルベス開発のモータ制御を事例にモデルベース開発の教育を行う。


3.7-2. カリキュラム（シラバス例）

科目名称ＭＢＤプロセス演習科目名称

科目の教育レベル

スキルカテゴリ　□技術要素　　■開発技術　　□管理技術　　□パーソナル　　□ビジネス

　□その他（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）

ＭＢＤプロセス演習

技術者とし必要となる技術をジ自動車制御開発を題材とした連プセを疑似

　□知識のみ　　■初級　　□中級　　□上級　　□最上級

概要

ＭＢＤ技術者として必要となる技術を、ラジコン自動車の制御開発を題材とした一連のＭＢＤプロセスを疑似体験するプロジェクト型演習を通して、実践的に習得する。本科目における、ＭＢＤ技術者とは上司の指導のもと従事するレベル相当（ＥＴＳＳ－ＪＭＡＡＢスキル基準における初級）を想定する。

ＭＢＤに関する業務経験はないが、ＭＢＤ業務のエンジニアとして就業を目指す人材。ＥＴＳＳＪＭＡＡＢのキャリア基準で定義された「ドメインスペシャリスト」「システムアキテク

受講対象者（教育対象）

履修条件

ＥＴＳＳ－ＪＭＡＡＢのキャリア基準で定義された、「ドメインスペシャリスト」、「システムアーキテクト」、「モデルエンジニア」、「制御アーキテクト」、「ソフトウェアエンジニア（アプリ）」、「ソフトウェアエンジニア（プラットフォーム）」、「適合エンジニア」、「テストエンジニア」のエントリレベルに必要とされる「開発技術」に関する知識やスキルの習得を目的とする人材。

事前に事前履修研修項目を実施していること履修条件

　□CBT　　□通信教育　　□ワークショップ　　□実機演習　　□OJT実施形態

　■プロジェクト型演習　 □その他（　　　　　　　　　　　　　　　　　）

事前に事前履修研修項目を実施していること。

テキスト

教材

ＪＭＡＡＢスタイルガイドラインVer2.0

ハードウエア環境

ソフトウエア環境

その他の教材

LEGO Mindstorms NXT GT

MATLAB 7.4.0 (R2007a)ファミリ、Embedded Coder Robot NXT、LEJOSOSEK

教育目標

実施期間標準日数：　　　　　　　　　　　　　　　2　日

ＥＴＳＳ－ＪＭＡＡＢのキャリア基準で定義された、「ドメインスペシャリスト」、「システムアーキテクト」、「モデルエンジニア」、「制御アーキテクト」、「ソフトウェアエンジニア（アプリ）」、「ソフトウアンジア（プラトム）「適合ンジア「テトンジアのントリレベに

