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医学部Faculty of Medicine and Health Sciences
Faculty of Medicine and Health Sciences
医学科 School of Medicine P48~
保健学科 School of Health Sciences P50~
【 医学部ホームページ http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/ 】
医学部HP 入試情報
施設・設備の整備
医学部がある小串キャンパスでは、医学科の講義・実
習・テュートリアル教育を行う新たな講義棟「医修館」
が、2019年4月に稼働しました。また、臨床実習・病院実
習を行う場でもある附属病院では、2019年6月に新病棟
が開院しました。入学後は、低年次から卒業まで、ある
いは卒後研修においても、これら最新の施設・設備を利
用して、充実した医学教育を学ぶことができます。
医修館の外観 医修館第1講義室
新病棟の外観
新病棟スタッフステーション
新病棟オーディトリアム
医明館の外観
実習中の風景
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
46 47
医学部Faculty of Medicine and Health Sciences
Faculty of Medicine and Health Sciences
医学科 School of Medicine P48~
保健学科 School of Health Sciences P50~
【 医学部ホームページ http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/ 】
医学部HP 入試情報
施設・設備の整備
医学部がある小串キャンパスでは、医学科の講義・実
習・テュートリアル教育を行う新たな講義棟「医修館」
が、2019年4月に稼働しました。また、臨床実習・病院実
習を行う場でもある附属病院では、2019年6月に新病棟
が開院しました。入学後は、低年次から卒業まで、ある
いは卒後研修においても、これら最新の施設・設備を利
用して、充実した医学教育を学ぶことができます。
医修館の外観 医修館第1講義室
新病棟の外観
新病棟スタッフステーション
新病棟オーディトリアム
医明館の外観
実習中の風景
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
46 47
学科概要
先進的で充実した独自の教育カリキュラム医学科には、解剖学・生理学等の15の基礎・社会系講座と、
内科・外科等の24の臨床系講座を中心として、300人近い
教員が学生の教育研究指導に力を入れています。
全国に類を見ない革新的な電子シラバスと、臓器・系統別に
編成した独自のコース・ユニット制カリキュラムに基づき、多方
面から医学を学び、幅広い研究視野と豊かな人間性を培い
ながら、自発的学習能力を育成する教育が特徴です。
全ての講義内容は、図表を含めて電子化され、キャンパス内
であれば、いつでもノートパソコンで講義内容を閲覧するこ
とができ、各学生が自主的に予習・講義・復習に利用できる
環境が整っています。
Faculty of Medicine and Health Sciences
「良い医師」を目指そう現代では医療の高度化が大変速い一方、人生100年社会に突入し、複数の病気に罹患している高齢者も増え、診療科横断的なスキルが必要不可欠となってきています。そのために高度専門最先端医療と全人的包括的医療という、対極的な2つをしっかり身につける必要があります。皆さんが将来どのようなキャリアパスを選択しようとも、医療人として活躍するためには知識や技術のテクニカルスキルを高めることは必須です。しかし、それと同じくらいコミュニケーション能力をはじめとしたノンテクニカルスキルも重要です。大学生活では、部活動や社会活動等を通じてより多くの人と接し、これらのスキルも磨いて欲しいと思います。バランス感覚に優れ、かつ高い人間力を持った、社会に貢献できる良い医師を目指してください。 医学科
