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6章 利用する口座の設定・管理を行う
6章口座情報事前設定
利用する口座の設定・管理を行う
この章では、Web21 で利用する口座の設定・管理について説明します。この操作は口座情報事前設定権限を持つ利用者のみが行えます。
1.・口座情報事前設定 トップ画面の表示方法・ ・・・・・・・・・ 64
2.・口座情報事前設定 トップ画面の説明・ ・・・・・・・・・・・ 64
3.・振込手数料を設定する・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
4.・利用できる口座を確認する・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 71
5.・明細・マスタのソート順を設定する・ ・・・・・・・・・・・・ 72
6.・「作成中」の金額未入力明細の出力方法を設定する・・・・・・・ 72
64 《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 1.口座情報事前設定 トップ画面の表示方法 2.口座情報事前設定 トップ画面の説明
1.口座情報事前設定権限が設定された利用者 IDでログインします。
 ログイン方法→P.33
2.【口座情報事前設定】ボタンをクリックします。
口座情報事前設定画面が表示されます。
操作完了
1.口座情報事前設定 トップ画面の表示方法
口座情報事前設定権限が設定された利用者 ID でログインし、口座情報事前設定 トップ画面を表示します。Â 口座情報事前設定権限を設定するには→P.37
2.口座情報事前設定 トップ画面の説明
口座情報事前設定 トップ画面から、4 つのカテゴリの設定を行うことができます。以降では各設定の操作手順について説明します。
振込手数料設定→ P.65��ご利用口座一覧→ P.71��ソート条件設定→ P.72��明細出力条件設定→ P.72�
65《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
3.振込手数料を設定する
Web21 の振込手数料の自動計算機能について、計算のしくみや設定変更の方法を説明します。計算機能が利用できるのは、総合振込、給与/賞与振込および振込・振替です。Â 手数料の種類と内容→P.65
 手数料計算のしくみ・1 当方(振込人)負担の場合→P.66
 手数料計算のしくみ・2 先方(受取人)負担の場合→P.66
 振込手数料設定(自動計算上の金額)画面の説明→P.69
 操作手順→P.70
手数料の種類と内容
Web21 の画面上で振込データを作成する場合、振込手数料には、「自動計算上の金額」と「実際の手数料金額」の 2 種類があります。
自動計算上の金額 Web21 の振込データ作成時に適用される振込手数料の基準金額です。手数料を先方負担にした場合、この手数料を元に、振込手数料が計算されます。
実際の手数料金額 先方負担、当方負担にかかわらず、今回の振込にかかる振込人(お客さま)側が支払う振込手数料です。
「自動計算上の金額」「実際の手数料金額」ともに、あらかじめ以下の手数料(税込)が登録されています。
規定の手数料
振込手数料
振込金額 同一店内宛 本支店宛 他行宛
総合振込振込・振替
30,000 円未満 108 円 216 円 540 円30,000 円以上 216 円 432 円 756 円
給与/賞与振込 - 0 円 108 円 324 円2014 年 12 月現在
取扱手数料
確認口座 1 件あたり振込先口座確認 108 円
お知らせ• 振込手数料を先方負担に設定している場合、「自動計算上の金額」と、「実際の手数料金額」との間に、差額が生じる場合が
あります。先方・当方のどちらが差額を負担するかは、手数料計算の方法によって異なります。Â手数料先方負担の場合の手数料計算方法→P.66
MEMO• 個人地方税納付および口座振替の手数料金額はWeb21の画面上には表示されません。規定の手数料は以下の通りです。
個人地方税納付:54円/1件(1市町村)口座振替:108円/1件(1請求明細)
その他の用語説明
支払金額(請求金額):先方(受取人)から請求された金額振込金額:支払金額から振込手数料を差し引き、実際に振り込む金額引落金額:振込金額に振込手数料を加えた、出金口座から引き落とされる金額
