12
[Macro有効化_説明書.xls マクロを有効にして開く方法] Excelファイルをマクロを有効にして開く方法 2008.05.28 調書システム内の各種Excelファイルでは、マクロ(VBA:Visual Basic for Application)を使用 して、各種処理が行われています。 従って、各種ファイルは、単に内容を見るだけの場合を除き、マクロを有効にして開く必要が あります。 使用環境(基本ソフトウェア[OS:Microsoft Windows]、Microsoft Excel のバージョン)によって、 マクロを有効にする方法が異なるので、可能な方法の一覧を下表に示します。 Excel-2000 Excel-XP Excel-2003 Excel-2007 方法1 方法2 方法3 方法1 方法2 方法3 方法1 方法2 方法3 方法1: 常に、マクロを有効にするように指定する。 方法2: 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。 方法3: 信頼できる場所を使用して、マクロを有効にする。 ○: 可能ではあるが、推奨外 ◎: 推奨方法 -: この方法は採れない。 以下に、Microsoft Excel のバージョン毎に、マクロを有効にする方法を示します。 (詳細は、シートE##-n を参照。) 1. Excel 2000 の場合 (a) 方法1 [シートE20-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。 (b) 方法2 [シートE20-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。 (c) 方法3 2. Excel XP の場合 (a) 方法1 [シートEXP-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。 (b) 方法2 [シートEXP-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。 (c) 方法3 3. Excel 2003 の場合 (a) 方法1 [シートE23-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。 (b) 方法2 [シートE23-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。 (c) 方法3 4. Excel 2007 の場合 (a) 方法1 [シートE27-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。 (b) 方法2 [シートE27-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。 (c) 方法3 [シートE27-3] 信頼できる場所を使用して、調書システムを運用する。 Windows XP Windows Vista Windows Vista- Excel 2000 の組合せは 推奨環境対象外。 OS ExcelのVersion 記事 Windows 2000 Windows 2000- Excel 2007 の組合せは 存在しない。 マクロを有効にして開く方法 1/1 ページ

Excel-XP XP - goto.info.waseda.ac.jpgoto/msg/Nict-Chosho-SysV2.81/%83%7D... · [Macro有効化_説明書.xls E20-1] Excel 2000 方法1 2008.05.28 常に、マクロを有効にするように指定する。

Embed Size (px)

Citation preview

[Macro有効化_説明書.xls マクロを有効にして開く方法]

Excelファイルをマクロを有効にして開く方法 2008.05.28

調書システム内の各種Excelファイルでは、マクロ(VBA:Visual Basic for Application)を使用して、各種処理が行われています。 従って、各種ファイルは、単に内容を見るだけの場合を除き、マクロを有効にして開く必要があります。

使用環境(基本ソフトウェア[OS:Microsoft Windows]、Microsoft Excel のバージョン)によって、マクロを有効にする方法が異なるので、可能な方法の一覧を下表に示します。

Excel-2000 Excel-XP Excel-2003 Excel-2007

方法1 ○ ○ ○

方法2 ◎ ◎ ◎

方法3 - - -

方法1 ○ ○ ○ ○

方法2 ◎ ◎ ◎ ◎

方法3 - - - ◎

方法1 ○ ○ ○ ○

方法2 ○ ◎ ◎ ◎

方法3 - - - ◎

方法1: 常に、マクロを有効にするように指定する。方法2: 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。方法3: 信頼できる場所を使用して、マクロを有効にする。

○: 可能ではあるが、推奨外◎: 推奨方法-: この方法は採れない。

以下に、Microsoft Excel のバージョン毎に、マクロを有効にする方法を示します。(詳細は、シートE##-n を参照。)

1. Excel 2000 の場合

(a) 方法1 [シートE20-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。(b) 方法2 [シートE20-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。(c) 方法3 -

2. Excel XP の場合

(a) 方法1 [シートEXP-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。(b) 方法2 [シートEXP-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。(c) 方法3 -

3. Excel 2003 の場合

(a) 方法1 [シートE23-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。(b) 方法2 [シートE23-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。(c) 方法3 -

4. Excel 2007 の場合

(a) 方法1 [シートE27-1] 常に、マクロを有効にするように指定する。(b) 方法2 [シートE27-2] 毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。(c) 方法3 [シートE27-3] 信頼できる場所を使用して、調書システムを運用する。