開催日程1日あたりの研修時間：　　7.5　時間

教育目標

評価方法□筆記試験　□実技試験　□口頭試問

　■研修成果の評価を実施

□認定試験の受験（）その他（ポトケト等）

ウェアエンジニア（プラットフォーム）」、「適合エンジニア」、「テストエンジニア」のエントリレベルに必要とされる「開発技術」に関する知識やスキル。

教育成果の評価方法


評価方法□認定試験の受験（　　　　　　　）　■その他（レポート・アンケート等）

マスワークスジャパンにて受講可能


発表内容


3. ETSS-JMAAB AW事例紹介です。

4. アイシンAWの事例

1. 背景1. 背景

2. MBDエンジニア教育ニーズ

3 初級カリキュラム作成について3. 初級カリキュラム作成について

4. Simulinkの効果的な教育

5. まとめ

5. ETSS補足5 SS補足


4.アイシンAWの事例

アイシンAWのMBDエンジニア教育について

１２月２８日配布のＳＥＣジャーナル１９号に掲載予定ＳＥＣジャナル１９号に掲載予定


背景

• アイシン・エィ・ダブリュ株式会社は、オートマチックトランスミッションの開発・製造会社ですンミッションの開発製造会社です

FF5AT

製品化

15362002 20041996

製品化

1998 2000

HILS １号機導入

1024ソフトウェアはますます肥大化し、検査時間が増大してきた。4A/T 5A/T

数倍に増加

512

検査時間が増大してきた。

モデルベース開発の中のソフトウェア

サイズ5AT

0

モデルベス開発の中のHILS装置に注目しました。

8倍サイズ

4AT4倍


0

1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008

4AT

HILS装置について

ＨＩＬＳ装置シミレシン技術を活用したＨＩＬＳ装置：シミュレーション技術を活用したソフトウェア検査装置

車両全体のシステムをモデル化エンジン車両 A/T ABSエンジン、車両、A/T、ABS

電子制御ユニットット

モデル化

仮想車両

仮想車両

仮想車両

シミュレーションにて再現


HILS装置について

HILS装置の中で計算された仮想車両の計算結果が出力されることで実車両と同じような環境でソフトウェア検査を実施できる。

電子制御ユニットと接続し車の挙動を再現できる.

アクチュエータ類の信号

電子制御ユニット

アクチュエータ類の信号

仮想車両

ット

センサー類の信号

仮想車両

シミュレーションにて再現


ダ踏善

ＨＩＬＳ装置を用いた検査実施例１

• コーストダウン中の踏み込みショック改善例1. 時速60km/hにて走行中に弱ブレーキで減速

アクセルペダルのOFF ON2. およそ30km/hに減速後,ブレーキを放す

3. およそ1sec後にペダルを急に踏み込む

アクセルペダルのOFF-ON変化でショックが発生

不具合の原因制御ステートの切り替え中と言う僅かな時間(10msec)の間にスロットルペダルが変化し閾値を超えた場合にスロットルペダルが変化し、閾値を超えた場合想定外のステートへ遷移してしまいショックが発生していた。