利用可能利用可能利用可能
エキスパートスタンダードデビュー
66 《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
手数料計算のしくみ・1 当方(振込人)負担の場合
振込金額に応じた手数料を当方(振込人)が負担します。たとえば、当行の他支店に振り込む際、支払金額(請求金額)が 30,000 円の場合は、30,000 円に対しての手数料432 円を当方が全額負担します。
30,000円 振込依頼
当 方(振込人)
先 方
30,000円振込
手数料請求
引落金額(振込人が銀行に支払う金額)…30,000+432=30,432円
銀
行432円
432円手数料支払
手数料計算のしくみ・2 先方(受取人)負担の場合
先方に振り込む金額から、あらかじめ手数料が差し引かれます。先方負担手数料を決める計算方法は、「以上手数料加算型」(→ P.67)「未満手数料加算型」(→ P.67)「据置型」(→ P.68)の 3 種類から選択します。自動計算で差し引く手数料と、実際の振込金額に適用される手数料との間に差額が生じた場合、当方・先方のどちらが負担するかが、3 種類の計算方法によって異なります。支払金額(請求金額)が 30,000 円で、「据置型」の計算方法を選択した場合、以下の図のようになります。
30,000円 振込依頼
当 方(振込人)
先 方
29,568円振込
手数料請求
引落金額(振込人が銀行に支払う金額)…30,000-432+216=29,784円
銀
行216円
216円手数料支払
自動計算上の金額(432円)が差し引かれます。
先方は、30,000 円から自動計算上の金額 432 円(振込手数料分)が差し引かれた 29,568 円を受け取ります。当方は、実際の振込金額 29,568 円に対する手数料 216 円を負担します。
67《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
以下、当行本支店(出金口座のある支店とは異なる他の支店)に振り込む場合を例に、先方負担の手数料を決める3 種類の計算方法について説明します。
振込金額 振込手数料30,000 円以上 432 円30,000 円未満 216 円
以上手数料加算型
手数料の差額が生じる範囲が少ない計算方法です。振込手数料に差額が発生した場合、当方(振込人)が負担します。先方負担の手数料は、振込手数料設定の基準金額(30,000円)に振込金額 30,000円以上の手数料を加算した金額を元にして計算します。振込金額 30,000 円以上の手数料が 432 円の場合、先方負担の手数料は以下の通りになります。
• 支払金額が30,432円以上の手数料:432円
• 支払金額が30,432円未満の手数料:216円実際の振込手数料は、振込金額(支払金額から「自動計算上の金額」を差し引いた金額)が 30,000 円以上か未満かによって決定されます。
支払金額(請求金額)
(a)
自動計算上の金額(振込手数料)
(b)
振込金額(a)-(b)=(c)
振込金額にかかる実際の手数料金額
(d)
引落金額(c)+(d)=(e)
手数料差額(b)-(d)
30,432 432 30,000 432 30,432 030,431 216 30,215 432 30,647 - 21630,216 216 30,000 432 30,432 - 21630,215 216 29,999 216 30,215 030,000 216 29,784 216 30,000 0
支払金額 30,216 円~ 30,431 円の範囲で手数料の差額が発生します。
未満手数料加算型
手数料の差額が生じる範囲が少ない計算方法です。振込手数料に差額が発生した場合、先方(受取人)が負担します。先方負担の手数料は、振込手数料設定の基準金額(30,000 円)に振込金額 30,000 円未満の手数料を加算した金額を元にして計算します。振込金額 30,000 円未満の手数料が 216 円の場合、先方負担の手数料は以下の通りになります。
• 支払金額が30,216円以上の手数料:432円
• 支払金額が30,216円未満の手数料:216円実際の手数料金額は、振込金額(支払金額から「自動計算上の金額」を差し引いた金額)が 30,000 円以上か未満かによって決定されます。