白澤 文吾 教授
カリキュラムの特徴
1年次は、山口市の吉田キャンパスで、他学部の学生とともに、共通教育(教養教育)科目を履修します。更に、医学科学生は、「医学入門」を学びます。その中では、老人保健施設や療養病床の現場で患者と接したり、附属病院や関連施設の見学実習を行うことによる早期体験学習(early exposure)の機会を設けています。これにより早期から医師としてのプロフェッショナリズムとコミュニケーション能力の涵養を目指します。また、データサイエンスの基礎についても学びます。2年次から、宇部市の小串キャンパスで専門科目が開始され、4年次までは基礎と臨床を統合した臨床実習前医学教育が主体となっています。3年次には、本学の特徴である「自己開発コース」に取り組みます。これは、学生自身が選択した講座(学外・海外も選択可能)に約半年間配属され、希望するテーマについて研究を
行うものです。続く「修学論文テュートリアル」では、「自己開発コース」で行った研究活動を論文にまとめます。その他、少人数グループで特定の医学テーマについて探求を深めていくユニットや、グループ内で具体的症例の検討を行うユニットなど、アクティブ・ラーニングにも工夫がこらされています。さらに、本学や国内外の先端の研究に触れる特別専門講義も設けています。また、今後医療分野においてもますます重要性を増す人工知能技術やシステムバイオロジーに関する講義も他の大学に先駆けて開講しています。4年次冬~6年次夏まで、卒前医学教育の仕上げとして臨床実習を行います。まずは、附属病院の全ての診療科・診療部を原則2週間ずつ1年かけてローテートする「臨床実習1」を行い、続く「臨床実習2」では、各自が希望する診療科に長期間配属され、より実践的な診療参加型実習に取り組みます。また、6年次の4月は「地域医療実習」が行われ、山口県内のクリニックや中山間地域の病院で地域住民と交流を持ちながら、附属病院では経験できないプライマリ・ケアを学修しています。患者への対応やインフォームドコンセントを重視した総合実習カリキュラムとして、全国でもユニークなものです。その他選択科目として、希望する学生は、研究医育成を目指した「高度学術医育成コース」を履修することで、将来の大学院履修科目を早期から学ぶことができます。
1年次 2年次 3年次 4年次 5年次 6年次
共通教育科目
臨床実習前医学教育 臨床実習医学入門 基
盤医学系科目
基礎・社会医学系テュートリアル
+社会医学
自己開発コース
修学論文+特別専門講義
展開医学系科目
+
臨床医学系テュートリアル
共用試験(CBT・OSCE) 共用試験(Post-CC OSCE)医師国家試験
クリニカル・
クラークシップ
(診療参加型実習)
高度学術医育成コース
専門科目
医学入門高齢者施設体験実習の様子
1. 豊かな人間性と高い倫理観を持った医師、研究者の育成
2. 科学的探究心の育成
3. 問題提起能力及び自己開発能力の育成
4. 実践的臨床能力及び先進的医療への対応能力の育成
5. 国際的視野と医学・医療分野での実践的英語能力の育成
6. 地域社会の医学・医療に対する多様な要望に対応できる能力の育成
教育理念・目標
医学科
多様なニーズに対応できる医師の養成
近年、国民から求められる倫理観、医療安全、チーム医療、地域包括ケアシステム、健康長寿社会などの多様なニーズに対応できる実践的診療能力を有した医師の養成が求められています。医学科では、これらの社会的ニーズを身に付けるべく、7つのディプロマ・ポリシー(学位授与方針)を掲げています。
1.医療基盤力2.地域・国際対応力3.医療プロフェッショナリズム4.チーム医療力とコミュニケーション能力5.自己開発力6.科学的探究力7.総合的診療能力
これら7つの能力の獲得と生涯にわたる発展のため、教育プログラムは工夫を重ねて構成されています。医療プロフェッショナリズムを例にとると、“ 倫理観”、“医師としての職責”、“患者安全”に関する能力を身に付けるため、1年次の共通教育から6年次の臨床実習まで、順序立てて連続して“ 医療プロフェッショナリズム ”を学修できる科目を開設しています(右図)。
