第1章 包括外部監査の概要 包括外部監査の種類 地方自治法第 252 条の 37 第1項に基づく包括外部監査 選定した特定の事件(テーマ) 観光部が所管する事務事業の執行及び管理について 事件(テーマ)を選定した理由 近年、山梨県を訪れる観光客は増加し、平成 29 年には過去最多の 3,216 万人を記録し、 自他ともに認める観光立県である。今後、東京オリンピック、パラリンピックを控え、ま すます観光客の増加が予想される。 山梨県は、平成 23 年に「おもてなしのやまなし観光振興条例」を制定し、旅行者の立場 に立って、「おもてなし戦略」をはじめ種々の取り組みを行ってきた。また、平成 28 年3 月には、「やまなし観光産業活性化計画」を策定し、「観光を産業として捉える」という考 え方に立って、地域経済の活性化と雇用の創出を図ってきた。 これらの点をふまえ、山梨県の観光行政に関する事務が法令等に基づき適正に執行され ているかどうか、また効果的かつ効率的に実施されているかどうかを検証することは有用 であると判断し、本年度の監査テーマとして選定した。 監査の対象部署 (1)観光部観光企画課 (2)観光部観光プロモーション課 (3)観光部観光資源課 (4)観光部国際観光交流課 (5)山梨県パスポートセンター 包括外部監査の対象期間 平成 29 年度(平成 29 年4月1日から平成 30 年3月 31 日) ただし、必要に応じ平成 30 年度及び過年度の実績等も参考とした。 包括外部監査結果報告書 平成31年3月28日 山梨県監査委員 殿 包括外部監査人 ………………………………………

f]¬ C⑤国際交流 山梨県では、昭和 35 年に全国に先駆けてアメリカ合衆国アイオワ州と姉妹締結を行い、 その後、ブラジル連邦共和国ミナス・ジェライス州、中華人民共和国四川省、大韓民国

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  • 第1

    包括

    外部

    監査

    の概

    包括

    外部

    監査

    の種

    地方

    自治

    法第

    252条

    の37第

    1項

    に基

    づく

    包括

    外部

    監査

    選定

    した

    特定

    の事

    件(

    テー

    マ)

    観光

    部が

    所管

    する

    事務

    事業

    の執

    行及

    び管

    理に

    つい

    事件

    (テ

    ーマ

    )を

    選定

    した

    理由

    近年

    、山

    梨県

    を訪

    れる

    観光

    客は

    増加

    し、

    平成

    29年

    には

    過去

    最多

    の3,216万

    人を

    記録

    し、

    自他

    とも

    に認

    める

    観光

    立県

    であ

    る。

    今後

    、東

    京オ

    リン

    ピッ

    ク、

    パラ

    リン

    ピッ

    クを

    控え

    、ま

    すま

    す観

    光客

    の増

    加が

    予想

    され

    る。

    山梨

    県は

    、平

    成23年

    に「

    おも

    てな

    しの

    やま

    なし

    観光

    振興

    条例

    」を

    制定

    し、旅

    行者

    の立

    に立

    って

    、「

    おも

    てな

    し戦

    略」

    をは

    じめ

    種々

    の取

    り組

    みを

    行っ

    てき

    た。

    また

    、平

    成28年

    月に

    は、「

    やま

    なし

    観光

    産業

    活性

    化計

    画」

    を策

    定し

    、「

    観光

    を産

    業と

    して

    捉え

    る」

    とい

    う考

    え方

    に立

    って

    、地

    域経

    済の

    活性

    化と

    雇用

    の創

    出を

    図っ

    てき

    た。

    これ

    らの

    点を

    ふま

    え、

    山梨

    県の

    観光

    行政

    に関

    する

    事務

    が法

    令等

    に基

    づき

    適正

    に執

    行さ

    てい

    るか

    どう

    か、

    また

    効果

    的か

    つ効

    率的

    に実

    施さ

    れて

    いる

    かど

    うか

    を検

    証す

    るこ

    とは

    有用

    であ

    ると

    判断

    し、

    本年

    度の

    監査

    テー

    マと

    して

    選定

    した

    監査

    の対

    象部

    (1

    )観

    光部

    観光

    企画

    (2

    )観

    光部

    観光

    プロ

    モー

    ショ

    ン課

    (3

    )観

    光部

    観光

    資源

    (4

    )観

    光部

    国際

    観光

    交流

    (5

    )山

    梨県

    パス

    ポー

    トセ

    ンタ

    包括

    外部

    監査

    の対

    象期

    平成

    29年

    度(

    平成

    29年

    4月

    1日

    から

    平成

    30年

    3月

    31日

    ただ

    し、

    必要

    に応

    じ平

    成30年

    度及

    び過

    年度

    の実

    績等

    も参

    考と

    した

    包括

    外部

    監査

    結果

    報告

    成3

    1年

    3月

    28

    山梨

    県監

    査委

    員 殿

    包括

    外部

    監査

    三 神

    定価(消費税込)一箇年

     一七、二八〇円 (郵送料を含む。)

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    ○包括外部監査人の監査の結果に関する報告の公表…