初のバグ特定まで数日間の試験を行い偶然的に再現初のバグ特定まで、数日間の試験を行い偶然的に再現できた非常に難しい試験です。

・実車（テストドライバー）再現率 1%以下ペダル

実車（テライ）再現率以下・HILS装置：（自動）再現率 100% ペダル

ソフトウェア不具合の原因特定・改善効果の確認とスムーズに実施することができた。


とスムズに実施することができた。

発表内容



1. 背景1. 背景




5. まとめ



ＨＩＬＳ開発の業務負荷

FF5AT FF6AT FR8AT製品化

1998 2002 20062000 20041996

を超えるプジクHILS 運用開始

１号機導入

100を超えるプロジェクトに

対応。開発者も数倍に増加

開発人員HILSモデル開発の強化テスト実施可能な

プロジェクト数

開発人員HILSモデル開発の強化

対応プロジェクトの増加に合わせてプロジェクト数

100～

対応プロジェクトの増加に合わせて開発人員も増加した。

20-30 ２年で 4～5倍


生産性が向上の問題

人が増えても、初心者ばかりで、生産性が向上しない。

生産性向上が急務

なるべく短期間で効果的に教育を行うニーズが高まってきました。


ＥＴＳＳ採用の理由

MBDは歴史の短い分野で教育についてのノウハウが形式化されていなかった

2005年、同じようにＭＢＤエンジニアの教育について問題意識をもった会社が集まり、第1回JMAAB教育WGが成立

MBDは、歴史の短い分野で、教育についてのノウハウが形式化されていなかった。

第1回JMAAB 教育ＷＧで、ETSSを知った。

第回教育成

自社で手探りの JMAAB教育WG活動履歴表自社で手探りの教育検討

JMAAB教育WG活動履歴表

米大原教授指導会実施自社教育カリキュラムの作成指導会実施

アイシンAWJMAAB教育WGに参加

米東海大学教授IPA/SECリサーチフェロー大原教授


大原教授

発表内容



1. 背景1. 背景




5. まとめ



ETSS導入前の問題点

• ETSSを理解することで明確になった初の課題

– 教育後に望む人材像が明確では無かった教育後に望む人材像が明確では無かった。

ETSSを参考ETSSを参考

• キャリア定義、キャリアレベル定義これらが• スキル定義、スキルレベルの定義

これらが必要！

エンジニアのキャリア、スキルを定量化しンジアのキャリア、スキルを定量化し

望む人材像を明確にする。


キャリア定義

HILSシステ HILSモデ

• HILS装置用のモデル設計者に対する定義

– キャリア定義 HILSシステム設計者

HILSモデル設計者

レベル7

キャリア定義• HILSシステム設計者

• HILSモデル設計者レベル6

レベル5

レベル4

デル設計者

– キャリアレベル定義• ７段階で作業レベルを文書化レベル4

レベル3

レベル2

７段階で作業レベルを文書化

– スキルとスキルレベルの定義• 不明

レベル1• 不明

現状のエンジニアを分析し、現状のンジアを分析し、初級レベルに必要なスキルを明確する。


エンジニアのレベル定義

ＨＩＬＳシステムＨＩＬＳモデル現状のエンジニアの分析ＨＩＬＳシステム設計者

ＨＩＬＳモデル設計者

レベル７

現状のエンジニアの分析。初に、メンバーに対してキャリアレベ

ルを定義し、スキルを分析する。

本来のキリベはキ定義がレベル７

レベル６

レベル５

本来のキャリアレベルは、スキル定義が満たされた時に定義される。今回はスキル定義がない。レベル５

レベル４

レベル３レベル2

キャリアレベル

レベル１レル３

レベル２

レベル１スキル

育てたいターゲット

「定義た業務遂行内容が実施きるか分類を実施

スキルレベル

スキルレベル

「定義した業務遂行内容が実施できるか？」で分類を実施。しかし、個人的感情でレベルが高くなったり低くなったりするので、解析を行う基準としては相応しくない？


解析を行う基準としては相応しくない？

エンジニアのレベル定義

同作業に対する工数比較を用いて対象を分類した• 同一作業に対する工数比較を用いて、対象を分類した。

（ETSSを用いた分析前にいろいろなトライを実施した中の資料）

10

キャリアレベル定義と作業工数区分がほぼ一致するように時間の区切りを行い、分類を実施したベ

人数分類を実施した。レベル2～

レベル1 例外は数名。キャリアレベル定義≒同一作業工数区分

教育後の目指す姿として、4時間以内でモデルを作成できる

ジゲベ

赤文字前Pのキャリアレベル定義

エンジニアをターゲットし、差を生じさせるスキルにどの様な特徴が出るのか、レベル4以上

レベル3～レベル2 レベル0

0

分析しました。

0

1h 2h 4h 8h

レベル1レベル2レベル3レベル4青文字分析用レベル区分


レベル1レベル2レベル3レベル4 分析用レル区分

スキル分析

当初必要性が高と考えたキ種別数項目当初必要性が高いと考えたスキル種別 30数項目スキルの絞込みが必要！

数値化された、スキル習得レベルと、業務遂業数を業務遂行レベル（同一作業工数区分）を用いて、多変量解析（重回帰分析）により、因子の削減を行った。（相関係数によって似た因子をまとめる）（相関係数によって、似た因子をまとめる。）

スキルの絞り込み

終的には11個に絞り込んだ。


11個に絞り込んだ。

スキル分析

因子が少なくなったら、重要度を数値化する。4時間以内でモデルを作成できるエンジニアを○、それ以上を×とし多変量解析の手法によりそれ以上を×とし、多変量解析の手法により重要度の高い因子を選別した。

分析結果を基に、

有効なスキルを集めたエントリレベル用の

新たな知見として解った事：

有効なスキルを集めたエントリレベル用の

カリキュラムを作成した ⇒

初級者にも、当然必要と考えていた、制御、車両などの知識について相関が高くない。


初級カリキュラムについて

HILSエンジニア初級教育例（エントリレベルへ）HILSエンジニア初級教育例（エントリレベルへ）レベル０をレベル１または２へ成長させるために必要なスキルと教育カリキュラム