教員からのメッセージ
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
48 49
学科概要
先進的で充実した独自の教育カリキュラム医学科には、解剖学・生理学等の15の基礎・社会系講座と、
内科・外科等の24の臨床系講座を中心として、300人近い
教員が学生の教育研究指導に力を入れています。
全国に類を見ない革新的な電子シラバスと、臓器・系統別に
編成した独自のコース・ユニット制カリキュラムに基づき、多方
面から医学を学び、幅広い研究視野と豊かな人間性を培い
ながら、自発的学習能力を育成する教育が特徴です。
全ての講義内容は、図表を含めて電子化され、キャンパス内
であれば、いつでもノートパソコンで講義内容を閲覧するこ
とができ、各学生が自主的に予習・講義・復習に利用できる
環境が整っています。
Faculty of Medicine and Health Sciences
「良い医師」を目指そう現代では医療の高度化が大変速い一方、人生100年社会に突入し、複数の病気に罹患している高齢者も増え、診療科横断的なスキルが必要不可欠となってきています。そのために高度専門最先端医療と全人的包括的医療という、対極的な2つをしっかり身につける必要があります。皆さんが将来どのようなキャリアパスを選択しようとも、医療人として活躍するためには知識や技術のテクニカルスキルを高めることは必須です。しかし、それと同じくらいコミュニケーション能力をはじめとしたノンテクニカルスキルも重要です。大学生活では、部活動や社会活動等を通じてより多くの人と接し、これらのスキルも磨いて欲しいと思います。バランス感覚に優れ、かつ高い人間力を持った、社会に貢献できる良い医師を目指してください。 医学科
白澤 文吾 教授
カリキュラムの特徴
1年次は、山口市の吉田キャンパスで、他学部の学生とともに、共通教育(教養教育)科目を履修します。更に、医学科学生は、「医学入門」を学びます。その中では、老人保健施設や療養病床の現場で患者と接したり、附属病院や関連施設の見学実習を行うことによる早期体験学習(early exposure)の機会を設けています。これにより早期から医師としてのプロフェッショナリズムとコミュニケーション能力の涵養を目指します。また、データサイエンスの基礎についても学びます。2年次から、宇部市の小串キャンパスで専門科目が開始され、4年次までは基礎と臨床を統合した臨床実習前医学教育が主体となっています。3年次には、本学の特徴である「自己開発コース」に取り組みます。これは、学生自身が選択した講座(学外・海外も選択可能)に約半年間配属され、希望するテーマについて研究を
行うものです。続く「修学論文テュートリアル」では、「自己開発コース」で行った研究活動を論文にまとめます。その他、少人数グループで特定の医学テーマについて探求を深めていくユニットや、グループ内で具体的症例の検討を行うユニットなど、アクティブ・ラーニングにも工夫がこらされています。さらに、本学や国内外の先端の研究に触れる特別専門講義も設けています。また、今後医療分野においてもますます重要性を増す人工知能技術やシステムバイオロジーに関する講義も他の大学に先駆けて開講しています。4年次冬~6年次夏まで、卒前医学教育の仕上げとして臨床実習を行います。まずは、附属病院の全ての診療科・診療部を原則2週間ずつ1年かけてローテートする「臨床実習1」を行い、続く「臨床実習2」では、各自が希望する診療科に長期間配属され、より実践的な診療参加型実習に取り組みます。また、6年次の4月は「地域医療実習」が行われ、山口県内のクリニックや中山間地域の病院で地域住民と交流を持ちながら、附属病院では経験できないプライマリ・ケアを学修しています。患者への対応やインフォームドコンセントを重視した総合実習カリキュラムとして、全国でもユニークなものです。その他選択科目として、希望する学生は、研究医育成を目指した「高度学術医育成コース」を履修することで、将来の大学院履修科目を早期から学ぶことができます。