    ……

    ……

    ……

    ……

    ……

    ……

    ……

    山梨県公報

       次

    山梨県監査委員告示第三号

     地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の三十七第五項の規定に

    基づき、包括外部監査人三神治彦から監査の結果に関する報告の提出があったので、同

    法第二百五十二条の三十八第三項の規定により、次のとおり公表する。

      平成三十一年四月二十六日

                     山梨県監査委員

       小

      島

         徹

                     同

             小

      泉

      久

      司

                     同

             山

      田

      一

      功

                     同

             杉

      山

         肇

    金 曜 日

    号外第二十七号

    平成三十一年

    四月二十六日

  • 利害

    関係

    外部

    監査

    の対

    象と

    した

    事件

    につ

    き、

    包括

    外部

    監査

    人及

    び監

    査人

    補助

    者は

    地方

    自治

    法第

    252条

    の29の

    規定

    によ

    り記

    載す

    べき

    利害

    関係

    はな

    い。

    包括

    外部

    監査

    の方

    (1

    )監

    査の

    重点

    及び

    着眼

    事務

    執行

    及び

    管理

    が法

    令、

    条例

    、規

    則等

    に基

    づき

    適正

    に実

    施さ

    れて

    いる

    事務

    執行

    及び

    管理

    が事

    業計

    画等

    の達

    成の

    ため

    に有

    効か

    つ効

    率的

    に行

    われ

    てい

    るか

    事務

    執行

    及び

    管理

    に係

    る支

    出の

    経済

    性は

    適切

    執行

    され

    た事

    務の

    成果

    につ

    いて

    、適

    切な

    基準

    によ

    り評

    価さ

    れて

    いる

    措置

    の内

    容が

    指摘

    及び

    意見

    の趣

    旨と

    整合

    して

    いる

    (2

    )主

    な監

    査の

    手続

    関連

    諸法

    令、

    諸規

    定等

    の閲

    覧、

    内容

    検討

    関係

    部署

    への

    事前

    調査

    の実

    施、

    分析

    関係

    部署

    への

    質問

    関係

    帳簿

    及び

    証拠

    書類

    の閲

    覧、

    検討

    、分

    その

    他必

    要と

    認め

    た手

    包括

    外部

    監査

    の実

    施期

    平成

    30年

    7月

    27日

    から

    平成

    31年

    2月

    28日

    まで

    包括

    外部

    監査

    従事

    者の

    資格

    包括

    外部

    監査

    税理

    三神

    包括

    外部

    監査

    人補

    助者

    護士

    理恵

    護士

    笠原

    理士

    智紀

    理士

    亮平

    理士

    さち

    理士

    徳夫

    理士

    博之

    理士

    徳仁

    理士

    安正

    理士

    俊一

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • ⑤国

    際交

    山梨

    県で

    は、昭

    和35年

    に全

    国に

    先駆

    けて

    アメ

    リカ

    合衆

    国ア

    イオ

    ワ州

    と姉

    妹締

    結を

    行い

    その

    後、

    ブラ

    ジル

    連邦

    共和

    国ミ

    ナス

    ・ジ

    ェラ

    イス

    州、

    中華

    人民

    共和

    国四

    川省

    、大

    韓民

    忠清

    北道

    、フ

    ラン

    ス共

    和国

    ソー

    ヌ・

    エ・

    ロア

    ール

    県と

    姉妹

    ・友

    好締

    結を

    行っ

    てい

    る。

    た、

    県内

    の多

    くの

    市町

    村が

    、海

    外の

    都市

    と姉

    妹関

    係が

    あり

    、こ

    うし

    た地

    域を

    中心

    に国

    交流

    が進

    めら

    れて

    いる

    ⑥文

    化遺

    山梨

    県に

    は、

    国宝

    「大

    善寺

    本堂

    」、「

    清白

    寺仏

    殿」

    など

    の歴

    史的

    建造

    物や

    特別

    名勝

    「富

    士山

    」、「

    御岳

    昇仙

    峡」

    など

    数多

    くの

    貴重

    な文

    化遺

    産が

    存在

    し観

    光名

    所と

    なっ

    てい

    る。

    また

    、ミ

    レー・バ

    ルビ

    ソン

    派の

    コレ

    クシ

    ョン

    では

    世界

    でも

    有数

    な県

    立美

    術館

    をは

    じめ

    県立

    博物

    館な

    ど数

    多く

    の文

    化施

    設が

    あり

    、多

    くの

    観覧

    者が

    訪れ

    てい

    る。

    (2

    )観

    光入

    込客

    数と

    観光

    消費

    額の

    概要

    成29年

    山梨

    県観

    光入

    込客

    統計

    調査

    報告

    書に

    よる

    と、

    平成

    29年

    の山

    梨県

    にお

    ける

    観光

    入込

    客数

    は、

    実人

    数で

    3,216万

    人と

    推計

    され

    、前

    年3,205万

    人を

    約11万

    人(

    0.4%

    )上

    り、

    過去

    最高

    を記

    録し

    た。

    注)

    観光

    入込

    客と

    は、

    日常

    生活

    圏以

    外の

    場所

    へ旅

    行し

    、そ

    こで

    の滞

    在が

    報酬

    を得

    ない

    者と

    し、

    観光

    地点

    及び

    行祭

    事・

    イベ

    ント

    に訪

    れた

    者の

    こと

    【山

    梨県

    の観

    光入

    込客

    数と

    観光

    消費

    額の

    推移

    平成

    29年

    は、

    10月

    の長

    雨や

    週末

    の台

    風接

    近等

    の影

    響に

    よる

    マイ

    ナス

    要因

    があ

    った

    もの

    の、

    世界

    遺産

    富士

    山の

    継続

    的な

    人気

    や、

    外国

    観光

    客の

    増加

    など

    によ

    り観

    光入

    込客

    数は

    、過

    去最

    高で

    あっ

    た前

    年を

    上回

    る結

    果と

    なっ

    た。

    また

    、観

    光消

    費額

    は、

    4,133

    億円

    とな

    り、

    年よ

    り20億

    円程

    度減

    少し

    たも

    のの

    、4,000億

    円を

    突破

    して

    いる

    年度

    光客

    数(

    万人

    観光

    消費

    額(

    億円

    平成

    29年

    3,216

    4,133

    平成

    28年

    3,205

    4,157

    平成

    27年

    3,146

    3,967

    平成

    26年

    3,002

    3,573

    平成

    25年

    2,968

    3,290 富

    士山

    世界

    遺産

    登録

    平成

    24年

    2,735

    3,013

    平成

    23年

    2,355

    2,355 東

    日本

    大震

    平成

    22年

    2,569

    2,475

    第2

    包括

    外部

    監査

    対象の

    概要

    山梨

    県の

    観光

    の概

    (1

    )山

    梨県

    の魅

    地勢

    梨県

    は、

    周囲

    を急

    峻な

    山々

    に囲

    まれ

    おり

    、北

    東部

    に秩

    父山

    塊、

    西部

    に3,000メ

    ート

    ル級

    山々

    から

    なる

    赤石

    山脈(

    南ア

    ルプ

    ス)、南

    部に

    は日

    本一

    の高

    峰富

    士山(

    3,776メ

    ート

    ル)、そ

    して

    、北

    部に

    は八

    ヶ岳

    、茅

    ヶ岳

    が広

    い裾

    野を

    引い

    てい

    る。こ

    れら

    の山

    地は

    、山

    岳、

    森林

    、湖

    沼、

    渓谷

    など

    の優

    れた

    景観

    に富

    み、

    富士

    箱根

    伊豆

    国立

    公園

    をは

    じめ

    3つ

    の国

    公園

    、八

    ヶ岳

    中信

    高原

    国定

    公園

    、2

    つの

    県立

    自然

    公園

    に指

    定さ

    れて

    いる

    た、名

    水百

    選(

    環境

    庁(

    当時

    )選

    定:昭

    和60年

    )に

    3つ

    、新・名

    水百

    選(

    環境

    省選

    定:

    平成

    12年

    )に

    4つ

    も選

    ばれ

    るな

    ど清

    澄な

    水に

    恵ま

    れて

    いる

    ②農

    梨県

    は、

    東京

    圏に

    近い

    立地

    条件

    や変

    化に

    富ん

    だ自

    然条

    件を

    活か

    し、

    果樹

    、畜

    産、

    菜、

    花き

    など

    特色

    ある

    産地

    を形

    成し

    てい

    る。

    なか

    でも

    、果

    樹が

    農業

    生産

    額の

    5割

    以上

    占め

    、ぶ

    どう

    、も

    も、

    すも

    もは

    全国

    一の

    生産

    量を

    誇っ

    てい

    る。

    た、

    平成

    29年

    3月

    には

    、峡

    東地

    域が

    「盆

    地に

    適応

    した

    山梨

    の複

    合的

    果樹

    シス

    テム

    とし

    て日

    本農

    業遺

    産に

    認定

    され

    てい

    る。

    ③林

    梨県

    は、

    世界

    的な

    森林

    認証

    制度

    であ

    るF

    SC

    森林

    管理

    認証

    を取

    得し

    た県

    有林

    をは

    めと

    して

    、森

    林が

    県土

    の約

    78%

    を占

    める

    全国

    有数

    の森

    林県

    であ

    る。ま

    た、森

    林の

    持つ

    様々

    な働

    きを

    一層

    発揮

    させ

    るた

    め、

    複層

    林や

    広葉

    樹林

    の造

    成、

    長伐

    期施

    業な

    どの

    取り

    組み

    進め

    、さ

    らに

    、シ

    イタ

    ケ、

    タケ

    ノコ

    、ワ

    サビ

    など

    、特

    用林

    産物

    の生

    産も

    行っ

    てい

    る。

    また

    、「企

    業の

    森」等

    、C

    SR(

    企業

    の社

    会的

    責任

    )活

    動に

    取り

    組む

    場と

    して

    利用

    され

    山梨

    県へ

    の来

    訪の

    きっ

    かけ

    づく

    りと

    なっ

    てい

    る。

    ④地

    場産

    山梨

    県に

    は、

    産地

    ブラ

    ンド

    「K

    oo

    -f

    u」

    に代

    表さ

    れ、

    日本

    一の

    産地

    であ

    るジ

    ュエ

    リー

    産業

    、E

    Uへ

    の輸

    出が

    はじ

    まっ

    た「

    甲州

    ワイ

    ン」

    に象

    徴さ

    れ、

    多く

    のワ

    イナ

    リー

    集積

    する

    ワイ

    ン産

    業、

    甲斐

    絹に

    代表

    され

    る織

    物産

    業な

    ど、

    個性

    ある

    地場

    産業

    が展

    開さ

    てい

    る。

    また

    、「甲

    州印

    伝」や「

    市川

    和紙

    」、「

    西嶋

    和紙

    」、「

    雨畑

    硯」な

    ど全

    国に

    誇れ

    る山

    梨県

    風土

    に根

    差し

    た伝

    統工

    芸品

    が数

    多く

    ある

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • 観光

    振興

    は、

    常に

    安全

    ・快

    適へ

    の配

    慮が

    重要

    光の

    振興

    は、

    ユニ

    バー

    サル

    デザ

    イン

    (年

    齢、

    性別

    、国

    籍、

    障害

    の有

    無等

    にか

    かわ

    らず

    、全

    ての

    者が

    利用

    でき

    るよ

    うに

    施設

    又は

    設備

    を設

    計す

    るこ

    と等

    をい

    う。)の

    観点

    を踏

    まえ

    、全

    ての

    旅行

    者が

    常に

    安全

    かつ

    快適

    な旅

    行が

    でき

    るよ

    う配

    慮す

    るこ

    とが

    重要

    であ

    ると

    いう

    認識

    の下

    に、

    推進

    され

    なけ

    れば

    なら

    ない

    (観

    光に

    関す

    る基

    本施

    策)