支払金額(請求金額)
(a)
自動計算上の金額(振込手数料)
(b)
振込金額(a)-(b)=(c)
振込金額にかかる実際の手数料金額
(d)
引落金額(c)+(d)=(e)
手数料差額(b)-(d)
30,432 432 30,000 432 30,432 030,431 432 29,999 216 30,215 21630,216 432 29,784 216 30,000 21630,215 216 29,999 216 30,215 030,000 216 29,784 216 30,000 0
支払金額 30,216 円~ 30,431 円の範囲で手数料の差額が発生します。
68 《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
据置型
「以上手数料加算型」「未満手数料加算型」に比べ、振込手数料の差額が生じる範囲が大きい計算方法です。差額が発生した場合、先方(受取人)が負担します。振込手数料の基準金額(30,000 円)を元にして計算します。支払金額のみで手数料を決定するため、先方負担の手数料は以下の通りになります。
• 支払金額が30,000円以上の手数料:432円
• 支払金額が30,000円未満の手数料:216円実際の手数料金額は、振込金額(支払金額から「自動計算上の金額」を差し引いた金額)が 30,000 円以上か未満かによって決定されます。
支払金額(請求金額)
(a)
自動計算上の金額(振込手数料)
(b)
振込金額(a)-(b)=(c)
振込金額にかかる実際の手数料金額
(d)
引落金額(c)+(d)=(e)
手数料差額(b)-(d)
30,432 432 30,000 432 30,432 030,431 432 29,999 216 30,215 21630,216 432 29,784 216 30,000 21630,000 432 29,568 216 29,784 21629,999 216 29,783 216 29,999 0
支払金額 30,000 円~ 30,431 円の範囲で手数料の差額が発生します。
69《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
振込手数料設定(自動計算上の金額)画面の説明
口座情報事前設定 トップ画面(→ P.64)で【振込手数料設定】ボタンをクリックすると、「振込手数料(自動計算上の金額)」画面が表示されます。
「振込手数料(自動計算上の金額)」画面の見かたを説明します。
計算方法
最低支払金額
自動計算上の金額実際の手数料金額
項目 内容最低支払金額 手数料を先方(受取人)側で負担する「先方負担」にする際、先方負担の取扱にできる最低金額を設定します。
ここで設定した金額より小さい金額を振り込む場合、自動的に当方(振込人)側が手数料を負担する「当方負担」の取扱になります。
計算方式 手数料先方負担の際、支払金額から自動的に差し引く手数料の計算方法を、以下の 3 種類から選択します。なお、初期設定は「以上手数料加算型」です。• 以上手数料加算型(→P.67)• 未満手数料加算型(→P.67)• 据置型(→P.68)
実際の手数料金額 クリックすると、実際に引き落とされる手数料金額(税込)が表示されます。あらかじめ規定の手数料が設定されているため、通常は設定不要です。必要に応じて設定を変更します。
自動計算上の金額 Web21 の振込データ作成時に適用される手数料金額(税込)です。手数料を「先方負担」にした場合、ここで設定した手数料を支払金額から差し引いた金額が、振込金額になります。あらかじめ規定の手数料が設定されているため、通常は設定不要です。必要に応じて設定を変更します。
70 《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 3.振込手数料を設定する
「実際の手数料金額」を変更する
「振込手数料(自動計算上の金額)」画面(→ P.69)を表示し、次の操作を行います。
1.【実際の手数料金額】ボタンをクリックします。
2.手数料金額を変更します。1 「<実際の手数料金額>」欄の数字を任意に変更します(税込)。
2 【設定】ボタンをクリックします。
2
1
3.【OK】ボタンをクリックします。
操作完了
操作手順