1年次 2年次 3年次 4年次 5年次 6年次
共通教育科目
臨床実習前医学教育 臨床実習医学入門 基
盤医学系科目
基礎・社会医学系テュートリアル
+社会医学
自己開発コース
修学論文+特別専門講義
展開医学系科目
+
臨床医学系テュートリアル
共用試験(CBT・OSCE) 共用試験(Post-CC OSCE)医師国家試験
クリニカル・
クラークシップ
(診療参加型実習)
高度学術医育成コース
専門科目
医学入門高齢者施設体験実習の様子
1. 豊かな人間性と高い倫理観を持った医師、研究者の育成
2. 科学的探究心の育成
3. 問題提起能力及び自己開発能力の育成
4. 実践的臨床能力及び先進的医療への対応能力の育成
5. 国際的視野と医学・医療分野での実践的英語能力の育成
6. 地域社会の医学・医療に対する多様な要望に対応できる能力の育成
教育理念・目標
医学科
多様なニーズに対応できる医師の養成
近年、国民から求められる倫理観、医療安全、チーム医療、地域包括ケアシステム、健康長寿社会などの多様なニーズに対応できる実践的診療能力を有した医師の養成が求められています。医学科では、これらの社会的ニーズを身に付けるべく、7つのディプロマ・ポリシー(学位授与方針)を掲げています。
1.医療基盤力2.地域・国際対応力3.医療プロフェッショナリズム4.チーム医療力とコミュニケーション能力5.自己開発力6.科学的探究力7.総合的診療能力
これら7つの能力の獲得と生涯にわたる発展のため、教育プログラムは工夫を重ねて構成されています。医療プロフェッショナリズムを例にとると、“ 倫理観”、“医師としての職責”、“患者安全”に関する能力を身に付けるため、1年次の共通教育から6年次の臨床実習まで、順序立てて連続して“ 医療プロフェッショナリズム ”を学修できる科目を開設しています(右図)。
教員からのメッセージ
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
48 49
Faculty of Medicine and Health Sciences
理念・目的 保健・医療の分野において、真理を探究し、人類の幸福と発展に資する知識・技術を「発見し」、「はぐくみ」、「かたちにする」。
保健・医療の専門的知識と技術の教授とともに、豊かな人間性を涵養する教育を行い、今後の社会の変化に対応し得る医療技術者を養成する。
目 標 ●保健・医療の変化に対応できる人材の育成 ●保健・医療チームの一員として活躍できる
人材の育成 ●保健・医療の学問体系の確立に貢献できる
人材の育成 ●保健・医療の国際化に対応できる人材の
育成 ●地域保健及び地域医療の向上に貢献できる
人材の育成
教育理念・目的及び教育目標
保健学科
進路
2019年度【看護学専攻】看護師・助産師 87% ・大学病院 70% ・その他総合病院等 30%保健師 5%その他 8%【検査技術科学専攻】 ・大学病院 7% ・その他総合病院等 60% ・進学 21% ・その他 2%
2019年度【看護学専攻】看護師・助産師 87% ・大学病院 70% ・その他総合病院等 30%保健師 5%その他 8%【検査技術科学専攻】 ・大学病院 7% ・その他総合病院等 60% ・進学 21% ・その他 2%
学位・受験資格等
入学定員 80名 40名
認定試験受験資格
細胞検査士 ※2健康食品管理士 ※2
その他在学中に受験できる資格試験
医療情報技師毒物劇物取扱責任者バイオ技術者(上級・中級)※3第2種ME技術者
※3 「試験会場校」
申請により得られる免許
養護教諭二種免許 ※4第一種衛生管理者 ※5
卒業により得られる学位 学士(看護学) 学士(保健学)
看護学専攻 検査技術科学専攻 備 考
国家試験受験資格
看護師保健師助産師 ※1
臨床検査技師 ※1 所定の単位(選択科目)を修得した場合に得られます。 (人数制限あり、女子対象)
※2 所定の単位(選択科目)を修得した場合に得られます。
※4 所定の単位を修得し、保健師の国家試験に合格すれば、申請により得られます。
※5 保健師の国家試験に合格すれば、申請により得られます。