    おも

    てな

    しの

    推進

    郷土

    教育

    ・人

    材育

    成の

    充実

    地域

    の良

    好な

    景観

    の形

    成並

    びに

    施設

    の整

    備、

    適切

    な管

    理等

    地域

    の特

    産物

    の活

    用並

    びに

    歴史

    的又

    は文

    化的

    資産

    の保

    存及

    び活

    県民

    等の

    おも

    てな

    しに

    取り

    組む

    気運

    の醸

    多様

    な観

    光の

    推進

    旅行

    者の

    ニー

    ズの

    把握

    多様

    な観

    光の

    形態

    の創

    出、

    普及

    都市

    農村

    交流

    等の

    促進

    外国

    人旅

    行者

    の来

    訪の

    促進

    外国

    人旅

    行者

    の誘

    客促

    国際

    交流

    の促

    広報

    宣伝

    及び

    情報

    提供

    広告

    宣伝

    の充

    実強

    (県

    内旅

    行者

    への

    )情

    報提

    供の

    充実

    強化

    (3

    )や

    まな

    し観

    光推

    進計

    画の

    概要

    成24年

    3月

    にお

    もて

    なし

    のや

    まな

    し観

    光振

    興条

    例第

    13条

    の規

    定に

    基づ

    き、

    本県

    の観

    光の

    振興

    に関

    する

    施策

    の総

    合的

    かつ

    計画

    的な

    推進

    を図

    るた

    めに

    、や

    まな

    し観

    光推

    進計

    画が

    策定

    され

    た。

    県、

    市町

    村、

    県民

    、観

    光事

    業者

    、観

    光関

    係団

    体等

    が一

    体と

    なり

    、観

    光を

    推進

    して

    いく

    もの

    とさ

    れて

    いる

    やま

    なし

    観光

    推進

    計画

    にお

    いて

    、観

    光振

    興の

    総合

    的な

    目的

    を「

    やす

    らぎ

    と感

    動の

    山梨

    と掲

    げら

    れた

    。県

    民の

    温か

    な接

    待や

    、地

    域固

    有の

    美し

    い景

    観や

    地域

    の特

    産物

    、伝

    統芸

    能な

    どで

    旅行

    者を

    もて

    なす

    「山

    梨な

    らで

    はの

    おも

    てな

    し」

    によ

    り、

    旅行

    者に

    やす

    らぎ

    や満

    足を

    超え

    た感

    動を

    与え

    られ

    る山

    梨県

    を目

    指す

    こと

    とし

    てい

    る。

    やす

    らぎ

    と感

    動の

    山梨

    」を

    実現

    する

    ため

    に、

    ①旅

    行者

    、②

    地域

    、③

    イン

    バウ

    ンド

    観光

    の3

    つの

    ジャ

    ンル

    ごと

    に、

    それ

    ぞれ

    次の

    目標

    を設

    定し

    た。

    旅行

    者に

    対す

    る目

    標・

    ・・

    ・・

    ・・

    ・「

    旅行

    者の

    笑顔

    あふ

    れる

    山梨

    民や

    観光

    事業

    者等

    によ

    るお

    もて

    なし

    に触

    れ、

    特色

    ある

    地域

    資源

    を活

    用し

    た多

    彩な

    山梨

    県の

    観光

    政策

    の概

    (1

    )お

    もて

    なし

    のや

    まな

    し観

    光振

    興条

    例の

    制定

    成23年

    11月

    に「

    地域

    への

    誇り

    と愛

    着に

    基づ

    くお

    もて

    なし

    を県

    民総

    参加

    によ

    り推

    進し

    旅行

    者が

    やす

    らぎ

    と感

    動を

    覚え

    、再

    び訪

    れた

    いと

    思う

    魅力

    ある

    地域

    づく

    りを

    進め

    るこ

    と等

    によ

    り県

    の観

    光の

    振興

    を図

    り、

    もっ

    て観

    光産

    業が

    県の

    基幹

    的な

    産業

    とし

    て発

    展す

    るこ

    とを

    通じ

    て、県

    経済

    の発

    展及

    び活

    力に

    満ち

    た地

    域社

    会の

    実現

    に寄

    与す

    るこ

    とを

    目的(

    第一

    的)」

    に、

    おも

    てな

    しの

    やま

    なし

    観光

    振興

    条例

    は制

    定さ

    れた

    おも

    てな

    しの

    やま

    なし

    観光

    振興

    条例

    に、

    6つ

    の基

    本理

    念(

    第三

    基本

    理念

    )と

    、4

    の観

    光振

    興に

    関す

    る基

    本施

    策(

    第九

    条か

    ら第

    十二

    条)

    が掲

    げら

    れて

    いる

    (基

    本理

    念)