Windows XP

Windows Vista

Windows Vista-Excel 2000の組合せは推奨環境対象外。

OS    

ExcelのVersion記事

Windows 2000

Windows 2000-Excel 2007の組合せは存在しない。

マクロを有効にして開く方法 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E20-1]

Excel 2000 方法1 2008.05.28

常に、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, (Vista)

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

Excel ファイルを開く時は、すべて、マクロが有効となります。

セキュリティ レベルを「低」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E20-1 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E20-2]

Excel 2000 方法2 2008.05.28

毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, (Vista)

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

ファイルを開く時、以下のダイアログが表示されるので、毎回、「マクロを有効にする」をクリックして開く

セキュリティ レベルを「中」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E20-2 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls EXP-1]

Excel XP 方法1 2008.05.28

常に、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, Vista

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

Excel ファイルを開く時は、すべて、マクロが有効となります。

セキュリティ レベルを「低」に設定

(本設定は、初回のみで可)

EXP-1 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls EXP-2]

Excel XP 方法2 2008.05.28

毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, Vista

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

ファイルを開く時、以下のダイアログが表示されるので、毎回、「マクロを有効にする」をクリックして開く

セキュリティ レベルを「中」に設定

(本設定は、初回のみで可)

EXP-2 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E23-1]

Excel 2003 方法1 2008.05.28

常に、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, Vista

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

Excel ファイルを開く時は、すべて、マクロが有効となります。

セキュリティ レベルを「低」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E23-1 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E23-2]

Excel 2003 方法2 2008.05.28

毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows 2000, XP, Vista

[ツール]-[マクロ]-[セキュリティ]-[セキュリティ レベル]

ファイルを開く時、以下のダイアログが表示されるので、毎回、「マクロを有効にする」をクリックして開く

セキュリティ レベルを「中」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E23-2 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E27-1]

Excel 2007 方法1 2008.05.28

常に、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows XP, Vista

[Microsoft Office ボタン]-[Excel のオプション]-[セキュリティ センター]-[セキュリティ センターの設定]-[マクロの設定]

Excel ファイルを開く時は、すべて、マクロが有効となります。

「すべてのマクロを有効にする」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E27-1 1/1 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E27-2]

Excel 2007 方法2 2008.05.28

毎回(ファイルを開く毎に)、マクロを有効にするように指定する。対応OS:Windows XP, Vista

[Microsoft Office ボタン]-[Excel のオプション]-[セキュリティ センター]-[セキュリティ センターの設定]-[マクロの設定]

ファイルを開いた時は、マクロは無効のまま開かれます。

このように、セキュリティの警告が表示されます。

「警告を表示して すべてのマクロを無効にする」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E27-2 1/2 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E27-2]

オプションをクリックすると、以下のダイアログが表示されるので、「このコンテンツを有効にする」にチェックを入れた上で、「OK」をクリック。

セキュリティの警告が消え、マクロが有効となります。

E27-2 2/2 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E27-3]

Excel 2007 方法3 2008.05.28

信頼できる場所を使用して、調書システムを運用する。信頼できる場所からファイルを開くと、セキュリティセンターのセキュリティ機能によってチェックされないので、セキュリティ警告は表示されず、マクロは有効となります。対応OS:Windows XP, Vista

[Microsoft Office ボタン]-[Excel のオプション]-[セキュリティ センター]-[セキュリティ センターの設定]-[マクロの設定]

信頼できる場所の作成方法

以下に、「C:\調書Sys_@nnn」フォルダ(その配下のサブフォルダも含む)を、信頼できる場所とする場合について、例示する。

[Microsoft Office ボタン]-[Excel のオプション]-[セキュリティ センター]-[セキュリティ センターの設定]-[信頼できる場所]

「警告を表示して すべてのマクロを無効にする」に設定

(本設定は、初回のみで可)

E27-3 1/2 ページ

[Macro有効化_説明書.xls E27-3]

「新しい場所の追加」をクリックし、「参照」で、所望のフォルダを設定し、「この場所のサブフォルダも信頼する」にチェックを入れて、「OK」をクリック。

以降は、「C:\調書Sys_@nnn」フォルダ(その配下のサブフォルダも含む)内のファイルは、マクロを有効にして開かれます。

作成した「信頼できる場所」の使用を中止する場合は、[信頼できる場所]に登録されているフォルダ(自分で追加したフォルダ)を選択して、「削除」をクリックする。

E27-3 2/2 ページ