教員からのメッセージ
保健・医療を支える医療技術者に少子高齢化など様々な社会の変化により、保健・医療への期待が高まっています。また、保健・医療チームの一員として、看護師や臨床検査技師の役割はますます重要となっています。本学科は、このような社会のニーズに応えられる医療技術者の育成を目指し、高度な知識・技術を教授するため全教員が熱心に教育研究活動に取り組んでいます。本学科では、看護学専攻及び検査技術科学専攻ともに実習に力を入れており、様々な実験機器や実習器具を備えた実習室や併設の附属病院における実習など、学生たちは充実した実験・実習施設で実践的に学び、専門的な知識と技術の修得に励んでいます。また、国際化教育の一環として、外国人の専任教員による専門科目の授業や医療英語、基礎医療英会話など英語教育にも力を入れています。このように本学科は学業に専念できる環境が整っています。明日の保健・医療を支える医療技術者を目指し、ともに頑張りましょう。
保健学科山勢 博彰 教授
臨床看護学講座
看護学専攻健康で安心して暮らせる社会の実現はすべての人々の願いです。あらゆる健康レベルの人々のケアに携わる看護職には、保健・医療・福祉における幅広い領域での活躍が社会から期待されています。その期待に応えるために、看護学専攻では看護職者が科学的な根拠に基づいた適切な判断と問題解決ができる能力、柔軟な思考力、国際的視野で社会情勢の変化や医療の発展に対応できる能力などを育成します。ライフサイクルや生活場所に対応した、各看護学や在宅看護学、公衆衛生看護学に加え、救急看護学、高度先進医療看護学、遺伝看護学、国際看護学など次代に先駆けたカリキュラムを準備し、学生全員が看護師と保健師の国家試験を受験することができます。高度な専門知識・技術の習得と共に豊かな感受性、創造性、向上心を養い、看護実践・教育・研究の場で活躍できる資質の高い看護職を育てることを目標とし、一流の看護学研究者がレベルの高い教育環境を整えています。
検査技術科学専攻現代医学は病気を正確に診断するために血液検査だけでなく、超音波やCT検査から細胞診まで、高度な臨床検査が用いられます。正しく診断されて初めて有効な治療が行えます。このため、精度が高くかつ特異性の高い検査法の開発と普及が要求されます。本検査技術科学専攻では、専門職に必要な知識と技術を習得し、エビデンスに基づく適切な判断と解決能力を身につけ、国際的な発展を遂げている医療分野に対応できる英語能力を養うためのカリキュラムを準備しています。卒業後の進路は病院の検査室が主ですが、製薬会社や生命科学関連の研究所、試薬や機器メーカー、検査センターなど多方面に開かれています。また、本専攻の特徴は、細胞検査士や健康食品管理士の教育指定校として受験資格が得られることです。細胞検査士は "がんの早期発見" に大きな貢献をしています。健康食品管理士は、食品の選択や安全性を判断し食品管理を通して健康に寄与する新しい資格です。
教育の概要
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
50 51
Faculty of Medicine and Health Sciences
理念・目的 保健・医療の分野において、真理を探究し、人類の幸福と発展に資する知識・技術を「発見し」、「はぐくみ」、「かたちにする」。
保健・医療の専門的知識と技術の教授とともに、豊かな人間性を涵養する教育を行い、今後の社会の変化に対応し得る医療技術者を養成する。
目 標 ●保健・医療の変化に対応できる人材の育成 ●保健・医療チームの一員として活躍できる
人材の育成 ●保健・医療の学問体系の確立に貢献できる
人材の育成 ●保健・医療の国際化に対応できる人材の
育成 ●地域保健及び地域医療の向上に貢献できる
人材の育成
教育理念・目的及び教育目標
保健学科
進路
2019年度【看護学専攻】看護師・助産師 87% ・大学病院 70% ・その他総合病院等 30%保健師 5%その他 8%【検査技術科学専攻】 ・大学病院 7% ・その他総合病院等 60% ・進学 21% ・その他 2%