    観光

    振興

    は、「

    おも

    てな

    し」

    が重

    光の

    振興

    は、

    県民

    等が

    地域

    の自

    然、

    歴史

    、文

    化等

    に対

    する

    理解

    と関

    心を

    深め

    、誇

    りと

    愛着

    をも

    ち、

    おも

    てな

    しを

    実践

    する

    こと

    が重

    要で

    ある

    とい

    う認

    識の

    下に

    、推

    進さ

    れな

    けれ

    ばな

    らな

    い。

    観光

    振興

    は、

    県民

    総参

    加で

    の推

    進が

    重要

    観光

    の振

    興は

    、県

    民総

    参加

    によ

    り、

    推進

    され

    なけ

    れば

    なら

    ない

    観光

    振興

    は、

    県経

    済の

    発展

    のた

    めに

    重要

    光の

    振興

    は、観

    光産

    業が

    、商

    業、工

    業、農

    業等

    の産

    業と

    関連

    を有

    する

    産業

    であ

    り、

    県経

    済の

    発展

    の上

    で重

    要な

    役割

    を担

    って

    いる

    とい

    う認

    識の

    下に

    、推

    進さ

    れな

    けれ

    ばな

    らな

    い。

    ④観

    光振

    興は

    、人

    材の

    育成

    が重

    光の

    振興

    は、お

    もて

    なし

    の意

    義を

    深く

    理解

    し、お

    もて

    なし

    に関

    する

    普及

    啓発

    活動

    に主

    体的

    に取

    り組

    むこ

    とが

    でき

    る人

    材そ

    の他

    の観

    光の

    振興

    に寄

    与す

    る人

    材の

    育成

    重要

    であ

    ると

    いう

    認識

    の下

    に、

    推進

    され

    なけ

    れば

    なら

    ない

    観光

    振興

    は、

    地域

    の環

    境や

    資源

    の保

    存・

    保全

    が重

    光の

    振興

    は、将

    来に

    わた

    る持

    続的

    な観

    光の

    発展

    を実

    現す

    るた

    めに

    は、良

    好な

    自然

    環境

    及び

    景観

    の保

    全並

    びに

    歴史

    的又

    は文

    化的

    資産

    の保

    全を

    図る

    こと

    が重

    要で

    ある

    いう

    認識

    の下

    に、

    推進

    され

    なけ

    れば

    なら

    ない

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • 必要

    な施

    設の

    整備

    や適

    切な

    管理

    を行

    うこ

    とに

    より

    旅行

    者の

    安全

    性・

    利便

    性・

    快適

    性の

    確保

    を図

    る。

    地域

    の特

    産物

    の活

    用並

    びに

    歴史

    的又

    は文

    化的

    資産

    の保

    存及

    び活

    地域

    の歴

    史や

    文化

    、農

    業、

    食、

    地場

    産業

    など

    地域

    固有

    の特

    色あ

    る資

    源を

    発掘

    魅力

    の向

    上を

    図り

    、観

    光の

    振興

    に資

    する

    資源

    とし

    て有

    効に

    活用

    して

    地域

    や旅

    行自

    体の

    魅力

    を高

    め、

    旅行

    者を

    もて

    なす

    県民

    等の

    おも

    てな

    しに

    取り

    組む

    気運

    の醸

    おも

    てな

    しの

    重要

    性に

    つい

    て県

    民等

    の理

    解と

    関心

    を高

    める

    ため

    、2

    月1

    日か

    7日

    を「

    おも

    てな

    し推

    進週

    間」

    と定

    め、

    おも

    てな

    しに

    取り

    組む

    気運

    の醸

    成に

    向け

    て「

    おも

    てな

    しの

    やま

    なし

    県民

    大会

    」を

    開催

    する

    また

    、お

    もて

    なし

    の推

    進に

    顕著

    な功

    績の

    あっ

    た県

    民等

    に対

    する

    表彰

    、お

    もて

    しに

    関す

    る事

    例の

    紹介

    等に

    より

    、県

    民等

    に広

    くお

    もて

    なし

    の周

    知を

    図り

    、お

    もて

    なし

    の実

    践活

    動に

    結び

    付け

    る環

    境づ

    くり

    を行

    う。

    ②多

    様な

    観光

    の推

    近年

    の観

    光は

    、個

    人や

    グル

    ープ

    を中

    心と

    した

    体験・学

    習型

    の旅

    行が

    中心

    とな

    って

    おり

    併せ

    て旅

    行者

    の旅

    行ニ

    ーズ

    も多

    様化

    、高

    度化

    して

    いる

    。こ

    うし

    た動

    きを

    的確

    にと

    らえ

    他地

    域と

    の競

    争の

    中で

    本県

    への

    誘客

    促進

    を図

    って

    いく

    ため

    、本

    県の

    独自

    の強

    みで

    ある

    東京

    圏の

    近く

    にあ

    りな

    がら

    、富

    士山

    、南

    アル

    プス

    、八

    ヶ岳

    など

    豊か

    な自

    然に

    恵ま

    れて

    るこ

    と、

    もも

    、ぶ

    どう

    、さ

    くら

    んぼ

    など

    のフ

    ルー

    ツに

    代表

    され

    る美

    味し

    い農

    産物

    があ

    こと

    、ワ

    イン

    、ジ

    ュエ

    リー

    、織

    物な

    ど世

    界に

    誇り

    うる

    地場

    産業

    が展

    開さ

    れて

    いる

    こと

    貴重

    な自

    然環

    境の

    中で

    健康

    美を

    追求

    した

    り、

    様々

    なス

    ポー

    ツが

    楽し

    める

    こと

    など

    、個

    ある

    豊富

    な地

    域資

    源を

    十分

    に活

    かす

    とと

    もに

    、一

    方で

    常に

    新し

    い観

    光資

    源の

    開発

    に取

    組み

    なが

    ら、

    旅行

    者に

    とっ

    て魅

    力あ

    ふれ

    る様

    々な

    体験

    プロ

    グラ

    ムや

    着地

    型旅

    行商

    品を

    イン

    ナッ

    プし

    て、

    本県

    の魅

    力を

    余す

    こと

    なく

    十分

    に堪

    能で

    きる

    多様

    な観

    光を

    展開

    する

    行者

    のニ

    ーズ

    の把

    本県

    の資

    源を

    活用

    した

    新た

    な旅

    行形

    態を

    生み

    出す

    ため

    には

    、旅

    行者

    から

    のニ

    ーズ

    を的

    確に

    把握

    する

    必要

    があ

    る。

    旅行

    者か

    ら直

    接聞

    き取

    り調

    査を

    行う

    アン

    ケー

    ト調

    等を

    通じ

    て旅

    行者

    から

    の情

    報を

    集め

    、旅

    行者

    のニ

    ーズ

    に基

    づい

    た多

    様な

    旅行

    商品

    創出

    を図

    る。

    様な

    観光

    の形

    態の

    創出

    、普

    及等

    本県

    は、東

    京圏

    に隣

    接す

    る位

    置に

    あり

    なが

    ら、四

    方を

    富士

    山を

    はじ

    めと

    する

    3,000

    メー

    トル

    級の

    山々

    に囲

    まれ

    、県

    土の

    約78%

    を森

    林で

    占め

    てい

    る。豊

    かな

    自然

    やも

    も、

    ぶど

    う等

    の果

    樹が

    織り

    なす

    四季

    の表

    情は

    大変

    美し

    く、

    その

    中で

    、果

    物、

    ワイ

    ン、

    ュエ

    リー

    、ミ

    ネラ

    ルウ

    ォー

    ター

    、織

    物、

    印章

    、和

    紙等

    、本

    県が

    誇れ

    る数

    多く

    の特

    物が

    生み

    出さ

    れる

    とと

    もに

    、県

    内各

    地で

    は、

    伝統

    的な

    祭り

    や多

    彩な

    行事

    が行

    われ

    光商

    品を

    楽し

    むこ

    とに

    より

    、感

    動を

    得て

    、ま

    た来

    訪し

    たい

    、住

    んで

    みた

    いと

    思え

    る地

    を目

    指す

    ②地

    域に

    対す

    る目

    標・

    ・・

    ・・

    ・・

    ・・「

    地域

    がい

    きい

    きし

    てい

    る山

    梨」

    民が

    、住

    んで

    いる

    地域

    の価

    値や

    魅力

    を十

    分に

    理解

    し、

    地域

    に対

    する

    愛着

    や誇

    りを

    って

    生活

    する

    こと

    によ

    り、

    住民

    同士

    も来

    訪者

    にも

    明る

    く接

    する

    、生

    き生

    きし

    た地

    域を

    指す

    た、

    観光

    産業

    が基

    幹的

    な産

    業と

    して

    発展

    する

    こと

    によ

    り、

    多く

    の関

    連産

    業が

    活性

    し、

    様々

    な人

    が集

    い、

    様々

    な出

    会い

    や交

    流が

    生ま

    れ、

    賑わ

    いや

    活気

    ある

    地域

    が形

    成さ

    るこ

    とを

    目指

    す。

    ③イ

    ンバ

    ウン

    ト観

    光に

    対す

    る目

    標・

    ・・「

    海外

    の人

    々が

    訪れ

    たく

    なる

    山梨

    士山

    (平

    成25年

    6月

    22日

    に世

    界文

    化遺

    産に

    登録

    )を

    はじ

    めと

    する

    本県

    の観

    光地

    よく

    知ら

    れる

    よう

    にな

    るこ

    とを

    目指

    す。

    た、

    外国

    人旅

    行者

    も不

    自由

    なく

    旅行

    が楽

    しめ

    る環

    境が

    整備

    され

    、地

    域の

    人々

    との

    れあ

    いを

    通じ

    て、

    ゆっ

    くり

    と滞

    在し

    、ま

    た訪

    れた

    いと

    思え

    る地

    域と

    なる

    こと

    を目

    指す

    (4

    )観

    光振

    興に

    おけ

    る施

    策の

    基本

    的な

    方針

    ①お

    もて

    なし

    の推

    もて

    なし

    のや

    まな

    し観

    光振

    興条

    例で

    は、「

    おも

    てな

    し」を

    、「旅

    行者

    の立

    場に

    立っ

    て、

    次に

    掲げ

    る行

    為に

    より

    旅行

    者を

    もて

    なす

    こと

    」と

    定義

    して

    いる

    温か

    な心

    配り

    によ

    る接

    地域

    の良

    好な

    景観

    の形

    成並

    びに

    施設

    の整

    備、

    適切

    な管

    理等

    によ

    る旅

    行者

    の安

    全性

    利便

    性及

    び快

    適性

    の確

    地域

    の特

    産物

    の活

    用並

    びに

    歴史

    的又

    は文

    化的

    資産

    の保

    存及

    び活

    郷土

    教育

    ・人

    材育

    成の

    充実

    地域

    の魅

    力や

    価値

    を学

    び、

    地域

    に対

    する

    愛着

    や誇

    りを

    育む

    ため

    郷土

    教育

    の充

    を図

    る。

    魅力

    ある

    地域

    づく

    りを

    担う

    層の

    厚い

    人材

    の育

    成を

    支援

    する

    観光

    事業

    者に

    よる

    良質

    なサ

    ービ

    スの

    提供

    、県

    民に

    よる

    観光

    ガイ

    ドや

    交流

    など

    より

    旅行

    者を

    温か

    くも

    てな

    す。

    地域

    の良

    好な

    景観

    の形

    成並

    びに

    施設

    の整

    備、

    適切

    な管

    理等

    富士

    山や

    昇仙

    峡な

    どに

    代表

    され

    る自

    然景

    観を

    美し

    く保

    全す

    ると

    とも

    に、

    果樹

    等の

    農地

    、古

    民家

    のた

    たず

    まい

    を残

    した

    集落

    、町

    並み

    、沿

    道や

    個人

    の庭

    先な

    ど、

    観光

    旅行

    者の

    目に

    触れ

    る景

    観を

    美し

    く整

    える

    こと

    で旅

    行者

    をも

    てな

    す。

    また

    、ユ

    ニバ

    ーサ

    ルデ

    ザイ

    ンの

    考え

    方を

    取り

    入れ

    、ト

    イレ

    、案

    内板

    や歩

    道等

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • 用し

    、本

    県の

    魅力

    を広

    報宣

    伝す

    る。

    県内

    旅行

    者へ

    の)