「自動計算上の金額」と「実際の手数料金額」は、あらかじめ規定の手数料が設定されているため、通常は設定不要です。必要に応じて設定を変更する場合の操作について説明します。
「自動計算上の金額」を変更する
「振込手数料(自動計算上の金額)」画面(→ P.69)を表示し、次の操作を行います。
1.手数料金額を変更します。1 「<自動計算上の金額>」欄の数字を任意に変更します(税込)。
2 【設定】ボタンをクリックします。
2
1
2.【OK】ボタンをクリックします。
操作完了
71《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 4.利用できる口座を確認する
4.利用できる口座を確認する
お客さまが Web21 で利用できる口座(サービス利用口座として申し込まれた口座)を確認します。口座情報事前設定 トップ画面(→ P.64)で【ご利用口座一覧】ボタンをクリックすると、「ご利用口座一覧」画面が表示されます。利用できる口座を一覧で確認してください。
お知らせ• データ伝送サービス(総合振込、給与/賞与振込、個人地方税納付)および口座振替サービスのお申込がある場合、会社コード
(委託者コード)も表示されます。
• 「会社コード」とは、総合振込等のデータ伝送サービスで、データの処理方法を銀行側のシステムで特定するための10桁のコードです。サービス申込時に銀行側で割り当てているもので、振込依頼人コードともいいます(個人地方税納付、口座振替では、委託者コードといいます)。
• 「口座振替」欄に委託者コードが表示されていない口座は、当行で契約登録処理が完了していません。委託者コードが表示されると、該当口座にて口座振替を利用できるようになります。
• ご利用口座を変更/追加する場合は、当行お取引店宛に申込書のご提出が必要です。
利用可能利用可能利用可能
エキスパートスタンダードデビュー
72 《導入・事前設定編》
6章 利用する口座の設定・管理を行う
6 章利用する口座の設定・管理を行う/ 5.明細・マスタのソート順を設定する 6.「作成中」の金額未入力明細の出力方法を設定する
5.明細・マスタのソート順を設定する
データの明細や受取人マスタのソート順(並び順)を設定します。口座情報事前設定 トップ画面(→ P.64)で【ソート条件設定】ボタンをクリックすると、「ソート条件設定」画面が表示されます。ソート条件、昇順/降順をプルダウンで選択し、【設定】ボタンをクリックしてください。
<設定できるソート条件>●総合振込、振込・振替「受取人名カナ(略語を除く)」「受取人番号1」「受取人番号2」「銀行コード+支店コード」のいずれかで、「昇順」「降順」の選択が可能。
●給与/賞与振込「社員名カナ」「社員番号」「銀行コード+支店コード」のいずれかで、「昇順」「降順」の選択が可能。
●個人地方税納付「市町村コード」「市町村名カナ」のいずれかで、「昇順」「降順」の選択が可能。
●口座振替「請求先名カナ」「顧客番号」「支店コード」のいずれかで、「昇順」「降順」の選択が可能。
上記の設定でソート(並び替え)される項目は、以下の通りです。
■総合振込、給与/賞与振込、個人地方税納付、口座振替• 画面/帳票に表示されるデータの明細• 画面に表示される受取人マスタ• 銀行センターに送信されるデータの明細• ダウンロードされるデータの明細
■振込・振替• 画面に表示される受取人マスタ
お知らせ• 外部ファイル送信を行ったデータについては、ここでの設定にかかわらず、取込ファイルと同じソート順になります。
• 明細内の空白の項目は、0として扱われます(昇順の場合は上部、降順の場合は下部に表示されます)。
6.「作成中」の金額未入力明細の出力方法を設定する
状態が「作成中」のデータを出力する際に、金額未入力を出力するかどうかを設定します。口座情報事前設定 トップ画面(→ P.64)で【明細出力条件設定】ボタンをクリックすると、「明細出力条件設定」画面が表示されます。帳票・ダウンロードファイルに金額未入力の明細を出力するかどうかをクリックして選択し、【設定】ボタンをクリックしてください。
お知らせ• 状態が「作成中」以外のデータは、ここでの設定にかかわらず、金額未入力の明細は出力されません。
利用可能利用可能利用可能
エキスパートスタンダードデビュー
利用可能利用可能利用可能
エキスパートスタンダードデビュー