2019年度【看護学専攻】看護師・助産師 87% ・大学病院 70% ・その他総合病院等 30%保健師 5%その他 8%【検査技術科学専攻】 ・大学病院 7% ・その他総合病院等 60% ・進学 21% ・その他 2%
学位・受験資格等
入学定員 80名 40名
認定試験受験資格
細胞検査士 ※2健康食品管理士 ※2
その他在学中に受験できる資格試験
医療情報技師毒物劇物取扱責任者バイオ技術者(上級・中級)※3第2種ME技術者
※3 「試験会場校」
申請により得られる免許
養護教諭二種免許 ※4第一種衛生管理者 ※5
卒業により得られる学位 学士(看護学) 学士(保健学)
看護学専攻 検査技術科学専攻 備 考
国家試験受験資格
看護師保健師助産師 ※1
臨床検査技師 ※1 所定の単位(選択科目)を修得した場合に得られます。 (人数制限あり、女子対象)
※2 所定の単位(選択科目)を修得した場合に得られます。
※4 所定の単位を修得し、保健師の国家試験に合格すれば、申請により得られます。
※5 保健師の国家試験に合格すれば、申請により得られます。
教員からのメッセージ
保健・医療を支える医療技術者に少子高齢化など様々な社会の変化により、保健・医療への期待が高まっています。また、保健・医療チームの一員として、看護師や臨床検査技師の役割はますます重要となっています。本学科は、このような社会のニーズに応えられる医療技術者の育成を目指し、高度な知識・技術を教授するため全教員が熱心に教育研究活動に取り組んでいます。本学科では、看護学専攻及び検査技術科学専攻ともに実習に力を入れており、様々な実験機器や実習器具を備えた実習室や併設の附属病院における実習など、学生たちは充実した実験・実習施設で実践的に学び、専門的な知識と技術の修得に励んでいます。また、国際化教育の一環として、外国人の専任教員による専門科目の授業や医療英語、基礎医療英会話など英語教育にも力を入れています。このように本学科は学業に専念できる環境が整っています。明日の保健・医療を支える医療技術者を目指し、ともに頑張りましょう。
保健学科山勢 博彰 教授
臨床看護学講座
看護学専攻健康で安心して暮らせる社会の実現はすべての人々の願いです。あらゆる健康レベルの人々のケアに携わる看護職には、保健・医療・福祉における幅広い領域での活躍が社会から期待されています。その期待に応えるために、看護学専攻では看護職者が科学的な根拠に基づいた適切な判断と問題解決ができる能力、柔軟な思考力、国際的視野で社会情勢の変化や医療の発展に対応できる能力などを育成します。ライフサイクルや生活場所に対応した、各看護学や在宅看護学、公衆衛生看護学に加え、救急看護学、高度先進医療看護学、遺伝看護学、国際看護学など次代に先駆けたカリキュラムを準備し、学生全員が看護師と保健師の国家試験を受験することができます。高度な専門知識・技術の習得と共に豊かな感受性、創造性、向上心を養い、看護実践・教育・研究の場で活躍できる資質の高い看護職を育てることを目標とし、一流の看護学研究者がレベルの高い教育環境を整えています。
検査技術科学専攻現代医学は病気を正確に診断するために血液検査だけでなく、超音波やCT検査から細胞診まで、高度な臨床検査が用いられます。正しく診断されて初めて有効な治療が行えます。このため、精度が高くかつ特異性の高い検査法の開発と普及が要求されます。本検査技術科学専攻では、専門職に必要な知識と技術を習得し、エビデンスに基づく適切な判断と解決能力を身につけ、国際的な発展を遂げている医療分野に対応できる英語能力を養うためのカリキュラムを準備しています。卒業後の進路は病院の検査室が主ですが、製薬会社や生命科学関連の研究所、試薬や機器メーカー、検査センターなど多方面に開かれています。また、本専攻の特徴は、細胞検査士や健康食品管理士の教育指定校として受験資格が得られることです。細胞検査士は "がんの早期発見" に大きな貢献をしています。健康食品管理士は、食品の選択や安全性を判断し食品管理を通して健康に寄与する新しい資格です。
教育の概要
人文学部
教育学部
経済学部
理学部
医学部
工学部
農学部
共同獣医学部
国際総合科学部
50 51