    情報

    提供

    の充

    実強

    本県

    に来

    訪中

    の旅

    行者

    に対

    して

    、必

    要な

    現地

    の観

    光情

    報を

    適時

    適切

    に提

    供す

    るこ

    とが

    旅行

    の満

    足度

    の向

    上、

    質の

    向上

    にも

    つな

    がる

    こと

    から

    、富

    士の

    国や

    まな

    し観

    ネッ

    ト(

    山梨

    県の

    観光

    や物

    産に

    関す

    るホ

    ーム

    ペー

    ジ)

    の充

    実、

    バス

    コン

    シェ

    ルジ

    シス

    テム

    (地

    域の

    バス

    停か

    ら当

    該地

    域の

    観光

    資源

    や交

    通シ

    ステ

    ムに

    関す

    る情

    報を

    帯電

    話に

    提供

    する

    シス

    テム

    )の

    案内

    情報

    サー

    ビス

    の充

    実等

    を図

    る。

    (5

    )ダ

    イナ

    ミッ

    クや

    まな

    し総

    合計

    画(

    平成

    27年

    12月

    制定

    )に

    おけ

    る位

    置づ

    イナ

    ミッ

    クや

    まな

    し総

    合計

    画に

    おい

    ては

    、地

    域産

    業元

    気創

    造プ

    ロジ

    ェク

    トに

    「地

    域資

    源を

    最大

    限に

    活か

    す観

    光の

    推進

    」と

    して

    掲げ

    られ

    てい

    る。

    の中

    で、基

    本的

    な考

    え方

    とし

    て、「

    活力

    ある

    地域

    づく

    りに

    不可

    欠な

    交流

    人口

    の拡

    大を

    るた

    めに

    は、

    個性

    豊か

    な地

    域産

    業の

    連携

    を強

    化し

    なが

    ら、

    魅力

    ある

    地域

    資源

    を最

    大限

    に活

    用す

    るこ

    とに

    より

    、県

    内各

    地を

    周遊

    する

    滞在

    型の

    観光

    を推

    進す

    る必

    要が

    あり

    ます

    のた

    め、

    滞在

    型観

    光の

    受け

    皿と

    なる

    観光

    産業

    を活

    性化

    させ

    ると

    とも

    に、

    農林

    業や

    地場

    産業

    など

    様々

    な産

    業を

    結び

    付け

    、本

    県な

    らで

    はの

    観光

    を強

    力に

    展開

    しま

    す。

    また

    、世

    界遺

    産富

    士山

    など

    県内

    各地

    の観

    光資

    源の

    魅力

    を高

    める

    取り

    組み

    や国

    内外

    への

    プロ

    モー

    ショ

    ン活

    動、増

    加が

    見込

    まれ

    る外

    国人

    観光

    客の

    受入

    環境

    整備

    など

    に積

    極的

    に取

    り組

    みま

    す。」と

    され

    てお

    り、

    おも

    てな

    しの

    やま

    なし

    観光

    推進

    計画

    を踏

    まえ

    たも

    のと

    なっ

    てい

    る。

    成28年

    3月

    にや

    まな

    し観

    光推

    進計

    画の

    観光

    産業

    活性

    化分

    野の

    行動

    計画

    とし

    て、や

    まな

    し観

    光産

    業活

    性化

    計画

    が策

    定さ

    れた

    (6

    )や

    まな

    し観

    光産

    業活

    性化

    計画

    (平

    成28年

    度か

    ら平

    成30年

    度)