非常に高い因子であった為、独自の教育テキストを作成

５日演習MATLAB/Simulink 初級教育

非、

１日

演習

Stateflow 教育

/ ドウア教育

４日

５日演習

演習

A/Tハードウェア教育

HILS装置の教育

1日

演習HILS装置の教育

通信（CAN）の教育

10日演習小規模開発体験

カリキュラム作成前は、３ヶ月でレベル１に到達できない人が多かったが、体系立てたカリキュラム作成後は、約1ヶ月の教育で初心者がレベル１に到達できた。


発表内容



1. 背景1. 背景




5. まとめ



4.Simulinkの効果的な学習方法

• 従来のSimulink教育テキストは、制御理論習得と合わせた形で作られていた。せた形で作られてた。

（Simulinkは制御系CAEツール。）

• 初級者のスキル分析結果：「制御理論の必要性が低い」「制御理論の必要性が低い」

• 初級者のレベルアップまでの期間を短くするためには、制御理論と、Simulinkの使い方を分ける必要があると制御理論と、Simulinkの使い方を分ける必要があると考えた。

Simulinkはツールの使い方Simulinkはツールの使い方「ブロック習得だけ」に限定


Simulinkテキストの対象限定方法

優先すべきブロックの検討方法

• HILSモデルに使われているブロック種別の調査HILSモデルに使われているブロック種別の調査

HILSモデルに使われるブロック数は100種以上

20個で全ブロック数の90%• ブロック数の比率を調査した。

35個で全ブロック数のバ

残り5%：60個のブロック

95%をカバー

残り5%：60個のブロック大半は、1～2回しか使われていない。

初級者に必要なブロックを約40個に限定


初級者要を約個限定

Simulinkレベル１スキル定義ブロック群

初級エンジニアのSimulink習得

に使われるブロック群ですに使われるブロック群です。


Simulink教育について

規定前は、

・必要なブロックの習得を飛ばす必要なブロックの習得を飛ばす。

・初級者には不要なブロック習得に時間をかける。

等の教育が行われていた。

（従来のテキストはMATLAB販売会社が作成した物を流（従来のテキストはMATLAB販売会社が作成した物を流用）

習得ブクを個限定た”初級キ ”作成後• 習得ブロックを39個に限定した”初級テキスト”作成後

– 1日の講習

– 数日間の演習

上記の組み合わせにてトレーニングを行うことで上記の組み合わせにて、トレーニングを行うことで、

短期間で、HILSモデルを理解できる様になった。


５．まとめ

• 実施事項

– エンジニアのキャリア定義・キャリアレベル定義したエンジニアのキャリア定義キャリアレベル定義した

– 多変量解析を用いて、現状エンジニアを分析し、必要なキを抽出した必要なスキルを抽出した

– 重要なスキルについては、何が業務に必要なのか重要なスキルについては、何が業務に必要なのか分析し、専用のテキストを作成した

効果• 効果

– レベル１への育成期間

• 3～6ヶ月 → 1ヶ月に短縮


発表内容



1. 背景1. 背景




5. まとめ



技術と技能の例

なにが技能で、何が技術か？

•産業革命産業革命

印刷機がなかった時代は、手で書物を書いていた。

そのときに求められていた技術は「書くスピード、綺麗さ、誤字の少なさ」である。誤字の少なさ」である。

これは、スキルである。

機がき事を持しかし、印刷機ができた事によって、上記のスキルを持つ人々には意味がなくなった。


知識、技能、技術を分ける

• ゴルフを例に説明します。

技術・ドライバーの打ち方・ボールが遠くまで飛ぶための空力論

技術遠くまで飛ぶボール遠くまで飛ぶドライバーボルが遠くまで飛ぶための空力論

・ボールを打つときの筋肉の使い方遠くまで飛ぶドライバ

知識知識知識を知っているだけではボールは遠くまで飛ばない。遠くまで飛ばない。反復練習、指導によって、ボールを遠くまで飛ばすスキルを習得できる。飛ばすスキルを習得できる。