    の概

    ①計

    画作

    成の

    趣旨

    ・観

    光産

    業は

    、宿

    泊・

    飲食

    (サ

    ービ

    ス業

    )、

    交通

    (旅

    客運

    輸業

    )、

    土産

    物(

    製造

    、小

    り業

    )な

    ど多

    岐に

    わた

    り裾

    野が

    広い

    産業

    であ

    り、

    地域

    経済

    や雇

    用へ

    の影

    響が

    大き

    産業

    であ

    る。

    ・観

    光産

    業は

    、農

    業、

    林業

    、地

    場産

    業等

    他の

    産業

    連携

    の核

    とし

    て地

    域活

    性化

    に貢

    献す

    る重

    要な

    産業

    であ

    る。

    ・生

    産性

    の向

    上や

    人材

    育成

    など

    、産

    業と

    して

    の成

    長性

    に欠

    くこ

    との

    でき

    ない

    課題

    に積

    極的

    に取

    組む

    必要

    があ

    る。

    ②基

    本方

    針と

    主な

    取組

    光産

    業の

    「稼

    ぐ力

    」を

    高め

    、「

    働く

    魅力

    」を

    高め

    地域

    の取

    り組

    国内

    旅行

    の促

    進(

    滞在

    価値

    、滞

    在時

    間の

    拡大

    いる

    こう

    した

    、地

    域の

    自然

    環境

    、歴

    史、

    文化

    、産

    業等

    の特

    色あ

    る資

    源を

    活か

    し、

    地域

    ブラ

    ンド

    ツー

    リズ

    ムな

    ど、

    地域

    の特

    性と

    旅行

    者の

    ニー

    ズを

    融合

    した

    多様

    な旅

    行形

    の創

    出や

    普及

    を支

    援す

    る。

    市農

    村交

    流等

    の促

    東京

    圏に

    隣接

    し、

    中央

    自動

    車道

    、J

    R中

    央線

    など

    を利

    用す

    るこ

    とに

    より

    、容

    易に

    訪れ

    るこ

    とが

    でき

    るア

    クセ

    スの

    優位

    性や

    、都

    会で

    は見

    るこ

    とが

    でき

    ない

    山岳

    景観

    また

    豊か

    な自

    然や

    果物

    をは

    じめ

    とす

    る様

    々な

    農産

    物、

    食文

    化や

    伝統

    工芸

    など

    の農

    村資

    源等

    を活

    かし

    、交

    流人

    口の

    増加

    等に

    よる

    地域

    の活

    性化

    を図

    るた

    め、

    都市

    農村

    流や

    二地

    域居

    住を

    促進

    する

    ③外

    国人

    旅行

    者の

    来訪

    の促

    外国

    人旅

    行者

    に人

    気の

    高い

    富士

    山を

    有し

    、成

    田(

    羽田

    )空

    港か

    ら富

    士山

    を経

    由し

    て関

    西空

    港に

    至る

    、い

    わゆ

    るゴ

    ール

    デン

    ルー

    トに

    組み

    込ま

    れて

    おり

    、こ

    れま

    でに

    も多

    くの

    国人

    旅行

    者が

    来県

    して

    いる

    。今

    後、

    更な

    る外

    国人

    旅行

    者の

    来訪

    を促

    進す

    ると

    とも

    に、

    県を

    訪問

    した

    外国

    人旅

    行者

    に再

    び訪

    れて

    もら

    える

    よう

    、様

    々な

    施策

    を展

    開す

    る。

    国人

    旅行

    者の

    誘客

    促進

    日本

    や本

    県に

    関す

    る情

    報が

    少な

    い海

    外の

    人々

    に対

    して

    、本

    県の

    魅力

    をア

    ピー

    ルす

    ると

    とも

    に、

    訪日

    旅行

    を企

    画す

    る国

    内の

    ラン

    ドオ

    ペレ

    ータ

    ーや

    旅行

    販売

    窓口

    とな

    海外

    の旅

    行会

    社に

    本県

    の観

    光情

    報を

    提供

    する

    ため

    、東

    アジ

    アや

    東南

    アジ

    アを

    ター

    ット

    とし

    たプ

    ロモ

    ーシ

    ョン

    活動

    を展

    開す

    る等

    の施

    策を

    実施

    する

    また

    、外

    国人

    旅行

    者が

    快適

    に旅

    行を

    楽し

    める

    よう

    、看

    板や

    案内

    標識

    等の

    多言

    語化

    宿泊

    施設

    や交

    通機

    関等

    での

    外国

    語対

    応、

    通訳

    ガイ

    ドの

    養成

    など

    受入

    体制

    の整

    備を

    う。

    際交

    流の

    促進

    県民

    と海

    外の

    人々

    がそ

    れぞ

    れの

    国や

    地域

    の歴

    史、文

    化等

    に関

    する

    相互

    理解

    を深

    め、

    国際

    感覚

    に優

    れた

    人材

    を育

    成す

    るこ

    とは

    、外

    国人

    旅行

    者を

    温か

    く迎

    える

    環境

    づく

    とし

    ても

    重要

    なこ

    とか

    ら、

    県内

    自治

    体と

    姉妹

    友好

    関係

    のあ

    る地

    域を

    中心

    とし

    た文

    交流

    や青

    少年

    交流

    等の

    国際

    交流

    施策

    を推

    進す

    る。

    ④広

    報宣

    伝及

    び情

    報提

    県に

    は、

    多く

    の魅

    力的

    な観

    光資

    源が

    あり

    、各

    観光

    地、

    観光

    施設

    でも

    国内

    外か

    らの

    行者

    の来

    訪促

    進の

    ため

    に様

    々な

    話題

    づく

    りを

    して

    いる

    。こ

    うし

    た観

    光資

    源や

    本県

    の魅

    を国

    内外

    の旅

    行者

    や旅

    行業

    者に

    情報

    とし

    て伝

    える

    告宣

    伝の

    充実

    強化

    国内

    外の

    旅行

    者の

    来訪

    を促

    進す

    るた

    め、

    ホー

    ムペ

    ージ

    や雑

    誌等

    の多

    様な

    媒体

    を活

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • やま

    なし

    観光

    産業

    活性

    化計

    画、

    推進

    計画

    の推

    観光

    客動

    態調

    (2

    )観

    光プ

    ロモ

    ーシ

    ョン

    (誘

    客促

    進担

    当)

    公益

    社団

    法人

    やま

    なし

    観光

    推進

    機構

    に関

    する

    こと

    観光

    キャ

    ンペ

    ーン

    の推

    ツア

    ー造

    成の

    促進

    受入

    体制

    の促

    富士

    の国

    やま

    なし

    観光

    ネッ

    ト及

    びFUJISAN ACTIVITIESの

    管理

    運用

    (や

    まな

    しブ

    ラン

    ド推

    進担

    当)

    やま

    なし

    ブラ

    ンド

    の推

    やま

    なし

    ブラ

    ンド

    推進

    プロ

    ジェ

    クト

    チー

    ムの

    運営

    やま

    なし

    観光

    PR

    の強

    県産

    品販

    路拡

    大の

    推進

    富士

    の国

    やま

    なし

    館及

    びレ

    スト

    ラン

    Y-

    wineの

    管理

    運営

    山梨

    県地

    場産

    業セ

    ンタ

    ー(

    かい

    てら

    す)

    に関

    する

    こと

    フィ

    ルム

    ・コ

    ミッ

    ショ

    (3

    )観

    光資

    源課

    (観

    光資

    源担

    当)

    県有

    観光

    施設

    の維

    持管

    富士

    北麓

    駐車

    場の

    管理

    運営

    指導

    観光

    施設

    の整

    南ア

    ルプ

    スの

    マイ

    カー

    規制

    山岳

    観光

    の振

    モー

    ター

    ボー

    ト業

    の指

    (周

    遊観

    光促

    進担

    当)

    広域

    周遊

    観光

    の促

    ニュ

    ーツ

    ーリ

    ズム

    の促

    スポ

    ーツ

    ツー

    リズ

    ムの

    推進

    各種

    ツー

    リズ

    ムの

    推進

    信玄

    公祭

    り開

    催支

    地域

    の価

    値創

    造(

    地域

    資源

    を観

    光資

    源へ

    滞在

    ・周

    遊観

    光の

    促進

    (リ

    ゾー

    ト型

    、周

    遊型

    冬の

    観光

    の強

    化(

    入込

    客数

    の平

    準化

    平日

    の観

    光の

    強化

    (入

    込客

    数の

    平準

    化)

    イン

    バウ

    ンド

    観光

    の促

    進(

    受入

    環境

    整備

    、消

    費拡

    大)

    多言

    語化

    等受

    入環

    境の

    整備

    免税

    店の

    拡充

    支援

    人材

    育成

    ・人

    材確

    人材

    育成

    (県

    立大

    学と

    の連

    携な

    ど)

    人材

    確保

    (イ

    ンタ

    ーン

    シッ

    プの

    推進

    企業

    の取

    り組

    経営

    環境

    の確

    立(

    労働

    環境

    、施

    設整

    備、

    金融

    経営

    支援

    (観

    光産

    業に

    特化

    した

    支援

    体制

    の検

    討な

    ど)

    金融

    支援

    (県

    融資

    制度

    の活

    用、

    ファ

    ンド

    等の

    活用

    促進

    他産

    業と

    連携

    した

    付加

    価値

    、経

    済波

    及効

    果の

    拡大

    宿泊

    施設

    等に

    おけ

    る県

    産食

    材の

    使用

    促進

    県産

    食材

    を使

    用し

    た「

    食」

    の全

    国P

    R(

    イメ

    ージ

    アッ

    プ)

    期的

    な視

    点で

    の観

    光財

    産の

    創出

    おも

    てな

    しマ

    イン

    ドの

    醸成

    観光

    イン

    フラ

    の整

    観光

    の重

    要性

    、将

    来性

    等の

    情報

    発信

    進体

    制の

    整備

    やま

    なし

    観光

    推進

    機構

    のD

    MO

    候補

    法人

    への

    登録

    推進

    県内

    各地

    のD

    MO

    に対

    する

    取り

    組み

    への

    支援

    観光

    部の

    概要

    観光

    部の

    概要

    及び

    各課

    の分

    掌事

    項は

    次の

    とお

    り。

    (1

    )観

    光企

    画課

    (総

    務経

    理担

    当)

    観光

    部内

    の予

    算経

    理及

    び総

    旅行

    業の

    登録

    及び

    指導

    (企

    画・

    おも

    てな

    し推

    進担

    当)

    おも

    てな

    しの

    推進

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • 【山

    梨県

    一般

    会計

    歳出

    予算

    (款

    別)】

    (単

    位:

    百万

    円)

    平成

    25年

    平成

    26年

    平成

    27年

    平成

    28年

    平成

    29年

    議会

    1,036

    1,029

    1,039

    1,017

    1,020

    総務

    35,370

    33,474

    31,052

    34,248

    31,478

    民生

    51,150

    51,176

    49,161

    54,237

    56,390

    衛生

    22,340

    18,174

    17,064

    16,532

    15,703

    労働

    4,508

    2,697

    2,010

    1,772

    1,605

    農林

    水産

    業費

    28,332

    26,965

    22,703

    25,218

    24,938

    商工

    41,587

    39,769

    36,211

    34,633

    32,480

    土木

    59,346

    61,909

    52,758

    62,372

    65,255

    警察

    22,484

    21,417

    21,982

    22,077

    22,443

    教育

    90,795

    94,686

    91,144

    91,857

    89,500

    災害

    復旧

    2,737

    2,597

    2,593

    2,630

    2,588

    公債

    86,217

    86,867

    88,115

    88,493

    84,577

    諸支

    出金

    17,170

    18,279

    27,931

    31,145

    32,408

    予備

    40

    40

    40

    40

    40

    合計

    463,117

    459,086

    443,809

    466,278

    460,431

    【山

    梨県

    一般

    会計

    歳出

    予算

    (性

    質別

    )】

    (単

    位:

    百万

    円)

    区分

    成25年

    平成

    26年

    平成

    27年

    平成

    28年

    平成

    29年

    行政

    経費

    230,832

    230,455

    240,631

    246,211

    246,636

    (1

    )人

    件費

    118,908

    117,019

    118,985

    118,131

    117,249

    (2

    )扶

    助費

    6,807

    6,906

    7,447

    7,789

    7,798

    (3

    )そ

    の他

    一般

    行政

    105,116

    106,528

    114,198

    120,290

    121,588

    投資

    的経

    88,384

    83,200

    61,799

    78,351

    75,913

    (1

    )普

    通建

    設事

    業費

    85,647

    80,602

    59,205

    75,720

    73,325

    (2

    )災

    害復

    旧事

    業費

    2,737

    2,597

    2,593

    2,630

    2,588

    公債

    86,109

    86,751

    88,007

    88,384

    84,434

    積立

    925

    1,492

    1,079

    4,742

    5,069

    出資

    0

    150

    0

    0

    0

    貸付

    23,318

    25,488

    24,097

    22,932

    22,162

    繰出

    33,506

    31,508

    28,153

    25,616

    26,174

    予備

    40

    40

    40

    40

    40

    合計

    463,117

    459,086

    443,809

    466,278

    460,431

    (4

    )国

    際観

    光交

    流課

    (国

    際交

    流担

    当)

    姉妹

    友好

    地域

    との

    交流

    姉妹

    友好

    地域

    との

    職員

    相互

    の派

    海外

    県人

    会と

    の連

    海外

    技術

    研修

    員の

    受入

    青年

    海外

    協力

    隊へ

    の協

    海外

    の自

    治体

    等の

    職員

    の受

    NG

    O活

    動等

    の促

    国際

    協力

    団体

    の指

    導・

    育成

    JE

    Tプ

    ログ

    ラム

    :語

    学指

    導等

    を行

    う外

    国青

    年の

    招致

    県費

    留学

    生の

    派遣

    ・受

    国際

    交流

    セン

    ター

    の管

    国際

    交流

    協会

    の指

    導・

    育成

    市町

    村国

    際交

    流活

    動の

    促進

    グロ

    ーバ

    ルネ

    ット

    ワー

    クづ

    くり

    多文

    化共

    生の

    推進

    (国

    際観

    光振

    興担

    当)

    海外

    への

    誘客

    宣伝

    外客

    誘致

    の促

    訪日

    教育

    旅行

    の促

    通訳

    案内

    士の

    登録

    及び

    指導

    外国

    人観

    光客

    の受

    入体

    制の

    整備

    (5

    )山

    梨県

    パス

    ポー

    トセ

    ンタ

    券申

    請書

    の受

    理・

    審査

    券作

    成・

    交付

    券取

    得に

    かか

    る相

    域県

    民セ

    ンタ

    ー旅

    券窓

    口業

    務の

    指導

    ・研

    券業

    務統

    山梨

    県の

    一般

    会計

    歳出

    予算

    山梨

    県の

    平成

    29年

    度の

    一般

    会計

    歳出

    予算

    は、

    次の

    とお

    りと

    なっ

    てい

    る(

    表中

    の平

    成27

    年度

    につ

    いて

    は、当

    初予

    算が

    骨格

    予算

    であ

    るこ

    とか

    ら、表

    中の

    数字

    は平

    成27年

    度6

    月現

    予算

    を記

    載。)。

    この

    うち

    、観

    光部

    の所

    管す

    る事

    業に

    関す

    る予

    算額

    は、

    約12億

    円。

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • (3

    )観

    光資

    源課

    事業

    名ほ

    予算

    額(

    千円

    南ア

    ルプ

    ス山

    岳交

    通適

    正化

    協議

    会負

    担金

    3,500

    経常

    経費

    (地

    場産

    業地

    域振

    興対

    策費

    1,000

    富士

    川観

    光セ

    ンタ

    ー運

    営費

    18,211

    南ア

    ルプ

    ス山

    岳交

    通安

    全推

    進事

    業費

    補助

    500

    オリ

    ンピ

    ック

    ・パ

    ラリ

    ンピ

    ック

    おも

    てな

    し向

    上事

    業費

    706

    峡東

    地域

    ワイ

    ンリ

    ゾー

    ト構

    想推

    進事

    業費

    2,120

    峡東

    地域

    ワイ

    ンリ

    ゾー

    ト構

    想推

    進モ

    デル

    事業

    2,031

    峡南

    歴史

    文化

    ツー

    リズ

    ム構

    想推

    進事

    業費

    1,000

    富士

    スバ

    ルラ

    イン

    適正

    利用

    普及

    啓発

    事業

    2,042

    安全

    登山

    対策

    検討

    事業

    715

    安全

    登山

    推進

    事業

    10,139

    富士

    の国

    やま

    なし

    山岳

    観光

    地美

    化活

    動事

    業費

    補助

    950

    おも

    てな

    し森

    林景

    観創

    出事

    業費

    62

    経常

    経費

    (富

    士の

    国や

    まな

    し観

    光振

    興施

    設整

    備事

    業費

    1,200

    富士

    の国

    やま

    なし

    観光

    振興

    施設

    整備

    補助

    60,000

    観光

    施設

    維持

    補修

    35,590

    富士

    スバ

    ルロ

    ッジ

    周辺

    整備

    事業

    8,535

    観光

    施設

    維持

    管理

    7,674

    富士

    北麓

    駐車

    場運

    営費

    38,497

    信玄

    公祭

    り開

    催費

    30,182

    合計

    224,654

    監査

    対象

    の選

    原則

    とし

    て、下

    記に

    掲げ

    る観

    光部

    所管

    の全

    ての

    事業

    を対

    象と

    して

    いる(

    なお

    、10万

    円以

    下の

    少額

    の事

    業は

    、監

    査対

    象か

    ら除

    外し

    てい

    る。)。

    (1

    )観

    光企

    画課

    事業

    名ほ

    予算

    額(

    千円

    職員

    給与

    費等

    (総

    務管

    理費

    142,776

    社会

    活動

    478

    職員

    給与

    費等

    (観

    光総

    務費

    321,651

    経常

    経費

    (観

    光促

    進指

    導費

    17,980

    観光

    客動

    態調

    査費

    4,731

    臨時

    職員

    等経

    2,626

    観光

    推進

    会議

    開催

    事業

    320

    おも

    てな

    し推

    進週

    間事

    業費

    638

    地域

    連携

    DM

    O整

    備推

    進事

    業費

    40,152

    おも

    てな

    し人

    材活

    用事

    業費

    2,440

    おも

    てな

    し推

    進事

    業費

    1,141

    観光

    人材

    育成

    ・お

    もて

    なし

    推進

    事業

    費補

    助金

    2,500

    合計

    537,433

    (2

    )観

    光プ

    ロモ

    ーシ

    ョン

    課 事

    業名

    ほか

    算額

    (千

    円)