スキルと技術

• ソフトウェア言語習得（Simulink習得）はスキル。

• スキルを使って作ったソフトウェア（モデル）は技術スキルを使って作ったソフトウェア（モデル）は技術。

• 技術の開発と、言語のスキルの習得レベルは

まったく異なる

高いスキルがあるから、優れた技術が作れる訳ではない。

優れた技術の背景には、高いスキルが関係している。

• 高い技術と高いスキルの融合で、高い評価が得られる。高い技術と高いスキルの融合で、高い評価が得られる。


教育項目について（知識・技能・技術）

教育している内容は、知識なのか、スキルなのか、

技術なのか？区別して教育を行うこと技術なのか？区別して教育を行うこと。

・ドライバーの打ち方技術

知識

・ドライバーの打ち方・ボールが遠くまで飛ぶための空力論・ボールを打つときの筋肉の使い方

技術遠くまで飛ぶボール遠くまで飛ぶドライバー遠くまで飛ぶドライバー

技能


後に重要な点だけ

ETSS、ETSS-JMAABを自社に応用する為に！

可視化が重要！可視化が重要！

• 目的、目標を明確化する。

• 教育前後の人材像を明確にする。

• 教育に必要な教育内容を明確化する• 教育に必要な教育内容を明確化する。

– 教育内容を決定する時は、知識を教えるのか、技能を教えるのかその目的に戻り手段を選択するのか、その目的に戻り、手段を選択する。

• 目的と手段を混同しない。

– スキルマップを作る事が目的とならないように。


発表終了

JMAABサイト

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商標マクについて

近日中：本日の講演資料は、JMAABサイトからダウンロード可能

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ソフトウェア・エンジニアリング・センター

• 独立行政法人情報処理機構(IPA)– ソフトウェア・エンジニアリング・センター（SEC）ソフトウェアンジアリングセンタ（SEC）

http://www.ipa.go.jp/p p g jphttp://sec.ipa.go.jp/index.html


SECジャーナル論文投稿テーマ

• 開発現場への適用を目的とした手法・技法の詳細化・具体化などの実用化研究の成果に関する論文

開発現場での手法技法ツルなどの様々な実践経験とそれに基づく分析• 開発現場での手法・技法・ツールなどの様々な実践経験とそれに基づく分析・考察、それから得られる知見に関する論文

• 開発経験とそれに基づく現場実態の調査・分析に基づく解決すべき課題の整開発経験とそれに基づく現場実態の調査分析に基づく解決すべき課題の整理と解決に向けたアプローチの提案に関する論文

• 論文の分野は下記に示すとおり。

品質向上・高品質化技術レビュー・インスペクション手法

開発プロセス技術プロジェクト・マネージメント技術

コーディング作法テスト／検証技術要求獲得・分析技術ユーザビリティ技術

設計手法・設計言語支援ツール・開発環境技術者スキル標準要求獲得・分析技術、ユーザビリティ技術

見積り手法、モデリング手法定量化・エンペリカル手法

技術者スキル標準キャリア開発技術者教育、人材育成

詳しくは、WEBで、”IPA SEC”で検索してください。


Documents

ETSSETSSETSS,ETSS-JMAABの紹介と、 アイシンAWでの ...jmaab.mathworks.jp/matlabexpo.pdf• MATLAB/Simulinkベースでの設計・開発環境の発展 • 自動車メーカーとサプライヤーの境界を越えた効率的な開発環境の

ETSSETSSETSS,ETSS-JMAABの紹介と、アイシンAWでの ...jmaab.mathworks.jp/matlabexpo.pdf• MATLAB/Simulinkベースでの設計・開発環境の発展 • 自動車メーカーとサプライヤーの境界を越えた効率的な開発環境の