    「や

    まな

    しサ

    ポー

    ター

    ズ倶

    楽部

    」開

    催費

    6,351

    「食

    」の

    やま

    なし

    情報

    発信

    事業

    22,000

    富士

    の国

    やま

    なし

    観光

    PR

    強化

    事業

    16,760

    やま

    なし

    観光

    物産

    情報

    発信

    事業

    42,209

    やま

    なし

    のワ

    イン

    と食

    魅力

    発信

    事業

    14,998

    映像

    産業

    招致

    推進

    事業

    10,811

    ツア

    ー造

    成促

    進事

    業費

    1,937

    やま

    なし

    観光

    推進

    機構

    事業

    94,568

    SN

    Sを

    活用

    した

    海外

    向け

    情報

    発信

    事業

    1,633

    富士

    の国

    やま

    なし

    スポ

    ーツ

    コン

    シェ

    ルジ

    ュ設

    置事

    業費

    524

    日本

    観光

    振興

    協会

    負担

    金等

    経費

    836

    富士

    の国

    やま

    なし

    観光

    ネッ

    ト情

    報発

    信事

    業費

    9,773

    外国

    人誘

    客促

    進ア

    プリ

    シス

    テム

    運用

    管理

    3,280

    ウォ

    ーキ

    ング

    アプ

    リを

    活用

    した

    県内

    周遊

    観光

    促進

    事業

    2,160

    合計

    227,840

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

  • 第3

    実施

    した

    監査

    手続

    の概

    実施

    した

    監査

    手続

    (1

    )監

    査対

    象の

    選定

    「第

    2章

    括外

    部監

    査対

    象の

    概要

    」の

    「5

    査対

    象の

    選定

    」を

    参照

    (2

    )支

    出関

    連資

    料の

    検討

    選定

    した

    事業

    につ

    いて

    、監

    査対

    象と

    なる

    所属

    より

    次の

    書類

    を入

    手、

    閲覧

    し、

    関連

    法令

    への

    準拠

    性を

    確認

    した

    ・支

    出負

    担行

    為伺

    ・契

    約書

    ・委

    託業

    務仕

    様書

    ・業

    務完

    了報

    告書

    ・根

    拠規

    定(

    補助

    金交

    付要

    綱等

    ・補

    助金

    交付

    申請

    書(

    事業

    計画

    書等

    の添

    付書

    類も

    含む

    ・補

    助金

    交付

    決定

    通知

    ・実

    績報

    告書

    ・支

    出命

    令書

    ・そ

    の他

    必要

    と認

    めら

    れる

    資料

    (3

    )担

    当所

    属へ

    のヒ

    アリ

    ング

    監査

    対象

    所属

    から

    提出

    を受

    けた

    (2

    )の

    書類

    につ

    いて

    検討

    を行

    い、

    生じ

    た疑

    問点

    、不

    点等

    につ

    いて

    、追

    加資

    料の

    徴収

    ・ヒ

    アリ

    ング

    を実

    施し

    た。

    (4

    )国

    際観

    光交

    流課

    ・山

    梨県

    パス

    ポー

    トセ

    ンタ

    事業

    名ほ

    予算

    額(

    千円

    山梨

    県四

    川省

    友好

    促進

    事業

    費補

    助金

    884

    職員

    相互

    派遣

    事業

    4,222

    外国

    人留

    学生

    相互

    派遣

    事業

    3,142

    災害

    見舞

    2,000

    山梨

    県忠

    清北

    道姉

    妹締

    結25周

    年交

    流事

    業費

    8,556

    経常

    経費

    (国

    際交

    流推

    進事

    業費

    3,500

    語学

    指導

    等を

    行う

    外国

    青年

    招致

    事業

    21,006

    山梨

    県国

    際交

    流協

    会事

    業費

    補助

    700

    海外

    来県

    者対

    応経

    2,000

    国際

    交流

    セン

    ター

    指定

    管理

    経費

    36,796

    国際

    交流

    セン

    ター

    施設

    修繕

    1,493

    海外

    県人

    会等

    活動

    促進

    事業

    費補

    助金

    1,229

    海外

    技術

    研修

    員受

    入事

    業経

    9,246

    自治

    体職

    員協

    力交

    流事

    業経

    2,151

    やま

    なし

    多文

    化共

    生推

    進協

    議会

    開催

    経費

    185

    経常

    経費

    (渡

    航事

    務費

    1,400

    パス

    ポー

    トセ

    ンタ

    ー管

    理委

    託経

    785

    パス

    ポー

    トセ

    ンタ

    ー人

    件費

    20,181

    その

    他の

    事業

    経費

    2,069

    オリ

    ンピ

    ック

    ・パ

    ラリ

    ンピ

    ック

    おも

    てな

    し力

    向上

    事業

    1,260

    関東

    観光

    広域

    連携

    キャ

    ンペ

    ーン

    事業

    2,317

    通訳

    ガイ

    ド提

    供体

    制整

    備事

    業費

    7,000

    経常

    経費

    (国

    際観

    光推

    進費

    1,200

    「国

    際観

    光テ

    ーマ

    地区

    」三

    県協

    議会

    負担

    1,000

    国際

    観光

    振興

    機構

    負担

    680

    外国

    語観

    光ガ

    イド

    マッ

    プ作

    成費

    1,400

    国際

    観光

    トッ

    プセ

    ール

    ス事

    業費

    9,965

    フィ

    リピ

    ンイ

    ンバ

    ウン

    ド観

    光推

    進事

    業費

    3,000

    合計

    149,367

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    一〇

  • であ

    る。

    県と

    機構

    との

    費用

    負担

    の明

    確化

    及び

    実績

    報告

    の検

    証を

    強く

    望む

    (2

    )指

    定管

    理運

    営費

    につ

    いて

    定管

    理者

    との

    基本

    協定

    書に

    おい

    て、

    指定

    管理

    者は

    指定

    管理

    業務

    とそ

    れ以

    外の

    業務

    を行

    う場

    合に

    あっ

    ては

    、指

    定管

    理業

    務に

    係る

    金銭

    につ

    いて

    は、

    専用

    の口

    座で

    管理

    しな

    けれ

    ばな

    らな

    いと

    され

    てい

    る。し

    かし

    なが

    ら、専

    用の

    口座

    が設

    けら

    れて

    いな

    い事

    業が

    複数

    みら

    れる

    指定

    管理

    者と

    の契

    約は

    5年

    契約

    であ

    り、

    県は

    毎年

    指定

    管理

    者か

    ら実

    績報

    告を

    受け

    てい

    るの

    であ

    るか

    ら、

    指定

    管理

    者に

    対す

    る指

    導、

    監督

    を徹

    底す

    る必

    要が

    ある

    (3

    )実

    績報

    告書

    の提

    出期

    限に

    つい

    績報

    告は

    、補

    助事

    業の

    完了

    の日

    から

    起算

    して

    1か

    月を

    経過

    した

    日又

    は補

    助金

    の交

    付を

    決定

    した

    年度

    の翌

    年度

    の4

    月10日

    のい

    ずれ

    か早

    い期

    日ま

    でに

    行う

    こと

    とな

    って

    いる

    かる

    に、

    経費

    支出

    完了

    日、

    事業

    効果

    の算

    定の

    ため

    のア

    ンケ

    ート

    回収

    日等

    事業

    によ

    って

    この

    「補

    助事

    業の

    完了

    の日

    」の

    解釈

    がま

    ちま

    ちで

    ある

    施要

    綱等

    で事

    業完

    了日

    を明

    確に

    する

    必要

    があ

    る。

    第4

    監査

    の指

    摘及

    び意見

    監査

    結果

    の概

    本章

    では

    、監

    査手

    続を

    実施

    した

    結果

    、本

    報告

    書で

    取り

    上げ

    るこ

    とと

    した

    指摘

    及び

    意見

    詳細

    につ

    いて

    述べ

    る。

    なお

    、本

    報告

    書に

    おい

    ては

    、監

    査の

    結果(

    地方

    自治

    法第

    252条

    の37第

    5項

    )を「

    指摘

    」、

    監査

    の結

    果に

    添え

    て提

    出す

    る意

    見(

    地方

    自治

    法第

    252条

    の38第

    2項

    )を「

    意見

    」と

    して

    載し

    てい

    る。

    本監

    査に

    おけ

    る指

    摘及

    び意

    見に

    つい

    ては

    、指

    摘35件

    、意

    見55件

    であ

    る。

    指摘

    及び

    意見

    を内

    容で

    分類

    する

    と次

    表の

    とお

    りと

    なる

    事業

    執行

    ・管

    理の

    適正

    性に

    関す

    る事

    27件

    14件

    41件

    事業

    執行

    ・管

    理の

    有効

    性・

    効率

    性に

    関す

    る事

    1件

    13件

    14件

    事業

    執行

    ・管

    理の

    経済

    性に

    関す

    る事

    5件

    13件

    18件

    事業

    成果

    の評

    価に

    関す

    る事

    2件

    15件

    17件

    措置

    に関

    する

    事項

    0件

    35件

    55件

    90件

    全般

    的事

    項に

    係る

    監査

    結果

    (意

    見)

    (1

    )公

    益社

    団法

    人や

    まな

    し観

    光推

    進機

    構に

    つい

    梨県

    の観

    光行

    政に

    おい

    て公

    益社

    団法

    人や

    まな

    し観

    光推

    進機

    構(

    以下

    「機

    構」

    とい

    う。)

    が果

    たし

    てい

    る役

    割は

    非常

    に大

    きい

    。機

    構の

    目的

    は、

    山梨

    県内

    にお

    ける

    観光

    事業

    及び

    物産

    事業

    の健

    全な

    振興

    を図

    り、

    地域

    産業

    及び

    文化

    の発

    展に

    寄与

    し、

    もっ

    て県

    民福

    祉の

    増進

    を図

    るこ

    とで

    ある

    のた

    めに

    、県

    は機

    構の

    運営

    及び

    機構

    が行

    う事

    業に

    対し

    、補

    助金

    を交

    付し

    、ま

    た委

    託を

    行っ

    てい

    る。

    回の

    包括

    外部

    監査

    で見

    たと

    ころ

    によ

    ると

    、県

    は機

    構に

    対し

    、1

    億円

    を超

    える

    補助

    金を

    交付

    して

    いる

    。県

    と機

    構が

    連携

    して

    行う

    事業

    では

    、県

    と機

    構が

    負担

    する

    費用

    割合

    は、

    過去

    の慣

    行に

    もと

    づい

    てお

    り、

    その

    根拠

    が不

    明確

    であ

    る。

    実績

    報告

    の検

    証も

    不十

    分で

    ある

    。ま

    た、

    機構

    はそ

    の事

    務局

    を県

    庁舎

    の中

    にお

    いて

    おり

    、行

    政財

    産の

    無償

    によ

    る使

    用許

    可を

    知事

    から

    得て

    いる

    構が

    果た

    して

    いる

    役割

    は理

    解で

    きる

    が、

    県も

    認め

    てい

    ると

    おり

    機構

    は県

    とは

    別の

    組織

    山梨県公報号外

    第二十七号

    平成三十一年四月二十六日

    一一

  • ・児

    童手

    当・

    特例

    給付

    給額

    内訳

    指摘

    及び

    意見

    に記

    載す

    べき

    事項

    はな

    い。

    (2

    )経

    常経

    費(

    観光

    企画

    課)

    複写

    機